JPH04291353A - 静電像現像剤 - Google Patents

静電像現像剤

Info

Publication number
JPH04291353A
JPH04291353A JP3080470A JP8047091A JPH04291353A JP H04291353 A JPH04291353 A JP H04291353A JP 3080470 A JP3080470 A JP 3080470A JP 8047091 A JP8047091 A JP 8047091A JP H04291353 A JPH04291353 A JP H04291353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fine particles
particles
composite fine
resin
composite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3080470A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3180158B2 (ja
Inventor
Hiroshi Yamazaki
弘 山崎
Kenji Yamane
健二 山根
Kazuhisa Horiuchi
堀内 一寿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP08047091A priority Critical patent/JP3180158B2/ja
Publication of JPH04291353A publication Critical patent/JPH04291353A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3180158B2 publication Critical patent/JP3180158B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子写真法、静
電記録法、静電印刷法等に適用される静電像現像剤に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば電子写真用の静電像現像剤として
は、従来、クリーニング性を改良するために無機微粒子
を添加する技術が知られている(特開昭60− 320
60号、同60−136752号公報参照)。しかし、
無機微粒子を添加する手段では、研磨効果が大きいため
に感光体自体を損傷しその耐久性を低下させる問題があ
る。一方、有機微粒子をクリーニング助剤として用いる
技術が提案されている(特開昭53− 84741号、
同60−186851号公報参照)。しかし、これらの
技術では、良好なクリーニングを達成するために必要な
感光体を研磨する効果がいまだ不十分である。このため
、感光体表面にトナー等の付着物が堆積する現象が起こ
り、感光体の耐久性が低下する等の不具合が発生する。 これに対して、着色粒子より小径で平均粒径が0.05
〜3.0 μmの樹脂微粒子の表面に無機微粒子が固着
されてなる複合微粒子を用いる技術が提案された(特開
昭64− 91143公報参照)。この技術は、複合微
粒子の研磨作用により感光体の表面を良好な状態に維持
し、クリーニング性の向上を図るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭64−
 91143号公報の現像剤では、複合微粒子が着色粒
子中に遊離した状態で存在するため、着色粒子との摩擦
帯電により着色粒子の帯電性を変化させる問題がある。 すなわち、複合微粒子は着色粒子に対していわばキャリ
アとして作用することとなるため、複合微粒子の帯電性
によっては着色粒子の帯電量を低下させ、画像濃度の低
下を招来する問題がある。特に、薄層形成の現像方式に
おいては、逆極性に帯電した着色粒子に起因して現像剤
の搬送性が悪化する問題がある。
【0004】本発明は以上のような事情に基づいてなさ
れたものであって、その目的は、複合微粒子の摩擦帯電
性を制御することによって、着色粒子の帯電量を安定さ
せ、画像濃度の低下を招来せず、搬送性の優れた静電像
現像剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の静電像現像剤は、少なくとも樹脂と着色剤
とからなる着色粒子と、樹脂微粒子の表面に無機微粒子
が固着されてなる複合微粒子とを含有してなる静電像現
像剤において、前記複合微粒子の摩擦帯電量H(Q/M
