JPH1066931A - 鮮映性を有する塗装金属板の製造方法 - Google Patents

鮮映性を有する塗装金属板の製造方法

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JPH1066931A
JPH1066931A JP22646196A JP22646196A JPH1066931A JP H1066931 A JPH1066931 A JP H1066931A JP 22646196 A JP22646196 A JP 22646196A JP 22646196 A JP22646196 A JP 22646196A JP H1066931 A JPH1066931 A JP H1066931A
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JP
Japan
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paint
baked
sheet
coated metal
coating material
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Pending
Application number
JP22646196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kimata
芳夫 木全
Ryoji Nishioka
良二 西岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、良好な鮮映性を有する意匠
性塗装金属板の製造方法を提供することにある。 【解決手段】 金属板の少なくとも片面に焼付型の有機
塗料を塗布し、その上からクリヤ樹脂を重量比で0.0
4〜80.00%含む溶液を塗膜面上に塗布した後に、
最高焼付板温で150℃以上300℃未満で焼き付ける
ことにより、塗膜に鮮映性を付与した塗装金属板を製造
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家電、建材、自動
車等に用いられる、鮮映性を有する塗装金属板の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】塗装金属板に意匠性を付与する場合、最
も人間の視覚に訴えるものは鮮映性である。塗装金属板
に意匠を付与する場合、メタリック粉やマイカ粉、骨材
等を塗料に添加して、メタリック感やパール感、ピール
肌などを表現するが、塗料中にこれらの固形成分を添加
した場合、添加量の増加に伴い表面光沢が低下すること
が知られている。同時に塗膜表面での鮮映性も低下し、
せっかくのメタリック感もその効果が半減してしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これを解決するために
は、メタリック等の意匠性を付与した層の上にもう一
層、クリヤ層を設ける方法が有効である。しかしなが
ら、通常の塗装仕様の上からもう一度塗装を施した場
合、通常より一度多い回数焼成工程を行う必要があり、
操業コストの増加や、下塗り塗膜の熱負荷による性能劣
化など、マイナスの要因が大きい。
【0004】そこで本発明は、通常の焼成工程回数のま
ま塗膜の最表層にクリヤ層を付与することにより、鮮映
性を有する塗装金属板を製造する方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属板の少な
くとも片面に焼付型の有機塗料を塗布し、その上からク
リヤ樹脂を重量比で0.04〜80.00%含む溶液を
塗膜面上に塗布した後に、最高焼付板温で150℃以上
300℃未満で焼き付けることを特徴とする。また、上
記本発明において、金属板と有機塗料の層の間に、下か
ら順に、化成処理及び下塗り塗装を施すことを特徴とす
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の塗装金属板の製造
方法について説明する。本発明における金属板として
は、たとえば鋼板、アルミ板、ステンレス板、チタン
板、銅板等が挙げられる。このうち鋼板の例として、冷
延鋼板、熱延鋼板、亜鉛めっき鋼板、合金化亜鉛めっき
鋼板、亜鉛−鉄合金めっき鋼板、亜鉛−アルミ合金めっ
き鋼板、アルミめっき鋼板、クロムめっき鋼板、ニッケ
ルめっき鋼板、亜鉛−ニッケル合金めっき鋼板、錫めっ
き鋼板等が挙げられる。
【0007】金属板には必要に応じて前処理を施すこと
ができる。前処理としては、水洗、湯洗、酸洗、アルカ
リ脱脂、研削、研磨、クロメート処理、リン酸亜鉛処
理、複合酸化皮膜処理等があり、これらを単独または組
み合わせて塗装前処理を行う。塗装前処理の条件は適宜
選択すれば良い。
【0008】次いで必要に応じて下塗り塗料を金属板上
に塗布し、硬化乾燥させることにより下塗り塗膜層を形
成することができる。下塗り塗料としては、ポリエステ
ル系、エポキシ系、ウレタン系等があり、通常用いられ
る塗料系であればいずれでも差し支えない。これをロー
ルコーター、カーテンフローコーター、ローラーカーテ
ンコーター、静電塗装機、ハケ、ブレードコーター、ダ
イコーター等で必要な膜厚になるように塗装し、次いで
常温放置であるいは熱風炉、誘導加熱炉、近赤外線炉、
遠赤外線炉、エネルギー線硬化炉等で硬化乾燥すること
によって下塗り塗膜層が得られる。膜厚は任意である
が、塗装金属板においては1〜30μm程度、特に3〜
12μm程度の乾燥膜厚が一般的である。また、最高到
達板温(PMT)についても特に規定はしないが、15
0℃〜260℃程度が一般的である。
【0009】必要により前述の前処理あるいはさらに下
塗り塗膜を形成させた上に、焼付型の有機塗料を塗布す
る。有機塗料としては、ポリエステル系、エポキシ系、
ウレタン系、アクリル系等があり、通常用いられる焼付
型塗料系であればいずれでも差し支えない。これを、前
述の下塗り塗膜と同じ方法により必要な膜厚になるよう
に塗布する。膜厚は任意であるが、好ましくは5〜20
μmである。なお、必要に応じて、顔料や骨材、表面装
飾を行った金属粉やガラス粉、パールやマイカ等の意匠
性の粉末、レベリング剤や分散樹脂、艶消しシリカや界
面活性剤、希釈溶剤などを塗料中に含有させても差し支
えはない。
【0010】次いで、前記有機塗料を塗布した金属板上
に、クリヤ樹脂を含む溶液を塗布する。用いる溶剤の種
類としては、水やジメチルベンゼンスルホン酸等の極性
溶剤、低級アルコールやケトン等の低沸点溶剤、イソホ
ロンやベンジルアルコール等の高沸点溶剤、及びそれぞ
れの混合溶剤等を使用することができる。またクリヤ樹
脂としては、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、エポキ
シ樹脂、フッ素樹脂、シリコン樹脂等の単独かもしくは
それぞれの共重合体樹脂を用いることができる。さらに
は、添加する樹脂の硬化を促進するために、メラミンア
ルキッド樹脂やウレタン樹脂、イソシアネート樹脂など
を併用しても差し支えない。
【0011】これらの樹脂の添加量は、溶液中での重量
比で0.04〜80.00%であることが必要である。
0.04%以下ではクリヤ層の形成が不均一となり鮮映
性が得られず、80.00%以上では溶液の流動性が乏
しく均一な塗布が難しい。溶液の塗布量は特に規定はし
ないが、塗布量を0.2〜25.0 g/m2 にすることに
より良好な外観の塗装金属板を得ることができる。溶液
の塗布方法については一般的な噴霧器やコーター等を用
いて良い。具体的には、霧吹き、スプリンクラー、連続
噴霧装置、ザッピングタンブラー、カーテンコーター、
ローラーカーテンコーター、フローコーター、ラミナー
フロー等である。同時に水蒸気発生装置などの加熱によ
る噴霧の発生や、エアーブロー等の外部よりの気体圧力
を利用した吹きかけ、押し出しや発泡による方法を用い
ても差し支えない。
【0012】最後に塗膜を焼成する。その焼付方法とし
ては、前述の下塗り塗膜と同様の方法を用いることがで
きる。その際、PMTは150℃以上300℃未満とす
る。PMT150℃未満では塗膜の焼成が不十分であ
り、PMT300℃以上では塗料の有機樹脂成分の熱劣
化が始まり、本発明の目的が達成されない。
【0013】上記した本発明の方法によれば、有機塗料
とクリヤ塗料の焼成工程が一度で済むことから、操業コ
ストの削減や下塗り塗膜の熱劣化を起こすことなく鮮映
性を有する塗装金属板を製造することができる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)本発明の塗装金属板の製造方法を実施例で
説明する。塗布型クロメート処理を施した溶融亜鉛めっ
き鋼板上に、下塗り塗料として、ウレタン系塗料(FL
C600/日本ペイント製)を5μm、バーコーターを
用いて塗布し、高周波誘導加熱法によってPMT215
℃となるように焼き付けた。その上に上塗り塗料とし
て、高分子化ポリエステル系塗料(FLC200HQ/
日本ペイント製)を乾燥膜厚が15μmとなるようにバ
ーコーターを用いて塗布した。その上からカーテンフロ
ーコーターを用いて、上塗り塗料と同じ樹脂(FLC2
00HQ)のクリヤ樹脂を表1に示す量だけ含むメチル
エチルケトン溶液を、塗布量が10.0 g/m2 となるよ
うに塗布した。次いで、高周波誘導加熱法によって表1
のPMTで焼き付けた。
【0015】得られた塗装金属板について、携帯用鮮明
度光沢度計(PGD計)での鮮映性測定値(Gd値)を
測定した。Gd値が0.6以上のものを合格とした。表
1に示す測定結果から明らかなように、本発明の製造方
法によって、鮮映性を有する塗装金属板を得ることがで
きた。
【0016】
【表1】
【0017】(実施例2)塗布型クロメート処理を施し
た溶融亜鉛めっき鋼板上に、下塗り塗料として、ウレタ
ン系塗料(FLC600/日本ペイント製)を5μm、
バーコーターを用いて塗布し、高周波誘導加熱法によっ
てPMT215℃となるように焼き付けた。その上に上
塗り塗料として、高分子化ポリエステル系塗料(FLC
3510/日本ペイント製)を乾燥膜厚が15μmとな
るようにバーコーターを用いて塗布した。その上からス
プリンクラーを用いて溶液を、塗布量が14.0 g/m2
となるように塗布した。なお溶液としては、上塗り塗料
よりも分子量の高いポリエステル系樹脂塗料(FLC1
80/日本ペイント製)を、表2に示す量だけ含む酢酸
エチル溶液を用いた。次いで、高周波誘導加熱法によっ
て表2のPMTで焼き付けた。
【0018】得られた塗装金属板について、携帯用鮮明
度光沢度計(PGD計)での鮮映性測定値(Gd値)を
測定した。Gd値が0.6以上のものを合格とした。表
2に示す測定結果から明らかなように、本発明の製造方
法によって、鮮映性を有する塗装金属板を得ることがで
きた。
【0019】
【表2】
【0020】本発明の製造方法は、従来のようにクリヤ
塗膜を上塗り塗料とは別に焼成する必要が無く、同時に
生成させることができるために、従来よりも安価に鮮映
性を有する塗装金属板が製造できる。
【0021】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、有機塗料の
焼成前にクリヤ樹脂を含む溶液を塗布し、その後所定の
温度範囲で焼き付けることにより、複数回の焼成工程を
必要とせずに、表層にクリヤ層を付与した塗装金属板を
得ることができる。これを家電分野などに応用すること
により、安価で高生産性を持つ製品を得ることができ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板の少なくとも片面に焼付型の有機
    塗料を塗布し、その上からクリヤ樹脂を重量比で0.0
    4〜80.00%含む溶液を塗膜面上に塗布した後に、
    最高焼付板温で150℃以上300℃未満で焼き付ける
    ことを特徴とする鮮映性を有する塗装金属板の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記塗装金属板の構成のうち、金属板と
    有機塗料の層の間に、下から順に、化成処理及び下塗り
    塗装を施すことを特徴とする請求項1記載の鮮映性を有
    する塗装金属板の製造方法。
JP22646196A 1996-08-28 1996-08-28 鮮映性を有する塗装金属板の製造方法 Pending JPH1066931A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112008001117T5 (de) 2007-04-23 2010-03-04 Honda Motor Co., Ltd. Vorbeschichtetes Metallblech

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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