JPH04286825A - 熱電子放出素子 - Google Patents

熱電子放出素子

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JPH04286825A
JPH04286825A JP3074208A JP7420891A JPH04286825A JP H04286825 A JPH04286825 A JP H04286825A JP 3074208 A JP3074208 A JP 3074208A JP 7420891 A JP7420891 A JP 7420891A JP H04286825 A JPH04286825 A JP H04286825A
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JP
Japan
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electron
filament
thin film
thermionic emission
thermionic
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Application number
JP3074208A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Uda
芳己 宇田
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱電子放出素子に関す
るもので、特に、熱電子放出材料を加熱するヒーターを
薄膜化した構造の熱電子放出素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱電子放出材料を空間を介して加
熱するような形の熱電子放出素子としては、図6に示す
ような構造が代表的である。かかる構造を順に説明する
と、直径1〜2mmのスリーブ61の内側上部にカップ
62があり、この中に熱電子放出材料63が設けられ、
これは多孔質基体64と含浸剤65とから成っている。 カップ62の下側には、これを加熱するためのヒーター
66が空間を介して置かれている。かかる構成要素の一
般的な材質は、スリーブ61にはTa、カップ62には
Ta、多孔質基体64にはW焼結体、含浸剤65にはB
aO,Al2O3,CaO、ヒーター66にはアルミナ
被覆W等である。
【0003】このような構造の熱電子放出素子は、含浸
型カソードと呼ばれ、熱電子源に分類される。かかる熱
電子源の動作としては、先ず真空中に置かれた含浸型カ
ソードのヒーター66に外部より電力を供給する。ヒー
ター66を加熱することにより、カップ62内の熱電子
放出材料63が加熱され、中の含浸剤65がWの多孔質
基体64で還元されつつ表面に到達し、表面を覆う。か
かるヒーター66の加熱により励起された熱電子は、含
浸剤65の仕事関数値より高いエネルギーを得たものが
熱電子放出材料63の表面から真空中へ飛び出すことに
より電子を放出すると考えられている。以上が従来より
ある熱電子放出素子の例である。
【0004】一方、昨今においては、電子源を平面上に
マルチ配列とし、マルチエレクトロンビームとしてリソ
グラフィー装置に応用するための研究、平面ディスプレ
イ用の電子源としての研究等が盛んである。これらのマ
ルチエレクトロンビームは、一般に電子源を並べるピッ
チとして数100μm以下が要求される。
【0005】しかしながら、上記従来例で示した電子放
出素子を上述の要求に適用しようとした場合、次のよう
な欠点があった。 ■.素子サイズがφ1mm〜φ2mmと大きいために、
マルチに並べても放出部のピッチを小さくすることがで
きない。 ■.素子が単独で独立しているために、平面上にマルチ
に並べようとした場合、機械的な位置合わせが要求され
、数が多くなると(例えば500×1,500素子等)
、高精度の配列は非常に困難である。 ■.放出部が大きいために、放出スポットを絞ろうとす
ると、上側に電子光学レンズを置く等しなくてはならな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述従来技術の問題点
に鑑み、本発明の目的とするところは、■.熱電子源の
マルチ配列化を可能ならしめる、■.薄膜製造技術の適
用による位置合わせ等の精度向上を図れる、等を満足し
うる熱電子放出素子を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】上述課題は、以
下の構成をなす熱電子放出素子、第1に、熱電子放出部
と熱電子を励起するヒーター部との間に空間的間隔を有
し、かつ、該ヒーター部が薄膜工程により形成された薄
膜ヒーターで構成されている熱電子放出素子、第2に、
連続した熱電子放出部に対し、2個以上の薄膜ヒーター
が空間的に間隔を有した状態で平面上に配置されている
熱電子放出素子、によって達成される。
【0008】すなわち、本発明は、熱電子放出素子のヒ
ーターに相当する部分をIC製造等で用いられる成膜・
フォトリソ・エッチング技術を用いて薄膜化した薄膜ヒ
ーターを用いることにより、平面上に狭ピッチ(例えば
300μm)で複数の薄膜ヒーターを設けることを可能
