JPH04290979A - 磁気センサ、磁気センサを持つ位置検出装置および磁気センサを利用したトルク検出装置、モータ制御装置、あるいはこのトルク検出装置を有する電動パワーステアリング装置 - Google Patents

磁気センサ、磁気センサを持つ位置検出装置および磁気センサを利用したトルク検出装置、モータ制御装置、あるいはこのトルク検出装置を有する電動パワーステアリング装置

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JPH04290979A
JPH04290979A JP3056296A JP5629691A JPH04290979A JP H04290979 A JPH04290979 A JP H04290979A JP 3056296 A JP3056296 A JP 3056296A JP 5629691 A JP5629691 A JP 5629691A JP H04290979 A JPH04290979 A JP H04290979A
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JP
Japan
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magnetic
magnetoresistive element
conductor
magnetic sensor
magnetic field
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JP3056296A
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Shoichi Kawamata
昭一 川又
Tadashi Takahashi
正 高橋
Shigeki Morinaga
茂樹 森永
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • G01—MEASURING; TESTING
    • G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02—Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
    • G01R33/06—Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using galvano-magnetic devices
    • G01R33/09—Magnetoresistive devices

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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Hall/Mr Elements (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強磁性体薄膜の磁気抵
抗効果を利用した磁気センサ、磁気センサを持つ位置検
出装置および磁気センサを利用したトルク検出装置,モ
ータ制御装置、あるいはこのトルク検出装置を有する電
動パワーステアリング装置に係り、特高精度に位置を検
出できる磁気センサおよびこの応用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気抵抗効果素子によって位置を
検出することが行われている。
【0003】磁気抵抗効果素子は、作用磁界が増加して
いる場合と減少している場合とでは、同一強さの作用磁
界であっても検出値が異なるという性質を持つている。 この現象は一般にヒステリシス現象と呼ばれている。
【0004】又、磁気抵抗効果素子の検出特性には、バ
ルクハウゼンノイズと称される「くぼみ」を有している
ため、この「くぼみ」に応じて出力信号にも「くぼみ」
が生じてしまう。
【0005】これらのヒステリシスやくぼみ現象は、感
応素子、特にこの種磁気抵抗効果素子にありがちなもの
で、製造過程で発生するものと考えられている。
【0006】これらのヒステリシスやくぼみ現象は出力
信号に誤差や歪を生じさせるので、これらの出力信号か
ら除去する試みがなされている。
