JPH04266433A - ヘミング加工用プレス型 - Google Patents
ヘミング加工用プレス型Info
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- JPH04266433A JPH04266433A JP4566491A JP4566491A JPH04266433A JP H04266433 A JPH04266433 A JP H04266433A JP 4566491 A JP4566491 A JP 4566491A JP 4566491 A JP4566491 A JP 4566491A JP H04266433 A JPH04266433 A JP H04266433A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bending
- bracket
- outer panel
- cam
- flange portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネルの外周部に形成
されるフランジ部をヘミング加工するプレス型に関し、
とくに予備曲げ角度の限界値を減少させることが可能な
ヘミング加工用プレス型に関する。
されるフランジ部をヘミング加工するプレス型に関し、
とくに予備曲げ角度の限界値を減少させることが可能な
ヘミング加工用プレス型に関する。
【0002】
【従来の技術】2つのプレス品のうち、片方のプレス品
のフランジを折曲げて相手方をはさみ込むことにより、
両者を固定させるヘミング加工は、たとえば自動車のボ
デーを製造する際に多く採用されている。ヘミング加工
は、一般にフランジ部を予備曲げした後、フランジ部を
180°まで曲げるようになっている。図7および図8
は、従来のヘミング加工の一例を示している。従来のヘ
ミング加工は、予備曲刃(プリ刃)による予備曲げ工程
と、上曲刃(ヘム刃)による本曲げ工程とからなってい
る。図7に示すように、下型1にセットされたアウタパ
ネル2のフランジ部2aが予備曲刃3によって内側に予
備曲げされる。予備曲げが終了すると、図8に示すよう
に、アウタパネル2のフランジ部2aが上曲刃4によっ
てさらに内側に本曲げされ、フランジ部2aとインナパ
ネル5の密着とにより、アウタパネル2とインナパネル
5とが一体化される。
のフランジを折曲げて相手方をはさみ込むことにより、
両者を固定させるヘミング加工は、たとえば自動車のボ
デーを製造する際に多く採用されている。ヘミング加工
は、一般にフランジ部を予備曲げした後、フランジ部を
180°まで曲げるようになっている。図7および図8
は、従来のヘミング加工の一例を示している。従来のヘ
ミング加工は、予備曲刃(プリ刃)による予備曲げ工程
と、上曲刃(ヘム刃)による本曲げ工程とからなってい
る。図7に示すように、下型1にセットされたアウタパ
ネル2のフランジ部2aが予備曲刃3によって内側に予
備曲げされる。予備曲げが終了すると、図8に示すよう
に、アウタパネル2のフランジ部2aが上曲刃4によっ
てさらに内側に本曲げされ、フランジ部2aとインナパ
ネル5の密着とにより、アウタパネル2とインナパネル
5とが一体化される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、予備曲刃と上曲刃とによるヘミング加工の場合
は、フランジ部の型との接触角に限界があり予備曲げ後
のアウタパネルのフランジ角θ1 が図9に示すように
限界値(たとえばθ1 ≦110°)よりも大きい場合
は、図10に示すようにフランジ部2aが逆曲りとなり
、不良品が発生してしまう。アウタパネル2のフランジ
部2aの形状は、製品形状(自動車の場合は、デザイン
面、パネル見切により形状が限定される)により決定さ
れるため、自由度がなく、フランジ部2aの接触角をヘ
ミング加工に有利に設定することが困難となっている。 したがって、フランジ部の型との接触角が限界値を越え
る場合は、プレス型を新たに追加してフランジ部の接触
角が限界値に入るように成形する必要があるが、プレス
型を追加することは加工工程が増加するとともに、投資
コストも増加する。また、プレス型によらず溶接工程の
治具でフランジ部の角度補正を行なうようにした技術(
実公平2−27929号公報)も存在するが、この場合
も工程増加となり、上述と同様の問題が生じる。
ように、予備曲刃と上曲刃とによるヘミング加工の場合