にしたものである。
【0009】このような薄膜ヒーターの上部に、空間を
介して熱電子放出部を設けることにより、熱電子放出素
子を薄形で高密度に作ることを可能にしたものである。
【0010】
【実施例】以下、実施例にて本発明を具体的に説明する
【0011】実施例1 図1は、本発明の特徴を最もよくあらわしているところ
の実施例であり、同図において、1は薄膜フィラメント
部の基板、2は薄膜フィラメントを支持しているフィラ
メント支持層、3は薄膜フィラメント6を有するフィラ
メント層、4は第1の電子放出部支持層、5は第2の電
子放出部支持層である。また、7は電子放出部基板、8
は電子放出部の基体金属、9は電子放出部の低仕事関数
材料である。以下、7,8,9を総称して電子放出部1
0という。
【0012】この実施例の構成で、従来例の熱電子放出
素子におけるヒーター66は薄膜フィラメント6に相当
している。また、第1及び第2の電子放出部支持層は、
電子放出部10をフィラメント6から一定距離だけ離す
ためのスペーサーにあたる。また、電子放出部基板7,
電子放出部の基体金属8及び電子放出部の低仕事関数材
料9は、従来例のカップ62を含んだ電子放出部に相当
する。
【0013】本実施例のヒーター部及び電子放出部支持
層の製造方法を、図1中の断面A−A,B−Bを表わし
た図2及び図3に示す。一例として、複数の熱電子放出
素子(薄膜フィラメント)のピッチを300μmにした
場合、それに適する寸法を示しながら説明をする。先ず
、素子寸法は、図1のように、フィラメント6について
は、L=200μm,w=20μm,t=2μm、フィ
ラメント層の幅200μmとする。
【0014】また、薄膜フィラメント部の製造方法は、
以下に述べるが、特に第1及び第2の電子放出部支持層
を一体形成するところに特徴がある。以下、図2及び図
3の製造工程図に従って説明する。先ず、薄膜フィラメ
ント基板上に図2,3(a)のように薄膜成膜法を用い
て、フィラメント支持層2としてCu層を8μm、フィ
ラメント層3としてTa層を2μm、第1の電子放出部
支持層4としてCu層2μm、第2の電子放出部支持層
5としてSiO2層4μmを成膜する。
【0015】次に、電子放出部支持層パターンのレジス
ト11を形成する(図2,3(b))。この例の場合、
円形のパターンとなる。その後、このレジストをマスク
としてドライエッチング法により、第2の電子放出部支
持層5のSiO2層と、第1の電子放出部支持層4のC
u層を途中までエッチングする(図2,3(c))。
【0016】次に、図2,3(d)に示すように、フィ
ラメント部パターンのレジスト12を形成する。この例
の場合、フィラメント6を有するフィラメント層3のパ
ターンとなる。その後、このレジストをマスクとしてド
ライエッチング法により第1の電子放出部支持層4の残
りのCu層と、フィラメント層3のTa層及びフィラメ
ント支持層2のCu層をエッチングする(図2,3(e
))。その後、フィラメント支持層2のCu層をウェッ
トエッチングし、フィラメント6の下部に間隙を形成す
る(図2,3(f))ことにより、中空薄膜フィラメン
ト部と電子放出部支持層が完成する。
【0017】上記製造工程中のドライエッチング法は、
イオンミーリング法を用いることで可能である。また、
フィラメント支持層のウェットエッチングには、フィラ
メント支持層の材料に対して、その他の材料の選択比が
1/nになるようなエッチング液が必要であるが、この
場合、第2硝酸セリウムアンモニウム,過塩素酸及び水
の混合液が適している。
【0018】このようにして、薄膜中空フィラメントを
同一基板上に複数作ることが可能である。さらに、この
複数のフィラメントを有する第2の電子放出部支持層5
の上に、別の工程で準備しておいた電子放出部10であ
るところの薄板を乗せることにより、熱電子放出素子を
完成することができる。尚、電子放出部である薄板のサ
イズは、基板上にある複数のフィラメントを全て覆うだ
けの幅のあるものであれば良い。
【0019】かかる電子放出部10の構成は、一例を示
すと以下のようである。電子放出部基板7にタンタル(
Ta)薄板50μmを用い、電子放出部基体金属8にタ
ングステン(W)の薄膜(例えば、蒸着膜)を0.5μ
m設け、その上に低仕事関数材料9として(Ba,Sr
,Ca)CO3の三元系炭酸塩が設けられている。
【0020】このようにして作られた熱電子放出素子は
、次のように電子放出を行う。上記構成の熱電子放出素
子を、熱電子放出素子として使用する場合に必要な配線
処置等を施した後真空中で、それぞれのフィラメント6
に位置する両端のフィラメント支持層2に電圧を印加す
ると、中央のフィラメントが加熱される。そうすると、
その輻射熱で上部にある電子放出基板7,基体金属8及
び低仕事関数材料9が加熱される。この時、低仕事関数
材料である(Ba,Sr,Ca)CO3は熱により活性
化され、酸化物になる。そして、基体金属のタングステ
ン(W)は、低仕事関数材料の酸化物を還元して、電子
放出部の表面をタングステン(W)等より仕事関数値の
低いバリウム(Ba),ストロンチウム(Sr),カル
シウム(Ca)が覆う。この状態で、フィラメントの加
熱により励起された電子放出部内の電子のうち、表面を
