JPH04279645A - ゴム組成物 - Google Patents
ゴム組成物Info
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- JPH04279645A JPH04279645A JP3043409A JP4340991A JPH04279645A JP H04279645 A JPH04279645 A JP H04279645A JP 3043409 A JP3043409 A JP 3043409A JP 4340991 A JP4340991 A JP 4340991A JP H04279645 A JPH04279645 A JP H04279645A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴム組成物に関するも
のである。更に詳しくは、本発明は、(A)アクリル酸
エステル及びメタクリル酸エステルよりなる群より選ば
れる少なくとも一種及びエチレンを構成単位として含む
エチレン系共重合体ゴム、及び(B)水素化不飽和ニト
リル−共役ジエン系共重合体ゴムを含むゴム組成物に関
するものである。本発明のゴム組成物を加硫して得られ
る加硫ゴム組成物は、耐寒性、耐油性、耐熱性、耐オゾ
ン性及び強度物性のバランスに優れるため、かかる特徴
を生かした分野に広汎に使用され得るが、その一例を示
すならば、各種シール材(ガスケット、O−リング、パ
ッキング、オイルシール)、各種ホース類、ベルト類、
ロール等をあげることができる。 【0002】 【従来の技術】近年、自動車、家電、機械等の各種産業
分野で使用されている各種機器は、高性能化や高機能化
が要求され、使用条件の過酷化が進んでいる。特に、ゴ
ムにとって最大の需要分野である自動車産業では、その
傾向が顕著である。たとえば、エンジンルーム内の雰囲
気は、排ガス規制対策や、高出力化といった性能向上を
目指したエンジン等の改良により、ますます高温となる
傾向にあり、かかる用途に使用されるゴムは、耐熱性、
耐オゾン性、耐油性に優れたものであることに加えて、
低温での可撓性等にも優れる、いわゆる物性のバランス
がとれたものであることが求められている。ところで、
アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルよりなる
群より選ばれる少なくとも一種及びエチレンを構成単位
として含むエチレン系共重合体ゴムは、耐熱性、耐寒性
及び強度特性に優れるものの、耐油性に劣るという問題
を有している。この問題を解決するために、アクリル酸
エステル及び/又はメタクリル酸エステルの含有量を増
加させる試みがなされている。しかしながら、この方法
によると、エチレン系共重合体ゴムの分子量が低下し、
ゴムの特性である弾性が十分に発揮されず、かつ耐油性
の改善の点でも不十分であるという問題がある。すなわ
ち、ゴムの特性を維持しつつ、強度特性、耐油性、耐寒
性、耐熱性、耐オゾン性等の物性をバランスよく具備し
たゴム又はゴム組成物は、見い出されていなかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】かかる状況に鑑み、本
発明の主たる目的は、ゴムの特性を維持しつつ、強度特
性、耐油性、耐寒性、耐熱性、耐オゾン性等の物性をバ
ランスよく具備した加硫ゴム組成物とすることができる
ゴム組成物を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成すべく鋭意検討した結果、本発明に到達したも
のである。 【0005】すなわち、本発明は、下記(A)成分及び
(B)成分を含むゴム組成物に係るものである。 (A)成分:アクリル酸エステル及びメタクリル酸エス
テルよりなる群より選ばれる少なくとも一種及びエチレ
ンを構成単位として含むエチレン系共重合体ゴム。 (B)成分:水素化不飽和ニトリル−共役ジエン系共重
合体ゴム。なお、本発明のゴム組成物は、加硫すること
により、加硫ゴム組成物として、最終的に使用される。 【0006】以下、詳細に説明する。本発明の(A)成
分は、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルよ
りなる群より選ばれる少なくとも一種及びエチレンを構
成単位として含むエチレン系共重合体ゴムである。 【0007】アクリル酸エステル又はメタクリル酸エス
テルとしては、炭素数1〜8のアルコールからなるエス
テルが通常用いられ、具体的にはアクリル酸メチル、メ
タクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エ
チル、アクリル酸n−ブチル、メタクリル酸n−ブチル
、アクリル酸tert−ブチル、メタクリル酸tert
−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル
酸2−エチルヘキシル等が例示され、これらは一種を単
独で、又は二種以上を混合して用いられる。 【0008】アクリル酸エステル及びメタクリル酸エス
テルよりなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物(
以下、「(メタ)アクリル酸エステル」と記すことがあ
る。)とエチレンとの割合は、モル比で通常(50〜1
5):(50〜85)、好ましくは(42〜20):(
58〜80)である。(メタ)アクリル酸エステルの割
合が過大な場合には、共重合体の脆化点が高くなり、弾
性を有するゴムとして低温での使用が困難になることが
ある。一方、該割合が過小な場合には、共重合体の結晶
度が高くなり、十分な弾性が得られないことがある。 【0009】本発明の(A)エチレン系共重合体ゴムは
、その構成単位として、エチレン及び(メタ)アクリル
酸エステルの他に、架橋反応可能な第三成分を含むこと
ができる。架橋反応可能な第三成分としては、エポキシ
基含有単量体、カルボキシル基含有単量体等があげられ
る。エポキシ基含有単量体としては、グリシジルアクリ
レート、グリシジルメタクリレート、イタコン酸ジグリ
シジルエステル、ブテントリカルボン酸トリグリシジル
エステル、p−スチレンカルボン酸グリシジルエステル
等の不飽和グリシジルエステル等が例示される。カルボ
キシル基含有単量体としては、アクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸等のハーフエステル化合物、無水マレイ
ン酸等の不飽和酸の無水物等が例示される。 (A)エチレン系共重合体ゴム中における架橋反応可能
な第三成分の含有量は、エチレンと(メタ)アクリル酸
エステルの合計量に対して、通常0.05〜5モル%で
あり、好ましくは0.1 〜3モル%である。第三成分
の含有量が過多な場合には、得られる加硫ゴム組成物の
耐スコーチ性の点において不満足となることがある。一
方、該含有量が過少な場合には、十分な架橋効果が得ら
れないことがある。 【0010】本発明の(A)エチレン系共重合体ゴムは
