JPH04285178A - 分散樹脂皮膜の形成方法 - Google Patents
分散樹脂皮膜の形成方法Info
- Publication number
- JPH04285178A JPH04285178A JP3072167A JP7216791A JPH04285178A JP H04285178 A JPH04285178 A JP H04285178A JP 3072167 A JP3072167 A JP 3072167A JP 7216791 A JP7216791 A JP 7216791A JP H04285178 A JPH04285178 A JP H04285178A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel plate
- resin
- steel sheet
- resin film
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V40/00—Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
- G06V40/10—Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
- G06V40/12—Fingerprints or palmprints
- G06V40/13—Sensors therefor
- G06V40/1306—Sensors therefor non-optical, e.g. ultrasonic or capacitive sensing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐指紋性,耐食性等を
損なうことなく導電性,溶接性等を備えた分散樹脂皮膜
を鋼板表面に形成する方法に関する。
損なうことなく導電性,溶接性等を備えた分散樹脂皮膜
を鋼板表面に形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼板表面は、取扱い中に指紋が付着し易
く、表面変色の原因となる。特に、表面外観を重要視す
るステンレス鋼にあっては、指紋付着に起因して表面に
干渉色が現れ、商品価値を著しく低下させる。また、亜
鉛めっき等の表面処理を施した鋼板に付着した指紋は、
布で拭く程度では鋼板表面から容易に除去されない。
く、表面変色の原因となる。特に、表面外観を重要視す
るステンレス鋼にあっては、指紋付着に起因して表面に
干渉色が現れ、商品価値を著しく低下させる。また、亜
鉛めっき等の表面処理を施した鋼板に付着した指紋は、
布で拭く程度では鋼板表面から容易に除去されない。
【0003】これら指紋を鋼板表面から除去するため、
洗剤,溶剤で鋼板を洗浄する工程が採用されている。し
かし、洗浄工程が加わるために製造ラインが煩雑になり
、生産性が低下する。そこで、鋼板表面をクロメート皮
膜及び樹脂皮膜で覆うことにより、耐指紋性を付与して
いる。
洗剤,溶剤で鋼板を洗浄する工程が採用されている。し
かし、洗浄工程が加わるために製造ラインが煩雑になり
、生産性が低下する。そこで、鋼板表面をクロメート皮
膜及び樹脂皮膜で覆うことにより、耐指紋性を付与して
いる。
【0004】従来の樹脂皮膜は、比較的大きな付着量で
鋼板の表面全体を覆うように形成されている。そのため
、形成された樹脂皮膜が絶縁層として働くため、樹脂被
覆鋼板を使用して電気製品,内装部品,各種機器等を組
み立てる際、溶接性,半田付け性等が悪くなる。
鋼板の表面全体を覆うように形成されている。そのため
、形成された樹脂皮膜が絶縁層として働くため、樹脂被
覆鋼板を使用して電気製品,内装部品,各種機器等を組
み立てる際、溶接性,半田付け性等が悪くなる。
【0005】本発明者等は、これらの相反する要求を満
足させるために、樹脂皮膜を不連続状に鋼板表面に形成
させる方法を開発し、特開昭63−114635号公報
,特開昭63−276539号公報,特開昭64−11
981号公報等で紹介している。新しく提案した方法に
おいては、静電気を帯電させた樹脂液を高速回転するア
トマイザーから噴霧し、電気的な吸引力によって鋼板表
面に飛翔させる。ここで、鋼板表面に対する樹脂液の塗
布量を調整するとき、多数の液滴が鋼板表面に付着する
。次いで、乾燥炉で焼付け処理を施すことにより、鋼板
表面に不連続樹脂皮膜が形成される。
足させるために、樹脂皮膜を不連続状に鋼板表面に形成
させる方法を開発し、特開昭63−114635号公報
,特開昭63−276539号公報,特開昭64−11
981号公報等で紹介している。新しく提案した方法に