は、フランジ部の型との接触角に限界があり予備曲げ後
のアウタパネルのフランジ角θ1 が図9に示すように
限界値(たとえばθ1 ≦110°)よりも大きい場合
は、図10に示すようにフランジ部2aが逆曲りとなり
、不良品が発生してしまう。アウタパネル2のフランジ
部2aの形状は、製品形状(自動車の場合は、デザイン
面、パネル見切により形状が限定される)により決定さ
れるため、自由度がなく、フランジ部2aの接触角をヘ
ミング加工に有利に設定することが困難となっている。 したがって、フランジ部の型との接触角が限界値を越え
る場合は、プレス型を新たに追加してフランジ部の接触
角が限界値に入るように成形する必要があるが、プレス
型を追加することは加工工程が増加するとともに、投資
コストも増加する。また、プレス型によらず溶接工程の
治具でフランジ部の角度補正を行なうようにした技術(
実公平2−27929号公報)も存在するが、この場合
も工程増加となり、上述と同様の問題が生じる。
【0004】本発明は、上記の問題に着目し、パネルの
フランジ部における型との接触角が限界値を越えている
場合でも、新たにプレス型を追加することなく正常なヘ
ミング加工を行なうことが可能なヘミング加工用プレス
型を提供することを目的とする。
フランジ部における型との接触角が限界値を越えている
場合でも、新たにプレス型を追加することなく正常なヘ
ミング加工を行なうことが可能なヘミング加工用プレス
型を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明に
係るヘミング加工用プレス型は、アウタパネルとインナ
パネルとが重ねられた状態でセットされる下型と、前記
下型に対して昇降可能な上型と、前記下型に揺動可能に
支持され前記上型に設けられた第1のカムとの当接によ
り前記アウタパネル側に揺動する振込ブラケットと、前
記振込ブラケットに揺動可能に支持され前記上型に設け
られた第2のカムとの当接により前記アウタパネル側に
揺動するプリブラケットと、前記プリブラケットに揺動
可能に支持され前記上型に設けられた第3のカムとの当
接により前記アウタパネル側に揺動する予備曲げブラケ
ットと、前記予備曲げブラケットに取付けられ該予備曲
げブラケットと前記第3のカムとの当接により前記アウ
タパネルのフランジ部の内側に位置決めされる内刃と、
前記内刃に揺動可能に支持され前記振込ブラケット側と
の当接により内刃との協働によってアウタパネルのフラ
ンジ部を挾持し該フランジ部の第1の予備曲げを行なう
第1の予備曲刃と、前記プリブラケットに取付けられ該
プリブラケットと第2のカムとの当接により第1の予備
曲げされたアウタパネルのフランジ部の第2の予備曲げ
を行なう第2の予備曲刃と、を具備したものから成る。
係るヘミング加工用プレス型は、アウタパネルとインナ
パネルとが重ねられた状態でセットされる下型と、前記
下型に対して昇降可能な上型と、前記下型に揺動可能に
支持され前記上型に設けられた第1のカムとの当接によ
り前記アウタパネル側に揺動する振込ブラケットと、前
記振込ブラケットに揺動可能に支持され前記上型に設け
られた第2のカムとの当接により前記アウタパネル側に
揺動するプリブラケットと、前記プリブラケットに揺動
可能に支持され前記上型に設けられた第3のカムとの当
接により前記アウタパネル側に揺動する予備曲げブラケ
ットと、前記予備曲げブラケットに取付けられ該予備曲
げブラケットと前記第3のカムとの当接により前記アウ
タパネルのフランジ部の内側に位置決めされる内刃と、
前記内刃に揺動可能に支持され前記振込ブラケット側と
の当接により内刃との協働によってアウタパネルのフラ
ンジ部を挾持し該フランジ部の第1の予備曲げを行なう
第1の予備曲刃と、前記プリブラケットに取付けられ該
プリブラケットと第2のカムとの当接により第1の予備
曲げされたアウタパネルのフランジ部の第2の予備曲げ
を行なう第2の予備曲刃と、を具備したものから成る。
【0006】
【作用】このように構成されたヘミング加工用プレス型
においては、上型の下降に伴なう第1のカムとの当接に
より振込ブラケットはアウタパネル側に揺動される。つ
ぎに、振込ブラケットに支持されたプリブラケットは、
第2のカムとの当接によりアウタパネル側に揺動される
。プリブラケットの揺動が行なわれると、第3のカムと
の当接により予備曲げ用ブラケットがアウタパネルとの
当接により予備曲げ用ブラケットがアウタパネル側に揺
