JPH04287860A - 過給機付エンジンの蒸発燃料制御装置 - Google Patents
過給機付エンジンの蒸発燃料制御装置Info
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- JPH04287860A JPH04287860A JP3052897A JP5289791A JPH04287860A JP H04287860 A JPH04287860 A JP H04287860A JP 3052897 A JP3052897 A JP 3052897A JP 5289791 A JP5289791 A JP 5289791A JP H04287860 A JPH04287860 A JP H04287860A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/007—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust with exhaust-driven pumps arranged in parallel, e.g. at least one pump supplying alternatively
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features
- F01N13/08—Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
- F01N13/10—Other arrangements or adaptations of exhaust conduits of exhaust manifolds
- F01N13/107—More than one exhaust manifold or exhaust collector
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、過給機を備えたエンジ
ンにおいて、車両の燃料タンクから発生する蒸発燃料を
燃焼室に導き、蒸発燃料が大気中に放出されるのを規制
するようにした蒸発燃料制御装置に関するものである。
ンにおいて、車両の燃料タンクから発生する蒸発燃料を
燃焼室に導き、蒸発燃料が大気中に放出されるのを規制
するようにした蒸発燃料制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の燃料タンクから発生する
蒸発燃料をそのまま大気中に放出させることは大気汚染
の原因となるため、この蒸発燃料をエンジンの吸気通路
に導入し、供給燃料とともに燃焼室内で燃焼させるよう
にした蒸発燃料制御装置が知られている。この装置では
、蒸発燃料は活性炭等の吸着剤を収納したキャニスタに
導かれ、吸着剤に一時的に吸着される。吸着剤に吸着さ
れた蒸発燃料は、エンジン運転時にサージタンク内の吸
気管負圧によって吸着剤から離脱され、吸入空気ととも
に燃焼室内へ導入される。
蒸発燃料をそのまま大気中に放出させることは大気汚染
の原因となるため、この蒸発燃料をエンジンの吸気通路
に導入し、供給燃料とともに燃焼室内で燃焼させるよう
にした蒸発燃料制御装置が知られている。この装置では
、蒸発燃料は活性炭等の吸着剤を収納したキャニスタに
導かれ、吸着剤に一時的に吸着される。吸着剤に吸着さ
れた蒸発燃料は、エンジン運転時にサージタンク内の吸
気管負圧によって吸着剤から離脱され、吸入空気ととも
に燃焼室内へ導入される。
【0003】この種の蒸発燃料制御装置をそのまま過給
機(ターボチャージャ)付エンジンに適用した場合、タ
ーボチャージャの過給作動によってサージタンク内が正
圧になると、蒸発燃料がパージされなくなり、キャニス
タに吸着された蒸発燃料が大気側へ漏れ出てガソリン臭
がする等の問題が生ずる。そこで、本出願人は先に図8
に示すように、サージタンク101内が負圧の時にキャ
ニスタ102に吸着された蒸発燃料を同サージタンク1
01へパージさせる主パージ通路103と、サージタン
ク101内が正圧の時に蒸発燃料をターボチャージャ1
04のコンプレッサ104a上流にパージさせる副パー
ジ通路105とを設けた蒸発燃料制御装置を提案してい
る(平成3年2月1日付特許出願参照)。前記主パージ
通路103には、パージ用バキュームスイッチングバル
ブ(以下単に「VSV」という)106と、バキューム
コントロールバルブ(以下単に「VCV」という)10
7とが直列に設けられている。パージ用VSV106は
蒸発燃料のパージ流量を調整するためのものである。ま
た、VCV107は、前記パージ用VSV106が開放
状態で故障した場合に蒸発燃料のパージを停止させる、
いわゆるフェイルセーフのためのものであり、スロット
ル弁108が全閉になった時の吸気管負圧によって閉弁
し、主パージ通路103を閉じるようになっている。
機(ターボチャージャ)付エンジンに適用した場合、タ
ーボチャージャの過給作動によってサージタンク内が正
圧になると、蒸発燃料がパージされなくなり、キャニス
タに吸着された蒸発燃料が大気側へ漏れ出てガソリン臭
がする等の問題が生ずる。そこで、本出願人は先に図8
に示すように、サージタンク101内が負圧の時にキャ
ニスタ102に吸着された蒸発燃料を同サージタンク1
01へパージさせる主パージ通路103と、サージタン
ク101内が正圧の時に蒸発燃料をターボチャージャ1
04のコンプレッサ104a上流にパージさせる副パー
ジ通路105とを設けた蒸発燃料制御装置を提案してい
る(平成3年2月1日付特許出願参照)。前記主パージ
通路103には、パージ用バキュームスイッチングバル
ブ(以下単に「VSV」という)106と、バキューム
コントロールバルブ(以下単に「VCV」という)10
7とが直列に設けられている。パージ用VSV106は
蒸発燃料のパージ流量を調整するためのものである。ま
た、VCV107は、前記パージ用VSV106が開放
状態で故障した場合に蒸発燃料のパージを停止させる、
いわゆるフェイルセーフのためのものであり、スロット
ル弁108が全閉になった時の吸気管負圧によって閉弁
し、主パージ通路103を閉じるようになっている。
【0004】この装置では、サージタンク101内が正
圧になると、パージ用VSV106が全閉となって主パ
ージ通路103が閉じられるとともに、副パージ通路1
05が開かれ、同通路105からコンプレッサ104a
の上流へ蒸発燃料がパージされる。
圧になると、パージ用VSV106が全閉となって主パ
ージ通路103が閉じられるとともに、副パージ通路1
05が開かれ、同通路105からコンプレッサ104a
の上流へ蒸発燃料がパージされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
技術においては、ターボチャージャ104の過給作動に
よりサージタンク101内が正圧となっている時に、何
らかの原因によってパージ用VSV106が開放状態で
故障した場合、VCV107が閉弁状態とはなっておら
ず、前記正圧が主パージ通路103に作用し、前記蒸発
燃料がキャニスタ102下部の大気口102aから漏れ
出てしまう。そこで、これを防止するために、主パージ
通路103には蒸発燃料のサージタンク101側への流
れのみを許容するチェック弁109が必要となる。
技術においては、ターボチャージャ104の過給作動に
よりサージタンク101内が正圧となっている時に、何
らかの原因によってパージ用VSV106が開放状態で
故障した場合、VCV107が閉弁状態とはなっておら
ず、前記正圧が主パージ通路103に作用し、前記蒸発
燃料がキャニスタ102下部の大気口102aから漏れ
出てしまう。そこで、これを防止するために、主パージ
通路103には蒸発燃料のサージタンク101側への流
れのみを許容するチェック弁109が必要となる。
【0006】しかし、このようにチェック弁109を設
けると別の問題が生ずる。チェック弁109は一般に、
弁体110とこれを一方向へ付勢するスプリング111
とを備えており、キャニスタ102側からサージタンク
101側へ向かう蒸発燃料の通過を許容し、これとは反
対の方向の通過を阻止している。このため、キャニスタ
102側からサージタンク101側へ向かう蒸発燃料は
、スプリング111の付勢力に打ち勝つ大きさの圧力に
ならないとパージできない。従って、このチェック弁1
09によってパージ流量やパージ可能な流域が大きく制
限されてしまう。
けると別の問題が生ずる。チェック弁109は一般に、
弁体110とこれを一方向へ付勢するスプリング111
とを備えており、キャニスタ102側からサージタンク
101側へ向かう蒸発燃料の通過を許容し、これとは反
対の方向の通過を阻止している。このため、キャニスタ
102側からサージタンク101側へ向かう蒸発燃料は
、スプリング111の付勢力に打ち勝つ大きさの圧力に
ならないとパージできない。従って、このチェック弁1
09によってパージ流量やパージ可能な流域が大きく制
限されてしまう。
【0007】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、過給域においてパージ用開閉弁
が開放状態で故障した場合にも、サージタンク内が正圧
になる前に確実にフェイルセーフ用開閉弁を閉弁させて
パージ通路を閉じ、蒸発燃料がキャニスタに戻されるの
を阻止し、ひいてはパージ通路のチェック弁を不要にし
てパージ流量やパージ流域が制限されるのを防止するこ
とが可能な過給機付エンジンの蒸発燃料制御装置を提供
することにある。
のであり、その目的は、過給域においてパージ用開閉弁
が開放状態で故障した場合にも、サージタンク内が正圧
になる前に確実にフェイルセーフ用開閉弁を閉弁させて
パージ通路を閉じ、蒸発燃料がキャニスタに戻されるの
を阻止し、ひいてはパージ通路のチェック弁を不要にし
てパージ流量やパージ流域が制限されるのを防止するこ
とが可能な過給機付エンジンの蒸発燃料制御装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、エンジンの吸気通路におけるスロットル弁
の上流に設けられた過給機のコンプレッサと、燃料タン
クから発生する蒸発燃料を吸着するとともに、パージ通
路を介して前記蒸発燃料を前記吸気通路のスロットル弁
下流側へ導くためのキャニスタと、前記パージ通路に設
けられ、蒸発燃料のパージ量を制御するパージ用開閉弁
と、前記パージ通路に設けられ、スロットル弁全閉時に
