JPH04282045A - バランスシャフトの駆動装置 - Google Patents
バランスシャフトの駆動装置Info
- Publication number
- JPH04282045A JPH04282045A JP4525491A JP4525491A JPH04282045A JP H04282045 A JPH04282045 A JP H04282045A JP 4525491 A JP4525491 A JP 4525491A JP 4525491 A JP4525491 A JP 4525491A JP H04282045 A JPH04282045 A JP H04282045A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankshaft
- sprocket
- gear
- counterweight
- balance shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの振動を減衰
するバランスシャフトの駆動装置に関するものである。
するバランスシャフトの駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンの振動を減衰させる
一手段としてバランスシャフトが用いられる。図4に示
すように、バランスシャフト31は軸32上にアンバラ
ンスマス33を回転可能に設けることにより構成されて
いる。このバランスシャフト31を回転駆動させるため
に、クランクシャフト34に駆動ギア35を取付けると
ともに、アンバランスマス33外周に被動ギア36を取
付け、両ギア35,36を互いに噛み合わせている。
一手段としてバランスシャフトが用いられる。図4に示
すように、バランスシャフト31は軸32上にアンバラ
ンスマス33を回転可能に設けることにより構成されて
いる。このバランスシャフト31を回転駆動させるため
に、クランクシャフト34に駆動ギア35を取付けると
ともに、アンバランスマス33外周に被動ギア36を取
付け、両ギア35,36を互いに噛み合わせている。
【0003】前記駆動ギア35は、一般的にはクランク
シャフト34の長さ方向(図の左右方向)中央付近のカ
ウンタウエイト37a外周に締まりばめされる。このた
め、駆動ギア35は、カウンタウエイト37aへの組付
時に隣接のカウンタウエイト37の周囲を通過させるの
に十分な大きさが必要となり、結果的に大きな直径とな
ってしまう。これに伴い、駆動ギア35に対し所定の比
(例えば2倍)で回転する被動ギア36の直径も大きく
なる。
シャフト34の長さ方向(図の左右方向)中央付近のカ
ウンタウエイト37a外周に締まりばめされる。このた
め、駆動ギア35は、カウンタウエイト37aへの組付
時に隣接のカウンタウエイト37の周囲を通過させるの
に十分な大きさが必要となり、結果的に大きな直径とな
ってしまう。これに伴い、駆動ギア35に対し所定の比
(例えば2倍)で回転する被動ギア36の直径も大きく
なる。
【0004】その結果、バランスシャフト31を含むシ
ステム全体が大型化して他部品と干渉するおそれがある
。また、エンジンにおけるクランクシャフト34及びエ
ンジンオイルの油面の位置が一定であるという条件の下
では、前記大型化にともない被動ギア36及びアンバラ
ンスマス33の多くの部分がエンジンオイルに浸るため
、同アンバランスマス33等の回転時における攪拌抵抗
が大きくなる。さらには、駆動ギア35をカウンタウエ
イト37aに取付けるためにその外周部分が削り取られ
るので、その分クランクシャフト34のバランス率が低
下する問題も生ずる。
ステム全体が大型化して他部品と干渉するおそれがある
。また、エンジンにおけるクランクシャフト34及びエ
ンジンオイルの油面の位置が一定であるという条件の下
では、前記大型化にともない被動ギア36及びアンバラ
ンスマス33の多くの部分がエンジンオイルに浸るため
、同アンバランスマス33等の回転時における攪拌抵抗
が大きくなる。さらには、駆動ギア35をカウンタウエ
イト37aに取付けるためにその外周部分が削り取られ
るので、その分クランクシャフト34のバランス率が低
下する問題も生ずる。
【0005】そこで、前記問題を解消するためには駆動
ギア35をなるべく小径にすることが好ましい。このた
めに、特開昭56−39339号公報に開示されたバラ
ンスシャフトの駆動装置では、図5に示すように、クラ
ンクシャフト34のカウンタウエイト37を別部材とし
、同カウンタウエイト37をボルト39でクランクシャ
フト34に取り外し可能に装着している。同技術による
と、駆動ギア35の取付時にクランクシャフト34から
カウンタウエイト37を取り外しておくことにより、小
径の駆動ギア35でもクランクシャフト34に取付ける
