JPH04296340A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH04296340A
JPH04296340A JP8573891A JP8573891A JPH04296340A JP H04296340 A JPH04296340 A JP H04296340A JP 8573891 A JP8573891 A JP 8573891A JP 8573891 A JP8573891 A JP 8573891A JP H04296340 A JPH04296340 A JP H04296340A
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JP
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carbon atoms
alkyl
repeating unit
acid
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Application number
JP8573891A
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English (en)
Inventor
Yasuhisa Sugita
泰久 杉田
Katsuhisa Ota
勝寿 太田
Hiroshi Hotta
寛史 堀田
Naoki Kitazawa
北澤 直樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱可塑性樹脂組成物に関
し、詳しくは二種あるいはそれ以上の特定の熱可塑性樹
脂に新規なアミノ基含有共重合体を配合してなり、各樹
脂間の混和性を高めるとともに面衝撃強度及びアイゾッ
ト衝撃強度のいずれの点においても優れた熱可塑性樹脂
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般に
、エンジニアリングプラスチックスは、機械的特性,熱
的特性に優れており、近年目覚ましい発展を遂げている
ものの、成形加工特性及びコストの面では他の汎用樹脂
に劣っている。そこで、流動性に優れ価格的にも有利な
オレフィン系樹脂やスチレン系樹脂をブレンドしたりあ
るいはアロイ化することによって、これらの問題を解決
し、併せて付随する特徴を発現させようとする研究が盛
んに行われている。しかしながら、単純なブレンドでは
複数の異なる樹脂が互いに混和せず、その結果、物性、
特に衝撃特性の低下が著しく、剥離や外観不良といった
問題が生じている。
【0003】これらの問題を解決する手法として、樹脂
の混和性を向上せしめる相溶化剤の開発が、成形加工法
の改良と並行して実施されてきた。それらの技術として
は、例えば樹脂を変性する方法、共重合体を添加する方
法、反応性を有する樹脂又は反応性の試薬を用いて押出
機中で反応させる方法またそれらを複合的に用いる方法
などがある。具体的には、ポリカーボネートに対して、
例えば特開昭59−223749号公報に示されるよう
に、無水マレイン酸で変性したポリプロピレンを加えて
相溶性を改良し、表面剥離を抑制する方法が提案されて
いる。しかしながら、この手法では衝撃強度の低下が著
しく、ポリカーボネートの特性が失われる上に剥離の抑
制効果も充分とは言いがたい。また、特開昭63−21
5714号公報,同63−215749号公報や同63
−215750号公報等には、ポリカーボネートとポリ
プロピレンに対して、反応性のポリカーボネート変性体
と反応性のポリプロピレン変性体を混合し、相互に反応
させて相溶性を向上させる方法が開示されている。しか
し、この方法でも衝撃強度の低下や剥離の問題は充分に
解決していない。さらに、特開平2−36248号公報
では、ポリカーボネート,ポリアミド,ポリエステル,
ポリエーテルとポリオレフィンとのブレンドに対してア
ミノ基を有する重合体を添加し、更に必要によりポリウ
レタンを添加することで、剥離及びアイゾット衝撃強度
の改良が試みられている。これらの改質の目的は、相互
の長所を巧みに組み合わせて新たな特徴ある材料を提供
することにある。しかしながら、何れの方法でも混和性
が不充分であり、未だに上述したブレンドに起因する問
題点は充分に解決されていない。樹脂製品表面の剥離,
外観不良に関しても充分とは言い難いが、特に衝撃特性
に関して不充分と考えられる。例えば衝撃特性評価は、
一般にアイゾット衝撃試験による評価がなされるが、ア
イゾット衝撃強度は大きくても、実用面では有用な面衝
撃特性が悪いことがしばしばあり、真に衝撃特性の優れ
た材料である為にはアイゾット衝撃強度と面衝撃特性の
双方が優れたものであることが必要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、この様な
背景を鑑みて鋭意検討した結果、エンジニアリングプラ
スチック等の熱可塑性樹脂、特にアミノ基と反応する官
能基を有する熱可塑性樹脂とオレフィン系重合体やスチ
レン系重合体とを、第一級アミノ基を持つ架橋(ゲル)
成分の少ない新規なアミノ基含有共重合体と溶融混練す
ることにより、衝撃特性(特に、面衝撃特性)や外観に
優れるとともに、剥離の生じない樹脂組成物が得られる
ことを見出した。本発明はかかる知見に基いて完成した
ものである。
【0005】すなわち本発明は、〔A〕アミノ基と反応
する官能基を有する熱可塑性樹脂5〜95重量%と〔B
〕オレフィン系重合体及び/又はスチレン系重合体95
〜5重量%との合計100重量部及び〔C〕分子内に 一般式(I)で表わされる反復単位I  20〜99.
