JPH04274743A - レーザー発光分析方法 - Google Patents
レーザー発光分析方法Info
- Publication number
- JPH04274743A JPH04274743A JP6117091A JP6117091A JPH04274743A JP H04274743 A JPH04274743 A JP H04274743A JP 6117091 A JP6117091 A JP 6117091A JP 6117091 A JP6117091 A JP 6117091A JP H04274743 A JPH04274743 A JP H04274743A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- measured
- light
- laser beam
- spectrum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融金属又は高温金属
等の金属の元素を直接分析するレーザー発光分析方法に
関する。
等の金属の元素を直接分析するレーザー発光分析方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】レーザー光を照射して溶鋼等の元素を分
析する方法として、特開昭57−100323号公報、
特開昭61−86636号公報及び特開昭62−188
919号公報に開示されている発明の方法がある。特開
昭57−100323号公報の発明及び特開昭61−8
6636号公報の発明に係る分析方法は、高エネルギー
密度のレーザー光を数十n秒の間にサンプルに照射し、
サンプルの一部をプラズマ化してプラズマからの発光を
分光し、測定対象成分及び鉄のスペクトル線並びにバッ
クグラウンドの強度を測定して測定対象成分の濃度を求
める方法である。これらの方法は、測定対象成分の発光
強度が強いスペクトル線を分析線として選び、またスペ
クトルの測定はレーザー光を照射してプラズマからの熱
放射光が十分減衰した後、即ちレーザー光を照射して略
1μ秒経過した後から開始することにしてスペクトル線
のシグナルとバックグラウンドとの比を高めることを特
徴としている。
析する方法として、特開昭57−100323号公報、
特開昭61−86636号公報及び特開昭62−188
919号公報に開示されている発明の方法がある。特開
昭57−100323号公報の発明及び特開昭61−8
6636号公報の発明に係る分析方法は、高エネルギー
密度のレーザー光を数十n秒の間にサンプルに照射し、
サンプルの一部をプラズマ化してプラズマからの発光を
分光し、測定対象成分及び鉄のスペクトル線並びにバッ
クグラウンドの強度を測定して測定対象成分の濃度を求
める方法である。これらの方法は、測定対象成分の発光
強度が強いスペクトル線を分析線として選び、またスペ
クトルの測定はレーザー光を照射してプラズマからの熱
放射光が十分減衰した後、即ちレーザー光を照射して略
1μ秒経過した後から開始することにしてスペクトル線
のシグナルとバックグラウンドとの比を高めることを特
徴としている。
【0003】特開昭62−188919号公報の発明は
、YAGレーザー装置等から高エネルギー密度のレーザ
ー光をサンプルに照射してサンプルをプラズマ化させ、
次いで0.1n秒〜10μ秒の間に最初のレーザーと同
様のレーザーからレーザー光を発振させ、プラズマに照
射して励起させ、その発光スペクトルを分析するもので
ある。2段階でサンプルを励起することにより、発光ス
ペクトルの光強度を従来より強め、検出感度及び精度の
向上を図っている。
、YAGレーザー装置等から高エネルギー密度のレーザ
ー光をサンプルに照射してサンプルをプラズマ化させ、
次いで0.1n秒〜10μ秒の間に最初のレーザーと同
様のレーザーからレーザー光を発振させ、プラズマに照
射して励起させ、その発光スペクトルを分析するもので
ある。2段階でサンプルを励起することにより、発光ス
ペクトルの光強度を従来より強め、検出感度及び精度の
向上を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の分析方
法においてはプラズマから発光したスペクトルは分光装
置まで伝送されて分析されるが、分光装置は溶鋼から熱
的に隔離し、防塵及び除振を施して分析精度を維持する
ために、溶鋼位置から少なくとも数十m以上は離さなけ
ればならない。スペクトル光を数十m以上の距離におい
て安定して伝送するためには光ファイバーを使用するこ
とが不可欠である。表1は市販の合成石英をコアとした
光ファイバーの透過率を示した表である。
