JPH04295193A - 油圧回路の脈動除去装置 - Google Patents
油圧回路の脈動除去装置Info
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- JPH04295193A JPH04295193A JP8433891A JP8433891A JPH04295193A JP H04295193 A JPH04295193 A JP H04295193A JP 8433891 A JP8433891 A JP 8433891A JP 8433891 A JP8433891 A JP 8433891A JP H04295193 A JPH04295193 A JP H04295193A
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- 230000010349 pulsation Effects 0.000 title claims description 63
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Pipe Accessories (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベルなどの油
圧機械に備えられる油圧回路において生じる圧油の脈動
を除去する油圧回路の脈動除去装置に関する。
圧機械に備えられる油圧回路において生じる圧油の脈動
を除去する油圧回路の脈動除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の脈動除去装置を含む油圧回
路の基本構成を示す回路図、図5は図4に示す脈動除去
装置の要部を拡大して示す図である。
路の基本構成を示す回路図、図5は図4に示す脈動除去
装置の要部を拡大して示す図である。
【0003】図4に示す油圧回路は、原動機1と、この
原動機1によって駆動する油圧ポンプ2と、タンク3と
、油圧ポンプ2から吐出される圧油によって駆動するア
クチュエータ5と、油圧ポンプ2からアクチュエータ5
に供給される圧油の流れを制御する方向制御弁4と、油
圧ポンプ2とアクチュエータ5とを連絡する主管路7と
、この油圧回路を流れる圧油の圧力を規定するリリーフ
弁6とを備えている。そして、油圧ポンプ2の吐出管路
に圧油の脈動を除去する脈動除去装置8を設けてある。 この脈動除去装置8は、図5に示すように、長さがL、
内径がaの円筒状の補助管路からなっている。
原動機1によって駆動する油圧ポンプ2と、タンク3と
、油圧ポンプ2から吐出される圧油によって駆動するア
クチュエータ5と、油圧ポンプ2からアクチュエータ5
に供給される圧油の流れを制御する方向制御弁4と、油
圧ポンプ2とアクチュエータ5とを連絡する主管路7と
、この油圧回路を流れる圧油の圧力を規定するリリーフ
弁6とを備えている。そして、油圧ポンプ2の吐出管路
に圧油の脈動を除去する脈動除去装置8を設けてある。 この脈動除去装置8は、図5に示すように、長さがL、
内径がaの円筒状の補助管路からなっている。
【0004】このような油圧回路にあっては、原動機1
によって油圧ポンプ2を駆動すると、この油圧ポンプ2
はタンク3から吸い込んだ油を主管路7に吐出し、この
圧油は方向制御弁4を通ってアクチュエータ5に供給さ
れ、このアクチュエータ5を駆動する。このとき、主管
路7は圧油の脈動によって振動しやすいが、このような
振動は騒音の発生を招いたり、この油圧回路を構成する
機器の信頼性を低下させることになる。このような事態
に対処するために、図4に示す油圧回路にあっては主管
路7を流れる圧油の脈動を除去する脈動除去装置8が設
けられている。この脈動除去装置8は、図5に示すよう
に主管路7で発生する脈動を反射させて減衰させるもの
で、その補助管路の長さLは、 L=(C/4Hz)−ka
(1)で与えられる。ここで、Lは脈動除去装
置8の長さ、Cは主管路7を流れる圧油中の音速、Hz
は除去する脈動の周波数、kは係数、aは上述したよう
に脈動除去装置8を構成する補助管路の内径である。こ
のような脈動除去装置8は周知であり、例えば特開昭5
6−83689号公報に記載されている。
によって油圧ポンプ2を駆動すると、この油圧ポンプ2
はタンク3から吸い込んだ油を主管路7に吐出し、この
圧油は方向制御弁4を通ってアクチュエータ5に供給さ
れ、このアクチュエータ5を駆動する。このとき、主管