8モル%,一般式(II)で表わされる反復単位II 
 50〜0モル%及び一般式 (III)で表わされる
反復単位III 30〜0.2モル%
【0006】
【化2】
【0007】(式中、R1 ,R2 ,R5 ,R6 
及びR7 は各々独立に水素原子,炭素数1〜10のア
ルキル基,炭素数3〜8のシクロアルキル基,炭素数6
〜10のアリール基,炭素数2〜4のアルケニル基,炭
素数1〜4のアルコキシ基,炭素数1〜18のアルコキ
シカルボニル基,炭素数1〜17のアルキルカルボキシ
ル基,炭素数1〜7のアルキル又はアリールカルボニル
基,ハロゲン原子あるいはニトリル基を示し、R3 及
びR4 は各々独立に水素原子,炭素数1〜4のアルキ
ル基,炭素数2〜4のアルケニル基あるいはハロゲン原
子を示し、R8 は存在しないか又はメチレン基あるい
はエチレン基を示し、R9 及びR10は各々独立に水
素原子、炭素数1〜6のアルキル基あるいは炭素数6〜
8のアリール基を示し、R11は炭素数1〜12のアル
キレン基,炭素数5〜17のシクロアルキレン基,炭素
数6〜12のアリーレン基,炭素数7〜12のアリール
アルキレン基あるいは炭素数4〜30のポリオキシアル
キレン基を示し、R12は水素原子あるいは炭素数1〜
10のアルキル基を示す。また、nは1〜10の整数を
示す。なお、R1 〜R12はそれぞれ反復単位ごとに
同一であっても異なってもよい。)を含有する共重合体
あるいはその塩0.05〜20重量部を主成分とする熱
可塑性樹脂組成物を提供するものである。
【0008】本発明の組成物は、上記の如く〔A〕,〔
B〕及び〔C〕成分よりなるものである。ここで〔A〕
成分であるアミノ基と反応する官能基を有する熱可塑性
樹脂は、要するに〔C〕成分であるアミノ基を有する共
重合体あるいはその塩のアミノ基と反応しうる樹脂であ
ればよい。具体的なアミノ基と反応する官能基としては
、カルボン酸,その他の有機酸,それらのエステルや塩
あるいは酸無水物やその塩からなる基、さらには水酸基
,チオール,オキサゾリン基,エポキシ基,イソシアナ
ート基,アミド結合,カーボネート結合,ウレタン結合
,尿素結合,エーテル結合などがある。〔A〕成分とし
ては、それらのうち、特にカーボネート結合,エステル
結合,アミド結合及びエーテル結合から選ばれた少なく
とも一種の結合を有する熱可塑性樹脂が好適に使用され
る。
【0009】上記〔A〕成分として用いられるカーボネ
ート結合を有する熱可塑性樹脂、すなわちポリカーボネ
ート樹脂は、様々なものがあり、脂肪族、芳香族いずれ
のポリカーボネート樹脂であってもよい。また、分子量
については特に制限はないが、成形性や得られる組成物
の物性を考慮すると、数平均分子量として1万〜10万
、好ましくは2万〜4万である。このポリカーボネート
樹脂の末端基は、通常の一価のフェノール末端(フェノ
ール,ハロゲン置換フェノール,アルキル置換フェノー
ル(クミルフェノール,オクチルフェノール),その他
各種置換フェノール)であればよい。また、上述のアミ
ノ基と反応性を有する官能基や結合を、グラフト,ブロ
ック,ランダム共重合の形で若しくは分子末端に導入し
たポリカーボネート樹脂でもよい。さらに、改質や補強
を目的として、エラストマー,フィラー,種々の添加剤
等を、重合時又は重合後に添加したものでもよく、ポリ
カーボネート樹脂中に、ポリアリレート樹脂,ポリエス
テルポリカーボネート樹脂等のその他の縮合成分を含ん
でいても差支えない。このようなポリカーボネート樹脂
は、様々な公知の方法で製造することができる。例えば
、ホスゲン法,エステル交換法,溶融重合法など様々な
方法を適用することができる。
【0010】上記ポリカーボネート樹脂には、各種のも
のがあるが、例えば一般式(IV)
【0011】
【化3】
【0012】で表される繰り返し単位を有する重合体で
ある。ここで、Zは単なる結合を示すかあるいは炭素数
1〜8のアルキレン,炭素数2〜8のアルキリデン,炭
素数5〜15のシクロアルキレン,炭素数5〜15のシ
クロアルキリデン,SO2 ,SO,O,COまたは式
【0013】
【化4】
【0014】で表される基を意味する。また、Xは水素
,塩素もしくは臭素原子または1〜8個の炭素原子を有
する飽和アルキル基を示し、a及びbは0〜4の数を示
す。
【0015】このポリカーボネート樹脂は、例えば溶剤
法、すなわち塩化メチレン等の溶剤中で公知の酸受容体
,分子量調整剤の存在下、二価フェノールとホスゲンの
如きカーボネート前駆体との反応または二価フェノール
とジフェニルカーボネートの如きカーボネート前駆体と
のエステル交換反応によって製造することができる。 ここで、好適に使用し得る二価フェノールとしてはビス
フェノール類があり、特に2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン〔通称ビスフェノールA〕が好ま
しい。また、ビスフェノールAの一部または全部を他の
二価フェノールで置換したものであってもよい。ビスフ
ェノールA以外の二価フェノールとしては、例えばハイ
ドロキノン;4,4’ −ジヒドロキシジフェニル;ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)アルカン;ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)シクロアルカン;ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)スルフイド;ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)スルホン;ビス(4−ヒドロキシフェニル)スル
ホキシド;ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテルの
ような化合物またはビス(3,5−ジブロモ−4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン;ビス(3,5−ジクロロ−
4−ヒドロキシフェニル)プロパンのようなハロゲン化
ビスフェノール類をあげることができる。これら二価フ
ェノールは二価フェノールのホモポリマーまたは2種以
上のコポリマー若しくはブレンド物であってもよい。更
に、このポリカーボネート樹脂は、多官能性芳香族化合
物を二価フェノールおよび/またはカーボネート前駆体
と反応させた熱可塑性ランダム分岐ポリカーボネートで
あってもよい。
【0016】上記〔A〕成分として用いられる樹脂には
、ポリカーボネート樹脂の他に、エステル結合を有する
熱可塑性樹脂、つまりポリエステル樹脂をあげることが
できる。このポリエステル樹脂の種類は特に制限されず
、各種のものを使用することができる。脂肪族,芳香族
いずれのポリエステル樹脂であってもよいが、物性面よ
り後者の方が好ましい。また、分子量については、使用
目的等に応じて適宜選定すればよいが、通常は固有粘度
で0.2〜2.0dl/g、好ましくは0.5〜1.2
dl/gである。さらに、このポリエステル樹脂の末端
は、カルボン酸末端,アルコール性水酸基末端であって
もよく、その比は特に制限ないが、9/1〜1/9が好
