JPH04288039A - 1,2−ジヒドロフタル酸類及びその製造法 - Google Patents
1,2−ジヒドロフタル酸類及びその製造法Info
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- JPH04288039A JPH04288039A JP3072416A JP7241691A JPH04288039A JP H04288039 A JPH04288039 A JP H04288039A JP 3072416 A JP3072416 A JP 3072416A JP 7241691 A JP7241691 A JP 7241691A JP H04288039 A JPH04288039 A JP H04288039A
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- dihydrophthalic
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- acid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1,2−ジヒドロフタル
酸類及びその製造法に関するものである。本発明の後記
一般式(I’)で表される1,2−ジヒドロフタル酸類
はそれ自体又は中間体として、例えば各種エステル類、
アルキッド樹脂あるいはポリエステル、ポリアミド、ポ
リイミド類等の合成原料やエポキシ樹脂硬化剤又は高分
子改質剤として利用される重要な化合物である。又、高
分子材料の中間体としてのみならず、各種化学品、医薬
、農薬等を製造するための中間体として有用な化合物で
あり、産業上広い用途を有する化合物である。
酸類及びその製造法に関するものである。本発明の後記
一般式(I’)で表される1,2−ジヒドロフタル酸類
はそれ自体又は中間体として、例えば各種エステル類、
アルキッド樹脂あるいはポリエステル、ポリアミド、ポ
リイミド類等の合成原料やエポキシ樹脂硬化剤又は高分
子改質剤として利用される重要な化合物である。又、高
分子材料の中間体としてのみならず、各種化学品、医薬
、農薬等を製造するための中間体として有用な化合物で
あり、産業上広い用途を有する化合物である。
【0002】
【従来の技術】一般に1,2−ジヒドロフタル酸の代表
的な合成法としては二つの方法が知られており、一つは
Org.Syn.50,50(1970)に記載のフタ
ル酸のナトリウム/アマルガムによる還元法で、他の一
つは米国特許第3471381号(1969)に記載の
フタル酸の電極還元法によるものであるが、先の還元法
ではナトリウム/アマルガムを使用するために製造時の
煩雑さ、製造後の廃液処理及び低収率(54−62%)
など多くの解決すべき課題を有している。又、後者の米
国特許に記載された発明は無公害の製法であるが、5%
硫酸を用いて70℃以上の反応温度条件下では原料の各
種フタル酸類の溶解性や反応性の相違のために、満足す
べき選択性をもって目的とする還元体を得ることができ
ず、無置換の1,2−ジヒドロフタル酸類以外の製造に
は適さず、汎用性を有しないという課題を有している。 従って現状では、工業的見地からは電極法が優っている
が、現製造法には汎用性や一般性がなく、置換基を有す
る1,2−ジヒドロフタル酸類の製造には必ずしも適用
することができず、応用面での実用化が遅れている。
的な合成法としては二つの方法が知られており、一つは
Org.Syn.50,50(1970)に記載のフタ
ル酸のナトリウム/アマルガムによる還元法で、他の一
つは米国特許第3471381号(1969)に記載の
フタル酸の電極還元法によるものであるが、先の還元法
ではナトリウム/アマルガムを使用するために製造時の
煩雑さ、製造後の廃液処理及び低収率(54−62%)
など多くの解決すべき課題を有している。又、後者の米
国特許に記載された発明は無公害の製法であるが、5%
硫酸を用いて70℃以上の反応温度条件下では原料の各
種フタル酸類の溶解性や反応性の相違のために、満足す