動される。この状態では、内刃がアウタパネルのフラン
ジ部の内側に位置決めされる。上型の下降がさらに進む
と、第2のカムとの当接によりプリブラケットはさらに
アウタパネル側に揺動し、プリブラケットは内刃に揺動
可能に支持された第1の予備曲刃と当接される。これに
よって、アウタパネルのフランジ部は、内刃と第1の予
備曲刃とに挾持された状態で内側に折曲げられ、第1の
予備曲げが行なわれる。
においては、上型の下降に伴なう第1のカムとの当接に
より振込ブラケットはアウタパネル側に揺動される。つ
ぎに、振込ブラケットに支持されたプリブラケットは、
第2のカムとの当接によりアウタパネル側に揺動される
。プリブラケットの揺動が行なわれると、第3のカムと
の当接により予備曲げ用ブラケットがアウタパネルとの
当接により予備曲げ用ブラケットがアウタパネル側に揺
動される。この状態では、内刃がアウタパネルのフラン
ジ部の内側に位置決めされる。上型の下降がさらに進む
と、第2のカムとの当接によりプリブラケットはさらに
アウタパネル側に揺動し、プリブラケットは内刃に揺動
可能に支持された第1の予備曲刃と当接される。これに
よって、アウタパネルのフランジ部は、内刃と第1の予
備曲刃とに挾持された状態で内側に折曲げられ、第1の
予備曲げが行なわれる。
【0007】第1の予備曲げが行なわれると、予備曲げ
ブラケットと第3のカムとの当接状態が解除され、内刃
と第1の予備曲刃とはフランジ部から後退する。内刃と
第1の予備曲刃が後退すると、上型の下降に伴いプリブ
ラケットと第2のカムとの当接により、プリブラケット
が再びブラケット側に揺動し、プリブラケットに取付け
られた第2の予備曲刃によって、第2の予備曲げが行な
われる。このように、フランジ部を内刃と第1の予備曲
刃とによって挾持した状態で第1の予備曲げを行なうよ
うにしたので、アウタパネルのフランジ部の型との接触
角が大きい場合でも、逆曲げを生じさせることなく第1
の予備曲げを行なうことが可能となる。したがって、第
2の予備曲げまたは本曲げでは接触角が十分小さくなり
、フランジ部が逆曲がりとなることは確実に回避される
。また、一つの型で、このようなフランジ部の逆曲がり
を確実に防止できるため、新たなプレス型の追加による
プレス工程の新設も不要となり、投資コストおよび加工
コストの大幅な低減も可能となる。
ブラケットと第3のカムとの当接状態が解除され、内刃
と第1の予備曲刃とはフランジ部から後退する。内刃と
第1の予備曲刃が後退すると、上型の下降に伴いプリブ
ラケットと第2のカムとの当接により、プリブラケット
が再びブラケット側に揺動し、プリブラケットに取付け
られた第2の予備曲刃によって、第2の予備曲げが行な
われる。このように、フランジ部を内刃と第1の予備曲
刃とによって挾持した状態で第1の予備曲げを行なうよ
うにしたので、アウタパネルのフランジ部の型との接触
角が大きい場合でも、逆曲げを生じさせることなく第1
の予備曲げを行なうことが可能となる。したがって、第
2の予備曲げまたは本曲げでは接触角が十分小さくなり
、フランジ部が逆曲がりとなることは確実に回避される
。また、一つの型で、このようなフランジ部の逆曲がり
を確実に防止できるため、新たなプレス型の追加による
プレス工程の新設も不要となり、投資コストおよび加工
コストの大幅な低減も可能となる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明に係るヘミング加工用プレス
型の望ましい実施例を、図面を参照して説明する。図1
ないし図6は、本発明の一実施例を示している。図中、
23は下型を示しており、下型23には、アウタパネル
21とインナパネル22とがセットされている。インナ
パネル22は、アウタパネル21の上面に載せられてい
る。アウタパネル21の外周部には、垂直に折曲げられ
たフランジ部21aが形成されている。下型23の上方
には上型46(図6参照)が位置しており、上型46は
図示されないプレス機械のラムに取付けられている。
型の望ましい実施例を、図面を参照して説明する。図1
ないし図6は、本発明の一実施例を示している。図中、
23は下型を示しており、下型23には、アウタパネル
21とインナパネル22とがセットされている。インナ
パネル22は、アウタパネル21の上面に載せられてい
る。アウタパネル21の外周部には、垂直に折曲げられ
たフランジ部21aが形成されている。下型23の上方
には上型46(図6参照)が位置しており、上型46は