ましい。また、上述のアミノ基と反応性を有する官能基
や結合を、グラフト,ブロック,ランダム共重合の形で
若しくは分子末端に導入したポリエステル樹脂であって
もよい。その他に、改質や補強を目的として、エラスト
マー,フィラー,種々の添加剤等を、重合時又は重合後
に添加したものでもよく、ジカルボン酸成分を、物性を
損なわない範囲で二種以上含んだポリエステル樹脂であ
っても差支えない。このようなポリエステル樹脂は、様
々な公知の方法で製造することができ、またその種類と
しては多種多様のものをあげることができる。
【0017】本発明で使用することのできるポリエステ
ル樹脂の具体例をあげれば、ポリエチレンテレフタレー
ト(PET),ポリブチレンテレフタレート(PBT)
,ポリシクロヘキサジメチレンテレフタレート(PCT
)、さらにはポリアリレートなどが挙げられ、特にポリ
エチレンテレフタレートが好ましい。ポリエチレンテレ
フタレートとしては、テレフタル酸を主たるものとする
芳香族ジカルボン酸成分及びエチレングリコール成分を
主たる成分とするグリコール成分よりなるポリエステル
、あるいはその他のジカルボン酸成分及びグリコール成
分を共重合したポリエステルであってもよい。
【0018】上記〔A〕成分として用いられる樹脂には
、アミド結合を有する熱可塑性樹脂、つまりポリアミド
樹脂をあげることができる。このポリアミド樹脂の種類
は特に制限されず、各種のものを使用することができる
。脂肪族,芳香族いずれのポリアミド樹脂であってもよ
い。また、分子量については特に制限はないが、得られ
る組成物の成形性や物性を考慮すると、数平均分子量と
して4千〜5万、好ましくは5千〜3万である。さらに
、上述のアミノ基と反応性を有する官能基や結合を、グ
ラフト,ブロック,ランダム共重合の形で若しくは分子
末端に導入したポリアミド樹脂であってもよい。その他
に、改質や補強を目的として、エラストマー,フィラー
,種々の添加剤等を、重合時又は重合後に添加したもの
でも差支えない。このようなポリアミド樹脂は、様々な
公知の方法で製造することができる。例えば、三員環以
上のラクタム,重合可能なω−アミノ酸,二塩基酸とジ
アミン等の開環(共)重合や(共)重縮合等によって製
造することができ、より具体的には、ε−カプロラクタ
ム,アミノカプロン酸,11−アミノウンデカン酸等の
(共)重合、あるいはヘキサメチレンジアミン,ノナメ
チレンジアミン,ウンデカメチレンジアミン,ドデカメ
チレンジアミン,メタキシリレンジアミン等のジアミン
とテレフタル酸,イソフタル酸,アジピン酸,セバシン
酸,ドデカン二塩基酸,グルタール酸等のジカルボン酸
との(共)重縮合等によればよい。
【0019】上述のポリアミド樹脂としては、様々なも
のを充当することができるが、その具体例をあげれば、
ナイロン6(ポリアミド6);ナイロン6,6;ナイロ
ン6,10;ナイロン11;ナイロン12;ナイロン6
,12;ナイロン4,6などの脂肪族ポリアミド、ナイ
ロン6/6,6;ナイロン6/6,10;ナイロン6/
6,12などの脂肪族共重合ポリアミド、ポリヘキサメ
チレンジアミンテレフタルアミド,ポリヘキサメチレン
ジアミンイソフタルアミド,キシレン基含有ポリアミド
(例えばナイロン−MXD(メタキシリレンジアミン)
)などの芳香族ポリアミド等がある。さらには、ポリエ
ステルアミド,ポリエーテルアミド,ポリエステルエー
テルアミド等をあげることができる。これらのうちで、
特にナイロン6やナイロン6,6が好ましい。
【0020】上記〔A〕成分として用いられる樹脂とし
ては、更にエーテル結合を有する熱可塑性樹脂、つまり
ポリエーテル樹脂をあげることができる。このポリエー
テル樹脂の種類は特に制限されず、各種のものを使用す
ることができる。脂肪族,芳香族いずれのポリエーテル
樹脂であってもよい。また、分子量については特に制限
はないが、得られる組成物の成形性や物性を考慮すると
、数平均分子量として3万〜30万、好ましくは5万〜
10万である。さらに、上述のアミノ基と反応性を有す
る官能基や結合を、グラフト,ブロック,ランダム共重
合の形で若しくは分子末端に導入したポリエーテル樹脂
であってもよい。その他に、改質や補強を目的として、
エラストマー,フィラー,種々の添加剤等を、重合時又
は重合後に添加したものでも差支えなく、また共重合成
分を含んでいてもよい。
【0021】上述のポリエーテル樹脂としては、様々な
ものあるが、例えばポリオキシメチレン(POM)等の
ポリアセタール単独重合体やトリオキサン−エチレンオ
キサイド共重合体のようなポリエーテルの単位成分の混
在したポリアセタール共重合体、ポリフェニレンエーテ
ル(PPE)、エーテル基とスルホン基を混在させたポ
リエーテルスルホン(PES)、エーテル基とカルボニ
ル基の混在したポリエーテルケトン(PEK)、またチ
オエーテル基を有するポリフェニレンサルファイド(P
PS)やポリスルホン(PSO)などに大別することが
できる。このうち、ポリアセタール(ポリオキシメチレ
ン(POM))及びポリフェニレンエーテル(PPE)
が好ましい。ここで、ポリアセタール単独重合体は、オ
キシメチレン単位を分子主鎖とする重合体であり、ホル
ムアルデヒドやトリオキサンを単独重合させることによ
って製造することができる。一方、ポリアセタール共重
合体は、上記オキシメチレン単位よりなる連鎖中に、オ
キシエチレン単位,オキシプロピレン単位,オキシテト
ラメチレン単位等のオキシアルキレン単位やオキシフェ
ニルエチレン単位等をランダムに混在させたものであり
、ホルムアルデヒドやトリオキサンとエチレンオキサイ
ドなどの環状エーテルを共重合させることによって製造
することができる。
【0022】本発明の組成物では、〔A〕成分として上
記樹脂を一種あるいは二種以上混合して用いられるが、
一方〔B〕成分としては、オレフィン系重合体,スチレ
ン系重合体あるいはこれらの混合物が用いられる。ここ
で、オレフィン系重合体は、ポリオレフィン成分を含む
樹脂であれば特に制限はなく、各種のものを使用するこ
とができる。具体的なポリオレフィン樹脂としては、ポ
リエチレン(線状低密度ポリエチレン(LLDPE及び
VLLDPE),低密度ポリエチレン(LDPE),高
密度ポリエチレン(HDPE)),ポリプロピレン,ポ
リブテン,ポリイソブテン等やエチレン−プロピレン共
重合体,エチレン−プロピレン共重合体ゴム(EPR,
EPDMなど),エチレン−ブチレン共重合体等のエチ
レン−α−オレフィン共重合体、プロピレン−ブテン共
重合体等のプロピレンと他のα−オレフィンとの共重合
体、さらには各種エチレン系共重合体(エチレン−酢酸
ビニル共重合体(EVA),エチレン−ビニルアルコー
ル共重合体(EVOH),エチレン−無水マレイン酸共
重合体,エチレン−アルキル(メタ)アクリレート共重
合体など)やポリ(4−メチル−1−ペンテン)等、ま
たはこれらの混合物が含まれる。ここで言う共重合体と
はランダム,ブロック,ランダムブロック共重合体、さ
らにはグラフト共重合体を包含する。なお、上記オレフ
ィン系重合体の分子量については、各種の状況に応じて
適宜選定すればよいが、通常は数平均分子量として0.
