JPH042896A - 抄紙機制御装置及びその制御方法 - Google Patents

抄紙機制御装置及びその制御方法

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JPH042896A
JPH042896A JP2208484A JP20848490A JPH042896A JP H042896 A JPH042896 A JP H042896A JP 2208484 A JP2208484 A JP 2208484A JP 20848490 A JP20848490 A JP 20848490A JP H042896 A JPH042896 A JP H042896A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は紙を製造する抄紙機を制御する装置に係り、特
に均一な品質の紙を製造するのに好適な改良に関する。
〈従来の技術〉 抄紙機の制御装置は、例えば本出願人の提案に係る特開
昭63−75197号公報等で公知である。第13図は
抄紙機全体の構成斜視図である0図において、ヘッドボ
ックス5から吐き出された原料は、ワイヤパート8を通
過することにより搾水され、プレスパート9で圧縮され
て所定の紙厚になり、ドライパート15を通過すること
によって乾燥され、カレンダ11を通過することによっ
て紙の表面に光沢を付けられて、リール12に巻取られ
る。
ヘッドボックス5には原料液を吐き出すスライスリップ
6と、このスライスリップ6の開度を調節するスライス
ボルト7が紙の幅方向に一定間隔で数十本設けられてい
る。白水サイロ3はワイヤパト3の搾水による白水を受
は取るもので、ポンプ4によりヘッドボックス5に帰還
されている。
ポンプ4の入り口においては、種口弁2により種箱1中
の原料(種)が注入される。
紙の坪量や水分率を測定するセンサ14は、カレンダ1
1とリール12の間に設置されたフレーム13に添って
往復運動をして紙幅方向の測定をしているもので、例え
ば水分率についてはUSP4.315,150 、4,
620,146に開示されたものが使用されている。そ
して、この紙幅方向のデータをプロフィルと呼ぶ、コン
トローラ16は、センサ14の測定した坪量プロフィル
を入力して目標の坪量となるようにス・ライスボルト7
を操作して、スライスリップ6の開度を制御している。
尚、水分率については水分率プロフィルを入力して目標
の水分率となるようにドライパート15のスチーム量を
制御し、坪量平均値の目標値との垂Mは種口弁2の弁開
度を制御して行なっている。
第14図は抄紙機制御装置の機能ブロック図である0図
において、プロフィル演算部32は、センサ14で測定
された測定プロフィル信号と予め定められた目標プロフ
ィルとの偏差を演算すると共に、位置対応部34を参照
して測定プロフィル信号を実際に操作をするスライスに
対応させるもので、これにより各スライス(k)毎の制
御偏差C(k)が求められる。測定プロフィルは、例え
ば測定点の総数を幅方向に360点とし、これを隣接す
る6点で平均を取って平滑化するとよい、目標プロフィ
ルは例えば中央の坪量を若干大きくする一方で、両端を
若干少なくしてリール12で安定した巻取ができるよう
にする。位置対応部34は、測定プロフィル信号の測定
点とスライスの対応関係を記述したもので、理論式や実
験等で予め定めておく、スライス操作量演算部38は今
回の制御周期で操作するスライスと、その操作量の変化
量△IJJ1k>を求めるものであり、コントローラ1
5の中核的部分である。出力制御部60はスライス操作
量演算部38で求めた各スライス毎の変化操作量Δ1J
I(k)を前回の操作量″ul(k)に加算して今回の
操作量1&(k)として出力するもので、例えばセンサ
の走査周期の自然数倍に定めたり、抄紙機の時定数やコ
ントローラの演算能力を基準に定める0例えばセンサ1
4の走査周期が30秒であれば、出力制御部60の制御
周期を2分毎と定める。
尚、スライス操作量演算部38は熟練したオペレータに
よるマニュアル操作が多くの製紙工場で採用されている
第15図はコントローラ16に着目して表わした抄紙機
制御システムの構成ブロック図で、制御状態を詳細に説
明している。ここでは説明を簡略にするためスライスに
対応させた状態で表わしている。コントローラ16では
、目標値(設定値であり、ここではy(に)と表わす)
とフィードバックされた坪量プロフィルy(に)との偏
差e(に)から操作量を求める。この操作量によりスラ
イスボルト7が調節され、その結果変化する坪量プロフ
ィルがフィードバックされる。そして偏差e(K)が0
に近付くように制御される。
このような制御系における操作量はスライスリップ開度
パターン(u  、、、、、 un lであり、制御 御量は坪量プロフィル(y  、−0,yHlである。
プラントは一次遅れと幅方向の干渉で近似できるが、こ
れをラプラス変換に於けるS領域で表わすと次のように
なる。
Y(S) = (k/ (1+Ts) AU (S) 
   (1)ここで、Y(S)はベクトルV(t)のラ
プラス変換、V(t)は行列[yl (t)+、、、+
yH(t) ]の転転置行 列([3’1 (t)、、1.、ys (t) ]  
と表わす)、である、U(S)はベクトル?j/(t)
のラプラス変換、1JI(t)は[u 1 (t)21
1.、 u N(t) ]の転置行列、kはゲイン、T
は時定数、Aは干渉行列(NxN)で、次の関係を充足
している。
そして、tは時間である。
従来の制御則は、干渉を考慮した演算と一次遅れを考慮