図示されないプレス機械のラムに取付けられている。
【0009】下型23には、支点ピン26を介して振込
ブラケット24が揺動自在に支持されている。振込ブラ
ケット24は、上方に延びる板状の部材から構成され、
その中央部には、ピン27を介してローラ45が回転自
在に設けられている。振込ブラケット24のアウタパネ
ル21側への揺動量は、下型23に設けられたストッパ
25によって制限されている。振込ブラケット24のロ
ーラ45は、上型46に固定されるカムドライバ41に
設けられた第1のカム42と当接可能となっており、第
1のカム42とローラ45との当接時には、振込ブラケ
ット24はアウタパネル21側に揺動するようになって
いる。
ブラケット24が揺動自在に支持されている。振込ブラ
ケット24は、上方に延びる板状の部材から構成され、
その中央部には、ピン27を介してローラ45が回転自
在に設けられている。振込ブラケット24のアウタパネ
ル21側への揺動量は、下型23に設けられたストッパ
25によって制限されている。振込ブラケット24のロ
ーラ45は、上型46に固定されるカムドライバ41に
設けられた第1のカム42と当接可能となっており、第
1のカム42とローラ45との当接時には、振込ブラケ
ット24はアウタパネル21側に揺動するようになって
いる。
【0010】振込ブラケット24の中央部には、ピン2
7を介してプリブラケット38が揺動可能に支持されて
いる。ピン27は、上述のローラ45との回転中心とを
共用したものである。プリブラケット38の上端部には
、ピン40を介してローラ39が回転自在に設けられて
いる。プリブラケット38の一端には、第2の予備曲刃
(プリ刃)37が取付けられている。プリブラケット3
8のローラ39は、カムドライバ41に設けられた第2
のカム43と当接可能となっている。第2のカム43に
は、カム部43a、43bが形成されている。ローラ3
9とカム部43aとの当接には、第2の予備曲刃37は
、後述する第1の予備曲刃29と当接するようになって
いる。ローラ39とカム部43bとの当接時には、第2
の予備曲刃37によってフランジ部21aの第2の予備
曲げが行なわれれるようになっている。
7を介してプリブラケット38が揺動可能に支持されて
いる。ピン27は、上述のローラ45との回転中心とを
共用したものである。プリブラケット38の上端部には
、ピン40を介してローラ39が回転自在に設けられて
いる。プリブラケット38の一端には、第2の予備曲刃
(プリ刃)37が取付けられている。プリブラケット3
8のローラ39は、カムドライバ41に設けられた第2
のカム43と当接可能となっている。第2のカム43に
は、カム部43a、43bが形成されている。ローラ3
9とカム部43aとの当接には、第2の予備曲刃37は
、後述する第1の予備曲刃29と当接するようになって
いる。ローラ39とカム部43bとの当接時には、第2
の予備曲刃37によってフランジ部21aの第2の予備
曲げが行なわれれるようになっている。
【0011】振込ブラケット24の上端部には、支点ピ
ン51を介して予備曲げブラケット32が揺動可能に支
持されている。予備曲げブラケット32の上端部には、
連結ピン31を介してローラ用ブラケット33が取付け
られている。ローラ用ブラケット33には、ピン34を
介してローラ35が回転自在に設けられている。予備曲
げブラケット32の一端には、第1の予備曲を行なうた
めの内刃28が取付けられている。予備曲げブラケット
32のローラ35は、カムドライバ41に設けられた第
3のカム44と当接可能となっている。ローラ35と第
3のカム44との当接時には、内刃28は、アウタパネ
ル21のフランジ部21aの内側に位置するようになっ
ている。
ン51を介して予備曲げブラケット32が揺動可能に支
持されている。予備曲げブラケット32の上端部には、
連結ピン31を介してローラ用ブラケット33が取付け
られている。ローラ用ブラケット33には、ピン34を
介してローラ35が回転自在に設けられている。予備曲
げブラケット32の一端には、第1の予備曲を行なうた
めの内刃28が取付けられている。予備曲げブラケット
32のローラ35は、カムドライバ41に設けられた第
3のカム44と当接可能となっている。ローラ35と第
3のカム44との当接時には、内刃28は、アウタパネ
ル21のフランジ部21aの内側に位置するようになっ
ている。
【0012】内刃28の中央部には、支点ピン30を介