)と、着色粒子の摩擦帯電量T(Q/M)とが下記式■
および■で示す関係を満たすことを特徴とする。 式■  〔T(Q/M)〕×〔H(Q/M)〕≦0式■
    20≧|H(Q/M)| ただし、T(Q/M)およびH(Q/M)の単位は、μ
C/gである。
【0006】
【作用】本発明者らが鋭意研究を重ねた結果、複合微粒
子の帯電性を制御することによって着色粒子の帯電量を
向上させ、画像濃度の向上を図ることができ、逆極性の
着色粒子の発生を防止でき、安定な画像を形成できるこ
とを見出して、本発明を完成したものである。すなわち
、複合微粒子と着色粒子の帯電極性が異なるので、着色
粒子に対して複合微粒子がいわゆるキャリアとしての機
能を発揮し、着色粒子の帯電量を増加することができ、
画像濃度が向上する。また、複合微粒子の帯電量の絶対
値が20μC/g以下であるので、着色粒子の帯電量が
過剰とならず、従って、非画像部が現像されるおそれが
なく、また着色粒子の搬送性が経時的に低下するおそれ
もない。
【0007】以下、本発明を具体的に説明する。本発明
においては、複合微粒子の摩擦帯電量H(Q/M)と、
着色粒子の摩擦帯電量T(Q/M)とが前記式■および
■で示す関係を満たす複合微粒子と着色粒子とを用いて
現像剤を構成する。複合微粒子の摩擦帯電量H(Q/M
)および着色粒子の摩擦帯電量T(Q/M)は、次のよ
うにして測定されたものである。すなわち、キャリアと
して鉄粉「DSP−138」(パウダーテック社製)を
用い、これに着色粒子および複合微粒子をそれぞれ3重
量%となるように混合し、これを温度20℃、相対湿度
50%の環境条件において、振とう機を用いて20分間
振とうする。次いで、同じ環境条件下で、メッシュから
いわゆる窒素気流によって分離して発生する帯電量、す
なわちブローオフ帯電量を、ブローオフ粉体帯電量測定
装置「TB−200」(東芝ケミカル社製)により測定
する。
【0008】なお、薄層形成の現像方式においては、着
色粒子の帯電は、主として現像スリーブとの摩擦によっ
てなされるので、実際の摩擦帯電量は現像スリーブとの
摩擦によって発生する帯電量を測定することが好ましい
。しかし、実際上、現像スリーブとの摩擦帯電量は現像
スリーブ自体からエアーブローを行うことにより測定で
きるが、発生する帯電量自体が非常に小さい値となって
しまうため、測定誤差が大きい。そこで、本発明では、
上記のように現像スリーブの表面と類似の材料すなわち
鉄粉との摩擦帯電により複合微粒子および着色粒子の摩
擦帯電量を定義したものである。鉄粉によれば、容易に
かつ信頼性良く摩擦帯電量を測定することができる。
【0009】複合微粒子の摩擦帯電量H(Q/M)と着
色粒子の摩擦帯電量T(Q/M)が上記式■および■を
満たすことにより、着色粒子の帯電量を向上させ、濃度
の向上、さらには逆極性の着色粒子の発生を防止したカ
ブリのない安定な画像を得ることができる。しかし、上
記式■を満たさない場合、すなわち着色粒子と複合微粒
子の帯電極性が同極性である場合には、着色粒子の帯電
量が低下し、経時的に画像濃度が低下する。また、現像
バイアスに従って複合微粒子が現像スリーブ表面に付着
し現像スリーブ表面を汚染する現象が発生する。このた
め、バイアスの効果が減少し、濃度が低下する現象が発
生し、また着色粒子層が過多となり、着色粒子により感
光体が激しく擦過され、非画像部にも着色粒子が付着し
いわゆるカブリが発生する問題がある。また、上記式■
を満たさない場合、すなわち複合微粒子の摩擦帯電量H
(Q/M)の絶対値が20μC/gを超える場合には、
着色粒子の摩擦帯電量が過多となり、非画像部も現像さ
れる現象が発生し、いわゆるカブリが発生する。また、
経時的に着色粒子の搬送性が変化し、現像スリーブ上の
搬送量が過多となってしまう。この結果、さらに画像に
カブリが発生する原因となる。
【0010】本発明に用いられる複合微粒子は、樹脂微
粒子の表面に無機微粒子が固着されてなるものである。 複合微粒子を構成する樹脂微粒子としては、クリーニン
グ性および摩擦帯電性の観点から、平均粒径が 0.1
〜7μmであることが好ましく、特に 0.2〜5μm
が好ましい。なお、樹脂微粒子の平均粒径とは、体積基
準の平均粒径をいい、湿式分散機を備えたレーザ回折式
粒度分布測定装置「ヘロス(HELOS )」 (シン
パテック(SYMPATEC)社製) により測定され
たものである。ただし、測定前に、樹脂微粒子の数10
mgを界面活性剤と共に水50mlに分散させ、その後
超音波ホモジナイザー(出力 150W)で発熱による
再凝集に注意しながら1〜10分間分散させる前処理を