法においてはプラズマから発光したスペクトルは分光装
置まで伝送されて分析されるが、分光装置は溶鋼から熱
的に隔離し、防塵及び除振を施して分析精度を維持する
ために、溶鋼位置から少なくとも数十m以上は離さなけ
ればならない。スペクトル光を数十m以上の距離におい
て安定して伝送するためには光ファイバーを使用するこ
とが不可欠である。表1は市販の合成石英をコアとした
光ファイバーの透過率を示した表である。
【0005】
【0006】表1より数十mの距離を伝送するときは波
長が245nm以下であると光ファイバーによる損失が
非常に大きく、十分な光量が得られないことが判る。従
って分析装置により分析すべきスペクトルの波長は24
5nm以上の長波長に限定されることになる。
長が245nm以下であると光ファイバーによる損失が
非常に大きく、十分な光量が得られないことが判る。従
って分析装置により分析すべきスペクトルの波長は24
5nm以上の長波長に限定されることになる。
【0007】上述したように従来技術では分析すべきス
ペクトルの波長は245nm以上の長波長に限定されて
おり、溶鋼中の例えばP、C等の成分を分析するときに
は以下の問題があった。即ち従来技術においては照射し
たレーザー光のエネルギーがサンプル面において熱エネ
ルギーに変換され、サンプルの一部を原子化するととも
に原子を熱的に励起する。P、Cの励起準位は略600
00cm−1であり、鉄のイオン化エネルギーが同程度
であるため、熱的にサンプルを励起して発光スペクトル
を分析するときに鉄イオンのスペクトルにより干渉され
る場合及び吸収される場合があってP、Cのスペクトル
を正確に観測できないという問題があった。245nm
以上の波長のスペクトルを分析する場合、Pは253.
6nm若しくは255.3nmの波長又はそれ以上の波
長、Cは247.8nm又はそれ以上の波長のスペクト
ルを観測することになるが、鉄イオンのスペクトルもこ
れらと同程度の波長で観測されるのでその影響によりこ
れらの観測ができない、またできた場合でも十分な分析
精度が得られないという問題があった。
ペクトルの波長は245nm以上の長波長に限定されて
おり、溶鋼中の例えばP、C等の成分を分析するときに
は以下の問題があった。即ち従来技術においては照射し
たレーザー光のエネルギーがサンプル面において熱エネ
ルギーに変換され、サンプルの一部を原子化するととも
に原子を熱的に励起する。P、Cの励起準位は略600
00cm−1であり、鉄のイオン化エネルギーが同程度
であるため、熱的にサンプルを励起して発光スペクトル
を分析するときに鉄イオンのスペクトルにより干渉され
る場合及び吸収される場合があってP、Cのスペクトル
を正確に観測できないという問題があった。245nm
以上の波長のスペクトルを分析する場合、Pは253.
6nm若しくは255.3nmの波長又はそれ以上の波
長、Cは247.8nm又はそれ以上の波長のスペクト
ルを観測することになるが、鉄イオンのスペクトルもこ
れらと同程度の波長で観測されるのでその影響によりこ
れらの観測ができない、またできた場合でも十分な分析
精度が得られないという問題があった。
【0008】本発明は斯かる事情に鑑みなされたもので
あり、金属にレーザー光を照射して被測定元素を原子化
させ、被測定元素の発光スペクトルを励起するために必
要な周波数と同一の周波数又は半分の周波数の第2のレ
ーザー光を原子化した被測定元素に照射してスペクトル
光を発生させ、発生したスペクトル光を光ファイバ−に
より分光装置まで伝送して分析することにより、鉄イオ
ンのスペクトル光による干渉又は吸収を受けることがな
く、金属中の微量成分についても高精度に分析すること
ができる分析方法を提供することを目的とする。
あり、金属にレーザー光を照射して被測定元素を原子化
させ、被測定元素の発光スペクトルを励起するために必
要な周波数と同一の周波数又は半分の周波数の第2のレ
ーザー光を原子化した被測定元素に照射してスペクトル
光を発生させ、発生したスペクトル光を光ファイバ−に
より分光装置まで伝送して分析することにより、鉄イオ
ンのスペクトル光による干渉又は吸収を受けることがな
く、金属中の微量成分についても高精度に分析すること
ができる分析方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明のレーザー発光
分析方法は、金属にレーザー光を照射して被測定元素を
原子化させ、原子化した被測定元素に第2のレーザー光
を照射してこれを励起し、スペクトル光を発生させ、該
スペクトル光を光ファイバーにより分光装置まで伝送し
て該分光装置により分析することを特徴とする。第2発
明のレーザー発光分析方法は、原子化した被測定元素に
照射する第2のレーザー光の周波数を、該被測定元素の
発光スペクトルを励起するために必要な周波数と同一の
周波数にすることを特徴とする。第3発明のレーザー発
光分析方法は、原子化した被測定元素に照射する第2の
レーザー光の周波数を、該被測定元素の発光スペクトル
を励起するために必要な周波数の半分の周波数にするこ
とを特徴とする。
分析方法は、金属にレーザー光を照射して被測定元素を
原子化させ、原子化した被測定元素に第2のレーザー光
を照射してこれを励起し、スペクトル光を発生させ、該
スペクトル光を光ファイバーにより分光装置まで伝送し
て該分光装置により分析することを特徴とする。第2発
明のレーザー発光分析方法は、原子化した被測定元素に
照射する第2のレーザー光の周波数を、該被測定元素の
発光スペクトルを励起するために必要な周波数と同一の
周波数にすることを特徴とする。第3発明のレーザー発
光分析方法は、原子化した被測定元素に照射する第2の
レーザー光の周波数を、該被測定元素の発光スペクトル
を励起するために必要な周波数の半分の周波数にするこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】レーザーとして出力数十kW以上、パルス幅数
百μsのパルス発振のYAGレーザー又は出力数kW若
しくはそれ以上の連続発振のYAGレーザーを使用し、
レーザー光を発振させてサンプル面に照射し、サンプル
を原子化する。このとき原子化サンプルの温度が出来る
限り低温、例えば略3000Kになる様に、照射するレ
ーザーのエネルギー密度を調整する。この原子化したサ
ンプルに、被測定元素の発光スペクトルを励起するため
に必要な周波数と同一又は半分の周波数の第2のレーザ
ー光を照射すると、被測定元素の原子が共鳴的に励起さ
れ、レーザー光の進行方向とは異なる方向にスペクトル
光が自然放出される。このスペクトル光の強度はレーザ
ー光の強度、被測定元素の濃度及び原子化されたサンプ
ルの温度に依存する。原子化されたサンプルの温度が3
000Kのように低温の場合、励起直前のPの原子数は
鉄イオンの数の104 〜108 倍であり、Pの測定
波長である255.3nmのレーザー光を照射するとP
原子が励起され、このとき鉄イオンは存在しないので鉄
イオンのスペクトルによる干渉又は吸収を受けずに、P
の発光スペクトルを観測することができる。Cの場合も
同様であり、Cの測定波長である247.9nmのレー
ザー光を照射すると鉄イオンのスペクトルの影響を受け
ずに、Cの発光スペクトルを観測することができる。な
お、発光スペクトルは、市販の光ファイバーを用いるこ
とにより容易に数十m離れた分析装置に伝送することが
できる。
百μsのパルス発振のYAGレーザー又は出力数kW若
しくはそれ以上の連続発振のYAGレーザーを使用し、
レーザー光を発振させてサンプル面に照射し、サンプル
を原子化する。このとき原子化サンプルの温度が出来る
限り低温、例えば略3000Kになる様に、照射するレ
ーザーのエネルギー密度を調整する。この原子化したサ
ンプルに、被測定元素の発光スペクトルを励起するため
に必要な周波数と同一又は半分の周波数の第2のレーザ
ー光を照射すると、被測定元素の原子が共鳴的に励起さ
れ、レーザー光の進行方向とは異なる方向にスペクトル
光が自然放出される。このスペクトル光の強度はレーザ
ー光の強度、被測定元素の濃度及び原子化されたサンプ
ルの温度に依存する。原子化されたサンプルの温度が3
000Kのように低温の場合、励起直前のPの原子数は
鉄イオンの数の104 〜108 倍であり、Pの測定
波長である255.3nmのレーザー光を照射するとP
原子が励起され、このとき鉄イオンは存在しないので鉄
イオンのスペクトルによる干渉又は吸収を受けずに、P
の発光スペクトルを観測することができる。Cの場合も
同様であり、Cの測定波長である247.9nmのレー
ザー光を照射すると鉄イオンのスペクトルの影響を受け
ずに、Cの発光スペクトルを観測することができる。な
お、発光スペクトルは、市販の光ファイバーを用いるこ
とにより容易に数十m離れた分析装置に伝送することが
できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
き具体的に説明する。図1は本発明に係るレーザー発光
分析装置を示す模式図であり、図中16は溶鋼である。 溶鋼16の上側には耐熱材からなる2重管構造のArパ
ージフード11及びこの上側に連設させた逆L字型の水
冷フード10が配置されている。Arパージフード11
の外管の下端部は溶鋼16に浸漬させてあり、内管の端
部は溶鋼16表面の少し上側に位置するようになってい
る。Arパージフード11の底蓋11aは外れた状態に
なっている。水冷フード10は管壁の内部に冷却水を通
流できるようになっている。水冷フード10の水平部の
上面にはAr導入管17が連結されており、Ar導入管
17より導入されるArガスは水冷フード10内及びA
rパージフード11内を満たし、Arパージフード11
の内管下端部と溶鋼16表面との間を通って外管と内管
との間隙を上昇し、外管上部に設けられた孔から外部に
放出されるようになっている。
き具体的に説明する。図1は本発明に係るレーザー発光
分析装置を示す模式図であり、図中16は溶鋼である。 溶鋼16の上側には耐熱材からなる2重管構造のArパ
ージフード11及びこの上側に連設させた逆L字型の水
冷フード10が配置されている。Arパージフード11
の外管の下端部は溶鋼16に浸漬させてあり、内管の端
部は溶鋼16表面の少し上側に位置するようになってい
る。Arパージフード11の底蓋11aは外れた状態に
なっている。水冷フード10は管壁の内部に冷却水を通
流できるようになっている。水冷フード10の水平部の
上面にはAr導入管17が連結されており、Ar導入管
17より導入されるArガスは水冷フード10内及びA
rパージフード11内を満たし、Arパージフード11
の内管下端部と溶鋼16表面との間を通って外管と内管
との間隙を上昇し、外管上部に設けられた孔から外部に
放出されるようになっている。
【0012】そして、水冷フード10上部の端面にはレ
ーザー窓15が設けられており、該端面の外側に前記レ
ーザー窓15と対向させて偏光ビームスプリッタ12、
連続発振のYAGレーザー1が順次配置されている。Y
AGレーザー1は出力1.2kWでレーザー光を連続発
振する。発振されたレーザー光は偏光ビームスプリッタ
12により偏光され、レーザー窓15を通過して水冷フ
ード10内に入り、水冷フード10のL字型角部に設置
された反射鏡13にて反射し、レーザー光集光レンズ9
により集光されて溶鋼16の表面を照射し、溶鋼16を
原子化させるようになっている。
ーザー窓15が設けられており、該端面の外側に前記レ
ーザー窓15と対向させて偏光ビームスプリッタ12、
連続発振のYAGレーザー1が順次配置されている。Y
AGレーザー1は出力1.2kWでレーザー光を連続発
振する。発振されたレーザー光は偏光ビームスプリッタ
12により偏光され、レーザー窓15を通過して水冷フ
ード10内に入り、水冷フード10のL字型角部に設置
された反射鏡13にて反射し、レーザー光集光レンズ9
により集光されて溶鋼16の表面を照射し、溶鋼16を
原子化させるようになっている。
【0013】YAGレーザー1の下側には出力が1μJ
/パルスであり、波長可変の第2のレーザーとしての色
素レーザー2が配置されている。色素レーザー2の発振
器から発振されたレーザー光は、非線型光学素子7によ
り波長変換され、プリズム8により偏光され、反射鏡1
4にて反射し、偏光ビームスプリッタ12に入る。その
後は、YAGレーザー1のレーザー光と同一の経路を辿
り、YAGレーザー1のレーザー光により原子化された
サンプルを励起するようになっている。
/パルスであり、波長可変の第2のレーザーとしての色
素レーザー2が配置されている。色素レーザー2の発振
器から発振されたレーザー光は、非線型光学素子7によ
り波長変換され、プリズム8により偏光され、反射鏡1
4にて反射し、偏光ビームスプリッタ12に入る。その
後は、YAGレーザー1のレーザー光と同一の経路を辿
り、YAGレーザー1のレーザー光により原子化された
サンプルを励起するようになっている。
【0014】色素レーザー2のレーザー光により励起さ
れた原子の発光スペクトルは、水冷フード10内のスペ
クトル集光レンズ3により集光され、光ファイバー4に
より分光器5に伝送され、分光されたのち、データ処理
装置6によってデータ処理されるようになっている。こ
の分光器5としては多元素同時分析が可能な分光器が使
用されており、分光器5及びデータ処理装置6は防塵、
防振処置が施され、雰囲気温度及び湿度を一定に保持さ
れた室内に設置されている。
れた原子の発光スペクトルは、水冷フード10内のスペ
クトル集光レンズ3により集光され、光ファイバー4に
より分光器5に伝送され、分光されたのち、データ処理
装置6によってデータ処理されるようになっている。こ
の分光器5としては多元素同時分析が可能な分光器が使
用されており、分光器5及びデータ処理装置6は防塵、
防振処置が施され、雰囲気温度及び湿度を一定に保持さ
れた室内に設置されている。
【0015】以上の如く構成されたレーザー発光分析装
置を使用して分析する場合、まずArパージフード11
をその外管下端部を溶鋼16に浸漬させて配置する。こ
のとき底蓋11aが外れる。次にAr導入管17よりA
rガスを導入し、水冷フード10及びArパージフード
11内をArガスで満たし、溶鋼16に酸化物が生じな
いようにし、水冷フード10の管壁内に冷却水を通流さ
せて溶鋼16からの熱輻射による温度上昇を防止する。 そしてYAGレーザー1よりレーザー光を連続発振する
。発振されたレーザー光は偏光ビームスプリッタ12に
より偏光され、反射鏡13にて反射し、レーザー光集光
レンズ9により集光されて溶鋼16の表面を照射する。 このとき溶鋼16の一部が原子化される。
置を使用して分析する場合、まずArパージフード11
をその外管下端部を溶鋼16に浸漬させて配置する。こ
のとき底蓋11aが外れる。次にAr導入管17よりA
rガスを導入し、水冷フード10及びArパージフード
11内をArガスで満たし、溶鋼16に酸化物が生じな
いようにし、水冷フード10の管壁内に冷却水を通流さ
せて溶鋼16からの熱輻射による温度上昇を防止する。 そしてYAGレーザー1よりレーザー光を連続発振する
。発振されたレーザー光は偏光ビームスプリッタ12に
より偏光され、反射鏡13にて反射し、レーザー光集光
レンズ9により集光されて溶鋼16の表面を照射する。 このとき溶鋼16の一部が原子化される。
【0016】さらに色素レーザー2より第2のレーザー
光を発振し、非線型光学素子7により波長変換する。こ
のとき被測定元素の発光スペクトルを励起するために必
要な周波数と同一又は半分の周波数になるように波長を
変換する。例えばPの測定を行う場合は255.328
nmの波長に変換し、Cの測定を行う場合は247.8
nmの波長に変換する。波長変換されたレーザー光はプ
リズム8により偏光され、反射鏡14にて反射し、偏光
ビームスプリッタ12に入る。そして反射鏡13にて反
射し、レーザー光集光レンズ9により集光されてYAG
レーザー1のレーザー光により原子化されたサンプルを
励起する。励起された原子の発光スペクトルはスペクト
ル集光レンズ3により集光され、光ファイバー4により
分光器5に伝送され、分光される。そして被測定元素の
検量線に基づき、データ処理装置6により被測定元素の
濃度が求められる。このとき、2種類以上の鉄の発光線
の強度を測定するか又は光ファイバーからなる放射温度
計を用いることにより、原子化したサンプルの温度を推
定し、この温度に対応させて検量線の補正を行う。
光を発振し、非線型光学素子7により波長変換する。こ
のとき被測定元素の発光スペクトルを励起するために必
要な周波数と同一又は半分の周波数になるように波長を
変換する。例えばPの測定を行う場合は255.328
nmの波長に変換し、Cの測定を行う場合は247.8
nmの波長に変換する。波長変換されたレーザー光はプ
リズム8により偏光され、反射鏡14にて反射し、偏光
ビームスプリッタ12に入る。そして反射鏡13にて反
射し、レーザー光集光レンズ9により集光されてYAG
レーザー1のレーザー光により原子化されたサンプルを
励起する。励起された原子の発光スペクトルはスペクト
ル集光レンズ3により集光され、光ファイバー4により
分光器5に伝送され、分光される。そして被測定元素の
検量線に基づき、データ処理装置6により被測定元素の
濃度が求められる。このとき、2種類以上の鉄の発光線
の強度を測定するか又は光ファイバーからなる放射温度
計を用いることにより、原子化したサンプルの温度を推
定し、この温度に対応させて検量線の補正を行う。
【0017】なお、本発明の実施例においては、連続発
振のレーザーを使用する場合につき説明しているが何ら
これに限定されるものではなく、例えば出力1J/パル
ス、パルス幅十数nsのパルスレーザーを使用し、照射
面積を広げることによって温度略3000Kのサンプル
の原子化状態を実現することにしてもよい。
振のレーザーを使用する場合につき説明しているが何ら
これに限定されるものではなく、例えば出力1J/パル
ス、パルス幅十数nsのパルスレーザーを使用し、照射
面積を広げることによって温度略3000Kのサンプル
の原子化状態を実現することにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上の如く本発明においては、金属にレ
ーザー光を照射して生成させた被測定元素の原子に、被
測定元素の発光スペクトルを励起するために必要な周波
数と同一の周波数又は半分の周波数の第2のレーザー光
をレーザーから照射してスペクトル光を発生させ、発生
したスペクトル光を光ファイバーにより分光装置まで伝
送して分析するので、鉄イオンのスペクトル光による干
渉又は吸収を受けることがなく、金属中の微量成分につ
いても高精度に分析することができる等、本発明は優れ
た効果を奏するものである。
ーザー光を照射して生成させた被測定元素の原子に、被
測定元素の発光スペクトルを励起するために必要な周波
数と同一の周波数又は半分の周波数の第2のレーザー光
をレーザーから照射してスペクトル光を発生させ、発生
したスペクトル光を光ファイバーにより分光装置まで伝
送して分析するので、鉄イオンのスペクトル光による干
渉又は吸収を受けることがなく、金属中の微量成分につ
いても高精度に分析することができる等、本発明は優れ
た効果を奏するものである。
【図1】本発明に係るレーザー発光分析装置を示す模式
図である。
図である。
1 YAGレーザー
2 色素レーザー
3 スペクトル集光レンズ
4 光ファイバー
5 分光器
6 データ処理装置
7 非線型光学素子
8 プリズム
9 レーザー集光レンズ
10 水冷フード
11 Arパージフード
12 偏向ビームスプリッタ
13 反射鏡
14 反射鏡
15 レーザー窓
Claims (3)
- 【請求項1】 金属にレーザー光を照射して被測定元
素を原子化させ、原子化した被測定元素に第2のレーザ
ー光を照射してこれを励起し、スペクトル光を発生させ
、該スペクトル光を光ファイバーにより分光装置まで伝
送して分析することを特徴とするレーザー発光分析方法
。 - 【請求項2】 原子化した被測定元素に照射する第2
のレーザー光の周波数を、該被測定元素の発光スペクト
ルを励起するために必要な周波数と同一の周波数にする
ことを特徴とする請求項1記載のレーザー発光分析方法
。 - 【請求項3】 原子化した被測定元素に照射する第2
のレーザー光の周波数を、該被測定元素の発光スペクト
ルを励起するために必要な周波数の半分の周波数にする
ことを特徴とする請求項1記載のレーザー発光分析方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6117091A JPH04274743A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | レーザー発光分析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6117091A JPH04274743A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | レーザー発光分析方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04274743A true JPH04274743A (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=13163403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6117091A Pending JPH04274743A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | レーザー発光分析方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04274743A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006266792A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Jfe Steel Kk | 溶融金属の発光分光分析装置 |
| JP2008215851A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Nippon Steel Corp | レーザ誘起蛍光分析用プローブ及びレーザ誘起蛍光分析装置 |
| JP2009287965A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Nippon Steel Corp | 溶融金属用測定装置 |
| JP2011080768A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガス分析装置 |
| JP2015038493A (ja) * | 2014-10-01 | 2015-02-26 | 三菱重工業株式会社 | ガス分析装置 |
-
1991
- 1991-03-01 JP JP6117091A patent/JPH04274743A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006266792A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Jfe Steel Kk | 溶融金属の発光分光分析装置 |
| JP2008215851A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Nippon Steel Corp | レーザ誘起蛍光分析用プローブ及びレーザ誘起蛍光分析装置 |
| JP2009287965A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Nippon Steel Corp | 溶融金属用測定装置 |
| JP2011080768A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガス分析装置 |
| JP2015038493A (ja) * | 2014-10-01 | 2015-02-26 | 三菱重工業株式会社 | ガス分析装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2296623C (en) | Method and apparatus for materials analysis by enhanced laser induced plasma spectroscopy | |
| CA1220643A (en) | Method of laser emission spectroscopic analysis of steel and apparatus therefor | |
| US6661511B2 (en) | Method and apparatus for enhanced laser-induced plasma spectroscopy using mixed-wavelength laser pulses | |
| JP4734273B2 (ja) | レーザ誘起蛍光分析装置 | |
| CN105572103A (zh) | 一种基于激光诱导击穿光谱技术同时定量检测皮革中多种重金属的方法 | |
| JP2008256585A (ja) | 元素分析装置および元素分析方法 | |
| Ursu et al. | Laser absorption spectroscopy on a transient aluminum plasma generated by excimer laser ablation | |
| JPH04274743A (ja) | レーザー発光分析方法 | |
| JP3618198B2 (ja) | 元素分析方法 | |
| US20060119846A1 (en) | Method and device for spectroscopy of the optical emission of a liquid excited by a laser | |
| JPH0875651A (ja) | レーザ発光分光分析方法 | |
| JP5000379B2 (ja) | レーザ誘起蛍光分析法及びレーザ誘起蛍光分析プローブ | |
| JP2010019626A (ja) | 元素分析装置および元素分析方法 | |
| JPS63308543A (ja) | 散乱光測光装置 | |
| JPS62188919A (ja) | レ−ザ多段励起直接発光分析方法及び装置 | |
| JP2000338039A (ja) | 溶融金属分析方法およびその装置 | |
| JP3604464B2 (ja) | 水溶液中の成分分析装置 | |
| JPH10206330A (ja) | レーザ発光分光分析方法およびその装置 | |
| JP2002005832A (ja) | 濃度分析方法及び濃度分析装置 | |
| WO2001071320A1 (en) | Method and apparatus for analyzing vaporized metal | |
| D'Angelo et al. | Trace element analysis in water by LIBS technique | |
| JPS6285847A (ja) | レ−ザ多段励起直接発光分析方法及び装置 | |
| KR100449654B1 (ko) | 가돌리니움 원자 증기 밀도 모니터링 방법 및 그 장치 | |
| Lu et al. | Single-Shot Single-Beam Coherent Raman Scattering Thermometry Based on Air Lasing | |
| JPH0211097B2 (ja) |