JPH0429113B2 - - Google Patents
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- JPH0429113B2 JPH0429113B2 JP60105003A JP10500385A JPH0429113B2 JP H0429113 B2 JPH0429113 B2 JP H0429113B2 JP 60105003 A JP60105003 A JP 60105003A JP 10500385 A JP10500385 A JP 10500385A JP H0429113 B2 JPH0429113 B2 JP H0429113B2
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- JP
- Japan
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- coin
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- detection coil
- coils
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、自動販売機、両替機などに使用され
る硬貨選別装置に関するものである。
る硬貨選別装置に関するものである。
従来の技術
従来から、硬貨の選別装置としては、種々のも
のが提案されており、電子式硬貨選別装置に関し
ては、硬貨通路に少なくとも2つ以上の複数の検
出コイルを配置し、前記検出コイルによる電磁界
の作用下において、硬貨通過時に生ずるそれぞれ
の検出コイルのインピーダンス変化を検査する方
法が知られている。
のが提案されており、電子式硬貨選別装置に関し
ては、硬貨通路に少なくとも2つ以上の複数の検
出コイルを配置し、前記検出コイルによる電磁界
の作用下において、硬貨通過時に生ずるそれぞれ
の検出コイルのインピーダンス変化を検査する方
法が知られている。
この種の装置の選別方式の代表的なものとして
は、検出コイルを発振コイルとして用い、硬貨通
過時の等価インダクタンスの変化量を発振周波数
の変化量として検出する周波数変化検出方式、検
出コイルを発振コイルとして用い、硬貨通過時の
等価損失抵抗Rの変化を、共振回路インピーダン
スの変化量として、とらえたインピーダンス電圧
検出方式、あるいは、検出コイルとその検出コイ
ルに対比される標準インピーダンス素子及び他の
2つのインピーダンス素子によるブリツジ回路を
形成し、硬貨通過時のブリツジ平衡点を検出する
方式等がある。
は、検出コイルを発振コイルとして用い、硬貨通
過時の等価インダクタンスの変化量を発振周波数
の変化量として検出する周波数変化検出方式、検
出コイルを発振コイルとして用い、硬貨通過時の
等価損失抵抗Rの変化を、共振回路インピーダン
スの変化量として、とらえたインピーダンス電圧
検出方式、あるいは、検出コイルとその検出コイ
ルに対比される標準インピーダンス素子及び他の
2つのインピーダンス素子によるブリツジ回路を
形成し、硬貨通過時のブリツジ平衡点を検出する
方式等がある。
硬貨の選別にあたつては、被検硬貨の金種判
定、偽貨の排除を含めた選別精度を上げるため、
上記各選別方式を併用したり、1つの選別方式に
あつても、検出コイルによる対応電磁界の周波数
を2つ以上複数設定する方法がとられている。
定、偽貨の排除を含めた選別精度を上げるため、
上記各選別方式を併用したり、1つの選別方式に
あつても、検出コイルによる対応電磁界の周波数
を2つ以上複数設定する方法がとられている。
例えば、第7図は前記周波数変化検出方式の従
来例の構成を示すものである。硬貨通路に配置さ
れた3つの検出コイル201,202,203は
それぞれ硬貨の主に外形、材厚、材質を検査する
検出コイルである。
来例の構成を示すものである。硬貨通路に配置さ
れた3つの検出コイル201,202,203は
それぞれ硬貨の主に外形、材厚、材質を検査する
検出コイルである。
前記検出コイルは、それぞれ独立した発振周波
数を有する発振回路204,205,206の発
振コイルとして構成されている。207はAND
回路、208は計数回路で、マイクロコンピユー
タ209からストローブ信号S1〜S3によつ
て、発振回路204,205,206の各発振周
波数が、計数回路208を通して、交互に読みと
られ、マイクロコンピユータ209内の硬貨選別
判定プログラムの実行による前記読み込まれたデ
