JPH0428348B2 - - Google Patents
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- JPH0428348B2 JPH0428348B2 JP63293616A JP29361688A JPH0428348B2 JP H0428348 B2 JPH0428348 B2 JP H0428348B2 JP 63293616 A JP63293616 A JP 63293616A JP 29361688 A JP29361688 A JP 29361688A JP H0428348 B2 JPH0428348 B2 JP H0428348B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chlorella
- twin
- product
- screw extruder
- functional food
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Beans For Foods Or Fodder (AREA)
- Grain Derivatives (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は機能性食品の製造方法に関し、更に詳
しくはクロレラを利用した機能性食品の製造方法
に関する。 [従来の技術] クロレラはクロレラ目に属する単細胞緑藻の属
名であり、その蛋白含量は50〜60重量%(乾物基
準)にも及び、また、リジンやメチオニンなどの
必須アミノ酸にも富んでいて栄養価が高い。この
ため、工業的に大量培養生産が行われており、健
康食品として使用されたり、養魚用配合飼料への
添加物として使用されている。また、乳酸菌の発
育促進物質を含んでおり、クロレラ乳酸菌飲料
(商品名:クロレラヤクルト)として実用化され
ている。 このうち、健康食品としては水中で培養された
クロレラを収集し、湿重量基準で約5%まで乾燥
し、この乾燥クロレラを既知の造粒技術で直径が
2〜5mmの粒としたもので、いわゆる丸薬のよう
にして使用されていた。 ところで、クロレラの単細胞はセルロースやヘ
ミセルロースなどの食物繊維と呼ばれている難消
化性多糖類を含む細胞壁に包まれており、消化性
を向上させるにはこの細胞壁を破壊する必要があ
る。また、クロレラは緑藻特有の臭いがある。 上述のような直径が2〜5mmの粒状のクロレラ
は、丸薬のようにして通常使用されるので、これ
らの点は問題とならないが、通常の食品としてク
ロレラを使用する場合には問題となる。 [発明が解決しようとする課題] 最近、食品は第1次機能(栄養)、第2次機能
(嗜好)と共に第3次機能(生体機能調節作用)
が注目されるようになり、特に、健康へのニーズ
から第3次機能をもつ食品が望まれている。 クロレラは高蛋白性であると共に必須アミノ酸
も豊富であり、また、各種の生体機能調整作用物
質の存在も指摘されており、機能性食品として使
用可能なものである。 しかし、このような第3次機能を有する食品に
クロレラをそのまま使用する場合には、消化性を
向上させるために細胞壁を破壊したり、緑藻特有
の臭いを除去する必要がある。 従つて、本発明の目的はクロレラの細胞壁の破
壊と脱臭を同時に行なうことができるクロレラを
利用した機能性食品の製造方法を提供することに
ある。 [課題を解決するための手段] クロレラを利用して、更に、クロレラの細胞壁
の破壊と脱臭を同時に行なうことができる機能性
食品の製造方法はこれまでなく、このため日夜研
究を行つたところ、クロレラの細胞壁を破壊する
にはクロレラに圧縮及び剪断力を与え、脱臭する
ためにはダイ流出時に膨化させる必要があり、二
軸スクリユ押出機によつて加工処理すれば、この
目的を同時に達成できることが判つた。 即ち、本発明はクロレラまたはクロレラと澱粉
及び/または植物蛋白粉の混合物を、二軸スクリ
ユ押出機にて押出し、膨化させることを特徴とす
るクロレラ含有機能性食品の製造方法に係る。 [作用] 本発明方法において、クロレラの細胞壁を破壊
するためには二軸スクリユ押出機の使用が必須の