して第1の予備曲刃29が揺動可能に支持されている。 第1の予備曲刃29の一方と内刃28の一方との間には
、引張ばね52が介装されている。第1の予備曲刃29
と内刃28は、アウタパネル21のフランジ部21aを
挾持する機能を有している。第1の予備曲刃29と内刃
28の挾持部分は、通常は引張ばね52の付勢力によっ
て引離されている。第1の予備曲刃29は、プリブラケ
ット38のローラ39が第2のカム43のカム部43a
に当接した際に、第2の予備曲刃37と当接するように
なっている。この状態では、アウタパネル21のフラン
ジ部21aは、内刃28と第1の予備曲刃29とによっ
て挾持され、内側に折曲げられる。
して第1の予備曲刃29が揺動可能に支持されている。 第1の予備曲刃29の一方と内刃28の一方との間には
、引張ばね52が介装されている。第1の予備曲刃29
と内刃28は、アウタパネル21のフランジ部21aを
挾持する機能を有している。第1の予備曲刃29と内刃
28の挾持部分は、通常は引張ばね52の付勢力によっ
て引離されている。第1の予備曲刃29は、プリブラケ
ット38のローラ39が第2のカム43のカム部43a
に当接した際に、第2の予備曲刃37と当接するように
なっている。この状態では、アウタパネル21のフラン
ジ部21aは、内刃28と第1の予備曲刃29とによっ
て挾持され、内側に折曲げられる。
【0013】つぎに、上記のヘミング加工用プレス型に
おける作用について説明する。図1から図6は、ヘミン
グ加工におけるプレス型の動きを順序にしたがって説明
したものである。図1は上型46が上死点にある状態を
示している。この状態では振込ブラケット24はアウタ
パネル21から大きく逃げており、この状態で下型23
にアウタパネル21とインナパネル22とがセットされ
る。アウタパネル21とインナパネル22が下型23に
セットされると、上型46が下降を開始し、振込ブラケ
ット24のローラ45に第1のカム42が当接される。 これによって、図2に示すように、振込ブラケット24
は矢印A方向に揺動し、これに伴って、プリブラケット
28および予備曲げブラケット32も同方向に揺動され
る。
おける作用について説明する。図1から図6は、ヘミン
グ加工におけるプレス型の動きを順序にしたがって説明
したものである。図1は上型46が上死点にある状態を
示している。この状態では振込ブラケット24はアウタ
パネル21から大きく逃げており、この状態で下型23
にアウタパネル21とインナパネル22とがセットされ
る。アウタパネル21とインナパネル22が下型23に
セットされると、上型46が下降を開始し、振込ブラケ
ット24のローラ45に第1のカム42が当接される。 これによって、図2に示すように、振込ブラケット24
は矢印A方向に揺動し、これに伴って、プリブラケット
28および予備曲げブラケット32も同方向に揺動され
る。
【0014】上型46の下降量が大きくなると、予備曲
げブラケット32側のローラ35と第3のカム44とが
当接し、予備曲げブラケット32は図3に示すように、
矢印B方向に揺動される。この状態では、内刃28がア
ウタパネル21のフランジ部21aの内側に位置決めさ
れる。なお、この状態では、第1の予備曲刃29と内刃
28の挾持部分は、引張ばね47の付勢力によって引離
されている。
げブラケット32側のローラ35と第3のカム44とが
当接し、予備曲げブラケット32は図3に示すように、
矢印B方向に揺動される。この状態では、内刃28がア
ウタパネル21のフランジ部21aの内側に位置決めさ
れる。なお、この状態では、第1の予備曲刃29と内刃
28の挾持部分は、引張ばね47の付勢力によって引離
されている。
【0015】さらに、上型46の下降が進むと、プリブ
ラケット28のローラ39に第2のカム43のカム部4
3aが当接し、プリブラケット38は図4に示すように
矢印C1 方向に揺動される。この状態では、プリブラ
ケット38に取付けられた第2の予備曲刃37が矢印C
2 方向に移動して第1の予備曲刃29と当接し、第1
の予備曲刃29の挾持部分は内刃28の方向に押圧され
る。 第1の予備曲刃29が押圧されると、アウタパネル21
のフランジ部21aが内刃28と第1の予備曲刃29の
協働によって挾持され、この挾持された状態でフランジ
部21aの内側への折曲げが行なわれる。すなわち、第
1の予備曲げは、フランジ部21aが内刃28と第1の
予備曲刃29とによって挾持された状態で行なわれる。 そのため、フランジ部21aの型との接触角が限界値を
