JPH04281016A - 難燃性熱接着繊維 - Google Patents
難燃性熱接着繊維Info
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- JPH04281016A JPH04281016A JP7249091A JP7249091A JPH04281016A JP H04281016 A JPH04281016 A JP H04281016A JP 7249091 A JP7249091 A JP 7249091A JP 7249091 A JP7249091 A JP 7249091A JP H04281016 A JPH04281016 A JP H04281016A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
し、更に詳しくは、車両用に適したクッション材、車両
用に適した断熱材等の構造物を難燃化できる熱接着繊維
に関する。
ルティングなどの詰綿に熱接着繊維を混入して加熱接着
し、適度の崇高さや弾力性を付与することが種々提案さ
れている(特開昭51−136978、特開昭56−3
7349、特開昭57−101050号公報)。母材と
して、ポリエステル繊維を使う場合に、熱接着繊維とし
てポリエステル系繊維を用いるのが好ましく、ポリエス
テル系熱接着繊維として、例えば特開昭61−2010
15、特開昭62−69822、特開昭62−8502
5、特開昭62−90317、特開昭62−15635
6、特開昭62−184119、特開昭62−2502
60、特開昭62−250278、特開昭63−175
119、特開昭63−175120、特開昭63−11
2723、特開昭63−112725、特開昭63−2
43325、等々、多くの提案がなされているが、難燃
性を考慮したものはない。
接着構造物を作った場合に、燃焼時低融点成分が先に溶
融して未溶融母材及び/又は熱接着繊維の高融点成分を
芯にしてローソク効果が起り、非常に良く燃えるように
なり、そのため火災時に一瞬にして火が広がり非常に危
険である。本発明は、熱接着成分がローソク効果で燃え
るのを防止し、火災時火の回りを遅らせられるクッショ
ン材、布団、断熱材用難燃性熱接着繊維を提供すること
を課題とする。
解決するために、次の手段をとるものである。すなわち
、本発明は、リン含有エステル形成性化合物を共重合ま
たはリン含有難燃剤を含有してなるポリエステル20〜
80重量%と、該ポリエステルの融点より少なくとも2
0℃低い融点を有するポリエステル系熱接着成分80〜
20重量%とが複合されてなる難燃性熱接着繊維である
。
でいうリン含有エステル形成性化合物を共重合又はリン
含有難燃剤を含有してなるポリエステル(以下「難燃性
ポリエステル」という。)とは、ポリエチレンテレフタ
レート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PB
T)、ポリエチレンイソフタレート(PEI)、ポリシ
クロヘキシレンジメチレンテレフタレート(PCHDT
)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等及びそれら
の共重合ポリエステルを主たる繰返し単位とするポリエ
ステルにリンを含有する難燃剤を重縮合、混合成形、に
より導入又は付与して得られたポリエステルである。 しかして、リン含有エステル形成性化合物を共重合させ
たものが好ましく、例えば特開昭51−82392号公
報、特開昭55−7888号公報、特公昭55−416
10号公報等に例示されたものが挙げられるが、特に下
記の化1で示されるカルボン酸を酸成分の一部として共
重合したポリエステルが好ましい。
じかまたは相異なる基で水素原子、ハロゲン原子または
炭素数6以下の炭化水素基、R3 、R4 は同じかま
たは相異なる基で水素原子、炭素数7以下の炭化水素基
または−(R5 O)rHで示される基を示す。またR
5 はエチレン、プロピレンまたはブチレン基を、rは
1〜10の整数、l、mは0または1〜4の整数、nは
0または1、2である。その他、ポリエステルの製造時
に使用して難燃性を改質するためのリン含有難燃剤とし
ては、たとえば各種のりん酸エステル、亜りん酸エステ
ル、ホスホン酸エステル、ハロゲン元素を有する上記り
ん酸エステル類、もしくはこれらのりん化合物から誘導
される重合物、または下記の化2で示される化合物をジ
オール成分の全部または一部とする重合度6以上のポリ
アリールフォスフォネート等が挙げられる。ここで、R
6 、R7 は水素または低級アルキル基、P、qは0
〜4までの整数である。
m程度が好ましい。特に好ましくは1000ppm〜5
000ppmである。本発明の難燃性熱接着繊維を構成
する熱接着成分は、難燃性ポリエステルより融点が少な
くとも20℃低い必要がある。結晶融点差が20℃未満
では、繊維構造物とするとき高温処理が必要なため難燃
性ポリエステル成分の配向性が低下し、構造物の補強効
果を失い、耐久性が低下する。また、母材のポリエステ
ル繊維の物性低下ももたらすので好ましくない。好まし