路7は圧油の脈動によって振動しやすいが、このような
振動は騒音の発生を招いたり、この油圧回路を構成する
機器の信頼性を低下させることになる。このような事態
に対処するために、図4に示す油圧回路にあっては主管
路7を流れる圧油の脈動を除去する脈動除去装置8が設
けられている。この脈動除去装置8は、図5に示すよう
に主管路7で発生する脈動を反射させて減衰させるもの
で、その補助管路の長さLは、 L=(C/4Hz)−ka
(1)で与えられる。ここで、Lは脈動除去装
置8の長さ、Cは主管路7を流れる圧油中の音速、Hz
は除去する脈動の周波数、kは係数、aは上述したよう
に脈動除去装置8を構成する補助管路の内径である。こ
のような脈動除去装置8は周知であり、例えば特開昭5
6−83689号公報に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の脈動除去装置8は、一つの油圧回路に対して単に一
つだけ設けられており、すなわち、発生する脈動の大き
さを予め想定し、該当する周波数Hz等を考慮してその
長さLを一義的に設定している。しかしながら、現実の
稼働状態にあっては、周波数Hzは原動機1の回転数の
変化等の運転状態によって大きく変わり、音速Cは圧油
の温度や圧力によって微妙に変わり、したがって脈動の
除去を常に有効には行ない得ず、これに伴って騒音が発
生したり回路内機器の損傷を生じる問題があった。
来の脈動除去装置8は、一つの油圧回路に対して単に一
つだけ設けられており、すなわち、発生する脈動の大き
さを予め想定し、該当する周波数Hz等を考慮してその
長さLを一義的に設定している。しかしながら、現実の
稼働状態にあっては、周波数Hzは原動機1の回転数の
変化等の運転状態によって大きく変わり、音速Cは圧油
の温度や圧力によって微妙に変わり、したがって脈動の
除去を常に有効には行ない得ず、これに伴って騒音が発
生したり回路内機器の損傷を生じる問題があった。
【0006】本発明は、上記した従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、原動機の運転状
態の如何にかかわらず、主管路に発生する圧油の脈動を
良好に除去することができる油圧回路の脈動除去装置を
提供することにある。
に鑑みてなされたもので、その目的は、原動機の運転状
態の如何にかかわらず、主管路に発生する圧油の脈動を
良好に除去することができる油圧回路の脈動除去装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、原動機と、この原動機によって駆動する
油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧油によ
って駆動するアクチュエータと、油圧ポンプとアクチュ
エータとを連絡する主管路とを備えた油圧回路に設けら
れ、油圧ポンプから吐出される圧油の脈動を除去する補
助管路を有する油圧回路の脈動除去装置において、上記
脈動の周波数を検出する周波数検出手段と、少なくとも
この周波数検出手段で検出される周波数の大きさに応じ
て上記補助管路の長さを変更可能な管路長変更手段とを
設けた構成にしてある。
に、本発明は、原動機と、この原動機によって駆動する
油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧油によ
って駆動するアクチュエータと、油圧ポンプとアクチュ
エータとを連絡する主管路とを備えた油圧回路に設けら
れ、油圧ポンプから吐出される圧油の脈動を除去する補
助管路を有する油圧回路の脈動除去装置において、上記
脈動の周波数を検出する周波数検出手段と、少なくとも
この周波数検出手段で検出される周波数の大きさに応じ
て上記補助管路の長さを変更可能な管路長変更手段とを
設けた構成にしてある。
【0008】
【作用】本発明は、上記の構成にしてあることから、特
に原動機の運転状態の変化に応じて脈動の周波数が変化
したとき、その変化した周波数が周波数検出手段で検出
され、この周波数検出手段で検出された周波数の大きさ
に応じて管路長変更手段が作動し、脈動を減衰する補助
管路の長さが減衰に有効な長さとなるように変更される
。したがって、原動機の運転状態の如何にかかわらず、
主管路を流れる圧油の脈動の減衰を良好に実現させるこ
とができる。
に原動機の運転状態の変化に応じて脈動の周波数が変化
したとき、その変化した周波数が周波数検出手段で検出