前記パージ通路を閉じるように、ダイヤフラムにより区
画された一方の部屋が前記スロットル弁下流側の吸気通
路と連通したフェイルセーフ用開閉弁とを備えた過給機
付エンジンの蒸発燃料制御装置において、前記フェイル
セーフ用開閉弁におけるダイヤフラムにより区画された
他方の部屋を、前記過給機のコンプレッサ下流近傍の吸
気通路に連通させている。
に本発明は、エンジンの吸気通路におけるスロットル弁
の上流に設けられた過給機のコンプレッサと、燃料タン
クから発生する蒸発燃料を吸着するとともに、パージ通
路を介して前記蒸発燃料を前記吸気通路のスロットル弁
下流側へ導くためのキャニスタと、前記パージ通路に設
けられ、蒸発燃料のパージ量を制御するパージ用開閉弁
と、前記パージ通路に設けられ、スロットル弁全閉時に
前記パージ通路を閉じるように、ダイヤフラムにより区
画された一方の部屋が前記スロットル弁下流側の吸気通
路と連通したフェイルセーフ用開閉弁とを備えた過給機
付エンジンの蒸発燃料制御装置において、前記フェイル
セーフ用開閉弁におけるダイヤフラムにより区画された
他方の部屋を、前記過給機のコンプレッサ下流近傍の吸
気通路に連通させている。
【0009】
【作用】スロットル弁全閉時にはパージ用開閉弁が全閉
になる。また、フェイルセーフ用開閉弁の一方の部屋に
負圧が作用し、ダイヤフラムが閉弁方向に吸引される。 これによりパージ通路が閉じられ、キャニスタに吸着さ
れた蒸発燃料はパージ通路を通ってスロットル弁下流側
へパージすることが阻止される。
になる。また、フェイルセーフ用開閉弁の一方の部屋に
負圧が作用し、ダイヤフラムが閉弁方向に吸引される。 これによりパージ通路が閉じられ、キャニスタに吸着さ
れた蒸発燃料はパージ通路を通ってスロットル弁下流側
へパージすることが阻止される。
【0010】過給機の作動によりスロットル弁下流が正
圧になると、パージ用開閉弁は全閉状態になる。また、
フェイルセーフ用開閉弁の他方の部屋は、過給機のコン
プレッサ下流近傍の吸気通路に連通されているので、同
コンプレッサによる過給圧が他方の部屋に導かれる。こ
れによりフェイルセーフ用開閉弁のダイヤフラムが閉弁
方向へ押圧されてパージ通路が閉じられる。
圧になると、パージ用開閉弁は全閉状態になる。また、
フェイルセーフ用開閉弁の他方の部屋は、過給機のコン
プレッサ下流近傍の吸気通路に連通されているので、同
コンプレッサによる過給圧が他方の部屋に導かれる。こ
れによりフェイルセーフ用開閉弁のダイヤフラムが閉弁
方向へ押圧されてパージ通路が閉じられる。
【0011】ところで、前記のようにスロットル弁下流
が正圧となったときに、パージ用開閉弁が開放状態で故
障すると、この正圧はパージ通路に作用し、蒸発燃料を
キャニスタ側へ戻そうとする。ところが、このときには
既にフェイルセーフ用開閉弁によってパージ通路が閉じ
られている。これは、コンプレッサから下流へ離れる程
(スロットル弁側程)、吸気通路やインタークーラによ
る吸気圧損が大きくなり、スロットル弁下流よりも、コ
ンプレッサ下流近傍の方が早く負圧から正圧へ切り替わ
るからである。このため、スロットル弁下流の圧力より
もコンプレッサの過給圧の方が早く立上がり、スロット
ル弁下流の圧力が正圧になるよりも早くフェイルセーフ
用開閉弁を閉弁させてパージ通路を閉じさせる。従って
、たとえ前記のようにパージ用開閉弁が開放状態で故障
しても蒸発燃料がキャニスタ側へ戻されるおそれがない
。これに伴い、パージ通路には蒸発燃料の逆流を阻止す
るチェック弁が不要となる。
が正圧となったときに、パージ用開閉弁が開放状態で故
障すると、この正圧はパージ通路に作用し、蒸発燃料を
キャニスタ側へ戻そうとする。ところが、このときには
既にフェイルセーフ用開閉弁によってパージ通路が閉じ
られている。これは、コンプレッサから下流へ離れる程
(スロットル弁側程)、吸気通路やインタークーラによ
る吸気圧損が大きくなり、スロットル弁下流よりも、コ
ンプレッサ下流近傍の方が早く負圧から正圧へ切り替わ
るからである。このため、スロットル弁下流の圧力より
もコンプレッサの過給圧の方が早く立上がり、スロット
ル弁下流の圧力が正圧になるよりも早くフェイルセーフ
用開閉弁を閉弁させてパージ通路を閉じさせる。従って
、たとえ前記のようにパージ用開閉弁が開放状態で故障
しても蒸発燃料がキャニスタ側へ戻されるおそれがない
。これに伴い、パージ通路には蒸発燃料の逆流を阻止す
るチェック弁が不要となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の過給機付エンジンの蒸発燃料
制御装置を具体化した一実施例を図1〜図7に従って説
明する。図1,4,5は車両に搭載された直列6気筒の
過給機付ガソリンエンジンシステムを説明するための概
略構成図である。エンジン1の吸気系には、吸気脈動或
いは吸気干渉を防止するためのサージタンク2が設けら
れている。また、サージタンク2の上流側には、スロッ
トルボディ3が設けられている。このスロットルボディ
3の内部には、図示しないアクセルペダルの操作に連動
して開閉されるスロットル弁4が設けられている。そし
て、そのスロットル弁4が開閉されることにより、サー
ジタンク2への吸気流量が調節される。
制御装置を具体化した一実施例を図1〜図7に従って説
明する。図1,4,5は車両に搭載された直列6気筒の
過給機付ガソリンエンジンシステムを説明するための概
略構成図である。エンジン1の吸気系には、吸気脈動或
いは吸気干渉を防止するためのサージタンク2が設けら
れている。また、サージタンク2の上流側には、スロッ
トルボディ3が設けられている。このスロットルボディ
3の内部には、図示しないアクセルペダルの操作に連動
して開閉されるスロットル弁4が設けられている。そし
て、そのスロットル弁4が開閉されることにより、サー
ジタンク2への吸気流量が調節される。
【0013】また、スロットルボディ3内において、ス
ロットル弁4の上流側近傍にはトラクションコントロー
ル弁(以下単にTRC弁という)45が設けられている
。このTRC弁45は、積雪、凍結、雨等により摩擦係
数が低くなった状態の路面を車両が走行したり、発進時
等にスロットル弁4が急激に開かれたりした場合に、駆
動輪がホイールスピンを起こすのを防止するためのもの
である。そして、TRC弁45は通常開かれており、車
両の前後のタイヤの回転数にある程度以上の差が生じる
と、同TRC弁45が閉じられ、エンジン出力を低下さ
せて駆動輪のホイールスピンを防ぐようになっている。
ロットル弁4の上流側近傍にはトラクションコントロー
ル弁(以下単にTRC弁という)45が設けられている
。このTRC弁45は、積雪、凍結、雨等により摩擦係
数が低くなった状態の路面を車両が走行したり、発進時
等にスロットル弁4が急激に開かれたりした場合に、駆
動輪がホイールスピンを起こすのを防止するためのもの
である。そして、TRC弁45は通常開かれており、車
両の前後のタイヤの回転数にある程度以上の差が生じる
と、同TRC弁45が閉じられ、エンジン出力を低下さ
せて駆動輪のホイールスピンを防ぐようになっている。
【0014】さらに、サージタンク2の下流側は、エン
ジン1の各気筒#1,#2,#3,#4,#5,#6毎
へ分岐された吸気マニホルド5となっている。この吸気
マニホルド5には、エンジン1の各気筒#1〜#6毎に
燃料を噴射供給する燃料噴射弁(インジェクタ)6A,
6B,6C,6D,6E,6Fがそれぞれ設けられてい
る。各インジェクタ6A〜6Fには図示しない燃料ポン
プの作動により、燃料タンク61から所定圧力の燃料が
供給されるようになっている。さらに、エンジン1の各
気筒#1〜#6に対応して、点火プラグ7A,7B,7
C,7D,7E,7Fがそれぞれ設けられている。
ジン1の各気筒#1,#2,#3,#4,#5,#6毎
へ分岐された吸気マニホルド5となっている。この吸気
マニホルド5には、エンジン1の各気筒#1〜#6毎に
燃料を噴射供給する燃料噴射弁(インジェクタ)6A,
6B,6C,6D,6E,6Fがそれぞれ設けられてい
る。各インジェクタ6A〜6Fには図示しない燃料ポン
プの作動により、燃料タンク61から所定圧力の燃料が
供給されるようになっている。さらに、エンジン1の各
気筒#1〜#6に対応して、点火プラグ7A,7B,7
C,7D,7E,7Fがそれぞれ設けられている。
【0015】一方、エンジン1の排気系には、排気マニ
ホルド8が設けられている。この排気マニホルド8は排
気干渉を伴わない気筒群#1〜#3と、気筒群#4〜#
6との2つに集合され、その集合部8a,8bが連通路
9によって互いに連通されている。エンジン1の吸気系
及び排気系には、過給機としての主ターボチャージャ1
0及び副ターボチャージャ11がそれぞれ並列に設けら
れている。すなわち、主・副の各ターボチャージャ10
,11を構成する各タービン10a,11aは、その上
流側が排気マニホルド8の各集合部8a,8bにそれぞ
れ連通されている。つまり、主ターボチャージャ10に
対応してエンジン1の気筒群#1〜#3が連通され、副
ターボチャージャ11に対応してエンジン1の気筒群#
4〜#6が連通されている。また、各タービン10a,
11aの下流側は主・副別々の排気通路12,13に連
通されている。主・副の各排気通路12,13はその下
流側にて合流し、三元触媒を内蔵してなる触媒コンバー
タ14を介して外部に連通されている。
ホルド8が設けられている。この排気マニホルド8は排
気干渉を伴わない気筒群#1〜#3と、気筒群#4〜#
6との2つに集合され、その集合部8a,8bが連通路
9によって互いに連通されている。エンジン1の吸気系
及び排気系には、過給機としての主ターボチャージャ1
0及び副ターボチャージャ11がそれぞれ並列に設けら
れている。すなわち、主・副の各ターボチャージャ10
,11を構成する各タービン10a,11aは、その上
流側が排気マニホルド8の各集合部8a,8bにそれぞ
れ連通されている。つまり、主ターボチャージャ10に
対応してエンジン1の気筒群#1〜#3が連通され、副
ターボチャージャ11に対応してエンジン1の気筒群#
4〜#6が連通されている。また、各タービン10a,
11aの下流側は主・副別々の排気通路12,13に連
通されている。主・副の各排気通路12,13はその下
流側にて合流し、三元触媒を内蔵してなる触媒コンバー
タ14を介して外部に連通されている。
【0016】一方、主・副の各ターボチャージャ10,
11を構成する各コンプレッサ10b,11bは、その
上流側が主・副別々の吸気通路15,16に連通されて
