JPH04269824A - 縦型熱処理装置 - Google Patents

縦型熱処理装置

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JPH04269824A
JPH04269824A JP3103693A JP10369391A JPH04269824A JP H04269824 A JPH04269824 A JP H04269824A JP 3103693 A JP3103693 A JP 3103693A JP 10369391 A JP10369391 A JP 10369391A JP H04269824 A JPH04269824 A JP H04269824A
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gas
clean gas
exhaust
clean
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Kazunari Sakata
一成 坂田
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    • C30B31/06Diffusion or doping processes for single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure; Apparatus therefor by contacting with diffusion material in the gaseous state
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縦型熱処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体デバイスの製造工程にお
ける熱拡散工程や成膜工程にて使用される熱処理装置と
して、無塵化及び省スペース化等を図ることができる縦
型熱処理装置が用いられている。このような縦型熱処理
装置にあってあは、円筒状に形成された石英からなる反
応管を囲んで設けられたヒーター及び断熱材等からなる
熱処理炉がほぼ矩形状の筐体内上部に垂直に設けられて
いる。この筐体内の熱処理炉の下部には、被処理体であ
る多数の半導体ウエハを載置したウエハボートを待機さ
せる待機空間が設けられており、このウエハボートをボ
ートエレベータのごとき昇降手段により熱処理炉内へ搬
出入し得るようになっている。そして、熱処理炉口から
排出される炉内に残留した処理ガスと高温気体を排出す
るための排気機構が設けられている。このような構成の
ため、熱処理炉をほぼ水平に設けた横型熱処理装置に比
較して、上記縦型熱処理装置は設置スペースを削減して
、省スペースを図ることができるのみならず、反応管と
非接触で熱処理炉内へウエハボートをロード及びアンロ
ードすることができることから、無塵化を図ることがで
きる。そして、上記縦型熱処理装置にあっては、更に無
塵化を図るために、塵埃除去用フィルタを介して清浄気
体を待機空間に通過させ、ここで待機している半導体ウ
エハに塵埃が付着することを防止するようになされた構
成のものもある。そして、この待機空間を通過した気体
は、装置をメンテナンスするために設けられクリーンル
ームと分離されたメンテナンスルームへ排出されていた
【0003】
【発明が解決しようとする課題】半導体デバイスの一層
の高微細化、高集積化及び量産化の要求が日々増大して
いる今日において、上記した従来装置のように一度熱処
理装置内に取り込んだ清浄気体をメンテナンスルームへ
放出するようにした構成では、メンテナンスルームのク
リーン度を高く維持しないと、メンテナンスルームの塵
埃がわずかでも、半導体ウエハを処理、保管、移動する
クリーンルーム側に装置内を漏洩して入り込み、熱処理
装置内から排出されたパーティクルが半導体ウエハに付
着し、歩留まりを低下させるという問題があった。特に
、微細化が進み半導体パターンの最小幅寸法が1.0μ
mから0.5μmへ移りつつある現状を考慮すると上記
した問題点の解決が一層望まれている。また、熱処理時
においては、種々の有害ガス、例えばフォスフィン(P
H3 )、砒素(As)等が処理ガスとして使用されて
いるが、従来にあってはこれらのガスの使用量も比較的
少なく、装置内に残留する有害ガスも極めて少ないこと
から熱処理炉口に設けられた排気機構により十分な排気
