JPH0428693Y2 - - Google Patents
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- JPH0428693Y2 JPH0428693Y2 JP1986076292U JP7629286U JPH0428693Y2 JP H0428693 Y2 JPH0428693 Y2 JP H0428693Y2 JP 1986076292 U JP1986076292 U JP 1986076292U JP 7629286 U JP7629286 U JP 7629286U JP H0428693 Y2 JPH0428693 Y2 JP H0428693Y2
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- porous ceramic
- printed circuit
- coating device
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/3489—Composition of fluxes; Application thereof; Other processes of activating the contact surfaces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K3/00—Tools, devices or special appurtenances for soldering, e.g. brazing, or unsoldering, not specially adapted for particular methods
- B23K3/08—Auxiliary devices therefor
- B23K3/082—Flux dispensers; Apparatus for applying flux
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本考案は、フラツクス塗布装置に関するもので
ある。詳しく述べると本考案はプリント基板のは
んだ付けを行なうはんだ付装置において、フラツ
クスを発泡させ、プリント基板に接触破泡するこ
とによりプリント基板にフラツクスを塗布する発
泡型フラツクス塗布装置に関するものである。 (従来の技術) 近年、プリント基板のはんだ付工程は、合理性
の追及により自動化されてきている。このような
プリント基板の自動はんだ付は、通常、搬送装置
にプリント基板が取付け位置において装着され、
搬送装置によりプリント基板がはんだ付装置内を
進行する間に、フラツクス塗布、予備加熱、はん
だ付、部品リード端子カツテイング、洗浄等の工
程が、あるいはさらにその後にフラツクス塗布、
予備加熱、仕上げはんだ付、、洗浄等の工程が行
なわれる。このようにしてはんだ付を完了したプ
リント基板が搬送装置より取りはずされ、また一
方、新たなプリント基板が取付け位置において搬
送装置に再び取付けられる。 さてこのような自動はんだ付装置において、フ
ラツクス塗布は、例えば搬送されてきたプリント
基板をフラツクス槽に浸漬させることで行なわれ
得るが、このような方法によると仮にプリント基
板を水平方向に搬送しながら浸漬したとすると接
触するフラツクス液の流体抵抗が働くゆえに、搬
送速度が速いとプリント基板に配置された各種電
子部品がこの流体抵抗により脱離する虞れがある
ために、上方からプリント基板をフラツクス槽に
下降させるように浸漬する必要があり、搬送機構
が複雑なものとなつてしまい、また、接触面に界
面張力が働くためにプリント基板全体への均一な
フラツクス塗布が困難であり、さらにフラツクス
液の消費により一定液面の保持が困難である等
種々の問題をゆうするものであつた。 このような点から、フラツクス塗布装置とし
て、例えば特開昭60−121065号において述べられ
るような発泡型フラツクス塗布装置が開発され実
用化されている。この発泡型フラツクス塗布装置
は、例えば第6図に示すように、フラツクス槽1
01内に設定フラツクス液面102よりも高い頂
部103を有しかつ底部付近において貫通部10
4を有する仕切り板105により内槽部106と
外槽部107に区画し、この内槽部106内に、
外部の空気圧送機構(図示せず)に連通する1な
いし複数本の多孔質管108を設置してなるもの
である。しかして空気圧送機構より多孔質管10
8内部に加圧空気が送り込まれると、多孔質管1
08の多数の孔部から加圧空気が吹き出しフラツ
クス液109を発泡させ、発泡したフラツクス液
109は仕切り板105内部に上昇し、そして仕
切り板105に囲繞された空間(内槽部106)
上面に発泡層110を形成する。そして仕切り板
105の頂部より溢れた泡状のフラツクス液10
9は、仕切り板105の側面をつたわつて、仕切
り板105の外側(外槽部107)へと落下す
る。なおフラツクス槽101において仕切り板1
05の内側と外側は、貫通孔4で連通しているの
で、内槽部106のフラツクス液が不足すると、
外槽部107より該貫通孔104を通してフラツ
クス液は流入する。さて、プリント基板Sへのフ
ラツクス塗布は、このように形成された発泡層1
10の上表面に、水平方向に移動させながらプリ
ント基板Sを接触させ、プリント基板Sに接触し
たフラツクス泡を破泡して飛散させプリント基板
Sを濡らすことにより行なわれるものであつた。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の発泡型フラツクス塗布装
置を用いてフラツクス塗布を行なつた場合に、フ
ラツクス発泡層の上表面が波を打つたりあるいは
上表面の所々にクレーター状の窪みが発生したり
して、均一な平面とはならず、このために搬送さ
れてくるプリント基板に該発泡層の上表面と接触
しない部位が発生し、また時々フラツクスの巨大
泡が発生し、該巨大泡と接触したプリント基板部
位においては、巨大泡が破泡して飛散するフラツ
クスの微細滴がかからない所が一部生じ、いずれ
もプリント基板へのフラツクスの均一な塗布が阻
止されてしまつた。特に、最近はプリント基板の
はんだ付面にもチツプ等の部品を実装するタイプ
のものがあるが、該タイプのプリント基板のはん
だ付を行なおうとすると、上記のような不都合