、その構成単位として、既に述べた単量体以外に、該単
量体と共重合可能な他の単量体を含有していてもよい。 かかる共重合可能な単量体としては、たとえばスチレン
及びそれらの誘導体、酢酸ビニル、テトラフルオロエチ
レンやヘキサフルオロプロピレン等のハロゲン化オレフ
ィン等を示すことができる。 【0011】本発明の(A)エチレン系共重合体ゴムは
、公知の方法により製造される。たとえば、フリーラジ
カル開始塊状重合、乳化重合又は溶液重合によって製造
することができる。代表的な重合方法として、特公昭4
6−45085号公報に記載されている方法、すなわち
フリーラジカルを生成する重合開始剤の下で、圧力50
0kg/cm2 以上、温度40〜300 ℃の条件に
より製造する方法をあげることができる。 【0012】なお、本発明の(A)エチレン系共重合体
ゴムとしては、JISK6791 で規定される190
℃の溶融指数が、通常0.5 〜500g/10 分
、好ましくは0.5 〜50g/10分の範囲にある共
重合体が使用される。該指数が過大な場合は、エチレン
系共重合体ゴムの弾性が十分に発揮されないことがあり
、一方該指数が過小な場合は、加工性に劣ることがある
。 【0013】本発明の(B)成分は、水素化不飽和ニト
リル−共役ジエン系共重合体ゴムである。不飽和ニトリ
ルとしては、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等
が例示される。共役ジエンとしては、1,3−ブタジエ
ン、イソプレン、1,3−ペンタジエン等が例示され、
これらの一種を単独で用いてもよく、又は二種以上を同
時に用いてもよい。 (B)成分の具体例としては、上記の不飽和ニトリル及
び共役ジエンの任意の組合せが可能であるが、本発明の
(B)成分としては、該組合せの他に、共役ジエンの一
部を、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、イタコン
酸等のメチルエステル、ブチルエステル、2−エチルヘ
キシルエステル等の不飽和カルボン酸エステルで置換し
たものも含まれる。(B)成分の具体例をあげるならば
、水素化アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、水
素化アクリロニトリル−イソプレン共重合ゴム、水素化
アクリロニトリル−ブタジエン−イソプレン共重合ゴム
、水素化アクリロニトリル−ブタジエン−メチルアクリ
レート共重合ゴム、水素化アクリロニトリル−ブタジエ
ン−ブチルアクリレート共重合ゴム等を示すことができ
る。 【0014】(B)水素化不飽和ニトリル−共役ジエン
系共重合体ゴム中の不飽和ニトリルと共役ジエンの割合
は、モル比で、通常(25〜60):(75〜40)、
好ましくは(35〜55):(65〜45)である。不
飽和ニトリルの割合が過大な場合は、得られる加硫ゴム
組成物の耐寒性に劣ることがある。一方、該割合が過小
な場合は、得られる加硫ゴム組成物の耐油性に劣ること
がある。 【0015】(B)水素化不飽和ニトリル−共役ジエン
系共重合体ゴムの共役ジエン単位部分の水素化度は、通
常50〜98モル%、好ましくは70〜98モル%であ
る。該水素化度を高くする程、得られる加硫ゴム組成物
の耐熱性、耐オゾン性はよくなり、水素化度100 モ
ル%において最高となるが、一般には要求される耐熱性
、耐オゾン性の程度、コスト等を勘案して、100 モ
ル%より多少水素化度の低いものが用いられる。 【0016】本発明の(B)水素化不飽和ニトリル−共
役ジエン系共重合体ゴムは、乳化重合又は溶液重合で製
造される不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合ゴムを、
通常の方法、たとえば特公昭45−39275号公報、
特開昭52−32095号公報等に記載された方法によ
って、ゴム中の共役ジエン単位部分を水素化して得るこ
とができる。 【0017】本発明のゴム組成物中における(A)エチ
レン系共重合体ゴムと(B)水素化不飽和ニトリル−共
役ジエン系共重合体ゴムの含有割合については、特に制
限はないが、重量比で、通常(95〜5):(5〜95
)、好ましくは(70〜30):(30〜70)である
。(A)エチレン系共重合体ゴムの割合が過大な場合は
、得られる加硫ゴム組成物の耐油性に劣ることがある。 一方、該割合が過小な場合は、得られる加硫ゴム組成物
の耐オゾン性及び耐熱性に劣ることがある。 【0018】本発明のゴム組成物は、(C)加硫剤を含
有せしめた加硫可能なゴム組成物として、使用に供され
る。(C)加硫剤としては、ゴムの架橋に通常用いられ
る有機過酸化物が使用でき、たとえばジ−t−ブチルパ
ーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジク
ミルパーオキサイド、α,α−ビス(t−ブチルパーオ
キシイソプロピル)ベンゼン、2,5−ジメチル−2,
5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン
−3、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3
,5−トリメチルシクロヘキサン、n−ブチル−4,4
−ビス(t−ブチルパーオキシ)パレレート、2,2−
ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタン、2,2−ビス(
t−ブチルパーオキシ)オクタンなどが用いられる。 (C)加硫剤の含有量は、(A)エチレン系共重合体ゴ
ム及び(B)水素化不飽和ニトリル−共役ジエン系共重
合体ゴムの合計量100 重量部あたり1〜10重量部
が好ましく、更に好ましくは2〜6重量部である。(C
)加硫剤の量が過多な場合には、加硫成形時に発泡等の
不都合を生じ、一方該量が過少な場合には、架橋密度が
低く、加硫ゴム組成物の機械的強度が不十分となること
がある。本発明のゴム組成物は、上記の加硫剤及びゴム
工業で通常用いられている補強剤、充填剤、可塑剤、老
化防止剤、安定剤、加工助剤等を、ロール、バンバリー
等の通常混練機によって混合することにより加硫可能な
ゴム組成物に調製される。該組成物は目的に応じた形状
に成形され、加硫工程を経て成形された最終製品とされ
る。 加硫は、通常120 ℃以上、好ましくは150 〜2
20 ℃程度の温度で約1〜30分間行われる。 【0019】 【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明する
。 実施例1〜3及び比較例1〜2 表1のゴム成分組成欄に示したエチレン系共重合体ゴム
、及び水素化不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体ゴ
ムとして水素化アクリロニトリル−ブタジエン共重合体
ゴム(以下「水素化NBR」と記すことがある。)、並
びにFEFブラック40重量部、ステアリン酸1重量部
、アーミン18D(ライオンアクゾ社製加工助剤)0.