5万〜30万、好ましくは1万〜20万である。
【0023】また、〔B〕成分としてのスチレン系重合
体については、スチレン成分を含むものであれば、各種
のものがあり、特に制限はないが、例えば汎用ポリスチ
レン(GPPS),高衝撃性ポリスチレン(HIPS)
,シンジオタクチックポリスチレン(SPS),スチレ
ン−マレイン酸共重合体(SMA),GPSMA,ゴム
強化SMA,MS樹脂,AS樹脂,ABS樹脂(高耐熱
ABS樹脂,AAS樹脂,AES樹脂を含む)等が挙げ
られ、更には、所謂スチレン系熱可塑性エラストマーで
あるSEBS樹脂,SEPS樹脂,SEP樹脂及びその
誘導体を挙げることもできる。なお、上記スチレン系重
合体の分子量については、各種の状況に応じて適宜選定
すればよいが、通常は数平均分子量として2万〜30万
、好ましくは3万〜20万である。
【0024】本発明の組成物において、上記〔A〕成分
と〔B〕成分の割合は、前者:後者=5〜95:95〜
5(重量%)、好ましくは30〜95:70〜5(重量
%)である。ここで、〔A〕,〔B〕成分の混合割合が
上記範囲を逸脱し、〔A〕成分が多過ぎると成形性が悪
化し、〔B〕成分が多過ぎると剛性などの機械的強度が
不足するという不都合が生ずる。
【0025】また、本発明の組成物は、上記〔A〕,〔
B〕成分とともに、〔C〕成分であるアミノ基を有する
共重合体あるいはその塩を含有する。このアミノ基を有
する共重合体(その塩を含む。以下同じ。)は、一般式
(I)で表わされる反復単位I,一般式(II)で表わ
される反復単位II及び一般式(III)で表わされる
反復単位III を有する新規な共重合体であり、これ
ら反復単位I,II,III のランダム,ブロックあ
るいはグラフト共重合体である。この共重合体における
各反復単位の含有割合は、上述したように反復単位I,
II,III の合計量に対して、反復単位I  20
〜99.8モル%、好ましくは60〜99.5モル%、
反復単位II  50〜0モル%、好ましくは40〜0
モル%、反復単位III30〜0.2モル%、好ましく
は20〜0.5モル%である。ここで、反復単位III
 の含有割合が0.2モル%より少ないと添加効果が発
現せず、一方30モル%を超えると〔C〕成分の分散が
悪くなり、得られる組成物の物性、特に面衝撃強度が低
下する。なお、この〔C〕成分を構成するアミノ基含有
共重合体は、基本的には上記反復単位I,II,III
 からなるものであるが、更に他の反復単位を若干量含
有することもできる。また、上記アミノ基含有共重合体
は、その分子量については特に制限はないが、通常は粘
度平均分子量3000〜500000である。これは、
トルエン,キシレン,クメン,テトラリン,1,3−ジ
メチル−2−イミダゾリジノン,ジメチルスルホキシド
,アセトン,メチルエチルケトン等の良溶媒に、アミノ
基含有共重合体を10重量%で溶解したときの粘度が1
0〜50000cpsの範囲であることに相当する。 この〔C〕成分である共重合体は、反復単位III の
側鎖にイミド基を介して第一級アミノ基を有する点に特
徴がある。またこの共重合体は、上記第一級アミノ基が
硫酸,ベンゼンスルホン酸,トルエンスルホン酸,ナフ
タレンスルホン酸等のスルホン酸類、塩酸,フッ化水素
酸,臭化水素酸,ヨウ化水素酸等のハロゲノ酸、硝酸、
ホウ酸、リン酸等の酸と結合して塩を形成したものをも
包含することができる。
【0026】ここで、反復単位Iは一般式(I)で表わ
されるものであるが、式中R1 及びR2 は各々独立
に(つまり、R1 とR2 は同じでも異なってもよい
)水素原子,炭素数1〜10のアルキル基(好ましくは
炭素数1〜4のアルキル基),炭素数3〜8のシクロア
ルキル基(好ましくは炭素数3〜6のシクロアルキル基
),炭素数6〜10のアリール基(好ましくは炭素数6
〜9のアリール基),炭素数2〜4のアルケニル基,炭
素数1〜4のアルコキシ基,炭素数1〜18のアルコキ
シカルボニル基(好ましくは炭素数1〜8のアルコキシ
カルボニル基),炭素数1〜17のアルキルカルボキシ
ル基(好ましくは炭素数1〜3のアルキルカルボキシル
基),炭素数1〜7のアルキル又はアリールカルボニル
基(好ましくは炭素数1〜4のアルキルカルボニル基)
,ハロゲン原子(好ましくは塩素,臭素)あるいはニト
リル基を示す。なお、R1 及びR2 は、それぞれ反
復単位ごとに同一であっても異なってもよい。即ち、上
記一般式(I)は、反復単位Aの一つがエチレン単位(
R1 及びR2 が共に水素)であり、また反復単位A
の他の一つがプロピレン単位(R1 が水素,R2 が
メチル基)のような場合も包含する。また、反復単位I
Iは一般式(II)で表わされるものであるが、式中、
R3 及びR4 は各々独立に水素原子,炭素数1〜4
のアルキル基(メチル基,エチル基等),炭素数2〜4
のアルケニル基(ビニル基,アリル基等)あるいはハロ
ゲン原子(塩素,臭素等)を示す。なお、R3 及びR
4 は、それぞれ反復単位ごとに同一であっても異なっ
てもよいことは、前述のR1 及びR2 の場合と同様
である。さらに、反復単位III は一般式 (III
)で表わされるものであり、ここでR5 〜R7 は前
記R1 ,R2 と同様に、各々独立に水素原子,炭素
数1〜10のアルキル基(好ましくは炭素数1〜4のア
ルキル基),炭素数3〜8のシクロアルキル基(好まし
くは炭素数3〜6のシクロアルキル基),炭素数6〜1
0のアリール基(好ましくは炭素数6〜9のアリール基
),炭素数1〜4のアルコキシ基,炭素数1〜18のア
ルコキシカルボニル基(好ましくは炭素数1〜8のアル
コキシカルボニル基),炭素数1〜17のアルキルカル
ボキシル基(好ましくは炭素数1〜3のアルキルカルボ
キシル基),炭素数1〜7のアルキル又はアリールカル
ボニル基(好ましくは炭素数1〜4のアルキルカルボニ
ル基),ハロゲン原子(好ましくは塩素,臭素)あるい
はニトリル基を示す。また、R8 は存在しない(即ち
単なる結合を示す)か又はメチレン基あるいはエチレン
基を示し、R9 及びR10は各々独立に水素原子、炭
素数1〜6のアルキル基(好ましくは炭素数1〜2のア
ルキル基)あるいは炭素数6〜8のアリール基を示し、
R11は炭素数1〜12のアルキレン基(好ましくはメ
チレン,エチレン,プロピレン,テトラメチレン,ヘキ
サメチレン等の炭素数1〜8のアルキレン基),炭素数
5〜17のシクロアルキレン基(好ましくはシクロヘキ
シレン,メチレンシクロヘキシルメチレン等の炭素数6
〜10のシクロアルキレン基),炭素数6〜12のアリ
ーレン基(好ましくはフェニレン,オキシジフェニレン
等),炭素数7〜12のアリールアルキレン基(好まし
くはキシリレン等の炭素数8〜10のアリールアルキレ
ン基)あるいは炭素数4〜30のポリオキシアルキレン
基(ポリオキシメチレン,ポリオキシプロピレンなどの
炭素数4〜15のポリオキシアルキレン基)を示し、R
12は水素原子あるいは炭素数1〜10のアルキル基(
好ましくは炭素数1〜8のアルキル基)を示す。これら
のR5 〜R12は、それぞれ反復単位ごとに同一であ
っても異なってもよいことは、前述のR1 及びR2 
の場合と同様である。また、nは1〜10(好ましくは
1〜3)の整数を示す。ここでnが複数、つまり2以上
のときは、nの数だけ存在する各各R9 ,R10,R
11は、同じものでも異なるものでもよい。
【0027】上記アミノ基含有共重合体を製造するには
、特に制限はなく、様々な方法によることができるが、
下記の方法によれば、一層効率よく製造することができ
る。すなわち、分子内に 一般式(I)で表わされる反復単位I  20〜99.