越えている場合でも、フランジ部21aの逆曲げは解消
される。
ラケット28のローラ39に第2のカム43のカム部4
3aが当接し、プリブラケット38は図4に示すように
矢印C1 方向に揺動される。この状態では、プリブラ
ケット38に取付けられた第2の予備曲刃37が矢印C
2 方向に移動して第1の予備曲刃29と当接し、第1
の予備曲刃29の挾持部分は内刃28の方向に押圧され
る。 第1の予備曲刃29が押圧されると、アウタパネル21
のフランジ部21aが内刃28と第1の予備曲刃29の
協働によって挾持され、この挾持された状態でフランジ
部21aの内側への折曲げが行なわれる。すなわち、第
1の予備曲げは、フランジ部21aが内刃28と第1の
予備曲刃29とによって挾持された状態で行なわれる。 そのため、フランジ部21aの型との接触角が限界値を
越えている場合でも、フランジ部21aの逆曲げは解消
される。
【0016】従来のヘミング加工においては、フランジ
部の型との接触角が90°以上である場合は、座屈現象
により曲げ稜線(フランジ部のつけ根の曲げ形状)が著
しく丸味を帯びるが、本実施例のように、フランジ部2
1aを強制的に挾持した状態で折曲げを行なうことによ
り、曲げ稜線を線形状として十分に出すことが可能とな
る。
部の型との接触角が90°以上である場合は、座屈現象
により曲げ稜線(フランジ部のつけ根の曲げ形状)が著
しく丸味を帯びるが、本実施例のように、フランジ部2
1aを強制的に挾持した状態で折曲げを行なうことによ
り、曲げ稜線を線形状として十分に出すことが可能とな
る。
【0017】第1の予備曲げが終了すると、上型46の
下降に伴って予備曲げブラケット32側のローラ35と
第3のカム44との当接が解除され、内刃28および第
1の予備曲刃29は、図5に示すように矢印D2 方向
に後退する。これと同時に、プリブラケット38のロー
ラ39と第2のカム部43bとの当接により、プリブラ
ケット38に取付けられた第2の予備曲刃37は、矢印
D1 方向に揺動される。これにより、第1の予備曲げ
されたアウタパネル21のフランジ部21aは、第2の
予備曲刃37によって第2の予備曲げが行なわれる。こ
の場合、フランジ部21aは第1の予備曲げによってそ
の接触角は十分に小さくなっているので、第2の予備曲
げによるフランジ部21aの逆曲げは確実に防止される
。
下降に伴って予備曲げブラケット32側のローラ35と
第3のカム44との当接が解除され、内刃28および第
1の予備曲刃29は、図5に示すように矢印D2 方向
に後退する。これと同時に、プリブラケット38のロー
ラ39と第2のカム部43bとの当接により、プリブラ
ケット38に取付けられた第2の予備曲刃37は、矢印
D1 方向に揺動される。これにより、第1の予備曲げ
されたアウタパネル21のフランジ部21aは、第2の
予備曲刃37によって第2の予備曲げが行なわれる。こ
の場合、フランジ部21aは第1の予備曲げによってそ
の接触角は十分に小さくなっているので、第2の予備曲
げによるフランジ部21aの逆曲げは確実に防止される
。
【0018】第2の予備曲げが終了すると、図6に示す
ように、プリブラケット28のローラ39と第2のカム
43のカム部43bとの当接が解除され、第2の予備曲
刃37は矢印E1 方向に移動される。これと同時に、
上型46に取付けられた上曲刃(ヘム刃)47が上型4
6の下降に伴って矢印E2 方向に下降し、第2の予備
曲げされたアウタパネル21のフランジ部21aは、上
曲刃47によって本曲げされる。この状態では、インナ
パネル22の外周部がフランジ部21aによって折込ま
れ、アウタパネル21とインナパネル22は一体化され
る。
ように、プリブラケット28のローラ39と第2のカム
43のカム部43bとの当接が解除され、第2の予備曲
刃37は矢印E1 方向に移動される。これと同時に、
上型46に取付けられた上曲刃(ヘム刃)47が上型4
6の下降に伴って矢印E2 方向に下降し、第2の予備
曲げされたアウタパネル21のフランジ部21aは、上
曲刃47によって本曲げされる。この状態では、インナ
パネル22の外周部がフランジ部21aによって折込ま
れ、アウタパネル21とインナパネル22は一体化され
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るヘミ
ング加工用プレス型によるときは、アウタパネルのフラ
ンジ部を内刃と第1の予備曲刃とで挾持した状態で第1
