JPH04285334A - 分割式ブレーキキャリパ - Google Patents

分割式ブレーキキャリパ

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JPH04285334A
JPH04285334A JP3076801A JP7680191A JPH04285334A JP H04285334 A JPH04285334 A JP H04285334A JP 3076801 A JP3076801 A JP 3076801A JP 7680191 A JP7680191 A JP 7680191A JP H04285334 A JPH04285334 A JP H04285334A
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caliper
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brake caliper
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Jun Sakai
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクブレーキ用の
ブレーキキャリパに関し、特にロータの一側面を押すピ
ストンを本体側のみに有し、この本体に対しロータの他
側面を受ける反作用部を締結部材により複数箇所で結合
して、ピストンを挟んでロータ回入側及び回出側の2ヵ
所でスライドピンによりキャリパサポートに移動可能に
支持される分割式ブレーキキャリパに関するものである
【0002】
【従来の技術】ディスクブレーキ用の分割式ブレーキキ
ャリパにおいて、ロータの一側面を押す1個のピストン
及びパッドを有する本体と、ロータの他側面を押すパッ
ドを有する反作用部とを、ロータが臨む部分の外周側で
2本のガイドボルトにより結合するとともに、そのガイ
ドボルトを介してキャリパサポートに移動可能に支持し
たものは、実開昭53−159476号公報により公知
となっている。同じく分割式ブレーキキャリパにおいて
、2個のピストンを有する本体と、その反作用部とを、
ロータが臨む部分の外周側で3本のボルトにより結合す
るとともに、ピストンを挟んでロータ回入側及び回出側
に設けた2本のスライドピンによりキャリパサポートに
移動可能に支持したものは、特公昭55−14294号
公報により公知となっており、その両ピストン中心及び
両スライドピン中心が、側面視で略一直線上に配置され
ている。
【0003】前記実開昭53−159476号公報に開
示の如くロータが臨む部分の外周側において、キャリパ
サポートに対するスライドピンを兼ねた2本のガイドボ
ルトによりキャリパ本体とキャリパ反作用部とを結合し
たものでは、ピストンによる制動時にガイドボルト部分
に曲げモーメントがかかり、ブレーキ性能上から好まし
くない。これに対し前記特公昭55−14294号公報
に開示の如く側面視において、各2本のピストン中心及
びスライドピン中心を略一直線上に配置することで、曲
げモーメントを軽減でき、ブレーキ性能上良好となるが
、前記実開昭53−159476号公報に開示のものと
同様にロータが臨む部分の外周側において、3本のボル
トによりキャリパ本体とキャリパ反作用部とを結合して
いることから、キャリパボディの大型化及び重量物化が
避けられないものとなっていた。
【0004】このため、ロータが臨む部分の外周側での
ボルト結合を廃した図13及び図14と図15及び図1
6に示される分割式ブレーキキャリパも実用化されてい
る。先ず図13及び図14の例において、1はブレーキ
キャリパ、2はキャリパ本体、3はキャリパ反作用部、
4はボルト・ナット、5はキャリパサポート、6はスラ
イドピン、Oはピストン中心、Pはスライドピン中心、
Rはロータとの干渉回避線、Sはキャリパ分割面、Wは
ホイールとの干渉回避線である。図示せぬピストンを夫
々収納する2個のシリンダ21,21を形成したキャリ
パ本体2と、これに対向するキャリパ反作用部3は、図
示せぬロータの回入側及び回出側において、夫々2組の
ボルト・ナット4,4により結合されるとともに、キャ
リパサポート5に対しスライドピン6,6により移動可
能に支持されており、図14の如く側面視において、両
ピストン中心O,O及び両スライドピン中心P,Pは、
一直線L上に配置されている。また図15及び図16の
例においては、両ピストン中心O,Oを結ぶ直線Loに
対して、両スライドピン中心P,Pを結ぶ直線Lpがロ
ータ中心側へ平行移動した配置となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図13及び