5 重量部、ナウガード445 (ユニロイヤル社製老
化防止剤)2 重量部、98%ジクミルパーオキサイド
(三建化工社製有機過酸化物)3.5 重量部、及びT
AIC(日本化成社製架橋助剤)1.0 重量部を6イ
ンチオープンロールにて50〜60℃で15〜20分間
混練し、配合物を調製した。これを170 ℃で20分
間プレス加硫を行った。得られた各加硫ゴム組成物につ
いて、JIS K6301 に準拠して諸物性を測定し
た。結果を表1に示した。 【0020】実施例4〜7及び比較例3〜5アクリロニ
トリル/ブタジエン含量及び水素化度の異なる水素化N
BRを用いた他は、実施例1と同様に行った。条件及び
結果を表2に示した。 【0021】実施例8〜11及び比較例6〜8エチレン
/アクリル酸メチルエステル含量の異なるエチレン系共
重合体ゴムを用いた他は、実施例1と同様に行った。条
件及び結果を表3に示した。 【0022】実施例12〜16及び比較例9〜12エチ
レン、アクリル酸メチルエステル以外に、他の単量体を
共重合したエチレン系共重合体ゴムを用い、また一部異
なった加硫剤を用いた他は、実施例1と同様に行った。 条件及び結果を表4−1 及び表4−2 に示した。 【0023】 表1
実 施 例 比 較 例
1
2 3 1 2
ゴム成分組成(重量部)
(A) エチレン系共重合体ゴム *1
タイ
プ−1 70 50
30 100 − (
B) 水素化NBR *2
Zetpol 2010
30 50 70 −
100 加硫ゴム組成物の評価
引張物性
引張強さ Kgf/cm2
151 192 223 141
261 伸び %
280 310 350
350 420 硬度 JIS−A
62 63 6
3 55 65 耐熱性 *3
引張
強さ変化率 % −3 −10
−23 −16 −23 伸び変
化率 % −46 −65
−71 +26 −74 硬度
変化 Point +20 +18
+17 +8 +16 耐油
性 *4
体積膨潤度 % +52
+42 +34 +70 +23
耐寒性(ゲーマンねじり試験)
T2
℃ −17 −9
−19 −7 −20
T5 ℃ −28
−25 −27 −26 −2
5 T10 ℃
−30 −28 −29 −31
−27 T100℃
−38 −35 −35
−37 −33 凍結温度 ℃
−40 −36 −35
−40 −34 【0024】 表2
実 施 例
比 較 例
4 5 6
7 3 4 5
ゴム成分組成(重量部)
(A) エチレン系共重合
体ゴム *1
タ
イプ−1 70 3
0 70 30 100
− − (B) 水素化NBR
*2
Zetpol 1020
30 70 −
− − 100 −
Zetpol 2020
− − 30 70
− − 100 加硫ゴム組成
物の評価
引張物性
引
張強さ Kgf/cm2 150 218
150 215 141
275 254 伸び %
260 290 230
290 350 360
340 硬度 JIS−A
64 67 63 65
55 69 68 耐
熱性 *5
引張強さ変化率
% −9 −42 −1
−44 −13 −56 −5
7 伸び変化率 % −62
−57 −42 −50 +
29 −83 −82 硬度変化
Point +23 +17
+20 +16 +8 +13
+12 耐油性 *4
体積膨潤度 % +48
+25 +51 +33 +70
+10 +22 耐寒性(ゲーマン
ねじり試験)
T2 ℃ −11
−10 −17 −21 −7
−14 −22 T100℃
−35 −26
−37 −35 −37 −2
7 −34 耐オゾン性(クラックの発生)
*6
48時間
なし なし なし
なし なし なし B−2
96時間 なし なし
なし なし なし B−2
B−3 【0025】 表3
実 施 例
比 較 例
8 9 10
11 6 7 8
ゴム成分組成(重量部)
(A) エチレン系共重合
体ゴム *1
タ
イプ−2 70 3
0 − − 100
− − タイプ−3
− − 70
30 − 100
− (B) 水素化NBR *2
Zetpol 2020 30
70 30 70
− − 100 加硫ゴム組成物の評
価
引張物性
引張強さ
Kgf/cm2 152 194
140 191 149 141
254 伸び %
230 260 220
260 330 350 340
硬度 JIS−A 6
3 66 64 65
56 56 68 耐熱性
*5
引張強さ変化率 %
−14 −47 −10 −
44 −21 −24 −57
伸び変化率 % −61
−77 −59 −77 +21
+20 −82 硬度変化 Po
int +20 +14 +2
1 +16 +5 +6
+12 耐油性 *4
体積膨潤度 % +58 +3
7 +47 +33 +83
+59 +22 耐寒性(ゲーマンねじり
試験)
T2
℃ −18 −2
2 −16 −19 −10
+5 −22 T100℃
−38 −35 −
36 −34 −39 −32
−34 耐オゾン性(クラックの発生) *6
48時間
なし なし なし なし
なし なし B−2 96時
間 なし なし
なし なし なし なし B−3 【
0026】 表4−1
実 施 例
12 13 14
15 16 ゴム成分組成(重量部)
(A) エチレン系共重合体ゴ
ム *1
タイプ−4
70 30 −
− − タイプ−5
− − 70
30 − タイプ−1
− −
− − 50 (B
) 水素化NBR *2
Zetpol 2020
30 70 30 70
50 加硫ゴム組成物の評価
引張物性
引張強さ Kgf/c
m2 154 210 146
197 110 伸び %
240 270
250 270 500
硬度 JIS−A 64