され、この周波数検出手段で検出された周波数の大きさ
に応じて管路長変更手段が作動し、脈動を減衰する補助
管路の長さが減衰に有効な長さとなるように変更される
。したがって、原動機の運転状態の如何にかかわらず、
主管路を流れる圧油の脈動の減衰を良好に実現させるこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の油圧回路の脈動除去装置の実施
例を図に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施
例を含む油圧回路を示す回路図、図2は図1に示す第1
の実施例に備えられる制御装置における処理手順を示す
制御フロー図である。なお、図1及び後述する第2の実
施例を含む図3に示す油圧回路は例えば油圧ショベルに
備えられるもので、これらの図1、3にあって前述した
図4と同等のものは同一の符号で示してある。
例を図に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施
例を含む油圧回路を示す回路図、図2は図1に示す第1
の実施例に備えられる制御装置における処理手順を示す
制御フロー図である。なお、図1及び後述する第2の実
施例を含む図3に示す油圧回路は例えば油圧ショベルに
備えられるもので、これらの図1、3にあって前述した
図4と同等のものは同一の符号で示してある。
【0010】第1の実施例が含まれる図1に示す油圧回
路にあっても、前述した図4に示す油圧回路におけるの
と同等の原動機1、この原動機1によつて駆動する油圧
ポンプ2、タンク3、油圧ポンプ2から吐出される圧油
によつて駆動するアクチュエータ5、油圧ポンプ2から
アクチュエータ5に流れる圧油の流れを制御する方向制
御弁4、油圧ポンプ2の圧油をアクチュエータ5に導く
主管路7、回路内の圧力の大きさを規定するリリーフ弁
6を備えている。
路にあっても、前述した図4に示す油圧回路におけるの
と同等の原動機1、この原動機1によつて駆動する油圧
ポンプ2、タンク3、油圧ポンプ2から吐出される圧油
によつて駆動するアクチュエータ5、油圧ポンプ2から
アクチュエータ5に流れる圧油の流れを制御する方向制
御弁4、油圧ポンプ2の圧油をアクチュエータ5に導く
主管路7、回路内の圧力の大きさを規定するリリーフ弁
6を備えている。
【0011】この油圧回路に備えられる第1の実施例す
なわち、脈動除去装置8aは、油圧ポンプ2の回転数N
を検出する回転数検出器12と、主管路7の圧力Pを検
出する圧力検出器13と、回路を流れる圧油の温度Tを
検出する温度検出器14と、主管路7に接続した第1の
補助管路9aと、この第1の補助管路9aよりも長い第
2の補助管路9bと、第1の補助管路9aに設けた開閉
弁10と、第2の補助管路9bに設けた開閉弁11と、
記憶、論理判断を含む演算機能を有し、回転数検出器1
2、圧力検出器13、温度検出器14から出力される信
号を処理して開閉弁10、11に駆動信号を出力する制
御装置15とを含む構成にしてある。
なわち、脈動除去装置8aは、油圧ポンプ2の回転数N
を検出する回転数検出器12と、主管路7の圧力Pを検
出する圧力検出器13と、回路を流れる圧油の温度Tを
検出する温度検出器14と、主管路7に接続した第1の
補助管路9aと、この第1の補助管路9aよりも長い第
2の補助管路9bと、第1の補助管路9aに設けた開閉
弁10と、第2の補助管路9bに設けた開閉弁11と、
記憶、論理判断を含む演算機能を有し、回転数検出器1
2、圧力検出器13、温度検出器14から出力される信
号を処理して開閉弁10、11に駆動信号を出力する制
御装置15とを含む構成にしてある。
【0012】上記した第1の補助管路9aは例えば原動
機1が定格回転数で駆動し、アクチュエータ5の最大の
作動速度及び力を必要とする駆動状態において、経験的
に生じる得る脈動を減衰するに好適な長さL1を有し、
上記した第2の補助管路9bは上述したように第1の補
助管路9aよりも長く、例えば原動機1の回転数が定格
回転数よりも若干低く、アクチュエータ5の作動速度及
び力を抑えぎみにした駆動状態において、経験的に生じ
得る脈動を減衰するに好適な長さL2を有する。また、
上記した制御装置15は、回転数検出器12から出力さ
れる油圧ポンプ2の回転数Nによつて脈動の周波数Hz
を演算する第1の演算部15aと、圧力検出器13及び
温度検出器14から出力される圧力P、温度Tによって