図14の例では、両ピストン中心O,O及び両スライド
ピン中心P,Pを、側面視で一直線L上に配置している
ので、ピストンによる制動時における両スライドピン6
,6部分の曲げモーメントを解消でき、ブレーキ性能上
良好となるが、両スライドピン6,6部分がロータ中心
に対しボルト・ナット4,4によるキャリパ結合部分よ
りも外周側に位置していることから、これがより一層の
コンパクト化の面での制約となる。このため、ロータ中
心に対しボルト・ナット4,4によるキャリパ結合部分
よりも外周側へのスライドピン配置を廃して、ホイール
との干渉回避線Wを小径化(Wo参照)することで、よ
り一層のコンパクト化を図ったものが図15及び図16
の例であるが、このようにボルト・ナット4,4による
キャリパ結合部分のロータ円周線方向に沿ってロータ中
心側にスライドピン6,6部分を配置すると、ピストン
による制動時に両スライドピン6,6部分に曲げモーメ
ントがかかり、ブレーキ性能上好ましくないといった相
反する問題が生じてしまう。
【0006】そこで本発明の目的は、ブレーキ性能上有
利な剛性を備えつつ、キャリパ及びサポートのより一層
のコンパクト化が図れる分割式ブレーキキャリパを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
本発明は、ロータの一側面を押すピストン及びパッドを
有する本体と、ロータの他側面を押すパッドを有する反
作用部とを締結部材により複数箇所で結合して成り、且
つピストンを挟んでロータ回入側及び回出側の2ヵ所で
スライドピンによりキャリパサポートに移動可能に支持
される分割式ブレーキキャリパにおいて、前記スライド
ピンに前記締結部材を一体化して、前記本体と前記反作
用部とを結合するとともに、前記両スライドピン中心と
前記ピストン中心とを、側面視で略一直線上に配置した
ことを特徴とする。以上において、前記両スライドピン
中心を結ぶ直線が、前記ロータ中心と前記ピストン中心
を結ぶ直線と直交していることも特徴とし、また前記本
体は前記ピストンを2個有し、その両ピストン中心を結
ぶ直線が、前記両スライドピン中心を結ぶ直線に一致し
ていることも特徴とする。そして本発明は、前記両スラ
イドピン中心を結ぶ直線よりも前記ロータ中心側に、前
記ロータに対する制動作用部を囲む閉断面を有すること
も特徴とし、更に前記ロータが臨む部分の外周側には、
前記ピストン径より大きい開口を有することも特徴とす
る。
【0008】
【作用】ピストンを有するキャリパ本体とそのキャリパ
反作用部とを、ピストンを挟んでロータ回入側及び回出
側の2ヵ所において、締結部材と一体化したスライドピ
ンにより結合したので、ホイールとの干渉回避線を小径
化して、キャリパ及びサポートのより一層のコンパクト
化が図れ、しかも両スライドピン中心とピストン中心と
を、側面視で略一直線上に配置したので、ピストンによ
る制動時における両スライドピン部分の曲げモーメント
を軽減して、ブレーキ性能上良好な剛性が得られる。そ
して両スライドピン中心を結ぶ直線よりもロータ中心側
にまで位置して、ロータに対する制動作用部を囲む閉断
面を備えることで、高い剛性が得られ、更にこの閉断面
部を含めロータが臨む部分の外周側にピストン径より大
きい開口を設けることで、軽量化が図れる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明を適用した第1実施例に係る分割式ブレー
キキャリパ及びキャリパサポート組込状態を示す図1乃
至図3において、1はブレーキキャリパ、2はキャリパ
本体、3はキャリパ反作用部、5はキャリパサポート、
7はスライドピン、Oはピストン中心、Pはスライドピ
ン中心、Rはロータとの干渉回避線、Sはキャリパ分割
面である。図示せぬピストンを夫々収納する2個のシリ
ンダ21,21を形成した鋳鋼製のキャリパ本体2と、
これに対向する同じく鋳鋼製のキャリパ反作用部3は、
図示せぬロータの回入側及び回出側において、夫々1組
の締結部材と一体化したスライドピン7,7により結合
されるとともに、鋳鋼製、鋳鉄製或いは鍛造品または板
金製等のキャリパサポート5に対し移動可能に支持され
ており、図2の如く側面視において、両ピストン中心O
,O及び両スライドピン中心P,Pは、一直線L上に配
置されている。
【0010】詳細には、キャリパ本体2は、2個のシリ
ンダ21,21を有する中央厚肉部22の両側に薄肉の
結合支持片23,23を備え、この結合支持片23にボ
ルト通し穴24が形成されている。図示しないが、各シ
リンダ21,21にロータの一側面を押すピストンが収
納され、両ピストンの突出端にロータの一側面に摺接す
るパッドが備えられる。キャリパ反作用部3は、キャリ