【0007】特開昭58−56485 号公報や特開昭
63−96713 号公報記録の発明も出力信号からヒ
ステリシスやくぼみを除去することを志向したものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記公報記載の従来技
術は、磁気抵抗効果素子にバイアス磁界を作用させて、
ヒステリシス現象を抑制し、バルクハウゼンノイズの発
生個所を検出範囲の外にシフトして出力信号からヒステ
リシスやくぼみを除去するものである。
【0009】しかしながら、前記公報記載の発明では、
本質的にヒステリシス現象やバルクハウゼンノイズは完
全に除去できないものである。
【0010】これらに着目し我々は、磁気抵抗効果素子
に平行して非磁性導体を配置し、磁気媒体からの磁界に
応じて前記非磁性導体の電流を変化させるバイアス磁界
付与手段を設け、非磁性導体の電流を検出することによ
りヒステリシスやバルクハウゼンノイズを含まない出力
信号を得る原理的な物理量検出装置を特願昭2−508
号で提案した。
【0011】しかし、この提案発明では、ヒステリシス
やバルクハウゼンノイズを含まない出力信号を得るには
好適なものであるが、小形で製作性に優れ、且つ、実用
的な磁気センサのパターン形状については掘り下げた検
討をしていない。
【0012】また、この磁気センサを使用した最適な応
用装置についても言及されていない。
【0013】本発明の目的は、強磁性体薄膜のヒステリ
シス及びバルクハウゼンノイズを含まない出力信号を得
ることができ、耐ノイズ性が高く、小形で取り扱い容易
な磁気センサ、及びこれを基に高精度に作動するこれら
の応用装置を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、強磁性体薄
膜の磁気抵抗効果素子を利用した磁気センサに於いて、
前記強磁性体薄膜に平行して非磁性導体を配置し、磁気
媒体からの磁界に応じて前記非磁性導体の電流を変化さ
せるバイアス磁界付与手段を設け、前記強磁性体薄膜及
び非磁性導体の配線の正極及び負極を、各々同一方向に
配置した端子に接続することによって達成される。
【0015】この磁気センサを位置検出装置,トルク検
出装置,モータ制御装置、あるいは電動パワーステアリ
ング装置に応用すれば、それぞれ高性能に作動するそれ
ぞれの装置を得ることができる。
【0016】
【作用】強磁性体薄膜から形成される磁気抵抗効果素子
及び非磁性導体の各端子は、内側同士を正極(+)、外
側同士を負極(−)とされている。それによって、強磁
性体薄膜及び非磁性導体は、負極(−)の配線で囲まれ
るため外部からの電気的ノイズに対し強くなるので、誤
動作することがない。更に、各電源端子を磁気センサチ
ップの同一方向に配置しているので、磁気センサチップ
の端末配線が整然となり取り扱いが容易になる。
【0017】
【実施例】以下、本発明構成の一実施例を図1〜図3に
より説明する。
【0018】まず、本発明に係わるものの基本的な動作
例を図2,図3により説明する。
【0019】図2は、本発明を用いた可変バイアス型磁
気センサの構成図であり、1は絶縁基板で、この絶縁基
板上に強磁性体の磁気抵抗効果素子2が配置され、この
両端に端子5,5′が形成してある。端子5′には、一
方を接地した定電流源is及び抵抗R3を介してアンプ
OPの正入力に接続されている。他の端子5は接地され
ている。また、磁気抵抗効果素子2の上には絶縁物(図
示せず)を介して導体3を配置し、この両端にも端子4
,4′がある。この端子4′は、抵抗R5を介してアン
プの出力に接続しており、他の端子4は接地している。 さらに、アンプOPの負出力には抵抗R1とR2が接続
されており、抵抗R1の他端は接地し、抵抗R2の他端
はアンプOPの出力端に接続している。また、アンプO
Pの正入力端子には抵抗R4を介して可変電圧源VRが
接続され、他端には接地してある。そこで、アンプOP
の出力からセンサ出力V0を取り出す。
【0020】以上のような構成の可変バイアス型磁気セ
ンサの動作を図2により説明する。まず、このセンサに
加わる信号磁界HSが零で可変電圧源VRが零の場合を
考えると、定電流iSと磁気抵抗効果素子2の抵抗RO
によって得られる電圧がアンプ入力に加えられるので、
増幅された電圧VOをアンプOPが出力する。これによ
り、導体3に電流iが流れるので、図示の磁界Hbが生