ことが可能となる。
ギア35をなるべく小径にすることが好ましい。このた
めに、特開昭56−39339号公報に開示されたバラ
ンスシャフトの駆動装置では、図5に示すように、クラ
ンクシャフト34のカウンタウエイト37を別部材とし
、同カウンタウエイト37をボルト39でクランクシャ
フト34に取り外し可能に装着している。同技術による
と、駆動ギア35の取付時にクランクシャフト34から
カウンタウエイト37を取り外しておくことにより、小
径の駆動ギア35でもクランクシャフト34に取付ける
ことが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術においてクランクシャフト34の長さ方向中央部に駆
動ギア35を配置する場合には、多くのカウンタウエイ
ト37やボルト39が必要となるばかりか、カウンタウ
エイト37の組付けに要する時間が長くなる。また、前
記駆動ギア35が取付けられるクランクシャフト34が
図6で示すような不等剛性クランクシャフトである場合
には、次のような問題もある。ここで、不等剛性クラン
クシャフトとはクランクアーム38の曲げ剛性が異なる
タイプのクランクシャフト34である。例えば直列4気
筒エンジンに取付けられる不等剛性クランクシャフトの
場合、クランク系曲げ共振時、振幅の大きい#1,4気
筒のクランクアーム38の曲げ剛性を高くし、#2,3
気筒のクランクアーム38の曲げ剛性を低くすることに
より、低振動化と軽量化とを両立させている。このタイ
プのクランクシャフト34では、前記のように曲げ剛性
を異ならせるために各クランクアーム38の形状が異な
っているので、これに対応して形状の異なる複数種類の
カウンタウエイト37が必要となり、その種類が多い分
、組付け間違いを起こすおそれもある。
術においてクランクシャフト34の長さ方向中央部に駆
動ギア35を配置する場合には、多くのカウンタウエイ
ト37やボルト39が必要となるばかりか、カウンタウ
エイト37の組付けに要する時間が長くなる。また、前
記駆動ギア35が取付けられるクランクシャフト34が
図6で示すような不等剛性クランクシャフトである場合
には、次のような問題もある。ここで、不等剛性クラン
クシャフトとはクランクアーム38の曲げ剛性が異なる
タイプのクランクシャフト34である。例えば直列4気
筒エンジンに取付けられる不等剛性クランクシャフトの
場合、クランク系曲げ共振時、振幅の大きい#1,4気
筒のクランクアーム38の曲げ剛性を高くし、#2,3
気筒のクランクアーム38の曲げ剛性を低くすることに
より、低振動化と軽量化とを両立させている。このタイ
プのクランクシャフト34では、前記のように曲げ剛性
を異ならせるために各クランクアーム38の形状が異な
っているので、これに対応して形状の異なる複数種類の
カウンタウエイト37が必要となり、その種類が多い分
、組付け間違いを起こすおそれもある。
【0007】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、カウンタウエイトをクランクシ
ャフトとは別部材で構成する場合に比べ、カウンタウエ
イトよりも小径のギアをクランクシャフトの所定の位置
に容易に組付けることができるとともに、同ギアの組付
け間違いを防止することができるバランスシャフトの駆
動装置を提供することにある。
のであり、その目的は、カウンタウエイトをクランクシ
ャフトとは別部材で構成する場合に比べ、カウンタウエ
イトよりも小径のギアをクランクシャフトの所定の位置
に容易に組付けることができるとともに、同ギアの組付
け間違いを防止することができるバランスシャフトの駆
動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、クランクシャフトのカウンタウエイトより
も小径のバランスシャフト駆動用ギアを同クランクシャ
フトに設けたバランスシャフトの駆動装置において、前
記ギアを、同ギアの取付中心に対して点対称の形状をな
し、かつ前記カウンタウエイトに取付可能な複数のギア
片で構成している。
に本発明は、クランクシャフトのカウンタウエイトより
も小径のバランスシャフト駆動用ギアを同クランクシャ
フトに設けたバランスシャフトの駆動装置において、前
記ギアを、同ギアの取付中心に対して点対称の形状をな
し、かつ前記カウンタウエイトに取付可能な複数のギア
片で構成している。
【0009】
【作用】バランスシャフト駆動用ギアはカウンタウエイ
トよりも小径であるが、同ギアの取付中心に対して点対
称の形状をなす複数のギア片で構成されているので、ギ
アのクランクシャフトへの組付時には、カウンタウエイ
トの周囲を通過させて同クランクシャフトの所定の位置
まで各ギア片を移動させなくてもよく、全体としてギア