65 63 65 58
耐熱性 *5
引張強さ変化率 %
−5 −46 −9 −43
0 伸び変化率 %
−42 −65 −64 −7
8 −84 硬度変化 Point
+20 +16 +20
+16 +21 耐油性 *4
体
積膨潤度 % +50 +33
+52 +34 +57
耐寒性(ゲーマンねじり試験)
T2
℃ −12 −18
−12 −17 −12
T100℃ −36
−34 −36 −34
−36 耐オゾン性(クラックの発生) *6
48時間
なし なし なし なし
なし 9
6時間 なし なし
なし なし なし
実施例16では有機過酸化物として、ジ−t
−ブチル−パーオキシ−3,3,5−トリメチルシクロ
ヘキサンを用いた 【0027】 表4−2
比 較 例
9
10 11 12ゴム成分組成(重
量部)
(A) エチレン系共重合体ゴム *1
タイプ−4
100 −
− − タイプ−5
− 100 −
− タイプ−1
− − 100
− (B) 水素化NBR *2
Zetpol 2020 −
− − 100加硫ゴム組成
物の評価
引張物性
引張強さ Kgf/cm2 142
135 52 254 伸
び % 300 4
20 770 340 硬度 JI
S−A 57 56
47 68 耐熱性 *5
引張強さ変化率 %
−1 −32 −40 −57
伸び変化率 % −57 +
17 −22 −82 硬度変化率
Point +15 +2
+6 +12 耐油性 *4
体積膨潤度 % +6
3 +69 +100 +22 耐
寒性(ゲーマンねじり試験)
T2 ℃
−10 −6 −6
−22 T100℃
−37 −35 −35 −34
耐オゾン性(クラックの発生) *6
48時間
なし なし なし B−2
96時
間 なし なし
なし B−3
比較例11では有機過酸化物として、ジ
−t−ブチル−パーオキシ−3,3,5−トリメチルシ
クロヘキサンを用いた 【0028】*1 エチレン系共重合体ゴムタイプ−
1:エチレン68モル% 、アクリル酸メチル32モル
% タイプ−2:エチレン73モル% 、アクリル酸メチル
27モル% タイプ−3:エチレン56モル% 、アクリル酸メチル
44モル% タイプ−4:エチレン67モル% 、アクリル酸メチル
32モル% 、グリシジルメタクリレート 1モル%タ
イプ−5:デュポン社製 エチレン(41モル% )
−アクリル酸メチル(54モル% )−カルボキシル基
含有単量体( 5モル% )共重合ゴム、商標名ベーマ
ックG*2 水素化NBR Zetpol 2010 : 日本ゼオン社製、アクリ
ロニトリル:ブタジエン モル比=37:63、水素
化度95モル%Zetpol 1020 : 日本ゼオ
ン社製、アクリロニトリル:ブタジエン モル比=4
5:55、水素化度90モル%Zetpol 2020
: 日本ゼオン社製、アクリロニトリル:ブタジエン
モル比=37:63、水素化度90モル%*3
空気加熱老化試験 175 ℃× 7日*4 JI
S No3 オイル 150℃× 70 時間*5
空気加熱老化試験 185℃× 3日*6 静的試験
20% 伸張 60℃ 50 pphmO3 【
0029】上記の全ての実施例においては、引張物性、
耐熱性、耐油性及び耐寒性の全ての物性において満足す
べき結果を示しており、物性のバランスのとれた加硫ゴ
ム組成物が得られていることがわかる。一方、比較例の
うち、本発明の(A)成分を含有しないものは耐熱性に
劣り、また本発明の(B)成分を含有しないものは引張
物性及び耐油性に劣り、いずれも物性のバランスに欠け
るものであることがわかる。 【0030】 【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、ゴ
ムの特性を維持しつつ、強度特性、耐油性、耐寒性、耐
熱性、耐オゾン性等の物性をバランスよく具備した加硫
ゴム組成物とすることができるゴム組成物を提供するこ
とができた。
のである。更に詳しくは、本発明は、(A)アクリル酸
エステル及びメタクリル酸エステルよりなる群より選ば
れる少なくとも一種及びエチレンを構成単位として含む
エチレン系共重合体ゴム、及び(B)水素化不飽和ニト
リル−共役ジエン系共重合体ゴムを含むゴム組成物に関
するものである。本発明のゴム組成物を加硫して得られ
る加硫ゴム組成物は、耐寒性、耐油性、耐熱性、耐オゾ
ン性及び強度物性のバランスに優れるため、かかる特徴
を生かした分野に広汎に使用され得るが、その一例を示
すならば、各種シール材(ガスケット、O−リング、パ
ッキング、オイルシール)、各種ホース類、ベルト類、
ロール等をあげることができる。 【0002】 【従来の技術】近年、自動車、家電、機械等の各種産業
分野で使用されている各種機器は、高性能化や高機能化
が要求され、使用条件の過酷化が進んでいる。特に、ゴ
ムにとって最大の需要分野である自動車産業では、その
傾向が顕著である。たとえば、エンジンルーム内の雰囲
気は、排ガス規制対策や、高出力化といった性能向上を
目指したエンジン等の改良により、ますます高温となる
傾向にあり、かかる用途に使用されるゴムは、耐熱性、
耐オゾン性、耐油性に優れたものであることに加えて、
低温での可撓性等にも優れる、いわゆる物性のバランス
がとれたものであることが求められている。ところで、
アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルよりなる
群より選ばれる少なくとも一種及びエチレンを構成単位
として含むエチレン系共重合体ゴムは、耐熱性、耐寒性
及び強度特性に優れるものの、耐油性に劣るという問題
を有している。この問題を解決するために、アクリル酸
エステル及び/又はメタクリル酸エステルの含有量を増