ータの検査により硬貨の選別が行われている(特
公昭58−6985号公報)。
数を有する発振回路204,205,206の発
振コイルとして構成されている。207はAND
回路、208は計数回路で、マイクロコンピユー
タ209からストローブ信号S1〜S3によつ
て、発振回路204,205,206の各発振周
波数が、計数回路208を通して、交互に読みと
られ、マイクロコンピユータ209内の硬貨選別
判定プログラムの実行による前記読み込まれたデ
ータの検査により硬貨の選別が行われている(特
公昭58−6985号公報)。
第8図は、前記ブリツジ平衡点検出方式の従来
例の構成を示すものである。
例の構成を示すものである。
発振コイル351は、一定電圧の交流源350
によつて、励磁され、2つの受信コイル352,
353に一定電圧を供給している。310Aは主
に硬貨の材質、材厚、検査用の検出コイルであ
り、310Bは主に硬貨の外形検査用のコイルで
ある。310Aの検出コイルは、それを一辺とし
た硬貨金種毎に接続されたブリツジ回路311A
〜314Aを形成し、その出力はそれぞれ対応す
る差動増巾回路301A〜304Aに接続され、
この各差動増巾回路301A〜304Aの出力
は、それぞれ対応する比較回路305A〜308
Aの入力に直接、接続されている。そして比較回
路305A〜308Aの出力は判定選別回路30
9の入力に接続されている。310Bの検出コイ
ルも、前記310Aと同様の回路構成で、309
の判定選別回路に接続されている。
によつて、励磁され、2つの受信コイル352,
353に一定電圧を供給している。310Aは主
に硬貨の材質、材厚、検査用の検出コイルであ
り、310Bは主に硬貨の外形検査用のコイルで
ある。310Aの検出コイルは、それを一辺とし
た硬貨金種毎に接続されたブリツジ回路311A
〜314Aを形成し、その出力はそれぞれ対応す
る差動増巾回路301A〜304Aに接続され、
この各差動増巾回路301A〜304Aの出力
は、それぞれ対応する比較回路305A〜308
Aの入力に直接、接続されている。そして比較回
路305A〜308Aの出力は判定選別回路30
9の入力に接続されている。310Bの検出コイ
ルも、前記310Aと同様の回路構成で、309
の判定選別回路に接続されている。
判定選別回路309には、更にブリツジ回路の
交流源出力が310の波形変換回路を介して接続
されている。そして判定選別回路309では、
CPへの基準パルス列信号と比較回路305A〜
308A及び305B〜308Bからの出力レベ
ルを与え定められた基準値と比較して、硬貨の選
別が行われている(特公昭58−30632号公報)。
交流源出力が310の波形変換回路を介して接続
されている。そして判定選別回路309では、
CPへの基準パルス列信号と比較回路305A〜
308A及び305B〜308Bからの出力レベ
ルを与え定められた基準値と比較して、硬貨の選
別が行われている(特公昭58−30632号公報)。
発明が解決しようとする問題点
このような従来の選別装置では、硬貨の検査要
素(外形、材質、材厚)毎にそれぞれ独立した複
数の発振回路を有し、しかもそれぞれの検査要素
毎に適した複数の発振周波数で動作させているの
で、検出判定系の信号の流れが多岐に渡り、回路
構成が複雑な上、発振回路間の信号相互干渉に対
しても、検出コイル用配線ケーブルにシールド線
を使用する等、特別の対策が必要であつた。
素(外形、材質、材厚)毎にそれぞれ独立した複
数の発振回路を有し、しかもそれぞれの検査要素
毎に適した複数の発振周波数で動作させているの
で、検出判定系の信号の流れが多岐に渡り、回路
構成が複雑な上、発振回路間の信号相互干渉に対
しても、検出コイル用配線ケーブルにシールド線
を使用する等、特別の対策が必要であつた。
また、第7図、第8図に示す例では、1つの検
出コイルに対し、各金種毎に2辺のブリツジ構成
用インピーダンス素子、差動増巾器、比較器が必
要となり、やはり検出判定系の信号の流れが多岐
に渡るので、構成回路部品が多大で複雑な上、各
金種毎のブリツジの平衡点調整作業が必要とな
る。
出コイルに対し、各金種毎に2辺のブリツジ構成
用インピーダンス素子、差動増巾器、比較器が必
要となり、やはり検出判定系の信号の流れが多岐
に渡るので、構成回路部品が多大で複雑な上、各
金種毎のブリツジの平衡点調整作業が必要とな
る。
このように従来の選別装置は、いずれも回路構
成が複雑で、構成部品も多大に必要として、コス
トアツプにつながるばかりでなく、トラブルの発
生率が高くなるし、検出判定系の信号が複数で、