じて、磁気抵抗効果素子2にバイアス磁界Hbを与える
。このため、磁気抵抗効果素子2の抵抗が下がり、アン
プOPの入力電圧も下がる。その結果、バイアス電流i
も下がり、バイアス磁界Hbも減少する。この繰り返し
で、あるバイアス磁界HbOに落ち着く。
【0021】図3は、磁気抵抗効果素子2の磁界に対す
る抵抗を示した。横軸は電流iは直角方向(横方向)の
磁界で、縦軸は磁気抵抗効果素子2の電気抵抗である。 この特性は、磁界が逆向きでも同じである。上記で説明
したバイアス磁界HbOでは、動作点が(イ)となり、
そのときの磁気抵抗効果素子2はRbとなる。
【0022】ここで、図2で示した信号磁界が磁気抵抗
効果素子2に加わったとすると、磁気抵抗効果素子2の
磁界が増加しようとするので抵抗がRbより下がろうと
し、アンプOPの入力電圧が減少してアンプ出力VOを
減少させる。このため、導体3に流れる電流iが減少し
てバイアス磁界Hb減少させるように動作する。この結
果、磁気抵抗効果素子2に加えられる磁界は信号磁界が
増加した分バイアス磁界が減少し、その差分はもとのバ
イアス磁界HbOと等しくなる。次に、信号磁界が逆方
向に加わったとすると、磁気抵抗効果素子2に加わる磁
界が減少し、抵抗が増加しようとするので、アンプOP
の入力が増加してアンプ出力VOを増加させる。その結
果、導体3の電流iは増加し、バイアス磁界を増加させ
る。このため、磁気抵抗効果素子2に加わる磁界は信号
磁界と等しい量のバイアス磁界が変化するので、差分の
磁界は、信号磁界が加わる前のバイアス磁界HbOと等
しくなる。従って、磁気抵抗効果素子2の抵抗値も元の
Rbと同じであり、動作点は図3の(イ)から変化しな
い。しかし、アンプOPの出力VOは、信号磁界に対応
して変化する。
【0023】次に、信号磁界Hsが図3のように時間と
ともに変化した場合でも、上記で説明したのと同様に動
作するので、バイアス磁界Hbが図示破線のように信号
磁界Hsと同じ大きさで方向が反対に変化する。従って
、磁気抵抗効果素子2に加えられる磁界は両者の合成と
なって一定磁界Hbとなり、動作点(イ)が移動しない
ので抵抗値もRbで一定となる。しかし、アンプOPの
出力VOは破線のように変化して、信号磁界に対応した
出力が得られる。
【0024】また、図3の動作点(イ)の設定を変化す
る場合は、図2の可変電圧源VRを変化(例えば増加)
させれば信号磁界Hsが零の時のアンプの入力にこの可
変電圧源VRが加算されるので、これに見合った出力電
圧VOを増加し、バイアス磁界HbOを増加させること
ができる。
【0025】従って、可変電圧源VRによって動作点(
イ)を自由に設定することが可能となる。
【0026】さて、以上説明した動作をする可変バイア
ス型磁気センサでは、一本の磁気抵抗効果素子で一相の
出力が得られるため、従来の磁気センサに比し、磁気抵
抗効果素子の数を少なくでき、磁気センサの小型化が可
能となる。このためには、磁気抵抗効果素子2及び導体
3の電源及び出力等の配線等が重要なキーポイントとな
る。
【0027】図1は、本発明の可変バイアス型磁気セン
サのセンサパターンを示す一実施例である。
【0028】ここで、図2と同一符号で示した部品は図
2と同一符号の部品を示し、同じ作用をする。
【0029】T1〜T4は、外部との接続のため、絶縁
基板1の一方向に配置されたターミナル部であり、磁気
抵抗効果素子2及び導体3へ通電するための電源端子及
び出力を取り出すための出力端子として使用する。絶縁
基板(例えばガラス)1の上に配置される磁気抵抗効果
素子2は、配線L1,L2と共に構成され、各々ターミ
ナルT1,T2に接続している。
【0030】即ち、磁気抵抗効果素子2の一方(ターミ
ナル側)は、同材料の配線L2により内側のターミナル
T2に接続される。また、磁気抵抗効果素子2の他方(
反ターミナル側)は、同様に配線L1により最外側のタ
ーミナルT1に接続し、お互いの配線L1,L2が交差
しない構成としている。この配線L1,L2は、磁気抵
抗効果素子2の幅よりも広い幅で構成し、配線による抵
抗の影響を小さくしている。一方、導体3は、絶縁物(
図示せず)を介して磁気抵抗効果素子2の上に平行して
配置されている。この導体3の配線L3,L4は、導体
3と同じ材料(例えばアルミニウム)で構成し、前記、
配線L1,L2と交差しないような配置で各々ターミナ