の形状となるように、ギア片を所定のカウンタウエイト
に取付けるだけですむ。このため、カウンタウエイトを
別部材で構成した場合には、同カウンタウエイトの取付
けとギアとの取付けとが必要であるのに対し、本発明で
はこのうちカウンタウエイトの取付作業が不要となる。 また、クランクシャフトの形状に関係なくギア片の数、
形状等は一定しているので、多種類のギア片を用意した
り組付けたりする必要がない。
トよりも小径であるが、同ギアの取付中心に対して点対
称の形状をなす複数のギア片で構成されているので、ギ
アのクランクシャフトへの組付時には、カウンタウエイ
トの周囲を通過させて同クランクシャフトの所定の位置
まで各ギア片を移動させなくてもよく、全体としてギア
の形状となるように、ギア片を所定のカウンタウエイト
に取付けるだけですむ。このため、カウンタウエイトを
別部材で構成した場合には、同カウンタウエイトの取付
けとギアとの取付けとが必要であるのに対し、本発明で
はこのうちカウンタウエイトの取付作業が不要となる。 また、クランクシャフトの形状に関係なくギア片の数、
形状等は一定しているので、多種類のギア片を用意した
り組付けたりする必要がない。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図3に従って説明する。図3はエンジンのクランクシャ
フト1とバランスシャフト2とを示す部分断面図、図1
は図3のA−A線断面図、図2は同じく図3のB−B線
断面図である。クランクシャフト1はピストンの往復運
動を回転運動に変換して動力を取り出すためのもので、
クランクジャーナル3、クランクピン4、クランクアー
ム5、カウンタウエイト6等を前後方向(図3の左右方
向)へ連続して形成することにより構成されている。こ
のクランクシャフト1はクランクジャーナル3において
、エンジンのシリンダブロックに回転可能に支持されて
いる。
図3に従って説明する。図3はエンジンのクランクシャ
フト1とバランスシャフト2とを示す部分断面図、図1
は図3のA−A線断面図、図2は同じく図3のB−B線
断面図である。クランクシャフト1はピストンの往復運
動を回転運動に変換して動力を取り出すためのもので、
クランクジャーナル3、クランクピン4、クランクアー
ム5、カウンタウエイト6等を前後方向(図3の左右方
向)へ連続して形成することにより構成されている。こ
のクランクシャフト1はクランクジャーナル3において
、エンジンのシリンダブロックに回転可能に支持されて
いる。
【0011】前記クランクシャフト1の長さ方向中央部
分に位置するカウンタウエイト6aは、隣接のカウンタ
ウエイト6よりも薄く形成され、その前面にギアとして
の駆動スプロケット7が取付けられている。この駆動ス
プロケット7の半径d1は、カウタンウエイト6の半径
d2よりも小さく設定されている。また、駆動スプロケ
ット7の下方には、前記クランクシャフト1の回転に基
づき発生する振動を減衰するためのバランスシャフト2
が配設されている。バランスシャフト2は、一対の支持
片8a,8bを有するバランサケース8と、前記両支持
片8a,8b間に架設され、ボルト9によってバランサ
ケース8に固定された第1及び第2の固定軸10,11
と、同固定軸10,11の外周に回転可能に嵌合された
第1及び第2のアンバランスマス12,13とを備えて
いる。
分に位置するカウンタウエイト6aは、隣接のカウンタ
ウエイト6よりも薄く形成され、その前面にギアとして
の駆動スプロケット7が取付けられている。この駆動ス
プロケット7の半径d1は、カウタンウエイト6の半径
d2よりも小さく設定されている。また、駆動スプロケ
ット7の下方には、前記クランクシャフト1の回転に基
づき発生する振動を減衰するためのバランスシャフト2
が配設されている。バランスシャフト2は、一対の支持
片8a,8bを有するバランサケース8と、前記両支持
片8a,8b間に架設され、ボルト9によってバランサ
ケース8に固定された第1及び第2の固定軸10,11
と、同固定軸10,11の外周に回転可能に嵌合された
第1及び第2のアンバランスマス12,13とを備えて
いる。
【0012】前記クランクシャフト1の回転を第1及び
第2のアンバランスマス12,13に伝達するために、
同第1のアンバランスマス12の後部外周には、小径の
被動スプロケット14が取付けられている。この被動ス
プロケット14と前記クランクシャフト1の駆動スプロ
ケット7とはチェーン15によって駆動連結されている
。また、第1のアンバランスマス12の前部外周及び第
2のアンバランスマス13の前部外周には第1及び第2
のギア16,17が取付けられており、両ギア16,1
7は互いに噛み合っている。
第2のアンバランスマス12,13に伝達するために、
同第1のアンバランスマス12の後部外周には、小径の