い熱接着成分の融点は110℃以上〜220℃以下、よ
り好ましくは、130℃以上〜200℃以下であり、繊
維製造時、この温度で延伸熱処理が可能なため、難燃ポ
リエステル成分の耐熱性も向上するためである。110
℃未満では難燃性ポリエステル成分の耐熱性が低くなり
補強効果が劣るので好ましくない。本発明中の熱接着成
分は特に限定されないが、好ましくは有毒燃焼ガスの発
生が少ないポリエステル系のものがよく、例えば、テレ
フタル酸、イソフタル酸、フタル酸、P−ヒドロキシ安
息香酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、ナフタレ
ンジカルボン酸、シュウ酸、アジピン酸、セバチン酸、
シクロヘキシレンジカルボン酸、などの酸成分とエチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、プロパンジオール、ブタンジオール、ペンタ
ンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、ポリエチレングリコールなどのグリコール成分とか
ら成る、難燃性ポリエステル成分より20℃以上低い融
点のポリエステルが好ましい。
成分の複合形態は、シースコア型、又はサイドバイサイ
ド型、及び又は層状多層構造型などが例示できる。が、
熱接着成分が接着成分として機能するために繊維表面の
一部をしめる必要がある。好ましくは50%以上、(サ
イドバイサイド型、偏心シースコア破レツ型、多層層状
構造型など)、更には100%表面に熱接着成分が存在
するシース・コア型が接着機能を向上できるのでより好
ましい。本発明の難燃性ポリエステル成分が20%以上
80%以下複合化されたものが必要である。20%未満
では、難燃性が低下するので好ましくない。80%を越
えると、熱接着成分が低くなり接着構造物の耐久性が劣
るので好ましくない。好ましくは組成比は30%〜70
%、より好ましくは40%〜60%である。本発明の最
も好ましい例としては補強効果が向上することからは、
中空シースコアがあり更には異形中空形シースコアがあ
る。
6d以上50d以下が好ましい。母材Den(D1 )
と難燃性熱接着繊維Den(D2 )の比(D1 /D
2 )が1〜5となる選択が好ましい。混綿してカード
ウエブしたとき5を越えると本発明熱接着繊維が分離、
脱落することがあるので好ましくない。本発明難燃性熱
接着繊維の巻縮はキカイ巻縮または偏心シースコアや、
サイドバイサイド型のときは立体巻縮を発現せしめたも
のでもよい。巻縮数は5〜20(ケ/in)、巻縮度は
8〜30%が好ましく、特には巻縮数は10〜15(ケ
/in)、巻縮度が10〜20%が例示できる。初期引
張抵抗度は、10g/d以上が好ましく、10g/dよ
り低いと補強効果、カード開繊時のダメージによる収縮
率の増加が、熱接着繊維を分離させ、層間剥離を生じる
のでより好ましくは15g/d以上である。
ルを繊維化したものを熱板上に十字に置き、配向のため
に生じる縞模様が室温より5℃/分で昇温していき、配
向によるシマが消失する温度を言う。本発明の難燃性熱
接着繊維の断面形状を図1に示す。ここで、Aは難燃性
ポリエステル成分、Bは熱接着成分、Sは中空部を示す
。
に示されるカルボン酸をリン含有率として約2500p
pmと5000ppm共重合した融点が256℃及び2
52℃のポリエチレンテレフタレートを常法により製造
した。表1に示す。
タル酸とイソフタル酸の配合比を変更して、グリコール
成分にエチレングリコールを用い、常法により融点が1
15℃、165℃、198℃、及び241℃のポリエス
テルを作成した。表2に示す。
コア部、接着成分(B成分)をシース部となるよう組成
比(A/B)10/90〜90/10に変更して、常法
により285℃にてC型オリフィスより紡糸し、巻取っ
た未延伸糸をシース部融点より20℃低い温度で延伸し
、次いで機械巻縮を付与し、カット長51mmのステー
プルファイパーを得た。得られたステープルファイパー
の特性を表3に示す。なお比較のためコア部に難燃剤を
共重合しない融点265℃のポリエチレンテレフタレー
ト(表1)を用い同様にして、中空シースコア熱接着ス
テープルファイバーを作成した。特性を表3に示す(接
着繊維C)。
ンテレフタレートを285℃にてC型オリフィスより常
法により、紡糸、延伸し、次いで機械巻縮を付与後64
mmに切断し、160℃熱風でフリー処理し、母材とな
る立体巻縮を有するステープルファイパーを作成した(
母材D)。得られた繊維の特性を表4に示す。
成比(C/D)、30/70に混綿後ローラーカードで
開繊、積層し、目付1200g/m2 のウエブを作成
、見掛け密度0.05g/ccとなるよう厚み調整しつ
つ熱風で処理し、繊維構造物を作成した。得られた繊維
構造物の特性及び難燃性の評価結果を表5に示す。なお
、難燃性の評価法は試験基準の名称:電車の火災事故対
策について、規格番号:A−A基準、評価:運輸省式鉄
道車輌用材料の燃焼性規格で評価した。又、耐久性の評
価はJIS−L−6401に準拠して行った。
を満たす熱接着繊維を用いたものは、難燃性、耐久性共
好ましい特性を示すが、本発明の構成要件を外れるもの