したPI(比例・積分)制御を組合せており、これを離
散時間、速度形で表わすと次の通っである。
ΔM(k) =K  MΔe(k) +K  Me (
k)   (2)P         1 ここで、kは離散時間、vl(k)は離散時間スライス
リップ開度ベクトル、△IJ/(k)は差分、e (k
)は離散時間の制御偏差ベクトル、e(k)は制御偏差
、Δt’(k)は差分て、それぞれ次の間係を満なして
いる。
そして、K、は比例ゲイン、K■は積分ゲイン、Mは干
渉を考慮したNXN行列である。
次に動作を説明する。加え合わせ点21で得られた目標
値と制御量の偏差(制御偏差) e (k)に対して演
算器22で干渉を考慮した演算を施す。
この結果を次式で表わす。
■ e ’(k)−= [e −(k)、、、、、 e −
N (k)コこの場合、e’(k)とe(k)の間に次
式が成立する。
e ’(k)=Me (k)            
 (3)コントローラ25には、t”(k)とΔt”(
k)が入力される。差分△t”(k)は、演算器22の
出力C(k−1’)とバッファ23を介した演算器の前
回出力値C“(ト1)との差を、加え合わせ点24より
得たもので、次式で表わされる。
△e ’(k)=t” (k)−4’ −(k−1)そ
して、コントローラ25は次式のようなPI演算を行な
う。
△tJI(k)=K  Δt”lk)+x、t”(k)
     (4)この演算は次のようにベクトルの要素
ごとのスカラー演算でも表わすことができる。
Δu(k)−K   △e−(k)+K   e   
 (k)l        P      I    
    1   1(1=1〜N  )      (
5)加算器26は、自身か保持している前回のスライス
リップ開度ベクトルに、コントローラ25からの出力△
v1(k)を加算し、今回のスライスリップ開度ベクト
ルvI(k)として出力する。このスライスリップ開度
ベクトル1#fk)は零次ホールド回路27を経て操作
量1j7(t)としてプラント28に加えられる。
プラント28の出力(坪量プロフィル)y(t)はに時
間ごとにサンプリングを行うサンプラ29を介して取り
出され、前記加え合わせ点21にフィードバックされる
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、プラントは理想的には(1)式で表現される
が、実際には複雑な非線形特性を含んでいるため(2)
式のような線形制御では不十分であるという課題があっ
た。
■ 第16図はスライス間鋸歯状波の説明図で(A)は
操作前、(B)は操作後を示している。
図において、横線は紙の幅方向を表しており、曲線は当
該位置における坪量プロフィルを表し、縦線(+)は当
該スライスの影響が最も顕著に現れる測定端の位置(位
置対応と呼ばれる)を表し、矢印(↓)は該当するスラ
イスの操作を表している。スライス間鋸歯状波を解消す
るために、間に二本のスライスをおいて両側のスライス
を操作する(第16図A)、しかし操作したスライスの
位置で坪量の谷が生じ、かえって鋸歯状波を増長させて
しまう場合があった(第16図B)。
■ プロセスが複雑なので、スライスの操作に対して坪
量プロフィルの応答が理想通りに現れないことが多い、
特に−度に何本ものスライスを操作すると、坪量プロフ
ィルが乱れて熟練した操作者の応援を必要とする場合が
ある。
■ 大幅な銘柄変更時や抄紙機の動作開始時のようにプ
ロセスが非常に乱れた状態では、製品と認められる品質
までプロフィルを収束させるのに非常に時間が掛り、損
紙が美大な量になる。
上述した課題を解決する本発明の第1の目的は、熟練し
た操作者の手動操作手法を取り込んだファジィ制御手法
を採用して、鋸歯状波の坪量プロフィルを確実に平坦化
できる抄紙機制御装置を提供するにある0本発明の第2
の目的は、プロセスが大巾に乱れたときでも短時間に製
品レベルまでプロフィルを収束できる装置を提供するに
ある。
く課題を解決するための手段〉 このような目的を達成する本発明は、紙の原料の供給量
を操作する当該紙の幅方向に複数配置されたスライス(
6,7)と、製造された紙の品質を当該紙の幅方向に測
定するセンサ(14)とを有する抄紙機に対して、この
センサで検出した値が予め定められた目標プロフィルに
一致する方向に前記スライスを操作する抄紙機制御装置
において、次の構成としたものである。
即ち、前記センサの測定点が、前記スライスのいずれに
位置対応しているか定める位置対応部(34)と、前記
検出坪量プロフィルと目標プロフィルとの偏差を、当該
位置対応部の対応関係に従い、前記スライスについて演
算するプロフィル演算部(32)と、前記スライスの間
の位!に設けられる仮想スライスについて前記検出坪量
プロフィルと目標プロフィルとの偏差を演算する仮想ス
ライス演算部(36)と、スライスを操作するルールを
少なくとも1以上有し、前記プロフィル演算部及び仮想
スライス演算部で演算した各スライス及びこれに隣接す
る仮想スライスでの偏差を用いて、これら各ルールに対
して当該操作ルールとの適合度を演算し、この演算した
適合度を基に当該操作ルールのうち一つを各スライスに
対して取出す候補選定部(40)と、この候補選定部で
求めた各スライスについての適合度と、所定のしきい値
とを比較して皺延ばし規範にしたがって操作対象となる
スライスを決定するスライス決定部(50)と、このス
ライス決定部で決定されたスライスについて候補選定部
で選定された操作ルールに従って制御量を当該スライス
に送る出力制御部(60)とを具備することを特徴とす
るものである。