行った。
【0011】樹脂微粒子を構成する樹脂材料としては、
特に限定されず種々の樹脂が用いられる。例えば、スチ
レン、α−メチルスチレン、ジビニルベンゼン等からな
るスチレン系樹脂、メチルメタクリレート、エチルメタ
クリレート、ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシ
ルメタクリレート、メチルアクリレート、エチルアクリ
レート、ブチルアクリレート等からなるアクリル系樹脂
、スチレン、α−メチルスチレン、ジビニルベンゼン等
のスチレン系単量体と、メチルメタクリレート、エチル
メタクリレート、ブチルメタクリレート、2−エチルヘ
キシルメタクリレート、メチルアクリレート、エチルア
クリレート、ブチルアクリレート等のアクリル系単量体
との共重合体であるスチレン・アクリル系共重合体、ジ
メチルアミノメタクリレート、ジエチルアミノメタクリ
レート、ビニルピリジン等を含有する含窒素樹脂、テフ
ロン、フッ化ビニリデン等を含有する含フッ素樹脂、ポ
リプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン類、ナ
イロン樹脂、ウレタン樹脂、ウレア樹脂等が挙げられる
【0012】以上の樹脂から構成される樹脂微粒子を得
るための手段としては、単量体を使用して乳化重合、懸
濁重合等の重合反応によって合成する方法、樹脂自体を
熱等によって熔融し噴霧し微粒子化する方法、水中など
へ分散することによって所定の粒子サイズにする方法等
が挙げられる。なお、重合法によって樹脂微粒子を製造
する場合には、帯電性を安定化するために、樹脂微粒子
表面に界面活性剤等が残留しないように、いわゆるソー
プフリー重合法が好適に使用されるが、懸濁安定剤を除
去する方法でもよい。
【0013】複合微粒子を構成する無機微粒子としては
、クリーニング性を高める観点から、平均粒径が1次平
均粒径で5〜200 nmのものが好ましく、特に10
〜100 nmのものが好ましい。なお、無機微粒子の
1次平均粒径は、走査型電子顕微鏡により観察して、画
像解析により測定される個数平均粒径をいう。無機微粒
子を構成する無機材料としては、各種無機酸化物、炭化
物、窒化物、ホウ化物等が好適に用いられる。例えば、
シリカ、アルミナ、チタニア、ジルコニア、チタン酸バ
リウム、チタン酸アルミニウム、チタン酸ストロンチウ
ム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウム、酸化
亜鉛、酸化クロム、酸化セリウム、酸化アンチモン、酸
化タングステン、酸化スズ、酸化テルル、酸化マンガン
、酸化ホウ素、炭化ケイ素、炭化ホウ素、炭化チタン、
窒化ケイ素、窒化チタン、窒化チタン、窒化ホウ素等が
挙げられる。
【0014】複合微粒子の摩擦帯電量H(Q/M)を制
御するためには、これらの無機材料の帯電性が重要であ
る。帯電性を制御する方法としては、樹脂微粒子の表面
に固着率する材料自体を変化し帯電性を制御する方法が
有効である。すなわち、着色粒子との帯電極性が異なる
材料を選択することが基本である。また、帯電性の異な
る材料を組合せて表面に固着する方法も有力な方法であ
る。無機微粒子の表面をチタンカップリング剤、シラン
カップリング剤、長鎖カルボン酸、界面活性剤等の表面
処理剤により処理することにより帯電性を変化させるこ
ともできる。
【0015】チタンカップリング剤としては、テトラブ
チルチタネート、テトラオクチルチタネート、イソプロ
ピルトリイソステアロイルチタネート、イソプロピルト
リデシルベンゼンスルフォニルチタネート、ビス(ジオ
クチルパイロフォスフェート)オキシアセテートチタネ
ート等が挙げられる。シランカップリング剤としては、
γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシ
シラン、γ−(2−アミノアチル)アミノプロピルメチ
ルジメトキシシラン、アミノシラン、γ−メタクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン、N−β−(N−ビニル
ベンジルアミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン塩酸塩、ヘキサメチルジシラザン、メチルトリ
メトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、ビニルト
リアセトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメト
キシシラン、γ−アニリノプロピルトリメトキシシラン
、メチルトリクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、
トリメチルクロロシラン、γ−グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン等が挙げられる。
【0016】長鎖カルボン酸としては、ウンデシル酸、
ラウリン酸、トリデシル酸、ミリスチン酸、ペンタデシ
ル酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ヘプタデシル酸、
アラキン酸、モンタン酸、オレイン酸、リノール酸、リ
ノレン酸、アラキドン酸等の炭素数10以上の長鎖カル
ボン酸が挙げられる。界面活性剤としては、ソルビタン
系界面活性剤、スルフォン酸系界面活性剤、リン酸系界
面活性剤、フッ素系界面活性剤等の一般的な界面活性剤
が挙げられる。
【0017】以上の表面処理において、アミノ基を含有
する材料で処理された無機微粒子は、一般に正帯電性の
ものとなり、これらの無機微粒子を用いて得られた複合
微粒子は正帯電性となる。また、一般にフッ素等のハロ
ゲン元素を含有する材料で処理された無機微粒子は負帯
電性を示す。これら材料の帯電性は、鉄粉キャリアとの
摩擦帯電量を測定することにより使用の可否が判定でき
る。無機微粒子の表面を処理する場合、無機微粒子と上
記表面処理剤とを混合し、溶媒等へ分散し、加熱等を行
い、所定時間処理を行った後に濾過乾燥を行うとよい。
【0018】また、上記の有機材料のほかに無機材料を
使用して表面の処理を行うことも可能である。すなわち
、アルミナ、酸化鉄等の材料を陽極酸化、メッキ等の方
法によって処理することによって表面を処理することも
できる。さらに表面に固着する材料を2種以上混合し、
帯電量を調整することも可能である。すなわち、帯電量
が正帯電の材料と負帯電の材料とを適量使用して帯電量
を調整してもよい。さらに、樹脂微粒子自体の帯電性が
複合微粒子の帯電性に影響する場合もある。例えば、樹
脂微粒子として大きな正帯電性を示す含窒素樹脂微粒子
では、この帯電性が複合微粒子の帯電性に影響し、正帯
電性の複合微粒子を得ることができる。また、負帯電性
の大きなフッ素系樹脂を使用した場合には負帯電性の複
合微粒子を得ることが容易となる。
【0019】樹脂微粒子の表面に無機微粒子を固着する
方法としては、樹脂微粒子と無機微粒子とを混合し、静
電的に樹脂微粒子の表面に無機微粒子を付着させ、次い
で機械的エネルギーを付与して樹脂微粒子の表面に無機
微粒子を固着する方法等が挙げられる。無機微粒子を静
電的に樹脂微粒子の表面に付着させる方法としては、樹
脂微粒子と無機微粒子とを、例えばタービュラーミキサ
ー、レーデイゲミキサー、ヘンシェルミキサー等の混合
機等に投入し撹拌する方法等が挙げられる。
【0020】機械的エネルギーを付与する方法としては
、衝撃式粉砕機を改良した「ハイブリダイザー」(奈良
機械製作所製)、「オングミル」(ホソカワミクロン社
製)、「クリプトロン」(川崎重工社製)等を用いる方
法が挙げられる。この機械的エネルギーの大小によって
固着の程度が変化するが、この機械的エネルギーは、例
えば撹拌羽根等の周速、撹拌時間、処理時の品温等によ
って調整することができる。
【0021】樹脂微粒子に対する無機微粒子の添加量は
、樹脂微粒子の表面を均一に覆うことができる量であれ
ばよい。具体的には、無機微粒子の比重によっても異な
るが、樹脂微粒子 100重量部に対して5〜100 
重量部が好ましく、特に5〜80重量部が好ましい。例
えば無機微粒子の添加量が過小のときは、複合微粒子の
表面が不均一となり、複合微粒子の帯電性が変化して目
的の帯電量を得ることが困難となることがあり、さらに
複合微粒子の表面に樹脂部分が多く存在することとなる
ため、研磨効果が低下する場合がある。一方、無機微粒
子の添加量が過大のときは、樹脂微粒子表面に対して無
機微粒子の量が過多となり、遊離した無機微粒子が発生
し、複合微粒子の適正な帯電性を変化させ、所定の帯電
量を得ることが困難となる場合があり、さらに過剰の無
機微粒子が感光体に付着してクリーニング不良を発生す
る場合がある。
【0022】着色粒子に対する複合微粒子の添加量は、
研磨効果によるクリーニング性を高め、かつ着色粒子の
摩擦帯電性を阻害しない観点から、着色粒子に対して0
.01〜5重量%が好ましく、特に0.01〜2重量%
が好ましい。また、疎水性シリカ等の流動性改良剤や脂
肪酸金属塩を添加して使用することも可能である。添加
混合を行う場合、着色粒子に固着する状態ではなく、遊