条件となるが、使用する押出機としてはフイー
ダ、シリンダ、二軸スクリユ、ダイ、シリンダの
加熱・冷却装置、水添加装置並びに切断装置を備
えた公知のものを使用することができる。 前述のように、クロレラは水中で培養されてい
るので、このままでは80〜90重量%(湿重量基
準)の水分を含有しているが、長期間の保存を可
能にしたり、取り扱いを容易にするために、約5
重量%(湿重量基準)まで水分含量を低下した形
態で通常入手できる。なお、水分含量の低減は公
知の手段により行われている。 なお、クロレラは数〜数十μmの粒子形態で入
手することができ、従つて、二軸スクリユ押出機
で加工処理するために粉砕等の予備処理を行う必
要はない。 上述のような約5重量%の水を含有するクロレ
ラ単独で、またはクロレラを、コーンフラワー、
小麦粉、コーンスターチ、米粉などの澱粉類や脱
脂大豆粉などの植物蛋白と混合する。この混合は
公知の方法で行えばよく、特に限定されるもので
はない。なお、クロレラ以外の原料は通常入手で
きるいずれものをも使用することができ、通常粒
度は数十〜数μm程度であり、水分含量は10〜15
重量%程度である。 次に、クロレラまたは上述のような混合物をフ
イーダを介して二軸スクリユ押出機に供給し、二
軸スクリユの回転数、シリンダの温度及び水添加
量を適宜選択して二軸スクリユ押出機を運転する
ことによつて細胞壁が破壊されて消化性が向上
し、且つ緑藻特有の臭いが脱臭された食品が製造
できる。 これは、二軸スクリユ押出機が有している混
合、混練、圧縮、剪断の機能の単独あるいは相乗
効果によつてクロレラの細胞壁が破壊されるため
と、ダイから流出して膨化する時に水蒸気と一緒
に臭いが蒸発して脱臭されるためである。 本発明に使用するクロレラは約5重量%の水分
を含有しており、通常使用される(市販されてい
る)澱粉類や植物蛋白は上述のように10〜15重量
%の水分を含有しており、食品として口当りが良
い膨化物を押出すには、二軸スクリユ押出機に供
給されるクロレラまたはクロレラと澱粉及び/ま
たは植物蛋白の混合物の水分含量を15〜40重量%
にする必要がある。クロレラまたは前記混合物の
水分含量が40重量%を超えると膨化が不十分で、
ベタベタした押出物となり、該水分含量が15重量
%未満であると過熱気味で若干コゲ臭がある押出
物となるために好ましくない。このため、水添加
装置を設置することが必要であり、しかも水添加
量を調節できるものが望ましい。 フイーダから供給された所定の水分含量をもつ
クロレラまたは混合物のシリンダ内での加工処理
は100〜200°Cの温度の下で行うことが好ましい。
ここで、シリンダ内の温度が100°C未満であると、
クロレラまたは混合物中に含有される水分が水蒸
気にならないので膨化が起こらず、クロレラ固有
の臭気の発散が十分でないために好ましくなく、
また、該温度が200°Cを超えると、クロレラまた
は混合物が加工処理中に焦げたりするために好ま
しくない。なお、シリンダ内の温度は二軸スクリ
ユ押出機への原料の供給速度、二軸スクリユの回
転数、シリンダの加熱・冷却装置により制御する
ことができる。 また、シリンダ内の圧力を10〜100Kg/cm2の範
囲内に維持することが好ましい。ここで、該圧力
が10Kg/cm2未満であると大気圧(約1Kg/cm2)と
の差が少なく、膨化が不十分でクロレラ固有の臭
気の発散が十分でないために好ましくなく、ま
た、該圧力が100Kg/cm2を超えると逆に大気圧
(約1Kg/cm2)との差が大きいので押出物がダイ
から粉末状となつて吹き出すことがあるために好
ましくない。 なお、シリンダ内の圧力は二軸スクリユ押出機
への原料の供給速度、二軸スクリユの回転数の制
御や使用するダイの流路形状を選択することによ
り調整できる。 上述のようなシリンダ内条件下では、クロレラ
または前記混合物に含まれている水分が水蒸気に
なろうとするが、シリンダ内は上述のように10〜
100Kg/cm2の高圧となつているため、水分は過熱
水あるいは圧縮された水蒸気の状態となつてい
る。この過熱水あるいは圧縮された水蒸気を含む
クロレラまたは前記押出物がダイから流出する
と、圧力が高圧(10〜100Kg/cm2)から大気圧
