JPH04270256A - ウレタン生成物の調製方法 - Google Patents

ウレタン生成物の調製方法

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JPH04270256A
JPH04270256A JP3144740A JP14474091A JPH04270256A JP H04270256 A JPH04270256 A JP H04270256A JP 3144740 A JP3144740 A JP 3144740A JP 14474091 A JP14474091 A JP 14474091A JP H04270256 A JPH04270256 A JP H04270256A
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urethane
palladium
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William Dennis Mcghee
ウイリアム デニス マックギー
Dennis P Riley
デニス パトリック リレイ
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Monsanto Co
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    • C07D295/16Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms acylated on ring nitrogen atoms
    • C07D295/20Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms acylated on ring nitrogen atoms by radicals derived from carbonic acid, or sulfur or nitrogen analogues thereof
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】1.発明の利用分野 この発明は新規で有用なウレタンを調製する新規で有用
なプロセスに関する。更に具体的には、この発明は新規
で有用なウレタンをアミン、二酸化炭素およびジオレフ
ィンから調製する新規で有用なプロセスに関する。
【0002】2.従来の技術 ウレタンは通常第一級アミンとホスホゲンとを反応させ
てイソシアナートを形成することにより合成されてきた
。従って、イソシアナートはアルコールと反応して相当
するウレタンを形成する。ホスゲンは毒性が強いので製
品および作業者の安全の立場から極めて注意深い取り扱
いが要求される。ホスゲンを用いないで経済的な方法で
ウレタン製品を調製することは、当業界ではかなり重要
な功績である。
【0003】米国特許第4,467,089は第二級ア
ミンおよび第三級アミンと二酸化炭素との同時反応によ
り相当するN−置換カルバミン酸の第三級アミン塩を生
成することによるあるカルバミン酸誘導体の調製を開示
している。第二級および第三級アミンは等モル比で、過
剰の二酸化炭素の存在下緩和な条件の下に結合する。第
二級アミンは第三級アミンの存在下でCO2 と反応し
て相当する二置換三級アンモニウムカルバミン酸塩を形
成する。この塩は熱活性徐効性触媒、特にポリウレタン
処方用に有用と記載されている。
【0004】Chemistry  Express,
Vol.1,No.4,pp224−227(1986
)、近畿化学協会、日本、において、第一級および第二
級アミンはCO2 を吸収してカルバミン酸アミン塩を
形成し、そして当量の1,8−ジアザビシクロ[5.4
.0]ウンデカ−7−エン(DBU)が加えられるとき
、追加のCO2 が吸収されてDBU−カルバミン酸塩
を形成する。そのDBU−カルバミン酸塩はアルキル化