べき選択性をもって目的とする還元体を得ることができ
ず、無置換の1,2−ジヒドロフタル酸類以外の製造に
は適さず、汎用性を有しないという課題を有している。 従って現状では、工業的見地からは電極法が優っている
が、現製造法には汎用性や一般性がなく、置換基を有す
る1,2−ジヒドロフタル酸類の製造には必ずしも適用
することができず、応用面での実用化が遅れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一般式(I)
で表される1,2−ジヒドロフタル酸類は文献未記載の
新規化合物であり、これらの化合物を包含する一般式(
I’)で表される1,2−ジヒドロフタル酸類は従来の
還元法又は電極還元法では製造することができない化合
物をも含めて本発明によって製造することができ、例え
ば本発明の一般式(I’)で表される化合物を従来の無
置換フタル酸の電極還元により電気化学的に還元すれば
、反応率は極めて低く、且つ多くの副生成物が生成し、
目的とする1,2−ジヒドロフタル酸類の選択性や収率
が極めて低く、産業上の利用性に問題がある。
で表される1,2−ジヒドロフタル酸類は文献未記載の
新規化合物であり、これらの化合物を包含する一般式(
I’)で表される1,2−ジヒドロフタル酸類は従来の
還元法又は電極還元法では製造することができない化合
物をも含めて本発明によって製造することができ、例え
ば本発明の一般式(I’)で表される化合物を従来の無
置換フタル酸の電極還元により電気化学的に還元すれば
、反応率は極めて低く、且つ多くの副生成物が生成し、
目的とする1,2−ジヒドロフタル酸類の選択性や収率
が極めて低く、産業上の利用性に問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は一般式(I)(
式中、Rは低級アルキル基又は低級ハロアルキル基を示
す。)で表される1,2−ジヒドロフタル酸類及びこれ
らの化合物を包含する一般式(I’)式中、R’は水素
原子、低級アルキル基又は低級ハロアルキル基を示す。 )で表される1,2−ジヒドロフタル酸類の新規な製造
法に関するものである。
式中、Rは低級アルキル基又は低級ハロアルキル基を示
す。)で表される1,2−ジヒドロフタル酸類及びこれ
らの化合物を包含する一般式(I’)式中、R’は水素
原子、低級アルキル基又は低級ハロアルキル基を示す。 )で表される1,2−ジヒドロフタル酸類の新規な製造
法に関するものである。
【0005】本発明の一般式(I)で表される1,2−
ジヒドロフタル酸類は文献未記載の新規化合物である。 更に本発明は、従来法では高収率で且つ経済的に製造す
ることはできなかった一般式(I)を包含する一般式(
I’)で表される1,2−ジヒドロフタル酸類を高収率
、高選択性及び無公害で製造する新規な製造法をも提供
するものである。本発明の製造法を例えば図式的に示す
と下記の通りである。 (式中、R’は水素原子、低級アルキル基又は低級ハロ
アルキル基を示す。)即ち、一般式(II)で表される
フタル酸類を低級脂肪族アルコ−ル系有機溶媒及びエ−
テル系有機溶媒から選択される1種以上の有機溶媒及び
酸性水溶液との混合溶媒の存在下に隔膜を用いて陰極還
元することにより、一般式(I’)で表される1,2−
ジヒドロフタル酸類を製造することができる。
ジヒドロフタル酸類は文献未記載の新規化合物である。 更に本発明は、従来法では高収率で且つ経済的に製造す
ることはできなかった一般式(I)を包含する一般式(
I’)で表される1,2−ジヒドロフタル酸類を高収率
、高選択性及び無公害で製造する新規な製造法をも提供
するものである。本発明の製造法を例えば図式的に示す
と下記の通りである。 (式中、R’は水素原子、低級アルキル基又は低級ハロ
アルキル基を示す。)即ち、一般式(II)で表される
フタル酸類を低級脂肪族アルコ−ル系有機溶媒及びエ−
テル系有機溶媒から選択される1種以上の有機溶媒及び
酸性水溶液との混合溶媒の存在下に隔膜を用いて陰極還
元することにより、一般式(I’)で表される1,2−
ジヒドロフタル酸類を製造することができる。
【0006】本発明で使用できる有機溶媒としては低級