離した状態で存在することが好ましい。また、混合を行
う場合には、タービュラーミキサー、ヘンシェルミキサ
ー等を使用して混合することが好ましい。
【0023】着色粒子は、結着樹脂と、着色剤と、必要
に応じて用いられる荷電制御剤等のその他の添加剤とを
含有してなり、その平均粒径は、通常、1〜30μmの
範囲である。着色粒子自体の帯電極性は現像方式によっ
て決定される。荷電制御剤の種類、量、樹脂との組合せ
等によって着色粒子の帯電性を制御することができる。 着色粒子を構成する結着樹脂としては、特に限定されず
、従来公知の種々の樹脂が用いられる。例えばポリエス
テル樹脂、スチレン・アクリル系樹脂等が代表的なもの
として挙げられる。着色粒子を構成する着色剤としては
、特に限定されず、従来公知の種々の着色剤が用いられ
る。例えばカーボンブラック、ニグロシン染料、アニリ
ンブルー、カルコオイルブルー、クロムイエロー、ウル
トラマリンブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイ
エロー、メチレンブルークロライド、フタロシアニンブ
ルー、マラカイトグリーンオクサレート、ランプブラッ
ク、ローズベンガル等が挙げられる。
【0024】その他の添加剤としては、荷電制御剤例え
ばサリチル酸誘導体等の荷電制御剤、低分子量ポリオレ
フィン等の定着性改良剤等が挙げられる。また、磁性ト
ナーを得る場合には、着色粒子中に添加剤として磁性体
粒子が含有される。かかる磁性体粒子としては、平均粒
径が 0.1〜2μmのフェライト、マグネタイト等の
粒子が用いられる。磁性体粒子の添加量は、複合微粒子
等の外部添加剤を除いた状態の着色粒子の通常20〜7
0重量%となる範囲である。
【0025】また、トナーの流動性を高める観点から、
着色粒子と複合微粒子のほかに、さらに無機微粒子を外
部から添加してトナーを構成してもよい。かかる無機微
粒子としては、特に、シランカップリング剤、チタンカ
ップリング剤等により疎水化処理されたシリカ微粒子等
が好ましい。
【0026】本発明の現像剤は、従来公知の種々の現像
方法と組合せて使用することができるが、特に、薄層形
成方式の現像方法に好適に使用することができる。薄層
を形成するためには、現像スリーブ表面にトナー層を薄
く形成することが必要である。ここで、薄層とは、現像
領域において20〜500 μmのトナー層をいう。こ
の程度の薄層を現像スリーブ上に形成するためには、ト
ナーを現像スリーブ表面に搬送する際に20〜500 
μm程度の高さに規制することが必要である。この場合
、トナーの磁気力を利用することができる磁性ブレード
を使用する方法が好ましい。また、現像スリーブ表面に
トナー層規制棒を押圧する方式のトナー層規制方法もあ
る。この場合は磁力によってこの規制棒を現像スリーブ
表面に押圧する方法が好ましい。さらに、ウレタンブレ
ードやリン青銅板等を現像スリーブ表面に接触させて薄
層を形成することも可能である。現像スリーブ表面と感
光体表面の間隙は、トナー層の層厚よりも大きくても小
さくてもよい。さらに現像バイアスはDC成分のみでも
よいが、ACバイアスを同時に印加してもよい。
【0027】
【実施例】以下、さらに具体的な実施例について説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。なお、以下において「部」は「重量部」を表す。
【0028】複合微粒子H−1 乳化重合法によって合成したスチレン・アクリル樹脂微
粒子(平均粒径=1.8μm)からなる樹脂微粒子 1
00部と、酸化チタン(1次平均粒径=15nm)をラ
ウリン酸で表面処理してなる無機微粒子17部とを添加
し、これらを高速撹拌装置により混合して、無機微粒子
を樹脂微粒子の表面に静電的に付着させた。次いで、こ
れらの混合物を「ハイブリダイザー」(奈良機械製作所
製)に移して、機械的衝撃力を付与し、樹脂微粒子の表
面に無機微粒子を固着させて、複合微粒子H−1を得た
【0029】複合微粒子H−2 複合微粒子H−1において、無機微粒子を、酸化チタン
(1次平均粒径=15nm)を酸化アルミニウムで表面
処理してなる無機微粒子に変更したほかは同様にして複
合微粒子H−2を得た。
【0030】複合微粒子H−3 複合微粒子H−1において、無機微粒子を、酸化チタン
(1次平均粒径=15nm)をテトラオクチルチタネー
トで表面処理してなる無機微粒子に変更したほかは同様
にして複合微粒子H−3を得た。
【0031】複合微粒子H−4 複合微粒子H−1において、無機微粒子を、酸化アルミ
ニウム(1次平均粒径=20nm)からなる無機微粒子