剤と反応するとカルバミン酸エステル(ウレタン)を形
成する。ウレタン生成物の収率と選択性はアルキル化剤
の性質に大きく依存する。ジブチルアミンがDBUの存
在下でCO2 と反応し、得られたDBU−カルバミン
酸塩がアルキル化剤としての塩化ブチルと反応する時は
、僅かに17%の収率である。臭化ブチルの場合は収率
は86%である。
【0005】3.発明の要約 この発明は下記一般式のウレタンをつくる新規で有用な
プロセスを提供する。
【化6】 式中R1 およびR2 は、R1 およびR2 の1つ
だけしか水素でないことを条件に、水素あるいは1から
22の炭素原子をもつアルキル、シクロアルキル、アリ
ール、アラリキルまたはアルカリールラジカルで、好適
な第一級または第二級アミンと二酸化炭素とが反応して
カルバミン酸アンモニウム塩を形成し、それはついでパ
ラジウム(II)(Pd+2) に配位結合した化学量
論的量のジオレフィンと反応する。任意に、その反応は
強塩基性窒素塩基を加えて行われる。R1 およびR2
 は窒素と結合してモルホリノ、ピロリジノ、ピペリジ
ノ等のような飽和または不飽和の5から9員環の複素環
ラジカルを形成することができる。R3 はジオレフィ
ンとカルバメートイオンとの結合の残基である。
【0006】この発明の化学量論系は、CO2 から予
めつくられたカルバメートアニオンおよび第一級アミン
または第二級アミンまたはその混合物のパラジウム(I
I)活性化ジオレフィン上のヌクレオフィリックアタッ
クをベースにする。パラジウム(II)の還元性開裂は
ウレタン生成物をつくる。この発明によりつくられる製
品はカルバメート殺虫剤および除草剤の農業化学品にお
ける中間体および特色ある化学的応用に有用である。
【0007】4.発明の詳細な説明 ウレタンはこの発明に従って、好適な第二級アミンまた
は好適な第一級アミンまたそのようなアミンの混合物と
二酸化炭素とを、反応器のような限定されたゾーンに入
れ反応接触させることにより相当するカルバミン酸アン
モニウム塩を調製することによりつくられる。好ましく
はアミンは溶液で二酸化炭素はその溶液にバブルされる
。反応は圧力または温度を上げることなく僅かな発熱反
応で進行して相当するカルバミン酸アニオンのアルキル
アンモニウム塩を与える。ある場合には化学量論的量の
第三級アミンを、第一級または第二級アミンと二酸化炭
素との反応中に使用することにより所望のウレタン生成
物の収率が改善される。
【0008】反応は化学量論的量の反応物を用いて進行
する。パラジウム(II)−ジハロ−ジオレフィン錯体
が調製されカルバミン酸アンモニウム塩の溶液またはカ
ルバミン酸アンモニウム塩のスラリーと反応接触させら
れる。カルバミン酸塩アニオンはパラジウム(II)に
配位結合したジオレフィンを求核方式で攻撃する。得ら
れたパラジウム(II)アルキルウレタン錯体はついで
好適な還元剤で処理される。還元開裂は所望のウレタン
を秀れた収率で形成する。ウレタンは反応物から通常の
方法で回収される。
【0009】相当カルバミン酸塩アニオンのアルキルア
ンモニウム塩は、強い有機塩基のような強い塩基の存在
中または存在なしで溶液で調製することができる。強い
塩基の使用は平衡をカルバミン酸塩アニオンの生成の方
にシフトする。第一級または第二級アミンの間に反応が
塩基の存在下で行われるときは、反応は式(1)により
表わされる。得られるカルバミン酸アンモニウム塩溶液
は普通は均質である。
【化7】 第一級または第二級アミン間の反応が強い塩基を加えな
いで行われる場合は、反応は式(2)で表わされる。
【化8】
【0010】式(3)は、好適な還元剤である水素化ホ
ウ素ナトリウムの存在下で式(1)のカルバミン酸塩溶
液にPdCl2 (ジオレフィン)錯体を加えた結果を
示す。
【化9】 式(4)は予めつくられたカルバミン酸塩溶液に二塩化
(ジシクロペンタジエン)パラジウムを加えた結果を示
す。
【化10】
【0011】通常、反応は5℃で二酸化炭素の雰囲気で
円滑に進行する。反応はパラジウム錯体の黄−オレンジ