脂肪族アルコ−ル系有機溶媒及びエ−テル系有機溶媒を
使用することができ、低級脂肪族アルコ−ル系有機溶媒
としては、例えばメタノ−ル、エタノ−ル、プロパノ−
ル、ブタノ−ル等のアルコ−ル類、エ−テル系有機溶媒
としては、例えばテトラヒドロフラン(THF)、ジオ
キサン、ジグライム等を例示することができるが、本発
明は例示の有機溶媒に限定されるものではなく、本反応
の進行を阻害しない有機溶媒であれば良い。
脂肪族アルコ−ル系有機溶媒及びエ−テル系有機溶媒を
使用することができ、低級脂肪族アルコ−ル系有機溶媒
としては、例えばメタノ−ル、エタノ−ル、プロパノ−
ル、ブタノ−ル等のアルコ−ル類、エ−テル系有機溶媒
としては、例えばテトラヒドロフラン(THF)、ジオ
キサン、ジグライム等を例示することができるが、本発
明は例示の有機溶媒に限定されるものではなく、本反応
の進行を阻害しない有機溶媒であれば良い。
【0007】本発明で使用する酸性水溶液の酸としては
無機酸及び有機酸を使用することができ、例えば硫酸、
硝酸、過塩素酸、ホウフッ化酸、パラトルエンスルホン
酸等の鉱酸又は有機酸を使用することができ、好ましく
は硫酸又はホウフッ化酸を使用するのが良い。酸性水溶
液の酸濃度としては0.1〜30重量%の範囲から選択
され、好ましくは3〜10重量%の範囲が適当である。 有機溶媒/酸性水溶液の比率は10〜90重量%の範囲
から適宜選択すれば良く、好ましくは30〜70重量%
の範囲が適当である。
無機酸及び有機酸を使用することができ、例えば硫酸、
硝酸、過塩素酸、ホウフッ化酸、パラトルエンスルホン
酸等の鉱酸又は有機酸を使用することができ、好ましく
は硫酸又はホウフッ化酸を使用するのが良い。酸性水溶
液の酸濃度としては0.1〜30重量%の範囲から選択
され、好ましくは3〜10重量%の範囲が適当である。 有機溶媒/酸性水溶液の比率は10〜90重量%の範囲
から適宜選択すれば良く、好ましくは30〜70重量%
の範囲が適当である。
【0008】反応基質であるフタル酸類の濃度は0.1
〜10重量%の範囲であるが、この範囲に限定されるこ
となく基質が溶解する限り高濃度条件でも選択性良く反
応は進行する。又、電流密度は0.1〜10.0 A/
dm2の範囲から適宜選択すれば良い。電極材質として
は陰極として、例えば亜鉛、鉛、錫、銅等を使用するこ
とができ、好ましくは鉛を使用するのが良い。又米国特
許第3471381号(1969)に記載の水銀、カド
ニウム、タリウム等を含有する合金も使用することがで
きる。陽極としては、例えば炭素、鉛、白金、白金メッ
キ電極等を使用することができる。
〜10重量%の範囲であるが、この範囲に限定されるこ
となく基質が溶解する限り高濃度条件でも選択性良く反
応は進行する。又、電流密度は0.1〜10.0 A/
dm2の範囲から適宜選択すれば良い。電極材質として
は陰極として、例えば亜鉛、鉛、錫、銅等を使用するこ
とができ、好ましくは鉛を使用するのが良い。又米国特
許第3471381号(1969)に記載の水銀、カド
ニウム、タリウム等を含有する合金も使用することがで
きる。陽極としては、例えば炭素、鉛、白金、白金メッ
キ電極等を使用することができる。
【0009】反応温度は0〜50℃の範囲から選択すれ
ば良い。本発明で使用する隔膜素材としては、例えばア
スベスト、ガラスフィルタ−、素焼き材料、多孔質プラ
スチックフィルム等の濾過膜やイオン交換膜等を使用す
ることができる。反応終了後、目的物を含む反応液から
常法により単離し、必要に応じて再結晶法等により精製
することにより、目的物を製造することができる。
ば良い。本発明で使用する隔膜素材としては、例えばア
スベスト、ガラスフィルタ−、素焼き材料、多孔質プラ
スチックフィルム等の濾過膜やイオン交換膜等を使用す
ることができる。反応終了後、目的物を含む反応液から
常法により単離し、必要に応じて再結晶法等により精製
することにより、目的物を製造することができる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の代表的な実施例を挙げるが、