いる。主・副の各吸気通路15,16の上流側は一本の
共通吸気通路17に合流してエアクリーナ18を介し外
部に連通されている。また、各コンプレッサ10b,1
1bの下流側は主・副別々の吸気通路19,20に連通
されている。主・副の各吸気通路19,20の下流側は
一本の共通吸気通路21に合流して連通され、吸気冷却
用のインタークーラ22、さらにはスロットルボディ3
を介してサージタンク2に連通されている。
11を構成する各コンプレッサ10b,11bは、その
上流側が主・副別々の吸気通路15,16に連通されて
いる。主・副の各吸気通路15,16の上流側は一本の
共通吸気通路17に合流してエアクリーナ18を介し外
部に連通されている。また、各コンプレッサ10b,1
1bの下流側は主・副別々の吸気通路19,20に連通
されている。主・副の各吸気通路19,20の下流側は
一本の共通吸気通路21に合流して連通され、吸気冷却
用のインタークーラ22、さらにはスロットルボディ3
を介してサージタンク2に連通されている。
【0017】本実施例において、主ターボチャージャ1
0はエンジン1の低吸入空気量域から高吸入空気量域ま
で作動されるものであり、副ターボチャージャ11はエ
ンジン1の低吸入空気量域で停止され、高吸入空気量域
のみで作動されるものであり、主・副の両ターボチャー
ジャ10,11により、いわゆる「2ステージツインタ
ーボシステム」が構成されている。
0はエンジン1の低吸入空気量域から高吸入空気量域ま
で作動されるものであり、副ターボチャージャ11はエ
ンジン1の低吸入空気量域で停止され、高吸入空気量域
のみで作動されるものであり、主・副の両ターボチャー
ジャ10,11により、いわゆる「2ステージツインタ
ーボシステム」が構成されている。
【0018】主・副の両ターボチャージャ10,11の
作動・停止を可能にするために、副ターボチャージャ1
1のタービン11aに連通する副排気通路13の途中に
は、排気切替弁23が設けられている。また、副ターボ
チャージャ11のコンプレッサ11bに連通する副吸気
通路20の途中には、吸気切替弁24が設けられている
。これら排気切替弁23及び吸気切替弁24は、それぞ
れ三方式の第1及び第2のVSV25,26の開閉切替
によって駆動されるダイヤフラム式のアクチュエータ2
7,28によってそれぞれ開閉されるようになっている
。第1及び第2のVSV25,26の大気ポートにはエ
アフィルタ29を介して大気が導入され、圧力ポートに
はプレッシャータンク30から所要の高圧空気が導入さ
れるようになっている。
作動・停止を可能にするために、副ターボチャージャ1
1のタービン11aに連通する副排気通路13の途中に
は、排気切替弁23が設けられている。また、副ターボ
チャージャ11のコンプレッサ11bに連通する副吸気
通路20の途中には、吸気切替弁24が設けられている
。これら排気切替弁23及び吸気切替弁24は、それぞ
れ三方式の第1及び第2のVSV25,26の開閉切替
によって駆動されるダイヤフラム式のアクチュエータ2
7,28によってそれぞれ開閉されるようになっている
。第1及び第2のVSV25,26の大気ポートにはエ
アフィルタ29を介して大気が導入され、圧力ポートに
はプレッシャータンク30から所要の高圧空気が導入さ
れるようになっている。
【0019】従って、第1及び第2のVSV25,26
の開閉切替により、各アクチュエータ27,28のダイ
ヤフラム室27a,28aへの空気圧導入が調節される
ことにより、各アクチュエータ27,28が作動して排
気切替弁23及び吸気切替弁24がそれぞれ開閉される
。すなわち、第1のVSV25はオンされることにより
、排気切替弁23を全開とするようにアクチュエータ2
7を作動させ、オフされることにより、排気切替弁23
を全閉とするようにアクチュエータ27を作動させる。 また、第2のVSV26はオンされることにより、吸気
切替弁24を全開とするようにアクチュエータ28を作
動させ、オフされることにより、吸気切替弁24を全閉
とするようにアクチュエータ28を作動させる。そして
、排気切替弁23及び吸気切替弁24の両方が全開のと
きには、主・副の両ターボチャージャ10,11が作動
する「ダブル過給ステージ」となり、両切替弁23,2
4の両方が全閉のときには、主ターボチャージャ10の
みが作動する「シングル過給ステージ」となる。
の開閉切替により、各アクチュエータ27,28のダイ
ヤフラム室27a,28aへの空気圧導入が調節される
ことにより、各アクチュエータ27,28が作動して排
気切替弁23及び吸気切替弁24がそれぞれ開閉される
。すなわち、第1のVSV25はオンされることにより
、排気切替弁23を全開とするようにアクチュエータ2
7を作動させ、オフされることにより、排気切替弁23
を全閉とするようにアクチュエータ27を作動させる。 また、第2のVSV26はオンされることにより、吸気
切替弁24を全開とするようにアクチュエータ28を作
動させ、オフされることにより、吸気切替弁24を全閉
とするようにアクチュエータ28を作動させる。そして
、排気切替弁23及び吸気切替弁24の両方が全開のと
きには、主・副の両ターボチャージャ10,11が作動
する「ダブル過給ステージ」となり、両切替弁23,2
4の両方が全閉のときには、主ターボチャージャ10の
みが作動する「シングル過給ステージ」となる。
【0020】副ターボチャージャ11のタービン11a
に連通する副排気通路13には、排気切替弁23を迂回
して主排気通路12に連通する排気バイパス通路31が
設けられている。また、この排気バイパス通路31には
、同通路31を開閉する排気バイパス弁32が設けられ
ている。この排気バイパス弁32は、ダイヤフラム式の
アクチュエータ33によって開閉されるようになってい
る。このアクチュエータ33のダイヤフラム室33aは
、吸気切替弁24よりも下流側の副吸気通路20に連通
されるとともに、二方式の第3のVSV34を介してコ
ンプレッサ11bよりも上流側の副吸気通路16に連通
されている。そして、この第3のVSV34の開閉によ
り、ダイヤフラム室33aにコンプレッサ10bによる
過給圧の導入が調節されることにより、アクチュエータ
33が作動されて排気バイパス弁32が開閉されるよう
になっている。すなわち、第3のVSV34はデューテ
ィ制御されることにより、主ターボチャージャ10のコ
ンプレッサ10bによる過給圧の大気へのブリード量を
調整し、ダイヤフラム室33aへの作動圧を調整して排
気バイパス弁32の開度(開口量)が可変とされる。 なお、デューティ制御はデューティ比により通電時間を
制御することであり、通電、非通電の割合を変えること
により平均電流が可変制御されることである。
に連通する副排気通路13には、排気切替弁23を迂回
して主排気通路12に連通する排気バイパス通路31が
設けられている。また、この排気バイパス通路31には
、同通路31を開閉する排気バイパス弁32が設けられ
ている。この排気バイパス弁32は、ダイヤフラム式の
アクチュエータ33によって開閉されるようになってい
る。このアクチュエータ33のダイヤフラム室33aは
、吸気切替弁24よりも下流側の副吸気通路20に連通
されるとともに、二方式の第3のVSV34を介してコ
ンプレッサ11bよりも上流側の副吸気通路16に連通
されている。そして、この第3のVSV34の開閉によ
り、ダイヤフラム室33aにコンプレッサ10bによる
過給圧の導入が調節されることにより、アクチュエータ
33が作動されて排気バイパス弁32が開閉されるよう
になっている。すなわち、第3のVSV34はデューテ
ィ制御されることにより、主ターボチャージャ10のコ
ンプレッサ10bによる過給圧の大気へのブリード量を
調整し、ダイヤフラム室33aへの作動圧を調整して排
気バイパス弁32の開度(開口量)が可変とされる。 なお、デューティ制御はデューティ比により通電時間を
制御することであり、通電、非通電の割合を変えること
により平均電流が可変制御されることである。
【0021】さらに、吸気切替弁24よりも上流側の副
吸気通路20と、主ターボチャージャ10のコンプレッ
サ10bよりも上流側の主吸気通路15との間には、両
通路20,15を連通する吸気バイパス通路35が設け
られている。また、吸気バイパス通路35の一端側には
、同通路35を開閉するために、ダイヤフラム式のアク
チュエータ36によって駆動される吸気バイパス弁37
が設けられている。このアクチュエータ36は三方式の
第4のVSV38の開閉切替によって駆動される。この
第4のVSV38の大気ポートにはエアフィルタ29を
介して大気が導入され、圧力ポートにはプレッシャータ
ンク30から所要の高圧空気が導入されるようになって
いる。
吸気通路20と、主ターボチャージャ10のコンプレッ
サ10bよりも上流側の主吸気通路15との間には、両
通路20,15を連通する吸気バイパス通路35が設け
られている。また、吸気バイパス通路35の一端側には
、同通路35を開閉するために、ダイヤフラム式のアク
チュエータ36によって駆動される吸気バイパス弁37
が設けられている。このアクチュエータ36は三方式の
第4のVSV38の開閉切替によって駆動される。この
第4のVSV38の大気ポートにはエアフィルタ29を
介して大気が導入され、圧力ポートにはプレッシャータ
ンク30から所要の高圧空気が導入されるようになって
いる。
【0022】従って、第4のVSV38の開閉切替に基
づき、アクチュエータ36のダイヤフラム室36aへの
空気圧の導入が調節されることにより、アクチュエータ
36が作動して吸気バイパス弁37が開閉される。すな
わち、第4のVSV38はオンされることにより、吸気
バイパス弁37を全閉とするようにアクチュエータ36
を作動させ、オフされることにより、吸気バイパス弁3
7を全開とするようにアクチュエータ36を作動させる
。この吸気バイパス通路35は主ターボチャージャ10
のみの作動から、主・副の両ターボチャージャ10,1
1の作動への切り替えをスムーズにするために開かれる
通路である。
づき、アクチュエータ36のダイヤフラム室36aへの
空気圧の導入が調節されることにより、アクチュエータ
36が作動して吸気バイパス弁37が開閉される。すな
わち、第4のVSV38はオンされることにより、吸気
バイパス弁37を全閉とするようにアクチュエータ36
を作動させ、オフされることにより、吸気バイパス弁3
7を全開とするようにアクチュエータ36を作動させる
。この吸気バイパス通路35は主ターボチャージャ10