を行うことができたので、待機空間を通過させた清浄気
体をそのままメンテナンスルームへ排出しても問題は生
じなかった。しかしながら、半導体ウエハのサイズが大
型化し、例えば5インチ、6インチから8インチサイズ
に移行するに従い、ガスの使用量も大幅に増加し、上記
排気機構だけでは十分な排気を行うことができず、クリ
ーンルームにて操作するオペレータに対する安全性も無
視し得ないものとなってきた。特に、半導体ウエハへ導
入する不純物、例えばPやAs等の注入操作は、イオン
注入装置等でも従来より行なわれていたが、トータルコ
スト、製造効率及びイオン注入後のアニールにともなう
熱拡散に起因する微細化の困難性等の観点より問題点が
あるため、このような不純物導入プロセスも近時技術発
展の著しい縦型熱処理装置により成膜処理と同時に行な
われる傾向にあり、前述したごとき問題点の解決が強く
望まれている。また、最近リンドーピングを行なう場合
に、処理ガスとして非常に腐食性の高いオキシ塩化リン
(POCl3)を使用し、これを酸素ガスまたは窒素ガ
ス等のキャリアガスによって炉内へ導入して、900℃
程度で熱処理することが行なわれている。熱処理完了時
には、不活性ガスを炉内へ導入し、これを排出する操作
を数度繰り返し行い、その後、ウエハボートを炉からア
ンロードし、処理済みの半導体ウエハの温度が200℃
位に低下するまで装置内にてこれを待機させている。 この場合、炉内雰囲気中のPOCl3をほぼ排除したと
はいえ、処理済みの半導体ウエハの表面からも未反応の
POCl3等が放出されており、このPOCl3が雰囲
気中に含まれる水分或いは酸素と反応して五酸化リン(
P2O5)を主とした反応生成物が発生する。この五酸
化リンを主とした反応生成物は生成状態により液状及び
固形状であり、特に、液状のものは非常に腐食性が強く
、耐腐食性の大きいステンレススチール等も容易に溶解
してしまい、装置内の各種部品及び周辺機器を腐食させ
てしまうという問題があった。そして、これを放置する
と腐食により発生した微細なさびがパーティクルとなっ
て浮遊し、半導体デバイスの歩留まり低下の原因にもな
っていた。本発明は、以上のような問題点に着目し、こ
れを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の
目的は、熱処理装置の待機空間雰囲気の清浄度を維持し
、さらにメンテナンスルームの雰囲気の清浄度を劣化さ
せることなく、クリーンルーム側の雰囲気清浄度を維持
すると共に、腐食に起因するパーティクルの発生を抑制
し、以て、被処理体の歩留まりを向上させることができ
ると共に、熱処理装置にて使用した残留有害ガスに起因
する安全性の低下を防止できる縦型熱処理装置を提供す
るにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、前面に被処理体を搬出入するための開
口部を有すと共に、開閉自在になされた筐体と、該筐体
内に設けられ、前記被処理体を熱処理するための熱処理
炉と、該熱処理炉の下方に設けられ、上記熱処理炉内と
の間で搬出入される前記被処理体を待機させるための待
機空間を有す縦型熱処理装置において、前記待機空間に
流すための清浄気体を導入するための清浄気体導入口と
、前記待機空間を通過した清浄気体を前記筐体の外へ排
出するための排気口と、前記待機空間を通過した清浄気
体を集めて前記排気口へ供給するための清浄気体排気通
路とを備え、前記排気口から排出される気体を、所定の
排気処理系へ供給するようにしたものである。
【0005】
【作用】本発明は、以上のように構成したので、清浄気
体(空気)は、清浄気体導入口から熱処理装置内へ取り
込まれ、待機空間に待機されている被処理体としての半
導体ウエハのパーティクル排除のためにサイドフローが
施される。ここを通過した清浄気体は、一ヶ所に集めら
れて清浄気体排気通路を通って排気口から筐体外へ排出
され、その後、ダクト等を介して工場の排気処理系へと
排出される。このように、待機空間を通過した清浄気体
を上記排気処理系へ搬送することにより、パーティクル
および有害ガスを含む可能性のある気体はメンテナンス
ルームへは排出されないので、半導体ウエハの歩留まり
を向上できるのみならず、有害ガスの人体への影響を阻
止できる。また、腐食性の高いガスが装置内に滞ること
を防止できるので、歩留り低下の原因となる装置類の腐
食を阻止できる。
【0006】
【実施例】以下に、本発明に係る縦型熱処理装置の一実
施例を添付図面に基づいて詳述する。図1、図2及び図