加させる試みがなされている。しかしながら、この方法
によると、エチレン系共重合体ゴムの分子量が低下し、
ゴムの特性である弾性が十分に発揮されず、かつ耐油性
の改善の点でも不十分であるという問題がある。すなわ
ち、ゴムの特性を維持しつつ、強度特性、耐油性、耐寒
性、耐熱性、耐オゾン性等の物性をバランスよく具備し
たゴム又はゴム組成物は、見い出されていなかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】かかる状況に鑑み、本
発明の主たる目的は、ゴムの特性を維持しつつ、強度特
性、耐油性、耐寒性、耐熱性、耐オゾン性等の物性をバ
ランスよく具備した加硫ゴム組成物とすることができる
ゴム組成物を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成すべく鋭意検討した結果、本発明に到達したも
のである。 【0005】すなわち、本発明は、下記(A)成分及び
(B)成分を含むゴム組成物に係るものである。 (A)成分:アクリル酸エステル及びメタクリル酸エス
テルよりなる群より選ばれる少なくとも一種及びエチレ
ンを構成単位として含むエチレン系共重合体ゴム。 (B)成分:水素化不飽和ニトリル−共役ジエン系共重
合体ゴム。なお、本発明のゴム組成物は、加硫すること
により、加硫ゴム組成物として、最終的に使用される。 【0006】以下、詳細に説明する。本発明の(A)成
分は、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルよ
りなる群より選ばれる少なくとも一種及びエチレンを構
成単位として含むエチレン系共重合体ゴムである。 【0007】アクリル酸エステル又はメタクリル酸エス
テルとしては、炭素数1〜8のアルコールからなるエス
テルが通常用いられ、具体的にはアクリル酸メチル、メ
タクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エ
チル、アクリル酸n−ブチル、メタクリル酸n−ブチル
、アクリル酸tert−ブチル、メタクリル酸tert
−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル
酸2−エチルヘキシル等が例示され、これらは一種を単
独で、又は二種以上を混合して用いられる。 【0008】アクリル酸エステル及びメタクリル酸エス
テルよりなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物(
以下、「(メタ)アクリル酸エステル」と記すことがあ
る。)とエチレンとの割合は、モル比で通常(50〜1
5):(50〜85)、好ましくは(42〜20):(
58〜80)である。(メタ)アクリル酸エステルの割
合が過大な場合には、共重合体の脆化点が高くなり、弾
性を有するゴムとして低温での使用が困難になることが
ある。一方、該割合が過小な場合には、共重合体の結晶
度が高くなり、十分な弾性が得られないことがある。 【0009】本発明の(A)エチレン系共重合体ゴムは
、その構成単位として、エチレン及び(メタ)アクリル
酸エステルの他に、架橋反応可能な第三成分を含むこと
ができる。架橋反応可能な第三成分としては、エポキシ
基含有単量体、カルボキシル基含有単量体等があげられ
る。エポキシ基含有単量体としては、グリシジルアクリ
レート、グリシジルメタクリレート、イタコン酸ジグリ
シジルエステル、ブテントリカルボン酸トリグリシジル
エステル、p−スチレンカルボン酸グリシジルエステル
等の不飽和グリシジルエステル等が例示される。カルボ
キシル基含有単量体としては、アクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸等のハーフエステル化合物、無水マレイ
ン酸等の不飽和酸の無水物等が例示される。 (A)エチレン系共重合体ゴム中における架橋反応可能
な第三成分の含有量は、エチレンと(メタ)アクリル酸
エステルの合計量に対して、通常0.05〜5モル%で
あり、好ましくは0.1 〜3モル%である。第三成分
の含有量が過多な場合には、得られる加硫ゴム組成物の
耐スコーチ性の点において不満足となることがある。一
方、該含有量が過少な場合には、十分な架橋効果が得ら
れないことがある。 【0010】本発明の(A)エチレン系共重合体ゴムは
、その構成単位として、既に述べた単量体以外に、該単
量体と共重合可能な他の単量体を含有していてもよい。 かかる共重合可能な単量体としては、たとえばスチレン
及びそれらの誘導体、酢酸ビニル、テトラフルオロエチ
レンやヘキサフルオロプロピレン等のハロゲン化オレフ
ィン等を示すことができる。 【0011】本発明の(A)エチレン系共重合体ゴムは
、公知の方法により製造される。たとえば、フリーラジ
カル開始塊状重合、乳化重合又は溶液重合によって製造
することができる。代表的な重合方法として、特公昭4
6−45085号公報に記載されている方法、すなわち
フリーラジカルを生成する重合開始剤の下で、圧力50
0kg/cm2 以上、温度40〜300 ℃の条件に
より製造する方法をあげることができる。 【0012】なお、本発明の(A)エチレン系共重合体
ゴムとしては、JISK6791 で規定される190
℃の溶融指数が、通常0.5 〜500g/10 分
、好ましくは0.5 〜50g/10分の範囲にある共
重合体が使用される。該指数が過大な場合は、エチレン
系共重合体ゴムの弾性が十分に発揮されないことがあり
、一方該指数が過小な場合は、加工性に劣ることがある
。 【0013】本発明の(B)成分は、水素化不飽和ニト
リル−共役ジエン系共重合体ゴムである。不飽和ニトリ