のみの作動から、主・副の両ターボチャージャ10,1
1の作動への切り替えをスムーズにするために開かれる
通路である。
【0023】なお、プレッシャータンク30の圧力ポー
トはインタークーラ22よりも上流側の共通吸気通路2
1に連通されており、同プレッシャータンク30に対し
て主ターボチャージャ10による過給圧が供給されるよ
うになっている。また、副吸気通路20において吸気切
替弁24の上流側と下流側とを連通させるバイパス通路
39には、リード弁40が設けられている。そして、副
ターボチャージャ11のコンプレッサ11bの出口圧力
が主ターボチャージャ10のそれよりも大きくなったと
き、そのバイパス通路39及びリード弁40を介して吸
気切替弁24の上流側から下流側へと空気がバイパスさ
れるようになっている。
トはインタークーラ22よりも上流側の共通吸気通路2
1に連通されており、同プレッシャータンク30に対し
て主ターボチャージャ10による過給圧が供給されるよ
うになっている。また、副吸気通路20において吸気切
替弁24の上流側と下流側とを連通させるバイパス通路
39には、リード弁40が設けられている。そして、副
ターボチャージャ11のコンプレッサ11bの出口圧力
が主ターボチャージャ10のそれよりも大きくなったと
き、そのバイパス通路39及びリード弁40を介して吸
気切替弁24の上流側から下流側へと空気がバイパスさ
れるようになっている。
【0024】一方、主ターボチャージャ10において、
タービン10aの上流側と下流側との間にはウェイスト
ゲート通路41が設けられている。また、このウェイス
トゲート通路41には、同通路41を開閉するウェイス
トゲート弁42が設けられている。このウェイストゲー
ト弁42は、主ターボチャージャ10による過給圧が予
め設定された圧力を越えることを防止するために、その
タービン10aへの流入排気ガスを、タービン10aの
出口側へバイパスしてタービン10aの出力を調節し、
主ターボチャージャ10による過給圧をコントロールす
るためのものである。そして、ウェイストゲート弁42
はダイヤフラム式のアクチュエータ43によって開閉さ
れるようになっている。このアクチュエータ43のダイ
ヤフラム室43aは、コンプレッサ10bよりも下流側
の主吸気通路19に連通されるとともに、二方式の第5
のVSV44を介してコンプレッサ10bよりも上流側
の主吸気通路15に連通されている。そして、その第5
のVSV44の開閉により、ダイヤフラム室43aにコ
ンプレッサ10bによる過給圧の導入が調節されること
により、アクチュエータ43が作動してウェイストゲー
ト弁42が開閉される。すなわち、第5のVSV44は
デューティ制御されることにより、過給圧の大気へのブ
リード量を調整し、ダイヤフラム室43aの作動圧を調
整してウェイストゲート弁42の開度(開口量)が可変
とされる。
タービン10aの上流側と下流側との間にはウェイスト
ゲート通路41が設けられている。また、このウェイス
トゲート通路41には、同通路41を開閉するウェイス
トゲート弁42が設けられている。このウェイストゲー
ト弁42は、主ターボチャージャ10による過給圧が予
め設定された圧力を越えることを防止するために、その
タービン10aへの流入排気ガスを、タービン10aの
出口側へバイパスしてタービン10aの出力を調節し、
主ターボチャージャ10による過給圧をコントロールす
るためのものである。そして、ウェイストゲート弁42
はダイヤフラム式のアクチュエータ43によって開閉さ
れるようになっている。このアクチュエータ43のダイ
ヤフラム室43aは、コンプレッサ10bよりも下流側
の主吸気通路19に連通されるとともに、二方式の第5
のVSV44を介してコンプレッサ10bよりも上流側
の主吸気通路15に連通されている。そして、その第5
のVSV44の開閉により、ダイヤフラム室43aにコ
ンプレッサ10bによる過給圧の導入が調節されること
により、アクチュエータ43が作動してウェイストゲー
ト弁42が開閉される。すなわち、第5のVSV44は
デューティ制御されることにより、過給圧の大気へのブ
リード量を調整し、ダイヤフラム室43aの作動圧を調
整してウェイストゲート弁42の開度(開口量)が可変
とされる。
【0025】そして、エンジン1はエアクリーナ18を
通じて導入される外気を、共通吸気通路17、主・副の
各吸気通路15,16、主・副の各ターボチャージャ1
0,11のコンプレッサ10b,11b、インタークー
ラ22、サージタンク2及び吸気マニホルド5等を通じ
て取り込む。また、その外気の取り込みと同時に、エン
ジン1は各インジェクタ6A〜6Fから噴射される燃料
を取り込む。さらに、エンジン1はその取り込んだ燃料
と外気との混合気を各気筒#1〜#6の燃焼室にて爆発
・燃焼させて駆動力を得た後、その排気ガスを排気マニ
ホルド8、主・副の各ターボチャージャ10,11のタ
ービン10a,11a、主・副の各排気通路12,13
及び触媒コンバータ14を介して外部へ排出させる。
通じて導入される外気を、共通吸気通路17、主・副の
各吸気通路15,16、主・副の各ターボチャージャ1
0,11のコンプレッサ10b,11b、インタークー
ラ22、サージタンク2及び吸気マニホルド5等を通じ
て取り込む。また、その外気の取り込みと同時に、エン
ジン1は各インジェクタ6A〜6Fから噴射される燃料
を取り込む。さらに、エンジン1はその取り込んだ燃料
と外気との混合気を各気筒#1〜#6の燃焼室にて爆発
・燃焼させて駆動力を得た後、その排気ガスを排気マニ
ホルド8、主・副の各ターボチャージャ10,11のタ
ービン10a,11a、主・副の各排気通路12,13
及び触媒コンバータ14を介して外部へ排出させる。
【0026】エンジン1の運転状態を検出するセンサと
しては、スロットルボディ3においてスロットル弁4の
開度(スロットル開度)を検出するスロットル開度セン
サ51が設けられている。サージタンク2には、同タン
ク2内における吸気圧を検出する吸気圧センサ52が設
けられている。エアクリーナ18の下流側には、共通吸
気通路17を通過する吸気流量を測定する周知の可動ベ
ーン式エアフローメータ53が設けられている。また、
エンジン1には、その冷却水の温度(冷却水温)を検出
する水温センサ54が設けられている。さらに、主・副
の両排気通路12,13の合流部近傍には、排気中の酸
素濃度を検出する酸素センサ55が設けられている。こ
の酸素センサ55は主排気通路12にオフセットした位
置に配置されている。
しては、スロットルボディ3においてスロットル弁4の
開度(スロットル開度)を検出するスロットル開度セン
サ51が設けられている。サージタンク2には、同タン
ク2内における吸気圧を検出する吸気圧センサ52が設
けられている。エアクリーナ18の下流側には、共通吸
気通路17を通過する吸気流量を測定する周知の可動ベ
ーン式エアフローメータ53が設けられている。また、
エンジン1には、その冷却水の温度(冷却水温)を検出
する水温センサ54が設けられている。さらに、主・副
の両排気通路12,13の合流部近傍には、排気中の酸
素濃度を検出する酸素センサ55が設けられている。こ
の酸素センサ55は主排気通路12にオフセットした位
置に配置されている。
【0027】エンジン1の各気筒#1〜#6毎に設けら
れた各点火プラグ7A〜7Fには、ディストリビュータ
48にて分配された点火信号が印加される。ディストリ
ビュータ48はイグナイタ49から出力される高電圧を
エンジン1のクランク角に同期して各点火プラグ7A〜
7Fに分配するためのものである。そして、各点火プラ
グ7A〜7Fの点火タイミングは、イグナイタ49から
の高電圧出力タイミングにより決定される。
れた各点火プラグ7A〜7Fには、ディストリビュータ
48にて分配された点火信号が印加される。ディストリ
ビュータ48はイグナイタ49から出力される高電圧を
エンジン1のクランク角に同期して各点火プラグ7A〜
7Fに分配するためのものである。そして、各点火プラ
グ7A〜7Fの点火タイミングは、イグナイタ49から
の高電圧出力タイミングにより決定される。
【0028】ディストリビュータ48にはエンジン1の
回転に連動して回転される図示しないロータが内蔵され
ている。そして、このディストリビュータ48には、ロ
ータの回転からエンジン回転数NEを検出する回転数セ
ンサ56が設けられている。同じくディストリビュータ
48には、ロータの回転に応じてエンジン1のクランク
角の変化を所定の割合で検出する気筒判別センサ57が
それぞれ取付けられている。本実施例では、1行程に対
してエンジン1が2回転するものとして、気筒判別セン
サ57は360°CAの割合でクランク角を検出するよ
うになっている。また、エンジン1に駆動連結された図
示しないトランスミッションには、車速を検出するため
の車速センサ58が設けられている。
回転に連動して回転される図示しないロータが内蔵され
ている。そして、このディストリビュータ48には、ロ
ータの回転からエンジン回転数NEを検出する回転数セ
ンサ56が設けられている。同じくディストリビュータ
48には、ロータの回転に応じてエンジン1のクランク
角の変化を所定の割合で検出する気筒判別センサ57が
それぞれ取付けられている。本実施例では、1行程に対
してエンジン1が2回転するものとして、気筒判別セン
サ57は360°CAの割合でクランク角を検出するよ
うになっている。また、エンジン1に駆動連結された図
示しないトランスミッションには、車速を検出するため
の車速センサ58が設けられている。
【0029】加えて、本実施例のエンジン1には図1,
2に示すような蒸発燃料制御装置が設けられている。車
両に搭載された燃料タンク61にはチャコールキャニス
タ62が接続されており、同燃料タンク61で発生した
蒸発燃料が、通路63を通ってチャコールキャニスタ6
2に導かれるようになっている。チャコールキャニスタ
62は、活性炭が収納された蒸発燃料の吸着容器であり
、前記蒸発燃料がこの活性炭に一旦吸着されるようにな
っている。
2に示すような蒸発燃料制御装置が設けられている。車
両に搭載された燃料タンク61にはチャコールキャニス
タ62が接続されており、同燃料タンク61で発生した
蒸発燃料が、通路63を通ってチャコールキャニスタ6
2に導かれるようになっている。チャコールキャニスタ
62は、活性炭が収納された蒸発燃料の吸着容器であり
、前記蒸発燃料がこの活性炭に一旦吸着されるようにな
っている。
【0030】前記チャコールキャニスタ62内の蒸発燃
料をエンジン1へ導くために、本実施例では2つのパー
ジ通路が設けられている。一方は、チャコールキャニス
タ62とスロットル弁4下流のサージタンク2とを連通
させる主パージ通路64であり、他方はチャコールキャ
ニスタ62と主ターボチャージャ10のコンプレッサ1
0b上流の主吸気通路15とを連通させる副パージ通路
65である。
料をエンジン1へ導くために、本実施例では2つのパー
ジ通路が設けられている。一方は、チャコールキャニス
タ62とスロットル弁4下流のサージタンク2とを連通
させる主パージ通路64であり、他方はチャコールキャ
ニスタ62と主ターボチャージャ10のコンプレッサ1
0b上流の主吸気通路15とを連通させる副パージ通路
65である。
【0031】前記主パージ通路64の途中には、パージ
用開閉弁としてのパージ用VSV66が介装されている
。パージ用VSV66は、前記主パージ通路64を開閉
することにより、前記チャコールキャニスタ62からサ
ージタンク2へ導かれる蒸発燃料のパージ量を調節する
ためのものであり、同パージ用VSV66はデューティ
制御される。
用開閉弁としてのパージ用VSV66が介装されている
。パージ用VSV66は、前記主パージ通路64を開閉
することにより、前記チャコールキャニスタ62からサ
ージタンク2へ導かれる蒸発燃料のパージ量を調節する
ためのものであり、同パージ用VSV66はデューティ
制御される。
【0032】前記主パージ通路64において、パージ用
VSV66とチャコールキャニスタ62との間には、フ
ェイルセーフ用開閉弁としての第1のVCV67が同パ
ージ用VSV66に対し直列に介装されている。第1の
VCV67は、前記パージ用VSV66の開放故障時に
おけるフェイルセーフとして、スロットル弁4の全閉時
に同スロットル弁4の下流側の吸気管負圧に基づいて閉
弁し、主パージ通路64を強制的に閉じるためのもので
ある。
VSV66とチャコールキャニスタ62との間には、フ
ェイルセーフ用開閉弁としての第1のVCV67が同パ
ージ用VSV66に対し直列に介装されている。第1の
VCV67は、前記パージ用VSV66の開放故障時に
おけるフェイルセーフとして、スロットル弁4の全閉時
に同スロットル弁4の下流側の吸気管負圧に基づいて閉
弁し、主パージ通路64を強制的に閉じるためのもので
ある。
【0033】すなわち、第1のVCV67の本体ケーシ
ング68の内部は上下一対の空間に区画されており、下
側の空間は主パージ通路64に連通している。主パージ
通路64を開閉するために、上側の空間にはダイヤフラ
ム69が張設され、同上側の空間がさらにダイヤフラム
69によって上室70と下室71とに仕切られている。 ダイヤフラム69には下側の空間へ突出する弁体72が
連結されている。また、前記上室70内にはスプリング
73が配設され、このスプリング73は弁体72が主パ
ージ通路64を開くように、前記ダイヤフラム69を常
に下方へ付勢している。
ング68の内部は上下一対の空間に区画されており、下
側の空間は主パージ通路64に連通している。主パージ
通路64を開閉するために、上側の空間にはダイヤフラ
ム69が張設され、同上側の空間がさらにダイヤフラム
69によって上室70と下室71とに仕切られている。 ダイヤフラム69には下側の空間へ突出する弁体72が
連結されている。また、前記上室70内にはスプリング
73が配設され、このスプリング73は弁体72が主パ
ージ通路64を開くように、前記ダイヤフラム69を常
に下方へ付勢している。
【0034】前記上室70は、制御圧力通路74を介し
てスロットル弁4よりも下流側のスロットルボディ3に
連通されている。スロットルボディ3に開口する制御圧
力通路74のポート74aの位置は、スロットル弁4の
全閉時にサージタンク2内の吸気管負圧が作用し、スロ
ットル弁4の開放時には大気圧が作用するように設定さ
れている。
てスロットル弁4よりも下流側のスロットルボディ3に
連通されている。スロットルボディ3に開口する制御圧
力通路74のポート74aの位置は、スロットル弁4の
全閉時にサージタンク2内の吸気管負圧が作用し、スロ
ットル弁4の開放時には大気圧が作用するように設定さ
れている。
【0035】さらに、制御圧力通路74の途中には、同
通路74に正圧が作用したときにその正圧が第1のVC
V67の上室70に作用するのを防ぐためのチェック弁
75が設けられている。そして、このチェック弁75に
より前記上室70には、そのダイヤフラム69を上方へ
変位させる吸気管負圧のみが作用し、ダイヤフラム69
を押し下げて反転させるような正圧が作用しないように
なっている。
通路74に正圧が作用したときにその正圧が第1のVC
V67の上室70に作用するのを防ぐためのチェック弁
75が設けられている。そして、このチェック弁75に
より前記上室70には、そのダイヤフラム69を上方へ
変位させる吸気管負圧のみが作用し、ダイヤフラム69
を押し下げて反転させるような正圧が作用しないように
なっている。
【0036】また、前記上室70は、通路76を介して
主・副両ターボチャージャ10,11の上流側の共通吸
気通路17と連通している。前記通路76の途中には、
吸気の流れを制限する絞り(オリフィス)77aとチェ
ック弁77bとを有する絞り弁77が設けられている。 このようにチェック弁77bを設けたのは、スロットル
弁4が急激に閉じられたときの吸気の逆流を考慮したた
めである。
主・副両ターボチャージャ10,11の上流側の共通吸
気通路17と連通している。前記通路76の途中には、
吸気の流れを制限する絞り(オリフィス)77aとチェ
ック弁77bとを有する絞り弁77が設けられている。 このようにチェック弁77bを設けたのは、スロットル
弁4が急激に閉じられたときの吸気の逆流を考慮したた
めである。
【0037】一方、第1のVCV67における下室71
は、通路78を介し、主・副ターボチャージャ10,1
1のコンプレッサ10b,11b下流近傍の共通吸気通
路21に連通されている。そして、主・副ターボチャー
ジャ10,11による過給域では、コンプレッサ10b
,11bの過給圧が下室71に導かれ、同過給圧がスプ
リング73の付勢力に打ち勝つと、第1のVCV67の
弁体72を閉弁させるようにダイヤフラム69が上方へ
押圧される。
は、通路78を介し、主・副ターボチャージャ10,1
1のコンプレッサ10b,11b下流近傍の共通吸気通
路21に連通されている。そして、主・副ターボチャー
ジャ10,11による過給域では、コンプレッサ10b
,11bの過給圧が下室71に導かれ、同過給圧がスプ
リング73の付勢力に打ち勝つと、第1のVCV67の
弁体72を閉弁させるようにダイヤフラム69が上方へ
押圧される。
【0038】さらに、主パージ通路64の途中から分岐
してコンプレッサ10bの直上流に連結された副パージ
通路65の途中には、前記第1のVCV67と同様な構
成をなす第2のVCV79が介装されている。すなわち
、第2のVCV79の本体ケーシング80は、ダイヤフ
ラム81が張設された上側の空間と、副パージ通路65
に連通された下側の空間とに区画されている。ダイヤフ
ラム81には弁体82が連結されている。また、弁体8
2が副パージ通路65を閉じるように、ダイヤフラム8
1はスプリング83によって常に上方へ付勢されている
。
してコンプレッサ10bの直上流に連結された副パージ
通路65の途中には、前記第1のVCV67と同様な構
成をなす第2のVCV79が介装されている。すなわち
、第2のVCV79の本体ケーシング80は、ダイヤフ
ラム81が張設された上側の空間と、副パージ通路65
に連通された下側の空間とに区画されている。ダイヤフ
ラム81には弁体82が連結されている。また、弁体8
2が副パージ通路65を閉じるように、ダイヤフラム8
1はスプリング83によって常に上方へ付勢されている
。
【0039】第2のVCV79の上側の空間において、
ダイヤフラム81よりも上側のダイヤフラム室84は、
通路85を介して、主・副ターボチャージャ10,11
のコンプレッサ10b,11b下流近傍の共通吸気通路
21に連通されている。そして、主・副ターボチャージ
ャ10,11による過給域では、コンプレッサ10b,
11bの過給圧がダイヤフラム室84に導かれ、同過給
圧がスプリング83の付勢力に打ち勝つと、弁体82を
開弁させるようにダイヤフラム81が下方へ押圧される
。
ダイヤフラム81よりも上側のダイヤフラム室84は、
通路85を介して、主・副ターボチャージャ10,11
のコンプレッサ10b,11b下流近傍の共通吸気通路
21に連通されている。そして、主・副ターボチャージ
ャ10,11による過給域では、コンプレッサ10b,
11bの過給圧がダイヤフラム室84に導かれ、同過給
圧がスプリング83の付勢力に打ち勝つと、弁体82を
開弁させるようにダイヤフラム81が下方へ押圧される
。
【0040】以上のように説明した構成部材のうち、各
インジェクタ6A〜6F、イグナイタ49、第1〜第5
のVSV25,26,34,38,44及びパージ用V
SV66は、電子制御装置(以下単に「ECU」という
)91に電気的に接続され、同ECU91の作動によっ
てそれらの駆動タイミングが制御されるようになってい
る。
インジェクタ6A〜6F、イグナイタ49、第1〜第5
のVSV25,26,34,38,44及びパージ用V
SV66は、電子制御装置(以下単に「ECU」という
)91に電気的に接続され、同ECU91の作動によっ
てそれらの駆動タイミングが制御されるようになってい
る。
【0041】次に、ECU91の構成について図3のブ
ロック図に従って説明する。ECU91は中央処理装置
(CPU)92、所定の制御プログラム等を予め記憶し
た読み出し専用メモリ(ROM)93、CPU92の演
算結果等を一時記憶するランダムアクセスメモリ(RA
M)94、予め記憶されたデータを保存するバックアッ
プRAM95等と、これら各部と外部入力回路96、外
部出力回路97等とをバス98によって接続した論理演
算回路として構成されている。
ロック図に従って説明する。ECU91は中央処理装置
(CPU)92、所定の制御プログラム等を予め記憶し
た読み出し専用メモリ(ROM)93、CPU92の演
算結果等を一時記憶するランダムアクセスメモリ(RA
M)94、予め記憶されたデータを保存するバックアッ
プRAM95等と、これら各部と外部入力回路96、外
部出力回路97等とをバス98によって接続した論理演
算回路として構成されている。
【0042】外部入力回路96には、前述したスロット
ル開度センサ51、吸気圧センサ52、エアフローメー
タ53、水温センサ54、酸素センサ55、回転数セン
サ56、気筒判別センサ57及び車速センサ58等がそ
れぞれ接続されている。そして、CPU92は外部入力
回路96を介してエアフローメータ53及び各センサ5
1,52,54〜58からの出力信号を入力値として読
み込む。
ル開度センサ51、吸気圧センサ52、エアフローメー
タ53、水温センサ54、酸素センサ55、回転数セン
サ56、気筒判別センサ57及び車速センサ58等がそ
れぞれ接続されている。そして、CPU92は外部入力
回路96を介してエアフローメータ53及び各センサ5
1,52,54〜58からの出力信号を入力値として読
み込む。
【0043】また、CPU92は、これらの入力値に基
づいて、外部出力回路97に接続された各インジェクタ
6A〜6F、イグナイタ49、第1〜第5のVSV25
,26,34,38,44及びパージ用VSV66を好
適に制御する。なお、本実施例において、燃料噴射は各
気筒#1〜#6毎の独立噴射となっており、各インジェ
クタ6A〜6Fは各気筒#1〜#6の噴射タイミングが
到来した時に個々に駆動制御されるようになっている。
づいて、外部出力回路97に接続された各インジェクタ
6A〜6F、イグナイタ49、第1〜第5のVSV25
,26,34,38,44及びパージ用VSV66を好
適に制御する。なお、本実施例において、燃料噴射は各
気筒#1〜#6毎の独立噴射となっており、各インジェ
クタ6A〜6Fは各気筒#1〜#6の噴射タイミングが
到来した時に個々に駆動制御されるようになっている。
【0044】上記のように構成された過給機付ガソリン
エンジンシステムにおいて、ECU91はエアフローメ
ータ53及び各センサ51,52,54〜58からの入
力値に基づきその時々の運転状態を判断し、その運転状
態に応じて主ターボチャージャ10及び副ターボチャー
ジャ11の作動を次のように制御する。まず、エンジン
1の運転状態が低速域で、かつ高負荷域である場合には
、ECU91は排気切替弁23及び吸気切替弁24がと
もに閉じるように、第1及び第2のVSV25,26を
切替制御する。これによって、主ターボチャージャ10
のみが作動される「シングル過給ステージ」となる。 この「シングル過給ステージ」において、エンジン1か
らの排気ガスは、図4に矢印で示すように、主ターボチ
ャージャ10のみを流れ、そのタービン10aを回転駆
動させる。さらに、そのタービン10aを通過した排気
ガスは、主排気通路12を経て主・副の両排気通路12
,13の合流部に至り、さらに下流の触媒コンバータ1
4を通過して外部へと排出される。このように、低吸入
空気量域で「シングル過給ステージ」とする理由は、低
速域では主ターボチャージャ10のみによる過給特性の
方が主・副の両ターボチャージャ10,11による過給
特性よりも優れているからである。そして、このような
「シングル過給ステージ」にすることより、エンジン1
のトルクの立ち上がりが速くなり、低速域のレスポンス
を大幅に良くすることができる。
エンジンシステムにおいて、ECU91はエアフローメ
ータ53及び各センサ51,52,54〜58からの入
力値に基づきその時々の運転状態を判断し、その運転状
態に応じて主ターボチャージャ10及び副ターボチャー
ジャ11の作動を次のように制御する。まず、エンジン
1の運転状態が低速域で、かつ高負荷域である場合には
、ECU91は排気切替弁23及び吸気切替弁24がと
もに閉じるように、第1及び第2のVSV25,26を
切替制御する。これによって、主ターボチャージャ10
のみが作動される「シングル過給ステージ」となる。 この「シングル過給ステージ」において、エンジン1か
らの排気ガスは、図4に矢印で示すように、主ターボチ
ャージャ10のみを流れ、そのタービン10aを回転駆
動させる。さらに、そのタービン10aを通過した排気
ガスは、主排気通路12を経て主・副の両排気通路12
,13の合流部に至り、さらに下流の触媒コンバータ1
4を通過して外部へと排出される。このように、低吸入
空気量域で「シングル過給ステージ」とする理由は、低
速域では主ターボチャージャ10のみによる過給特性の
方が主・副の両ターボチャージャ10,11による過給
特性よりも優れているからである。そして、このような
「シングル過給ステージ」にすることより、エンジン1
のトルクの立ち上がりが速くなり、低速域のレスポンス
を大幅に良くすることができる。
【0045】さらに、エンジン1の運転状態が低速域で
、かつ低負荷域である場合には、ECU91は排気切替
弁23が閉じたままで吸気切替弁24のみが開かれるよ
うに、第1及び第2のVSV25,26を切替制御する
。これによって、「シングル過給ステージ」のままで、
主・副の両吸気通路15,16がともに開かれ、主ター
ボチャージャ10のみの作動による吸気抵抗の増大を抑
えることができる。そして、このようにすることにより
、低負荷域からの加速初期における過給圧の立ち上がり
特性、運転上のレスポンスを改善することができる。
、かつ低負荷域である場合には、ECU91は排気切替
弁23が閉じたままで吸気切替弁24のみが開かれるよ
うに、第1及び第2のVSV25,26を切替制御する
。これによって、「シングル過給ステージ」のままで、
主・副の両吸気通路15,16がともに開かれ、主ター
ボチャージャ10のみの作動による吸気抵抗の増大を抑
えることができる。そして、このようにすることにより
、低負荷域からの加速初期における過給圧の立ち上がり
特性、運転上のレスポンスを改善することができる。
【0046】また、エンジン1の運転状態が低吸入空気
量域から高吸入空気量域へ移行する場合、すなわち「シ
ングル過給ステージ」から「ダブル過給ステージ」へ切
り替わる場合には、ECU91は排気切替弁23及び吸
気切替弁24がともに開かれるように、第1及び第2の
VSV25,26を切替制御する。この際、排気切替弁
23が閉じられているときに排気バイパス弁32を開く
ように、ECU91が第3のVSV34を切替制御する
。すなわち、排気ガスの一部を副ターボチャージャ11
に流すことにより、副ターボチャージャ11の助走回転
数を高めて、ステージ切り替えをよりスムーズに行うこ
とができる。併せて、吸気バイパス弁37を開くように
、ECU91が第4のVSV38を切替制御することに
より、ステージ切り替えをさらにスムーズに行うことが
できる。
量域から高吸入空気量域へ移行する場合、すなわち「シ
ングル過給ステージ」から「ダブル過給ステージ」へ切
り替わる場合には、ECU91は排気切替弁23及び吸
気切替弁24がともに開かれるように、第1及び第2の
VSV25,26を切替制御する。この際、排気切替弁
23が閉じられているときに排気バイパス弁32を開く
ように、ECU91が第3のVSV34を切替制御する
。すなわち、排気ガスの一部を副ターボチャージャ11
に流すことにより、副ターボチャージャ11の助走回転
数を高めて、ステージ切り替えをよりスムーズに行うこ
とができる。併せて、吸気バイパス弁37を開くように
、ECU91が第4のVSV38を切替制御することに
より、ステージ切り替えをさらにスムーズに行うことが
できる。
【0047】一方、エンジン1の運転状態が高吸入空気
量域の場合には、排気切替弁23と吸気切替弁24がと
もに開かれたままで、かつ排気バイパス弁32が閉じら
れるように、ECU91は第1〜第3のVSV25,2
6,34を切替制御する。これによって、主・副の両タ
ーボチャージャ10,11により過給が行われる「ダブ
ル過給ステージ」の状態が保持される。この「ダブル過
給ステージ」において、エンジン1からの排気ガスは、
図5に矢印で示すように、主・副の両ターボチャージャ
10,11を流れ、各タービン10a,11aを回転駆
動させる。さらに、各タービン10a,11aを通過し
た排気ガスは、主・副の両排気通路12,13を経てそ
れらの合流部に至り、さらに下流の触媒コンバータ14
を通過して外部へと流れる。このように、「ダブル過給
ステージ」とすることにより、主・副の両ターボチャー
ジャ10,11の両コンプレッサ10b,11bによっ
て充分な過給圧が得られ、高速域におけるエンジン1の
出力が向上される。そして、このときの過給圧が例えば
「+500mmHg」を越えないように、ウェイストゲ
ート弁42を開閉させるように、ECU91は第5のV
SV44を駆動制御(デューティ制御)する。
量域の場合には、排気切替弁23と吸気切替弁24がと
もに開かれたままで、かつ排気バイパス弁32が閉じら
れるように、ECU91は第1〜第3のVSV25,2
6,34を切替制御する。これによって、主・副の両タ
ーボチャージャ10,11により過給が行われる「ダブ
ル過給ステージ」の状態が保持される。この「ダブル過
給ステージ」において、エンジン1からの排気ガスは、
図5に矢印で示すように、主・副の両ターボチャージャ
10,11を流れ、各タービン10a,11aを回転駆
動させる。さらに、各タービン10a,11aを通過し
た排気ガスは、主・副の両排気通路12,13を経てそ
れらの合流部に至り、さらに下流の触媒コンバータ14
を通過して外部へと流れる。このように、「ダブル過給
ステージ」とすることにより、主・副の両ターボチャー
ジャ10,11の両コンプレッサ10b,11bによっ
て充分な過給圧が得られ、高速域におけるエンジン1の
出力が向上される。そして、このときの過給圧が例えば
「+500mmHg」を越えないように、ウェイストゲ
ート弁42を開閉させるように、ECU91は第5のV
SV44を駆動制御(デューティ制御)する。
【0048】次に、上記蒸発燃料制御装置の作用につい
て説明する。図2はアイドル運転時等のスロットル全閉
時の蒸発燃料制御装置を示している。この時にはパージ
用VSV66が全閉に制御される。また、スロットル弁
4下流のサージタンク2内が負圧であるため、第1のV
CV67の上室70に負圧が作用し、スプリング73の
付勢力に抗してダイヤフラム69が上方へ吸引され、弁
体72が持ち上げられる。また、第2のVCV79では
、コンプレッサ10b,11bによる過給圧がダイヤフ
ラム室84に作用しないために、弁体82がスプリング
83によって持ち上げられたままである。従って、主パ
ージ通路64はパージ用VSV66及び第1のVCV6
7によって閉じられ、副パージ通路65は第2のVCV
79によって閉じられている。これにより、チャコール
キャニスタ62に吸着された蒸発燃料が主・副パージ通