く作 用〉 本発明の各構成要素はつぎの作用をする。プロフィル演
算部は、位置対応部を参照してセンサで測定したプロフ
ィルと目標プロフィルとの偏差をスライスと対応させて
表わしている。仮想スライス演算部は、実在するスライ
スよりもさらに細かなスライスを仮想して、実在するス
ライスと共に偏差プロフィルの分布状態を求めている。
候補選定部はいわゆるファジィ推論により、スライス及
び近傍の仮想スライスの偏差プロフィルから最も望まし
いと思われる操作ルールを提案する。スライス決定部は
、皺延ばし規範を用いて起点のスライスから順次端のス
ライスを選択して、鋸波状の皺を紙の皺を延ばすように
徐々に小さくしていく。
出力制御部はスライス決定部の定めたスライスのみ候補
選定部の定めた操作ルールにしたがって、制御出力をす
る。
〈実施例〉 以下図面を用いて、本発明を説明する。
(実施例1) 第1図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図である
。抄紙機は、紙の原料の供給量を操作する当該紙の幅方
向に複数配置されたスライスと製造された紙の品質を当
該紙の幅方向に測定するセンサ14とを有しており、他
にも図示しないドライヤ等の装置が設けられている。ス
ライスは、特に制御対象となるスライスボルト7を言う
が、実際に原料を吐き出すスライスリップ6を含めても
よい、スライスは、例えば幅方向に37m−列に設けら
れている。センサ14は紙の幅方向に走査して、例えば
360点の測定点を有している。
抄紙機制御装置は、センサ14で検出した値が目標プロ
フィルに一致する方向にスライスを操作するもので、次
の構成要素を備えている。プロフィル演算部32及び位
置対応部34は前述したものであり、同一機能について
は説明を省略する。
プロフィル演算部32では、さらに測定点のデータを位
置対応しているスライス毎に対応させており、例えば連
続した5測定点のデータを単純平均して当該スライスの
偏差とする。仮想スライス演算部36は、スライス12
の間の位置に仮想スライスを設けて、この仮想スライス
における検出坪量と目標坪量との偏差を演算する。この
仮想スライスは各スライスの間に1点設けてもよく、ま
た2以上設けてもよい。この仮想スライスは、例えば1
点の場合はハーフスライスと呼び、本来のスライスより
もさらに細かな情報を得るもので、例えばスライスで用
いなかった測定点(この例では、平均すると1スライス
に対して9測定点存在している)のデータを3〜5個単
純平均して得る。
候補選定部40は、ファジィ演算により各スライスに対
してどのように操作をすればよいか指針を与える。操作
ルール部41は、スライスを操作するルールを記憶する
もので、このルールの数は単一でもよく、また複数存在
していてもよい、評価関数部42は、操作ルール部41
のルールに対応して各スライス及びこれに隣接する仮想
スライスの値を用いて適合度(B)を演算する評価関数
を記憶している。これら操作ルール部41及び評価関数
部42の詳細は、後で説明する。操作ルール推論部43
は、評価関数部42の適合度を基に操作ルール部41の
有する操作ルールのうち一つを取出すもので、例えばフ
ァジィ制御の分野で用いられるMandaniの方法を
採用し、計算法には重心法や高さ法が用いられる。操作
ルールが単一の場合には当該ルールとする。
スライス決定部50は、候補選定部40で求めた各スラ
イスについての適合度と所定のしきい値とを比較して、
今回操作対象となるスライスを決定するものである。ス
ライス選択部51では、実際の決定作業を行うが、これ
には皺延ばし規範52を参照している。皺延ばし規範5
2は、原則として操作未了領域にあるスライスのみを一
定方向に選択して、T戻入が紙の皺を延ばす作業と相似
の動作、即ち皺のある布について皺を中央から端のほう
へ順次延ばして平らな布を得る作業を実現している。ス
ライスカウンタ53は、操作済み領域と操作未了領域と
を区別するもので、その境界値を記憶している。この境
界値は操作未了領域側に含めるとよい、この理由は、操
作済み領域とすると次の制御周期ではこのスライスが操
作対象から外れてしまうが、−回だけの操作では坪量か
目標とする値にまで達しないことかあり、再度の操作が
必要な事例が生ずるためである。皺延ばし規範53の詳
細は後で説明する。出力制御部60は、操作ルール推論
部41で定められた操作ルールで、スライス決定部50
で選択されたスライスに対して、検出坪量と目標坪量と
の偏差に対応する制御量を出力する。
第2図は第1図の装置の動作の流れを説明する流れ図で
ある0図において、制御はバッチ式に行われるものとし
、今回の制御周期が開始される(Sll)、最初に、セ
ンサ14の検出した坪量プロフィルに対して、位置対応
部34を参照してスライスのいずれに位置対応している
か定め、この位置対応している位置及びこれらスライス
の間の位置に設けられる仮想スライスにおける前記検出
坪量と目標坪量との偏差を演算する(S12)。
次に、各スライスについて操作ルール部41で予め定め
られたスライスを操作するルールに従い、312で定め
た偏差を用いて適合度(B)を評価関数部42で演算す
る(S13)、そして、操作ルール部41で複数の操作
ルールのある場合には、操作ルール推論部43でこの適
合度Bを各ルールについて比較し、最も大きな値を与え
るスライスを有するルールを今回の操作を行うルールと
して採用する(S14)。
皺延ばし規範52では、適合度Bの値と微関しきい値V
1を用いて、安定状態に使用する第1規範又は現在のス
ライス状態を保持すれば良い第2規範のいずれを今回の