ルとしては、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等
が例示される。共役ジエンとしては、1,3−ブタジエ
ン、イソプレン、1,3−ペンタジエン等が例示され、
これらの一種を単独で用いてもよく、又は二種以上を同
時に用いてもよい。 (B)成分の具体例としては、上記の不飽和ニトリル及
び共役ジエンの任意の組合せが可能であるが、本発明の
(B)成分としては、該組合せの他に、共役ジエンの一
部を、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、イタコン
酸等のメチルエステル、ブチルエステル、2−エチルヘ
キシルエステル等の不飽和カルボン酸エステルで置換し
たものも含まれる。(B)成分の具体例をあげるならば
、水素化アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、水
素化アクリロニトリル−イソプレン共重合ゴム、水素化
アクリロニトリル−ブタジエン−イソプレン共重合ゴム
、水素化アクリロニトリル−ブタジエン−メチルアクリ
レート共重合ゴム、水素化アクリロニトリル−ブタジエ
ン−ブチルアクリレート共重合ゴム等を示すことができ
る。 【0014】(B)水素化不飽和ニトリル−共役ジエン
系共重合体ゴム中の不飽和ニトリルと共役ジエンの割合
は、モル比で、通常(25〜60):(75〜40)、
好ましくは(35〜55):(65〜45)である。不
飽和ニトリルの割合が過大な場合は、得られる加硫ゴム
組成物の耐寒性に劣ることがある。一方、該割合が過小
な場合は、得られる加硫ゴム組成物の耐油性に劣ること
がある。 【0015】(B)水素化不飽和ニトリル−共役ジエン
系共重合体ゴムの共役ジエン単位部分の水素化度は、通
常50〜98モル%、好ましくは70〜98モル%であ
る。該水素化度を高くする程、得られる加硫ゴム組成物
の耐熱性、耐オゾン性はよくなり、水素化度100 モ
ル%において最高となるが、一般には要求される耐熱性
、耐オゾン性の程度、コスト等を勘案して、100 モ
ル%より多少水素化度の低いものが用いられる。 【0016】本発明の(B)水素化不飽和ニトリル−共
役ジエン系共重合体ゴムは、乳化重合又は溶液重合で製
造される不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合ゴムを、
通常の方法、たとえば特公昭45−39275号公報、
特開昭52−32095号公報等に記載された方法によ
って、ゴム中の共役ジエン単位部分を水素化して得るこ
とができる。 【0017】本発明のゴム組成物中における(A)エチ
レン系共重合体ゴムと(B)水素化不飽和ニトリル−共
役ジエン系共重合体ゴムの含有割合については、特に制
限はないが、重量比で、通常(95〜5):(5〜95
)、好ましくは(70〜30):(30〜70)である
。(A)エチレン系共重合体ゴムの割合が過大な場合は
、得られる加硫ゴム組成物の耐油性に劣ることがある。 一方、該割合が過小な場合は、得られる加硫ゴム組成物
の耐オゾン性及び耐熱性に劣ることがある。 【0018】本発明のゴム組成物は、(C)加硫剤を含
有せしめた加硫可能なゴム組成物として、使用に供され
る。(C)加硫剤としては、ゴムの架橋に通常用いられ
る有機過酸化物が使用でき、たとえばジ−t−ブチルパ
ーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジク
ミルパーオキサイド、α,α−ビス(t−ブチルパーオ
キシイソプロピル)ベンゼン、2,5−ジメチル−2,
5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン
−3、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3
,5−トリメチルシクロヘキサン、n−ブチル−4,4
−ビス(t−ブチルパーオキシ)パレレート、2,2−
ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタン、2,2−ビス(
t−ブチルパーオキシ)オクタンなどが用いられる。 (C)加硫剤の含有量は、(A)エチレン系共重合体ゴ
ム及び(B)水素化不飽和ニトリル−共役ジエン系共重
合体ゴムの合計量100 重量部あたり1〜10重量部
が好ましく、更に好ましくは2〜6重量部である。(C
)加硫剤の量が過多な場合には、加硫成形時に発泡等の
不都合を生じ、一方該量が過少な場合には、架橋密度が
低く、加硫ゴム組成物の機械的強度が不十分となること
がある。本発明のゴム組成物は、上記の加硫剤及びゴム
工業で通常用いられている補強剤、充填剤、可塑剤、老
化防止剤、安定剤、加工助剤等を、ロール、バンバリー
等の通常混練機によって混合することにより加硫可能な
ゴム組成物に調製される。該組成物は目的に応じた形状
に成形され、加硫工程を経て成形された最終製品とされ
る。 加硫は、通常120 ℃以上、好ましくは150 〜2
20 ℃程度の温度で約1〜30分間行われる。 【0019】 【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明する
。 実施例1〜3及び比較例1〜2 表1のゴム成分組成欄に示したエチレン系共重合体ゴム
、及び水素化不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体ゴ
ムとして水素化アクリロニトリル−ブタジエン共重合体
ゴム(以下「水素化NBR」と記すことがある。)、並
びにFEFブラック40重量部、ステアリン酸1重量部
、アーミン18D(ライオンアクゾ社製加工助剤)0.