ルT3,T4に接続している。
【0031】導体3の一方(ターミナル側)は、配線L
2の右側方向に引き出し、更に内側のターミナルT3に
接続している。また、導体3の他方(反ターミナル側)
の配線L4は、同様に配線L1と反対方向に引き出し最
外側のターミナルT4に接続している。即ち、図2で示
した端子5′,5,4′,4を長くして各々ターミナル
T1,T2,T3,T4まで延ばした構成となっている
。
【0032】従って、各ターミナルT1〜T4の機能は
、図2に対応させて説明すると、ターミナルT1は、一
方を接地した定電流源is及び抵抗R3を介してアンプ
OPの正入力に接続される。ターミナルT2は、回路の
グランドラインに接続される。ターミナルT3は、抵抗
R5を介してアンプOPの出力を接続される。また、タ
ーミナルT4は、回路のグランドラインに接続される。
【0033】このように、本発明の可変バイアス型磁気
センサによれば、従来の磁気センサに比し、センサ出力
の一相分に於いて、端子の数を2個少ない4個にするこ
とができ、センサの小型化を図れ、また歩留まりが向上
する。
【0034】図4は、他の実施例を示す構成図であり、
導体3の、絶縁物のスルーホール7により磁気抵抗効果
素子2の他方(反ターミナル側)の端子部6と電気的に
接続した例である。
【0035】即ち、絶縁基板(例えばガラス)1の上に
配線L2及び端子部6と共に磁気抵抗効果素子2を配置
し、その上にスルーホール7に設けた絶縁物(図5の8
)を介して配線L1,L4と共に導体3を配置する。 配線L1,L4は各々最外側に引き出し、ターミナルT
1,T4に接続する。このように構成すると、配線L1
は導体3及び配線L4と同じ材料(例えばアルミニウム
)で構成でき、配線抵抗を小さくできると共に、磁気抵
抗効果素子2及び導体3をグランドラインで囲うような
構成となるため、耐ノイズ性も向上する効果が得られる
。
【0036】図4に示したA−A′の断面構成を図5に
示す。
【0037】図5では、絶縁基板(例えばガラス)1の
上に、NiFe等の薄膜による磁気抵抗効果素子2及び
配線(図4のL2)、更には端子部(図4の6)を、蒸
着やスパッタ等とエッチングにより担持形成する。その
上に、SiO2 等の絶縁物8を配置し、その上にアル
ミなどの導体3及び配線L1,L3,L4を設ける。更
に、外部からの損傷や変質から保護するために前記絶縁
物8の上にPIQと一般に呼ばれている樹脂保護膜を被
覆形成している。
【0038】尚、更にその保護を確実にするために考え
られたのが図18である。
【0039】図18では先ず硝子基板上に、パーマロイ
(NiFe)で形成される磁気抵抗効果素子2とクロー
ム等から形成される配線L1′,L4′を担持する。こ
のクロームの上にはアルミニウル等の配線L1,L4を
更に担持させる。尚、アルミニウム等の配線L1,L4
の下にクロームを敷くのはガラス上に配線L1,L4を
確実に固定するためと、耐ノイズ性を高めるためである
。
【0040】次にこの配線L1′,L4′,L1,L4
及び磁気抵抗効果素子2をSiO2 等の絶縁物81で
被覆し、更にPIQと一般に呼ばれている樹脂保護膜8
2を被覆形成している。
【0041】この樹脂保護膜の上に導体3を担持する。 この導体3を更にSiO2 等の絶縁物91及びPIQ
と一般に呼ばれている樹脂保護膜92を重ねて被覆し磁
気センサを構成する。
【0042】このような保護構成によって本発明の磁気
センサは外部からの衝撃や化学的な腐食、あるいは水滴
等から磁気抵抗効果素子2及び導体3を完全に保護でき
る。図6は他の実施例である。図1〜図4の実施例では
導体3の他方(反ターミナル側)を左右に引き出して各
々最両側に接続している。しかし、この例では、更なる
磁気センサの小型化を図るうえではターミナルT1,T
4のどちらかが歩留まりを悪くしている。図5は、図4
に示した配線L1を除去することでターミナルT1を省
き磁気センサの更なる小型化を可能としている。
【0043】図7は他の実施例である。図1〜図6の例
ではセンサの出力が1相の例で述べている。しかし、こ
の例では、本センサを位置センサとして用いた場合、移
動方向などの判別などの用途には充分な機能を果たさな
い。
【0044】図7〜図9は2相出力の一実施例である。 図7,図8はその構成図であり、磁気信号(N−S)を
記録した移動体10に対向して絶縁基板(例えばガラス