色がそれをカルバメート溶液に加えることにより脱色さ
れるように実質的に瞬間的である。還元剤および水酸化
ナトリウム水溶液の添加はカルバミン酸エステルをよい
分離収率で与える。パラジウムが沈殿したその後分離さ
れる。
【0012】この発明の別の態様によれば、安定剤は、
カルバメート−パラジウム錯体の中間体に還元剤を加え
る前に添加してもよい。塩化ノルボルナジエンパラジウ
ム錯体の場合は、安定剤の添加は下記式(5)に示すよ
うに所望のウレタン生成物の高い選択性をもたらす。
【0013】好ましい中間体安定剤は1,2−ビス(ジ
フェニルホスフィノ)エタン(DIPHOS)である。 カルバミン酸塩溶液をパラジウム(ジクロリド)(ノル
ボルナジエン)錯体に−78℃で加え、ついで二酸化炭
素の雰囲気下で約5℃まで加温すると淡黄色溶液を与え
る。DIPHOSについで2.5N  NaOH水溶液
中の水素化ホウ素ナトリウムを加えると透明溶液と黒色
沈殿(Pd°)とを与える。安定剤の使用は式(5)で
表わされる。
【化11】
【0014】この発明によりカルバミン酸エステルを調
製するために使われる第一級または第二級アミンは下記
化学構造で表わすことができる。R1 R2 NHここ
にR1 およびR2 は、R1 およびR2 の1つだ
けが水素であることを条件に、独立して水素または1か
ら22の炭素原子をもつアルキル、シクロアルキル、ア
リール、アラリキルまたはアルカリールラジカルを示す
。アルキル、シクロアルキル、アリール、アラリキルま
たはアルカリールは、メチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、
n−ペンチル、イソペンチル、n−ヘキシル、n−オク
チル、フェニル、ベンジル等を含む直鎖でも側鎖でもよ
い。
【0015】第一級または第二級アミンはCO2 と可
逆反応して相当するカルバミン酸アンモニウム塩を形成
する。平衡反応をカルバミン酸アンモニウム塩側にシフ
トするためには強塩基窒素含有塩基を加えることができ
る。このような窒素塩基は第三級アミン(たとえばトリ
エチルアミン、ジイソプルピルエチルアミン、キヌクリ
デン等)、アミジン(たとえばDBU,1,8−ジアザ
ビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン等)、およ
びグアニジン(たとえばテトラメチルグアニジン、テト
ラエチルグアニジン)を含む。
【0016】このプロセスの長所は第一級または第二級
アミンとCO2 との間の反応が緩和な温度と圧力で進
行することである。室温および1気圧が好適である。反
応は好ましくは−78℃から室温までの温度において0
.1気圧から超臨界圧までの範囲のCO2 圧力下で行
われる。
【0017】パラジウム(II)に配位結合したジオレ
フィンおよびカルバミン酸アンモニウム塩は、配位結合
したジオレフィンがカルバミン酸塩アニオンから求核攻
撃されるような条件で反応接触させられる。好ましいジ
オレフィンはジシクロペンタジエン、ノルボルナジエン
、および1,5−シクロオクタジエンを含み、それぞれ
構造式1−3で示される。
【化12】 パラジウムは、NaBH4 、水素ガス等のような還元
剤の使用によりカルバミン酸アミン塩の反応生成物から
還元開裂される。好ましい還元剤は水素化ホウ素ナトリ
ウムである。開裂はパラジウムを沈殿した遊離金属の形
態でもたらす。
【0018】反応は好適な有機溶媒中でおこなわれ、そ
のなかにはテトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエ
タン、および他のエーテルおよびポリエーテル溶媒、と
共に塩化メチレン、1,2−ジクロロエタンおよび他の
塩素化溶媒がある。
【0019】実施例において、パラジウムと結合するジ
オレフィンとしてジシクロペンタジエン、ノルボルナジ
エンおよびシクロオクタジエンの使用が示される。この
発明は更に今、以下の説明のための実施例において開示
され、ここでは部およびパーセンテージは他に断りない