3に示す如く、この縦型熱処理装置1は、例えばステン
レススチール等によりほぼ矩形状に形成された筐体2を
有しており、その幅Wは、例えば950mm程度、奥行
Dは、例えば900mm程度、高さHは、例えば280
0mm程度に構成されている。上記筐体2内の上部には
、石英等により円筒状に形成された反応管3が設けられ
、この反応管3を囲む加熱ヒーター4及び断熱材等から
なる熱処理炉5がほぼ垂直に設けられていると共に、こ
の熱処理炉5の下端部は、装置内のほぼ中央部にてステ
ンレススチール等よりなるベースプレート6により支持
固定されている。そして、上記ベースプレート6の下部
には、熱処理炉口から排出される炉内に残留した処理ガ
スと高温気体を排出するための、例えばステンレススチ
ール等により箱状に形成されたスカベンジャ7が設けら
れると共に、このスカベンジャ7の一側面部には、天井
部8へ延在された熱排気ダクト9が接続されている。 上記スカベンジャ7及びベースプレート6のほぼ中央に
は、この下方に位置される石英等よりなるウエハボート
10を上記熱処理炉5内へ搬出入させるための貫通孔1
1が形成されている。
【0007】そして、上記スカベンジャ7の下方には、
上記熱処理炉5内との間で搬出入される被処理体として
の、例えば半導体ウエハ12を待機させるための待機空
間13が形成されている。この待機空間13においては
、石英等からなる保温筒14上に載置された上記ウエハ
ボート10が設けられており、このウエハボート10内
に所定のピッチでもって多数の上記半導体ウエハ12が
積層されている。上記保温筒14は、図示しない駆動手
段により回転自在になされたターンテーブル15上に固
定されると共に、このターンテーブル15の下部には、
上記熱処理炉5の貫通孔11を密閉する円盤状のキャッ
プ部16が設けられている。上記保温筒14、ターンテ
ーブル15、キャップ部16等は一体的に形成されてお
り、この全体は、熱処理装置1の下部の一側に設けたボ
ートエレベータ17の2本のアーム部18に取り付けら
れている。このボートエレベータ17は、上下方向に延
在され、図示しないステッピングモータ等により回転駆
動されるガイド軸19を有しており、このガイド軸19
を回転させてボールネジ内蔵のアーム18を昇降させる
ことにより、上記ウエハボート10等を一体的に昇降す
るように構成されている。一方、上記ボートエレベータ
17の下部の後壁、すなわち熱処理装置1の正面より見
て、右下の奥の筐体後壁に、前記待機空間に流すための
清浄気体を導入するための清浄気体導入口20が設けら
れると共に、この導入口20には装置内へ清浄気体を強
制的に送り込むための気体供給手段、例えば送風ファン
21が取り付けられている。この送風ファン21の近傍
には、供給気体の流量を調整するための流量調整用ダン
パ(図示せず)が設けられている。そして、上記導入さ
れた清浄気体を筐体2の底部の他側へ送るために、装置
内の下部には、筐体底板21より所定間隔だけ離間させ
て、例えば鉄板等よりなる底部区画壁22が設けられて
おり、この底部区画壁22と上記筐体底板21との間に
送風通路23を形成している。特に、本実施例において
は、待機空間13を通過した清浄気体がボートエレベー
タ17の位置する空間を経て上記送付通路23に循環し
て流入することを防止するために底部区画壁22をボー
トエレベータ17の位置する筐体側壁まで延在させ、ボ
ートエレベータ17側の空間と送風通路23との間を遮
断することが望ましい。そして、筐体2の正面より見て
左側の底部には、送られてきた上記清浄気体を上方へ吹
き上げるための、例えば1基のファンユニット24が取
り付けられている。そして、このファンユニット24の
上方には、前記待機空間13へ臨ませてパンチングメタ
ル29が設けられると共に、このメタル29に、例えば
HEPA(High  Efficiency  Pa
rticulate  Air)フィルタ等よりなる塵
埃除去用フィルタ25が設けられており、このフィルタ
25よりほぼ水平方向に流れる清浄気体流を上記待機空
間13に形成しうるようになっている。上記フィルタ2
5の幅は、上記ウエハボート10の幅と同じ位に設定さ
れており、また、上記パンチングメタル29のパンチは
、上記フィルタ25が取り付けられる部分のみに形成さ
れている。
【0008】一方、上記フィルタ25の対向面には、前
記ボートエレベータ17を覆うための、例えばステンレ
ススチール等よりなるエレベータカバー30が設けられ
ている。このエレベータ30には、上記ボートエレベー