制御周期で採用するか定める。まず、操作ルール推論部
43で各スライスの状態に適合した操作ルールを選び、
この操作ルールに対する適合度のうち微調しきい値71
以上のものが存在するか判断する(S50)。
まず、第1規範を用いるのは、S50で当該適合度が微
調しきい値よりも大きいスライスがあり(B>Vl)(
S51)、かつこのスライスがスライスカウンタ58の
示す値よりも操作未了領域側に存在すると判断した場合
(S52)で、当該スライスを選択する(353)。操
作するスライス数が制限されているときは、スライスカ
ウンタ58の境界値から操作未了側に位置するもののう
ちその制限数となるカウンタまでを選択し、それ以上は
今回は選択しない、そして、選択されたスライスに対し
て、S14で定められたルールに従い前記検出坪量と目
標坪量との偏差に対応する制御量を送る(S54)。次
に、この操作したスライスをスライスカウンタ58に書
込み(S55)、次の制御周期に移る。
次に、第2規範を用いるのは、S50で適合度Bがすべ
てのスライスで微調しきい値よりも小さいと判断したと
き(Vl≧B)、若しくは微調しきい値よりも大きいス
ライスがあり(B>Vl)(351) 、かつこのスラ
イスがスライスカウンタ58の示す値よりも操作済み領
域側にのみ存在すると判断した場合(S52)で、選択
すべきスライスをなしとすると共にスライスカウンタ5
8の値をリセットしく552)、次の制御周期に移る。
続いて、第1図の装置のうち主要な構成要素について、
更に詳細を説明する。
(1)  位置対応と仮想スライス 第3図はセンサ14の検出する坪量プロフィルとスライ
スとの位置対応を明確にして表示した図、第4図は仮想
スライス演算部36の表示するスライス及び仮想スライ
スの偏差表示図ある。図中白丸Oは測定点を表し、また
鋸歯状波の坪量プロフィルは、はぼスライス2本分の幅
の波長の波になっている。すると、信号処理理論によれ
ばこの波長成分を除くにはさらに紺かなデータのサンプ
リングが必要になる。ここでは各スライスの間に1本の
仮想スライス(ハーフスライス)を設けて、対処してい
る。図中スライスA、Bの間には測定点1〜9が存在し
、スライスAの左側には測定点2〜0が存在し、スライ
スBの右側には測定点10〜18が存在している。スラ
イスAの偏差には、測定点−1〜3の5点のデータを単
純平均して用い、スライスBの偏差には測定点7〜11
のデータを単純平均して用いる。スライスA、Bの中間
に設けられた仮想スライスH3の偏差には、例えば測定
点3〜7の5点のデータを単純平均して用いる。
(11)  操作ルール 第5図は操作ルール部41のルールの一例を示す図で、
(A)は−本のスライス、(B)は二本のスライスを同
じ方向に、(C)は二本のスライスを反対方向に操作す
る場合を示している。図中、Sl、32はスライスを示
し、H3I、H32゜H83は仮想スライスを表し、矢
印↓は当該スライスの操作方向を表している。ルール1
(第5図A)は、−本のスライスにのみ偏差があり両側
の仮想スライスに偏差のない場合に有効な操作法で、当
該スライスのみを偏差の減少する方向に操作する。ルー
ル2(第5図B)は、中間の仮想スライスH32に偏差
があり、両側のスライスSl、S2及び仮想スライスH
3I、H33に偏差のない場合(スライス間に山や谷の
ある場合)に有効な手法で、二本のスライスSl、S2
を同じ方向に操作して中間仮想スライスH82の偏差を
減少させる。ルール3(第5図C)は、両側のスライス
Sl、S2で偏差の符号が変化する場合(山や谷がスラ
イスに対してずれている場合)に有効な手法で、二本の
スライスSt、S2を反対の方向に操作して各スライス
Sl、S2及び仮想スライスH5I〜3の偏差を減少さ
せる。
尚、ここでは2本までのスライスを同時に操作するルー
ルを考慮しているが、三本以上のスライスを同時に操作
する場合のルールを設けてもよい。
また、操作ルールの数も3個の場合を示したが、単一、
2個若しくは4個以上設けても差支えない。
(至)適合度の計算 第6図は評価関数部42の一例を示す図で、ここではル
ール1に対するものを示している。第6図中、(A)は
第5図Aの仮想スライスH3Iの評価関数71.(B)
は第5図BのスライスS1の評価関数72.(C)は第
5図Cの仮想スライスH82の評価関数/3を示してい
る。評価関数/1を説明すると、偏差が一1以下のとき
はゼロとしているのはスライスをこの方向に操作するの
を防止するためであり(スライスを操作すると、より谷
が大きくなり望ましい状態から垂離する)、偏差が1.
5以上で一定値にしているのはこの様な値を取ることが
通常の運転状態では希だからであり(従って、右上がり
の傾向を保持しても差支えない)、偏差0で値を1にし
ているのは掛は算での影響を中立とするためである。偏
差の値が区間(−1,0)では値を1よりも小さくし、
適合度Bを小さくしてスライス操作をし雛<シている。
他方偏差の値が区間(0,1,5)では値を1よりも大
きくし、適合度Bを大きくしてスライス操作をする方向
にしている。評価関数72. / 3についても同様で
あり、値は経験的に定めている。適合度Bは次式により
求める。
B=/1x/2x/3             (7
)第7図は第5図のルールに従い適合度Bを計算する事
例の説明図である。図において、仮想スライスH3Iに
おける偏差χ21−2は0.5であり、スライスS1に
おける偏差χ2I−1は1.0であり、仮想スライスH
32における偏差χ21は−0,5とする。
すると第5図より、評価関数/1(χ2i−2)は1.