圧油中の音速Cを演算する第2の演算部15bと、第1
の演算部15a、第2の演算部15bで演算された周波
数Hz、音速Cに基づいて現状の駆動状態において脈動
を減衰するのに適した補助管路の長さLxを演算し、こ
の長さLxと予め記憶させた第1の補助管路9aの長さ
L1、第2の補助管路9bの長さL2を比較し、長さL
1、長さL2のうちの長さLxに近い方を長さLRに設
定する第3の演算部15cとを含んでいる。
機1が定格回転数で駆動し、アクチュエータ5の最大の
作動速度及び力を必要とする駆動状態において、経験的
に生じる得る脈動を減衰するに好適な長さL1を有し、
上記した第2の補助管路9bは上述したように第1の補
助管路9aよりも長く、例えば原動機1の回転数が定格
回転数よりも若干低く、アクチュエータ5の作動速度及
び力を抑えぎみにした駆動状態において、経験的に生じ
得る脈動を減衰するに好適な長さL2を有する。また、
上記した制御装置15は、回転数検出器12から出力さ
れる油圧ポンプ2の回転数Nによつて脈動の周波数Hz
を演算する第1の演算部15aと、圧力検出器13及び
温度検出器14から出力される圧力P、温度Tによって
圧油中の音速Cを演算する第2の演算部15bと、第1
の演算部15a、第2の演算部15bで演算された周波
数Hz、音速Cに基づいて現状の駆動状態において脈動
を減衰するのに適した補助管路の長さLxを演算し、こ
の長さLxと予め記憶させた第1の補助管路9aの長さ
L1、第2の補助管路9bの長さL2を比較し、長さL
1、長さL2のうちの長さLxに近い方を長さLRに設
定する第3の演算部15cとを含んでいる。
【0013】なお、上記した回転数検出器12及び制御
装置15の第1の演算部15aは、油圧ポンプ2から吐
出される圧油の脈動の周波数Hzを検出する周波数検出
手段を構成している。また、上記した圧力検出器13、
温度検出器14と制御装置15の第2の演算部15bは
、油圧ポンプ2から吐出される圧油中の音速Cを検出す
る音速検出手段を構成している。さらに、上記した第1
の補助管路9a、第2の補助管路9b、開閉弁10、1
1、及び制御装置15の第3の演算部15cは、上記の
周波数検出手段で検出される周波数Hzの大きさ、音速
検出手段で検出される音速Cの大きさに応じて、脈動を
減衰する補助管路の長さを、脈動の減衰に好適な長さに
変更可能な管路長変更手段を構成している。
装置15の第1の演算部15aは、油圧ポンプ2から吐
出される圧油の脈動の周波数Hzを検出する周波数検出
手段を構成している。また、上記した圧力検出器13、
温度検出器14と制御装置15の第2の演算部15bは
、油圧ポンプ2から吐出される圧油中の音速Cを検出す
る音速検出手段を構成している。さらに、上記した第1
の補助管路9a、第2の補助管路9b、開閉弁10、1
1、及び制御装置15の第3の演算部15cは、上記の
周波数検出手段で検出される周波数Hzの大きさ、音速
検出手段で検出される音速Cの大きさに応じて、脈動を
減衰する補助管路の長さを、脈動の減衰に好適な長さに
変更可能な管路長変更手段を構成している。
【0014】このように構成してある実施例にあっては
、原動機1を作動させて油圧ポンプ2を駆動すると、回
転数検出器12、圧力検出器13、温度検出器14のそ
れぞれから出力される油圧ポンプ2の回転数N、主管路
7の圧力P、主管路7を流れる圧油の温度Tが制御装置
15に入力される。このとき、図5に示すように、制御
装置15の第1の演算部15aで圧油の脈動の周波数H
zを求める下記の演算が行なわれる。 Hz=M・N・d [
M:ピストン数(或いは歯車の歯数)、N:
回転数、d:次数]
(2)また、制御装置15の第2の演算部15bで圧油
中の音速Cを求める下記の演算が行なわれる。 K=κP [K:圧油の体積弾
性率、κ:比熱比、P:圧力](3) ここで、比熱
比κは、油圧ポンプ2から吐出される圧油に固有のもの
である。 Cx=(K/ρ)の(1/2)乗
[Cx:目標音速、K
:圧油の体積弾性率、ρ:圧油の密度] (4)
C=Cx+f(T)
[C:音速、Cx:目標音
速、f(T):温度の関数である補正音速](5)そし
て、上記(2)、(5)式で求められた周波数Hz、音
速Cに基づいて制御装置15の第3の演算部15cで、
目標長さLxを求める下記の演算が行なわれる。 Lx=(C/4Hz)−ka
[k、aは前述した(1)式と同様]
(6)
さらに、この第3の演算部15cでは、予め記憶されて