被動スプロケット14が取付けられている。この被動ス
プロケット14と前記クランクシャフト1の駆動スプロ
ケット7とはチェーン15によって駆動連結されている
。また、第1のアンバランスマス12の前部外周及び第
2のアンバランスマス13の前部外周には第1及び第2
のギア16,17が取付けられており、両ギア16,1
7は互いに噛み合っている。
【0013】このため、クランクシャフト1が回転する
と、その回転は駆動スプロケット7、チェーン15及び
被動スプロケット14を介して第1のアンバランスマス
12に伝達される。これにより第1のアンバランスマス
12がクランクシャフト1の回転方向とは反対方向へ回
転する。また、この回転は第1及び第2のギア16,1
7を介して第2のアンバランスマス13に伝達され、同
アンバランスマス13が前記第1のアンバランスマス1
2とは反対方向、すなわち、クランクシャフト1と同一
回転方向へ回転する。そして、両アンバランスマス12
,13の回転により、ピストン、コンロッド等による慣
性力や慣性偶力を消去する方向の荷重が発生し、同荷重
がクランクシャフト1の振動を低減させるようになって
いる。
と、その回転は駆動スプロケット7、チェーン15及び
被動スプロケット14を介して第1のアンバランスマス
12に伝達される。これにより第1のアンバランスマス
12がクランクシャフト1の回転方向とは反対方向へ回
転する。また、この回転は第1及び第2のギア16,1
7を介して第2のアンバランスマス13に伝達され、同
アンバランスマス13が前記第1のアンバランスマス1
2とは反対方向、すなわち、クランクシャフト1と同一
回転方向へ回転する。そして、両アンバランスマス12
,13の回転により、ピストン、コンロッド等による慣
性力や慣性偶力を消去する方向の荷重が発生し、同荷重
がクランクシャフト1の振動を低減させるようになって
いる。
【0014】なお、前記バランサケース8、ボルト9、
第1及び第2の固定軸10,11等にはオイル通路18
が形成されており、両固定軸10,11と両アンバラン
スマス12,13との軸受部分にエンジンオイルが供給
されるようになっている。また、図1,2中二点鎖線は
エンジン下部のエンジンオイルの油面を示している。す
なわち、実際にエンジンが車両に搭載された状態では、
この油面Aが水平となるようにバランスシャフト2が傾
斜した状態で配置される。
第1及び第2の固定軸10,11等にはオイル通路18
が形成されており、両固定軸10,11と両アンバラン
スマス12,13との軸受部分にエンジンオイルが供給
されるようになっている。また、図1,2中二点鎖線は
エンジン下部のエンジンオイルの油面を示している。す
なわち、実際にエンジンが車両に搭載された状態では、
この油面Aが水平となるようにバランスシャフト2が傾
斜した状態で配置される。
【0015】ところで、前記バランスシャフト2を駆動
するための前記駆動スプロケット7は一部品によって構
成されているのではなく、ギア片としての第1及び第2
のスプロケット片19,20によって構成されている。 より詳しくは、両スプロケット片19,20は、駆動ス
プロケット7の取付中心Cに対して点対称の形状をなす
ように、ともに同一の半円弧状に形成されている。また
、両スプロケット片19,20には複数のボルト挿通孔
21がそれぞれ透設されている。そして、同ボルト挿通
孔21に挿通されたボルト22をカウンタウエイト6a
及びクランクピン4のボルト孔23に螺入することによ
って、両スプロケット片19,20がクランクシャフト
1に固定されている。
するための前記駆動スプロケット7は一部品によって構
成されているのではなく、ギア片としての第1及び第2
のスプロケット片19,20によって構成されている。 より詳しくは、両スプロケット片19,20は、駆動ス
プロケット7の取付中心Cに対して点対称の形状をなす
ように、ともに同一の半円弧状に形成されている。また
、両スプロケット片19,20には複数のボルト挿通孔
21がそれぞれ透設されている。そして、同ボルト挿通
孔21に挿通されたボルト22をカウンタウエイト6a
及びクランクピン4のボルト孔23に螺入することによ
って、両スプロケット片19,20がクランクシャフト
1に固定されている。
【0016】さらに、本実施例では前記第1及び第2の
スプロケット片19,20のうち、カウンタウエイト6
a側に取付けられる第1のスプロケット片19が鋼等の
高比重材によって形成され、クランクピン4側に取付け
られる第2のスプロケット片20が合成樹脂等の低比重
材によって形成されている。これは、駆動スプロケット
7取付けのために薄く形成されたカウンタウエイト6a
の重量を補って、クランクシャフト1のバランス率低下
を小さくするためである。
スプロケット片19,20のうち、カウンタウエイト6