は、さらに顕著な問題として表われる。フラツク
ス塗布は、プリント基板の銅箔の表面に形成され
た酸化銅薄膜を除去し、はんだ付の際のはんだの
銅箔への良好な密着を達成するために行なわれる
ものであるゆえに、このようにプリント基板への
フラツクスの均一な塗布が行なわれないと、はん
だ付が不良となり製品としての価値が失われてし
まうこととなつた。 本考案者は、この原因の解明を進めたところ、
このようなフラツクスの発泡不良は主として、用
いられる多孔質管に帰因するところが大きいとの
結論に達した。すなわち、従来発泡型フラツクス
装置の多孔質管としては、素焼の陶器やステンレ
ス製の焼結金属などが用いられているが、素焼の
陶器の場合は、製造時における孔分布および孔径
分布の制御がほとんどなされておらず、また焼結
金属の場合、気孔率が低く、しかも焼結板を作製
し、それを管状態に加工するために歪みが生じ、
当初設定した孔径が管内側では小さく外側では大
きくなるあるいは一部孔が閉塞されたりするため
に、孔分布および孔径分布が制御困難であつた。
したがつて均一かつ微細なフラツクス泡が発生せ
ず上記のごとき問題が生じるものであつた。 さらに、素焼の陶器の場合、強度的に非常に弱
く耐久性に問題がありまた製品のバラツキが大き
なものであつた。焼結金属の場合には、フラツク
スに浸漬され続けているので、フラツクスが老化
し酸、アルカリが発生すると化学反応により腐食
される虞れがあり、また焼結板を管状態に加工す
るため、溶接部を下側に向けなければならないな
どの欠点をも有するものであつた。 またフラツクスの発泡不良は、泥化したフラツ
クス等が操作停止時に多孔質管の気孔に進入し固
化することで孔径が変化することにも影響される
ものであろう。 従つて、本考案は、上記のごとき問題点を解決
しようとするものである。すなわち、本考案は、
改良されたフラツクス塗布装置を提供することを
目的とする。本考案はまた、自動はんだ付装置に
おいて、プリント基板に対する均一なフラツクス
塗布を行ない得る発泡型のフラツクス塗布装置を
提供することを目的とする。本考案はさらに、プ
リント基板のはんだ付において、はんだ付不良等
の製品不良を起こす虞れの少ないフラツクス塗布
装置を提供することを目的とする。さらに別の観
点から、本考案はプリント基板のはんだ付を行な
うはんだ付装置に組込まれる発泡型のフラツクス
塗布装置において、フラツクスを均一かつ微細な
泡状に発泡させて実質的に平滑な上表面を有する
フラツクス発泡層を形成し、この上表面を搬送手
段により搬送されてきたプリント基板に接触させ
て発泡フラツクスを破泡しその飛散滴によりプリ
ント基板のはんだ付面へのフラツクスの均一な塗
布を行ない得るフラツクス塗布装置を提供するこ
とを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 上記諸目的は、フラツクス槽内を設定フラツク
ス液面よりも高い頂部を有しかつ底部付近におい
て貫通部を有する仕切り板により内槽部と外槽部
に区画し、その内槽部内に、外部の空気圧送機構
に一端部において連通し他端部を閉塞してなる多
孔質管を1ないし複数本設置してなるプリント基
板用はんだ付装置の発泡型フラツクス塗布装置に
おいて、その多孔質管として均一かつ微細な粒径
を有する1種または2種以上の人工原料の骨材を
有機可塑性賦与剤および無機結合剤を用いて管状
に成形し焼成してなり、10〜30μmの孔径及び35
〜55%の気孔率を有する多孔質セラミツク管を用
いることを特徴とするフラツクス塗布装置により
達成される。 (考案の具体的説明) 以下、本考案を実施態様に基づき具体的に説明
する。 本考案の、フラツクス塗布装置は多孔質管とし
て均一かつ微細な粒径を有する1種または2種以
上の人工原料の骨材を有機可塑性賦与剤および無
機結合剤を用いて管状に成形し焼成してなる多孔
質セラミツク管を用いる以外は従来の発泡型フラ
ツクス塗布装置とほぼ同様の構成を有するもので
ある。例えば第1図に示すように、本考案のフラ
ツクス装置は、フラツクス槽1内を設定フラツク
ス液面2よりも高い頂部3を有しかつ底部付近に
おいて貫通部4を有する仕切り板5により内槽部
6と外槽部7に区画し、この内槽部6内に、外部
の空気圧送機構(図示せず)に一端部において連
通し他端部を閉塞してなる上記のごとき多孔質セ
ラミツク管8を、1ないし複数本、好ましくは2
〜5本、発泡管把持具11によつて固定して設置
したものである。 本発明のフラツクス塗布装置に係わる該多孔質
セラミツク管8を構成する骨材としては、均一か
つ微細な粒径を有するもの、より好ましくは60〜
1000メツシユの範囲の平均粒径を有しかつ均一な
ものが用いられる。また骨材の材質としては、ア
ルミナ、シリカ、ムライト、炭化珪素、窒化珪素
等の人工原料の1種または2種以上が挙げられ
る。これらの骨材はいずれも機械的粉砕等の手段
によつて微小粒径とした後に水ひ分級等の選別に
よつて適応する均一な粒径を有するものとされ
る。均一な粒径の骨材とするのは、これにより焼
成後の空孔径分布を狭いものとするためである。
有機可塑性賦与剤としては、アラビアゴム、澱粉
のり、ワツクス、カルボキシメチルセルロース、
あるいはポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール等
のポリビニル樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポ
リアクリル酸メチル等の(メタ)アクリル酸エス
テル樹脂などの熱可塑性樹脂が用いられるが、少
量でも十分な可塑性を与える熱可塑性樹脂、特に
ポリビニルアルコールが好まれる。さらに有機可
塑性賦与剤として、感光性樹脂、放射線感応性樹
脂、電子線感応性樹脂等をその一部ないし全部に
用いると所定形状にセラミツク原料を成形した
後、それぞれ対応する適応な、光、放射線、電子
線等を照射してやれば、比較的短時間で固化し所
望形状を保持できるために乾燥工程における変形
のおそれも小さく好ましい。なお有機可塑剤は、
骨材に可塑性を付与すると共に、焼結後の空孔率
の向上に役立つ。無機結合剤としては、粘土質、
ソーダ石灰、ガラスカレツト等が用いられ、さら
に必要に応じて炭酸塩類およびホウ酸類等の焼結
促進剤が用いられる。 本発明のフラツクス塗布装置に係わる多孔質セ