多岐に渡るのでサービス性も良くない。
成が複雑で、構成部品も多大に必要として、コス
トアツプにつながるばかりでなく、トラブルの発
生率が高くなるし、検出判定系の信号が複数で、
多岐に渡るのでサービス性も良くない。
また、近年硬貨選別装置を組み込んだ両替機、
自販機用のコインチエンジヤーにおいては、小型
化の要求が高くなつてきているが、前記従来例の
ような構成では、この要求に答えるのは困難であ
る。
自販機用のコインチエンジヤーにおいては、小型
化の要求が高くなつてきているが、前記従来例の
ような構成では、この要求に答えるのは困難であ
る。
本発明はこのような問題点を解決するもので、
構成を簡単にすることを目的とするものである。
構成を簡単にすることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
本発明は、上記問題点を解決するため、硬貨の
通過により、インピーダンスの変化する検出コイ
ルと、その検出コイルのインピーダンス変化を発
振回路の電圧出力変化で検出して、硬貨の選別を
行うものにおいて、前記検出コイルは主に硬貨の
材質、材厚のように異なつた要素を検出する目的
の少なくとも2つの検出コイルを硬貨通路にそつ
て、それぞれ対向配置し、その対向配置した一方
の検出コイルはコイルを直列逆相接続し、他方の
検出コイルはコイルを直列同相接続し、前記発振
回路の共振素子として接続したものである。
通過により、インピーダンスの変化する検出コイ
ルと、その検出コイルのインピーダンス変化を発
振回路の電圧出力変化で検出して、硬貨の選別を
行うものにおいて、前記検出コイルは主に硬貨の
材質、材厚のように異なつた要素を検出する目的
の少なくとも2つの検出コイルを硬貨通路にそつ
て、それぞれ対向配置し、その対向配置した一方
の検出コイルはコイルを直列逆相接続し、他方の
検出コイルはコイルを直列同相接続し、前記発振
回路の共振素子として接続したものである。
作 用
本発明は、上記した構成により1つの発振回路
出力端から、複数の検出コイルからのインピーダ
ンス変化による電圧変化分の複合出力として検出
できるので、検出判定系の信号の流れが1本化さ
れる。
出力端から、複数の検出コイルからのインピーダ
ンス変化による電圧変化分の複合出力として検出
できるので、検出判定系の信号の流れが1本化さ
れる。
また、前記複合出力の電圧ピーク点、電圧ボト
ム点の各点は、それぞれの検出コイルの主検査要
素(材質、材厚)に反応する検出ポイントとなる
と同時に、硬貨が2つの検出コイル相互に影響を
与える位置にある時、その時得られる電圧ボトム
点、またはピーク点のレベルは、通過硬貨の外径
に敏感に反応する出力として得られるので2対の
検出コイルから主に3つの硬貨検出要素に反応す
る検出出力が得られる。
ム点の各点は、それぞれの検出コイルの主検査要
素(材質、材厚)に反応する検出ポイントとなる
と同時に、硬貨が2つの検出コイル相互に影響を
与える位置にある時、その時得られる電圧ボトム
点、またはピーク点のレベルは、通過硬貨の外径
に敏感に反応する出力として得られるので2対の
検出コイルから主に3つの硬貨検出要素に反応す
る検出出力が得られる。
前記検出出力のレベル判定と、更に前記各電圧
ピークボトム、ポイントレベルの相対比率、発生
数の判定を総合検査判定することにより、硬貨選
別と精度よく行える。
ピークボトム、ポイントレベルの相対比率、発生
数の判定を総合検査判定することにより、硬貨選
別と精度よく行える。
実施例
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて、詳
細に説明する。第1図、第2図、第4図は、本発
明の実施例を示すものであつて、第3図、第5
図、第6図はその代表特性図である。第2図、第
4図において、第1図と同一のものは、同一参照
番号を付している。
細に説明する。第1図、第2図、第4図は、本発
明の実施例を示すものであつて、第3図、第5
図、第6図はその代表特性図である。第2図、第
4図において、第1図と同一のものは、同一参照
番号を付している。
第1図aは、硬貨選別装置の要部を示す概略構
成図、第1図bは、回路構成図である。
成図、第1図bは、回路構成図である。
第1図において、硬貨選別装置本体1の投入口
2から、投入された硬貨7は、勾配を有するラン
プ3を転動していく際に、検出コイル8、および
検出コイル9の側部を通過し、これら検出コイル
8,9によつて真偽を選別された硬貨7のうち、
正貨と判別された硬貨7は、ゲート4が開放され