a側に取付けられる第1のスプロケット片19が鋼等の
高比重材によって形成され、クランクピン4側に取付け
られる第2のスプロケット片20が合成樹脂等の低比重
材によって形成されている。これは、駆動スプロケット
7取付けのために薄く形成されたカウンタウエイト6a
の重量を補って、クランクシャフト1のバランス率低下
を小さくするためである。
【0017】前記のように構成されたバランスシャフト
2の駆動装置において、駆動スプロケット7をクランク
シャフト1に組付ける作業は次のようにして行う。まず
、第1のスプロケット片19を、クランクシャフト1中
央部分のクランクジャーナル3外周に嵌合するとともに
、カウンタウエイト6a前面に重ね合わせる。そして、
同カウンタウエイト6aのボルト孔23と第1のスプロ
ケット片19のボルト挿通孔21とを一致させ、両孔2
1,23にボルト22を挿通及び螺入して第1のスプロ
ケット片19をカウンタウエイト6aに締結する。
2の駆動装置において、駆動スプロケット7をクランク
シャフト1に組付ける作業は次のようにして行う。まず
、第1のスプロケット片19を、クランクシャフト1中
央部分のクランクジャーナル3外周に嵌合するとともに
、カウンタウエイト6a前面に重ね合わせる。そして、
同カウンタウエイト6aのボルト孔23と第1のスプロ
ケット片19のボルト挿通孔21とを一致させ、両孔2
1,23にボルト22を挿通及び螺入して第1のスプロ
ケット片19をカウンタウエイト6aに締結する。
【0018】次に、前記と同様に第2のスプロケット片
20を、前記クランクジャーナル3外周に嵌合するとと
もに、クランクピン4前面に重ね合わせる。そして、同
クランクピン4のボルト孔23と第2のスプロケット片
20のボルト挿通孔21とを一致させ、両孔21,23
にボルト22を挿通及び螺入して第2のスプロケット片
20をクランクピン4に締結する。すると、クランクシ
ャフト1の所定位置に、両スプロケット片19,20か
らなる円環状の駆動スプロケット7が組付けられる。
20を、前記クランクジャーナル3外周に嵌合するとと
もに、クランクピン4前面に重ね合わせる。そして、同
クランクピン4のボルト孔23と第2のスプロケット片
20のボルト挿通孔21とを一致させ、両孔21,23
にボルト22を挿通及び螺入して第2のスプロケット片
20をクランクピン4に締結する。すると、クランクシ
ャフト1の所定位置に、両スプロケット片19,20か
らなる円環状の駆動スプロケット7が組付けられる。
【0019】このように本実施例では駆動スプロケット
7を2つのスプロケット片19,20によって構成した
ので、1部品で駆動ギア35を構成した従来技術とは異
なり、同駆動スプロケット7をクランクシャフト1の中
央部分に取付けるために、隣接のカウンタウエイト6の
周囲を通過させる作業が不要となる。このため、従来技
術では多くの別体のカウンタウエイト37が必要となり
組付時間が長くなったのに対し、本実施例では同カウン
タウエイト37の取付けのための時間分だけ組付時間を
短縮できる。
7を2つのスプロケット片19,20によって構成した
ので、1部品で駆動ギア35を構成した従来技術とは異
なり、同駆動スプロケット7をクランクシャフト1の中
央部分に取付けるために、隣接のカウンタウエイト6の
周囲を通過させる作業が不要となる。このため、従来技
術では多くの別体のカウンタウエイト37が必要となり
組付時間が長くなったのに対し、本実施例では同カウン
タウエイト37の取付けのための時間分だけ組付時間を
短縮できる。
【0020】また、クランクアームの形状が異なる不等
剛性クランクシャフトに駆動スプロケット7を組付ける
場合でも、同駆動スプロケット7を構成するスプロケッ
ト19,20は一組ですむので、間違った部品を組付け
るおそれもなくなる。さらに、本実施例では駆動スプロ
ケット7の大きさがカウンタウエイト6等によって規制
されず小径であるため、この駆動スプロケット7に対し
所定の比で回転するバランスシャフト2の被動スプロケ
ット14の直径も小さくなる。そのため、バランスシャ
フト2を含むシステム全体が小型化して他部品との干渉
のおそれがない。また、駆動スプロケット7及び被動ス
プロケット14が小径となったことで、バランスシャフ
ト2の配設位置がクランクシャフト1に近づく。このた
め、エンジンにおけるクランクシャフト1及びエンジン
オイルの油面Aの位置が一定であるという条件の下では
、第1及び第2のアンバランスマス12,13において
エンジンオイルに浸る部分が減少する。これにより、両
アンバランスマス12,13の回転時の攪拌抵抗が小さ
くなる。
剛性クランクシャフトに駆動スプロケット7を組付ける
場合でも、同駆動スプロケット7を構成するスプロケッ
ト19,20は一組ですむので、間違った部品を組付け