路64,65を通ってエンジン1側へパージすることが
阻止される。
て説明する。図2はアイドル運転時等のスロットル全閉
時の蒸発燃料制御装置を示している。この時にはパージ
用VSV66が全閉に制御される。また、スロットル弁
4下流のサージタンク2内が負圧であるため、第1のV
CV67の上室70に負圧が作用し、スプリング73の
付勢力に抗してダイヤフラム69が上方へ吸引され、弁
体72が持ち上げられる。また、第2のVCV79では
、コンプレッサ10b,11bによる過給圧がダイヤフ
ラム室84に作用しないために、弁体82がスプリング
83によって持ち上げられたままである。従って、主パ
ージ通路64はパージ用VSV66及び第1のVCV6
7によって閉じられ、副パージ通路65は第2のVCV
79によって閉じられている。これにより、チャコール
キャニスタ62に吸着された蒸発燃料が主・副パージ通
路64,65を通ってエンジン1側へパージすることが
阻止される。
【0049】前記状態から図6に示すようにスロットル
弁4が開かれるとパージ用VSV66が開かれる。また
、制御圧力通路74がスロットル弁4の直上流と連通さ
れて大気圧となる。このとき、第1のVCV67の上室
70とチェック弁75との間に存在する負圧は、絞り弁
77を介して大気圧側へ逃がされる。そのため、第1の
VCV67のダイヤフラム69はスプリング73の付勢
力により下方へ押圧され、弁体72が主パージ通路64
を開放する。また、このときには第2のVCV79の弁
体82は副パージ通路65を閉じたままである。従って
、このときサージタンク2内が負圧であると、チャコー
ルキャニスタ62に吸着されていた蒸発燃料は、主パー
ジ通路64を通ってサージタンク2に導かれる。
弁4が開かれるとパージ用VSV66が開かれる。また
、制御圧力通路74がスロットル弁4の直上流と連通さ
れて大気圧となる。このとき、第1のVCV67の上室
70とチェック弁75との間に存在する負圧は、絞り弁
77を介して大気圧側へ逃がされる。そのため、第1の
VCV67のダイヤフラム69はスプリング73の付勢
力により下方へ押圧され、弁体72が主パージ通路64
を開放する。また、このときには第2のVCV79の弁
体82は副パージ通路65を閉じたままである。従って
、このときサージタンク2内が負圧であると、チャコー
ルキャニスタ62に吸着されていた蒸発燃料は、主パー
ジ通路64を通ってサージタンク2に導かれる。
【0050】このときの蒸発燃料のパージ量はパージ用
VSV66のデューティ制御によって調整される。すな
わち、ECU91はエアフローメータ53及びエンジン
回転数センサ56からの信号によりエンジン1回転当た
りの吸入空気量(GN)を算出し、この値(GN)とエ
ンジン回転数(NE)とに基づき図示しないマップから
デューティ比を求め、パージ用VSV66をデューティ
制御する。
VSV66のデューティ制御によって調整される。すな
わち、ECU91はエアフローメータ53及びエンジン
回転数センサ56からの信号によりエンジン1回転当た
りの吸入空気量(GN)を算出し、この値(GN)とエ
ンジン回転数(NE)とに基づき図示しないマップから
デューティ比を求め、パージ用VSV66をデューティ
制御する。
【0051】図7に示すように、主・副両ターボチャー
ジャ10,11の過給作動によりサージタンク2内が正
圧になると、パージ用VSV66が全閉状態になる。こ
のとき、制御圧力通路74にはチェック弁75が設けら
れているので、第1のVCV67の上室70には正圧が
作用しない。さらに、本実施例では、第1のVCV67
の下室71と主・副両ターボチャージャ10,11下流
近傍の共通吸気通路21とが通路78によって連通され
ているので、コンプレッサ10b,11bによる過給圧
が下室71に導かれる。この過給圧がスプリング73の
付勢力に抗してダイヤフラム69を上方へ押圧するので
、弁体72が持ち上げられて主パージ通路64が閉じら
れる。
ジャ10,11の過給作動によりサージタンク2内が正
圧になると、パージ用VSV66が全閉状態になる。こ
のとき、制御圧力通路74にはチェック弁75が設けら
れているので、第1のVCV67の上室70には正圧が
作用しない。さらに、本実施例では、第1のVCV67
の下室71と主・副両ターボチャージャ10,11下流
近傍の共通吸気通路21とが通路78によって連通され
ているので、コンプレッサ10b,11bによる過給圧
が下室71に導かれる。この過給圧がスプリング73の
付勢力に抗してダイヤフラム69を上方へ押圧するので
、弁体72が持ち上げられて主パージ通路64が閉じら
れる。
【0052】一方、第2のVCV79のダイヤフラム室
84にも主・副ターボチャージャ10,11の過給作動
による正圧が導かれるので、スプリング83の付勢力に
抗してダイヤフラム81が下方へ押圧され、弁体82が
押し下げられて、副パージ通路65が開かれる。このと
き、主ターボチャージャ10のコンプレッサ10bの上
流は若干の負圧となっている。これは、吸入空気がエア
クリーナ18を通過する際に同エアクリーナ18内のエ
レメントが抵抗となること、コンプレッサ10bが高速
で回転していること等による。このため、チャコールキ
ャニスタ62に吸着されている蒸発燃料は、副パージ通
路65を通り前記コンプレッサ10bの直上流に導かれ
パージが行われる。
84にも主・副ターボチャージャ10,11の過給作動
による正圧が導かれるので、スプリング83の付勢力に
抗してダイヤフラム81が下方へ押圧され、弁体82が
押し下げられて、副パージ通路65が開かれる。このと
き、主ターボチャージャ10のコンプレッサ10bの上
流は若干の負圧となっている。これは、吸入空気がエア
クリーナ18を通過する際に同エアクリーナ18内のエ
レメントが抵抗となること、コンプレッサ10bが高速
で回転していること等による。このため、チャコールキ
ャニスタ62に吸着されている蒸発燃料は、副パージ通
路65を通り前記コンプレッサ10bの直上流に導かれ
パージが行われる。
【0053】ところで、前記のようにサージタンク2内
が正圧となっているときに、パージ用VSV66が何ら
かの原因(例えば燃料中の固形成分等が付着する等の原
因)によって開放状態で故障すると、この正圧は主パー
ジ通路64に作用し、蒸発燃料をチャコールキャニスタ
62側へ戻そうとする。ところが、このときには既に第
1のVCV67の弁体72によって主パージ通路64が
閉じられている。これは、第1のVCV67の下室71
と共通吸気通路21とを通路78によって連通させ、コ
ンプレッサ10b,11bによる過給圧を同下室71に
導いたことによる。すなわち、圧力が負圧から正圧に切
り替わる際のタイミングを考えた場合、コンプレッサ1
0b,11bから下流へ離れる程(サージタンク2側程
)、吸気通路や同ターボチャージャ10,11による吸
気圧損が大きくなるので、サージタンク2内よりも共通
吸気通路21の方が早く負圧から正圧へ切り替わる。
が正圧となっているときに、パージ用VSV66が何ら
かの原因(例えば燃料中の固形成分等が付着する等の原
因)によって開放状態で故障すると、この正圧は主パー
ジ通路64に作用し、蒸発燃料をチャコールキャニスタ
62側へ戻そうとする。ところが、このときには既に第
1のVCV67の弁体72によって主パージ通路64が
閉じられている。これは、第1のVCV67の下室71
と共通吸気通路21とを通路78によって連通させ、コ
ンプレッサ10b,11bによる過給圧を同下室71に
導いたことによる。すなわち、圧力が負圧から正圧に切
り替わる際のタイミングを考えた場合、コンプレッサ1
0b,11bから下流へ離れる程(サージタンク2側程
)、吸気通路や同ターボチャージャ10,11による吸
気圧損が大きくなるので、サージタンク2内よりも共通
吸気通路21の方が早く負圧から正圧へ切り替わる。
【0054】このため、サージタンク2内の圧力よりも
コンプレッサ10b,11bの過給圧の方が早く立上が
り、サージタンク2内の圧力が正圧になるよりも早く第
1のVCV67の弁体72を上動させて主パージ通路6
4を閉じさせる。従って、確実に主パージ通路64が閉
じられるので、たとえ前記のようにパージ用VSV66
が開放状態で故障しても蒸発燃料がチャコールキャニス
タ62側へ戻されるおそれがない。これに伴い、従来技
術において必要であったチェック弁109が本実施例で
は不要となる。また、チェック弁109が不要となった
ことで、パージ流量やパージ流域が同チェック弁109
によって制限されることがなくなり、主パージ通路64
の径を小さくすることができる。さらに、副パージ通路
65を主パージ通路64から分岐させることが可能とな
り、主・副パージ通路64,65のチャコールキャニス
タ62からのパージ取出し口を1本にできる。
コンプレッサ10b,11bの過給圧の方が早く立上が
り、サージタンク2内の圧力が正圧になるよりも早く第
1のVCV67の弁体72を上動させて主パージ通路6
4を閉じさせる。従って、確実に主パージ通路64が閉
じられるので、たとえ前記のようにパージ用VSV66
が開放状態で故障しても蒸発燃料がチャコールキャニス
タ62側へ戻されるおそれがない。これに伴い、従来技
術において必要であったチェック弁109が本実施例で
は不要となる。また、チェック弁109が不要となった
ことで、パージ流量やパージ流域が同チェック弁109
によって制限されることがなくなり、主パージ通路64
の径を小さくすることができる。さらに、副パージ通路
65を主パージ通路64から分岐させることが可能とな
り、主・副パージ通路64,65のチャコールキャニス
タ62からのパージ取出し口を1本にできる。
【0055】また、本実施例ではコンプレッサ10b,
11bによる過給圧を、第1のVCV67の下室71と
第2のVCV79のダイヤフラム室84との両方に導く
ようにした。このため、同一圧力で両VCV67,79
の開閉を行うことが可能となり、主・副パージ通路64
,65の切替を同時に行うことができる。さらに、本実
施例によると前記以外にも次のような効果を奏する。 例えば、第1のVCV67を開閉制御するための制御圧
力通路74のポート74aをスロットル弁4の上流側に
変更し、同ポート74a部分の負圧を利用して主パージ
通路64を開放させることが考えられる。しかし、この
ようにした場合、スロットル弁4が開放状態であっても
TRC弁45が閉じられると前記ポート74aが負圧に
なってしまう。そのため、パージ用VSV66が開放状