本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 4−メチル−1,2−ジヒドロフタル酸の
製造 素焼円筒隔膜(内径2.5cm、外径2.7cm、高さ
7cm)付きビ−カ−形電解セル(容量100ml)内
に、陰極として厚さ1mmの鉛板(3cm×4cm)、
陽極として厚さ1mmの鉛板(3cm×4cm)を約2
cmの間隔をおいて取り付け、陰極室にジオキサン40
ml及び5%硫酸40mlの混合溶液、円筒内陽極室に
5%硫酸20mlをそれぞれ導入した。陰極室に4−メ
チルフタル酸2.0gを加え、陰極液をマグネチックス
タ−ラ−で攪拌し、反応液を50℃以下に保ちながら0
.5Aの定電流条件下で8 F/molの通電を行った
。次いで陰極室の溶媒を30ml程度に濃縮し冷却する
ことにより白色固体結晶を得た。更にその溶液をエ−テ
ル抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、エ−テルを
留去し、得られた固体結晶をアセトン/エ−テルで再結
晶して合計1.75gの目的物を得た。 収率 8
7% 物性 白色固体 m.p. 167−170℃I
R (KBr) 1710(C=O), 12
00cm−1.1H−NMR(CD3OD, δ値)
1.80(brs,3H), 3.60(m,2H),
5.5−6.2(m,3H). 元素分析:(C9H10O4 として)実測値 C
59.62 H 5.76.計算値 C 59.
32 H 5 54.
本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 4−メチル−1,2−ジヒドロフタル酸の
製造 素焼円筒隔膜(内径2.5cm、外径2.7cm、高さ
7cm)付きビ−カ−形電解セル(容量100ml)内
に、陰極として厚さ1mmの鉛板(3cm×4cm)、
陽極として厚さ1mmの鉛板(3cm×4cm)を約2
cmの間隔をおいて取り付け、陰極室にジオキサン40
ml及び5%硫酸40mlの混合溶液、円筒内陽極室に
5%硫酸20mlをそれぞれ導入した。陰極室に4−メ
チルフタル酸2.0gを加え、陰極液をマグネチックス
タ−ラ−で攪拌し、反応液を50℃以下に保ちながら0
.5Aの定電流条件下で8 F/molの通電を行った
。次いで陰極室の溶媒を30ml程度に濃縮し冷却する
ことにより白色固体結晶を得た。更にその溶液をエ−テ
ル抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、エ−テルを
留去し、得られた固体結晶をアセトン/エ−テルで再結
晶して合計1.75gの目的物を得た。 収率 8
7% 物性 白色固体 m.p. 167−170℃I
R (KBr) 1710(C=O), 12
00cm−1.1H−NMR(CD3OD, δ値)
1.80(brs,3H), 3.60(m,2H),
5.5−6.2(m,3H). 元素分析:(C9H10O4 として)実測値 C
59.62 H 5.76.計算値 C 59.
32 H 5 54.
【0011】実施例2 4
−トリフルオロメチル−1,2−ジヒドロフタル酸の製
造 実施例1に従い、反応基質として4−トリフルオロメチ
ルフタル酸1.0gを陰極室に加え、0.5Aの定電流
条件で8 F/mol通電した。陰極液を30ml程度
に濃縮しエ−テル抽出を行い、次いで無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、エ−テルを留去後ヘキサン/ エ−テル
で再結晶して0.85gの4−トリフルオロメチル−1
,2−ジヒドロフタル酸を得た。収率84% 物性 白色固体 m.p. 180−182℃I
R (KBr) 1700(C=O), 125
0, 1116, 910cm−1.1H−NMR(C
D3COCD3,δ値) 4.18(m,1H), 4
.18(m,1H), 5.98(m,1H), 6.30(m,1H), 7.03(m,1H).元素
分析:(C9H7O4F3として)実測値 C 46
.05 H 3.16.計算値 C 45.76
H 2.99.