ることにより、正貨通路5に導かれ、偽貨と判定
された硬貨7に対しては、ゲート4が開かれず、
そのまま偽貨通路6から返却される。
2から、投入された硬貨7は、勾配を有するラン
プ3を転動していく際に、検出コイル8、および
検出コイル9の側部を通過し、これら検出コイル
8,9によつて真偽を選別された硬貨7のうち、
正貨と判別された硬貨7は、ゲート4が開放され
ることにより、正貨通路5に導かれ、偽貨と判定
された硬貨7に対しては、ゲート4が開かれず、
そのまま偽貨通路6から返却される。
第1の検出コイル8と第2の検出コイル9は、
第1図bに示すように、コイル8a,8b及びコ
イル9a,9bをすべて直列に接続した上で、コ
ンデンサC1及びC2とで、共振回路を形成し、帰
還用増幅器15、ベース抵抗R2,R3、エミツタ
帰還抵抗R1、トランジスタQ1と共に発振回路1
2を形成している。発振回路12は通常検出コイ
ル8及び9の直列等価インダクタンスとコンデン
サC1,C2とで定まる一定の周波数で発振してお
り、トランジスタQ1のコレクタには、共振回路
の負荷インピーダンスとエミツタ帰還抵抗R1の
比で定まる交流出力が得られる。
第1図bに示すように、コイル8a,8b及びコ
イル9a,9bをすべて直列に接続した上で、コ
ンデンサC1及びC2とで、共振回路を形成し、帰
還用増幅器15、ベース抵抗R2,R3、エミツタ
帰還抵抗R1、トランジスタQ1と共に発振回路1
2を形成している。発振回路12は通常検出コイ
ル8及び9の直列等価インダクタンスとコンデン
サC1,C2とで定まる一定の周波数で発振してお
り、トランジスタQ1のコレクタには、共振回路
の負荷インピーダンスとエミツタ帰還抵抗R1の
比で定まる交流出力が得られる。
周知のように検出コイル8,9に、投入硬貨7
が接近すると、前記共振回路の負荷インピーダン
スは、硬貨7の導電度にあるいは、硬貨7の透磁
立μ、厚さt、および硬貨7と検出コイル8,9
の相対位置によつて変化し、その変化はトランジ
スタQ1のコレクタ電圧の変化としてあらわれる。
が接近すると、前記共振回路の負荷インピーダン
スは、硬貨7の導電度にあるいは、硬貨7の透磁
立μ、厚さt、および硬貨7と検出コイル8,9
の相対位置によつて変化し、その変化はトランジ
スタQ1のコレクタ電圧の変化としてあらわれる。
C3は直流電圧遮断用のカツプリングコンデン
サであり、トランジスタQ1の交流電圧出力は、
カツプリングコンデンサC3を通して整流回路1
3に入力され、検出出力は直流電圧としてとり出
される。D1,D2は整流用ダイオード、C4,R4は
平滑用コンデンサ及び抵抗である。R5,C5は低
周波通貨フイルタを構成する抵抗及びコンデンサ
で、発振回路12の定常発振周波数帯の高周波成
分をバイパスし、マイクロコンピユータ14の
A/Dコンバータ入力端子には、高周波リツプル
ノイズの無い、検出出力が得られる。対をなす検
出コイル8及び9は、第2図a,bに示すように
ポツト型フエライトコア402A〜402Dの溝
に、図に示すようなコイル8a,8b,9a,9
bを埋設して構成する。検出コイル8及び9は、
本実施例の場合は第2図に示すように、正貨の最
小外径より小さい外径で、しかも前記投入硬貨7
の外径の範囲内に入るよう硬貨通路10,11に
設置し、投入硬貨7の対象正貨の外径の大小によ
る影響を殆んど受けないように配慮している。
サであり、トランジスタQ1の交流電圧出力は、
カツプリングコンデンサC3を通して整流回路1
3に入力され、検出出力は直流電圧としてとり出
される。D1,D2は整流用ダイオード、C4,R4は
平滑用コンデンサ及び抵抗である。R5,C5は低
周波通貨フイルタを構成する抵抗及びコンデンサ
で、発振回路12の定常発振周波数帯の高周波成
分をバイパスし、マイクロコンピユータ14の
A/Dコンバータ入力端子には、高周波リツプル
ノイズの無い、検出出力が得られる。対をなす検
出コイル8及び9は、第2図a,bに示すように
ポツト型フエライトコア402A〜402Dの溝
に、図に示すようなコイル8a,8b,9a,9
bを埋設して構成する。検出コイル8及び9は、
本実施例の場合は第2図に示すように、正貨の最
小外径より小さい外径で、しかも前記投入硬貨7
の外径の範囲内に入るよう硬貨通路10,11に
設置し、投入硬貨7の対象正貨の外径の大小によ
る影響を殆んど受けないように配慮している。
第1図の検出コイル8は、第2図aに示すよう
に、硬貨通路10,11に対し、間隔d3をおいて
対向配置されたコイル8a,8bから形成され、
それぞれ直列同相接続の関係に設定してあるの