の予備曲げを行なうようにしたので、フランジ部の型と
の接触角が限界値を越えている場合でも、逆曲げを生じ
させることなく第1の予備曲げを行なうことができる。 そのため、第2の予備曲げまたは本曲げにおいては、フ
ランジ部の型との接触角を十分に小さくした状態で加工
を行なうことができ、当初の接触角が大であっても逆曲
げを確実に防止することができる。また、フランジ部の
型との接触角を十分に小さくするための新たなプレス型
も不要となるので、加工工程の新設も不要となり、加工
工程の増加および投資コストを大幅に低減することがで
きる。さらに、フランジ部を内刃と第1の予備曲刃とに
よって挾持した状態で第1の予備曲げを行なうため、接
触角が大きい場合でもフランジ部の曲げ稜線を十分に出
すことが可能となり、品質面での向上がはかれる。
ング加工用プレス型によるときは、アウタパネルのフラ
ンジ部を内刃と第1の予備曲刃とで挾持した状態で第1
の予備曲げを行なうようにしたので、フランジ部の型と
の接触角が限界値を越えている場合でも、逆曲げを生じ
させることなく第1の予備曲げを行なうことができる。 そのため、第2の予備曲げまたは本曲げにおいては、フ
ランジ部の型との接触角を十分に小さくした状態で加工
を行なうことができ、当初の接触角が大であっても逆曲
げを確実に防止することができる。また、フランジ部の
型との接触角を十分に小さくするための新たなプレス型
も不要となるので、加工工程の新設も不要となり、加工
工程の増加および投資コストを大幅に低減することがで
きる。さらに、フランジ部を内刃と第1の予備曲刃とに
よって挾持した状態で第1の予備曲げを行なうため、接
触角が大きい場合でもフランジ部の曲げ稜線を十分に出
すことが可能となり、品質面での向上がはかれる。
【図1】本発明の一実施例に係るヘミング加工用プレス
型における上型の上昇時の要部側面図である。
型における上型の上昇時の要部側面図である。
【図2】図1の装置における振込ブラケットの揺動状態
を示す要部側面図である。
を示す要部側面図である。
【図3】図1の装置における予備曲げブラケットの揺動
状態を示す要部側面図である。
状態を示す要部側面図である。
【図4】図1の装置における第1の予備曲げ状態を示す
要部側面図である。
要部側面図である。
【図5】図1の装置における第2の予備曲げ状態を示す
要部側面図である。
要部側面図である。
【図6】図1の装置における本曲げ状態を示す要部側面
図である。
図である。
【図7】従来のヘミング加工における予備曲げ状態を示
す要部断面図である。
す要部断面図である。
【図8】従来のヘミング加工における本曲げ状態を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図9】従来のヘミング加工におけるフランジ部の型と
の接触角の限界を示す断面図である。
の接触角の限界を示す断面図である。
【図10】従来のヘミング加工における逆曲げ状態を示
す断面図である。
す断面図である。
21 アウタパネル
21a フランジ部
22 インナパネル
23 下型
24 振込ブラケット
28 内刃
29 第1の予備曲刃
32 予備曲げブラケット
37 第2の予備曲刃
38 プリブラケット
42 第1のカム
43 第2のカム
44 第3のカム
46 上型
47 上曲刃
Claims (1)
- 【請求項1】 アウタパネルとインナパネルとが重ね
られた状態でセットされる下型と、前記下型に対して昇
降可能な上型と、前記下型に揺動可能に支持され前記上
型に設けられた第1のカムとの当接により前記アウタパ
ネル側に揺動する振込ブラケットと、前記振込ブラケッ
トに揺動可能に支持され前記上型に設けられた第2のカ
ムとの当接により前記アウタパネル側に揺動するプリブ
ラケットと、前記プリブラケットに揺動可能に支持され
前記上型に設けられた第3のカムとの当接により前記ア
ウタパネル側に揺動する予備曲げブラケットと、前記予
備曲げブラケットに取付けられ該予備曲げブラケットと
前記第3のカムとの当接により前記アウタパネルのフラ
ンジ部の内側に位置決めされる内刃と、前記内刃に揺動
可能に支持され前記振込ブラケット側との当接により内
刃との協働によってアウタパネルのフランジ部を挾持し
該フランジ部の第1の予備曲げを行なう第1の予備曲刃
と、前記プリブラケットに取付けられ該プリブラケット
と第2のカムとの当接により第1の予備曲げされたアウ
タパネルのフランジ部の第2の予備曲げを行なう第2の