−トリフルオロメチル−1,2−ジヒドロフタル酸の製
造 実施例1に従い、反応基質として4−トリフルオロメチ
ルフタル酸1.0gを陰極室に加え、0.5Aの定電流
条件で8 F/mol通電した。陰極液を30ml程度
に濃縮しエ−テル抽出を行い、次いで無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、エ−テルを留去後ヘキサン/ エ−テル
で再結晶して0.85gの4−トリフルオロメチル−1
,2−ジヒドロフタル酸を得た。収率84% 物性 白色固体 m.p. 180−182℃I
R (KBr) 1700(C=O), 125
0, 1116, 910cm−1.1H−NMR(C
D3COCD3,δ値) 4.18(m,1H), 4
.18(m,1H), 5.98(m,1H), 6.30(m,1H), 7.03(m,1H).元素
分析:(C9H7O4F3として)実測値 C 46
.05 H 3.16.計算値 C 45.76
H 2.99.
【0012】実施例3 4−ト
リフルオロメチル−1,2−ジヒドロフタル酸の製造 実施例1に従い、反応基質として4−トリフルオロメチ
ルフタル酸2.0gを陰極室に加え、0.25Aの定電
流条件で8 F/mol通電した。実施例2と同様に処
理することにより1.73gの目的物を得た。収率84
%
リフルオロメチル−1,2−ジヒドロフタル酸の製造 実施例1に従い、反応基質として4−トリフルオロメチ
ルフタル酸2.0gを陰極室に加え、0.25Aの定電
流条件で8 F/mol通電した。実施例2と同様に処
理することにより1.73gの目的物を得た。収率84
%
【0013】実施例4 4−tert−ブチル−1
,2−ジヒドロフタル酸の製造 実施例1に従い、反応基質として4−tert−ブチル
フタル酸1.0gを陰極室に加え、0.5Aの定電流条
件で8 F/mol通電した。実施例1と同様に処理す
ることにより0.89gの目的物を得た。収率88%物
性 白色固体 m.p. 192−193℃IR
(KBr) 1700(C=O), 1300
, 1240, 612cm−1.1H−NMR(CD
3COCD3,δ値) 1.10(s,3H), 3.
57(m,2H), 5.60(brs,1H), 5.88(brd,1H), 6.20(brd,1H
).元素分析:(C12H15O4として)実測値
C 64.38 H 7.28.計算値 C 6
4.26 H 7.20.
,2−ジヒドロフタル酸の製造 実施例1に従い、反応基質として4−tert−ブチル
フタル酸1.0gを陰極室に加え、0.5Aの定電流条
件で8 F/mol通電した。実施例1と同様に処理す
ることにより0.89gの目的物を得た。収率88%物
性 白色固体 m.p. 192−193℃IR
(KBr) 1700(C=O), 1300
, 1240, 612cm−1.1H−NMR(CD
3COCD3,δ値) 1.10(s,3H), 3.