は、難燃性の劣るもの、耐久性の劣るもの、両方の劣る
ものとなることが判る。
いた熱接着繊維構造物は、難燃性、耐久性共良好で、自
動車、鉄道車両、船舶などのクッション材、断熱材、内
装材などに特に好ましいものであることが判る。更には
、家具(イス、ベッド等)、布団用マットなどにも安全
性の面から好ましいものを提供できることになる。
Claims (1)
- 【請求項1】 リン含有エステル形成性化合物を共重
合またはリン含有難燃剤を含有してなるポリエステル2
0〜80重量%と、該ポリエステルの融点より少なくと
も20℃低い融点を有するポリエステル系熱接着成分8
0〜20重量%とが複合されてなる難燃性熱接着繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7249091A JP3019932B2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 難燃性熱接着繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7249091A JP3019932B2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 難燃性熱接着繊維 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04281016A true JPH04281016A (ja) | 1992-10-06 |
| JP3019932B2 JP3019932B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=13490819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7249091A Expired - Fee Related JP3019932B2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 難燃性熱接着繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3019932B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0648809A1 (de) * | 1993-10-09 | 1995-04-19 | Hoechst Aktiengesellschaft | Pillarme und schwer entflammbare Mischungen aus einem Phosphor und einem Silizium enthaltenden Polyester |
| JP2003247146A (ja) * | 2002-02-20 | 2003-09-05 | Komatsu Seiren Co Ltd | 難燃性ポリエステエル繊維布帛 |
| KR100399271B1 (ko) * | 2001-02-23 | 2003-09-26 | 주식회사 효성 | 난연성 폴리에스터 섬유 |
| JP2023031326A (ja) * | 2021-08-25 | 2023-03-09 | ユニチカ株式会社 | 防汚性に優れた建築工事用メッシュシート |
Families Citing this family (2)
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|---|---|---|---|---|
| US6126179A (en) | 1995-01-20 | 2000-10-03 | The Burton Corporation | Method and apparatus for interfacing a snowboard boot to a binding |
| US6145868A (en) | 1997-05-16 | 2000-11-14 | The Burton Corporation | Binding system for an article used to glide on snow |
-
1991
- 1991-03-11 JP JP7249091A patent/JP3019932B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0648809A1 (de) * | 1993-10-09 | 1995-04-19 | Hoechst Aktiengesellschaft | Pillarme und schwer entflammbare Mischungen aus einem Phosphor und einem Silizium enthaltenden Polyester |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3019932B2 (ja) | 2000-03-15 |
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