ラミツク管は、このような骨材、有機可塑性賦与
剤、無機結合剤等の原料を混練し管状に成形、好
ましくは押出し成形法により成形し、室温〜約80
℃で乾燥の後焼成することで得られる。焼成温度
は骨材の種類、粒径等に応じて約900〜1300℃の
範囲で適宜選択される。多孔質セラミツク管8の
横断面形状は、第1図に示すような円形状である
必要は必ずしもなく、均一かつ微細な空気泡を発
生させ得るものであれば特に限定はされず例えば
多角形、菊花形などであつてもよい。また多孔質
セラミツク管8は通常外径10〜100mm、内厚1〜
30mm、平均孔径10〜30μm、気孔率35〜55%、好
ましくは40〜45%のものとされ、長さはプリント
基板Sの幅に応じて適宜に選択され、例えば100
〜800mmの範囲のものとされる。 このような多孔質セラミツク管8は、第2図に
示すように、その一端部が外部の空気圧送機構
(図示せず)へと接続される圧縮空気供給管12
と気密に連結され、他端部が気密に閉塞される
が、該一端部において圧縮空気供給管12と多孔
質セラミツク管8との間隙を閉塞するおよび該他
端部において多孔質セラミツクを閉塞する素材1
3としては、フラツクス、有機溶剤等に劣化しな
いシリコーン、フツ素樹脂等の合成樹脂、セラミ
ツク、金属および無機接着剤などを必要に応じ適
当に組合せて用いられる。 本発明のフラツクス塗布装置は以上詳述したよ
うな多孔質セラミツク管を発泡管として有するこ
とを特徴とするが、さらに第1図に示すように仕
切り板5の頂部付近に内槽部6を実質的に覆うシ
リコーン、フツ素樹脂等の合成樹脂あるいは金属
製のネツト14を設けることができる。これは多
孔質セラミツク管8の孔径が十分に小さな場合、
例えば10〜30μmにある場合は、フラツクス発泡
層10の上表面は微細なフラツクス泡で安定して
一定かつ平面的に保持し得る。また、このネツト
14によつて大きなフラツクス泡を細分化しフラ
ツクス発泡層10の上表面を安定なものとするこ
とができる。このネツト14の目の大きさは多孔
質セラミツク管8の孔径に応じて選択されるが40
〜200メツシユ程度であり、またこのネツト14
は、複数枚用いることも可能である。 また、本発明のフラツクス塗布装置の操作を停
止した際に、フラツクスもしくは老化し泥化した
フラツクスが多孔質セラミツク管8の空孔に浸透
してきて固化する虞れがあり、こうなると次の可
動時に、固化したフラツクス等により空孔径が変
化しているために発生する空気泡にバラツキ、ム
ラが生じ、フラツクス発泡層の上表面の状態に悪
影響を与えるので、第1図に示すように本発明の
フラツクス塗布装置において、多孔質セラミツク
管8内にヒーター等の熱発生器15を設け、固化
したフラツクス等を融解可能とすることが好まし
い。なおこの発生器による温度は、フラツクス等
が加熱分解、引火等しない温度に制御すべきであ
る。 さらに本発明のフラツクス塗布装置において、
多孔質セラミツク管の孔径が大きければ大きい
程、通気抵抗が小さくなるので、必要とされる加
圧空気量が多量なものとなり、特に多数本の多孔
質セラミツク管8を使用する場合には、空気圧送
機構よりの加圧空気を一定にかつバランスよく供
給しないと、フラツクスの泡の大きさ、発生量が
異なりフラツクス発泡層10の上表面の状態を大
きく乱す虞れがあるため、空気圧送機構と多孔質
セラミツク管との間に自動空気圧調整器を介在さ
せることが好ましい。なお、使用空気圧は多孔質
セラミツク管の孔径、本数にも左右されるが1〜
3Kg/cm2程度とされる。 本発明のフラツクス塗布装置は、プリント基板
用自動はんだ付装置において以下のように使用さ
れる。すなわち、第3図に示すように、プリント
基板用自動はんだ付装置は、例えば搬送工程下
に、本発明に係わるフラツクス塗布装置A、予備
加熱装置B、はんだ槽装置C、冷却装置Dなどを
順次配設してなるものである。これに対して各種
電子部品等を積載したプリント基板Sが、チエー
ン等の搬送機構下に連結された保持具Hに係合保
持され、最初に本発明のフラツクス塗布装置A上
に搬送される。本発明のフラツクス塗布装置Aに
おいては、第1図に示すように空気圧送機構(図
示せず)から加圧空気が送り込まれると多孔質セ
ラミツク管8の孔から均一かつ微細な空気泡が発
生してフラツクス液9を発泡させ、発泡したフラ
ツクス液9は仕切り板5内部を上昇し内槽部上面
に発泡層10を形成する。発泡層10は、仕切り
板5の頂部3より溢れた発泡フラツクス液を外槽
部7へと落下させながら、常に上昇してくる微細
かつ均一な発泡フラツクス液よつて安定に保たれ
ており、その上表面は均一かつ平面的でまた巨大
泡等にないものとされている。従つて、搬送され
てきたプリント基板Sは、本発明のフラツクス塗
布装置Aにおいて形成されたフラツクス発泡層1
0の上表面と均一にかつ全面的に接触し、存在す
る微小かつ均一な発泡フラツクスの接触による破
泡飛散によつて、はんだ付面をむらなくフラツク
ス塗布される。 このようにフラツクス塗布されたプリント基板
Sは、次に予備加熱装置Bへと搬送されてはんだ
付がより良好なものとなるように例えば40〜80℃
に予備加熱され、そしてはんだ槽装置C上へと運
ばれる。プリント基板Sのはんだ付面は、フラツ
クス塗布装置において全面均一にフラツクスを塗
布されているために、はんだ付を阻害する酸化膜
が完全に除去されるゆえ、はんだ槽における溶融
はんだとの接触により、不良なくはんだが密着す
る。さらに搬送されたプリント基板Sは冷却装置
D上において十分に冷却されはんだ付を確実とし
た上で次工程へと運び出され、一連の作業が完了
する。 (実施例) 以下本発明を実施例によつてさらに具体的に説
明する。 実施例1〜4および比較例1〜4 幅540mm、長さ700mm、高さ120mmのフラツクス
槽を底部付近に貫通孔を有する高さ160mmの仕切
り板にて仕切り、幅440mm、長さ600mm、高さ160
mmの内槽部を形成し、この内槽部内の底部付近に
一端部において空気圧送機構と連通し、他端部閉
塞された外径40mm、内径23mm、長さ360mmの多孔
質セラミツク管を150mm間隔で3本設置した。な
お用いられた多孔質セラミツク管の平均孔径は第
1表に示すとおりであり、空孔率は43%であつ
た。このフラツクス塗布装置に比重0.823、液温