57(m,2H), 5.60(brs,1H), 5.88(brd,1H), 6.20(brd,1H
).元素分析:(C12H15O4として)実測値
C 64.38 H 7.28.計算値 C 6
4.26 H 7.20.
【0014】実施例5
4−tert−ブチル−1,2−ジヒドロフタル酸の
製造 実施例1の条件において、陰極室溶媒としてジグライム
40mlと5%硫酸水溶液40mlの混合溶媒を用い、
4−tert−ブチルフタル酸を1.0g陰極室に加え
、0.5Aの定電流条件で8 F/mol通電した。陰
極室溶液を40mlまで濃縮しエ−テルで目的物を抽出
した。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、エ−テ
ル層を濃縮し、ヘキサンを添加して再結晶することによ
り0.62gの目的物を得た。 収率61%
4−tert−ブチル−1,2−ジヒドロフタル酸の
製造 実施例1の条件において、陰極室溶媒としてジグライム
40mlと5%硫酸水溶液40mlの混合溶媒を用い、
4−tert−ブチルフタル酸を1.0g陰極室に加え
、0.5Aの定電流条件で8 F/mol通電した。陰
極室溶液を40mlまで濃縮しエ−テルで目的物を抽出
した。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、エ−テ
ル層を濃縮し、ヘキサンを添加して再結晶することによ
り0.62gの目的物を得た。 収率61%
【0015】実施例6 4−tert−ブチル−1,
2−ジヒドロフタル酸の製造 実施例1の条件において、陰極室溶媒としてメタノ−ル
40mlと5%硫酸水溶液40mlの混合溶媒を用い、
4−tert−ブチルフタル酸を1.0g陰極室に加え
、0.5Aの定電流条件で8 F/mol通電した.反
応終了後、実施例1と同様にして単離して目的物0.7
0gを得た。 収率61%
2−ジヒドロフタル酸の製造 実施例1の条件において、陰極室溶媒としてメタノ−ル
40mlと5%硫酸水溶液40mlの混合溶媒を用い、
4−tert−ブチルフタル酸を1.0g陰極室に加え
、0.5Aの定電流条件で8 F/mol通電した.反
応終了後、実施例1と同様にして単離して目的物0.7
0gを得た。 収率61%
【0016】実施例7 1,2−ジヒドロフタル酸の
製造 素焼円筒隔膜(内径2.5cm、外径2.7cm、高さ
7cm)付きビ−カ−形電解セル(容量100ml)内
に、陰極として厚さ1mmの鉛板(3cm×4cm)、
陽極として厚さ1mmの鉛板(3cm×4cm)を約2
cmの間隔をおいて取り付け、陰極室にジオキサン40
ml及び5%硫酸40mlの混合溶液、円筒内陽極室に
5%硫酸20mlをそれぞれ導入した。陰極室にフタル
酸2gを加え、陰極液をマグネチックスタ−ラ−で攪拌
し、反応液を50℃以下に保ちながら0.5Aの定電流
条件下で5 F/molの通電を行った。次いで陰極室
の溶媒を30ml程度に濃縮し冷却することにより1.
2gの白色固体結晶を得た。更にその溶液をエ−テル抽
出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、エ−テルを留去
し、得られた固体結晶をアセトン/エ−テルで再結晶し
て合計1.72gの目的物を得た。 m.p. 173−175℃ 収率 8
6%
製造 素焼円筒隔膜(内径2.5cm、外径2.7cm、高さ
7cm)付きビ−カ−形電解セル(容量100ml)内
に、陰極として厚さ1mmの鉛板(3cm×4cm)、
陽極として厚さ1mmの鉛板(3cm×4cm)を約2
cmの間隔をおいて取り付け、陰極室にジオキサン40
ml及び5%硫酸40mlの混合溶液、円筒内陽極室に
5%硫酸20mlをそれぞれ導入した。陰極室にフタル
酸2gを加え、陰極液をマグネチックスタ−ラ−で攪拌
し、反応液を50℃以下に保ちながら0.5Aの定電流
条件下で5 F/molの通電を行った。次いで陰極室
の溶媒を30ml程度に濃縮し冷却することにより1.