タ17の2本のアーム部18を挿通するための2つの間
隙32が筐体2の上下方向に沿って形成されている。そ
して、このエレベータカバー30及びこの上方には、上
記待機空間を通過した清浄気体を集めてこれを上記天井
部8の方へ案内するための清浄気体排気通路31が形成
されている。具体的には、図4に示す如くこの清浄気体
排気通路31は、上記エレベータカバー30のほぼ中央
部の待機空間13側に、例えばステンレススチール等よ
りなる断面ほぼU字状の溝状部材26を上下方向に沿っ
て取り付けることにより区画形成される排出路27をふ
くんでいる。そして、この溝状部材には、上下方向に沿
って延在される2本の導入口28が形成されており、上
記待機空間13を流れた清浄気体を、この導入口28か
ら排出路27内に取り込むようになっており、清浄化気
体流がボートエレベータ17の機構部へ流入することを
防止しており、清浄化気体流に例え腐食性ガス成分が含
まれても、上記機構部は腐食されることのないように構
成されている。また、排出路27の上下端は、ステンレ
ススチール等により閉塞されており、一度取り込んだ気
体を待機空間13側へ流出させないようになっている。 そして、この排出路27の上部には、この排出路37を
区画するエレベータカバー30を貫通して、第一の清浄
気体排気ダクト39が接続されると共に、この排気ダク
ト39の上端は、前記ボートエレベータ17の上方に設
けた気体収集ボックス33に接続されている。更に、こ
のボックス33には筐体2の天井部8に延びる清浄気体
排気ダクト34が接続されている。そして、筐体2の後
壁の右側上部には、前記待機空間13を通過した清浄気
体を前記筐体外へ排出するための排気口35が設けられ
ており、この排気口35には、上記清浄気体排気ダクト
34が接続されている。そして、上記排気口35の内側
には、上記清浄化気体排気ダクト34の配管コンダクタ
ンスによる気体流通損失を補うように気体排気手段とし
ての排気ファン36が設けられており、排気を促進する
ようになっている。そして、この排気ファン36の近傍
には、流量調整用ダンパ(図示せず)が設けられている
【0009】そして、上記排気口35の外側には、例え
ば除害装置等を含む所定の排気処理系37へ排気を導く
ための排気処理系ダクト38が接続されており、排気さ
れる清浄気体をメンテナンスルームへ排出することなく
全て排気処理系37へ供給するようになっている。一方
、図2にも示すごとく、筐体2の正面の下部には、ウエ
ハボート10を装置内との間で出入するための、ボート
より一回り大きい開口部39が形成されており、この開
口部39は、エアー等にり駆動される図示しないスライ
ドドアにより開閉例えば密閉自在に構成されている。 そして、この装置内の上記開口部39の近傍には、外部
との間でウエハボート10を移載するための移載アーム
40が設けられている。以上のように構成された熱処理
装置1は、複数、図示例のあっては4基並設されており
、各熱処理装置1の前には処理すべき或いは処理された
半導体ウエハを収容したウエハボートを搬送するための
ボート搬送機構41が設けられている。このボート搬送
機構41は、熱処理装置1の並び方向に沿って設けられ
た移送レール42と、このレール42上をウエハボート
を載置した状態で或いは載置しない状態で移動するボー
ト載置部43とにより構成されている。そして、この移
送レール42の先端には、図示されていないが、例えば
25枚の半導体ウエハを収容したウエハキャリアを多数
収容可能なキャリアストッカや上記ウエハキャリア内の
半導体ウエハをウエハボート10に移載するためのウエ
ハ移載機構や、このウエハ移載機構41との間でウエハ
ボート10の移載を水平−垂直変換を行いながら実施す
るボート移送機構等が設けられている。
【0010】次に、以上のように構成された上記実施例
の動作について説明する。まず、図示しないキャリアス
トッカからウエハ移載機構やボート移送機構等を使用し
て複数の半導体ウエハが収容されると共に、垂直に起立
されたウエハボートを、ボート搬送機構41のボート載
置部43に載置し、所定の熱処理装置1の正面まで移動
する。そして、開口部39を密閉するスライドドアを開
け、移載アーム40を用いてボート移載部43上のウエ
ハボート10をボートエレベータ17のアーム部18上
に移載し、移載が完了したらスライドドアを閉めて装置
内を閉状態にする。一方、上記移載に先立って予め、実
施する熱処理に応じて熱処理炉内を所定の温度に設定し
ておくと共に、装置内の各所に設けた送風ファン21、