)1の上に構成した磁気抵抗効果素子2とλ/4(λ:
記録ピッチ(N−N)離して磁気抵抗効果素子2′及び
その端子6と配線L2,L5を配置し、その上にスルー
ホール7を設けた絶縁物(図示せず)を介して導体3,
3′とその配線L1,L3,L4,L6を配置した可変
バイアス型磁気センサ1を構成している。この出力VA
,VBには、図1と同じように信号磁界に応じた図9の
ような波形が得られる。出力VA,VBの位相差は、磁
気抵抗効果素子2と磁気抵抗効果素子2′の間隔λ/4
に対応して電気角で90°である。
【0045】図10は、2相出力に於ける他の実施例で
ある。これは、図6で示した1相出力の例と同様の効果
を得る例である。即ち、図7で示した配線L1を除去し
てターミナルT1を省いている。このように構成すれば
、2相出力の可変バイアス磁気センサとして、更に小型
化が図れる。
【0046】図11は2相出力に於ける他の実施例であ
る。この例は、磁気抵抗効果素子2,2′と導体3,3
′のグランド配線L1,L6を電気的に絶縁した例であ
る。即ち、この例では、磁気抵抗効果素子2,2′の長
さを導体3,3′の長さよりも長くし、端子部6と導体
3の配線L6(引き出し部)とを分離した構成としてい
る。こうすれば、磁気抵抗効果素子2,2′と導体3,
3′のグランドは電気的に絶縁されるので導体3,3′
に流す電流の影響を磁気抵抗効果素子2,2′が受けな
くなるので信頼性の高い可変バイアス型磁気センサを構
築できる。また、この実施例では、磁気抵抗効果素子2
,2′の方を導体3,3′より長い構成としたが、逆に
、導体3,3′の方を長くしても良い。この場合には、
磁気抵抗効果素子2,2′の長さを有効に利用できる効
果が得られる。
【0047】図12は他の実施例を示す平面構成図であ
り、図12のXII−XII断面を図13に示す。この
例は、配線を2つに分けて第1の配線L1′,L2′,
L3′,L4′を絶縁基板(例えばガラス)1などに密
着性の良い、例えばクロム材で構成し、その上にさらに
導電性の良い、例えばアルミニウムを設けた例である。 更に、この例では、センサの信頼性を上げるため、表面
にも絶縁物9を配置し、導体3などを保護する構成とし
ている。
【0048】以上、図1〜図13で述べたように、使用
するセンサの目的,用途に応じて組み合わせは自由であ
る。
【0049】次に、この可変バイアス型磁気センサを用
いて位置検出装置を構成した例を図14に示す。図14
は、回転位置検出装置として磁気エンコーダに応用した
例を示す。回転軸11に固定した磁性体の回転ドラム(
磁気媒体)10の外周に記録ピッチλ(N−N)の磁気
信号を全周に記録している。この磁気媒体10に対向し
て前述の可変バイアス型磁気センサ1を配置する。この
状態において、磁気ドラムが回転すると磁気信号から発
生する信号磁界(N−Nの繰り返し信号)が可変バイア
ス型磁気センサ1に加えられる。その結果、前記信号磁
界が時間と共に正弦波状に変化すると、先に説明した図
3のようにアンプ出力VOには、正弦波状の出力が得ら
れる。この出力波形は、信号磁界に比例しており、この
出力により正確な回転位置を検出できる。
【0050】図15は、図14に示した正弦波出力の位
置検出装置を、トーションバーの両端に2組取り付けて
、各々の回転位置の差よりトルクを検出するトルクセン
サの例である。これは、直径Dのトーションバー17の
両端に磁気ドラム101と102がある距離Lを離して
取り付けてあり、それぞれに対向して可変バイアス型磁
気センサ111と112を配置している。各可変バイア
ス型磁気センサ111と112には、お互いにλ/4離
して2つの磁気抵抗効果素子21,21′及び22,2
2′が配置してあり、前記磁気抵抗効果素子21,21
′及び22,22′にはバイアス磁界用の導体31,3
1′及び32,32′が配置されている。
【0051】そこで、磁気ドラム101,102が回転
すると、それに対応して各可変バイアス型磁気センサ1
11と112には、それぞれ位相が90度異なった2相
の正弦出力が得られる。従って、これはSin波VS1
,VS2とCos波VC1,VC2であり、この2相出
力よりそれぞれの磁気ドラムの角度θ1とθ2を求める
ことができる。この角度差が軸のトルクに比例するため
、トルクセンサとして使用できる。これは、非接触でト