パ本体2の中央厚肉部22と対向する中央部31の両側
にキャリパ本体2側に延びる腕部32,32を備えると
ともに、この腕部32,32の突出端に結合支持片33
,33を備え、この結合支持片33にねじ孔34が形成
されている。図示しないが、中央部31内側面にロータ
の他側面に摺接するパッドが備えられる。キャリパサポ
ート5は、ブリッジ状の取付片51の両端部に取付孔5
2,52を有して、この取付片51の両側からキャリパ
反作用部3の腕部32,32の外側に沿って延びる腕部
53,53を備え、この腕部53にスライドピン挿入穴
54が形成されるとともに、この腕部53,53の突出
端を連結するブリッジ状の補強片55を備えている。 スライドピン7は、頭部72及びねじ部73を有するボ
ルト71の先端にピン部74を一体に備えたものである
【0011】組み付けに関しては、キャリパ本体2の結
合支持片23,23にキャリパ反作用部3の結合支持片
33,33を重ねて、夫々の箇所において、スライドピ
ン7のボルト71のねじ部73をボルト通し孔24から
ねじ孔34に締結することで、ブレーキキャリパ1をキ
ャリパ本体2の両側位置で合体結合する。そしてキャリ
パサポート5の腕部53,53のスライドピン挿入穴5
4,54に、スライドピン7のボルト71先端のピン部
74を夫々摺動可能に嵌合して、腕部53と結合支持片
33間のピン部74をブーツ79により被覆シールする
。以上の組込状態において、図2に示す通り、両ピスト
ン中心O,O及び両スライドピン中心P,Pが、側面視
で一直線L上に一致して配置された構成となっており、
しかもこの直線Lは、ロータ中心と両ピストン中心O,
O間の中点を結ぶ直線Nに対し両ピストン中心O,O間
の中点において直交するものとなっている。
【0012】そしてブレーキキャリパ1には、その本体
2と反作用部3との合体によって、前記直線Lよりもロ
ータ中心側にまで位置して、ロータに対する制動作用部
を囲む閉断面部11が形成されており、しかもこの閉断
面部11を含みロータが臨む部分の外周側には、ピスト
ン径、即ちシリンダ21の径より大きい開口部12が形
成されている。尚、キャリパサポート5の補強片55は
、図2の如くキャリパ反作用部3の中央部31の外側に
おいて、両ピストン中心O,Oの延長線上に位置する湾
曲形状となっている。
【0013】以上の構成による分割式ブレーキキャリパ
1によれば、ロータの一側面を押す2個のピストン及び
パッドを有するキャリパ本体2と、ロータの他側面を押
すパッドを有するキャリパ反作用部3とを、ピストンを
挟んでロータ回入側及び回出側の2ヵ所において、締結
部材と一体化したスライドピン7,7により結合した構
造のため、ロータが臨む部分の外周側を含み専用の締結
部材を廃して、ホイールとの干渉回避線を小径化でき、
従ってブレーキキャリパ1自体及びキャリパサポート5
をより一層コンパクトに構成することができる。そして
両スライドピン中心P,Pと両ピストン中心O,Oとを
、側面視において、ロータ中心と両ピストン中心O,O
間の中点を結ぶ直線Nに対し両ピストン中心O,O間の
中点において直交する一直線L上に配置した構造のため
、ピストンによる制動時における両スライドピン7,7
部分の曲げモーメントを解消でき、従ってブレーキ性能
上の面から最も良好な剛性を得ることができる。
【0014】しかもブレーキキャリパ1は、その本体2
と反作用部3との合体により、前記直線Lよりもロータ
中心側にまで位置して、ロータに対する制動作用部を囲
む閉断面部11を備えた構造のため、剛性の面で最も優
れている。更にブレーキキャリパ1は、この閉断面部1
1を含みロータが臨む部分の外周側にピストン径より大
きい開口部12を有する構造のため、軽量化の面でも優
れている。
【0015】尚、以上の実施例では、キャリパ本体2に
2個のピストンを有するものとしたが、1個のピストン
を有するものにも同様に適用可能であり、その場合にお
いて、両スライドピン中心P,Pを結ぶ直線は、ロータ
中心と1個のピストン中心Oを結ぶ直線と直交するもの
となる。また両スライドピン中心P,Pとピストン中心
Oは、必ずしも一直線L上に位置せず、略一直線上に位
置するものであっても、ピストンによる制動時における
両スライドピン7,7部分の曲げモーメントを軽減でき
る。
【0016】図4は締結部材兼用のスライドピン7の別
構造を示すもので、スライドピン7は、頭部72及びね
じ部73を有するボルト71と、ねじ穴76を有するピ
ン75との組合せで構成されている。即ち重ねられた結
合支持片23,33において、スライドピン7のボルト
71のねじ部73をボルト通し孔24,35からピン7
5のねじ穴76に締結して、ボルト頭部71及びピン7
5間に結合支持片23,33を挟み込むことにより、ブ