いる第1の補助管路9aの長さL1、第2の補助管路9
bの長さL2と上記(6)式で求めたLxとを比較し、
Lxの値に近い方をLRに設定する。そして、LRに相
当する駆動信号がLxの長さに近い長さを有する第1の
補助管路9a、第2の補助管路9bのいずれかの対応す
る開閉弁10、11に出力される。
、原動機1を作動させて油圧ポンプ2を駆動すると、回
転数検出器12、圧力検出器13、温度検出器14のそ
れぞれから出力される油圧ポンプ2の回転数N、主管路
7の圧力P、主管路7を流れる圧油の温度Tが制御装置
15に入力される。このとき、図5に示すように、制御
装置15の第1の演算部15aで圧油の脈動の周波数H
zを求める下記の演算が行なわれる。 Hz=M・N・d [
M:ピストン数(或いは歯車の歯数)、N:
回転数、d:次数]
(2)また、制御装置15の第2の演算部15bで圧油
中の音速Cを求める下記の演算が行なわれる。 K=κP [K:圧油の体積弾
性率、κ:比熱比、P:圧力](3) ここで、比熱
比κは、油圧ポンプ2から吐出される圧油に固有のもの
である。 Cx=(K/ρ)の(1/2)乗
[Cx:目標音速、K
:圧油の体積弾性率、ρ:圧油の密度] (4)
C=Cx+f(T)
[C:音速、Cx:目標音
速、f(T):温度の関数である補正音速](5)そし
て、上記(2)、(5)式で求められた周波数Hz、音
速Cに基づいて制御装置15の第3の演算部15cで、
目標長さLxを求める下記の演算が行なわれる。 Lx=(C/4Hz)−ka
[k、aは前述した(1)式と同様]
(6)
さらに、この第3の演算部15cでは、予め記憶されて
いる第1の補助管路9aの長さL1、第2の補助管路9
bの長さL2と上記(6)式で求めたLxとを比較し、
Lxの値に近い方をLRに設定する。そして、LRに相
当する駆動信号がLxの長さに近い長さを有する第1の
補助管路9a、第2の補助管路9bのいずれかの対応す
る開閉弁10、11に出力される。
【0015】この場合、この油圧回路の駆動状態が、仮
に原動機1が定格回転数で駆動し、アクチュエータ5の
最大の作動速度及び力を必要とする駆動状態であれば、
圧油の脈動の周波数Hzの大きさから(6)式の目標長
さLxは、ほぼL1となることから、このL1がLRに
設定され、第1の補助管路9aに設けられる開閉弁10
に駆動信号が出力される。これにより、この第1の補助
管路9aが開かれ、主管路7に生じる圧油の脈動が第1
の補助管路9a内に導かれ、この第1の補助管路9a内
で減衰する。また、このような駆動状態から、原動機1
の回転数を若干低くし、アクチュエータ5の作動速度及
び力を少し抑える駆動状態に変わった場合には、圧油の
脈動の周波数Hzも変化し、(6)式の目標長さLxが
ほぼL2となり、このL2がLRに設定され、第2の補
助管路9bに設けられる開閉弁11に駆動信号が出力さ
れる。これにより、この第2の補助管路9bが開かれ、
主管路7に生じる圧油の脈動が第2の補助管路9b内に
導かれ、この第2の補助管路9b内で減衰する。
に原動機1が定格回転数で駆動し、アクチュエータ5の
最大の作動速度及び力を必要とする駆動状態であれば、
圧油の脈動の周波数Hzの大きさから(6)式の目標長
さLxは、ほぼL1となることから、このL1がLRに
設定され、第1の補助管路9aに設けられる開閉弁10
に駆動信号が出力される。これにより、この第1の補助
管路9aが開かれ、主管路7に生じる圧油の脈動が第1
の補助管路9a内に導かれ、この第1の補助管路9a内
で減衰する。また、このような駆動状態から、原動機1
の回転数を若干低くし、アクチュエータ5の作動速度及
び力を少し抑える駆動状態に変わった場合には、圧油の
脈動の周波数Hzも変化し、(6)式の目標長さLxが
ほぼL2となり、このL2がLRに設定され、第2の補
助管路9bに設けられる開閉弁11に駆動信号が出力さ
れる。これにより、この第2の補助管路9bが開かれ、
主管路7に生じる圧油の脈動が第2の補助管路9b内に
導かれ、この第2の補助管路9b内で減衰する。
【0016】このように構成した第1の実施例にあって
は、上述のように、特に原動機1の回転数の変化に伴う
圧油の脈動の周波数Hzの変化に応じて、当該脈動を減
衰するに好適な補助管路が自動的に選択され、原動機1
の運転状態の如何にかかわらず、主管路7に発生する圧
油の脈動を良好に除去することができる。
は、上述のように、特に原動機1の回転数の変化に伴う