ルクを検出でき、しかも回転中でも停止中でも正確なト
ルクを得ることができる。
【0052】図16は、図15のトルクセンサTSを、
自動車のパワーステアリングに使用して例を示す。図1
5のトルクセンサと、ハンドル12と減速機13の間に
シャフトSHを介して配置し、ハンドル12からのトル
クを検出し、そのトルクに対して、駆動用モータMMを
制御回路ECでコントロールして、駆動用モータMMを
回転させトルクに応じたアジスト力を減速機13を介し
てラツクアンドピニオンLPを駆動し、駆動輪TWの向
きを変化させる。この非接触トルクセンサTSにより、
信頼性の高いパワーステアリングシステムを構成できる
。
【0053】図17は、図14の位置検出装置を用いた
回転位置検出器の例を示したものである。14はモータ
で、16はモータシャフトであり、15は可変バイアス
型磁気センサ1の取り付け台である。モータシャフト1
6に磁気ドラム10を取り付けて可変バイアス型磁気セ
ンサ1を対向させる。モータ14が回転すると、磁気ド
ラム10に記録した磁気信号を可変バイアス型磁気セン
サ1で検出するので、可変バイアス型磁気センサ1の出
力でモータ14の回転位置を検出でき、OA機器やFA
機器を駆動するためのサーボモータとしてしようできる
。
【0054】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載されるような効果が得られる。
【0055】磁気抵抗効果素子及び導体の一方を共にグ
ランドラインとして、それぞれ最両端のターミナルに配
線接続することにより磁気抵抗効果素子及び導体をグラ
ンドラインで囲む構成となり、外乱による耐ノイズ性が
向上し、信頼性の高い磁気センサを提供できる。さらに
、磁気抵抗効果素子及び導体の一方を共通にして、最両
端のどちらか一方のターミナルに配線接続することによ
りターミナルの一方を省略することができるので、磁気
センサの更なる小型化が図れる。
【0056】この可変バイアス型磁気センサを応用した
位置検出装置は、小型で精度の高い正弦波を得ることが
できる。
【0057】精度の高い正弦波を得ることができる位置
や速度を検出することができる位置検出装置をモータに
適用したので、高精度の制御が可能なモータを提供する
ことができる。
【0058】また、上記の位置検出装置を用いたトルク
センサは、非接触で小型高精度のトルクを得ることがで
き、さらには、このトルクセンサを用いた自動車のパワ
ーステアリングシステムは、信頼性の高い安定したシス
テムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明構成の第1の実施例構成を示すバイアス
型磁気センサの平面図。
【図2】可変バイアス型磁気センサの基本回路図。
【図3】可変バイアス型磁気センサの動作説明図。
【図4】バイアス型磁気センサの第2の実施例構成を示
す平面図。
【図5】バイアス型磁気センサの断面を示すもので図4
のV−V断面図。
【図6】バイアス型磁気センサの第3の実施例構成を示
す平面図。
【図7】磁気ドラムの磁気信号の展開平面図。
【図8】可変バイアス型磁気センサの第4の実施例を示
す平面図。
【図9】前記第4の実施例によって得られる2相出力を
示す図。
【図10】可変バイアス型磁気センサの第5の実施例を
示すもので2相出力を得る平面図。
【図11】可変バイアス型磁気センサの第6の実施例を
示すもので2相出力を得る平面図。
【図12】可変バイアス型磁気センサの第7の実施例を
示すもので2相出力を得る平面図。
【図13】可変バイアス型磁気センサの断面図で図12
のXII−XII断面を示す図。
【図14】モータ軸に取り付けた磁気ドラムの磁気信号
を検出する位置検出装置を示す斜視図。
【図15】位置検出装置を使用したトルクセンサを示す
斜視図。
【図16】トルクセンサを使用した電動パワーステアリ
ングシステムの斜視図。
【図17】位置検出装置を設けたモータの斜視図。
【図18】改良された可変バイアス型磁気センサの断面
図。
【符号の説明】
1…絶縁基板、2…磁気抵抗効果素子、3…導体、4,
4′,5,5′,6…端子部、7…スルーホール、8,
9…絶縁物、10…磁気ドラム、11…シャフト、12
…ハンドル、13…減速機、14…モータ、15…取り
付け台、16…モータシャフト、L…配線、T…ターミ
ナル、Hb…バイアス磁界、HS…信号磁界。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気媒体の磁気記録信号を強磁性体薄膜か
    ら形成した磁気抵抗効果素子によって検出する磁気セン
    サに於いて、前記磁気抵抗効果素子に平行して非磁性導
    体を配置し、磁気媒体からの磁界に応じて前記非磁気導
    体の電流を変化させるバイアス磁界付与手段を設け、前
    記磁気抵抗効果素子及び非磁性導体の配線の正極及び負
    極を、各々同一方向に配置した端子に接続したことを特
    徴とする磁気センサ。
  2. 【請求項2】請求項1に於いて、磁気抵抗効果素子及び
    非磁性導体の正極あるいは負極のいずれか一方あるいは
    その両方を前記磁気媒体の電気信号内において磁気信号
    を横切るように配置したことを特徴とする磁気センサ。
  3. 【請求項3】請求項1に於いて、磁気抵抗効果素子及び
    非磁気導体の負極を共通にして、同一方向に設けた端子
    に接続したことを特徴とする磁気センサ。
  4. 【請求項4】請求項1に於いて、磁気抵抗効果素子及び
    非磁気導体の負極を共通にして、同一方向に設けた端子
    の最両端に接続したことを特徴とする磁気センサ。
  5. 【請求項5】請求項1に於いて、磁気抵抗効果素子及び
    非磁気導体の一方負極を別々に配線し、お互いを絶縁し
    て、各々、同一方向に設けた端子の最両端に接続したこ
    とを特徴とする磁気センサ。
  6. 【請求項6】請求項1に於いて、磁気抵抗効果素子の幅
    を非磁性導体の配線の幅より狭くしたことを特徴とする
    磁気センサ。
  7. 【請求項7】請求項1に於いて、磁気抵抗効果素子及び
    非磁気導体を同一材料にしたことを特徴とする磁気セン
    サ。
  8. 【請求項8】請求項7に於いて、磁気抵抗効果素子及び
    非磁気導体のを同一材料にすると共に磁気抵抗効果素子
    及び非磁性導体の配線を磁気抵抗効果素子及び非磁性導
    体と同一材料で形成したことを特徴とする磁気センサ。
  9. 【請求項9】請求項1に於いて、磁気抵抗効果素子及び
    非磁気導体の配線を磁気抵抗効果素子及び非磁性導体と
    異なる材料で形成したことを特徴とする磁気センサ。
  10. 【請求項10】請求項1に於いて、磁気抵抗効果素子及
    び非磁気導体の組を2組設け、磁気信号(N−N)の記
    録ピッチをλとした場合、各々の間隔をλ/4としたこ
    とを特徴とする磁気センサ。
  11. 【請求項11】請求項10に於いて、磁気抵抗効果素子
    及び非磁性導体の各々を別々に配線し、お互いを絶縁し
    たことを特徴とする磁気センサ。
  12. 【請求項12】請求項10に於いて、磁気抵抗効果素子
    及び非磁性導体の負極を共通にして配線したことを特徴
    とする磁気センサ。
  13. 【請求項13】請求項10に於いて、磁気抵抗効果素子
    及び非磁性導体の負極の配線は、各々、同一方向に設け
    た端子の最外側に接続したことを特徴とする磁気センサ
    。
  14. 【請求項14】請求項1あるいは請求項10に於いて、
    ガラス等の絶縁基板上に、強磁性体薄膜を蒸着又はスパ
    ッタとエッチングにより形成し、その上に薄い絶縁膜を
    介して、非磁性体導体膜及び配線を配置し、更にその上
    に絶縁膜を設けたことを特徴とする磁気センサ。
  15. 【請求項15】請求項1あるいは請求項10に於いて、
    例えばガラス等の絶縁基板上に、強磁性体薄膜及びその
    配線を蒸着又はスパッタとエッチングにより形成し、そ
    の上に薄い絶縁膜を介して、非磁性体導体膜及びその配
    線を配置し、更にその上に絶縁膜を設けたことを特徴と
    する磁気センサ。
  16. 【請求項16】磁気媒体の磁気記録信号を強磁性体薄膜
    から形成した磁気抵抗効果素子によって検出する磁気セ
    ンサに於いて、磁気抵抗効果素子に平行して導体を配置
    し、被測定磁界に応じて、前記導体でバイアス磁界を得
    る手段を設け、磁気抵抗効果素子及び導体の正極,負極
    を各々、同一方向に設けた端子に接続したことを特徴と
    する磁気センサ。
  17. 【請求項17】請求項16に於いて、絶縁基板上に強磁