5であり、評価間数/2(χ  )は4.7であり、評
価関数/3(χ21)は0.5だから、適合度Bは(7
)式より3.52となる。他のルールに就いても同様に
計算して、最も適合度の高いルールを操作ルール推論部
43で選択する。
(P/)  スライスカウンタ まず、全てのスライスを1ゾーンで取り扱う場合を説明
する。スライスカウンタ53は、センサ14で測定する
プロフィルの中央部(360点あれば180点の位置)
を基準として両端方向(スライスが37本であれば、1
本口に近い値と37本目に近い値の二つある)のスライ
ス位置を示すもので、通常抄紙機のスライス操作はバッ
チ式に行われるから、今回スライスをすればその影響が
センサ14の位置で安定してから、次回のスライス操作
をする。従って、スライスカウンタ53には前回操作し
たスライスのうち最も外側のスライスの値が境界値とし
て記録されている。
次に、全てのスライスを何個かのゾーンに区分して取り
扱う場合を説明する。スライスカウンタ53および皺延
ばし規範52は、各ゾーン毎に用いられる。そして、該
当するゾーンのセンサ14で測定するプロフィルの中央
部を基準として両端方向にスライス位置を示す。ここで
端とは隣接するゾーンのスライスの直近スライスを言う
。この様にゾーン分割すると、プロフィルを安定に制御
しながら目標プロフィルに早く収束すると言う効果があ
る。
M 出力制御部 出力制御部60の出力する制御量は、ディジタル式の場
合は+A (up)、O,−A (down)のいずれ
か一つであり、操作量Aは離散的な値に指定する。簡便
な操作をする場合には、−回のスライス操作量は一定値
(例えば0.51)のみにすると、安定な制御が行える
。アナログ式の場合は偏差量に応じて操作量をアナログ
的に変化させるとよい。
(実施例2) 次に、皺延ばし規範52でのスライス選択の制限を緩和
して、より早く目標とするプロフィルに到達する制御装
置を説明する。第8図は本発明の第2実施例を説明する
流れ図である。第2図の実施例との比較を説明すると、
しきい値に微翻しきい値v1に加えてラフしきい値vo
が追加されている。なお、構成ブロック図は第1図と同
様なのでこれを準用する。この皺延ばし規範52では、
適合度を用いて次の(1)〜(至)の場合に切り分けて
いる。
(1)  操作ルール推論部43で適合度Bがラフしき
い値Voよりも大きいスライスがあると判断したとき(
B>Vo )は当該スライスを選択する。スライスカウ
ンタ53はそのままとする。
(11)  操作ルール推論部43で適合度Bが、ラフ
しきい値Voよりも小さく微調しきい値v1よりも大き
いスライスがあり(V o≧B>Vl)、かつこのスラ
イスがスライスカウンタ53の示す値よりも外側に存在
すると判断したときは、当該スライスを選択すると共に
この操作したスライスをスライスカウンタ53に書込む
@ 操作ルール推論部43で適合度Bが、すべてのスラ
イスで微調しきい値v1よりも小さいと判断したとき(
Vl≧B)は、選択すべきスライスをなしとすると共に
スライスカウンタ53の値をリセットする。また、適合
度Bがラフしきいff1vOよりも小さく、微調しきい
値v1よりも大きいスライスがあり(Vo≧B>Vl 
’) 、かつこのスライスが前記スライスカウンタの示
す値よりも内側にのみ存在すると判断したときも、選択
すべきスライスをなしとすると共にスライスカウンタ5
3の値をリセットする。
続いて、第8図の流れ図を説明する0、tず、素手に第
2図で説明したところのSll−S14を実行する6次
に、適合度Bの値を用いて、安定状態に使用する第1規
範、現在のスライス状態を保持すれば良い第2規範、或
いは何か異常なプロフィルとなった場合に用いる第3規
範のいずれを今回の制御周期で採用するか定める。最初
、操作ルール推論部43で各スライスの状態に適合した
操作ルールを選び、この操作ルールに対する適合度Bの
中の最大値B maxと、ラフしきい値■0或いは微調
しきい値v1との大小関係によりいずれの規範を適用す
るか判断する(S50)。
まず、第3規範を用いるのは、S50で当該適合度がラ
フしきい値よりも大きいスライスがあると判断した場合
(BIlax>Vo)で、当該スライスを選択する(S
41 ) 、操作するスライス数が制限されているとき
は、スライスカウンタ53の境界値から操作未了側に位
置するもののうちその制限数となるカウンタまでを選択
し、それ以上は今回は選択しない0選択されたスライス
に対して、S15で定められたルールに従い前記検出坪
量と目標坪量との偏差に対応する制御量を送り(342
)、今回の制御周期が完了する。
次に、第1規範を用いるのは、S50で第3規範に採用
することがなく、当該適合度がラフしきい値よりも小さ
く、微調しきい値よりも大きいスライスがあり(V o
≧Blax>vl)(S51)、かつこのスライスがス
ライスカウンタ53の示す値よりも操作未了領域側に存
在すると判断した場合(S52)で、第2図の場合と同
様に処置する。
第3に、第2規範を用いる場合は、第3規範或いは第1
規範のいずれにも該当しない場合で、S50で適合度B
がすべてのスライスで微調しきい値よりも小さいと判断
しなとき(V1≧B  )IIa× (S50)、若しくはラフしきい値よりも小さく、微調
しきい値よりも大きいスライスがあり(V 。
≧B1.ax>vl)(S51)、かつこのスライスが
前記スライスカウンタの示す値よりも内側にのみ存在す
ると判断した場合(352)で、選択すべきスライスを
なしとすると共にスライスカウンタ53の値をリセット
しく352) 、次の制御周期に移る。
