JPH0427542A - ステンレス・樹脂積層体シートおよびこれを利用した製品 - Google Patents

ステンレス・樹脂積層体シートおよびこれを利用した製品

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JPH0427542A
JPH0427542A JP2132592A JP13259290A JPH0427542A JP H0427542 A JPH0427542 A JP H0427542A JP 2132592 A JP2132592 A JP 2132592A JP 13259290 A JP13259290 A JP 13259290A JP H0427542 A JPH0427542 A JP H0427542A
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stainless steel
resin
laminate sheet
sheet
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Masaki Izumi
泉 正樹
Akihiko Kasahara
笠原 昭彦
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Nippon Kinzoku Co Ltd
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Nippon Kinzoku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ステンレス鋼の薄板の表面に接着用の接着剤
層を被着したステンレス・樹脂積層体シートおよびこの
シートを利用した製品に関する。
[従来の技術] 従来から、合成樹脂製の基体の表面に金属の被覆を施す
ことが行われている。このような合成樹脂表面に金属被
覆を施す方法として、樹脂の基体の表面に金属メツキを
施すものがあった。しかし、このようなものは、メツキ
工程が複雑であり、コストが高く、また大形の基体には
適用するのが困難である等の不具合があった。
一方、合成樹脂製の基体の表面に金属の薄いシートを接
着する方法もある。このようなものは、成形した樹脂製
の基体の表面に金属シートを接着によって張り付けるだ
けでよく、作業が簡単であるとともに、大形の基体にも
簡単に張り付けられるという特徴がある。しかし、一般
に金属と合成樹脂との接着はその接着強度が比較的小さ
く、剥離等の問題が生じやすい。このため、このような
ものは−船釣に金属として接着か容易なアルミニウムの
シートを使用するものがほとんどである。
しかしながら、このアルミニウムは接着が容易である半
面、軟質であり、容易に傷等がつくという不具合があっ
た。
これに対して、ステンレス鋼は、硬質で傷が付きにくく
、また耐食性も極めて大きく、さらに高級感のある金属
光沢を有し、また着色等も容易であるという長所がある
。しかし、このステンレス鋼は表面に強固な酸化被膜か
形成されているために接着性が悪く、このステンレス鋼
のシートを合成樹脂製の基体の表面に接着するのは困難
であった。また、このステンレス鋼のシートを合成樹脂
製の基体に接着するためには、前処理工程等が複雑であ
り、非能率的であった。
このような不具合を改善するため、ステンレス鋼の薄板
の表面に第1の接着剤層を被着し、またこの第1の接着
剤層の上に第2の接着剤層を被着したステンレス・樹脂
積層体シートが開発された。
このようなシートは、本願出願人と同じ出願人になる「
特願平1−286959号」および「特願平1−286
960号」に開示されている。
このようなシートは、第1の接着剤層としてこのステン
レス鋼の薄板に対する接着性の大きいものを使用し、ま
た第2の接着剤層として、この第1の接着剤層に接着性
を有するとともに、基体を構成する各種の合成樹脂材料
に対して汎用的な接着性を有する合成樹脂材料が使用さ
れる。
しかし、上記のものは、第2の接着剤層として、熱可塑
性のホットメルト形の樹脂接着剤を使用しているため、