    性体薄膜を配置し、その上に絶縁物を介して導体を配置
    したことを特徴とする磁気センサ。
  18. 【請求項18】請求項17に於いて、導体を流す電流に
    よってバイアス磁界を前記磁気抵抗効果素子に加えるこ
    とを特徴とする磁気センサ。
  19. 【請求項19】請求項17に於いて、導体に流す電流の
    大きさ及び方向を変化させることによりバイアス磁界を
    調整することを特徴とする磁気センサ。
  20. 【請求項20】強磁性体薄膜からなる磁気抵抗効果素子
    で磁気媒体の磁界位置を検出するものに於いて、前記磁
    気抵抗効果素子に平行して非磁性導体を配置し、磁気媒
    体からの磁界に応じて、前記非磁性導体の電流を変化さ
    せてバイアス磁界を得る手段を設け、前記磁気抵抗効果
    素子及び非磁性導体の正極及び負極を各々同一方向に設
    けた端子に接続すると共に、前記バイアス手段からの出
    力信号により位置を検出することを特徴とする位置検出
    装置。
  21. 【請求項21】強磁性体薄膜からなる磁気抵抗効果素子
    でモータの軸に取り付けた磁気媒体の磁界を検出し、モ
    ータの位置あるいは速度を検出し、これに基づいてモー
    タを制御するものに於いて、前記磁気抵抗効果素子に平
    行して非磁性導体を配置し、磁気媒体からの磁界に応じ
    て、前記非磁性導体の電流を変化させてバイアス磁界を
    得る手段を設け、前記磁気抵抗効果素子及び非磁性導体
    の配線(正極及び負極)を、各々同一方向に設けた端子
    に接続すると共に、前記バイアス手段からの出力信号に
    より位置を検出することを特徴とするモータ制御装置。
  22. 【請求項22】強磁性体薄膜の磁気抵抗効果を利用して
    位置を検出する磁気センサをトーションバの両端に用い
    て、その角度差をトルクを測定するものに於いて、前記
    磁気抵抗効果素子に平行して非磁性導体を配置し、磁気
    媒体からの磁界に応じて、前記非磁性導体の電流を変化
    させてバイアス磁界を得る手段を設け、前記磁気抵抗効
    果素子及び非磁性導体の配線(正極及び負極)を、各々
    同一方向に設けた端子に接続すると共に、前記バイアス
    手段からの出力信号により位置を検出することを特徴と
    するトルク検出装置。
  23. 【請求項23】トーションバの両端に磁気信号を記録し
    た磁気媒体取り付け、これらの磁気信号を強磁性体薄膜
    からなる磁気抵抗効果素子によってそれぞれ検出し、そ
    れぞれの前記磁気抵抗効果素子からの出力信号の相対位
    相差からトルクを検出するトルク検出装置をハンドルと
    操舵軸間に取り付け、そのトルクに応じて電動機により
    操舵力を補助するものに於いて、前記磁気抵抗効果素子
    に平行して非磁性導体を配置し、磁気媒体からの磁界に
    応じて、前記非磁性導体の電流を変化させてバイアス磁
    界を得る手段を設け、前記磁気抵抗効果素子及び非磁性
    導体の正極及び負極を、各々同一方向に設けた端子に接
    続すると共に、前記バイアス手段からの出力信号により
    位置を検出することを特徴とする電動パワーステアリン
    グ装置。
  24. 【請求項24】磁気媒体の磁気記録信号を強磁性体薄膜
    から形成した磁気抵抗効果素子によって検出する磁気セ
    ンサに於いて、前記磁気抵抗効果素子に平行して非磁性
    導体を配置し、磁気媒体からの磁界に応じて前記非磁性
    導体の電流を変化させるバイアス磁気付与手段を設け、
    前記磁気抵抗効果素子及び非磁性導体の配線の正極及び
    負極を、各々同一方向に配置した端子に接続するもので
    あって、絶縁基板上にクローム及び前記磁気抵抗効果素
    子を担持し、これらのクローム及び前記磁気抵抗効果素
    子を酸化シリコン等の酸化皮膜で被覆し、この上に更に
    樹脂皮膜を施し、この樹脂皮膜上にアルミニウム等の非
    磁性導体を担持し、更にこの上を酸化シリコン等の酸化
    皮膜及び樹脂皮膜で被覆したことを特徴とする磁気セン
    サ。
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