で、それらによる電磁界の磁束方向は、矢線41
0に示すように硬貨7の内部に浸透する方向であ
る。第2の検出コイル9は、第2図bに示すよう
に硬貨通路10,11に対し、間隔d3をおいて対
向配置されたコイル9a,9bから形成され、そ
れぞれ直列逆相接続の関係に設定してあるので、
それらによる電磁界の磁束方向は矢線411に示
すように硬貨7の表面を沿う方向である。
に、硬貨通路10,11に対し、間隔d3をおいて
対向配置されたコイル8a,8bから形成され、
それぞれ直列同相接続の関係に設定してあるの
で、それらによる電磁界の磁束方向は、矢線41
0に示すように硬貨7の内部に浸透する方向であ
る。第2の検出コイル9は、第2図bに示すよう
に硬貨通路10,11に対し、間隔d3をおいて対
向配置されたコイル9a,9bから形成され、そ
れぞれ直列逆相接続の関係に設定してあるので、
それらによる電磁界の磁束方向は矢線411に示
すように硬貨7の表面を沿う方向である。
すなわち、構成を大幅に換えることなく、検出
コイル8,9を構成するコイル8a,8b、コイ
ル9a,9bの接続を直列同相、直列逆相に変え
るだけで、硬貨7の材質検出用の検出コイル8、
材厚検出用の検出コイル9とすることができ、し
かも第1図bのように回路構成も簡単なものとす
ることができる。電磁界の作用下に硬貨を置いた
時、電磁界による磁束の硬貨への浸透度合いは、
周知のように表波深度d=1/√(w=
2π)で与えられる。従つて、周波数か極めて高
いか、導電度kが極めて大きい場合、硬貨内部の
電流、磁束は共に零にならないが、内部ほど密度
が小さくなる関係にある。これより、前記共振回
路によつて決定される発振周波数を適度な値に設
定することにより、第1の検出コイル8は、磁束
が硬貨内部を浸透する度合いが高く、主に投入硬
貨7の材質に敏感に反応し、第2の検出コイル9
は、磁束が硬貨表面に沿う方向なので、検出コイ
ル9と硬貨との間の距離(d1+d2)に敏感に反応
し、結果として硬貨の厚みt=d3−(d1+d2)に
反応する。
コイル8,9を構成するコイル8a,8b、コイ
ル9a,9bの接続を直列同相、直列逆相に変え
るだけで、硬貨7の材質検出用の検出コイル8、
材厚検出用の検出コイル9とすることができ、し
かも第1図bのように回路構成も簡単なものとす
ることができる。電磁界の作用下に硬貨を置いた
時、電磁界による磁束の硬貨への浸透度合いは、
周知のように表波深度d=1/√(w=
2π)で与えられる。従つて、周波数か極めて高
いか、導電度kが極めて大きい場合、硬貨内部の
電流、磁束は共に零にならないが、内部ほど密度
が小さくなる関係にある。これより、前記共振回
路によつて決定される発振周波数を適度な値に設
定することにより、第1の検出コイル8は、磁束
が硬貨内部を浸透する度合いが高く、主に投入硬
貨7の材質に敏感に反応し、第2の検出コイル9
は、磁束が硬貨表面に沿う方向なので、検出コイ
ル9と硬貨との間の距離(d1+d2)に敏感に反応
し、結果として硬貨の厚みt=d3−(d1+d2)に
反応する。
本発明の実施例では、発振回路12の発振周波
数を≒115KHzに設定することにより、良好な
結果を得ている。第3図は、検出コイル8及び9
の側部を投入硬貨7が通過した時の、第1図bの
A/D入力端子に生ずる検出電圧波形の代表例を
示すものである。
数を≒115KHzに設定することにより、良好な
結果を得ている。第3図は、検出コイル8及び9
の側部を投入硬貨7が通過した時の、第1図bの
A/D入力端子に生ずる検出電圧波形の代表例を
示すものである。
マイクロコンピータ14は前記検出電圧をA/
Dコンバータ入力より順次読み込んで、硬貨通路
10及び11に硬貨7が存在しない場合の出力電
圧EO硬貨10及び11を硬貨7が通過した時の
出力電圧変化の特徴点の電圧値であるVd1(第1
のボトム電圧)、Vd2(第2のボトム電圧)、Vd3
(第3のボトム電圧)、Vp1(第1のピーク電圧)、
Vp2(第2のピーク電圧)を検知する。
Dコンバータ入力より順次読み込んで、硬貨通路
10及び11に硬貨7が存在しない場合の出力電
圧EO硬貨10及び11を硬貨7が通過した時の
出力電圧変化の特徴点の電圧値であるVd1(第1
のボトム電圧)、Vd2(第2のボトム電圧)、Vd3
(第3のボトム電圧)、Vp1(第1のピーク電圧)、
Vp2(第2のピーク電圧)を検知する。
第5図a,bは、第4図に示すように第1の検
出コイル8と第2の検出コイル9を配置した硬貨
通路10,11に同一材質、同一厚みの円形模偽