5 重量部、ナウガード445 (ユニロイヤル社製老
化防止剤)2 重量部、98%ジクミルパーオキサイド
(三建化工社製有機過酸化物)3.5 重量部、及びT
AIC(日本化成社製架橋助剤)1.0 重量部を6イ
ンチオープンロールにて50〜60℃で15〜20分間
混練し、配合物を調製した。これを170 ℃で20分
間プレス加硫を行った。得られた各加硫ゴム組成物につ
いて、JIS K6301 に準拠して諸物性を測定し
た。結果を表1に示した。 【0020】実施例4〜7及び比較例3〜5アクリロニ
トリル/ブタジエン含量及び水素化度の異なる水素化N
BRを用いた他は、実施例1と同様に行った。条件及び
結果を表2に示した。 【0021】実施例8〜11及び比較例6〜8エチレン
/アクリル酸メチルエステル含量の異なるエチレン系共
重合体ゴムを用いた他は、実施例1と同様に行った。条
件及び結果を表3に示した。 【0022】実施例12〜16及び比較例9〜12エチ
レン、アクリル酸メチルエステル以外に、他の単量体を
共重合したエチレン系共重合体ゴムを用い、また一部異
なった加硫剤を用いた他は、実施例1と同様に行った。 条件及び結果を表4−1 及び表4−2 に示した。 【0023】 表1
実 施 例 比 較 例
1
2 3 1 2
ゴム成分組成(重量部)
(A) エチレン系共重合体ゴム *1
タイ
プ−1 70 50
30 100 − (
B) 水素化NBR *2
Zetpol 2010
30 50 70 −
100 加硫ゴム組成物の評価
引張物性
引張強さ Kgf/cm2
151 192 223 141
261 伸び %
280 310 350
350 420 硬度 JIS−A
62 63 6
3 55 65 耐熱性 *3
引張
強さ変化率 % −3 −10
−23 −16 −23 伸び変
化率 % −46 −65
−71 +26 −74 硬度
変化 Point +20 +18
+17 +8 +16 耐油
性 *4
体積膨潤度 % +52
+42 +34 +70 +23
耐寒性(ゲーマンねじり試験)
T2
℃ −17 −9
−19 −7 −20
T5 ℃ −28
−25 −27 −26 −2
5 T10 ℃
−30 −28 −29 −31
−27 T100℃
−38 −35 −35
−37 −33 凍結温度 ℃
−40 −36 −35
−40 −34 【0024】 表2
実 施 例
比 較 例
4 5 6
7 3 4 5
ゴム成分組成(重量部)
(A) エチレン系共重合
体ゴム *1
タ
イプ−1 70 3
0 70 30 100
− − (B) 水素化NBR
*2
Zetpol 1020
30 70 −
− − 100 −
Zetpol 2020
− − 30 70
− − 100 加硫ゴム組成
物の評価
引張物性
引
張強さ Kgf/cm2 150 218
150 215 141
275 254 伸び %
260 290 230
290 350 360
340 硬度 JIS−A
64 67 63 65
55 69 68 耐
熱性 *5
引張強さ変化率
% −9 −42 −1
−44 −13 −56 −5
7 伸び変化率 % −62
−57 −42 −50 +
29 −83 −82 硬度変化
Point +23 +17
+20 +16 +8 +13
+12 耐油性 *4
体積膨潤度 % +48
+25 +51 +33 +70
+10 +22 耐寒性(ゲーマン
ねじり試験)
T2 ℃ −11
−10 −17 −21 −7
−14 −22 T100℃
−35 −26
−37 −35 −37 −2
7 −34 耐オゾン性(クラックの発生)
*6
48時間
なし なし なし
なし なし なし B−2
96時間 なし なし
なし なし なし B−2
B−3 【0025】 表3
実 施 例
比 較 例
8 9 10
11 6 7 8
ゴム成分組成(重量部)
(A) エチレン系共重合
体ゴム *1
タ
イプ−2 70 3
0 − − 100
− − タイプ−3
− − 70
30 − 100
− (B) 水素化NBR *2
Zetpol 2020 30
70 30 70
− − 100 加硫ゴム組成物の評
価
引張物性
引張強さ
Kgf/cm2 152 194
140 191 149 141
254 伸び %
230 260 220
260 330 350 340
硬度 JIS−A 6
3 66 64 65
56 56 68 耐熱性
*5
引張強さ変化率 %
−14 −47 −10 −
44 −21 −24 −57
伸び変化率 % −61
−77 −59 −77 +21
+20 −82 硬度変化 Po
int +20 +14 +2
1 +16 +5 +6
+12 耐油性 *4
体積膨潤度 % +58 +3
7 +47 +33 +83
+59 +22 耐寒性(ゲーマンねじり
試験)
T2
℃ −18 −2
2 −16 −19 −10
+5 −22 T100℃
−38 −35 −
36 −34 −39 −32
−34 耐オゾン性(クラックの発生) *6
48時間
なし なし なし なし
なし なし B−2 96時
間 なし なし
なし なし なし なし B−3 【
0026】 表4−1
実 施 例
12 13 14
15 16 ゴム成分組成(重量部)