に変更したほかは同様にして複合微粒子H−4を得た。
【0032】複合微粒子H−5 複合微粒子H−1において、無機微粒子を、酸化チタン
(1次平均粒径=15nm)をステアリン酸で表面処理
してなる無機微粒子に変更したほかは同様にして複合微
粒子H−5を得た。
【0033】複合微粒子H−6 複合微粒子H−1において、無機微粒子を、酸化チタン
(1次平均粒径=15nm)をステアリン酸と酸化アル
ミニウムで表面処理してなる無機微粒子に変更したほか
は同様にして複合微粒子H−6を得た。
【0034】複合微粒子H−7 複合微粒子H−1において、無機微粒子を、酸化チタン
(1次平均粒径=15nm)をラウリン酸と酸化アルミ
ニウムで表面処理してなる無機微粒子に変更したほかは
同様にして複合微粒子H−7を得た。
【0035】複合微粒子H−8 複合微粒子H−1において、無機微粒子を、酸化チタン
(1次平均粒径=15nm)をステアリン酸と酸化鉄で
表面処理してなる無機微粒子に変更したほかは同様にし
て複合微粒子H−8を得た。
【0036】複合微粒子H−9 複合微粒子H−1において、無機微粒子を、酸化チタン
(1次平均粒径=15nm)をフッ素界面活性剤で表面
処理してなる無機微粒子に変更したほかは同様にして複
合微粒子H−9を得た。
【0037】複合微粒子H−10 複合微粒子H−1において、無機微粒子を、酸化チタン
(1次平均粒径=15nm)をヘキサメチルシラザンで
表面処理してなる無機微粒子に変更したほかは同様にし
て複合微粒子H−10を得た。
【0038】複合微粒子H−11 複合微粒子H−1において、無機微粒子を、酸化アルミ
ニウム(1次平均粒径=15nm)をラウリン酸で表面
処理してなる無機微粒子に変更したほかは同様にして複
合微粒子H−11を得た。
【0039】複合微粒子H−12 複合微粒子H−1において、無機微粒子を、酸化ジルコ
ニウム(1次平均粒径=15nm)をラウリン酸で表面
処理してなる無機微粒子に変更したほかは同様にして複
合微粒子H−12を得た。
【0040】複合微粒子H−13 複合微粒子H−1において、樹脂微粒子を、水中懸濁反
応によって得られたナイロン粒子(平均粒径=2.5 
μm)に変更したほかは同様にして複合微粒子H−13
を得た。
【0041】複合微粒子H−14 複合微粒子H−1において、表面をメチル基で処理した
疎水性シリカ1部をさらに添加したほかは同様にして複
合微粒子H−14を得た。
【0042】複合微粒子H−15 複合微粒子H−1において、無機微粒子を、疎水性シリ
カ(1次平均粒径=12nm)に変更したほかは同様に
して複合微粒子H−15を得た。
【0043】磁性着色粒子1 ポリエステル樹脂 100部と、磁性粉(マグネタイト
)50部と、負帯電性荷電制御剤(サリチル酸誘導体)
1部とを混合し、通常の方法によって、練肉、粉砕、分
級し、平均粒径が11μmの磁性着色粒子1を得た。
【0044】磁性着色粒子2 磁性着色粒子1において、ポリエステル樹脂を、スチレ
ン・アクリル樹脂に変更したほかは同様にして平均粒径
が11.3μmの磁性着色粒子2を得た。
【0045】磁性着色粒子3 磁性着色粒子1において、負帯電性荷電制御剤を、正帯
電性荷電制御剤(ニグロシン染料)に変更したほかは同
様にして平均粒径が11.2μmの磁性着色粒子3を得
た。
【0046】帯電量の測定 上記複合微粒子および磁性着色粒子の帯電量を次のよう
にして測定した。複合微粒子については、各複合微粒子
1部を鉄粉「DSP−138」(パウダーテック社製)
 100部に添加して、振とう機「ヤヨイ式 NewY
S−3」(株式会社ヤヨイ製)により、角度45°、2
00 回転/分の条件にて20分振とうした後、常温常
湿(20℃、50%RH)の環境条件下でブローオフ法
により複合微粒子の帯電量を測定した。磁性着色粒子に
ついては、添加量を3部としたほかは上記と同様にして
磁性着色粒子の帯電量を測定した。測定結果を後記表1
に示す。
【0047】
【表1】
【0048】実施例1〜13および比較例1〜6後記表
2に示す組合せで、磁性着色粒子 100部と、疎水性
シリカ 0.4部と、複合微粒子 0.5部とを混合し
、1成分系トナーからなる本発明の現像剤および比較現
像剤を得た。ただし、表2において、「R−972」は
、デグサ社製の製品名である。
【0049】
【表2】
【0050】評価 有機光導電性感光体と、マグネットローラ固定型の現像
器を備え、ACバイアスを印加する接触現像方式を採用
したレーザープリンター「LP−3015」(コニカ(
株)製)を使用して評価を行った。薄層の形成手段とし
ては、磁性ブレード方式のトナー層規制方式を採用し、