硬貨で、対象正貨の最小外径に等しい模偽硬貨7
03と対象正貨の最大外径に等しい模偽硬貨70
2を通過させた時の検出電圧曲線を示した図であ
る。第2の検出コイル9とを配置した硬貨通路1
0,11に同一材質、同一厚みの円形模偽硬貨
で、対象正貨の最小外径に等しい模偽硬貨703
と対象正貨の最大外径に等しい模偽硬貨702を
通過させた時の検出電圧曲線を示した図である。
第2の検出コイル9と模偽硬貨との相互作用を無
くした時の模偽硬貨702により検出出力が曲線
704に、模偽硬貨703による検出出力が曲線
706にそれぞれあらわれる。ポイント710
は、曲線704,706の電圧ボトム点を示す。
第1の検出コイル8と模偽硬貨との相互作用をな
くした時の模偽硬貨702による検出出力が曲線
705に、模偽硬貨703による検出出力が曲線
707にそれぞれあらわれる。ポイント711
は、曲線705,707の電圧ボトム点を示す。
出コイル8と第2の検出コイル9を配置した硬貨
通路10,11に同一材質、同一厚みの円形模偽
硬貨で、対象正貨の最小外径に等しい模偽硬貨7
03と対象正貨の最大外径に等しい模偽硬貨70
2を通過させた時の検出電圧曲線を示した図であ
る。第2の検出コイル9とを配置した硬貨通路1
0,11に同一材質、同一厚みの円形模偽硬貨
で、対象正貨の最小外径に等しい模偽硬貨703
と対象正貨の最大外径に等しい模偽硬貨702を
通過させた時の検出電圧曲線を示した図である。
第2の検出コイル9と模偽硬貨との相互作用を無
くした時の模偽硬貨702により検出出力が曲線
704に、模偽硬貨703による検出出力が曲線
706にそれぞれあらわれる。ポイント710
は、曲線704,706の電圧ボトム点を示す。
第1の検出コイル8と模偽硬貨との相互作用をな
くした時の模偽硬貨702による検出出力が曲線
705に、模偽硬貨703による検出出力が曲線
707にそれぞれあらわれる。ポイント711
は、曲線705,707の電圧ボトム点を示す。
第1の検出コイル8と第2の検出コイル9の間
隔DSは対象正貨が通過した時、曲線704が曲
線705のボトム711に影響せず、しかも曲線
705が曲線704のボトムに影響しない範囲に
設定する。従つて、曲線704,705の総合検
査出力が曲線708にあらわされ、曲線706と
707の総合検査出力が曲線709にあらわされ
る。
隔DSは対象正貨が通過した時、曲線704が曲
線705のボトム711に影響せず、しかも曲線
705が曲線704のボトムに影響しない範囲に
設定する。従つて、曲線704,705の総合検
査出力が曲線708にあらわされ、曲線706と
707の総合検査出力が曲線709にあらわされ
る。
図示したように、曲線704と705の交差点
712と曲線706と707の交差点713は、
硬貨と検出コイル8及び9との相互作用面積の差
すなわち硬貨の外径によつて差が生じる。結果と
して、総合検査出力曲線708,709の電圧ピ
ーク点712,713が硬貨の外径に敏感に反応
するポイントとなる。
712と曲線706と707の交差点713は、
硬貨と検出コイル8及び9との相互作用面積の差
すなわち硬貨の外径によつて差が生じる。結果と
して、総合検査出力曲線708,709の電圧ピ
ーク点712,713が硬貨の外径に敏感に反応
するポイントとなる。
従つて、第3図の直流検出電圧曲線の電圧値
Vp1により、硬貨の主に材質を検査し、電圧値
Vd3により硬貨の主に厚みを検査し、電圧値Vp2
により、硬貨の主に外径を検査することができ
る。
Vp1により、硬貨の主に材質を検査し、電圧値
Vd3により硬貨の主に厚みを検査し、電圧値Vp2
により、硬貨の主に外径を検査することができ
る。
第6図a〜cは、硬貨に模した白銅(CuNi)
と鉛(Pb)の2種類の円形模偽硬貨について、
硬貨通路10,11を通過させた時の検出出力か
ら、外径φと厚みtを横軸により、縦軸にVp1,
Vd3,Vp2電圧の変化率をプロツトした特性曲線
であり、Vp1は主に硬貨7の材質に反応し、Vd3
は硬貨7の厚み7に主に反応し、Vp2は硬貨7の
外径φに主に反応していることをあらわしてい
る。
と鉛(Pb)の2種類の円形模偽硬貨について、
硬貨通路10,11を通過させた時の検出出力か
ら、外径φと厚みtを横軸により、縦軸にVp1,
Vd3,Vp2電圧の変化率をプロツトした特性曲線
であり、Vp1は主に硬貨7の材質に反応し、Vd3
は硬貨7の厚み7に主に反応し、Vp2は硬貨7の
外径φに主に反応していることをあらわしてい
る。
第1図bのマイクロコンピユータ14内の比較
判定プログラムでは、各投入金種毎のVp1,