8モル%,一般式(II)で表わされる反復単位II 
 50〜0モル%及び一般式 (V) で表わされる反
復単位III’  30〜0.2モル%
【0028】
【化5】
【0029】(式中、R1 〜R10,R12及びnは
前記と同じである。)を含有する共重合体に、一般式(
VI)H2 N−R11−NH2     ・・・(V
I)(式中、R11は前記と同じである。)で表わされ
るジアミンの塩を反応させた後、塩基と接触させて脱酸
することによって、上記〔C〕成分であるアミノ基含有
共重合体を効率よく製造することができる。 まず、このアミノ基含有共重合体を製造するための原料
である反復単位I,II及びIII’を含有する共重合
体は、一般式(I),(II)で表わされる反復単位を
与えるモノマーと一般式(V)で表わされる反復単位を
与えるグラフト化物(あるいはこのグラフト化物の反応
原料)を、公知の手法によりラジカル重合又はイオン重
合することによって製造される。一般式(I)の反復単
位Iを与えるモノマーの具体例としては、様々なものが
あるが、例えばエチレン,プロピレン,1−ブテン,イ
ソブチレン等のオレフィン、シクロペンテン,シクロヘ
キセン等の環状オレフィン、スチレン,α−メチルスチ
レン,ビニルトルエン,p−t−ブチルスチレン等のス
チレン類(芳香族ビニル化合物)、酢酸ビニル,酪酸ビ
ニル等のビニルエステル類、メチルビニルエーテル,エ
チルビニルエーテル等のビニルエーテル類、塩化ビニル
,塩化ビニリデン等のハロゲノオレフィン、メチル(メ
タ)アクリレート,エチル(メタ)アクリレート,ブチ
ル(メタ)アクリレート,ヘキシル(メタ)アクリレー
ト,シクロヘキシル(メタ)アクリレート,デシル(メ
タ)アクリレート,オクタデシル(メタ)アクリレート
,メトキシエチル(メタ)アクリレート等のアクリル酸
又はメタアクリル酸エステル類、アクリロニトリル,メ
タクリロニトリル等のニトリル類、メチルビニルケトン
,フェニルビニルケトン等のビニルケトン等があり、こ
れらを単独であるいは二種以上を組み合わせて使用する
ことができる。これらのうち、好ましいモノマーの例と
しては、エチレン,プロピレン,スチレン,メチルビニ
ルエーテル,酢酸ビニル,エチルアクリレート等を挙げ
ることができる。一般式(II)の反復単位IIを与え
るモノマーの具体例としては、ブタジエン,イソプレン
,クロロプレン等の共役ジエンがあり、これを単独ある
いは二種以上を組み合わせて使用することができる。好
ましいモノマーとしては、ブタジエン, イソプレンを
挙げることができる。一般式(V)の反復単位III’
は、上記反復単位Iを与えるモノマーと反復単位IIを
与えるモノマーを、公知の方法により共重合し、得られ
た共重合体を、公知の過酸化物又は開始剤等を用いて、
無水マレイン酸,無水メチルマレイン酸,1,2−ジメ
チルマレイン酸,無水エチルマレイン酸,無水フェニル
マレイン酸,無水イタコン酸等の不飽和ジカルボン酸無
水物をグラフト反応することにより形成することができ
る。好ましいグラフト化モノマーは無水マレイン酸であ
る。ここで、グラフト反応は無水マレイン酸等のグラフ
ト化モノマーが反復単位Aの部分に結合することによっ
て進行する。なお、この反復単位III’の原料として
、上記不飽和ジカルボン酸無水物がグラフトした重合体
として市販されている重合体(マレイン酸変性EPRや
マレイン酸変性SEBS等)を充当することも可能であ
る。
【0030】以上より、本発明の方法の原料である反復
単位I,II及びIII’を含有する共重合体を例示す
れば、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリイソプレン
及びその水素添加物,ポリブタジエン及びその水素添加
物,クロロプレンゴム及びその水素添加物,ニトリルゴ
ム及びその水素添加物,エチレン−プロピレン共重合体
,スチレン−イソプレン共重合体及びその水素添加物,
スチレン−ブタジエン共重合体及びその水素添加物等の
重合体又は共重合体(尚、共重合体にあっては、ランダ
ム共重合体,ブロック共重合体,交互共重合体のずれで
あってもよい)に、無水マレイン酸,無水メチルマレイ
ン酸,無水エチルマレイン酸,無水イタコン酸等の不飽
和ジカルボン酸の無水物をグラフト反応して得られる共
重合体等を挙げることができる。しかし、これらの例示
に限定されるべきものではない。
【0031】本発明の〔C〕成分は、上記のようにして
製造された原料共重合体を、一般式(VI)で表わされ
るジアミンの塩と反応させる。ここで、一般式(VI)
で表わされるジアミンの具体例としては、エチレンジア
ミン;1,3−ジアミノプロパン;1,4−ジアミノブ
タン;1,5−ジアミノペンタン;ヘキサメチレンジア
ミン;1,7−ジアミノヘプタン;1,8−ジアミノオ
クタン;1,9−ジアミノノナン;1,10−ジアミノ
デカン;2,2,5−トリメチルヘキサンジアミン;2
,2,4−トリメチルヘキサンジアミン等の直鎖又は分
岐の脂肪族のアルキレンジアミン類、イソホロンジアミ
ン;1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキサン;ビ
ス(4−アミノシクロヘキシル)メタン;ビスアミノメ
チルヘキサヒドロ−4,7−メタンインダン;1,4−
シクロヘキサンジアミン;1,3−シクロヘキサンジア
ミン;2−メチルシクロヘキサンジアミン;4−メチル
シクロヘキサンジアミン;ビス(4−アミノ−3,5−
ジメチルシクロヘキシル)メタン等の脂環式ジアミン類
、m−キシリレンジアミン;p−キシリレンジアミン等
のアリールアルキルジアミン、p−フェニレンジアミン
;4,4’−ジアミノジフェニルエーテル等のアリール
ジアミン、ポリオキシプロピレンジアミン;ポリオキシ
エチレンジアミン等のポリオキシアルキレンジアミンが
例示できる。このうち、特に好ましいものは、脂肪族及
び脂環式ジアミンである。ここでは、上記ジアミンの塩
が用いられ、ジアミンの部分中和塩(モノ塩)あるいは
完全中和塩(ジ塩)のいずれであってもよいが、部分中
和塩を用いた方が反応効率が高く好ましい。上記ジアミ