基体を形成する樹脂材料が熱硬化性の樹脂材料の場合に
は、十分な接着強度を達成するには溶着温度や圧力、加
熱時間等が制約される。
しかし、このような積層体シートを基体に接着する最終
的な工程では、この熱溶着の条件を厳密に規制するのは
困難である。上記の第2の接着剤層は、各種の樹脂材料
に対して汎用的な接着性を有するものであるため、十分
な接着強度を得るためにはある程度の接;条件、たとえ
ば高い温度や裔い圧力を必要とする。しかし、このシー
トを基体に接着する最終的な工程では、上記のようにこ
のような接着条件を満足することが困難な場合がある。
したがって、このようなシートが使用出来ない場合や、
このシートと基体との十分な接着強度を得るために、こ
の基体の成形工程の条件を変更しなければならない等の
不具合を生じる。
また、このシートを基体に接着する最終的な工程では、
この接着条件の管理か不正確になりやすく、基体との接
着強度が低下する場合があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は以上の事情に基づいてなされたもので、熱硬化
性樹脂の基体に容易にかつ強固に接着することができる
ステンレス・樹脂積層体シートおよびこのシートの特性
を利用した各種の製品を提供するものである。
[課題を解決するための手段とその作用コ本発明の積層
体シートは、ステンレス鋼の薄板の少なくとも一面に第
1の接着剤層を被覆し、またこの第1の接着剤層の上に
さらに第2の接着剤層を被覆し、さらにこの第2の接着
剤層の上に第3の接着剤層を被覆したもので、3層の接
着剤層を備えたものである。この第1の接着剤層は、ポ
リオレフイン系ポリマーと脂肪族不飽和カルボン酸また
はその無水物との共重合体とを含むホットメルト形の接
着剤であり、また第2のホットメルト形の接着剤層は、
複数種類の熱可塑性樹脂を混合した接着剤層であり、上
記の第1の接着剤層と良好な接着性を有するとともに、
各種の樹脂材料と汎用的な接着性を有するものであり、
また上記の第3の接着剤層は接着すべき基体を形成する
熱硬化性樹脂材料と相容性を有する熱硬化性樹脂材料か
ら形成されている。
このような積層体シートは、ステンレス鋼の薄板と接着
する第1の接着剤層に上記のような材質のものを使用し
ており、このものはステンレス鋼に対して強力な接着力
を有する。また、この第1の接着材層の上には第2の接
着剤層が被覆されており、この第2の接着剤層によって
第1の接着剤層と第3の接着剤層とが強固に接着される
。この第3の接着剤層は、基体の熱硬化性樹脂材料と相
容性のある熱硬化性樹脂材料から形成されており、この
基体との接着性が良く、基体との接着条件が緩く、基体
と確実に接着でき、またこの接着工程において接着条件
の管理が不正確であっても確実な接着をなすことかでき
る。
このような積層体シートは、全体として強固に一体化さ
れており、この積層体シートを切断、プレス加工するこ
とも容易である。さらに、この接着剤層によって金型と
の潤滑もなされるので、プレス成形の際に潤滑剤を使用
する必要もなく、作業が容易である。また、この第3の
接着剤層の熱硬化性樹脂材料は、接着すべき基体の熱硬
化性樹脂材料と同種のものを使用することか好ましい。
このように同種の樹脂材料を使用すればより容易に基体
との接着をなすことができる。また、この第3の接着剤
層の熱硬化性樹脂は、半硬化状態すなわちBステージで
あることか好ましい。この状態の熱硬化性樹脂材料は、
接着性か高く、容易に基体と接着することができる。
[実施例コ 以下、図を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図にはステンレス・樹脂積層体シートの実施例を示
す。このステンレス・樹脂積層体シート11は、ステン
レス鋼の薄板からなるステンレスシート12の片面に、
第1のホットメルト形の接着剤層13が被着され、また
この第1の接着剤層13の上にはさらに第2のホットメ
ルト形の接着剤層14か被着されている。さらに、この
第2の接着剤層14の上には第3の接着剤層15が被着
されている。
このステンレスシート12は、厚さが仕様に応じて0.