Vd3,Vp2に対する予め定められた上下限基準電
圧値との比較判定、及びVd1/Vp1,Vd2/Vp1,
Vd2/Vd3のような各ピーク及びボトム電圧値相
互の比率に対する予め定められた上下限基準値と
の比較判定を行ない、これらの総合判定結果によ
り、投入硬貨の真偽を判別している。
判定プログラムでは、各投入金種毎のVp1,
Vd3,Vp2に対する予め定められた上下限基準電
圧値との比較判定、及びVd1/Vp1,Vd2/Vp1,
Vd2/Vd3のような各ピーク及びボトム電圧値相
互の比率に対する予め定められた上下限基準値と
の比較判定を行ない、これらの総合判定結果によ
り、投入硬貨の真偽を判別している。
発明の効果
以上述べたように、本発明によれば、2つの検
出コイルと1組の検出回路で、硬貨の3つの要素
(外径、材質、材厚)を検査判別することができ、
硬貨の選別を、きわめて簡単な構成と少ない部品
点数で、精密に行うことができる。
出コイルと1組の検出回路で、硬貨の3つの要素
(外径、材質、材厚)を検査判別することができ、
硬貨の選別を、きわめて簡単な構成と少ない部品
点数で、精密に行うことができる。
第1図aは本発明の一実施例による硬貨選別装
置の要部の正面図、第1図bは同装置の回路図、
第2図a,bは検出コイルの構成と投入硬貨の位
置関係を示す断面図、第3図は検出回路の出力電
圧波形図、第4図は検出コイルの設定位置を投入
硬貨に関連して示す説明図、第5図a,bは第4
図の検出コイルにおける検出出力の波形図、第6
図a〜cは検出回路の出力特性図、第7図及び第
8図はそれぞれ従来の硬貨選別装置の回路図であ
る。 7……投入硬貨、8,9……検出コイル、8
a,8b,9a,9b……コイル、10,11…
…硬貨通路、12……発振回路、13……整流回
路。
置の要部の正面図、第1図bは同装置の回路図、
第2図a,bは検出コイルの構成と投入硬貨の位
置関係を示す断面図、第3図は検出回路の出力電
圧波形図、第4図は検出コイルの設定位置を投入
硬貨に関連して示す説明図、第5図a,bは第4
図の検出コイルにおける検出出力の波形図、第6
図a〜cは検出回路の出力特性図、第7図及び第
8図はそれぞれ従来の硬貨選別装置の回路図であ
る。 7……投入硬貨、8,9……検出コイル、8
a,8b,9a,9b……コイル、10,11…
…硬貨通路、12……発振回路、13……整流回
路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電磁界を発生する検出コイルを含む共振回路
と、この共振回路のインピーダンス変化が発振電
圧変化として検出される発振回路と、前記発振電
圧変化を直流電圧変化に変換する整流回路とで構
成される検出回路を有し、前記検出コイルは硬貨
が摺動する硬貨通路面に対して2個のコイルを所
定間隔をおいて対向配置することにより構成さ
れ、かつその検出コイルを硬貨通路に少なくとも
2組配置するとともに、一方の検出コイルはコイ
ルを直列同相接続し、他方の検出コイルはコイル
を直列逆相接続したことを特徴とする硬貨選別装
置。 2 一方の検出コイルと他方の検出コイルの間隔
を少なくとも対象正貨のうち、最も外径の小さい
硬貨の外径より小さい寸法としたことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の硬貨選別装置。 3 一方の検出コイルと他方の検出コイルとを直
列接続したことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の硬貨選別装置。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60105003A JPS61262990A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 硬貨選別装置 |
| US06/779,122 US4705154A (en) | 1985-05-17 | 1985-09-23 | Coin selection apparatus |
| AU47857/85A AU564442B2 (en) | 1985-05-17 | 1985-09-25 | Cointester in automatic vendors |
| CA000491731A CA1254966A (en) | 1985-05-17 | 1985-09-27 | Coin selection apparatus |
