JPH0429093Y2 - - Google Patents

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JPH0429093Y2
JPH0429093Y2 JP19267687U JP19267687U JPH0429093Y2 JP H0429093 Y2 JPH0429093 Y2 JP H0429093Y2 JP 19267687 U JP19267687 U JP 19267687U JP 19267687 U JP19267687 U JP 19267687U JP H0429093 Y2 JPH0429093 Y2 JP H0429093Y2
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、プランジヤポンプのプランジヤに
係り、詳しくはプランジヤポンプのプランジヤが
軸方向に基端側の基端側部材と先端側の先端側部
材とに分離し、先端側部材が基端側部材に着脱自
在に結合しているプランジヤポンプに関するもの
である。
〔従来の技術〕
プランジヤポンプにおいてプランジヤの耐摩耗
性及び耐腐食性の改善、並びに摩耗部及び腐食部
の交換の容易化のために、軸方向に関してプラン
ジヤを基端側の基端側部材と先端側の先端側部材
とに分離し、先端側部材を基端側部材に着脱自在
に結合するとともに、心出し部材をセラミツク等
の耐摩耗性及び耐腐食性材料とすることが、従
来、行われている。
基端側部材と先端側部材との心出しが不正確で
あると、先端側部材の偏摩耗等の原因となるの
で、基端側部材と先端側部材との心出しは正確に
行う必要がある。
そこで、実願昭56−112287号(実開昭58−
19163号公報)のプランジヤでは、心出し部材の
一方及び他方の外周部分にそれぞれ基端側部材の
先端部及び先端側部材の基端部を嵌合させること
により、基端側部材と先端側部材との正確な心出
しを図つている。先端側部材の先端面はポンプ室
に臨んでおり、ポンプ室の液が、締め付けボルト
の頭部と先端側部材の先端面との間から先端側部
材の締め付けボルト用挿通孔へ侵入し易いので、
締め付けボルトの頭部と先端側部材との先端面と
の間にパツキンを介在させ、締め付けボルトによ
り締め付けている。これに対し、先端側部材と基
端側部材との接合部はプランジヤポンプの吸入口
へ臨み、接合部にかかる液圧が小さいので、特に
シール構造が考慮されていなかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、先端側部材と基端側部材との接合部も
低圧ながら一定の液圧を受けるので、長時間にわ
たるプランジヤポンプの使用では、液体がこの接
合部から心出し部材の方へ侵入する。先端側部材
及び心出し部材には、先端側部材を基端側部材に
着脱自在に固定するための締め付けボルトの軸部
が貫通しているので、先端側部材と基端側部材と
の接合面を経て侵入して来た液体は、心出し部材
の周部を経て締め付けボルトの軸部へ進み、軸部
のねじ部等の腐食原因となるおそれがある。
この考案の目的は、心出し部材の一方及び他方
の外周部分にそれぞれ基端側部材の先端部及び先
端側部材の基端部を嵌合させることにより、基端
側部材と先端側部材との正確な心出しを図るプラ
ンジヤにおいて、先端側部材と基端側部材との接
合面を経て侵入する液体に因る先端側部材と基端
側部材との結合用の締め付けボルトの腐食を防止
するとともに、組付け作業を能率化することがで
きるプランジヤポンプのプランジヤを提供するこ
とである。
〔問題点を解決するための手段〕
実施例に対応する図面により、この考案の構成
を説明する。プランジヤ15において、先端側部
材36は基端側部材16の先端側に基端側部材1
6に対して同軸的に配設され、心出し部材38
は、その一方及び他方の外周部分において基端側
部材16の先端部及び先端側部材36の基端部の
それぞれの凹所40,42に嵌合している。締め
付けボルト44は、その軸部48において先端側
部材36及び心出し部材38を貫通し、かつ軸部
48の先端部において基端側部材16に螺合して
先端側部材36を基端側部材16に接合する。パ