おいては、静電気を帯電させた樹脂液を高速回転するア
トマイザーから噴霧し、電気的な吸引力によって鋼板表
面に飛翔させる。ここで、鋼板表面に対する樹脂液の塗
布量を調整するとき、多数の液滴が鋼板表面に付着する
。次いで、乾燥炉で焼付け処理を施すことにより、鋼板
表面に不連続樹脂皮膜が形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】静電分散により不連続
状の樹脂皮膜を鋼板表面に形成する場合、鋼板表面に対
する樹脂の付着量を向上させるため、鋼板を所定温度に
予熱することが必要になる。しかし、予熱のための静電
分散塗装装置の上流側に加熱炉を設けると、その加熱炉
の設置のための面積が必要となり、また設備負担も増加
する。
状の樹脂皮膜を鋼板表面に形成する場合、鋼板表面に対
する樹脂の付着量を向上させるため、鋼板を所定温度に
予熱することが必要になる。しかし、予熱のための静電
分散塗装装置の上流側に加熱炉を設けると、その加熱炉
の設置のための面積が必要となり、また設備負担も増加
する。
【0007】本発明は、このような問題を解消すべく案
出されたものであり、クロメート処理後に行われる乾燥
工程の余熱を樹脂の焼付けに利用することにより、静電
分散塗装される鋼板を予熱するための加熱炉を省略し、
設備的にも熱経済的にも優れた生産ラインを構築するこ
とを目的とする。
出されたものであり、クロメート処理後に行われる乾燥
工程の余熱を樹脂の焼付けに利用することにより、静電
分散塗装される鋼板を予熱するための加熱炉を省略し、
設備的にも熱経済的にも優れた生産ラインを構築するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の分散樹脂皮膜形
成方法は、その目的を達成するため、クロメート処理さ
れた鋼板を加熱乾燥し、加熱後の冷却過程で140〜8
0℃の温度域にある前記鋼板に樹脂エマルジョンを静電
分散させ、前記鋼板の表面に不連続な樹脂皮膜を形成す
ることを特徴とする。
成方法は、その目的を達成するため、クロメート処理さ
れた鋼板を加熱乾燥し、加熱後の冷却過程で140〜8
0℃の温度域にある前記鋼板に樹脂エマルジョンを静電
分散させ、前記鋼板の表面に不連続な樹脂皮膜を形成す
ることを特徴とする。
【0009】鋼板表面に付着される樹脂皮膜は、0.1
〜2.0g/m2 の付着量で形成されることが好まし
い。また、本発明で使用する鋼板は、クロメート処理後
の予熱を使用する限り、その鋼種或いは表面処理の如何
に制約を受けるものではない。しかし、亜鉛めっき等の
めっきが施されたものや、ステンレス鋼等の表面外観が
重要視される材料に適用するとき、顕著な効果が発揮さ
れる。
〜2.0g/m2 の付着量で形成されることが好まし
い。また、本発明で使用する鋼板は、クロメート処理後
の予熱を使用する限り、その鋼種或いは表面処理の如何
に制約を受けるものではない。しかし、亜鉛めっき等の
めっきが施されたものや、ステンレス鋼等の表面外観が
重要視される材料に適用するとき、顕著な効果が発揮さ
れる。
【0010】
【作 用】静電分散塗装による樹脂皮膜の形成は、通
常クロメート処理に引き続いて行われる。また、クロメ
ート処理は、化成処理或いは電解法によりクロメート皮
膜を形成した後、鋼板表面を加熱乾燥させる工程を伴っ
ている。そこで、加熱乾燥後の鋼板の余熱を利用すると
き、樹脂液の静電分散塗装に必要な鋼板の予熱工程が省
略されると共に、クロメート処理及び静電分散塗装を連
続したラインで行うことができる。
常クロメート処理に引き続いて行われる。また、クロメ
ート処理は、化成処理或いは電解法によりクロメート皮
膜を形成した後、鋼板表面を加熱乾燥させる工程を伴っ
ている。そこで、加熱乾燥後の鋼板の余熱を利用すると
き、樹脂液の静電分散塗装に必要な鋼板の予熱工程が省
略されると共に、クロメート処理及び静電分散塗装を連
続したラインで行うことができる。
【0011】しかし、単にクロメート処理後の余熱を使
用するだけでは、良好な分散樹脂皮膜を形成することが
できない。すなわち、クロメート処理後の加熱乾燥は鋼
板を160〜200℃程度に昇温して行われるが、この
ような高温域の鋼板に樹脂液を静電分散させると、鋼板
表面に飛翔した樹脂液は瞬時に沸騰する。その結果、鋼
板表面に樹脂膜の沸騰跡が残り、いわゆるパウダリング
現象が発生し、製品の表面肌が劣化する。逆に、常温近
くまで冷却した鋼板に樹脂液を静電分散させると、鋼板
表面に付着した樹脂液の乾燥が行われず、所定の不連続
状樹脂皮膜を形成することができない。
用するだけでは、良好な分散樹脂皮膜を形成することが