(約1Kg/cm2)まで開放されて過熱水あるいは圧
縮された水蒸気が一気に膨化して水蒸気と一緒に
クロレラ固有の臭気が発散して脱臭される。 また、ダイ及び切断装置は製品の形状を決定す
るものであり、適宜選択すれば良いが、前述の理
由によつてダイは10〜100Kg/cm2の高圧がシリン
ダ内に発生するような流路を有している必要があ
る。 上述のように本発明方法によればクロレラまた
はクロレラと澱粉類及び/または植物蛋白の混合
物を二軸スクリユ押出機で加工処理してクロレラ
含有機能性食品を得ることができる。 なお、上述のようにして得られたクロレラ含有
機能性食品はまだ製品に味付けが行われていない
が、切断後の膨化物に通常使用されているスプレ
ー方式またはフライ方式などによつて任意に味付
けができる。また、製品を湯戻しして使用する場
合には、この湯戻しの時や湯戻し後に味付けを行
うこともできる。 [実施例] 以下に実施例を挙げて本発明のクロレラ含有機
能性食品の製造方法について更に説明する。 実施例 1 水分含量が5重量%(湿重量基準)のクロレ
ラ、コーンフラワー、小麦粉、コーンスターチ及
び米粉を重量比でそれぞれ1.5:4:3:2:1
の割合で混合し、この混合物をフイーダにより二
軸スクリユ押出機[(株)日本製鋼所製:TEX52F]
に40〜50Kg/時間の量で供給し、第1表に示す製
造条件にて実施した。また、ダイは出口形状が4
mmφ×2個の孔のものを使用し、切断装置は切断
後の製品形状の縦と横の長さがほぼ同じになるよ
うに切断速度を調整した。
しくはクロレラを利用した機能性食品の製造方法
に関する。 [従来の技術] クロレラはクロレラ目に属する単細胞緑藻の属
名であり、その蛋白含量は50〜60重量%(乾物基
準)にも及び、また、リジンやメチオニンなどの
必須アミノ酸にも富んでいて栄養価が高い。この
ため、工業的に大量培養生産が行われており、健
康食品として使用されたり、養魚用配合飼料への
添加物として使用されている。また、乳酸菌の発
育促進物質を含んでおり、クロレラ乳酸菌飲料
(商品名:クロレラヤクルト)として実用化され
ている。 このうち、健康食品としては水中で培養された
クロレラを収集し、湿重量基準で約5%まで乾燥
し、この乾燥クロレラを既知の造粒技術で直径が
2〜5mmの粒としたもので、いわゆる丸薬のよう
にして使用されていた。 ところで、クロレラの単細胞はセルロースやヘ
ミセルロースなどの食物繊維と呼ばれている難消
化性多糖類を含む細胞壁に包まれており、消化性
を向上させるにはこの細胞壁を破壊する必要があ
る。また、クロレラは緑藻特有の臭いがある。 上述のような直径が2〜5mmの粒状のクロレラ
は、丸薬のようにして通常使用されるので、これ
らの点は問題とならないが、通常の食品としてク
ロレラを使用する場合には問題となる。 [発明が解決しようとする課題] 最近、食品は第1次機能(栄養)、第2次機能
(嗜好)と共に第3次機能(生体機能調節作用)
が注目されるようになり、特に、健康へのニーズ
から第3次機能をもつ食品が望まれている。 クロレラは高蛋白性であると共に必須アミノ酸
も豊富であり、また、各種の生体機能調整作用物
質の存在も指摘されており、機能性食品として使
用可能なものである。 しかし、このような第3次機能を有する食品に
クロレラをそのまま使用する場合には、消化性を
向上させるために細胞壁を破壊したり、緑藻特有
の臭いを除去する必要がある。 従つて、本発明の目的はクロレラの細胞壁の破
壊と脱臭を同時に行なうことができるクロレラを
利用した機能性食品の製造方法を提供することに
ある。 [課題を解決するための手段] クロレラを利用して、更に、クロレラの細胞壁
の破壊と脱臭を同時に行なうことができる機能性
食品の製造方法はこれまでなく、このため日夜研
究を行つたところ、クロレラの細胞壁を破壊する
にはクロレラに圧縮及び剪断力を与え、脱臭する
ためにはダイ流出時に膨化させる必要があり、二
軸スクリユ押出機によつて加工処理すれば、この
目的を同時に達成できることが判つた。 即ち、本発明はクロレラまたはクロレラと澱粉
及び/または植物蛋白粉の混合物を、二軸スクリ