20℃のフラツクス液を多孔質セラミツク管上部よ
り液面が50mmの高さとなるように注入した。この
後、室温19℃下で、空気圧送機構より1.5〜2
Kg/cm2の加圧空気を多孔質セラミツク管内部に圧
送して発泡させ、フラツクス塗布層を形成した。
この結果第4図(実施例2)に示すように発泡層
は均一かつ微細な泡で形成されておりその上表面
は平滑なものであつた。 ついで、LSI、抵抗、コンデンサおよびトラン
ジスタを基板の上面にリードスルーをそれぞれ備
えかつ別のICは基板の下面に備えてなるプリン
ト基板を、この装置に組込みはんだ付けを行なつ
たところ、第1表の結果が得られた。
ある。詳しく述べると本考案はプリント基板のは
んだ付けを行なうはんだ付装置において、フラツ
クスを発泡させ、プリント基板に接触破泡するこ
とによりプリント基板にフラツクスを塗布する発
泡型フラツクス塗布装置に関するものである。 (従来の技術) 近年、プリント基板のはんだ付工程は、合理性
の追及により自動化されてきている。このような
プリント基板の自動はんだ付は、通常、搬送装置
にプリント基板が取付け位置において装着され、
搬送装置によりプリント基板がはんだ付装置内を
進行する間に、フラツクス塗布、予備加熱、はん
だ付、部品リード端子カツテイング、洗浄等の工
程が、あるいはさらにその後にフラツクス塗布、
予備加熱、仕上げはんだ付、、洗浄等の工程が行
なわれる。このようにしてはんだ付を完了したプ
リント基板が搬送装置より取りはずされ、また一
方、新たなプリント基板が取付け位置において搬
送装置に再び取付けられる。 さてこのような自動はんだ付装置において、フ
ラツクス塗布は、例えば搬送されてきたプリント
基板をフラツクス槽に浸漬させることで行なわれ
得るが、このような方法によると仮にプリント基
板を水平方向に搬送しながら浸漬したとすると接
触するフラツクス液の流体抵抗が働くゆえに、搬
送速度が速いとプリント基板に配置された各種電
子部品がこの流体抵抗により脱離する虞れがある
ために、上方からプリント基板をフラツクス槽に
下降させるように浸漬する必要があり、搬送機構
が複雑なものとなつてしまい、また、接触面に界
面張力が働くためにプリント基板全体への均一な
フラツクス塗布が困難であり、さらにフラツクス
液の消費により一定液面の保持が困難である等
種々の問題をゆうするものであつた。 このような点から、フラツクス塗布装置とし
て、例えば特開昭60−121065号において述べられ
るような発泡型フラツクス塗布装置が開発され実
用化されている。この発泡型フラツクス塗布装置
は、例えば第6図に示すように、フラツクス槽1
01内に設定フラツクス液面102よりも高い頂
部103を有しかつ底部付近において貫通部10
4を有する仕切り板105により内槽部106と
外槽部107に区画し、この内槽部106内に、
外部の空気圧送機構(図示せず)に連通する1な
いし複数本の多孔質管108を設置してなるもの
である。しかして空気圧送機構より多孔質管10
8内部に加圧空気が送り込まれると、多孔質管1
08の多数の孔部から加圧空気が吹き出しフラツ
クス液109を発泡させ、発泡したフラツクス液
109は仕切り板105内部に上昇し、そして仕
切り板105に囲繞された空間(内槽部106)
上面に発泡層110を形成する。そして仕切り板
105の頂部より溢れた泡状のフラツクス液10
9は、仕切り板105の側面をつたわつて、仕切
り板105の外側(外槽部107)へと落下す
る。なおフラツクス槽101において仕切り板1
05の内側と外側は、貫通孔4で連通しているの
で、内槽部106のフラツクス液が不足すると、
外槽部107より該貫通孔104を通してフラツ
クス液は流入する。さて、プリント基板Sへのフ
ラツクス塗布は、このように形成された発泡層1
10の上表面に、水平方向に移動させながらプリ
ント基板Sを接触させ、プリント基板Sに接触し
たフラツクス泡を破泡して飛散させプリント基板
Sを濡らすことにより行なわれるものであつた。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の発泡型フラツクス塗布装
置を用いてフラツクス塗布を行なつた場合に、フ
ラツクス発泡層の上表面が波を打つたりあるいは
上表面の所々にクレーター状の窪みが発生したり
して、均一な平面とはならず、このために搬送さ
れてくるプリント基板に該発泡層の上表面と接触
しない部位が発生し、また時々フラツクスの巨大
泡が発生し、該巨大泡と接触したプリント基板部
位においては、巨大泡が破泡して飛散するフラツ
クスの微細滴がかからない所が一部生じ、いずれ
もプリント基板へのフラツクスの均一な塗布が阻
止されてしまつた。特に、最近はプリント基板の
はんだ付面にもチツプ等の部品を実装するタイプ
のものがあるが、該タイプのプリント基板のはん
だ付を行なおうとすると、上記のような不都合
は、さらに顕著な問題として表われる。フラツク
ス塗布は、プリント基板の銅箔の表面に形成され
た酸化銅薄膜を除去し、はんだ付の際のはんだの
銅箔への良好な密着を達成するために行なわれる
ものであるゆえに、このようにプリント基板への
フラツクスの均一な塗布が行なわれないと、はん
だ付が不良となり製品としての価値が失われてし
まうこととなつた。 本考案者は、この原因の解明を進めたところ、
このようなフラツクスの発泡不良は主として、用
いられる多孔質管に帰因するところが大きいとの
結論に達した。すなわち、従来発泡型フラツクス
装置の多孔質管としては、素焼の陶器やステンレ
ス製の焼結金属などが用いられているが、素焼の
陶器の場合は、製造時における孔分布および孔径
分布の制御がほとんどなされておらず、また焼結
金属の場合、気孔率が低く、しかも焼結板を作製
し、それを管状態に加工するために歪みが生じ、
当初設定した孔径が管内側では小さく外側では大
きくなるあるいは一部孔が閉塞されたりするため
に、孔分布および孔径分布が制御困難であつた。
したがつて均一かつ微細なフラツクス泡が発生せ
ず上記のごとき問題が生じるものであつた。 さらに、素焼の陶器の場合、強度的に非常に弱
く耐久性に問題がありまた製品のバラツキが大き
なものであつた。焼結金属の場合には、フラツク
スに浸漬され続けているので、フラツクスが老化
し酸、アルカリが発生すると化学反応により腐食
される虞れがあり、また焼結板を管状態に加工す