できない。すなわち、クロメート処理後の加熱乾燥は鋼
板を160〜200℃程度に昇温して行われるが、この
ような高温域の鋼板に樹脂液を静電分散させると、鋼板
表面に飛翔した樹脂液は瞬時に沸騰する。その結果、鋼
板表面に樹脂膜の沸騰跡が残り、いわゆるパウダリング
現象が発生し、製品の表面肌が劣化する。逆に、常温近
くまで冷却した鋼板に樹脂液を静電分散させると、鋼板
表面に付着した樹脂液の乾燥が行われず、所定の不連続
状樹脂皮膜を形成することができない。
【0012】本発明者等の研究によるとき、目標とする
樹脂皮膜を形成するためには、鋼板が140〜80℃の
温度域にあることが重要であることが判明した。この鋼
板温度は、塗布される樹脂の付着量によって若干の変動
があるが、140〜80℃の温度域に鋼板を維持する限
り、良好な不連続状樹脂皮膜が形成される。
樹脂皮膜を形成するためには、鋼板が140〜80℃の
温度域にあることが重要であることが判明した。この鋼
板温度は、塗布される樹脂の付着量によって若干の変動
があるが、140〜80℃の温度域に鋼板を維持する限
り、良好な不連続状樹脂皮膜が形成される。
【0013】本発明は、図1に示したような製造ライン
で実施される。鋼板10は、図1において左から右方向
に搬送される。このパスラインに沿って上流側から、ク
ロメート処理装置20,乾燥装置30,冷却装置40,
静電分散塗装装置50及び後冷却装置60が配列されて
いる。
で実施される。鋼板10は、図1において左から右方向
に搬送される。このパスラインに沿って上流側から、ク
ロメート処理装置20,乾燥装置30,冷却装置40,
静電分散塗装装置50及び後冷却装置60が配列されて
いる。
【0014】クロメート処理装置20は、密閉チャンバ
ー21に配置された容器22にロールコータ23を浸漬
している。容器22に収容されているクロメート処理液
24は、ロールコータ23によってもち上げられ、通板
されている鋼板10に供給される。このクロメート処理
液との接触により、鋼板10の表面にクロメート皮膜が
形成される。なお、図1では、ロールコータ23によっ
てクロメート処理液24を鋼板10の表面に供給してい
るが、スプレー式でクロメート処理液を供給することも
できる。また、電解槽を通過させることにより、鋼板1
0の表面にクロメート皮膜を形成することも可能である
。
ー21に配置された容器22にロールコータ23を浸漬
している。容器22に収容されているクロメート処理液
24は、ロールコータ23によってもち上げられ、通板
されている鋼板10に供給される。このクロメート処理
液との接触により、鋼板10の表面にクロメート皮膜が
形成される。なお、図1では、ロールコータ23によっ
てクロメート処理液24を鋼板10の表面に供給してい
るが、スプレー式でクロメート処理液を供給することも
できる。また、電解槽を通過させることにより、鋼板1
0の表面にクロメート皮膜を形成することも可能である
。
【0015】クロメート皮膜が形成された鋼板は、余剰
の処理液が除去された後、乾燥装置30に送り込まれる
。乾燥装置30には熱風供給口31及び排気口32が設
けられており、180±20℃の熱風が供給される。 この熱風により高温雰囲気となった乾燥炉30の内部を
通過する間に、鋼板10の表面に残留しているクロメー
ト処理液が蒸散し、鋼板10の乾燥が行われる。なお、
加熱乾燥手段としては、鋼板10のパスラインに沿って
配置したヒータや輻射加熱管等を採用することもできる
。
の処理液が除去された後、乾燥装置30に送り込まれる
。乾燥装置30には熱風供給口31及び排気口32が設
けられており、180±20℃の熱風が供給される。 この熱風により高温雰囲気となった乾燥炉30の内部を
通過する間に、鋼板10の表面に残留しているクロメー
ト処理液が蒸散し、鋼板10の乾燥が行われる。なお、
加熱乾燥手段としては、鋼板10のパスラインに沿って
配置したヒータや輻射加熱管等を採用することもできる
。
【0016】乾燥後の鋼板10は、次いで冷却装置40
に送り込まれる。冷却装置40は、隔壁41によって複
数のチャンバー42〜45に区分されている。そして、
送気ファン46によって、チャンバー42〜45に冷却
空気が供給される。冷却空気と接触することにより、鋼
板10が冷却される。この空冷方式は、鋼板10の表面
に形成されているクロメート皮膜からクロム酸の溶出を
防止する上で、好ましい冷却手段である。
に送り込まれる。冷却装置40は、隔壁41によって複
数のチャンバー42〜45に区分されている。そして、
送気ファン46によって、チャンバー42〜45に冷却
空気が供給される。冷却空気と接触することにより、鋼