ユ押出機にて押出し、膨化させることを特徴とす
るクロレラ含有機能性食品の製造方法に係る。 [作用] 本発明方法において、クロレラの細胞壁を破壊
するためには二軸スクリユ押出機の使用が必須の
条件となるが、使用する押出機としてはフイー
ダ、シリンダ、二軸スクリユ、ダイ、シリンダの
加熱・冷却装置、水添加装置並びに切断装置を備
えた公知のものを使用することができる。 前述のように、クロレラは水中で培養されてい
るので、このままでは80〜90重量%(湿重量基
準)の水分を含有しているが、長期間の保存を可
能にしたり、取り扱いを容易にするために、約5
重量%(湿重量基準)まで水分含量を低下した形
態で通常入手できる。なお、水分含量の低減は公
知の手段により行われている。 なお、クロレラは数〜数十μmの粒子形態で入
手することができ、従つて、二軸スクリユ押出機
で加工処理するために粉砕等の予備処理を行う必
要はない。 上述のような約5重量%の水を含有するクロレ
ラ単独で、またはクロレラを、コーンフラワー、
小麦粉、コーンスターチ、米粉などの澱粉類や脱
脂大豆粉などの植物蛋白と混合する。この混合は
公知の方法で行えばよく、特に限定されるもので
はない。なお、クロレラ以外の原料は通常入手で
きるいずれものをも使用することができ、通常粒
度は数十〜数μm程度であり、水分含量は10〜15
重量%程度である。 次に、クロレラまたは上述のような混合物をフ
イーダを介して二軸スクリユ押出機に供給し、二
軸スクリユの回転数、シリンダの温度及び水添加
量を適宜選択して二軸スクリユ押出機を運転する
ことによつて細胞壁が破壊されて消化性が向上
し、且つ緑藻特有の臭いが脱臭された食品が製造
できる。 これは、二軸スクリユ押出機が有している混
合、混練、圧縮、剪断の機能の単独あるいは相乗
効果によつてクロレラの細胞壁が破壊されるため
と、ダイから流出して膨化する時に水蒸気と一緒
に臭いが蒸発して脱臭されるためである。 本発明に使用するクロレラは約5重量%の水分
を含有しており、通常使用される(市販されてい
る)澱粉類や植物蛋白は上述のように10〜15重量
%の水分を含有しており、食品として口当りが良
い膨化物を押出すには、二軸スクリユ押出機に供
給されるクロレラまたはクロレラと澱粉及び/ま
たは植物蛋白の混合物の水分含量を15〜40重量%
にする必要がある。クロレラまたは前記混合物の
水分含量が40重量%を超えると膨化が不十分で、
ベタベタした押出物となり、該水分含量が15重量
%未満であると過熱気味で若干コゲ臭がある押出
物となるために好ましくない。このため、水添加
装置を設置することが必要であり、しかも水添加
量を調節できるものが望ましい。 フイーダから供給された所定の水分含量をもつ
クロレラまたは混合物のシリンダ内での加工処理
は100〜200°Cの温度の下で行うことが好ましい。
ここで、シリンダ内の温度が100°C未満であると、
クロレラまたは混合物中に含有される水分が水蒸
気にならないので膨化が起こらず、クロレラ固有
の臭気の発散が十分でないために好ましくなく、
また、該温度が200°Cを超えると、クロレラまた
は混合物が加工処理中に焦げたりするために好ま
しくない。なお、シリンダ内の温度は二軸スクリ
ユ押出機への原料の供給速度、二軸スクリユの回
転数、シリンダの加熱・冷却装置により制御する
ことができる。 また、シリンダ内の圧力を10〜100Kg/cm2の範
囲内に維持することが好ましい。ここで、該圧力
が10Kg/cm2未満であると大気圧(約1Kg/cm2)と
の差が少なく、膨化が不十分でクロレラ固有の臭
気の発散が十分でないために好ましくなく、ま
た、該圧力が100Kg/cm2を超えると逆に大気圧
(約1Kg/cm2)との差が大きいので押出物がダイ
から粉末状となつて吹き出すことがあるために好
ましくない。 なお、シリンダ内の圧力は二軸スクリユ押出機
への原料の供給速度、二軸スクリユの回転数の制
御や使用するダイの流路形状を選択することによ
り調整できる。 上述のようなシリンダ内条件下では、クロレラ
または前記混合物に含まれている水分が水蒸気に
なろうとするが、シリンダ内は上述のように10〜
100Kg/cm2の高圧となつているため、水分は過熱