ツキン50は締め付けボルト44の頭部46と先
端側部材36の先端面との間に介在している。そ
して、心出し部材38は、基端側部材16と先端
側部材36との接合面に介在するフランジ部39
を一体的にもつ。このフランジ部39の両端面に
は複数個の環状凸部52が心出し部材38の中心
線に対してほぼ同心的に形成され、これら環状凸
部52は、締め付けボルト44による基端側部材
16と先端側部材36との締め付けにより変形し
て基端側部材16及び先端側部材36の接合面に
密着している。
〔作用〕
心出し部材38のフランジ部39は、基端側部
材16及び先端側部材36の接合面に介在され、
締め付けボルト44による基端側部材16及び先
端側部材36の軸方向締め付けに伴つて軸方向へ
圧縮される。これにより、フランジ部39の両端
面における環状凸部52は、圧縮されて変形し、
基端側部材16及び先端側部材36の接合面に密
着した状態となり、密着状態の各環状凸部52は
シールの機能を果たす。先端側部材36と基端側
部材16との接合部の外周には液圧がかかり、液
体が接合部内へ侵入しようとするが、シール機能
を有している密着状態の環状凸部52のために接
合部内への侵入を阻まれ、締め付けボルト44の
軸部48へ、特にそのねじ部へは達しない。
〔実施例〕
第4図はプランジヤポンプ10の全体の概略的
な縦断面図である。プランジヤポンプ10におい
て、クランク軸12は両端部においてクランクケ
ース14に回動自在に軸支されている。プランジ
ヤ15の基端側部材16は、ステンレス等の金属
から成り、クロスヘツドを構成し、クランクケー
ス14の案内部18により水平方向へ案内され
る。コンロツド20は、両端部においてそれぞれ
クランク軸12及び基端側部材16の基端部に回
動自在に結合し、動力をクランク軸12から基端
側部材16の基端部へ伝達する。マニホールド2
2は、クランクケース14に接合され、吸入口2
4、ポンプ室26及び吐出口28を有している。
吸入弁30及び吐出弁32は、それぞれ吸入口2
4とポンプ室26との間及びポンプ室26と吐出
口28との間に配設される。シリンダ部材34は
マニホールド22内に嵌挿され、プランジヤ15
の先端側部材36がシリンダ部材34の内周面を
摺動可能となつている。先端側部材36はセラミ
ツク等の耐摩耗性及び耐腐食性材料から成る。
第1図はプランジヤ15の先端部の詳細な縦断
面図である。凹所40及び42は、基端側部材1
6及び先端側部材36においてそれらの接合面に
開口するように形成されている。心出し部材38
は、軸方向のほぼ中心においてフランジ部39を
一体的にもち、フランジ部39に対して心出し部
材38の両側の外周部分はそれぞれの凹所40及
び42の周面に嵌合し、この嵌合により基端側部
材16と先端側部材36との心出しが行われる。
締め付けボルト44は頭部46と軸部48とを備
え、軸部48は、先端側部材36及び心出し部材
38を貫通し、先端部において基端側部材16の
先端部に螺合している。締め付けボルト44によ
り先端側部材36は基端側部材16に着脱自在に
結合する。パツキン50は、締め付けボルト44
の頭部46と先端側部材36の先端面との間に介
在し、締め付けボルト44の頭部46と先端側部
材36の先端面との間から液体が先端側部材36
内へ侵入するのを防止する。
第2図は心出し部材38の拡大縦断面図、第3
図は第2図の−線に沿う断面図である。フラ
ンジ部39の両端面には、心出し部材38の中心
線に対してほぼ同心的な環状凸部52が複数個、
形成され、各環状凸部52は圧縮により塑性変形
又は弾性変形可能である材料から成る。フランジ
部39全体を心出し部材38の本体部と同じく金
属とし、環状凸部52の頂部を角状にし、環状凸
部52を圧縮により塑性変形可能なものとするす
ることができる。また、フランジ部39をコアと
しての円板部とこの円板部の表面を被覆する被覆
部との二層構造とし、円板部を心出し部材38の
本体部と同じく金属とし、そして被覆部をゴム等
の弾性体として、各環状凸部52を圧縮により弾
性変形可能なものとすることができる。
心出し部材38のフランジ部39は、基端側部
材16及び先端側部材36の接合面に介在され、