板10が冷却される。この空冷方式は、鋼板10の表面
に形成されているクロメート皮膜からクロム酸の溶出を
防止する上で、好ましい冷却手段である。
【0017】送気ファン43から供給される冷却空気は
、搬送されている鋼板10と向流接触、すなわち下流側
のチャンバー45から上流側のチャンバー42に流れる
ように、冷却装置40に吹込まれることが好ましい。 しかし、最下流のチャンバー45に冷却空気を吹込んだ
場合、冷却装置40の出側から流出する冷却空気の流量
が多くなる。そこで、図示するように、最下流のチャン
バー45を避けた下流側のチャンバー44に冷却空気を
吹込んでいる。
、搬送されている鋼板10と向流接触、すなわち下流側
のチャンバー45から上流側のチャンバー42に流れる
ように、冷却装置40に吹込まれることが好ましい。 しかし、最下流のチャンバー45に冷却空気を吹込んだ
場合、冷却装置40の出側から流出する冷却空気の流量
が多くなる。そこで、図示するように、最下流のチャン
バー45を避けた下流側のチャンバー44に冷却空気を
吹込んでいる。
【0018】冷却装置40の出側或いは静電分散塗装装
置50の入側には、冷却装置40を出た鋼板10の温度
を検出する温度計47が設けられている。温度計47に
よって検出された鋼板温度は、適宜の演算器を介し制御
信号aとして送気ファン46に送られる。そして、送気
ファン46の回転速度が制御され、鋼板温度に対応した
送風量で冷却空気が冷却装置40に吹き込まれる。この
ようにして、冷却装置40を出る鋼板10が、140〜
80℃の温度域に保たれる。
置50の入側には、冷却装置40を出た鋼板10の温度
を検出する温度計47が設けられている。温度計47に
よって検出された鋼板温度は、適宜の演算器を介し制御
信号aとして送気ファン46に送られる。そして、送気
ファン46の回転速度が制御され、鋼板温度に対応した
送風量で冷却空気が冷却装置40に吹き込まれる。この
ようにして、冷却装置40を出る鋼板10が、140〜
80℃の温度域に保たれる。
【0019】冷却された鋼板10は、静電分散塗装装置
50に送り込まれる。静電分散塗装装置50は、密閉チ
ャンバー51の内部を通過する鋼板10の上下両面に対
向する一対のアトマイザー52及び53を配置している
。アトマイザー52は、図2に示すように回転軸53の
先端にヘッド54を装着している。ヘッド54の内部に
空間部55が円周状に穿設されており、空間部55がア
トマイズ孔56を介し開放空間57に連通している。 ヘッド54は給電線58により−100KV程度の高電
圧に荷電され、塗布される樹脂液を供給するノズル59
の先端が空間部55に臨んでいる。なお、下方のアトマ
イザー53も、同様な構造をもっている。
50に送り込まれる。静電分散塗装装置50は、密閉チ
ャンバー51の内部を通過する鋼板10の上下両面に対
向する一対のアトマイザー52及び53を配置している
。アトマイザー52は、図2に示すように回転軸53の
先端にヘッド54を装着している。ヘッド54の内部に
空間部55が円周状に穿設されており、空間部55がア
トマイズ孔56を介し開放空間57に連通している。 ヘッド54は給電線58により−100KV程度の高電
圧に荷電され、塗布される樹脂液を供給するノズル59
の先端が空間部55に臨んでいる。なお、下方のアトマ
イザー53も、同様な構造をもっている。
【0020】これらアトマイザー52,53を数万rp
mで高速回転させるとき、ノズル59から空間部55に
供給された樹脂液は、アトマイズ孔56を介して開放空
間57に至り、液滴として遠心力で半径方向に放出され
る。アトマイザー52,53から出た液滴は、負に帯電
されており、接地により正に帯電されている鋼板10に
引っ張られ、鋼板10の表面に被着する。
mで高速回転させるとき、ノズル59から空間部55に
供給された樹脂液は、アトマイズ孔56を介して開放空
間57に至り、液滴として遠心力で半径方向に放出され
る。アトマイザー52,53から出た液滴は、負に帯電
されており、接地により正に帯電されている鋼板10に
引っ張られ、鋼板10の表面に被着する。
【0021】鋼板10に付着する樹脂の付着量を乾燥重
量で0.1〜2.0g/m2 の範囲に維持するとき、
図3に示すように、鋼板10の表面に形成しためっき層
11及びクロメート皮膜12の上に不連続状の分散樹脂
層13が形成される。個々の分散樹脂層13の直径dは
、40〜150μmの直径をもっている。ここで、樹脂
の付着量13が0.1g/m2 未満であると、樹脂で
覆われずに露出しためっき層11の表面積が大きくなり
、耐指紋性が低下する。逆に、樹脂付着量が2.0g/