(A) エチレン系共重合体ゴ
ム *1
タイプ−4
70 30 −
− − タイプ−5
− − 70
30 − タイプ−1
− −
− − 50 (B
) 水素化NBR *2
Zetpol 2020
30 70 30 70
50 加硫ゴム組成物の評価
引張物性
引張強さ Kgf/c
m2 154 210 146
197 110 伸び %
240 270
250 270 500
硬度 JIS−A 64
65 63 65 58
耐熱性 *5
引張強さ変化率 %
−5 −46 −9 −43
0 伸び変化率 %
−42 −65 −64 −7
8 −84 硬度変化 Point
+20 +16 +20
+16 +21 耐油性 *4
体
積膨潤度 % +50 +33
+52 +34 +57
耐寒性(ゲーマンねじり試験)
T2
℃ −12 −18
−12 −17 −12
T100℃ −36
−34 −36 −34
−36 耐オゾン性(クラックの発生) *6
48時間
なし なし なし なし
なし 9
6時間 なし なし
なし なし なし
実施例16では有機過酸化物として、ジ−t
−ブチル−パーオキシ−3,3,5−トリメチルシクロ
ヘキサンを用いた 【0027】 表4−2
比 較 例
9
10 11 12ゴム成分組成(重
量部)
(A) エチレン系共重合体ゴム *1
タイプ−4
100 −
− − タイプ−5
− 100 −
− タイプ−1
− − 100
− (B) 水素化NBR *2
Zetpol 2020 −
− − 100加硫ゴム組成
物の評価
引張物性
引張強さ Kgf/cm2 142
135 52 254 伸
び % 300 4
20 770 340 硬度 JI
S−A 57 56
47 68 耐熱性 *5
引張強さ変化率 %
−1 −32 −40 −57
伸び変化率 % −57 +
17 −22 −82 硬度変化率
Point +15 +2
+6 +12 耐油性 *4
体積膨潤度 % +6
3 +69 +100 +22 耐
寒性(ゲーマンねじり試験)
T2 ℃
−10 −6 −6
−22 T100℃
−37 −35 −35 −34
耐オゾン性(クラックの発生) *6
48時間
なし なし なし B−2
96時
間 なし なし
なし B−3
比較例11では有機過酸化物として、ジ
−t−ブチル−パーオキシ−3,3,5−トリメチルシ
クロヘキサンを用いた 【0028】*1 エチレン系共重合体ゴムタイプ−
1:エチレン68モル% 、アクリル酸メチル32モル
% タイプ−2:エチレン73モル% 、アクリル酸メチル
27モル% タイプ−3:エチレン56モル% 、アクリル酸メチル
44モル% タイプ−4:エチレン67モル% 、アクリル酸メチル
32モル% 、グリシジルメタクリレート 1モル%タ
イプ−5:デュポン社製 エチレン(41モル% )
−アクリル酸メチル(54モル% )−カルボキシル基
含有単量体( 5モル% )共重合ゴム、商標名ベーマ
ックG*2 水素化NBR Zetpol 2010 : 日本ゼオン社製、アクリ
ロニトリル:ブタジエン モル比=37:63、水素
化度95モル%Zetpol 1020 : 日本ゼオ
ン社製、アクリロニトリル:ブタジエン モル比=4
5:55、水素化度90モル%Zetpol 2020
: 日本ゼオン社製、アクリロニトリル:ブタジエン
モル比=37:63、水素化度90モル%*3
空気加熱老化試験 175 ℃× 7日*4 JI
S No3 オイル 150℃× 70 時間*5
空気加熱老化試験 185℃× 3日*6 静的試験
20% 伸張 60℃ 50 pphmO3 【
0029】上記の全ての実施例においては、引張物性、
耐熱性、耐油性及び耐寒性の全ての物性において満足す
べき結果を示しており、物性のバランスのとれた加硫ゴ
ム組成物が得られていることがわかる。一方、比較例の
うち、本発明の(A)成分を含有しないものは耐熱性に
劣り、また本発明の(B)成分を含有しないものは引張
物性及び耐油性に劣り、いずれも物性のバランスに欠け
るものであることがわかる。 【0030】 【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、ゴ
ムの特性を維持しつつ、強度特性、耐油性、耐寒性、耐
熱性、耐オゾン性等の物性をバランスよく具備した加硫
ゴム組成物とすることができるゴム組成物を提供するこ
とができた。
Claims (3)
- 【請求項1】下記(A)成分及び(B)成分を含むゴム
組成物。 (A)成分:アクリル酸エステル及びメタクリル酸エス
テルよりなる群より選ばれる少なくとも一種及びエチレ
ンを構成単位として含むエチレン系共重合体ゴム。 (B)成分:水素化不飽和ニトリル−共役ジエン系共重
合体ゴム。 - 【請求項2】(A)成分が、アクリル酸エステル及びメ
タクリル酸エステルよりなる群より選ばれる少なくとも
一種、エチレン及び架橋反応可能な第三成分を構成単位
として含むエチレン系共重合体ゴムである請求項1記載
のゴム組成物。 - 【請求項3】(A)成分及び(B)成分並びに(C)成
分として加硫剤を含む請求項1又は請求項2記載のゴム
組成物。
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