るため、溶接部を下側に向けなければならないな
どの欠点をも有するものであつた。 またフラツクスの発泡不良は、泥化したフラツ
クス等が操作停止時に多孔質管の気孔に進入し固
化することで孔径が変化することにも影響される
ものであろう。 従つて、本考案は、上記のごとき問題点を解決
しようとするものである。すなわち、本考案は、
改良されたフラツクス塗布装置を提供することを
目的とする。本考案はまた、自動はんだ付装置に
おいて、プリント基板に対する均一なフラツクス
塗布を行ない得る発泡型のフラツクス塗布装置を
提供することを目的とする。本考案はさらに、プ
リント基板のはんだ付において、はんだ付不良等
の製品不良を起こす虞れの少ないフラツクス塗布
装置を提供することを目的とする。さらに別の観
点から、本考案はプリント基板のはんだ付を行な
うはんだ付装置に組込まれる発泡型のフラツクス
塗布装置において、フラツクスを均一かつ微細な
泡状に発泡させて実質的に平滑な上表面を有する
フラツクス発泡層を形成し、この上表面を搬送手
段により搬送されてきたプリント基板に接触させ
て発泡フラツクスを破泡しその飛散滴によりプリ
ント基板のはんだ付面へのフラツクスの均一な塗
布を行ない得るフラツクス塗布装置を提供するこ
とを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 上記諸目的は、フラツクス槽内を設定フラツク
ス液面よりも高い頂部を有しかつ底部付近におい
て貫通部を有する仕切り板により内槽部と外槽部
に区画し、その内槽部内に、外部の空気圧送機構
に一端部において連通し他端部を閉塞してなる多
孔質管を1ないし複数本設置してなるプリント基
板用はんだ付装置の発泡型フラツクス塗布装置に
おいて、その多孔質管として均一かつ微細な粒径
を有する1種または2種以上の人工原料の骨材を
有機可塑性賦与剤および無機結合剤を用いて管状
に成形し焼成してなり、10〜30μmの孔径及び35
〜55%の気孔率を有する多孔質セラミツク管を用
いることを特徴とするフラツクス塗布装置により
達成される。 (考案の具体的説明) 以下、本考案を実施態様に基づき具体的に説明
する。 本考案の、フラツクス塗布装置は多孔質管とし
て均一かつ微細な粒径を有する1種または2種以
上の人工原料の骨材を有機可塑性賦与剤および無
機結合剤を用いて管状に成形し焼成してなる多孔
質セラミツク管を用いる以外は従来の発泡型フラ
ツクス塗布装置とほぼ同様の構成を有するもので
ある。例えば第1図に示すように、本考案のフラ
ツクス装置は、フラツクス槽1内を設定フラツク
ス液面2よりも高い頂部3を有しかつ底部付近に
おいて貫通部4を有する仕切り板5により内槽部
6と外槽部7に区画し、この内槽部6内に、外部
の空気圧送機構(図示せず)に一端部において連
通し他端部を閉塞してなる上記のごとき多孔質セ
ラミツク管8を、1ないし複数本、好ましくは2
〜5本、発泡管把持具11によつて固定して設置
したものである。 本発明のフラツクス塗布装置に係わる該多孔質
セラミツク管8を構成する骨材としては、均一か
つ微細な粒径を有するもの、より好ましくは60〜
1000メツシユの範囲の平均粒径を有しかつ均一な
ものが用いられる。また骨材の材質としては、ア
ルミナ、シリカ、ムライト、炭化珪素、窒化珪素
等の人工原料の1種または2種以上が挙げられ
る。これらの骨材はいずれも機械的粉砕等の手段
によつて微小粒径とした後に水ひ分級等の選別に
よつて適応する均一な粒径を有するものとされ
る。均一な粒径の骨材とするのは、これにより焼
成後の空孔径分布を狭いものとするためである。
有機可塑性賦与剤としては、アラビアゴム、澱粉
のり、ワツクス、カルボキシメチルセルロース、
あるいはポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール等
のポリビニル樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポ
リアクリル酸メチル等の(メタ)アクリル酸エス
テル樹脂などの熱可塑性樹脂が用いられるが、少
量でも十分な可塑性を与える熱可塑性樹脂、特に
ポリビニルアルコールが好まれる。さらに有機可
塑性賦与剤として、感光性樹脂、放射線感応性樹
脂、電子線感応性樹脂等をその一部ないし全部に
用いると所定形状にセラミツク原料を成形した
後、それぞれ対応する適応な、光、放射線、電子
線等を照射してやれば、比較的短時間で固化し所
望形状を保持できるために乾燥工程における変形
のおそれも小さく好ましい。なお有機可塑剤は、
骨材に可塑性を付与すると共に、焼結後の空孔率
の向上に役立つ。無機結合剤としては、粘土質、
ソーダ石灰、ガラスカレツト等が用いられ、さら
に必要に応じて炭酸塩類およびホウ酸類等の焼結
促進剤が用いられる。 本発明のフラツクス塗布装置に係わる多孔質セ
ラミツク管は、このような骨材、有機可塑性賦与
剤、無機結合剤等の原料を混練し管状に成形、好
ましくは押出し成形法により成形し、室温〜約80
℃で乾燥の後焼成することで得られる。焼成温度
は骨材の種類、粒径等に応じて約900〜1300℃の
範囲で適宜選択される。多孔質セラミツク管8の
横断面形状は、第1図に示すような円形状である
必要は必ずしもなく、均一かつ微細な空気泡を発
生させ得るものであれば特に限定はされず例えば
多角形、菊花形などであつてもよい。また多孔質
セラミツク管8は通常外径10〜100mm、内厚1〜
30mm、平均孔径10〜30μm、気孔率35〜55%、好
ましくは40〜45%のものとされ、長さはプリント
基板Sの幅に応じて適宜に選択され、例えば100
〜800mmの範囲のものとされる。 このような多孔質セラミツク管8は、第2図に
示すように、その一端部が外部の空気圧送機構
(図示せず)へと接続される圧縮空気供給管12
と気密に連結され、他端部が気密に閉塞される
が、該一端部において圧縮空気供給管12と多孔
質セラミツク管8との間隙を閉塞するおよび該他
端部において多孔質セラミツクを閉塞する素材1
3としては、フラツクス、有機溶剤等に劣化しな
いシリコーン、フツ素樹脂等の合成樹脂、セラミ
ツク、金属および無機接着剤などを必要に応じ適
当に組合せて用いられる。 本発明のフラツクス塗布装置は以上詳述したよ
うな多孔質セラミツク管を発泡管として有するこ