m2 を超えるとき、個々の分散樹脂層12の間にブリ
ッジが形成され、連続した樹脂皮膜となり易い。この点
で、樹脂付着量を0.1〜2.0g/m2 の範囲に維
持することが好ましい。
量で0.1〜2.0g/m2 の範囲に維持するとき、
図3に示すように、鋼板10の表面に形成しためっき層
11及びクロメート皮膜12の上に不連続状の分散樹脂
層13が形成される。個々の分散樹脂層13の直径dは
、40〜150μmの直径をもっている。ここで、樹脂
の付着量13が0.1g/m2 未満であると、樹脂で
覆われずに露出しためっき層11の表面積が大きくなり
、耐指紋性が低下する。逆に、樹脂付着量が2.0g/
m2 を超えるとき、個々の分散樹脂層12の間にブリ
ッジが形成され、連続した樹脂皮膜となり易い。この点
で、樹脂付着量を0.1〜2.0g/m2 の範囲に維
持することが好ましい。
【0022】樹脂液としては、水溶性又は水分散性の有
機樹脂エマルジョンが使用される。たとえば、アクリル
シリカ複合樹脂又はこれにワックスを1〜25%含有さ
せた有機樹脂エマルジョン及びアクリル変性ポリオレフ
ィン樹脂等の有機樹脂エマルジョンがある。
機樹脂エマルジョンが使用される。たとえば、アクリル
シリカ複合樹脂又はこれにワックスを1〜25%含有さ
せた有機樹脂エマルジョン及びアクリル変性ポリオレフ
ィン樹脂等の有機樹脂エマルジョンがある。
【0023】静電分散塗装された鋼板は、次いで後冷却
装置60によって冷却される。後冷却装置60は、冷却
装置40と同様に、隔壁61により区画された複数のチ
ャンバー62,63を備えており、下流側のチャンバー
63に送気ファン64から冷却空気が吹き込まれる。こ
の過程で、分散樹脂層12が乾燥され、目標とする不連
続状の樹脂皮膜が鋼板10の表面に形成される。
装置60によって冷却される。後冷却装置60は、冷却
装置40と同様に、隔壁61により区画された複数のチ
ャンバー62,63を備えており、下流側のチャンバー
63に送気ファン64から冷却空気が吹き込まれる。こ
の過程で、分散樹脂層12が乾燥され、目標とする不連
続状の樹脂皮膜が鋼板10の表面に形成される。
【0024】
【実施例】ワックス20%を含有するアクリル−シリカ
系の樹脂液を、ラインスピード70m/分で走行してい
る鋼板の表面に、図2に示したアトマイザーを使用して
施した。鋼板温度を種々変えた鋼板に付着量0.5g/
m2 及び1.0g/m2 の下で樹脂を塗布したもの
につき、樹脂皮膜の性状を調べた結果を図4に示す。
系の樹脂液を、ラインスピード70m/分で走行してい
る鋼板の表面に、図2に示したアトマイザーを使用して
施した。鋼板温度を種々変えた鋼板に付着量0.5g/
m2 及び1.0g/m2 の下で樹脂を塗布したもの
につき、樹脂皮膜の性状を調べた結果を図4に示す。
【0025】図4から明らかなように、付着量が0.5
g/m2 の場合、静電分散塗装装置50の入側での鋼
板温度が70℃以下であると、後冷却装置60を出た樹
脂皮膜が未乾燥であった。また、鋼板温度が140℃を
超える場合、得られた樹脂皮膜にパウダリングが検出さ
れた。これは、鋼板温度が高すぎるため、塗布された樹
脂が沸騰することによって発生した欠陥である。
g/m2 の場合、静電分散塗装装置50の入側での鋼
板温度が70℃以下であると、後冷却装置60を出た樹
脂皮膜が未乾燥であった。また、鋼板温度が140℃を
超える場合、得られた樹脂皮膜にパウダリングが検出さ
れた。これは、鋼板温度が高すぎるため、塗布された樹
脂が沸騰することによって発生した欠陥である。
【0026】付着量が1.0g/m2 の場合には、鋼
板温度80℃未満で、樹脂皮膜が焼付け不良の未乾燥状
態であった。また、鋼板温度が145℃を超えるとき、
パウダリングが検出された。
板温度80℃未満で、樹脂皮膜が焼付け不良の未乾燥状
態であった。また、鋼板温度が145℃を超えるとき、
パウダリングが検出された。
【0027】しかしながら、何れの場合にあっても、静
電分散塗装装置50の入側での鋼板温度を80〜140
℃の温度域に維持するとき、未乾燥やパウダリングのな
い焼付け良好な樹脂皮膜が形成された。
電分散塗装装置50の入側での鋼板温度を80〜140
℃の温度域に維持するとき、未乾燥やパウダリングのな
い焼付け良好な樹脂皮膜が形成された。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、クロメート処理後に行われる加熱乾燥によって鋼板
に与えられた予熱を利用して、鋼板表面に不連続状で塗
布した樹脂の焼き付けを行っている。そのため、クロメ