ンは、好ましくは酸の部分中和塩として用いられるが、
そのような酸としては、その酸強度としてカルボン酸よ
り大きいもの選択することが望ましい。具体例を例示す
れば、硫酸,ベンゼンスルホン酸,トルエンスルホン酸
,ナフタレンスルホン酸等のスルホン酸類、塩酸,フッ
化水素酸,臭化水素酸,ヨウ化水素酸等のハロゲノ酸、
硝酸、ホウ酸、リン酸等がある。これらのうち塩酸やト
ルエンスルホン酸が好ましい。ジアミンの塩を製造する
にあたっては、上記ジアミンと上記酸のモル比は、ジア
ミンの全アミノ基を基準にして酸の当量で50〜100
%の中和度に相当する塩の形で用いられる。50%未満
の場合、イミド化反応時に架橋,ゲル化が避けられない
。又100%を超えると、イミド化反応に長時間を要し
経済的に不利となる。好ましい範囲は50〜80%であ
る。ジアミンの塩は、相当するジアミンと相当する酸の
中和反応により容易に調製することができる。例えば、
酸のアルコール溶液に、ジアミンを滴下し必要に応じ濃
縮し、アルコールで再結晶して単離して原料として用い
てもよいし、又1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ン(DMI);N−メチル−2−ピロリドン;ジメチル
スルホキシド(DMSO);ジメチルスルホン;ジオキ
サン;1,2−ジメトキシエタン;ヘキサメチレンリン
酸−トリアミド;テトラメチル尿素のような非プロトン
性極性溶剤中でジアミンと酸の部分中和塩を形成させて
、そのまま反応に用いてもよい。操作上、後者の方が簡
便で好ましい。
【0032】本発明の〔C〕成分であるアミノ基含有共
重合体は、上記原料である共重合体に、一般式(VI)
で表わされるジアミンの塩を反応(イミド化反応)させ
ることによって得られる。ここで、イミド化反応は、ス
クリュー押出機等を用いて、無溶剤溶融状態で行うこと
もできるが、反応を均一ならしめる目的で不活性溶媒を
使用することが望ましい。そのような目的で使用できる
溶媒としては、ベンゼン,トルエン,キシレン,クメン
,シメン,エチルトルエン,プロピルベンゼン,ジエチ
ルベンゼン等の芳香族炭化水素、メチルシクロペンタン
,シクロヘキサン,エチルシクロペンタン,メチルシク
ロヘキサン,1,1−ジメチルシクロヘキサン,エチル
シクロヘキサン等の脂環式炭化水素,ヘキサン,ヘプタ
ン,オクタン,デカン,メチルヘプタン,3−エチルヘ
キサン,トリメチルペンタン等の脂肪族炭化水素、DM
I,テトラメチル尿素,ジメチルスルホン,ジオキサン
,1,2−ジメトキシエタン,ヘキサメチレンリン酸ト
リアミド,DMSO,N−メチル−2−ピロリドン等の
非プロトン性極性溶媒が挙げられる。ここでは、極性の
かなり異なった反応基質同士を反応させることになるの
で、一般には非極性溶媒と極性溶媒を同時に使用するこ
とが好ましい。
【0033】上記溶媒の使用量は、特に制限はなく状況
に応じて適宜選定すればよいが、通常は原料として使用
する反復単位A,B及びC’を含有する共重合体(置換
又は非置換無水コハク酸をグラフトした多官能性共重合
体)に対し、重量比で0.3〜20倍、好ましくは1倍
〜10倍の範囲で定めればよい。0.3倍より少ない場
合は、希釈効果が十分でなく反応混合物が高粘度になり
困難をきたす場合がある。一方、20倍よりも多くして
も、使用量に相当する効果の向上は特に認められず、経
済的に不利である。
【0034】上述の方法におけるイミド化反応は、特に
触媒を必要としないが、使用する場合は、トリメチルア
ミン,トリエチルアミン,トリブチルアミン,N,N−
ジメチルアニリン,N,N−ジエチルアニリン,1,8
−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデセン−7などの
3級アミンが好適である。
【0035】また、この反応では、原料の共重合体とジ
アミンの塩の使用比率は、使用する原料の種類や状況に
より異なり、一義的に定めることはできないが、通常は
原料共重合体中に含まれる置換又は非置換無水コハク酸
基1モルに対し、ジアミンの未中和アミノ基準で1.0
〜10倍、好ましく1.05〜5.0倍である。1.0
倍未満の場合、反応完結後もイミド化されずに残る無水
コハク酸基が存在することになり、後工程である脱酸工
程で再生されるアミノ基と該無水コハク酸基が反応して
アミド架橋によりゲル化を起こし、本発明の効果を覆す
恐れがある。一方、モル比が10倍を超える場合は、イ
ミド化の反応自体は速く進行する利点はあるが、反応試
薬を多量に要する経済的不利益を免れない。
【0036】上述の方法において、反応温度及び反応時
間は、使用する溶媒及び触媒の有無によって異なるが、
通常100〜300℃、好ましくは130〜260℃で
1〜20時間である。反応温度は100℃未満である場
合には、反応に長時間を要するという不利益があり、又
300℃を超える場合には反応物の着色と共重合体の熱
分解による物性の低下をきたすようになる。
【0037】また、反応原料の仕込順序等は特に制限は
なく、様々な態様で行うことができるが、通常は、原料
である共重合体を、前記溶媒に均一に溶解した後、前記
ジアミンと酸の塩の粉末か又は溶液を徐々に加えるか、
あるいはその逆の順序がとられる。この間の仕込みは、
溶媒の還流下の加熱下に行われてもよい。原料共重合体
とジアミンの塩とのイミド化反応は、水の生成を伴いな
がら進行するので、生成た水が用いた溶媒と共に共沸し
てくる。したがって、この共沸する水をディーン・スタ
ーク分水器などにより反応系外へ除去することにより、
効率的に反応を進行させることができる。イミド化反応
の完結は、共沸水がもはや認められなくなること、及び
反応混合物を一部採取して赤外吸収スペクトルの測定に
より1700cm−1付近のイミドのカルボニルの吸収
強度の増大がもはや認められなくなったことで確認でき
る。
【0038】かくして得られた反応混合物中に、第一級
アミノ基がイミド結合を介して結合された〔C〕成分で
ある共重合体の塩が含まれる。この反応混合物をそのま
まで、又は必要に応じメタノール,イソプロパノール,