とを特徴とするが、さらに第1図に示すように仕
切り板5の頂部付近に内槽部6を実質的に覆うシ
リコーン、フツ素樹脂等の合成樹脂あるいは金属
製のネツト14を設けることができる。これは多
孔質セラミツク管8の孔径が十分に小さな場合、
例えば10〜30μmにある場合は、フラツクス発泡
層10の上表面は微細なフラツクス泡で安定して
一定かつ平面的に保持し得る。また、このネツト
14によつて大きなフラツクス泡を細分化しフラ
ツクス発泡層10の上表面を安定なものとするこ
とができる。このネツト14の目の大きさは多孔
質セラミツク管8の孔径に応じて選択されるが40
〜200メツシユ程度であり、またこのネツト14
は、複数枚用いることも可能である。 また、本発明のフラツクス塗布装置の操作を停
止した際に、フラツクスもしくは老化し泥化した
フラツクスが多孔質セラミツク管8の空孔に浸透
してきて固化する虞れがあり、こうなると次の可
動時に、固化したフラツクス等により空孔径が変
化しているために発生する空気泡にバラツキ、ム
ラが生じ、フラツクス発泡層の上表面の状態に悪
影響を与えるので、第1図に示すように本発明の
フラツクス塗布装置において、多孔質セラミツク
管8内にヒーター等の熱発生器15を設け、固化
したフラツクス等を融解可能とすることが好まし
い。なおこの発生器による温度は、フラツクス等
が加熱分解、引火等しない温度に制御すべきであ
る。 さらに本発明のフラツクス塗布装置において、
多孔質セラミツク管の孔径が大きければ大きい
程、通気抵抗が小さくなるので、必要とされる加
圧空気量が多量なものとなり、特に多数本の多孔
質セラミツク管8を使用する場合には、空気圧送
機構よりの加圧空気を一定にかつバランスよく供
給しないと、フラツクスの泡の大きさ、発生量が
異なりフラツクス発泡層10の上表面の状態を大
きく乱す虞れがあるため、空気圧送機構と多孔質
セラミツク管との間に自動空気圧調整器を介在さ
せることが好ましい。なお、使用空気圧は多孔質
セラミツク管の孔径、本数にも左右されるが1〜
3Kg/cm2程度とされる。 本発明のフラツクス塗布装置は、プリント基板
用自動はんだ付装置において以下のように使用さ
れる。すなわち、第3図に示すように、プリント
基板用自動はんだ付装置は、例えば搬送工程下
に、本発明に係わるフラツクス塗布装置A、予備
加熱装置B、はんだ槽装置C、冷却装置Dなどを
順次配設してなるものである。これに対して各種
電子部品等を積載したプリント基板Sが、チエー
ン等の搬送機構下に連結された保持具Hに係合保
持され、最初に本発明のフラツクス塗布装置A上
に搬送される。本発明のフラツクス塗布装置Aに
おいては、第1図に示すように空気圧送機構(図
示せず)から加圧空気が送り込まれると多孔質セ
ラミツク管8の孔から均一かつ微細な空気泡が発
生してフラツクス液9を発泡させ、発泡したフラ
ツクス液9は仕切り板5内部を上昇し内槽部上面
に発泡層10を形成する。発泡層10は、仕切り
板5の頂部3より溢れた発泡フラツクス液を外槽
部7へと落下させながら、常に上昇してくる微細
かつ均一な発泡フラツクス液よつて安定に保たれ
ており、その上表面は均一かつ平面的でまた巨大
泡等にないものとされている。従つて、搬送され
てきたプリント基板Sは、本発明のフラツクス塗
布装置Aにおいて形成されたフラツクス発泡層1
0の上表面と均一にかつ全面的に接触し、存在す
る微小かつ均一な発泡フラツクスの接触による破
泡飛散によつて、はんだ付面をむらなくフラツク
ス塗布される。 このようにフラツクス塗布されたプリント基板
Sは、次に予備加熱装置Bへと搬送されてはんだ
付がより良好なものとなるように例えば40〜80℃
に予備加熱され、そしてはんだ槽装置C上へと運
ばれる。プリント基板Sのはんだ付面は、フラツ
クス塗布装置において全面均一にフラツクスを塗
布されているために、はんだ付を阻害する酸化膜
が完全に除去されるゆえ、はんだ槽における溶融
はんだとの接触により、不良なくはんだが密着す
る。さらに搬送されたプリント基板Sは冷却装置
D上において十分に冷却されはんだ付を確実とし
た上で次工程へと運び出され、一連の作業が完了
する。 (実施例) 以下本発明を実施例によつてさらに具体的に説
明する。 実施例1〜4および比較例1〜4 幅540mm、長さ700mm、高さ120mmのフラツクス
槽を底部付近に貫通孔を有する高さ160mmの仕切
り板にて仕切り、幅440mm、長さ600mm、高さ160
mmの内槽部を形成し、この内槽部内の底部付近に
一端部において空気圧送機構と連通し、他端部閉
塞された外径40mm、内径23mm、長さ360mmの多孔
質セラミツク管を150mm間隔で3本設置した。な
お用いられた多孔質セラミツク管の平均孔径は第
1表に示すとおりであり、空孔率は43%であつ
た。このフラツクス塗布装置に比重0.823、液温
20℃のフラツクス液を多孔質セラミツク管上部よ
り液面が50mmの高さとなるように注入した。この
後、室温19℃下で、空気圧送機構より1.5〜2
Kg/cm2の加圧空気を多孔質セラミツク管内部に圧
送して発泡させ、フラツクス塗布層を形成した。
この結果第4図(実施例2)に示すように発泡層
は均一かつ微細な泡で形成されておりその上表面
は平滑なものであつた。 ついで、LSI、抵抗、コンデンサおよびトラン
ジスタを基板の上面にリードスルーをそれぞれ備
えかつ別のICは基板の下面に備えてなるプリン
ト基板を、この装置に組込みはんだ付けを行なつ
たところ、第1表の結果が得られた。
【表】
実施例5〜9および比較例5〜7
幅450mm、長さ650mm、高さ100mmのフラツクス
槽を底部付近に貫通孔を有する高さ140mmの仕切
り板にて仕切り、幅320mm、長さ500mm、高さ100
mmの内槽部を形成し、この内槽部内の底部付近に
一端部において空気圧送機構と連通し、他端部閉
塞された外径50mm、内径30mm、長さ242mmの多孔
質セラミツク管を450mm間隔で3本設置した。な
お用いられた多孔質セラミツク管の平均孔径は第
2表に示すとおりであり、空孔率は43%であつ
た。このフラツクス塗布装置に比重0.82〜0.85、
液温23℃のフラツクス液を多孔質セラミツク管上
部より液面が50mmの高さとなるように注入した。
この後、室温19℃下で、空気圧送機構より1.0〜
1.5Kg/cm2の加圧空気を多孔質セラミツク管内部