ート処理及び静電分散塗布を連続したラインで行うこと
ができることは勿論、静電分散塗布に必要とされていた
予熱炉を省略することができるため、省エネルギー及び
省スペースが図られ、生産性に優れたが表面処理ライン
が構築される。また、静電分散塗装される鋼板の温度が
80〜140℃に維持されているため、未乾燥,パウダ
リング等のない良好な樹脂皮膜が形成される。
は、クロメート処理後に行われる加熱乾燥によって鋼板
に与えられた予熱を利用して、鋼板表面に不連続状で塗
布した樹脂の焼き付けを行っている。そのため、クロメ
ート処理及び静電分散塗布を連続したラインで行うこと
ができることは勿論、静電分散塗布に必要とされていた
予熱炉を省略することができるため、省エネルギー及び
省スペースが図られ、生産性に優れたが表面処理ライン
が構築される。また、静電分散塗装される鋼板の温度が
80〜140℃に維持されているため、未乾燥,パウダ
リング等のない良好な樹脂皮膜が形成される。
【図1】 本発明が適用される製造ラインを示す。
【図2】 静電分散塗装装置のアトマイザーを示す。
【図3】 クロメート処理されためっき鋼板に付着し
た分散樹脂層を示す。
た分散樹脂層を示す。
【図4】 樹脂の付着量及び鋼板温度が形成された樹
脂皮膜に与える影響を示す。
脂皮膜に与える影響を示す。
10 鋼板 20 クロメート
処理装置 30 乾燥装置 40 冷却装置 50 静電分散塗布装
置 46 送気ファン
処理装置 30 乾燥装置 40 冷却装置 50 静電分散塗布装
置 46 送気ファン
Claims (2)
- 【請求項1】 クロメート処理された鋼板を加熱乾燥
し、加熱後の冷却過程で140〜80℃の温度域にある
前記鋼板に樹脂エマルジョンを静電分散させ、前記鋼板
の表面に負連続な樹脂皮膜を形成することを特徴とする
分散樹脂皮膜の形成方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の樹脂皮膜が0.2〜2
.0g/m2 の付着量で施されることを特徴とする分
散樹脂皮膜の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3072167A JP2736477B2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 分散樹脂皮膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3072167A JP2736477B2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 分散樹脂皮膜の形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04285178A true JPH04285178A (ja) | 1992-10-09 |
| JP2736477B2 JP2736477B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=13481413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3072167A Expired - Lifetime JP2736477B2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 分散樹脂皮膜の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2736477B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100311804B1 (ko) * | 1998-12-01 | 2001-11-22 | 이구택 | 저온반응성과 내식성이 우수한 내지문용액 및 이를 이용한 내지문강판의 제조방법 |
| KR100370558B1 (ko) * | 2000-11-25 | 2003-01-30 | 주식회사 포스코 | 스트립 자동냉각을 위한 프리쿨러 냉각방법 및 그 장치 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52111938A (en) * | 1976-03-16 | 1977-09-20 | Matsushita Refrigeration | Method of painting of metallic gross |
| JPS61291071A (ja) * | 1985-06-20 | 1986-12-20 | Toshiba Corp | 電着塗装方法 |