水あるいは圧縮された水蒸気の状態となつてい
る。この過熱水あるいは圧縮された水蒸気を含む
クロレラまたは前記押出物がダイから流出する
と、圧力が高圧(10〜100Kg/cm2)から大気圧
(約1Kg/cm2)まで開放されて過熱水あるいは圧
縮された水蒸気が一気に膨化して水蒸気と一緒に
クロレラ固有の臭気が発散して脱臭される。 また、ダイ及び切断装置は製品の形状を決定す
るものであり、適宜選択すれば良いが、前述の理
由によつてダイは10〜100Kg/cm2の高圧がシリン
ダ内に発生するような流路を有している必要があ
る。 上述のように本発明方法によればクロレラまた
はクロレラと澱粉類及び/または植物蛋白の混合
物を二軸スクリユ押出機で加工処理してクロレラ
含有機能性食品を得ることができる。 なお、上述のようにして得られたクロレラ含有
機能性食品はまだ製品に味付けが行われていない
が、切断後の膨化物に通常使用されているスプレ
ー方式またはフライ方式などによつて任意に味付
けができる。また、製品を湯戻しして使用する場
合には、この湯戻しの時や湯戻し後に味付けを行
うこともできる。 [実施例] 以下に実施例を挙げて本発明のクロレラ含有機
能性食品の製造方法について更に説明する。 実施例 1 水分含量が5重量%(湿重量基準)のクロレ
ラ、コーンフラワー、小麦粉、コーンスターチ及
び米粉を重量比でそれぞれ1.5:4:3:2:1
の割合で混合し、この混合物をフイーダにより二
軸スクリユ押出機[(株)日本製鋼所製:TEX52F]
に40〜50Kg/時間の量で供給し、第1表に示す製
造条件にて実施した。また、ダイは出口形状が4
mmφ×2個の孔のものを使用し、切断装置は切断
後の製品形状の縦と横の長さがほぼ同じになるよ
うに切断速度を調整した。
【表】
実施結果を第1表に示したが、総合して言え
ば、得られた製品は直径が約15mmのほぼ球状の膨
化物であり、これを試食したところ口当りのよい
スナツク風の食品であつた。製品は切断直後は若
干緑藻特有の臭いを有していたが、室温で約3〜
5分間放置しておくと殆ど臭いは感じられなかつ
た。また、製品を走査型電子顕微鏡(SEM)で
観察したところ、クロレラの細胞壁は殆どが破壊
されており、微少な植物繊維として製品中に分散
されていた。 実施例 2 水分含量が5重量%(湿重基準)のクロレラ及
び米粉を重量比で2:8の割合で混合し、この混
合物を二軸フイーダにより実施例1と同様の二軸
スクリユ押出機に50Kg/時間の量で供給し、第2
表に示す製造条件にて実施した。また、ダイは出
口形状が4mmφ×2個の孔を有するものを使用
し、切断装置は切断後の製品形状の縦と横の長さ
がほぼ同じになるように切断速度を調整した。
ば、得られた製品は直径が約15mmのほぼ球状の膨
化物であり、これを試食したところ口当りのよい
スナツク風の食品であつた。製品は切断直後は若
干緑藻特有の臭いを有していたが、室温で約3〜
5分間放置しておくと殆ど臭いは感じられなかつ
た。また、製品を走査型電子顕微鏡(SEM)で
観察したところ、クロレラの細胞壁は殆どが破壊
されており、微少な植物繊維として製品中に分散
されていた。 実施例 2 水分含量が5重量%(湿重基準)のクロレラ及
び米粉を重量比で2:8の割合で混合し、この混
合物を二軸フイーダにより実施例1と同様の二軸
スクリユ押出機に50Kg/時間の量で供給し、第2
表に示す製造条件にて実施した。また、ダイは出
口形状が4mmφ×2個の孔を有するものを使用
し、切断装置は切断後の製品形状の縦と横の長さ
がほぼ同じになるように切断速度を調整した。
【表】
実施結果を第2表に示したが、総合して言え
ば、得られた製品は直径が約12mmのほぼ球状の膨
化物であり、これを試食したところ口当りのよい
スナツク風の食品てあつた。製品は切断直後は若
干の緑藻特有の臭いを有していたが、室温で3〜
5分間放置しておくとほとんど感じられなくなつ
た。また、製品をSEMにより観察したところ、
クロレラの細胞壁は殆どが破壊されており、微少
な植物繊維として製品中に分散されていた。 実施例 3 水分含量が5重量%(湿重基準)のクロレラ、
脱脂大豆粉及び小麦粉を重量比でそれぞれ1.5:
7.5:1の割合で混合し、この混合物をフイーダ
により実施例1と同様の二軸スクリユ押出機に40
Kg/時間の量で供給し、第3表に示す製造実条件
にて実施した。また、ダイは出口形状が厚さ:3
mm、幅:45mmのものを使用し、切断装置は切断後
の製品の長さが約100mmとなるように切断速度を
調整した。
ば、得られた製品は直径が約12mmのほぼ球状の膨
化物であり、これを試食したところ口当りのよい
スナツク風の食品てあつた。製品は切断直後は若
干の緑藻特有の臭いを有していたが、室温で3〜
5分間放置しておくとほとんど感じられなくなつ
た。また、製品をSEMにより観察したところ、
クロレラの細胞壁は殆どが破壊されており、微少
な植物繊維として製品中に分散されていた。 実施例 3 水分含量が5重量%(湿重基準)のクロレラ、
脱脂大豆粉及び小麦粉を重量比でそれぞれ1.5:
7.5:1の割合で混合し、この混合物をフイーダ
により実施例1と同様の二軸スクリユ押出機に40
Kg/時間の量で供給し、第3表に示す製造実条件
にて実施した。また、ダイは出口形状が厚さ:3
mm、幅:45mmのものを使用し、切断装置は切断後
の製品の長さが約100mmとなるように切断速度を
調整した。
【表】
実施結果を第3表に示したが、総合して言え
ば、得られた製品は厚さ:約5mm、幅:約50mm、
長さ:約100mmの板状の膨化物であつた。これを
試食したところ、僅かに海草風味があり、歯ごた
えは畜肉様であつた。製品は切断直後は若干緑藻
特有の臭いを有していたが、室温で5〜10分間放
置しておくと殆ど感じられなくなつた。また、製
品をSEMで観察したところ、クロレラの細胞壁
は殆どが破壊されており、微少な植物繊維として
製品中に分散されていた。 実施例 4 水分含量が5重量%(湿重量基準)のクロレラ
をフイーダにより実施例1と同様の二軸スクリユ
押出機に20Kg/時間の量で供給し、第4表に示す
製造条件にて実施した。また、ダイは出口形状が
6mmφの孔を2個有するものであり、切断装置は
切断後の製品形状の縦と横の長さがほぼ同じにな
るように切断速度を調整した。
ば、得られた製品は厚さ:約5mm、幅:約50mm、
長さ:約100mmの板状の膨化物であつた。これを
試食したところ、僅かに海草風味があり、歯ごた
えは畜肉様であつた。製品は切断直後は若干緑藻
特有の臭いを有していたが、室温で5〜10分間放
置しておくと殆ど感じられなくなつた。また、製
品をSEMで観察したところ、クロレラの細胞壁
は殆どが破壊されており、微少な植物繊維として
製品中に分散されていた。 実施例 4 水分含量が5重量%(湿重量基準)のクロレラ
をフイーダにより実施例1と同様の二軸スクリユ
押出機に20Kg/時間の量で供給し、第4表に示す
製造条件にて実施した。また、ダイは出口形状が
6mmφの孔を2個有するものであり、切断装置は
切断後の製品形状の縦と横の長さがほぼ同じにな
るように切断速度を調整した。
【表】
【表】
実施結果を第4表に示したが、総合した言え
ば、得られた製品は直径が約8mmのほぼ球形の膨
化物であり、これを試食したところ、乾燥した海
草風味であつた。製品は切断直後には緑藻特有の
臭いを有していたが、室温に5〜10分間放置して
おくと緑藻特有の臭いではなく香ばしい焼き海苔
の臭いとなつた。また、製品をSEMにより観察
したところクロレラの細胞壁は殆どが破壊されて
おり、微少な食物繊維として製品中に分散されて
いた。 [発明の効果] 以上の説明で明らかなように、本発明によれば
二軸スクリユ押出機を使用するため、混合、混
練、圧縮、剪断、膨化の機能が単独あるいは相乗
して作用するのでクロレラの細胞壁が破壊されて
消化性が向上し且つ緑藻特有の臭いを除去するこ
とができる。また、破壊されて製品中に分散され
た細胞壁は食物繊維として生体に作用し、クロレ
ラに含まれている高分子の薬効成分も二軸スクリ
ユ押出機の圧縮、剪断機能によつて低分子に寸断
されて体内で吸収され易くなる効果も期待でき
る。 更に、二軸スクリユ押出機を使用しているの
で、短時間で連続的に処理でき、その処理コスト
も他の方法に比べて安価である。
ば、得られた製品は直径が約8mmのほぼ球形の膨