限りモルベースで与えられる。
【0020】実施例1 500mLの3口丸底フラスコに720mgのn−ブチ
ルアミンと20mLの塩化メチレンとが加えられた。フ
ラスコには添加用ロート、ガス入口およびゴム栓が取り
つけられた。透明溶液は0℃に冷却され二酸化炭素が溶
液にバブルされた。
【0021】ガラスバイアルに496mgの二塩化ジシ
クロペンタジエンパラジウムと195mgのドデカン(
GC分析の内部標準として)が秤取された。これに25
mLの塩化メチレンが加えられ、得られたオレンジ色の
溶液が添加用ロートに移された。
【0022】CO2 添加15分後に、パラジウム錯体
がカルバメート溶液に30分間に亘って滴下式に加えら
れた。添加により、パラジウム溶液は脱色された。添加
完了後、反応混合物は0℃で15分間かき混ぜられた。 反応は溶液を通して水素をバブリングすることにより静
止した。反応は水素の連続添加により室温まで温められ
、その反応の間に徐々に黒色沈殿が析出した。1.5時
間後反応混合物はセライトを通してろ過され、そのセラ
イトは塩化メチレンを用いて洗浄された。透明溶液のG
.C.トレースがとられた(100%)。
【0023】粗ろ液は1×50mLのH2 O、1×1
00mLの0.6M  HCl、および1×50mLの
H2 Oで洗浄された。洗浄水溶液はそれぞれ1×50
mLの塩化メチレンで抽出された。合わされた有機層は
炭酸ナトリウムで乾燥され、ろ過されついで濃縮されて
油状残渣を残した。この残渣は50%塩化メチレン/ヘ
キサンを用いてシリカゲルによりクロマトグラフにかけ
られた(TLCプレートはホスホモリブデン酸を用いて
展開された。)所望のフラクションの濃縮により285
mg(72%)のウレタンが白色固体として分離された
【0024】実施例2 500mLの3つ口丸底フラスコに700mgの第二級
ブチルアミンおよび20mLの塩化メチレンが加えられ
た。フラスコには添加用ロート、ガス入口およびゴム栓
が取りつけられた。透明溶液は0℃まで冷却され、二酸
化炭素が溶液にバブルされた。ガラスバイアルに500
mgの二塩化ジシクロペンタジエンパラジウムおよび2
18mgのドデカン(GC分析の内部標準として)が秤
取された。これに25mLの塩化メチレンが加えられ、
得られたオレンジ色の溶液が添加用ロートに移された。
【0025】CO2 添加15分後に、パラジウム錯体
がカルバメート溶液に30分間に亘って滴下式に加えら
れた。添加によりパラジウム溶液は脱色された。添加完
了後反応混合物は0℃で15分間かき混ぜられた。反応
は2mLの2.5N  NaOH中の480mgのNa
BH4 を溶液に加えることにより静止した。反応物は
0℃で10分間静置され、その間に黒色沈殿の形成が生
じた。 反応混合物はセライトを通してろ過され、そのセライト
は塩化メチレンを用いて洗浄された。透明ろ液のG.C
.トレースがとられた(69%)。
【0026】粗ろ液は1×50mLのH2 O、1×1
00mLの0.6M  HCl、および1×50mLの
H2 Oで洗浄された。洗浄水溶液はそれぞれ1×50
mLの塩化メチレンで抽出された。合わされた有機層は
炭酸ナトリウムで乾燥され、ろ過されついで濃縮されて
油状残渣を残した。この残渣は50%塩化メチレン/ヘ
キサンを用いてシリカゲルによりクロマトグラフにかけ
られた(TLCプレートはホスホモリブデン酸を用いて
展開された)。所望のフラクションの濃縮により164
mg[41%]のウレタンが白色固体として分離された
【0027】実施例3 フィッシャーポータボトルに700mgのt−ブチルア
ミンおよび20mLの塩化メチレンが加えられた。ボト
ルには加圧装置に取りつけられた。透明溶液は−5℃に
冷却され、5.44kg/cm2 の二酸化炭素が溶液
の上に加えられた(カルバミン酸塩は溶液から出てきた
)。第二のフィッシャーポータボトルに526mgの二
塩化ジシクロペンタジエンパラジウムと213mgのド
デカン(G.C.分析の内部標準として)が秤取された
。これに25mLの塩化メチレンが加えられた。
【0028】CO2 添加30分後に、パラジウム錯体
のオレンジ色溶液がカルバメートスラリに二酸化炭素の
圧力を用いて圧入された。添加によりパラジウム溶液は
僅かに黒変した(若干のパラジウムが還元)。添加完了
後、反応混合物は0℃で15分間かき混ぜられ、そのあ
と圧力が抜かれ溶液は250mLの丸底フラスコに移さ
れた。フラスコは0℃まで冷却され、ついで反応は2m
Lの2.5N  NaOH中の475mgのNaBH4
 を溶液に加えることにより静止した。反応物は0℃で
10分間静置され、その間に黒色沈殿の形成が生じた。
【0029】反応混合物はセライトを通してろ過され、
そのセライトは塩化メチレンを用いて洗浄された。粗ろ
液は1×50mLのH2 O、2×100mLの0.6
M  HCl、および1×50mLのH2 Oにより洗
浄された。洗浄水溶液はそれぞれ1×50mLの塩化メ
チレンで抽出された。合わされた有機層は炭酸ナトリウ
ムで乾燥され、ろ過され、ついで濃縮されて油状残渣を
残した。この残渣は50%塩化メチレン/ヘキサンを用
いてシリカゲルによりクロマトグラフにかけられた(T
LCプレートはホスホモリブデン酸を用いて展開された
。)所望のフラクションの濃縮により109mg(26
%)のウレタン生成物が白色固体として分離された。
【0030】実施例4 500mLの3口丸底フラスコに425mgのモルフォ
リン、611mgの1,5−ジアザビシクロ[4.3.
0]ノン−5−エン(DBN)および20mLの塩化メ
チレンが加えられた。フラスコには添加用ロート、ガス
入口およびゴム栓が取りつけられた。透明溶液は−5℃
まで冷却され、二酸化炭素が溶液にバブルされた。
【0031】ガラスバイアルに487mgの二塩化ジシ
クロペンタジエンパラジウムが秤取された。これに25
mLの塩化メチレンが加えられ、得られたオレンジ色の
溶液が添加用ロートに移された。
【0032】CO2 添加15分後に、パラジウム錯体
が滴下式に30分間に亘ってカルバメート溶液に加えら
れた。添加によりパラジウム溶液は僅かに黒くなった(
若干のパラジウムが還元)。添加完了後反応混合物は0
℃で15分間かき混ぜられた。反応は2mLの2.5N
  NaOHの中の502mgのNaBH4 を溶液に
加えることにより静止した。反応物は0℃で10分間静
置され、その間に黒色沈殿の形成が生じた。
【0033】反応混合物はセライトを通してろ過され、
そのセライトは塩化メチレンを用いて洗浄された。粗ろ
液は1×50mLのH2 O、2×100mLの0.6
M  HCl、および1×50mLのH2 Oで洗浄さ
れた。 洗浄水溶液はそれぞれ1×50mLの塩化メチレンで抽
出された。合わされた有機層は炭酸ナトリウムで乾燥さ
れ、ろ過され、ついで濃縮されて油状残渣を残した。こ
の残渣は20%ジエチルエーテル/ヘキサンを用いてシ
リカゲルによりクロマトグラフにかけられた(TLCプ
レートはホスホモリブデン酸を用いて展開された)。所
望のフラクションを濃縮して222mg(54%)のウ
レタン生成物が透明な油として分離され、冷蔵庫中で徐
々に固化した。
【0034】実施例5 フィッシャーポータボトルに542mgのアニリン、7
54mgの(i−Pr)2 Nエタノールおよび20m
Lの塩化メチレンが加えられた。そのボトルは加圧装置
に取りつけられた。透明溶液は−5℃に冷却されそして
溶液の上に5.44kg/cm2 の二酸化炭素が加え
られた。 第二のフィッシャーポータボトルに506mgの二塩化
ジシクロペンタジエンパラジウムが秤取された、これに
25mLの塩化メチレンが加えられた。
【0035】CO2 添加30分後に、パラジウム錯体
はカルバメートスラリ中に二酸化炭素の圧力を用いて圧
入された。添加により、パラジウム溶液は僅かに黒変し
た(若干のパラジウムが還元)。添加完了後反応混合物
は0℃において15分間かき混ぜられ、その後圧力は抜
かれ溶液は250mLの丸底フラスコに移された。フラ
スコは0℃まで冷却されついで反応は2mLの2.5N
  NaOH中の500mgのNaBH4 を溶液に加
えることにより静止した。反応物は0℃で10分間静置
され、その間に黒色沈殿の形成が生じた。
【0036】反応混合物はセライトを通してろ過され、
そのセライトは塩化メチレンを用いて洗浄された。粗ろ
液は1×50mLのH2 O、2×100mLの0.6
M  HCl、および1×50mLのH2 Oで洗浄さ
れた。 洗浄水溶液はそれぞれ1×50mLの塩化メチレンで抽
出された。合わされた有機層は炭酸ナトリウムで乾燥さ
れ、ろ過され、ついで濃縮されて油状残渣を残した。こ
の残渣は50%塩化メチレン/ヘキサンを用いてシリカ
ゲルによりクロマトグラフにかけられた(TLCプレー
トはホスホモリブデン酸を用いて展開された)。所望の
フラクションを濃縮して127mg(29%)のウレタ
ンが白色固体として分離された。
【0037】実施例6 500mLの3つ口フラスコに500mgの二塩化ノル
ボルナジエンパラジウムが秤取された。そのフラスコは
ロート、ガス入口およびゴム隔膜を備えた。この装置に
窒素がポンプで充たされ、ついで30mLの乾燥THF
および144mgのドデカンが(GC分析用の内部標準
として)加えられた。この黄色スラリーはドライアイス
/IPA浴を用いて−78℃まで冷却された。
【0038】50mLの丸底フラスコに800mgのベ
ンジルアミンと880mgのキヌクリジンとが秤取され
た。これに15mLの乾燥THFが加えられついで二酸
化炭素が加えられた。透明溶液は0℃まで冷却されそし
て溶液を通して二酸化炭素が15分間バブルされた。こ
の最終点で少量の固形物が現われた。カルバメートスラ
リがパラジウム(II)錯体に−78℃で加えられた。 添加完了後反応混合物は0℃まで加温され(氷浴)そし
て0℃で6時間かき混ぜられた。その後、10mL  
THF中の760mgの1,2−ビス(ジフェニルホス
フィノ)エタン(DIPHOS)の溶液が加えられ、氷
浴は除かれた。
【0039】得られた反応混合物は室温で1夜静置され
た。その反応混合物に1mL  NaOH中の570m
gのNaBH4 および10mLのTHFが加えられ黒
色懸濁物を得た。その反応混合物は室温で1時間かき混
ぜられついでセライトを通してろ過されそのセライトは
THFを用いて洗浄された。透明なろ液は濃縮されて油
状の残渣を残した。G.C.により80%の収率が計測
された。
【0040】粗生成物は44%CH2 Cl2 /ヘキ
サンを用いてシリカゲルによりクロマトグラフにかけら
れた。所望のフラクションを濃縮して235mg(52
%)のウレタンが白色固体として得た。
【0041】実施例7 500mLの3口丸底フラスコに1.115gのn−ブ
チルアミンと40mLの塩化メチレンとが加えられた。 フラスコには添加用ロート、ガス入口およびゴム栓が取
りつけられた。透明溶液は−35℃まで冷却されそして
二酸化炭素が溶液を通してバブルされた。
【0042】ガラスバイアルに755mgの二塩化1,
5−シクロオクタジエンパラジウムが秤取された。これ
に30mLの塩化メチレンが加えられそして得られた黄
オレンジ色溶液は添加用ロートに加えられた。
【0043】CO2 添加15分後に、パラジウム錯体
は滴下式にカルバメートスラリに30分間に亘って加え
られた。添加により、パラジウム溶液は脱色された。添
加完了後反応混合物は−35℃で15分間かき混ぜられ
た。反応は2mLの2.5NNaOH中の760mgの
NaBH4 を溶液に加えることにより静止した。その
反応物は−35℃で10分間静置されその間に黒色沈殿
の形成が生じた。
【0044】その反応混合物はセライトを通してろ過さ
れ、そのセライトは塩化メチレンを用いて洗浄された。 粗ろ液は1×50mLのH2 O、2×100mLの0
.6MHCl、および1×50mLのH2 Oにより洗
浄された。洗浄水溶液はそれぞれ1×50mLの塩化メ
チレンで抽出された。合わされた有機層は炭酸ナトリウ
ムで乾燥され、ろ過されついで濃縮されて油状残渣を残
した。この残渣は50%塩化メチレン/ヘキサンを用い
てシリカゲルによりクロマトグラフにかけられた(TL
Cプレートはホスホモリブデン酸により展開された)。 所望のフラクションを濃縮して96mg(16%)のウ
レタンを透明油として得た。
【0045】ジシクロペンタジエン、ノルボルナジエン
および1,5−シクロオクタジエンを用いた上記実施例
の反応は式(6)−(8)により表される。
【化13】
【化14】
【化15】
【0046】表1には収率データが示され、ここではパ
ラジウムジクロロ(ジシクロペンタジエン)が各種カル
バミン酸塩と、還元剤としてNaBH4 またはH2 
を用いて反応した。すべての反応は溶媒として塩化メチ
レンを用い−5℃で行われた。反応時間はオレフィン錯
体添加完了後15−30分間であった。すべての反応は
他に記載ない限りCO2 の1気圧で行われた。GC収
率は内部標準としてドデカンを用いたガスクロマトグラ
フィー分析による収率を示す。略号DBNは1,5−ジ
アザビシクロ[4.3.0]ノン−5−エンを示す。
【0047】
【表1】 *5気圧のCO2 圧力において、
【0048】表2には収率データが示され、ここでは二
塩化ノルボルナジエンパラジウムが各種カルバミン酸塩
と、還元剤としてNaBH4 を用いて反応した。すべ
ての反応は他に記載ない限り1気圧のCO2 の圧力下
で、溶媒として塩化メチレンを用いて行われた。カルバ
ミン酸塩はパラジウム錯体に−78℃で加えられ、添加
後反応は−5℃に加温された。G.C.収率は内部標準
としてドデカンを用いたガスクロマトグラフィー分析に
よる収率を表す。略号DBNは1,5−ジアザビシクロ
[4.3.0]ノン−5−エンを示す。
【表2】表  2 *反応はテトラヒドロフラン(THF)中で行われた

0049】この発明の説明のための実施例が詳細に記載
されたが、さまざまな他の変形が当業者により明らかで
あり且つこの発明の精神および範囲を逸脱しないでなし
得ることを理解すべきである。従って、前述の特許請求
の範囲が上記に示した実施例および記載に制約されるの
ではなく、特許請求の範囲が、当業者によりこの発明に
属する相等物として扱われる特徴を含み、この発明に属
する特許性の新規性のすべての重要点を包含するように
理解すべきである。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  下式のウレタンを調製する下記のステ
    ップa),b),c)を含むプロセス。 【化1】 式中R1 およびR2 は独立して水素あるいは1から
    22の炭素原子をもつアルキル、シクロアルキル、アリ
    ール、アラルキル、もしくはアルカリールラジカル、あ
    るいは式中R1 およびR2 は共に窒素と結合して5
    から9員環の複素環ラジカルを形成することができ、そ
    してR3 はモノオレフィンである。 a)CO2 と第一級アミンまたは第二級アミンとを、
    任意に強塩基性窒素化合物の存在下で、溶媒中で反応接
    触させて、相当するカルバミン酸アンモニウム塩を形成
    する。 b)そのカルバミン酸塩をパラジウム(II)のジオレ
    フィン錯体と反応させ、そして c)ステップb)の生成物を還元剤により還元してパラ
    ジウムを錯体から開裂させて前述のウレタンと金属パラ
    ジウムとを生成する。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載のプロセスであって、
    ジオレフィンが二ハロゲン化パラジウム(II)塩と錯
    体をつくることを特徴とするプロセス。
  3. 【請求項3】  請求項2に記載のプロセスであって、
    ハロゲン化物が二塩化パラジウム(II)塩であること
    を特徴とするプロセス。
  4. 【請求項4】  請求項1に記載のプロセスであって、
    還元剤が水素化ホウ素アルカリ金属であることを特徴と
    するプロセス。
  5. 【請求項5】  請求項1に記載のプロセスであって、
    還元剤がH2 であることを特徴とするプロセス。
  6. 【請求項6】  請求項1に記載のプロセスであって、
    溶媒が塩化メチレンまたはテトラヒドロフランであるこ
    とを特徴とするプロセス。
  7. 【請求項7】  請求項1に記載のプロセスであって、
    反応が第三級アミン、アミジンまたはグアニジンである
    強塩基性窒素化合物の存在下で行われることを特徴とす
    るプロセス。
  8. 【請求項8】  請求項1に記載のプロセスであって、
    ジオレフィンがジシクロペンタジエン、ノルボルナジエ
    ン、または1,5−シクロオクタジエンであることを特
    徴とするプロセス。
  9. 【請求項9】  請求項8に記載のプロセスであって、
    ジオレフィンがジシクロペンタジエンであることを特徴
    とするプロセス。
  10. 【請求項10】  下式のウレタン。 【化2】 式中R1 およびR2 は、R1 とR2 が共にHで
    ないことを条件に水素もしくは1から22の炭素原子を
    もつアルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル
    またはアルカリールラジカルで、そしてR3 はモノオ
    レフィンラジカルで、あるいは式中R1 およびR2 
    は共に窒素と結合して飽和または不飽和の5から9員環
    の複素環ラジカルを形成する。
  11. 【請求項11】  請求項10に記載のウレタンであっ
    て、R1 がHで、R2 がn−ブチルであることを特
    徴とするウレタン。
  12. 【請求項12】  請求項10に記載のウレタンであっ
    て、R1 がHで、R2 が第二ブチルであることを特
    徴とするウレタン。
  13. 【請求項13】  請求項10に記載のウレタンであっ
    て、R1 がHで、R2 がt−ブチルであることを特
    徴とするウレタン。
  14. 【請求項14】  請求項10に記載のウレタンであっ
    て、R1 がHで、R2 がベンジルであることを特徴
    とするウレタン。
  15. 【請求項15】  請求項10に記載のウレタンであっ
    て、R1 がHで、R2 がフェニルであることを特徴
    とするウレタン。
  16. 【請求項16】  請求項10に記載のウレタンであっ
    て、NR1 R2 がピペラジノであることを特徴とす
    るウレタン。
  17. 【請求項17】  請求項10に記載のウレタンであっ
    て、NR1 R2 がモルフォリノであることを特徴と
    するウレタン。
  18. 【請求項18】  請求項10に記載のウレタンであっ
    て、R1 とR2 が共にエチルであることを特徴とす
    るウレタン。
  19. 【請求項19】  請求項10に記載のウレタンであっ
    て、R1 がメチルで、R2 がベンジルであることを
    特徴とするプロセス。
  20. 【請求項20】  請求項10に記載のウレタンであっ
    て、R3 が 【化3】 であることを特徴とするウレタン
  21. 【請求項21】  請求項10に記載のウレタンであっ
    てR3 が 【化4】 であることを特徴とするウレタン。
  22. 【請求項22】  請求項10に記載のウレタンであっ
    て、R3 が 【化5】 であることを特徴とするウレタン。
JP3144740A 1990-06-18 1991-06-17 ウレタン生成物の調製方法 Pending JPH04270256A (ja)

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US5055577A (en) 1991-10-08
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AU7845091A (en) 1991-12-19
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