覆う材料の仕事関数値より高いエネルギーを有するもの
が空間へ放出される。以上が、熱電子放出部に対して空
間的に間隔を有(分離)している複数の薄膜フィラメン
ト(ヒーター)が平面上に配置されている熱電子放出素
子の例である。
【0021】以上説明したように、複数の薄膜ヒーター
の上に連続した電子放出部を空間的に分離しておくこと
により、■.電子放出部のピッチを数100μm以下に
小さく精度よく並べることができる、■.電子放出部は
連続した薄板のため、それぞれのヒーターに対して位置
合わせをする必要がない、等の効果がある。
【0022】実施例2 本実施例では、電子放出部10の電子放出部基板7の形
状を、図1のような平面薄板から図4(a)のような波
形が連続したような薄板や、図4(b)のような山形の
薄板等にすることもできる。
【0023】このように、電子放出部基板に凹凸のある
薄板を使用することにより、■.電子放出部基板7へ基
体金属8を成膜した時の応力による薄板の反りが緩和さ
れる、■.フィラメント加熱時の熱応力に対して薄板の
凹凸が応力を吸収して薄板の変形を防ぐ、■.薄板の機
械的な強度が向上するため、組立時の取り扱いが楽にな
る、等の効果がある。
【0024】実施例3 本実施例では、図4のような凹凸のある電子放出部基板
7を用い、かつ図5のように電子放出部基板の凹部のピ
ッチをフィラメント両端部のピッチと同じにする。この
場合フィラメント部の構成は図5のように、図1におけ
る第1の電子放出部支持層4と第2の電子放出部支持層
5がない状態とする。
【0025】このような構成にすると、電子放出部はフ
ィラメント両端部のピッチに従った方向の位置合わせが
必要になるが、前述第1及び第2の電子放出部支持層4
,5の代りに、基体金属の凹凸が電子放出部とフィラメ
ントを空間的に分離する役目をするので、薄膜工程が大
幅に簡略化される効果がある。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、熱電子放出部を加
熱するヒーターを薄膜化し、その上に連続した熱電子放
出部となる薄膜を設けることにより、■.熱電子放出部
を薄膜工程により形成されるヒーターのピッチに従って
平面上に規則正しく、数100μm以下の微小なピッチ
で複数設けることが可能である。 ■.熱電子放出部は、連続した薄板を複数のヒーターに
またがって設けるようにしたため、構造が簡単で、機械
的な位置合わせが不要である。 ■.ヒーターが薄膜工程で作られることから、数100
〜数μmの大きさのヒーターを作製でき、電子放出のス
ポットを小さくすることができる。等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した熱電子放出素子の構成図を示
す。
【図2】図1のA−A断面における薄膜フィラメント部
の作製工程図を示す。
【図3】図1のB−B断面における薄膜フィラメント部
の作製工程図を示す。
【図4】電子放出部のその他の実施例を示す。
【図5】本発明の他の実施例を示す。
【図6】従来の含浸型熱電子放出素子の構成図を示す。
【符号の説明】
1  基板 2  フィラメント支持層 3  フィラメント層 4  第1の電子放出部支持層 5  第2の電子放出部支持層 6  フィラメント 7  電子放出部基板 8  基体金属 9  低仕事関数材料 10  電子放出部 11  レジスト 12  レジスト 61  スリーブ 62  カップ 63  熱電子放出材料 64  多孔質基体 65  含浸剤 66  ヒーター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  熱電子放出部と熱電子を励起するヒー
    ター部との間に空間的間隔を有し、かつ、該ヒーター部
    が薄膜工程により形成された薄膜ヒーターで構成されて
    いることを特徴とする熱電子放出素子。
  2. 【請求項2】  連続した熱電子放出部に対し、2個以
    上の薄膜ヒーターが空間的に間隔を有した状態で平面上
    に配置されていることを特徴とする熱電子放出素子。
JP3074208A 1991-03-15 1991-03-15 熱電子放出素子 Pending JPH04286825A (ja)

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JP3074208A JPH04286825A (ja) 1991-03-15 1991-03-15 熱電子放出素子

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0601533A1 (en) * 1992-12-07 1994-06-15 Ricoh Company, Ltd Micro vacuum device
EP1614654A3 (en) * 2004-07-06 2007-05-02 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Electronic device having a plurality of conductive beams

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