(実施例3) 実施例2と同じく、スライス選択の制限を緩和してより
早く目標プロフィルに収束させるものである。実施例2
ではラフしきい値VOと最大適合度B 11axとの関
係を見ていたが、プロフィル演算部32の求める偏差プ
ロフィルを用いて同等の機能を実現する。
第9図は本発明の第3実施例を示す構成ブロック図であ
る。第1図と比較すると、第9図ではスライス決定部5
0のみ相違するので、この部分を説明し他は省略する。
図において、安定判断部55は、プロフィル演算部32
の演算結果を用いて、プロセスの状態が安定しているか
乱れているか判断するもので、例えば偏差の最大値や偏
差の二乗和が指標として使用される。モード設定部56
は、安定判断部51の状態信号を入力し、プロセスの運
転開始時は粗調モードを選択し、安定すると自動的に微
調モードに切替える。11j!スライス選択部57は粗
調モードの場合に用いられるもので、適合度Bが粗調し
きい値V2よりも大きいスライスがあると認めたときは
、当該スライスを選択する。微調スライス選択部51a
は微調モードの場合使用されるもので、第1図のスライ
ス選択部51と大略同一の動作をする。即ち、所定のし
きい値よりも大きいスライスが有ると判断したときは皺
延ばし規範52に従って当該スライスを選択する。ゾー
ン分割部54でスライスを幾つかの領域に分割している
ときは、各領域ごとに皺延ばし規範52を適用する。
出力制御部60は、粗調モードでは粗調スライス選択部
57の決定、微調モードでは微調スライス選択部51a
の決定に従ってスライスに操作量を出力する。好ましく
は、粗調モードの操作量を微調モードより大きく定める
とよい。この場合には、ディジタル式では操作量Aを粗
調モードと微調モードで別々に定め、アナログ式では演
算された微調モードの操作量に、1よりも大きな粗調モ
ード用係数を乗じて粗調モード用の操作量とすると良い
0例えば、粗調モードの操作量は微調モードの2倍の操
作量とすると、プロフィルの収束が早くなる。
このように構成された装置の動作を次に説明する。第1
0図は実施例3の流れ図である。まず、第2図と同じく
811〜S14を実行する。続いて、モード設定部56
を見て、現在の制御モードが粗調モードが微調モードか
を判断する(S20)、粗調モードであれば、粗調スラ
イス選択部57で粗調しきい値■2よりも大きな値の適
合度Bを持つスライスを数に制限なく選択する(S21
)。
そして、出力制御部60では操作ルール推論部43で定
めた操作ルールに従い、S21で定められたスライスを
操作する(S22)。
微調モードであれば、微調スライス選択部51aで皺延
ばし規範52に従い、操作する候補となるスライスを定
め、更にスライスカウンタ53で操作の認められている
領域に存在することを確認する(331)、そして、出
力制御部60では操作ルール推論部43で定めた操作ル
ールに従い、S31で定められたスライスを操作する(
S32)。次に、次回の制御周期に移る。
(実施例4) 第11図は本発明の第4実施例の構成ブロック図である
。第3実施例(第9図)との比較を説明すると、粗調ス
ライス選択部57が皺延ばし規範52及びゾーン分割部
54を参照している点である。粗調スライス選択部57
では、ゾーン分割部54のスライス分割を例えば8個と
して、−回に操作しうるスライスの数を多くして、プロ
フィルの収束を早める。スライスの操作量も、微調モー
ドに比較して大きくしである。他方、微調スライス選択
部51aでは、ゾーン分割部54のスライス分割を例え
ば2個として、−回に操作しうるスライスの数を少なく
してプロフィルを安定に保持する。
第12図は本発明の構成ブロック図で、制御機能に注目
して表わしている。なお、第12図において前記第15
図と同一作用をするものには同一符号を付は説明を省略
する。仮想スライス演算部36は仮想スライスの制御偏
差を求め、演算器22の求めたスライスの制御偏差と共
に候補選定部40におくられる。候補選定部40ではフ
ァジィ演算を用いて各スライスの制御偏差に応じた操作
ルールを選択する。スライス決定部50は候補選定部4
0で操作ルールを定める際に用いた適合度を所定のしき
い値と比較して、今回の制御周期で実際に操作するスラ
イスを定める。適合度の低いものはプロフィルが安定な
状態にあると考えられるので、スライス操作を今回は見
通る。このスライスを定める規範は皺延ばし規範52で
あり、加算器26に結果を送り、零次ホールド回路27
を介して必要なスライス操作か成される。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば次のような効果が
ある。
■ 仮想スライスを設けてスライスの偏差よりも細かに
運転状態を把握しているので、鋸歯状波を増大するよう
なスライス操作が回避できる。
■ 実施例のように複数の操作ルールを設け、鋸歯状波
の当該スライスにおける波形に応じてスライス操作を選
択すると、鋸歯状波を除去するようなスライス操作がで
きる。
■ 実施例3及び4のように、′Ili調モードと微調
モードを設けて、プロセスが不安定な場合には粗調モー
ドにより迅速にプロフィルを収束させ、プロセスが安定
すると微調モードにより精密にプロフィルを制御すると
、損紙が少なくてすむ。
■ 実施例のように、スライスカウンタ53を設けて操
作済み領域側のスライスから操作未了領域側のスライス
に向かって徐々に操作していくと、制御中にプロフィル
か発散すると言う事態が防止できる。
■ 実施例のように皺延ばし規範の第1規範で、操作す
るスライスの本数を1乃至2本に限定すると、プロフィ