イソブタノール,ヘキサン等の非溶媒に投入して粉末化
した後、塩基の水溶液、又は必要に応じて塩基のメタノ
ール/水混合溶液と接触させることにより脱酸し、遊離
のアミンに変換することができる。脱酸に用いられる塩
基の具体例を挙げれば、水酸化ナトリウム,水酸化カリ
ウム,水酸化リチウム,炭酸ナトリウム,炭酸カリウム
,重炭酸ナトリウム,重炭酸カリウム,アンモニア,メ
チルアミン,エチルアミン,トリメチルアミン,トリエ
チルアミンなど水溶性塩基であればよい。そのうち、経
済的な理由から、水酸化ナトリウム,炭酸ナトリウム,
重炭酸ナトリウムが好ましい。
【0039】本発明の樹脂組成物は、〔A〕成分,〔B
〕成分及び〔C〕成分を主成分とするものであるが、そ
の割合については、〔A〕,〔B〕成分の合計量に対し
て、〔A〕成分を5〜95重量%、好ましくは30〜9
0重量%とし、〔B〕成分を95〜5重量%、好ましく
は70〜10重量%とする。〔A〕,〔B〕成分の割合
が、上記範囲外では、成形性が悪化したり、剛性などの
機械的強度が低下するという不都合が生ずる。また、〔
C〕成分については、〔A〕,〔B〕成分の合計量10
0重量部に対して、0.05〜20重量部、好ましくは
0.5〜10重量部の範囲で選定する。この〔C〕成分
の配合割合が、0.05重量部未満では、得られる組成
物の面衝撃強度等の各種物性の改善効果が充分でなく、
また、20重量部を超えても配合量に相当する効果の向
上が認められず、経済的に不利であるとともに、物性バ
ランスの低下が生ずる。
【0040】本発明の樹脂組成物は、上記〔A〕,〔B
〕及び〔C〕成分を主成分とするものであるが、さらに
必要に応じて他の添加剤(ガラス繊維,カーボンファイ
バー等のような強化材や無機充填材,熱安定剤,酸化防
止剤,光安定剤,難燃剤,耐候剤,可塑剤,帯電防止剤
,離型剤,発泡剤等)を添加することもできる。本発明
の樹脂組成物を調製するに際しては、上述した各成分を
、単軸押出機,二軸押出機,バンバリーミキサー,混練
ロール,ブラベンダー,ニーダー等の混練機又はヘンシ
ェルミキサー等の混合器を用い、加熱溶融状態で混練す
ればよい。また、この場合、混練の順序は特に制限はな
く、適宜行えばよい。混練温度は用いる成分の種類,配
合量,製造すべき組成物の物性等に応じて異なり、一義
的には決定できないが、通常は180〜340℃の範囲
で選定すればよい。なお、本発明の樹脂組成物を調製す
るには、〔A〕,〔B〕及び〔C〕成分を適宜組み合わ
せて混練すればよいが、各成分間の相溶性を考慮すると
、例えば〔B〕成分がオレフィン系重合体である場合に
は、〔C〕成分もオレフィン系アミノ化物(例えばエチ
レン・エチルアクリレート・無水マレイン酸共重合体ア
ミノ化物など)が好ましく、また、〔B〕成分がスチレ
ン系重合体の場合には、〔C〕成分もスチレン系アミノ
化物(例えばスチレン・無水マレイン酸共重合体など)
が好ましい。
【0041】
【実施例】次に、本発明を実施例により更に詳しく説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。 参考例1 (1)エチレンジアミンのp−トルエンスルホン酸部分
中和塩の調製 温度計,攪拌機,滴下ロート,還流冷却器を備えた内容
量1リットルのフラスコに、メタノール300mlとp
−トルエンスルホン酸・1水和物95g( 0.5モル
)を仕込み溶解した。氷浴で冷却しながら、エチレンジ
アミン150g( 2.5モル)をメタノール300m
lに溶解した液を、温度が10〜20℃を保つような速
度で滴下した。滴下終了後、70℃に加熱し、次いで減
圧にして、メタノール及び未反応のエチレンジミアンを
留去したところ、132.7gの白色固体が析出した。 得られた白色固体を取り出し、トルエン300mlでス
ラリー状にして濾過し、更に100mlのトルエンで2
回洗浄し、得られた白色粉末を減圧乾燥した。収量は1
09.8gであった。この白色粉末を、ブロモフェノー
ルブルーを指示薬として0.5規定の塩酸で滴下したと
ころ、4.21×10−3eq/gであり、エチレンジ
アミンのp−トルエンスルホン酸の一中和塩であること
が確認された。 (2)無水マレイン酸グラフト化ポリプロピレン樹脂(
変性体−1)の調製 特公昭56−9925号公報記載の方法を参考にして製
造した。即ち、重量平均分子量(Mw)60000,数
平均分子量(Mn)24000の結晶性ポリプロピレン
の粉末100重量部,無水マレイン酸12重量部及びジ
クミルパーオキシド4重量部を予め混合し、スクリュー
径30mm,L/D=28の押出機をバレル温度230
℃に設定し、スクリュー回転数60rpmで押出反応を
行い、吐出されたグラフト化物を粉砕後、アセトンに浸
漬して未反応無水マレイン酸を抽出除去、乾燥して、無
水マレイン酸グラフト化ポリプロピレン樹脂(変性体−
1)(第4表では、変−1と略す。)を得た。このもの
の無水マレイン酸グラフト量は4.5重量%、ゲルパー
ミエーションクロマトグラフィー(GPC)による分子
量は、ポリスチレン換算でMw=15000,Mn=6
500であった。 (3)アミノ変性体−1の調製 温度計,攪拌機,滴下ロート,ディーン・スターク分水
器を備えた内容量1リットルのフラスコに、キシレン6
00ml及び上記(2)で製造した無水マレイン酸グラ
フトポリプロピレン120gを仕込んで加熱し、140
℃でキシレンの還流下に溶解した。次に、このフラスコ
に、上記(1)で調製したエチレンジアミンのp−トル
エンスルホン酸塩17.8gを1,3−ジメチル−2−
イミダゾリジノン(DMI)200mlに溶解したもの
を3時間かけて徐々に滴下した。この間、反応混合物は
キシレンの還流温度下に保たれ、イミド化反応の結果、
共沸してくる水はディーン・スターク分水器で反応系外
へ除去した。上記エチレンジアミンの塩の滴下開始より
17時間反応を継続した後、冷却し、反応混合物を5リ
ットルのメタノール中へ投入し、生成物を沈澱として回
収した。この沈澱を、更に炭酸カリウム8.0gを含む
水/メタノール(容量比1/1)溶液に一夜浸漬後、濾
別し、水及びメタノールで充分洗浄後、乾燥した。収量