2gの白色固体結晶を得た。更にその溶液をエ−テル抽
出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、エ−テルを留去
し、得られた固体結晶をアセトン/エ−テルで再結晶し
て合計1.72gの目的物を得た。 m.p. 173−175℃ 収率 8
6%
【0017】実施例8 1,2−ジヒドロフタル
酸の製造 素焼円筒隔膜(内径4.5cm、外径5.0cm、高さ
15cm)付きビ−カ−形電解セル(容量1000ml
)内に、陰極として厚さ1mmの鉛板(7cm×13c
m)、陽極として厚さ1mmの鉛板(4cm×13cm
)を約5cmの間隔をおいて取り付け、陰極室にジオキ
サン300ml及び5%硫酸300mlの混合溶液、円
筒内陽極室に5%硫酸200l をそれぞれ導入した。 陰極室にフタル酸40gを加え、陰極液をマグネチック
スタ−ラ−で攪拌し、反応液を50℃以下に保ちながら
10Aの定電流条件下で電極還元を行い、5 F/mo
lの通電を行った後、陰極室の溶媒を200ml程度に
濃縮し冷却することにより、析出した目的物の白色固体
結晶27.6gを得た。更にその溶液を濃縮し再結晶し
て9.2gの目的物を得た。 収率 90%
酸の製造 素焼円筒隔膜(内径4.5cm、外径5.0cm、高さ
15cm)付きビ−カ−形電解セル(容量1000ml
)内に、陰極として厚さ1mmの鉛板(7cm×13c
m)、陽極として厚さ1mmの鉛板(4cm×13cm
)を約5cmの間隔をおいて取り付け、陰極室にジオキ
サン300ml及び5%硫酸300mlの混合溶液、円
筒内陽極室に5%硫酸200l をそれぞれ導入した。 陰極室にフタル酸40gを加え、陰極液をマグネチック
スタ−ラ−で攪拌し、反応液を50℃以下に保ちながら
10Aの定電流条件下で電極還元を行い、5 F/mo
lの通電を行った後、陰極室の溶媒を200ml程度に
濃縮し冷却することにより、析出した目的物の白色固体
結晶27.6gを得た。更にその溶液を濃縮し再結晶し
て9.2gの目的物を得た。 収率 90%
Claims (6)
- 【請求項1】 一般式(I) (式中、Rは低級アルキル基又は低級ハロアルキル基を
示す。)で表される1,2−ジヒドロフタル酸類。 - 【請求項2】 Rがメチル基、tert−ブチル基又
はトリフルオロメチル基である請求項第1項記載の1,
2−ジヒドロフタル酸類。 - 【請求項3】 一般式(II) (式中、R’は水素原子、低級アルキル基又は低級ハロ
アルキル基を示す。)で表されるフタル酸類を有機溶媒
及び酸性水溶液の存在下に電極還元反応することを特徴
とする一般式(I’) (式中、R’は前記に同じ。)で表される1,2−ジヒ
ドロフタル酸類の製造法。 - 【請求項4】 有機溶媒が低級脂肪族アルコ−ル系有
機溶媒及びエ−テル系有機溶媒から選択される1種以上
である請求項第3項記載の1,2−ジヒドロフタル酸類
の製造法。 - 【請求項5】 R’がメチル基、tert−ブチル基
又はトリフルオロメチル基である請求項第4項記載の1
,2−ジヒドロフタル酸類の製造法。 - 【請求項6】 1,2−ジヒドロフタル酸類の環上の
置換基がメタ位に置換された請求項第5項記載の1,2
−ジヒドロフタル酸類の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3072416A JPH04288039A (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 1,2−ジヒドロフタル酸類及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3072416A JPH04288039A (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 1,2−ジヒドロフタル酸類及びその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04288039A true JPH04288039A (ja) | 1992-10-13 |
Family
ID=13488657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3072416A Pending JPH04288039A (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 1,2−ジヒドロフタル酸類及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04288039A (ja) |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP3072416A patent/JPH04288039A/ja active Pending
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