態で故障した時にTRC弁45が閉じると、蒸発燃料が
主パージ通路64を通ってパージされ、これが触媒コン
バータ14の異常加熱、エンスト等の不具合を引き起こ
すおそれがある。これに対し、本実施例では前記ポート
74aをスロットル弁4の下流側に開口させ、負圧を利
用して第1のVCV67を閉じるようにしている。この
ため、前記のようにスロットル弁4が開放状態の時にT
RC弁45が閉じても、第1のVCV67が閉弁され主
パージ通路64が閉じられる。従って、このときにパー
ジ用VSV66が開放状態で故障しても前記のような異
常加熱、エンスト等の不具合を生ずることがない。
11bによる過給圧を、第1のVCV67の下室71と
第2のVCV79のダイヤフラム室84との両方に導く
ようにした。このため、同一圧力で両VCV67,79
の開閉を行うことが可能となり、主・副パージ通路64
,65の切替を同時に行うことができる。さらに、本実
施例によると前記以外にも次のような効果を奏する。 例えば、第1のVCV67を開閉制御するための制御圧
力通路74のポート74aをスロットル弁4の上流側に
変更し、同ポート74a部分の負圧を利用して主パージ
通路64を開放させることが考えられる。しかし、この
ようにした場合、スロットル弁4が開放状態であっても
TRC弁45が閉じられると前記ポート74aが負圧に
なってしまう。そのため、パージ用VSV66が開放状
態で故障した時にTRC弁45が閉じると、蒸発燃料が
主パージ通路64を通ってパージされ、これが触媒コン
バータ14の異常加熱、エンスト等の不具合を引き起こ
すおそれがある。これに対し、本実施例では前記ポート
74aをスロットル弁4の下流側に開口させ、負圧を利
用して第1のVCV67を閉じるようにしている。この
ため、前記のようにスロットル弁4が開放状態の時にT
RC弁45が閉じても、第1のVCV67が閉弁され主
パージ通路64が閉じられる。従って、このときにパー
ジ用VSV66が開放状態で故障しても前記のような異
常加熱、エンスト等の不具合を生ずることがない。
【0056】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れるものではなく、例えば以下のように発明の趣旨から
逸脱しない範囲で任意に変更してもよい。 (1)前記実施例では、絞り弁77の一方を共通吸気通
路17と接続したが、大気側に直接連通する構成として
も同様な効果が得られる。 (2)前記実施例では本発明を直列6気筒の過給機付ガ
ソリンエンジンシステムに具体化したが、直列式のエン
ジンではなくてV型のエンジンに具体化したり、あるい
は6気筒のエンジンではなくて4気筒や8気筒等のエン
ジンに具体化したりしてもよい。 (3)前記実施例では蒸発燃料制御装置を、「2ステー
ジツインターボシステム」の過給機付ガソリンエンジン
システムに具体化したが、シングルターボシステムの過
給機付エンジンに具体化してもよい。
れるものではなく、例えば以下のように発明の趣旨から
逸脱しない範囲で任意に変更してもよい。 (1)前記実施例では、絞り弁77の一方を共通吸気通
路17と接続したが、大気側に直接連通する構成として
も同様な効果が得られる。 (2)前記実施例では本発明を直列6気筒の過給機付ガ
ソリンエンジンシステムに具体化したが、直列式のエン
ジンではなくてV型のエンジンに具体化したり、あるい
は6気筒のエンジンではなくて4気筒や8気筒等のエン
ジンに具体化したりしてもよい。 (3)前記実施例では蒸発燃料制御装置を、「2ステー
ジツインターボシステム」の過給機付ガソリンエンジン
システムに具体化したが、シングルターボシステムの過
給機付エンジンに具体化してもよい。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、パ
ージ通路にフェイルセーフ用開閉弁を設け、ダイヤフラ
ムにより区画された一方の部屋をスロットル弁下流側の
吸気通路と連通し、他方の部屋を過給機のコンプレッサ
下流近傍の吸気通路に連通したので、過給域においてパ
ージ用開閉弁が開放状態で故障した場合にも、サージタ
ンク内が正圧になる前に確実にフェイルセーフ用開閉弁
を閉弁させてパージ通路を閉じ、蒸発燃料がキャニスタ
に戻されるのを阻止し、ひいてはパージ通路のチェック
弁を不要にしてパージ流量やパージ流域が制限されるの
を防止することが可能になるという優れた効果を奏する
。
ージ通路にフェイルセーフ用開閉弁を設け、ダイヤフラ
ムにより区画された一方の部屋をスロットル弁下流側の
吸気通路と連通し、他方の部屋を過給機のコンプレッサ
下流近傍の吸気通路に連通したので、過給域においてパ
ージ用開閉弁が開放状態で故障した場合にも、サージタ
ンク内が正圧になる前に確実にフェイルセーフ用開閉弁
を閉弁させてパージ通路を閉じ、蒸発燃料がキャニスタ
に戻されるのを阻止し、ひいてはパージ通路のチェック
弁を不要にしてパージ流量やパージ流域が制限されるの
を防止することが可能になるという優れた効果を奏する
。
【図1】本発明を具体化した一実施例の過給機付エンジ
ン及び蒸発燃料制御装置を示す概略構成図である。
ン及び蒸発燃料制御装置を示す概略構成図である。
【図2】一実施例の過給機付エンジンにおけるスロット
ル弁が全閉状態のときの蒸発燃料制御装置の作動を説明
するための概略構成図である。
ル弁が全閉状態のときの蒸発燃料制御装置の作動を説明
するための概略構成図である。
【図3】一実施例におけるECUの構成を示すブロック
図である。
図である。
【図4】一実施例の過給機付エンジンの「シングル過給
ステージ」における過給作動を説明するための概略構成
図である。
ステージ」における過給作動を説明するための概略構成
図である。
【図5】一実施例の過給機付エンジンの「ダブル過給ス
テージ」における過給作動を説明するための概略構成図
である。
テージ」における過給作動を説明するための概略構成図
である。
【図6】一実施例の過給機付エンジンにおけるサージタ
ンク内が負圧のときの蒸発燃料制御装置の作動を説明す
るための概略構成図である。
ンク内が負圧のときの蒸発燃料制御装置の作動を説明す
るための概略構成図である。
【図7】一実施例の過給機付エンジンにおけるサージタ
ンク内が正圧のときの蒸発燃料制御装置の作動を説明す
るための概略構成図である。
ンク内が正圧のときの蒸発燃料制御装置の作動を説明す
るための概略構成図である。
【図8】従来の過給機付エンジンの蒸発燃料制御装置を
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンの吸気通路におけるスロット
ル弁の上流に設けられた過給機のコンプレッサと、燃料
タンクから発生する蒸発燃料を吸着するとともに、パー
ジ通路を介して前記蒸発燃料を前記吸気通路のスロット
ル弁下流側へ導くためのキャニスタと、前記パージ通路
に設けられ、蒸発燃料のパージ量を制御するパージ用開
閉弁と、前記パージ通路に設けられ、スロットル弁全閉
時に前記パージ通路を閉じるように、ダイヤフラムによ
り区画された一方の部屋が前記スロットル弁下流側の吸
気通路と連通したフェイルセーフ用開閉弁とを備えた過
給機付エンジンの蒸発燃料制御装置において、前記フェ
イルセーフ用開閉弁におけるダイヤフラムにより区画さ
れた他方の部屋を、前記過給機のコンプレッサ下流近傍
の吸気通路に連通させたことを特徴とする過給機付エン
ジンの蒸発燃料制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3052897A JPH04287860A (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 過給機付エンジンの蒸発燃料制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3052897A JPH04287860A (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 過給機付エンジンの蒸発燃料制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04287860A true JPH04287860A (ja) | 1992-10-13 |
Family
ID=12927652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3052897A Pending JPH04287860A (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 過給機付エンジンの蒸発燃料制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04287860A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014118948A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Toyota Motor Corp | 蒸発燃料処理装置 |
| CN111058974A (zh) * | 2018-10-16 | 2020-04-24 | 丰田自动车株式会社 | 燃料蒸气处理装置 |
-
1991
- 1991-03-18 JP JP3052897A patent/JPH04287860A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014118948A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Toyota Motor Corp | 蒸発燃料処理装置 |
| US9353709B2 (en) | 2012-12-19 | 2016-05-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Evaporative fuel treatment apparatus |
| CN111058974A (zh) * | 2018-10-16 | 2020-04-24 | 丰田自动车株式会社 | 燃料蒸气处理装置 |
| CN111058974B (zh) * | 2018-10-16 | 2022-07-26 | 丰田自动车株式会社 | 燃料蒸气处理装置 |
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