ファンユニット24及び排気ファン36を駆動しておく
。従って、清浄気体導入口20から取り入れた清浄気体
(空気)は装置内底部の送風通路23を通り、ファンユ
ニット24により上方へ吹き上げられた後、塵埃除去用
フィルタ25を通過して、一側壁のほぼ全域から待機空
間13内をほぼ水平に流れる。そして、この空間13内
で待機している半導体ウエハ12にサイドフローを施し
、塵埃が付着することを防止する。この時の風量乃至風
速は、乱流が発生しない、望ましくは0.2−0.3m
/secに設定し、導入された気体が待機空間13内で
滞留することが無いような流量とする。待機空間13内
に乱流が生じないように、送風ファン21、排気ファン
36及びこれらの近傍に設けた流量調整用ダンパを適宜
調整する。この待機空間13内を流れた清浄気体は、半
導体ウエハ10から塵埃等を排除しつつ上記フィルタ2
9の反対側に設けた清浄気体排気通路31の導入口28
から排出路27内へ流入する。この排出路27内に流入
した気体は、その上部から排出されて第1の清浄気体排
気ダクト39の中を上方に向けて排出され、気体収集ボ
ックス33、第2の清浄気体排気ダクト34を介して排
気口35から筐体2外へ排出される。
【0011】そして、この排気口35の外側には、排気
処理系ダクト38が接続されていることから、半導体ウ
エハから排除した塵埃を含む可能性のある清浄気体は、
装置周辺部のメンテナンスルームへ排出されることなく
全て工場等の排気処理系37へ供給される。ここで上記
排気処理系37からは、上記排気処理系ダクト38に対
して吸引がなされており、気体の排出を促進している。 一方、待機中の半導体ウエハは、所定の準備が完了する
と、ボートエレベータ17を上昇させてウエハボート1
0を熱処理炉5内にロードすることにより炉内に収容し
、その下端部をキャップ部16で密閉する。そして、半
導体ウエハ12に所定時間、所定温度、所定雰囲気、例
えばPOCl3等の腐食性の高い処理ガスで所望の熱処
理を施す。ここで、POCl3は、以下のように反応し
、五酸化リンが発生する。 POCl3+3/4O2→1/2P2O5+3/2Cl
2この熱処理期間中も、上記流量の清浄気体を流すと共
に、スカベンジャ7を駆動し、熱処理炉口からの熱を排
出する。この熱処理が終了すると、熱処理炉5内のガス
を排出すると共に窒素ガスなどの不活性ガスを充填して
再度排出する操作を複数回繰り返し、残留有害ガスを十
分に排除する。その後、前記手順と逆の手順で処理済の
半導体ウエハを熱処理炉5からアンロードし、前記した
清浄気体のサイドフローを施しつつこのウエハの温度が
200℃程度に降下するまで待機空間13内で放熱させ
つつ待機させる。そして、熱処理炉口から排出される炉
内に残留した処理ガスと高温気体はスカベンジャ7によ
り吸引されて排出される。また、処理済の半導体ウエハ
12の表面からは温度200℃位まで処理ガス、例えば
POCl3、P2O5を放出するが、この処理ガスの一
部及びウエハ12の残留熱はスカベンジャ7により吸引
されて、熱排気ダクト9を介して筐体2外へ排出され、
有害ガスは除害装置にて処理される。そして、待機空間
内のパーティクル及び上記スカベンジャ7によっても排
出できない残留処理ガスは上記した清浄気体のサイドフ
ローによって直ちに清浄気体排気通路31内へと排出さ
れ、そして、排気口35から排気処理系ダクト38を介
して排気処理系37へ直接供給され、ここの除害装置に
て処理されることになる。このように、待機空間13を
一度通過した清浄気体は、装置内に滞留ないし再循環す
ることなく更にはメンテナンスルームへ排出されること
もなく、別の排気処理系37へ向けて直ちに排出され、
この別の排気処理系37にて処理されるので、強い腐食
性を有す五酸化リン等が装置内金属類に付着する可能性
を大幅に減少させることができ、歩留り低下の起因とな
る装置類の腐食を防止することができるのみならず、メ
ンテナンスルームやクリーンルームの雰囲気の清浄度を
維持でき、半導体デバイスの歩留りを向上させることが
できる。
【0012】そして、処理済の半導体ウエハ12の温度
が約200℃以下になったならば、スライドドアを開け
て、前記の手順と逆の手順でウエハボート10をボート
搬送機構41のボート載置部43に移載し、搬送する。 そして、前記と同様な手順でもって未処理の半導体ウエ
ハをウエハボート10に載置して熱処理装置1側へ搬送
し、上記操作を繰り返して同様な操作を行なう。
【0013】このように、本実施例においては、熱処理