レーキキャリパ1を合体結合したものである。更に結合
支持片33のピン75側端面には、直径方向に対向する
回り止め突部36,36を設けて、ピン75の外周には
、図5に示される如く同じく直径方向に対向する平面部
77,77を形成することで、ピン75の回り止め構造
を設けたものである。尚、結合支持片33には、前記実
施例と同様にねじ孔34を形成して、ボルト71のねじ
部73を締結するようにしても良い。
【0017】次に第2実施例について説明する。図6及
び図7に示した第2実施例においては、キャリパ本体2
及びキャリパ反作用部3ともにアルミ製であり、前記第
1実施例と同様の構成部分に同一符号を付して、その構
造及び作用効果の説明を省略する。そして前記第1実施
例と異なる点は、キャリパ本体2及びキャリパ反作用部
3が、鋳鋼製に比べ剛性の面で劣るアルミ製であること
から、前記一直線L上の各スライドピン7,7に対しロ
ータ外周側の近傍において、キャリパ本体2の結合支持
片23及びキャリパ反作用部3の腕部32を、締結部材
をなす貫通タイプのボルト・ナット4,4により結合し
たことである。このように鋳鋼製に比べ剛性の面で劣る
アルミ製の分割式ブレーキキャリパ1においては、キャ
リパ本体2及びキャリパ反作用部3を、そのロータ回入
側及び回出側の各箇所において、専用の締結部材である
ボルト・ナット4と締結部材兼用のスライドピン7とに
より片側2点ずつ結合することで、剛性を確保する。
【0018】次に第3実施例について説明する。図8及
び図9に示した第3実施例においては、キャリパ本体2
及びキャリパ反作用部3ともに鋳鋼製であって、前記第
1実施例と同様の構成部分に同一符号を付して、その構
造及び作用効果の説明を省略する。そして前記第1実施
例と異なる点は、キャリパ分割面Sの位置とその結合支
持構造である。即ちキャリパ分割面Sを、キャリパサポ
ート5の取付片51に対し補強片55側に位置させたも
ので、キャリパ本体2は、2個のシリンダ21,21を
有する中央厚肉部22の両側にキャリパ反作用部3側へ
延びる薄肉の結合支持片23,23を備え、キャリパ反
作用部3は、中央部31両側の腕部32,32突出端に
結合支持片33,33を備えている。またキャリパサポ
ート5は、取付片51両側からキャリパ反作用部3の腕
部32,32の外側に沿って延びるプレート部56,5
6を備えるとともに、このプレート部56,56の突出
端を連結する補強片55を備えており、この補強片55
両側にキャリパ反作用部3の腕部32,32の外側に沿
って延びる腕部53,53を備えている。
【0019】組み付けに関しては、キャリパ本体2及び
キャリパ反作用部3の略中間位置の両側において、スラ
イドピン7により結合支持片23,33を結合してブレ
ーキキャリパ1を合体結合するとともに、キャリパサポ
ート5の腕部53にスライドピン7を摺動自在に嵌合す
る。このようにキャリパ本体2及びキャリパ反作用部3
を、その略中間位置で結合しても良い。
【0020】次に第4実施例について説明する。図10
及び図11に示した第4実施例においては、キャリパ本
体2及びキャリパ反作用部3ともにアルミ製であって、
前記第2実施例と同様の構成部分に同一符号を付して、
その構造及び作用効果の説明を省略する。そして前記第
2実施例と異なる点は、締結部材兼用のスライドピン7
の構造である。即ちキャリパサポート5側にスライドピ
ン7の図示せぬピンを立てたものであり、スライドピン
7は、そのキャリパサポート5の腕部53に螺合植設し
たピンと、キャリパ本体2及びキャリパ反作用部3の結
合支持片23,33を結合する中空ボルト171及びナ
ット175とから構成される。図12に拡大断面で示す
ように、重ねられた結合支持片23,33において、フ
ランジ部172を備える中空ボルト171を、結合支持
片33側からボルト通し孔35,24に貫通して、中空
ボルト171のねじ部173にナット175を締結する
ことにより、中空ボルトフランジ部172及びナット1
75間に結合支持片23,33を挟み込んで、ブレーキ
キャリパ1を合体結合しており、176はナット175
と結合支持片23間に介装したワッシャである。
【0021】そして中空ボルト171の中空部174内
に、キャリパサポート5の腕部53に螺合植設した図示
せぬピンを摺動自在に嵌合する。このようにキャリパサ
ポート5側に立てたピンと、キャリパ本体2及びキャリ
パ反作用部3を結合する中空ボルト171及びナット1
75とから締結部材兼用のスライドピン7を構成しても
良い。尚、締結部材兼用のスライドピン7としては、そ
の他適宜の構造のものも採用可能であること勿論である
。また開口部12のロータ外周側において、例えばキャ
リパ本体2及びキャリパ反作用部3間を結合するボルト