| DE8585306912T DE3585158D1 (en) | 1985-05-17 | 1985-09-27 | Muenzauswahlvorrichtung. |
| EP85306912A EP0202378B1 (en) | 1985-05-17 | 1985-09-27 | Coin selection apparatus |
| CN85107241A CN1006584B (zh) | 1985-05-17 | 1985-09-28 | 硬币识别装置 |
| KR1019850007772A KR890002334B1 (ko) | 1985-05-17 | 1985-10-22 | 경화선별장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60105003A JPS61262990A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 硬貨選別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61262990A JPS61262990A (ja) | 1986-11-20 |
| JPH0429113B2 true JPH0429113B2 (ja) | 1992-05-18 |
Family
ID=14395903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60105003A Granted JPS61262990A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 硬貨選別装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61262990A (ja) |
| AU (1) | AU564442B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010218156A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 硬貨識別装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2767278B2 (ja) * | 1989-04-10 | 1998-06-18 | 株式会社日本コンラックス | 硬貨選別装置 |
| GB9117849D0 (en) * | 1991-08-19 | 1991-10-09 | Coin Controls | Coin discrimination apparatus |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5651396A (en) * | 1979-10-03 | 1981-05-08 | Kuraray Co | Manufacture of tow suitable for lead of signature pen |
| JPS5838833A (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-07 | Mitsubishi Electric Corp | 自動変速機用試験装置における制御方法 |
| JPS5913797A (ja) * | 1982-07-14 | 1984-01-24 | Microbial Chem Res Found | 新規なアミノグリコシド及びその製造法 |
-
1985
- 1985-05-17 JP JP60105003A patent/JPS61262990A/ja active Granted
- 1985-09-25 AU AU47857/85A patent/AU564442B2/en not_active Ceased
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010218156A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 硬貨識別装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU564442B2 (en) | 1987-08-13 |
| JPS61262990A (ja) | 1986-11-20 |
| AU4785785A (en) | 1986-11-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |