JPH04282879A - 圧電アクチュエータおよびその製造方法 - Google Patents

圧電アクチュエータおよびその製造方法

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JPH04282879A
JPH04282879A JP3044599A JP4459991A JPH04282879A JP H04282879 A JPH04282879 A JP H04282879A JP 3044599 A JP3044599 A JP 3044599A JP 4459991 A JP4459991 A JP 4459991A JP H04282879 A JPH04282879 A JP H04282879A
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JP
Japan
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piezoelectric
layer
piezoelectric actuator
slurry
firing
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Pending
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JP3044599A
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English (en)
Inventor
Toru Arai
徹 荒井
▲鮎▼沢 一年
Kazutoshi Ayusawa
Toyosaku Sato
佐藤 豊作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計測機に好適に用いら
れる圧電アクチュエータ製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、圧電アクチュエータとしては圧電
材料と誘電材料を接着剤で接合して作成されたものがあ
った。また、接着剤を使用しない圧電アクチュエータと
して、上側が圧電特性に優れ、下側に移るにつれて徐々
に誘電率が向上する傾斜機能材料を使用したものがあっ
た。この傾斜機能材料を使用した圧電アクチュエータに
ついては、例えば、日経ニューマテリアル,1989年
4月3日号,P11に示されている。その製造方法は、
先ず1層目に誘電性の高い組成の粉末を、次に圧電性の
高い組成の粉末を充填し、プレス成形の後、1200℃
で3〜6時間焼成する。このように製造することにより
、焼成中に原子が拡散し、組成が圧電層から誘電層に傾
斜した圧電アクチュエータが形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
圧電材料と誘電材料を接着剤で接合して製造する方法で
は、接着剤の耐熱性に限界があるために高温下で使用で
きないばかりか、大振幅で長時間にわたり使用すると、
圧電アクチュエータの接合部に剥がれや、ずれが生じ、
計測機としての十分な精度が得られなかった。
【0004】また、前記の傾斜機能材料を使用する方法
では、圧電層と誘電体層を重ねて焼成し、原子を拡散さ
せて組成を傾斜させるため、焼成条件によって圧電特性
が大幅に変化する。それにより、ある一定の圧電特性を
得るための最適焼成温度、最適焼成時間、最適昇温速度
、等の範囲が狭く、焼成条件の設定が非常に難しい。 そのため、圧電特性のバラツキが生じやすいという問題
があった。
【0005】そこで本発明は、以上述べた剥がれや、ず
れが生じやすいという欠点、および焼成条件の設定が難
しいという欠点を除去するため、製造された圧電アクチ
ュエータを使用しても剥がれや、ずれが生じ難く、圧電
アクチュエータの製造時の焼成が容易な、圧電アクチュ
エータの製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、本発明の圧電アクチュエータは、圧電層
と誘電層を有する圧電アクチュエータにおいて、誘電層
を多孔質層セラミックスとしたものである。すなわち、
図1に示すように、本発明の圧電アクチュエータは、圧
電セラミックス体のバルクの両主面に電極が形成されて
おり、片側の主面近傍の圧電セラミックス体中に空孔が
形成されたものである。
【0007】また、本発明は、圧電層と誘電層を有する
圧電アクチュエータの製造方法において、圧電セラミッ
クスのみからなるグリーンシート上に、圧電セラミック
スおよび該圧電セラミックスの焼成過程で焼失する有機
物粒子とを混合して製造されたグリーンシートを積層し
、この積層体を焼成することにより、有機物を焼失させ
多孔質層を形成して圧電アクチュエータを製造したもの
である。
【0008】さらに、本発明は、圧電層と誘電層を有す
る圧電アクチュエータの製造方法において、圧電セラミ
ックス粉末、比重が1より小さい空孔形成材、バインダ
ーおよび水を混合してスラリーを形成し、このスラリー
を成形型に流し込み、前記空孔形成材が上部に集まった
後に、脱水し、乾燥して成形体を得、この成形体を焼成
することにより、空孔形成材を焼失させ多孔質層を形成
して圧電アクチュエータを製造したものである。
【0009】
【実施例1】高純度の一酸化鉛(PbO,純度99.9
%)、二酸化チタン(TiO2 ,純度99.9%)、
酸化ジルコニウム(ZrO2 ,純度99.9%)およ
びその他の添加剤をそれぞれ所定量秤量し、ポットミル
を用いて純水とともに約20時間混合した。その混合物
を脱水、乾燥し、800℃〜900℃で2〜10時間仮
焼し、PZTの仮焼物を得た。この仮焼物に純水を加え
て粉砕、脱水、乾燥してPZTの仮焼粉を得た。
【0010】次に上記PZT仮焼粉100g、水50g
、解こう剤(商品名:セラモD−134、第一工業製薬
(株)製)8g、および粒径20μm〜40μmのカー
ボン粒子40gをボールミル中にて4〜5時間混合する
。その後、バインダー(商品名:セラモTB−13、第
一工業製薬(株)製)100g、可塑剤(商品名:セラ
モP−17、第一工業製薬(株)製)12g、消泡剤(
商品名:アンチフロスF−102、第一工業製薬(株)
製)1gを加え、ボールミル中にて20時間混合し、ス
ラリー1を作製した。このスラリー1を用いてドクター
ブレード法によりグリーンシート1を得る。このグリー
ンシート1の厚さは、約0.4mmであった。
【0011】また、PZT仮焼粉100g、水34g、
解こう剤6gをボールミル中にて4〜5時間混合する。 その後、バインダー60g、可塑剤8g、消泡剤1gを
加え、ボールミル中にて20時間混合し、スラリー2を
作製した。このスラリー2を用いてドクターブレード法
によりグリーンシート2を得る。このグリーンシート2
の厚さは、約0.3mmであった。
【0012】以上2種類のグリーンシートを用いて、先
ずグリーンシート1を1枚用意し、このシートの上にグ
リーンシート2を2枚積層し、加熱加圧して図2(a)
に示す積層体を得た。この積層体を空気中において昇温
速度100℃/時間で、1200℃〜1300℃の温度
で2時間焼成し、多孔質層を持つ図2(b)に示す圧電
セラミックスを作製した。
【0013】得られた圧電セラミックスの両面に銀を焼
き付けて電極を作製し、次に100℃〜130℃のシリ
コンオイル中で2〜3kV/mmの電圧を印加して分極
を行ない、圧電アクチュエータを作製した。本発明によ
る圧電アクチュエータは、長さ40mm×幅20mm×
厚さ0.7〜0.8mmで、印加電圧150Vの場合、
変位は80〜100μmであった。また、80℃におい
て変位を繰り返しても剥離は発生しなかった。
【0014】
【実施例2】高純度の一酸化鉛(PbO,純度99.9
%)、二酸化チタン(TiO2,純度99.9%)、酸
化ジルコニウム(ZrO2,純度99.9%)およびそ
の他の添加剤をそれぞれ所定量秤量し、ポットミルを用
いて純水とともに約20時間混合した。その混合物を脱
水、乾燥し、800℃〜900℃で2〜10時間仮焼し
、PZTの仮焼物を得た。この仮焼物に純水を加えて粉
砕、脱水、乾燥してPZTの仮焼粉を得た。
【0015】次に上記PZT仮焼粉100g、水50g
、解こう剤(商品名:セラモD−134、第一工業製薬
(株)製)8g、および粒径20μm〜40μmのカー
ボン粒子40gをボールミル中にて4〜5時間混合する
。その後、バインダー(商品名:セラモTB−13、第
一工業製薬(株)製)100g、可塑剤(商品名:セラ
モP−17、第一工業製薬(株)製)12g、消泡剤(
商品名:アンチフロスF−102、第一工業製薬(株)
製)1gを加え、ボールミル中にて20時間混合し、ス
ラリーを作製した。
【0016】このスラリーを、低部に脱水孔を有し、内
長55mm、内幅30mm、深さ2mmの図3に示す成
形型に入れ、2時間放置し、カーボンが上部に集まった
後、脱水し、乾燥して図4(a)に示す成形体を得た。 この成形体を空気中において、1200℃〜1300℃
の温度で2時間焼成して、図4(b)に示す多孔質層を
持つ圧電セラミックスを得た。
【0017】得られた圧電セラミックスの両面に銀を焼
き付けて電極を作製し、100℃〜130℃のシリコン
オイル中で2〜3kV/mmの電圧を印加して分極を行