圧油の脈動の周波数Hzの変化に応じて、当該脈動を減
衰するに好適な補助管路が自動的に選択され、原動機1
の運転状態の如何にかかわらず、主管路7に発生する圧
油の脈動を良好に除去することができる。
【0017】図3は本発明の第2の実施例を含む油圧回
路を示す回路図である。この図3に示す第2の実施例で
は、脈動除去装置8bが、油圧ポンプ2の回転数Nを検
出する回転数検出器12、この回転数検出器12から出
力される回転数Nに応じて補助管路の長さを演算する制
御装置15を備えるとともに、主管路7に接続され、補
助管路を形成する油圧シリンダ20と、制御装置15か
ら出力される駆動信号に応じて作動する駆動体21と、
油圧シリンダ20のロッド20aと駆動体21のロッド
21aとを剛的に連結するリンク22とを備えた構成に
してある。なお、制御装置15は、前述した図2に示す
構成から第2の演算部15bを除いた構成、すなわち第
1の演算部15aと第3の演算部15cとを備えた構成
にしてあり、また第3の演算部15cには予め圧油が所
定圧力、所定温度のときの音速Cが定数として記憶され
ている。この第2の実施例では、上記した回転数検出器
12と制御装置15に含まれる第1の演算部15aとに
よって周波数Hzを検出する周波数検出手段を構成して
あり、上記した制御装置15に含まれる第3の演算部1
5cと、油圧シリンダ20、駆動体21、及びリンク2
2とによって周波数Hzの大きさに応じて補助管路の長
さを変更する管路長変更手段を構成してある。
路を示す回路図である。この図3に示す第2の実施例で
は、脈動除去装置8bが、油圧ポンプ2の回転数Nを検
出する回転数検出器12、この回転数検出器12から出
力される回転数Nに応じて補助管路の長さを演算する制
御装置15を備えるとともに、主管路7に接続され、補
助管路を形成する油圧シリンダ20と、制御装置15か
ら出力される駆動信号に応じて作動する駆動体21と、
油圧シリンダ20のロッド20aと駆動体21のロッド
21aとを剛的に連結するリンク22とを備えた構成に
してある。なお、制御装置15は、前述した図2に示す
構成から第2の演算部15bを除いた構成、すなわち第
1の演算部15aと第3の演算部15cとを備えた構成
にしてあり、また第3の演算部15cには予め圧油が所
定圧力、所定温度のときの音速Cが定数として記憶され
ている。この第2の実施例では、上記した回転数検出器
12と制御装置15に含まれる第1の演算部15aとに
よって周波数Hzを検出する周波数検出手段を構成して
あり、上記した制御装置15に含まれる第3の演算部1
5cと、油圧シリンダ20、駆動体21、及びリンク2
2とによって周波数Hzの大きさに応じて補助管路の長
さを変更する管路長変更手段を構成してある。
【0018】このように構成してある第2の実施例では
、油圧ポンプ2の回転数Nが回転数検出器12によって
検出され、この検出された回転数Nに基づいて制御装置
15の第1の演算部15aにおいて、上記(2)式によ
つて周波数Hzが求められ、この求められた周波数Hz
に基づいて制御装置15の第3の演算部15cにおいて
、上記(6)式から目標長さLxが演算され、この目標
長さLxがLRに設定され、そのLRに相当する駆動信
号が駆動体21に出力される。これに応じて駆動体21
のロッド21aが伸縮し、リンク22を介して油圧シリ
ンダ20のロッド20aが一体的に伸縮し、油圧シリン
ダ20のシリンダ部の内部空間の長さ、すなわち補助管
路の長さが上述した周波数Hzの大きさに応じて脈動の
減衰に好適な長さに自動的に変更される。
、油圧ポンプ2の回転数Nが回転数検出器12によって
検出され、この検出された回転数Nに基づいて制御装置
15の第1の演算部15aにおいて、上記(2)式によ
つて周波数Hzが求められ、この求められた周波数Hz
に基づいて制御装置15の第3の演算部15cにおいて
、上記(6)式から目標長さLxが演算され、この目標
長さLxがLRに設定され、そのLRに相当する駆動信
号が駆動体21に出力される。これに応じて駆動体21
のロッド21aが伸縮し、リンク22を介して油圧シリ
ンダ20のロッド20aが一体的に伸縮し、油圧シリン
ダ20のシリンダ部の内部空間の長さ、すなわち補助管
路の長さが上述した周波数Hzの大きさに応じて脈動の
減衰に好適な長さに自動的に変更される。
【0019】このように構成した第2の実施例にあって
も、前述した第1の実施例と同様に原動機1の運転状態