るおそれもなくなる。さらに、本実施例では駆動スプロ
ケット7の大きさがカウンタウエイト6等によって規制
されず小径であるため、この駆動スプロケット7に対し
所定の比で回転するバランスシャフト2の被動スプロケ
ット14の直径も小さくなる。そのため、バランスシャ
フト2を含むシステム全体が小型化して他部品との干渉
のおそれがない。また、駆動スプロケット7及び被動ス
プロケット14が小径となったことで、バランスシャフ
ト2の配設位置がクランクシャフト1に近づく。このた
め、エンジンにおけるクランクシャフト1及びエンジン
オイルの油面Aの位置が一定であるという条件の下では
、第1及び第2のアンバランスマス12,13において
エンジンオイルに浸る部分が減少する。これにより、両
アンバランスマス12,13の回転時の攪拌抵抗が小さ
くなる。
【0021】また、駆動スプロケット7をクランクシャ
フト1に取付けるために、カウンタウエイト6aが他の
カウンタウエイト6よりも薄く形成されているが、本実
施例では第1のスプロケット片19を鋼等の高比重材に
よって形成し、第2のスプロケット片20を合成樹脂等
の低比重材によって形成したので、これらの第1のスプ
ロケット片19と第2のスプロケット片20との重量差
により、前記カウンタウエイト6aの重量を補って、ク
ランクシャフト1のバランス率低下を小さくできる。
フト1に取付けるために、カウンタウエイト6aが他の
カウンタウエイト6よりも薄く形成されているが、本実
施例では第1のスプロケット片19を鋼等の高比重材に
よって形成し、第2のスプロケット片20を合成樹脂等
の低比重材によって形成したので、これらの第1のスプ
ロケット片19と第2のスプロケット片20との重量差
により、前記カウンタウエイト6aの重量を補って、ク
ランクシャフト1のバランス率低下を小さくできる。
【0022】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れるものではなく、例えば以下のように発明の趣旨から
逸脱しない範囲で任意に変更してもよい。 (1)前記実施例では、半円弧状の第1及び第2のスプ
ロケット片19,20によって駆動スプロケット7を構
成したが、この駆動スプロケット7を、取付中心Cに対
して点対称の形状をなすように3つ以上の駆動スプロケ
ット片によって構成してもよい。 (2)アンバランスマスの数が1個、又は3個以上のタ
イプのバランスシャフトの駆動装置に本発明を適用して
もよい。 (3)前記実施例ではクランクシャフト1の回転を第1
のアンバランスマス12に伝達するために、駆動スプロ
ケット7、被動スプロケット14及びチェーン15を用
いたが、これらをギアに代えてもよい。 (4)第1及び第2のスプロケット片19,20の製造
に際し、駆動スプロケット7を分割する際には、同駆動
スプロケット7の歯と歯の間で分割されることが望まし
い。
れるものではなく、例えば以下のように発明の趣旨から
逸脱しない範囲で任意に変更してもよい。 (1)前記実施例では、半円弧状の第1及び第2のスプ
ロケット片19,20によって駆動スプロケット7を構
成したが、この駆動スプロケット7を、取付中心Cに対
して点対称の形状をなすように3つ以上の駆動スプロケ
ット片によって構成してもよい。 (2)アンバランスマスの数が1個、又は3個以上のタ
イプのバランスシャフトの駆動装置に本発明を適用して
もよい。 (3)前記実施例ではクランクシャフト1の回転を第1
のアンバランスマス12に伝達するために、駆動スプロ
ケット7、被動スプロケット14及びチェーン15を用
いたが、これらをギアに代えてもよい。 (4)第1及び第2のスプロケット片19,20の製造
に際し、駆動スプロケット7を分割する際には、同駆動
スプロケット7の歯と歯の間で分割されることが望まし
い。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、カ
ウンタウエイトよりも小径のバランスシャフト駆動用ギ
アを、同ギアの取付中心に対して点対称の形状をなし、
かつ前記カウンタウエイトに取付可能な複数のギア片で
構成したので、カウンタウエイトをクランクシャフトと
は別部材で構成する場合に比べ、カウンタウエイトに対
するギアの組付作業性を向上できるとともに、同ギアの
組付け間違いを未然に防止できるという優れた効果を奏
する。
ウンタウエイトよりも小径のバランスシャフト駆動用ギ
アを、同ギアの取付中心に対して点対称の形状をなし、
かつ前記カウンタウエイトに取付可能な複数のギア片で
構成したので、カウンタウエイトをクランクシャフトと
は別部材で構成する場合に比べ、カウンタウエイトに対
するギアの組付作業性を向上できるとともに、同ギアの
組付け間違いを未然に防止できるという優れた効果を奏
する。