締め付けボルト44により基端側部材16及び先
端側部材36の軸方向締め付けに伴つて軸方向へ
圧縮される。これにより、フランジ部39の両端
面における環状凸部52は、圧縮されて変形し、
基端側部材16及び先端側部材36の接合面に密
着した状態となり、密着状態の各環状凸部52は
シールの機能を果たす。先端側部材36と基端側
部材16との接合部の外周には液圧がかかり、液
体が接合部内へ侵入しようとするが、シール機能
を有している密着状態の環状凸部52のために接
合部内への侵入を阻まれ、締め付けボルト44の
軸部48へ、特にそのねじ部へは達しない。
〔考案の効果〕
このように、この考案では、心出し部材の一方
及び他方の外周部分にそれぞれ基端側部材の先端
部及び先端側部材の基端部の凹所を嵌合させるこ
とにより、基端側部材と先端側部材との正確な心
出しを図るプランジヤにおいて、心出し部材は、
基端側部材及び先端側部材の接合面の間に介在す
るフランジ部を一体的にもち、このフランジ部の
両端面には複数個の環状凸部が心出し部材の中心
線に対してほぼ同心的に形成されている。そし
て、この環状凸部は締め付けボルトによる基端側
部材及び先端側部材の軸方向の締め付けに伴つて
変形して基端側部材及び先端側部材の接合面に密
着し、シールとしての機能を果たす。また、この
シールは、基端側部材及び先端側部材の接合部に
おいて複数個、形成されるので、接合部全体とし
てのシールは、より完全となり、接合部外周の液
圧にもかかわらず、先端側部材と基端側部材との
接合部への液体の侵入を阻み、液体が締め付けボ
ルトの軸部の方へ侵入して、軸部のねじ部等を腐
食するのを防止することができる。
この考案では、先端側部材と基端側部材との接
合面に介在してシールとしての環状凸部をもつフ
ランジ部は心出し部材に一体的に形成されている
ので、プランジヤの組付け時において、心出し部
材とフランジ部とが分離することなく、組付け作
業が能率的となる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例に関し、第1図はプラ
ンジヤの先端部の詳細な縦断面図、第2図は心出
し部材の拡大縦断面図、第3図は第2図の−
線に沿う断面図、第4図はプランジヤポンプの全
体の概略的な縦断面図である。 10……プランジヤポンプ、15……プランジ
ヤ、16……基端側部材、36……先端側部材、
38……心出し部材、39……フランジ部、4
0,42……凹所、44……締め付けボルト、4
6……頭部、48……軸部、50……パツキン、
52……環状凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端側部材36が基端側部材16の先端側に前
    記基端側部材16に対して同軸的に配設され、心
    出し部材38が、その一方及び他方の外周部分に
    おいて前記基端側部材16の先端部及び前記先端
    側部材36の基端部のそれぞれの凹所40,42
    に嵌合し、締め付けボルト44が、その軸部48
    において前記先端側部材36及び前記心出し部材
    38を貫通し、かつ前記軸部48の先端部におい
    て前記基端側部材16に螺合して前記先端側部材
    36を前記基端側部材16に接合し、パツキン5
    0が前記締め付けボルト44の頭部46と前記先
    端側部材36の先端面との間に介在しているプラ
    ンジヤポンプ10のプランジヤ15において、前
    記心出し部材38は、前記基端側部材16と前記
    先端側部材36との接合面に介在するフランジ部
    39を一体的にもち、このフランジ部39の両端
    面には複数個の環状凸部52が心出し部材38の
    中心線に対してほぼ同心的に形成され、これら環
    状凸部52は、前記締め付けボルト44による前
    記基端側部材16と前記先端側部材36との締め
    付けにより変形して前記基端側部材16及び前記
    先端側部材36の接合面に密着していることを特
    徴とするプランジヤポンプのプランジヤ。
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