の如何にかかわらず、主管路7に発生する圧油の脈動を
良好に除去することができる。
も、前述した第1の実施例と同様に原動機1の運転状態
の如何にかかわらず、主管路7に発生する圧油の脈動を
良好に除去することができる。
【0020】なお、上記した第1の実施例にあっては、
圧力検出器13、温度検出器14を設け、これらの検出
器13、14から出力される圧力P、温度Tから圧油中
の音速Cを求めるように構成してあるが、本発明はこれ
に限らず、主管路7中の所定位置に発信器を設け、この
発信器から距離Ls離れた主管路7中の所定位置に受信
器を設け、これらの受信器、発信器を制御装置15に接
続し、制御装置15の第2の演算部15bで、発信器が
音を発してから受信器が音を受信するまでに要した時間
tをカウントし、この時間tと上述の距離Lsとから、
C=L/tの演算を行なって、圧油中の音速Cを検出す
るようにしてもよい。
圧力検出器13、温度検出器14を設け、これらの検出
器13、14から出力される圧力P、温度Tから圧油中
の音速Cを求めるように構成してあるが、本発明はこれ
に限らず、主管路7中の所定位置に発信器を設け、この
発信器から距離Ls離れた主管路7中の所定位置に受信
器を設け、これらの受信器、発信器を制御装置15に接
続し、制御装置15の第2の演算部15bで、発信器が
音を発してから受信器が音を受信するまでに要した時間
tをカウントし、この時間tと上述の距離Lsとから、
C=L/tの演算を行なって、圧油中の音速Cを検出す
るようにしてもよい。
【0021】また、上記第1の実施例では、圧油中の音
速Cを検出し、この音速Cと周波数Hzに応じて目標長
さLxを演算するようにしてあるが、圧油の脈動の減衰
に対する音速Cの変化の影響は比較的少ないことから、
例えば原動機1が定格回転数で駆動するときに通常考え
られる圧油中の音速を(6)式の演算のための定数とし
て設定し、すなわち周波数Hzだけを検出し、この周波
数Hzに基づいて目標長さLxを演算するようにしても
よい。
速Cを検出し、この音速Cと周波数Hzに応じて目標長
さLxを演算するようにしてあるが、圧油の脈動の減衰
に対する音速Cの変化の影響は比較的少ないことから、
例えば原動機1が定格回転数で駆動するときに通常考え
られる圧油中の音速を(6)式の演算のための定数とし
て設定し、すなわち周波数Hzだけを検出し、この周波
数Hzに基づいて目標長さLxを演算するようにしても
よい。
【0022】また、上記第1の実施例では、補助管路を
2つ設けてあるが、本発明はこれに限らず、3つ以上の
補助管路を設けるようにしてもよい。
2つ設けてあるが、本発明はこれに限らず、3つ以上の
補助管路を設けるようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明の油圧回路の脈動除去装置は、以
上のように構成してあることから、原動機の運転状態の
如何にかかわらず、主管路に発生する圧油の脈動を良好
に除去することができ、すなわち原動機の運転状態の如
何にかかわらず脈動の発生に伴う油圧回路の振動を防止
でき、従来に比べて騒音を抑制し、回路内機器の損傷を
防ぐことができる。
上のように構成してあることから、原動機の運転状態の
如何にかかわらず、主管路に発生する圧油の脈動を良好
に除去することができ、すなわち原動機の運転状態の如
何にかかわらず脈動の発生に伴う油圧回路の振動を防止
でき、従来に比べて騒音を抑制し、回路内機器の損傷を
防ぐことができる。
【図1】本発明の油圧回路の脈動除去装置の第1の実施
例を含む油圧回路を示す回路図である。
例を含む油圧回路を示す回路図である。
【図2】図1に示す第1の実施例に備えられる制御装置
における処理手順を示す制御フロー図である。
における処理手順を示す制御フロー図である。
【図3】本発明の第2の実施例を含む油圧回路を示す回
路図である。
路図である。
【図4】従来の脈動除去装置を含む油圧回路の基本構成
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図5】図4に示す脈動除去装置の要部を拡大して示す
図である。
図である。
1 原動機
2 油圧ポンプ
3 タンク
4 方向制御弁
5 アクチュエータ
7 主管路
8a、8b 脈動除去装置
9a、9b 補助管路
10、11 開閉弁
12 回転数検出器
13 圧力検出器
14 温度検出器
20 油圧シリンダ
21 駆動体
22 リンク
Claims (4)