トナー層の厚みを 150μmとした。現像器は、直径
25mmの現像スリーブで内部に4極のマグネットロー
ラーを有し、マグネットローラーは固定で、現像スリー
ブのみを回転する方式である。感光体の極性は負帯電性
である。 実施例1〜12および比較例1〜3,5で得られた現像
剤については、感光体電位− 500Vの条件で、− 
250VのDCバイアスを付与し、さらに周波数2kH
z、電圧−50VP−P 〜− 450VP−P のA
Cバイアスを付与して評価した。一方、実施例13およ
び比較例4,6で得られた現像剤については、感光体電
位− 500Vの条件で、−40VのDCバイアスを付
与し、さらに周波数2kHz、電圧− 240VP−P
 〜+ 160VP−P のACバイアスを付与して評
価した。なお、現像スリーブと感光体表面とのギャップ
は 100μmである。評価は、2万回の印字を常温常
湿(20℃、50%RH)の環境条件で行い、濃度の推
移、現像剤の搬送性、カブリを評価した。濃度は、反射
濃度測定機「RD−914」(マクベス社製)を使用し
て反射濃度を測定した。以上の結果を後記表3に示す。
【0051】
【表3】
【0052】以上の表3から明らかなように、本発明の
現像剤によれば、濃度も安定し、カブリもない安定した
画像が得られる。一方、比較現像剤は、濃度の変化が大
きく、現像スリーブにも付着物が発生している。カブリ
も発生し安定した画像が得られない。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、複合微粒子の摩擦帯電性を制御することによって
、着色粒子の帯電量を安定させ、画像濃度の低下を招来
せず、搬送性の優れた静電像現像剤を提供することがで
きる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも樹脂と着色剤とからなる着
    色粒子と、樹脂微粒子の表面に無機微粒子が固着されて
    なる複合微粒子とを含有してなる静電像現像剤において
    、前記複合微粒子の摩擦帯電量H(Q/M)と、着色粒
    子の摩擦帯電量T(Q/M)とが下記式■および■で示
    す関係を満たすことを特徴とする静電像現像剤。 式■  〔T(Q/M)〕×〔H(Q/M)〕≦0式■
        20≧|H(Q/M)| ただし、T(Q/M)およびH(Q/M)の単位は、μ
    C/gである。
JP08047091A 1991-03-20 1991-03-20 静電像現像剤 Expired - Lifetime JP3180158B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08047091A JP3180158B2 (ja) 1991-03-20 1991-03-20 静電像現像剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08047091A JP3180158B2 (ja) 1991-03-20 1991-03-20 静電像現像剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04291353A true JPH04291353A (ja) 1992-10-15
JP3180158B2 JP3180158B2 (ja) 2001-06-25

Family

ID=13719152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08047091A Expired - Lifetime JP3180158B2 (ja) 1991-03-20 1991-03-20 静電像現像剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3180158B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014098799A (ja) * 2012-11-14 2014-05-29 Ricoh Co Ltd トナー用外添剤、これを被覆したトナー、現像剤、トナー収容容器、および画像形成装置
WO2015016381A1 (en) * 2013-07-31 2015-02-05 Canon Kabushiki Kaisha Toner
US9568847B2 (en) 2011-10-26 2017-02-14 Cabot Corporation Toner additives comprising composite particles