・ナットを架設することにより、パッドの脱落防止を図
るとともに、更なる剛性確保を行うようにすることも可
能である。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明の分割式ブレーキキ
ャリパによれば、ピストンを有するキャリパ本体とその
キャリパ反作用部とを、ピストンを挟んでロータ回入側
及び回出側の2ヵ所において、締結部材と一体化したス
ライドピンにより結合したため、ホイールとの干渉回避
線を小径化して、キャリパ及びサポートのより一層のコ
ンパクト化を達成することができ、しかも両スライドピ
ン中心とピストン中心とを、側面視で略一直線上に配置
したため、ピストンによる制動時における両スライドピ
ン部分の曲げモーメントを軽減して、ブレーキ性能上良
好な剛性を備えることができる。そして両スライドピン
中心を結ぶ直線よりもロータ中心側にまで位置して、ロ
ータに対する制動作用部を囲む閉断面を備える構造とす
ることで、高い剛性を得ることができ、更にこの閉断面
部を含めロータが臨む部分の外周側にピストン径より大
きい開口を設けることによって、軽量化を達成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例に係る分割式ブレ
ーキキャリパ及びキャリパサポート組込状態を示すロー
タ側から見た平面図
【図2】同じく反作用部側から見た側面図
【図3】図2
の矢印A−A線に沿った断面図
【図4】締結部材兼用の
スライドピンの別構造を示す拡大断面図
【図5】図4の矢印B−B線に沿った断面図
【図6】本
発明を適用した第2実施例に係る分割式ブレーキキャリ
パ及びキャリパサポート組込状態を示すロータ側から見
た平面図
【図7】同じく反作用部側から見た側面図
【図8】本発
明を適用した第3実施例に係る分割式ブレーキキャリパ
及びキャリパサポート組込状態を示すロータ側から見た
平面図
【図9】同じく反作用部側から見た側面図
【図10】本
発明を適用した第4実施例に係る分割式ブレーキキャリ
パ及びキャリパサポート組込状態を示すロータ側から見
た平面図
【図11】同じく反作用部側から見た側面図
【図12】
第4実施例における締結部材兼用のスライドピンの構造
を示す拡大断面図
【図13】従来例を示す分割式ブレーキキャリパ及びキ
ャリパサポート組込状態のロータ側から見た平面図
【図
14】同じく反作用部側から見た側面図
【図15】他の
従来例を示す分割式ブレーキキャリパ及びキャリパサポ
ート組込状態のロータ側から見た平面図
【図16】同じ
く反作用部側から見た側面図
【符号の説明】
1…ブレーキキャリパ、11…閉断面部、12…開口部
、2…キャリパ本体、21…シリンダ、3…キャリパ反
作用部、4…締結部材(ボルト・ナット)、5…キャリ
パサポート、7…締結部材一体化のスライドピン、O…
ピストン中心、P…スライドピン中心、R…ロータとの
干渉回避線、S…キャリパ分割面。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ロータの一側面を押すピストン及びパ
    ッドを有する本体と、ロータの他側面を押すパッドを有
    する反作用部とを締結部材により複数箇所で結合して成
    り、且つピストンを挟んでロータ回入側及び回出側の2
    ヵ所でスライドピンによりキャリパサポートに移動可能
    に支持される分割式ブレーキキャリパにおいて、前記ス
    ライドピンに前記締結部材を一体化して、前記本体と前
    記反作用部とを結合するとともに、前記両スライドピン
    中心と前記ピストン中心とを、側面視で略一直線上に配
    置したことを特徴とする分割式ブレーキキャリパ。
  2. 【請求項2】  前記両スライドピン中心を結ぶ直線が
    、前記ロータ中心と前記ピストン中心を結ぶ直線と直交
    していることを特徴とする請求項1記載の分割式ブレー
    キキャリパ。
  3. 【請求項3】  前記本体は前記ピストンを2個有し、
    その両ピストン中心を結ぶ直線が、前記両スライドピン
    中心を結ぶ直線に一致していることを特徴とする請求項
    1記載の分割式ブレーキキャリパ。
  4. 【請求項4】  前記両スライドピン中心を結ぶ直線よ
    りも前記ロータ中心側に、前記ロータに対する制動作用
    部を囲む閉断面を有することを特徴とする請求項1乃至
    3記載の分割式ブレーキキャリパ。
  5. 【請求項5】  前記ロータが臨む部分の外周側には、
    前記ピストン径より大きい開口を有することを特徴とす
    る請求項4記載の分割式ブレーキキャリパ。
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