- 【請求項1】 原動機と、この原動機によって駆動す
る油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧油に
よって駆動するアクチュエータと、油圧ポンプとアクチ
ュエータとを連絡する主管路とを備えた油圧回路に設け
られ、油圧ポンプから吐出される圧油の脈動を除去する
補助管路を有する油圧回路の脈動除去装置において、上
記脈動の周波数を検出する周波数検出手段と、少なくと
もこの周波数検出手段で検出される周波数の大きさに応
じて上記補助管路の長さを変更可能な管路長変更手段と
を設けたことを特徴とする油圧回路の脈動除去装置。 - 【請求項2】 油圧ポンプから吐出される圧油中の音
速を検出する音速検出手段を設け、管路長変更手段が、
周波数検出手段で検出される周波数と音速検出手段で検
出される音速の双方の大きさに応じて補助管路の長さを
変更可能な管路長変更手段であることを特徴とする請求
項1記載の油圧回路の脈動除去装置。 - 【請求項3】 管路長変更手段が、長さの異なる複数
の補助管路を有することを特徴とする請求項1または2
記載の油圧回路の脈動除去装置。 - 【請求項4】 管路長変更手段が補助管路を形成する
シリンダを有することを特徴とする請求項1または2記
載の油圧回路の脈動除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8433891A JPH04295193A (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 油圧回路の脈動除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8433891A JPH04295193A (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 油圧回路の脈動除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04295193A true JPH04295193A (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=13827721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8433891A Pending JPH04295193A (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 油圧回路の脈動除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04295193A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005249118A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Aichi Corp | 圧力制御弁 |
| JP2008144923A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Nidec Tosok Corp | 脈動防止構造 |
| JP2009299529A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の始動制御装置 |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP8433891A patent/JPH04295193A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005249118A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Aichi Corp | 圧力制御弁 |
| JP2008144923A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Nidec Tosok Corp | 脈動防止構造 |
| JP2009299529A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の始動制御装置 |
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