化物であり、これを試食したところ、乾燥した海
草風味であつた。製品は切断直後には緑藻特有の
臭いを有していたが、室温に5〜10分間放置して
おくと緑藻特有の臭いではなく香ばしい焼き海苔
の臭いとなつた。また、製品をSEMにより観察
したところクロレラの細胞壁は殆どが破壊されて
おり、微少な食物繊維として製品中に分散されて
いた。 [発明の効果] 以上の説明で明らかなように、本発明によれば
二軸スクリユ押出機を使用するため、混合、混
練、圧縮、剪断、膨化の機能が単独あるいは相乗
して作用するのでクロレラの細胞壁が破壊されて
消化性が向上し且つ緑藻特有の臭いを除去するこ
とができる。また、破壊されて製品中に分散され
た細胞壁は食物繊維として生体に作用し、クロレ
ラに含まれている高分子の薬効成分も二軸スクリ
ユ押出機の圧縮、剪断機能によつて低分子に寸断
されて体内で吸収され易くなる効果も期待でき
る。 更に、二軸スクリユ押出機を使用しているの
で、短時間で連続的に処理でき、その処理コスト
も他の方法に比べて安価である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 クロレラまたはクロレラと澱粉及び/または
植物蛋白粉の混合物を、二軸スクリユ押出機にて
押出し、膨化させることを特徴とするクロレラ含
有機能性食品の製造方法。 2 押出時の押出機シリンダ内の温度が100〜
200°Cである請求項1記載のクロレラ含有機能性
食品の製造方法。 3 押出時の押出機シリンダ内の圧力が10〜100
Kg/cm2である請求項1または2記載のクロレラ含
有機能性食品の製造方法。 4 二軸スクリユ押出機に供給されるクロレラま
たはクロレラと澱粉及び/または植物蛋白粉の混
合物の水分含量が15〜40重量%である請求項1か
ら3までのいずれか1項記載のクロレラ含有機能
性食品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63293616A JPH02142447A (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | クロレラ含有機能性食品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63293616A JPH02142447A (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | クロレラ含有機能性食品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02142447A JPH02142447A (ja) | 1990-05-31 |
| JPH0428348B2 true JPH0428348B2 (ja) | 1992-05-14 |
Family
ID=17797019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63293616A Granted JPH02142447A (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | クロレラ含有機能性食品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02142447A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2015208703A1 (en) * | 2014-01-27 | 2016-08-04 | Hinoman Ltd. | Using Wolffia genus plant material for preparing dough |
-
1988
- 1988-11-22 JP JP63293616A patent/JPH02142447A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02142447A (ja) | 1990-05-31 |
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