時、非熱処理時を問わず、待機空間13内に清浄気体を
通過させて、通過した清浄気体をメンテナンスルームヘ
排出することなくこれを全て排気処理系37へ直ちに供
給するようにしたので、メンテナンスルーム及びクリー
ンルームの雰囲気の清浄度を維持することができ、従っ
て、半導体ウエハにパーティクル等の塵埃が付着する確
率を確実に低下させることができ、歩留まりを向上させ
ることができる。上記実施例の結果、8インチ半導体ウ
エハにて0.2mm以上のパーティクルを31個以内に
押さえることができた。また、放熱待機中に処理済み半
導体ウエハから発生する残留有害ガスなどの処理ガスも
、メンテナンスルームへ排出することなく排気処理系3
7で処理することとしたので、安全性を向上させること
ができ、オペレータ等の健康を損なうことがない。更に
、半導体ウエハから発生するガスが腐食性ガスであって
も、前述の如くこのガスを直ちに排除できるので、装置
内及び周辺装置の腐食を防止でき、さび等のパーティク
ルに起因する歩留まりの低下を阻止できる。尚、上記実
施例にあっては、半導体ウエハをウエハボートに積層さ
せた状態で、このウエハボート10を熱処理装置1とボ
ート搬送機構41との間で移載するバッチ方式について
説明したが、これに限定されず、他の密閉型の装置、例
えば複数枚の半導体ウエハを収容できるウエハカセット
を複数個装置内に取込み、この装置内でウエハカセット
とウエハボート間において半導体ウエハを自動的に移載
するするようになした装置にも適用できるのは勿論であ
る。また、上記実施例にあっては、エレベータカバー3
0の外側に溝状部材26を設けて清浄気体排気通路31
を形成したが、これに限らず、例えば図5に示す如くエ
レベータカバー30の内側に断面L字状の溝状部材50
を取り付けて清浄気体排気通路を構成するようにしても
よい。この場合には、エレベータカバー30にスリット
状の導入口28を形成する。
【0014】
【発明の効果】以上要するに、本発明によれば、メンテ
ナンスルーム及びクリーンルームの雰囲気の清浄度を維
持できるので、半導体ウエハに塵埃等が付着するのを防
止することができ、半導体デバイスの歩留まりを向上さ
せることができる。また、放熱待機中の半導体ウエハか
らの残留有害ガスを確実に排除できるので、オペレータ
に対する安全性を向上させることができる。更には、腐
食に起因するパーティクルの発生を抑制することができ
るので、この点よりも半導体デバイスの歩留りを向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縦型熱処理装置の一実施例を示す構成
図である。
【図2】図1に示す縦型熱処理装置の設置状態を示す配
置図である。
【図3】図1に示す縦型熱処理装置の概略縦断面図であ
る。
【図4】図3中のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】本発明の縦型熱処理装置の清浄気体排気通路の
変形例を示す図である。
【符号の説明】
1  縦型熱処理装置 2  筐体 5  熱処理炉 10  ウエハボート 12  半導体ウエハ(被処理体) 13  待機空間 17  ボートエレベータ 20  清浄気体導入口 21  送風ファン 23  送風通路 25  塵埃除去用フィルタ 26  溝状部材 27  排出路 28  導入口 31  清浄気体排気通路 35  排気口 37  排気処理系 39  開口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  前面に被処理体を搬出入するための開
    口部を有すと共に、開閉自在になされた筐体と、該筐体
    内に設けられ、前記被処理体を熱処理するための熱処理
    炉と、該熱処理炉の下方に設けられ、上記熱処理炉内と
    の間で搬出入される前記被処理体を待機させるための待
    機空間を有す縦型熱処理装置において、前記待機空間に
    流すための清浄気体を導入するための清浄気体導入口と
    、前記待機空間を通過した清浄気体を前記筐体の外へ排
    出するための排気口と、前記待機空間を通過した上記清
    浄気体を集めて前記排気口へ供給するための清浄気体排
    気通路とを備え、前記排気口から排出される気体を、所
    定の排気処理系へ供給するようにしたことを特徴とする
    縦型熱処理装置。
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