予備曲刃と、を具備したことを特徴とするヘミング加工
用プレス型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4566491A JPH04266433A (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | ヘミング加工用プレス型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4566491A JPH04266433A (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | ヘミング加工用プレス型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04266433A true JPH04266433A (ja) | 1992-09-22 |
Family
ID=12725655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4566491A Pending JPH04266433A (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | ヘミング加工用プレス型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04266433A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100313722B1 (ko) * | 1999-05-28 | 2001-11-26 | 김경성 | 헤밍장치 |
| US7204118B2 (en) | 2004-08-19 | 2007-04-17 | Valiant Corporation | Hemming tool die assembly |
| JP2012163287A (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-30 | Shin Fuji Kucho:Kk | 曲管製造装置 |
| WO2016087572A1 (de) * | 2014-12-04 | 2016-06-09 | Kuka Systems Gmbh | Falzwerkzeug, falzverfahren und falzeinrichtung |
| CN106424268A (zh) * | 2016-10-18 | 2017-02-22 | 爱孚迪(上海)制造系统工程有限公司 | 新型预折边系统 |
| WO2018000677A1 (zh) * | 2016-06-30 | 2018-01-04 | 江苏亚威机床股份有限公司 | 一种金属板料折边机折边机构 |
-
1991
- 1991-02-20 JP JP4566491A patent/JPH04266433A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2016087572A1 (de) * | 2014-12-04 | 2016-06-09 | Kuka Systems Gmbh | Falzwerkzeug, falzverfahren und falzeinrichtung |
| CN107000016A (zh) * | 2014-12-04 | 2017-08-01 | 库卡系统有限责任公司 | 折叠工具、折叠方法和折叠装置 |
| US10596616B2 (en) | 2014-12-04 | 2020-03-24 | Kuka Systems Gmbh | Folding tool, folding method and folding device |
| CN107000016B (zh) * | 2014-12-04 | 2020-10-30 | 库卡系统有限责任公司 | 折叠工具、折叠方法和折叠装置 |
| WO2018000677A1 (zh) * | 2016-06-30 | 2018-01-04 | 江苏亚威机床股份有限公司 | 一种金属板料折边机折边机构 |
| CN106424268A (zh) * | 2016-10-18 | 2017-02-22 | 爱孚迪(上海)制造系统工程有限公司 | 新型预折边系统 |
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