【図1】本発明を具体化した一実施例のバランスシャフ
トの駆動装置を示し、図3のA−A線断面図である。
トの駆動装置を示し、図3のA−A線断面図である。
【図2】一実施例を示し、図3のB−B線断面図である
。
。
【図3】一実施例を示し、クランクシャフトに取付けら
れた駆動スプロケットと、同駆動スプロケットによって
駆動されるバランスシャフトの断面図である。
れた駆動スプロケットと、同駆動スプロケットによって
駆動されるバランスシャフトの断面図である。
【図4】駆動ギアをカウンタウエイト外周に締まりばめ
した従来のバランスシャフトの駆動装置を示す一部破断
正面図である。
した従来のバランスシャフトの駆動装置を示す一部破断
正面図である。
【図5】カウンタウエイトを別部材で構成した従来のバ
ランスシャフトの駆動装置を示す一部破断正面図である
。
ランスシャフトの駆動装置を示す一部破断正面図である
。
【図6】不等剛性クランクシャフトに従来の駆動ギアを
取付けた状態を示す正面図である。
取付けた状態を示す正面図である。
1…クランクシャフト、2…バランスシャフト、6,6
a…カウンタウエイト、7…バランスシャフト駆動用ギ
アとしての駆動スプロケット、19…ギア片を構成する
第1のスプロケット片、20…ギア片を構成する第2の
スプロケット片、C…取付中心
a…カウンタウエイト、7…バランスシャフト駆動用ギ
アとしての駆動スプロケット、19…ギア片を構成する
第1のスプロケット片、20…ギア片を構成する第2の
スプロケット片、C…取付中心
Claims (1)
- 【請求項1】 クランクシャフトのカウンタウエイト
よりも小径のバランスシャフト駆動用ギアを同クランク
シャフトに設けたバランスシャフトの駆動装置において
、前記ギアを、同ギアの取付中心に対して点対称の形状
をなし、かつ前記カウンタウエイトに取付可能な複数の
ギア片で構成したことを特徴とするバランスシャフトの
駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3045254A JP2946785B2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | バランスシャフトの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3045254A JP2946785B2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | バランスシャフトの駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04282045A true JPH04282045A (ja) | 1992-10-07 |
| JP2946785B2 JP2946785B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=12714145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3045254A Expired - Lifetime JP2946785B2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | バランスシャフトの駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2946785B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56122848U (ja) * | 1980-02-19 | 1981-09-18 | ||
| JPS6181037U (ja) * | 1984-11-01 | 1986-05-29 | ||
| JPH02140988U (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-26 |
-
1991
- 1991-03-11 JP JP3045254A patent/JP2946785B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56122848U (ja) * | 1980-02-19 | 1981-09-18 | ||
| JPS6181037U (ja) * | 1984-11-01 | 1986-05-29 | ||
| JPH02140988U (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2946785B2 (ja) | 1999-09-06 |
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