| JPS63114635A (ja) * | 1986-11-01 | 1988-05-19 | 日新製鋼株式会社 | 導電性表面処理鋼板およびその製造方法 |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP3072167A patent/JP2736477B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52111938A (en) * | 1976-03-16 | 1977-09-20 | Matsushita Refrigeration | Method of painting of metallic gross |
| JPS61291071A (ja) * | 1985-06-20 | 1986-12-20 | Toshiba Corp | 電着塗装方法 |
| JPS63114635A (ja) * | 1986-11-01 | 1988-05-19 | 日新製鋼株式会社 | 導電性表面処理鋼板およびその製造方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100311804B1 (ko) * | 1998-12-01 | 2001-11-22 | 이구택 | 저온반응성과 내식성이 우수한 내지문용액 및 이를 이용한 내지문강판의 제조방법 |
| KR100370558B1 (ko) * | 2000-11-25 | 2003-01-30 | 주식회사 포스코 | 스트립 자동냉각을 위한 프리쿨러 냉각방법 및 그 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2736477B2 (ja) | 1998-04-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4872270A (en) | Drying process | |
| CN106903032A (zh) | 一种耐腐蚀、耐酸碱彩板制造方法 | |
| US10337106B2 (en) | Process for the manufacturing of a steel strip for packaging and associated equipment | |
| WO2018001179A1 (zh) | 一种覆膜金属板的生产方法及设备 | |
| CN110270490A (zh) | 一种不锈钢彩涂板的制备方法 | |
| JPH04285178A (ja) | 分散樹脂皮膜の形成方法 | |
| JP2973496B2 (ja) | シート状物にメタリック塗装を施す方法 | |
| JP3282240B2 (ja) | 帯状材の連続塗装方法 | |
| JP2640395B2 (ja) | 分散樹脂皮膜の形成装置 | |
| JP4818923B2 (ja) | 多層塗膜塗装方法及び多層塗膜を有する製品 | |
| JP4598493B2 (ja) | 金属帯の塗装装置及び塗装方法 | |
| US2429862A (en) | Apparatus for oiling sheet metal | |
| JPH06432A (ja) | 塗装鋼帯製造設備 | |
| JPH04300665A (ja) | 分散樹脂皮膜の形成装置 | |
| CN110328069A (zh) | 在带钢表面静电涂装粉末后的快速固化方法及其装置 | |
| JP4828225B2 (ja) | メッキ鋼帯の製造方法 | |
| JP4935086B2 (ja) | 回転霧化式塗装装置を用いた塗装方法 | |
| JPH09143755A (ja) | クロメート処理亜鉛めっき鋼板の製造方法および製造装置 | |
| JP2006000806A (ja) | 多層塗膜塗装方法、多層塗膜塗装装置及び多層塗膜塗装平板 | |
| KR101569828B1 (ko) | 그라데이션 컬러강판의 제조방법 | |
| JPH06190334A (ja) | 塗装金属板の製造方法 | |
| JP3219927B2 (ja) | 塗装金属板焼付の加熱制御方法 | |
| JP3363291B2 (ja) | 亜鉛めっき鋼板のクロメート処理装置 | |
| JPH0847670A (ja) | 金属帯板への水性有機樹脂塗料の連続塗装方法 | |
| JPH1066931A (ja) | 鮮映性を有する塗装金属板の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971202 |