ルの制御性が安定なものになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図、第2
図は第1図の装置の動作の流れを説明する流れ図、第3
図はセンサ14の検出する坪量プロフィルをスライスと
の位置対応を明確にして表示した図、第4図は仮想スラ
イス演算部36の表示するスライス及び仮想スライスの
偏差表示図、第5図は操作ルール部41のルールの一例
を示す図、第6図は評価関数部42の一例を示す図、第
7図は第5図のルールに従い適合度Bを計算する事例の
説明図である。 第8図は本発明の第2実施例を説明する流れ図、第9図
乃至第10図は本発明の第3実施例の説明図、第11図
は本発明の第4実施例の説明図、第12図は制御に注目
して表わした本発明の構成ブロック図である。 第13図は抄紙機全体の構成斜視図、第14図は抄紙機
制御装置の構成ブロック図、第15図はコントローラ1
6に注目した抄紙機制御装置の構成ブロック図、第16
図はスライス間鋸歯状波の説明図である。 6.7・・・スライス、14・・・センサ、32・・・
プロフィル演算部32.34・・・位置対応部、36・
・・仮想スライス演算部、40・・・候補選定部、50
・・・スライス決定部−152・・・皺延ばし規範、5
3・・・スラ第 図 第 図 第 図 (Al (B) 第 δ 図 第 O 図

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙の原料の供給量を操作する当該紙の幅方向に複
    数配置されたスライスと、製造された紙の品質を当該紙
    の幅方向に測定するセンサとを有する抄紙機に対して、
    このセンサで検出した値が予め定められた目標プロフィ
    ルに一致する方向に前記スライスを操作する抄紙機制御
    装置において、前記センサの測定点が、前記スライスの
    いずれに位置対応しているか定める位置対応部と、前記
    検出坪量プロフィルと目標プロフィルとの偏差を、当該
    位置対応部の対応関係に従い、前記スライスについて演
    算するプロフィル演算部と、前記スライスの間の位置に
    設けられる仮想スライスについて前記検出坪量プロフィ
    ルと目標プロフィルとの偏差を演算する仮想スライス演
    算部と、スライスを操作するルールを少なくとも1以上
    有し、前記プロフィル演算部及び仮想スライス演算部で
    演算した各スライス及びこれに隣接する仮想スライスで
    の偏差を用いて、これら各ルールに対して当該操作ルー
    ルとの適合度を演算し、この演算した適合度を基に当該
    操作ルールのうち一つを各スライスに対して取出す候補
    選定部と、この候補選定部で求めた各スライスについて
    の適合度と、所定のしきい値とを比較して皺延ばし規範
    にしたがって操作対象となるスライスを決定するスライ
    ス決定部と、 このスライス決定部で決定されたスライスについて候補
    選定部で選定された操作ルールに従つて制御量を当該ス
    ライスに送る出力制御部と、を具備することを特徴とす
    る抄紙機制御装置。
  2. (2)前記候補選定部の操作ルールは、当該スライスを
    一つ操作する第1のルールと、当該スライス及びこれに
    隣接する一方の側のスライスを同じ方向に操作する第2
    のルールと、当該スライス及びこれに隣接する一方の側
    のスライスを異なる方向に操作する第3のルールとを有
    することを特徴とする請求項1記載の抄紙機制御装置。
  3. (3)前記候補選定部の操作ルールは、当該スライスを
    一つ操作する第1のルールと、当該スライス及びこれに
    隣接する一方の側のスライスを同じ方向に操作する第2
    のルールと、当該スライス及びこれに隣接する一方の側
    のスライスを異なる方向に操作する第3のルールとを有
    し、 前記適合度の演算は、第1のルールについては当該スラ
    イス及びこれに隣接する両側の仮想スライスにおける偏
    差を用い、第2及び第3のルールについては当該スライ
    スと隣接するスライス及びこれらの間に存在する仮想ス
    ライスとこれらの端に隣接して存在する仮想スライスに
    おける偏差を用いることを特徴とする請求項1記載の坪
    量抄紙機制御装置。
  4. (4)前記皺延ばし規範は、 予め定められた方向にあるスライスを採択可能なものと
    して表示するものであつて、操作済み領域と操作未了領
    域の境界を示すスライスカウンタと、 この適合度と予め定められた微調しきい値とを比較して
    、今回の各スライス操作の分類をする操作推論部と、 この操作推論部で当該適合度が微調しきい値よりも大き
    いスライスがあり、かつこのスライスが前記スライスカ
    ウンタの示す値よりも操作未了領域側に存在すると判断
    したときは、当該スライスを選択すると共にこの操作し
    たスライスの位置を当該スライスカウンタに書込む第1
    規範部と、この操作推論部で当該適合度がすべてのスラ
    イスにおいて微調しきい値よりも小さいと判断したとき
    、若しくは微調しきい値よりも大きいスライスがあり、
    かつこのスライスが前記スライスカウンタの示す値より
    も操作済み領域側にのみ存在すると判断したときは、選
    択すべきスライスをなしとすると共に前記スライスカウ
    ンタの値をリセットする第2規範部と、 を具備することを特徴とする請求項1記載の抄紙機制御
    装置。
  5. (5)前記皺延ばし規範は、 予め定められた方向にあるスライスを採択可能なものと