US9982166B2 (en) 2013-12-20 2018-05-29 Cabot Corporation Metal oxide-polymer composite particles for chemical mechanical planarization

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9568847B2 (en) 2011-10-26 2017-02-14 Cabot Corporation Toner additives comprising composite particles
US10955763B2 (en) 2011-10-26 2021-03-23 Cabot Corporation Toner additives comprising composite particles
US12045007B2 (en) 2011-10-26 2024-07-23 Cabot Corporation Toner additives comprising composite particles
JP2014098799A (ja) * 2012-11-14 2014-05-29 Ricoh Co Ltd トナー用外添剤、これを被覆したトナー、現像剤、トナー収容容器、および画像形成装置
WO2015016381A1 (en) * 2013-07-31 2015-02-05 Canon Kabushiki Kaisha Toner
US9715188B2 (en) 2013-07-31 2017-07-25 Canon Kabushiki Kaisha Toner
US9982166B2 (en) 2013-12-20 2018-05-29 Cabot Corporation Metal oxide-polymer composite particles for chemical mechanical planarization

Also Published As

Publication number Publication date
JP3180158B2 (ja) 2001-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0727275B2 (ja) 磁性現像剤およびそれを用いた現像方法
JPH0895285A (ja) 電子写真用トナー
JP3180158B2 (ja) 静電像現像剤
US6203955B1 (en) Developing agent and image forming apparatus
JP3093578B2 (ja) 電子写真用トナー
JPH06313980A (ja) 現像剤
JP4760522B2 (ja) 電子写真用現像剤
JP3215980B2 (ja) 静電像現像剤および現像方法
JP2728933B2 (ja) 磁性現像剤
JP3943786B2 (ja) トナー及び画像形成方法
JP3148993B2 (ja) 静電像現像剤
JPH0833681B2 (ja) トナ−組成物
JP2872480B2 (ja) 磁性体分散型キャリア、静電荷像現像用二成分系現像剤、磁性体分散型キャリアの製造方法及び画像形成方法
JPS63250662A (ja) 摩擦帯電付与部材
JP3179898B2 (ja) 正帯電性磁性トナー
JPH05107819A (ja) 静電潜像現像用キヤリア
JP2982337B2 (ja) 静電荷像現像用トナー
JP2824834B2 (ja) 静電荷像現像用現像剤
JP3005024B2 (ja) 摩擦帯電付与部材
JP2854572B2 (ja) 画像形成方法
JPH06208258A (ja) 現像方法
JPH1010792A (ja) 乾式二成分フルカラ−現像剤
JPH0764345A (ja) 静電荷像現像用摩擦帯電付与部材
JP2000292971A (ja) トナー、その製造方法、現像剤、およびそれを用いた画像形成方法
JPH0814710B2 (ja) 電子写真用乾式2成分現像剤

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000208

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080420

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090420

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term