01mm〜0.5mm程度のものが使用される。また、
仕様に対応して、その表面は光沢面、梨地、ヘアライン
仕上げ、その他の表面仕上げが施され、さらには必要に
応じてたとえば表面の酸化被膜の厚さを調整して光の干
渉による着色仕上げがなされる。
また、上記の第1の接着剤層13は、このステンレスシ
ート12との接着をなすためのもので、ポリオレフィン
系ポリマーと脂肪族不飽和カルボン酸またはその無水物
とのグラフト共重合体、あるいはこのグラフト共重合体
とポリオレフィン系ポリマーとの混合物からなるホット
メルト形の接着剤樹脂からなる。この接着剤は、ステン
レス鋼材料に対して極めて強力な接着力を有するもので
あり、これによって、このステンレスシート12と実用
上十分な接着かなされる。
なお、このグラフト共重合体とポリオレフィン系ポリマ
ーとを混合する場合には、これらの混合物中におけるグ
ラフト共重合体の含有量か0.5重量%以上であること
か好ましい。また、このポリオレフィン系ポリマーとグ
ラフト共重合する脂肪族不飽和カルボン酸またはその無
水物の種類は、このグラフト共重合の容易さの点から、
アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン
酸、シトラコン酸、無水シトラコン酸、イタコン酸、無
水イタコン酸等から選択することが好ましい。
また、このグラフト共重合体におけるグラフト率は、ポ
リオレフィン系ポリマーにグラフト共重合する不飽和カ
ルボン酸の種類に対応して選択されるが、通常は0,0
1〜5.0%の範囲か好ましい。
また、上記の第2の接着剤層14は、上記の第1の接着
剤層13と第3の接着剤層15とを強固に接着するため
のものである。すなわち、上記の第1の接着剤層13は
、ステンレスシート12との接着性を第1の目的とした
ものであり、他の合成樹脂材料との接着性は不十分であ
る。したがって、この第1の接着材層13の上にこの第
2の接着剤層14を形成し、この第2の接着剤層14を
介して第3の接着剤層15と第1の接着剤層13を接着
することにより、これらステンレスシート12、および
第1ないし第3の接着剤層131415か互いに一体的
に強固に接着される。
この第2の接着剤層14を構成する接着剤の種類は、第
3の接着剤層15を形成する合成樹脂材料の種類、要求
される接着強度、等にしたがって各種選択される。また
、この積層体シートをプレス成形したり、基体に接着し
たりする場合に要求される作業性にも対応して選択され
る。−船釣には、この第2の接着剤層14を構成する接
着剤は、一般に使用される各種の合成樹脂材料に対して
共通して十分な接着性、接着作業性を有するものが好ま
しい。
これらの点を考慮した場合、この第2の接着剤層14に
使用される接着剤としては、熱可塑性共重合ポリエステ
ル樹脂、エチレン共重合体、および別の種類の熱可塑性
樹脂の3つの成分を溶融混合した接着性樹脂組成物が好
ましい。上記の熱可塑性共重合ポリエステル樹脂として
は、ジカルボン酸成分としてテレフタル酸40〜100
モル%、およびその他の芳香族ジカルボン酸0〜60モ
ル96からなり、低分子グリコール成分として14−ブ
タジオール40〜100モル26およびジエチレングリ
コールもしくは16−ヘキサンジオール0〜60モル%
からなり、さらに分子量600〜6000のポリテトラ
メチレングリコールか全ジカルボン酸に対して0〜10
モル%からなり、融点90〜100’C,還元粘度0.
5以上の熱可塑性共重合ポリエステル樹脂であることか
好ましい。
また、この熱可塑性共重合ポリエステル樹脂の成分か3
0〜90%であり、また上記のエチレン共重合体がエポ
キシ基、カルボン酸基もしくはジカルボン酸無水物基の
中から選ばれた1種もしくは2種以上の官能基を含有し
、このエチレン共重合体と上記の熱可塑性樹脂との成分
の合計量が70〜10重量%であり、かつこのエチレン
共重合体と熱可塑性樹脂との合計量中におけるこのエチ
レン共重合体の成分の割合が5〜100重量%であるこ
とかさらに好ましい。
また、上記の別の熱可塑性樹脂としては、ビニル芳香族
炭化水素重合体または共重合体、(メタ)アクリル酸エ
ステル重合体または共重合体、エチレン系重合体、ポリ
オレフィン系エラストマーのうちのいずれか1種もしく
は2種以上のものであることか好ましい。
また、上記の第3の接着剤層15は、接着すべき基体を
形成する熱硬化性樹脂材料と相容性のある熱硬化性樹脂
材料、好ましくはこの基体を構成する材料と同種の樹脂
材料か使用される。たとえば、基体を構成する樹脂材料
かポリウレタン樹脂である場合には、この第3の接着剤
層15には同種のポリウレタン樹脂材料を使用すること
が好ましい。
また、この第3の接着剤層15を形成する熱硬化性樹脂
材料は、半硬化状態、すなわちBステージの状態である
ことか好ましい。このように、この第3の接着剤層15
の熱硬化性樹脂材料が半硬化状態の場合には、基体の熱
硬化性樹脂材料との接着性かきわめて大きくなり、また
接着作業も容易である。また、この熱硬化性樹脂材料が
半硬化状態の場合には、この上に剥離シート28が積層
され、この第3の接着剤層15を保護するように構成さ
れている。この剥離シート28は、この積層シート11
を基体に接着する際に剥がされる。
次に、このような積層体シート11を製造する方法およ
び装置を第2図を参照して説明する。
第2図中の24はステンレスシート12を巻回したロー
ルであり、このロール24から帯状のステンレスシート
12が供給される。このステンレスシート12は案内ロ
ーラ19に案内され、加熱器22によって所定の温度に
加熱されてから一対の熱圧着ローラ21の間に送られる
。また、17は接着剤層13を形成する樹脂材料のフィ
ルム13′を供給するロールである。このフィルム13
′は、第1の接着剤層13を形成する樹脂材料のフィル
ムであって、その厚さはたとえば0.05mmである。
また、18は上記の第2の接着剤層14を形成する樹脂
材料のフィルム14゛を供給するロールである。このフ
ィルム14゛は、上;己の第2の接着剤層14を形成す
る樹脂材料からなるフィルムであって、その厚さはたと
えば0.05mmである。
そして、これらのロール17.18から供給されたフィ
ルム13−.14−は、一対の熱圧着ローラ21の間に
供給され、上記のステンレスシート12と重ねられ、互
いに熱圧着され、このステンレスシート12の上に上記
の第1および第2の接着剤層13.14が形成される。
なお、この場合の圧着ローラ21の圧着圧力は1.5〜
2.0kg/Cm2、圧着温度は130〜150Cであ
る。そして、このように第1および第2の接着剤層13
.14か被層されたステンレスシート12は、さらに加
熱器23で加熱され、さらにバーコータ29によってこ
の第2の接着剤層14の上に未硬化状態の熱硬化性樹脂
材料か被覆され、第3の接着剤層15か形成される。次
に、この積層体シートは加熱器25によって加熱され、
この第3の接着剤層15が半硬化の状態まで硬化される
。さらに、この積層体シートは一対の圧着ローラ26の
間に送られ、これらの圧着ローラの間にはロール27か
ら剥離紙等の剥離シート28が供給され、この半硬化状
態の第3の接着剤層15の上にこの剥離シート28が積
層される。そして、この積層体シート11は案内ローラ
20を介して巻取ロール16に巻き取られる。
このような実施例の積層体シート11は、たとえばステ
ンレスシート12と第1の接着剤層13との間の接着強
度が6.0kg/cm以上にも達し、これらの間の剥離
が完全に防止される。また、上記の第2の接着剤層14
と第3の接着剤層15との間の接着強度は、この第3の
接着剤層15がポリエステル樹脂の場合には2.0kg
/cm。
程度の接着強度が得られ、実用上十分な接着強度が得ら
れる。
なお、この積層体シート11は、必ずしも上記のような
ものには限定されず、各種の仕様に応じて変更すること
ができる。たとえば、接着剤層は片面に限らず、両面に
被着してもよい。また、この接着剤層はステンレスシー
トの全面に被着する必要はなく、一部の面に被着しても
よい。
上述の如く、この積層体シート11はステンレスシート
12と接着剤層13,14.15が強固に一体化されて
いるので、この積層体シート11を容易に切断、曲げ、
プレス加工等することができ、またこの積層体シートに
は接着すべき基体の熱硬化性樹脂材料と相容性がある熱
硬化性樹脂材料、好ましくは基体の樹脂材料と同種の樹
脂材料からなる第3の接着剤層15が被着されているの
で、この基体に容品かつ強固に接着でき、しかも二の接
着条件は緩やかであり、接着条件を正確に制御すること
か難しい生産ライン等においてもこの積層シートを基体
に簡単かつ強固に接着できる。
また、この実施例では、この第3の接着剤層15の熱硬
化性樹脂材料は半硬化の状態であり、基体の熱硬化性樹
脂材料と極めて強固に、かつ容易に接着することができ
る。
もちろん、この積層シートの製造方法および製造装置は
上記のものには限定されない。たとえば、上記の第1お
よび第2の接着剤層を形成するフィルム1B”14−を
別工程であらかじめ互いに熱圧着しておき、この一体止
したフィルムを供給してステンレスシート12上に熱圧
着してもよい。
また、この植体シートの接着性を利用して、各種の製品
か提供できる。
第3図および第4図にはこの積層体シートを利用した自
動車のバンパ40を示す。このバンパ40は、バンバ本
体46を備え、このバンパ本体46は、ポリウレタン樹
脂材料からなる表面部材41と、発泡ポリウレタン樹脂
材料からなる衝撃吸収部材42とを一体化したもので、
その前面には幅方向−杯に水平に帯状の積層体シート1
1が接着されている。この積層体シート11は、上述の
ように極めて強固にこのバンバ本体46に接着されるの
で、この積層体シート11のステンレスシートを板厚の
厚いものを使用することができる。
したがって、この積層体シート11の部分に多少強く物
が衝突してもこの積層体シート11が変形したり剥離し
たりすることがなく、性能の良いバンバが提供できる。
第5図には、このようなバンバ40を製造する装置およ
び方法を示す。先ず、この積層体シートを所定の帯状に
切断加工し、必要に応じてその縁部を曲げ加工したもの
を用意する。そして、この帯状の積層体シート11を所
定の長さに切断する。
一方、このバンバ本体46の表面部材41を成形する金
型43の所定位置には、この積層体シート11か嵌合す
るための溝部44が形成されている。
そして、この帯状の積層体シート11を、このバンバの
前面の形状に沿うような形状に屈曲させ、これを上記の
金型43の溝部44内に嵌合させる。
なお、この場合に、感圧接着テープ等を使用して、この
積層体シート11をこの金型43内に仮固定してもよい
。そして、この積層体シートの剥離シート28を剥離し
て半硬化状態の第3の接着剤層15を露出させる。そし
て、この金型43に上金型45を衝合させ、キャビティ
内に未硬化のポリウレタン樹脂を射出し、表面部材41
を成形する。
この際に、未硬化のポリウレタン樹脂が、この積層体シ
ート11の第3の接着剤層15に接触する。
この第3の接着剤層15は、このバンパの表面材すなわ
ち基体の樹脂材料と相容性のある材料、この実施例では
同種の樹脂材料が使用されているので、これらは強固に
接着し、この積層体シート11このバンパの表面部材4
1に強固に接着される。このような方法によれば、この
バンパ40の表面部材41の射出成形と同時にこの積層
体シート11を接着することができ、工程が簡略化され
る。また、この表面材41と第3の接着剤層15とは同
種の材料であるから、これらの接着条件、たとえば加熱
温度等の管理は比較的緩くてもよい。
したがって、このバンパの製造工程の条件等を変更する
必要もなく、このような最終的な製造工程においてこの
積層体シートを簡便に採用することができる。また、こ
の実施例では、この第3の接着剤層15は半硬化状態で
あるから、この基体すなわち表面材41との接着性が極
めて高く、また接着条件の管理も緩くてもよい。
なお、このように所定の形状に成形した積層体シート1
1を金型内に載置し、樹脂の射出成形と積層体シートと
の接着を同時に行う方法は、このようなバンバの製造に
限定されず、各種の製品にも適用できることは明らかで
ある。
また、第6図および第7図には、この積層体シートを利
用した自動車の合成樹脂製ホイル50を示す。このホイ
ル50は、繊維強化合成樹脂製のホイル本体51を備え
、その外側の側面52にはステンレスシートが比較的厚
い積層体シート11を所定の形状にプレス成形したプレ
ス成形シート11aが接着されている。このようなホイ
ル50は、繊維強化されたポリエステル樹脂製のホイル
本体51を備えており、軽量である。しかし、この繊維
強化合成樹脂は、強化繊維を含んでいるため、表面の体
裁か悪く、表面仕上げ塗装を施す必要があり、また石等
が衝突して表面に傷が生じるとその部分からクラックか
発生する可能性がある等の不具合かある。しかし、上記
したようなホイル50では、その外側面に比較的厚いプ
レス成形シート11aか一体的に接着されているので、
外観が良好で仕上げ塗装等を施す必要がなく、製造か容
易であるとともに、石等がこのホイルの外側面に衝突し
てもこのホイル本体51に傷が付くことがなく、信頼性
が高い。
また、第8図および第9図を参照してこのホイル50を
製造する方法を説明する。まず、前記した積層体シート
11をこのホイル本体51の外側面に対応した形状にプ
レス成形し、第8図に示すようなプレス成形シート11
aを形成する。この場合、前述したように、この積層体
シート11のステンレスシート12と接着剤層13.1
415とは一体的に強固に接着されているので、このよ
うなプレス成形を行ってもこれらが剥離することはない
。なお、この場合にはこの積層体シート11の第3の接
着剤層15は、接着すべき基体すなわちホイル本体51
の樹脂材料と同種の材料であるポリエステル樹脂が使用
され、この場合もこのポリエステル樹脂は半硬化の状態
である。
そして、このようにしてプレス成形したプレス成形シー
ト11aを金型53の所定位置に設置し、剥離シートを
剥がして第3の接着剤層15を露出させる。そして、こ
の金型53に他の金型5556を衝合し、キャビティ内
に強化繊維を含んだ樹脂を射出し、このホイル本体51
を成形する。
したがって、このホイル本体51の成形と同時にこのプ
レス成形シート11aがこのホイル本体51と一体的に
接着される。したがって、工程が簡単であり、コストが
低減する。また、このプレス成形シート11aの形状が
多少複雑な場合でも、このプレス成形シート11aと樹
脂材料とが隙間なく確実に密着して接着され、極めて強
固な接着かなされる。
なお、この方法は、上記のようなホイルを製造する場合
だけでなく、その他の製品の製造にも適用できることは
もちろんである。
[効果] 上述の表口<本発明の積層体シートは、そのステンレス
シートと接着剤層とが強固に接合されて一体化されてい
るので、この積層体シートを切断、曲げ、プレス加工し
てもこれらが剥離せず、この積層体シートを容易に基体
に接着でき、この特性を利用して各種の優れた製品を提
供できる。また、この積層体シートの第3の接着剤層は
接着すべき基体の樹脂材料と相容性のある熱硬化性樹脂
材料で形成されているので、この基体の樹脂材料が熱硬
化性樹脂材料の場合でもこの基体に強固にかつ容易接着
することができる等、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のステンレス・樹脂積層体シトの断面図
、第2図はその製造方法および装置を示す概略図である
。第3図および第4図は本発明のバンパを示し、第3図
は斜視図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う断面図
、また第5図はこのバンバの製造方法を示す概略図であ
る。第6図および第7図は本発明のホイルを示し、第6
図は斜視図、第7図は第6図の■−■線に沿う断面図、
また第8図および第9図はこのホイルを製造する方法を
示す概略図である。 11・・・積層体シート、12・・・ステンレスシート
、13・・・第1の接着剤層、14・・・第2の接着剤
層、15・・・第3の接着剤層、40・・・バンパ、4
1・・・バンバ本体、50・・・ホイル、51・・・ホ
イル本体出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第4図 第5区 vII) 第6図 第7区 第am 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステンレス鋼の薄板と、この薄板の少なくとも一
    面に被着された第1の接着剤層と、この第1の接着剤層
    の上に被着された第2の接着剤層と、この第2の接着剤
    層の上に被着された第3の接着剤層とを備え、上記の第
    1の接着剤層はポリオレフィン系ポリマーと脂肪族不飽
    和カルボン酸またはその無水物とのグラフト共重合体を
    含むホットメルト形接着剤から形成されており、また上
    記の第2の接着剤層は複数種類の熱可塑性樹脂を混合し
    たホットメルト形接着剤から形成されており、さらに上
    記の第3の接着剤層は接着すべき基体を形成する合成樹
    脂材料と相容性のある熱硬化性合成樹脂から構成されて
    いることを特徴とするステンレス・樹脂積層体シート。
  2. (2)前記の第3の接着剤層は半硬化状態の熱硬化性樹
    脂から形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    ステンレス・樹脂積層体シート。
  3. (3)前記の第3の接着剤層の上には剥離シートが積層
    されていることを特徴とする請求項2記載のステンレス
    ・樹脂積層体シート。
  4. (4)前記請求項1記載のステンレス・樹脂積層体シー
    トの前記第3の接着剤層を熱硬化性樹脂製の基体の表面
    に接着したことを特徴とするステンレス・樹脂積層体シ
    ートを利用した製品。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004231061A (ja) * 2003-01-30 2004-08-19 Hashimoto Forming Ind Co Ltd 装飾フィルムが貼着された車両用装飾成形品
JPWO2022185387A1 (ja) * 2021-03-01 2022-09-09
JP2023533861A (ja) * 2020-07-17 2023-08-04 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 車両の車両ボディのボディコンポーネントを製造するための方法並びにボディコンポーネント及び車両ボディ

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