ない、圧電アクチュエータを作製した。本発明による圧
電アクチュエータは、長さ40mm×幅20mm×厚さ
0.7〜0.8mmで、印加電圧150Vの場合、変位
は80〜100μmであった。また、80℃において変
位を繰り返しても剥離は発生しなかった。
【0018】以上、詳細に説明したように、本発明は上
記実施例に限定されず、本発明の趣旨に基づいて種々の
変形が可能である。例えば、本実施例では、空孔形成材
としてカーボン粒子を用いたが、焼成時に消失して空孔
を形成するものなら何でもよく、有機物等、他の空孔形
成材を用いても良い。
【0019】
【発明の効果】本発明の圧電アクチュエータによれば、
製造された圧電アクチュエータは多孔質層を持つ圧電セ
ラミックスとなるので、高温雰囲気下で使用しても、ま
た、長時間使用しても、剥離はほとんど発生しない。さ
らに、圧電セラミックスのみから成るグリーンシート上
に、圧電セラミックスおよび該圧電セラミックスの焼成
過程で焼失する有機物粒子とを混合して製造されたグリ
ーンシートを積層して製造することにより、同じ組成の
圧電セラミックスが積層されているために、焼成が容易
な圧電アクチュエータが製造できる。
【0020】さらにまた、従来の傾斜機能材料を使用す
る方法では、焼成によって原子を拡散させるために焼成
条件によって圧電アクチュエータの圧電特性が変化して
いたが、本発明においては、圧電セラミックス粉末、比
重が1より小さい空孔形成材、バインダーおよび水を混
合してスラリーを形成し、このスラリーを成形型に流し
込み、成形、焼成して圧電アクチュエータを製造するの
で、焼成条件によって組成が変化しないため、圧電特性
が変わることがない。したがって、焼成が容易なしかも
性能の安定した圧電アクチュエータを製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧電アクチュエータの構成を示す図。
【図2】本発明の圧電アクチュエータの製造工程図を示
す。
【図3】本発明の圧電アクチュエータの別の製造方法で
用いる成形型を示す。
【図4】本発明の圧電アクチュエータの別の製造工程図
を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  圧電層と誘電層を有する圧電アクチュ
    エータにおいて、誘電層が多孔質層セラミックスである
    ことを特徴とする圧電アクチュエータ。
  2. 【請求項2】  圧電層と誘電層を有する圧電アクチュ
    エータの製造方法において、(a)圧電セラミックスの
    みからなるグリーンシート上に、(b)圧電セラミック
    スおよび該圧電セラミックスの焼成過程で焼失する有機
    物粒子とを混合して製造されたグリーンシートを積層し
    、(c)この積層体を焼成することにより有機物を焼失
    させて多孔質層を形成する、各工程からなることを特徴
    とする圧電セラミックスの製造方法。
  3. 【請求項3】  圧電層と誘電層を有する圧電アクチュ
    エータの製造方法において、(a)圧電セラミックス粉
    末、比重が1より小さい空孔形成材、バインダーおよび
    水を混合してスラリーを形成し、(b)このスラリーを
    成形型に流し込み、(c)前記空孔形成材が上部に集ま
    った後に、脱水し、乾燥して成形体を得、(d)この成
    形体を焼成することにより、空孔形成材を焼失させて多
    孔質層を形成する、各工程からなることを特徴とする圧
    電セラミックスの製造方法。
JP3044599A 1991-03-11 1991-03-11 圧電アクチュエータおよびその製造方法 Pending JPH04282879A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012209554A (ja) * 2006-02-27 2012-10-25 Kyocera Corp セラミック部材の製造方法、並びにセラミック部材、ガスセンサ素子、燃料電池素子、フィルタ素子、積層型圧電素子、噴射装置、及び燃料噴射システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012209554A (ja) * 2006-02-27 2012-10-25 Kyocera Corp セラミック部材の製造方法、並びにセラミック部材、ガスセンサ素子、燃料電池素子、フィルタ素子、積層型圧電素子、噴射装置、及び燃料噴射システム

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