    して表示するものであって、操作済み領域と操作未了領
    域の境界を示すスライスカウンタと、 この適合度と予め定められたラフしきい値及びこのラフ
    しきい値よりも小さな値の微調しきい値とを比較して、
    各スライスの分類をする操作推論部と、 この操作推論部で当該適合度がラフしきい値よりも大き
    いスライスがあると判断したときは、当該スライスを選
    択する第3規範部と、 この操作推論部で当該適合度がラフしきい値よりも小さ
    く、微調しきい値よりも大きいスライスがあり、かつこ
    のスライスが前記スライスカウンタの示す値よりも操作
    未了領域に存在すると判断したときは、当該スライスを
    選択すると共にこの操作したスライスを当該スライスカ
    ウンタに書込む第1規範部と、 この操作推論部で当該適合度がすべてのスライスで微調
    しきい値よりも小さいと判断したとき、若しくはラフし
    きい値よりも小さく、微調しきい値よりも大きいスライ
    スがあり、かつこのスライスが前記スライスカウンタの
    示す値よりも操作済み領域側にのみ存在すると判断した
    ときは、選択すべきスライスをなしとすると共に前記ス
    ライスカウンタの値をリセットする第2規範部と、を具
    備することを特徴とする請求項1記載の抄紙機制御装置
  6. (6)前記スライスカウンタは、前記センサで測定する
    プロフィルの中央部を基準に外側方向に位置するスライ
    スのうち直近に操作されるものを操作未了領域側にある
    境界値として記憶することを特徴とする請求項4又は5
    記載の抄紙機制御装置。
  7. (7)前記第1規範部では、スライスカウンタの記憶す
    るスライスから操作未了領域側に予め定められた操作す
    るスライス数の範囲内で操作すべきスライスを選択する
    ことを特徴とする請求項4又は5記載の抄紙機制御装置
  8. (8)前記スライス決定部は、現在の制御モードが粗調
    モードであるか微調モードであるか定めるモード設定部
    と、 当該適合度が粗調しきい値よりも大きいスライスがある
    と判断したときは当該スライスを選択する粗調スライス
    選択部と、 当該適合度が微調しきい値よりも大きいスライスがある
    と判断したときは皺延ばし規範にしたがって操作対象と
    なるスライスを選択する微調スライス選択部と、 を有することを特徴とする請求項1記載の抄紙機制御装
    置。
  9. (9)前記スライス決定部は、プロフィルの状態が乱れ
    たときは前記モード設定部は粗調スライス選択部を選択
    し、安定しているときは微調スライス選択部を選択する
    ことを特徴とする請求項8記載の抄紙機制御装置。
  10. (10)前記スライス決定部は、予めスライスを幾つか
    のゾーン毎に区分し、区分されたゾーン毎に皺延ばし規
    範にしたがって各ゾーン内の操作対象となるスライスを
    決定することを特徴とする請求項1又は8記載の抄紙機
    制御装置。
  11. (11)紙の原料の供給量を操作する当該紙の幅方向に
    複数配置されたスライスと、製造された紙の品質を当該
    紙の幅方向に測定するセンサとを有する抄紙機に対して
    、このセンサで検出した値が予め定められた目標プロフ
    ィルに一致する方向に前記スライスを操作する抄紙機制
    御方法において、前記センサの測定点が、前記スライス
    のいずれに位置対応しているか定める位置対応工程と、
    前記検出坪量プロフィルと目標プロフィルとの偏差を、
    当該位置対応工程の対応関係に従い、前記スライスにつ
    いて演算するプロフィル演算工程と、 前記スライスの間の位置に設けられる仮想スライスにつ
    いて前記検出坪量プロフィルと目標プロフィルとの偏差
    を演算する仮想スライス演算工程と、 スライスを操作するルールを少なくとも1以上有し、前
    記プロフィル演算工程及び仮想スライス演算工程で演算
    した各スライス及びこれに隣接する仮想スライスでの偏
    差を用いて、これら各ルールに対して当該操作ルールと
    の適合度を演算し、この演算した適合度を基に当該操作
    ルールのうち一つを各スライスに対して取出す候補選定
    工程と、この候補選定工程で求めた各スライスについて
    の適合度と、所定のしきい値とを比較して皺延ばし規範
    にしたがつて操作対象となるスライスを決定するスライ
    ス決定工程と、 このスライス決定工程で決定されたスライスについて候
    補選定工程で選定された操作ルールに従って制御量を当
    該スライスに送る出力制御工程と、を具備することを特
    徴とする抄紙機制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0590433A3 (en) * 1992-10-02 1996-09-25 Siemens Ag Control process for the production of pulp by control of pressure and temperature

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EP0590430A3 (ja) * 1992-10-01 1994-04-27 Siemens Ag
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