に圧送して発泡させ、フラツクス発泡層を形成し
た。 ついで、LSI、抵抗、コンデンサおよびトラン
ジスタを基板の上面にリードスルーをそれぞれ備
えかつ別のICは基板の下面に備えてなるプリン
ト基板を、この装置に組込みはんだ付けを行なつ
たところ、第2表の結果が得られた。
槽を底部付近に貫通孔を有する高さ140mmの仕切
り板にて仕切り、幅320mm、長さ500mm、高さ100
mmの内槽部を形成し、この内槽部内の底部付近に
一端部において空気圧送機構と連通し、他端部閉
塞された外径50mm、内径30mm、長さ242mmの多孔
質セラミツク管を450mm間隔で3本設置した。な
お用いられた多孔質セラミツク管の平均孔径は第
2表に示すとおりであり、空孔率は43%であつ
た。このフラツクス塗布装置に比重0.82〜0.85、
液温23℃のフラツクス液を多孔質セラミツク管上
部より液面が50mmの高さとなるように注入した。
この後、室温19℃下で、空気圧送機構より1.0〜
1.5Kg/cm2の加圧空気を多孔質セラミツク管内部
に圧送して発泡させ、フラツクス発泡層を形成し
た。 ついで、LSI、抵抗、コンデンサおよびトラン
ジスタを基板の上面にリードスルーをそれぞれ備
えかつ別のICは基板の下面に備えてなるプリン
ト基板を、この装置に組込みはんだ付けを行なつ
たところ、第2表の結果が得られた。
【表】
実施例10〜13および比較例8〜9
幅440mm、長さ440mm、高さ100mmのフラツクス
槽を底部付近に貫通孔を有する高さ150mmの仕切
り板にて仕切り、幅340mm、長さ340mm、高さ100
mmの内槽部を形成し、この内槽部内の底部付近に
一端部において空気圧送機構と連通し、他端部閉
塞された外径40mm、内径23mm、長さ300mmの多孔
質セラミツク管を60mm間隔で3本設置した。なお
用いられた多孔質セラミツク管の平均孔径は第3
表に示すとおりであり、空孔率は43%であつた。
このフラツクス塗布装置に比重0.838、液温22℃
のフラツクス液を多孔質セラミツク管上部より液
面が40mmの高さとなるように注入した。この後、
室温19℃下で、空気圧送機構より1.0〜1.5Kg/cm2
の加圧空気を多孔質セラミツク管内部に圧送して
発泡させ、フラツクス発泡層を形成した。 ついで、LSI、抵抗、コンデンサおよびトラン
ジスタを基板の上面にリードスルーをそれぞれ備
えかつ別のICは基板の下面に備えてなるプリン
ト基板を、この装置に組込みはんだ付けを行なつ
たところ、第3表の結果が得られた。
槽を底部付近に貫通孔を有する高さ150mmの仕切
り板にて仕切り、幅340mm、長さ340mm、高さ100
mmの内槽部を形成し、この内槽部内の底部付近に
一端部において空気圧送機構と連通し、他端部閉
塞された外径40mm、内径23mm、長さ300mmの多孔
質セラミツク管を60mm間隔で3本設置した。なお
用いられた多孔質セラミツク管の平均孔径は第3
表に示すとおりであり、空孔率は43%であつた。
このフラツクス塗布装置に比重0.838、液温22℃
のフラツクス液を多孔質セラミツク管上部より液
面が40mmの高さとなるように注入した。この後、
室温19℃下で、空気圧送機構より1.0〜1.5Kg/cm2
の加圧空気を多孔質セラミツク管内部に圧送して
発泡させ、フラツクス発泡層を形成した。 ついで、LSI、抵抗、コンデンサおよびトラン
ジスタを基板の上面にリードスルーをそれぞれ備
えかつ別のICは基板の下面に備えてなるプリン
ト基板を、この装置に組込みはんだ付けを行なつ
たところ、第3表の結果が得られた。
【表】
(考案の効果)
以上述べたように本考案は、フラツクス槽内を
設定フラツクス液面よりも高い頂部を有しかつ底
部付近において貫通部を有する仕切り板により内
槽部と外槽部に区画し、その内槽部内に、外部の
空気圧送機構に一端部において連通し他端部を閉
塞してなる多孔質管を1ないし複数本設置してな
るプリント基板用はんだ付装置の発泡型フラツク
ス塗布装置において、その多孔質管として均一か
つ微細な粒径を有する1種または2種以上の人工
原料の骨材を有機可塑性賦与剤および無機結合剤
を用いて管状に成形し焼成してな多孔質セラミツ
ク管を用いることを特徴とし、10〜30μmの孔径
および35〜55%の気孔率を有するフラツクス塗布
装置であるから、均一かつ微細なフラツクス泡に
より構成されかつ平滑な上表面を有するフラツク
ス発泡層を形成し得、プリント基板に対する均一
なフラツクス塗布を行なうことができ、はんだ付
不良等の製品不良の発生する可能性が極めて低く
おさえられ、かつはんだ付工程のスピードアツプ
を行なうことができ、例えば多孔質管として焼結
金属加工管を用いていた従来のフラツクス塗布装
置を用いた場合と比較して約20%以上の経済的な
優位性を生むものである。
設定フラツクス液面よりも高い頂部を有しかつ底
部付近において貫通部を有する仕切り板により内
槽部と外槽部に区画し、その内槽部内に、外部の
空気圧送機構に一端部において連通し他端部を閉
塞してなる多孔質管を1ないし複数本設置してな
るプリント基板用はんだ付装置の発泡型フラツク
ス塗布装置において、その多孔質管として均一か
つ微細な粒径を有する1種または2種以上の人工
原料の骨材を有機可塑性賦与剤および無機結合剤
を用いて管状に成形し焼成してな多孔質セラミツ
ク管を用いることを特徴とし、10〜30μmの孔径
および35〜55%の気孔率を有するフラツクス塗布
装置であるから、均一かつ微細なフラツクス泡に
より構成されかつ平滑な上表面を有するフラツク
ス発泡層を形成し得、プリント基板に対する均一
なフラツクス塗布を行なうことができ、はんだ付
不良等の製品不良の発生する可能性が極めて低く
おさえられ、かつはんだ付工程のスピードアツプ
を行なうことができ、例えば多孔質管として焼結
金属加工管を用いていた従来のフラツクス塗布装
置を用いた場合と比較して約20%以上の経済的な
優位性を生むものである。
第1図は、本考案のフラツクス塗布装置の一実
施例の使用状態を示す図面であり、第2図は、本
考案フラツクス塗布装置に用いられる多孔質セラ
ミツク管の断面図、第3図は、本考案のフラツク
ス塗布装置のプリント基板用はんだ付装置におけ
る一実施例の使用例を示す図面、第4図は、本考
案のフラツクス塗布装置の一実施例における発泡
層状態を示す写真、第5図は、従来のフラツクス
塗布装置における発泡層状態を示す写真であり、
また第6図は、従来のフラツクス塗布装置の使用
状態を示す図面である。 1……フラツクス槽、2……設定フラツクス液
面、5……仕切り板、8……多孔質セラミツク
管、9……フラツクス液、10……フラツクス発
泡層、14……ネツト、15……発熱器、A……
フラツクス塗布装置、B……予備加熱装置、C…
…はんだ槽装置、D……冷却装置、H……保持
具、S……プリント基板、T……搬送機構。
施例の使用状態を示す図面であり、第2図は、本
考案フラツクス塗布装置に用いられる多孔質セラ
ミツク管の断面図、第3図は、本考案のフラツク
ス塗布装置のプリント基板用はんだ付装置におけ
る一実施例の使用例を示す図面、第4図は、本考
案のフラツクス塗布装置の一実施例における発泡
層状態を示す写真、第5図は、従来のフラツクス
塗布装置における発泡層状態を示す写真であり、
また第6図は、従来のフラツクス塗布装置の使用
状態を示す図面である。 1……フラツクス槽、2……設定フラツクス液
面、5……仕切り板、8……多孔質セラミツク
管、9……フラツクス液、10……フラツクス発
泡層、14……ネツト、15……発熱器、A……
フラツクス塗布装置、B……予備加熱装置、C…
…はんだ槽装置、D……冷却装置、H……保持
具、S……プリント基板、T……搬送機構。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フラツクス槽内を設定フラツクス液面よりも
高い頂部を有しかつ底部付近において貫通部を
有する仕切り板により内槽部と外槽部に区画
し、その内槽部内に、外部の空気圧送機構に一
端部において連通し他端部を閉塞してなる多孔
質管を1ないし複数本設置してなるプリント基
板用はんだ付装置の発泡型フラツクス塗布装置
において、その多孔質管として均一かつ微細な
粒径を有する1種または2種以上の人工原料の
骨材を有機可塑性賦与剤および無機結合剤を用
いて管状に成形し焼成してなり、10〜30μmの
孔径および35〜55%の気孔率を有する多孔質セ
ラミツク管を用いることを特徴とするフラツク
ス塗布装置。 (2) 多孔質セラミツク管が、60〜1000メツシユの
範囲の平均粒径を有しかつ均一な1種または2
種以上の人工原料の骨材を有機可塑性賦与剤お
よび無機結合剤を用いて管状に成形してなるも
のである特許請求の範囲第1項に記載のフラツ
クス塗布装置。 (3) 仕切り板頂部付近に、内槽部を実質的に覆う
40〜200メツシユのネツトをさらに有するもの
である特許請求の範囲第1項または第2項に記
載のフラツクス塗布装置。 (4) 多孔質セラミツク管内部に熱発生器を有する
ものである特許請求の範囲第1項〜第3項のい
ずれかに記載フラツクス塗布装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986076292U JPH0428693Y2 (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | |
| US07/293,631 US4934307A (en) | 1986-05-22 | 1989-01-05 | Apparatus for application of flux |
| US07/491,292 US5040281A (en) | 1986-05-22 | 1990-03-09 | Method for the preparation of apparatus for application of flux |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986076292U JPH0428693Y2 (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62189871U JPS62189871U (ja) | 1987-12-03 |
| JPH0428693Y2 true JPH0428693Y2 (ja) | 1992-07-13 |
Family
ID=13601265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986076292U Expired JPH0428693Y2 (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4934307A (ja) |
| JP (1) | JPH0428693Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR950010725A (ko) * | 1993-09-22 | 1995-04-28 | 김광호 | 자동납땜장치 |
| KR100304065B1 (ko) * | 1993-10-21 | 2001-11-22 | 마쯔이 요시유끼 | 낚시용스피닝릴의드래그장치 |
| US6722553B2 (en) * | 2000-08-24 | 2004-04-20 | Advanced Micro Devices, Inc. | Controlled and programmed deposition of flux on a flip-chip die by spraying |
| JP4559188B2 (ja) * | 2003-12-26 | 2010-10-06 | 東洋製罐株式会社 | 酸化物被覆方法および装置 |
| US7648933B2 (en) * | 2006-01-13 | 2010-01-19 | Dynamic Abrasives Llc | Composition comprising spinel crystals, glass, and calcium iron silicate |
| US10610943B2 (en) * | 2016-06-29 | 2020-04-07 | Fujitsu Ten Limited | Flux applying method and flux applying apparatus |
Family Cites Families (10)
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