は120.4gであった。得られた共重合体(アミノ変
性体−1)(第4表ではア変−1と略す。)は、熱時ト
ルエン,キシレンに可溶であり、キャストフィルムを作
製して、赤外吸収スペクトルを測定したところ、335
0cm−1にアミノ基に基づく吸収、1770cm−1
,1700cm−1にイミド環に基づく吸収が観測され
た。またこのアミノ変性体−1を、100℃でテトラリ
ンに10重量%で溶解し、同温度でB型粘度計にて粘度
を測定したところ165cpsであった。
【0042】参考例2〜6 (1)ジアミンの部分中和塩の調製 上記参考例1(1)において、所定のジアミン及び酸を
用いたこと以外は、参考例1(1)と同様の操作を行っ
てジアミンの部分中和塩を得た。 (2)無水マレイン酸グラフト化共重合体の調製所定の
樹脂を用い、以下上記参考例1(2)と同様の方法によ
り無水マレイン酸グラフト化共重合体(変性体−2〜変
性体−6)(第4表では、それぞれ変−2〜変−6と略
す。)を得た。 (3)アミノ変性体−2〜アミノ変性体−6の調製上記
(2)で得られた無水マレイン酸グラフト化共重合体と
上記(1)で得られたジアミンの部分中和塩を用い、以
下上記参考例1(3)と同様の方法により共重合体(ア
ミノ変性体−2〜アミノ変性体−6)(第4表では、そ
れぞれア変−2〜ア変−6と略す。)を得た。これらの
条件及び結果をまとめて第1表に示す。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】また、エポキシグラフトSEBS(旭化成
工業(株)製,タフテック/Z−513)を変性体−7
(第4表では、変−7と略す)、上記変性体−3〜変性
体−6の未変性物(グラフト前のもの)を、それぞれ未
変性体−1〜未変性体−4(第4表では、未変−1〜未
変−4と略す)と称する。
【0046】実施例1〜37及び比較例1〜37下記第
2,3表に示す所定の〔A〕及び〔B〕成分、ならびに
上記アミノ変性体,変性体あるいは未変性体からなる〔
C〕成分を、ドライブレンド後、充分に乾燥し、NVC
単軸押出機(ナカタニ機械製)を用いて、ベントを効か
せながら充分に混練を行った。次に、IS100EN射
出成形機(東芝機械製)を用いてテスト用ピースを成形
した。得られたテスト用ピースを使用して、下記の方法
で各種の物性評価を行った。結果を第4表に示す。 (1)アイゾット衝撃試験:JIS−K−7110に準
拠。 〔条件〕  温度=23℃及び−30℃,ノッチ付、n
=5 (2)面衝撃試験:自動落錘衝撃試験を行い、破壊形態
及び破壊エネルギーを測定した。 〔方法〕  80×80×3mmの射出成形板の中央部
を試料固定板(穴径2インチ)の穴中央部に固定し、以
下に示す条件下で、力に対する変位曲線を求め、力が急
減する変位点迄の面積を求め破壊エネルギー〔J〕とし
た。また、試験終了後破壊形態を観察し、延性(D)→
やや延性(D’)→やや脆性(B’)→脆性(B)なる
評価を実施した。 〔条件〕  温度=−10℃,錘の荷重=3.75kg
,錘の速度=7.0m/秒,n=5。なお、使用試験機
はRDT5000(レオメトリックス社製)であった。 (3)剥離性評価:碁盤目剥離試験に従った。 〔方法〕  まず、80×80×3mmの射出成形板(
射出時間及び充填時間一定)の中央部の10×10mm
のマス内に、1mm角の碁盤目100個を鋭いカッター
刃を用いて切り込みを入れた。次に、セロハン粘着テー
プをその碁盤目に強く押しつけるようにして貼り、45
℃の角度を保って急激に剥がして碁盤目の残存率を以下
の形で定義し、評価をした。試験は各サンプル5回行い
、平均し、平均残存率で評価を行った。 (残存率)=(残存する1mm角の碁盤目数)/100
(4)外観:フローマークや筋状の模様,ケバ立ち,シ
ルバーといった外観不良を目視評価し、○(良好),△
(やや不良),×(不良)なる評価を行った。
【0047】
【表3】
【0048】*1  末端がカルボン酸リッチであり、
末端のカルボン酸とアミノ基の比が9:1である。 *2  出光石油化学(株)製,商品名:タフロン*3
  出光石油化学(株)製,商品名:タフロン*4  
ユニチカ(株)製,商品名:Uポリマー*5  三菱レ
ーヨン(株)製,商品名:ダイヤナイト*6  三菱レ
ーヨン(株)製,商品名:タフペット*7  宇部興産
(株)製,商品名:宇部ナイロン*8  宇部興産(株
)製,商品名:宇部ナイロン*9  東レ(株)製,商
品名:アラミン*10  ポリプラ(株)製,商品名:
ジュラコン*11  日本GEプラスチックス(株)製
,商品名:ノリル
【0049】
【表4】
【0050】*1  出光石油化学(株)製,ブロック
ポリプロピレン,商品名:出光ポリプロ *2  宇部興産(株)製,ブロックポリプロピレン,
商品名:宇部ポリプロ *3  出光石油化学(株)製,ホモポリプロピレン,
商品名:出光ポリプロ *4  出光石油化学(株)製,商品名:出光ポリエチ
レン *5  JSR製,商品名:JSR  EP*6  出
光石油化学(株)製,GPPS,商品名:出光スチロー
ル *7  出光石油化学(株)製,HIPS,商品名:出
光スチロール *8  JSR製,商品名:JSR  ABS*9  
JSR製,商品名:JSR  AS*10  出光石油
化学(株)製,商品名:モアマックス
【0051】
【表5】
【0052】
【表6】
【0053】
【表7】
【0054】
【表8】
【0055】
【表9】
【0056】
【表10】
【0057】
【表11】
【0058】
【表12】
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、ゲル成分の少ないアミ
ノ基含有共重合体を、エンジニアリングプラスチックと
汎用樹脂の混合系に配合することによって、両者の混和
性を高め、剥離や外観不良等の問題を生ずることなく、
衝撃強度、特に面衝撃強度とアイゾット衝撃強度に優れ
、しかも耐候性や耐溶剤性にすぐれた樹脂組成物を提供
することができる。したがって、本発明の樹脂組成物は
、自動車内装材,OA機器のハウジング材,家電製品等
に幅広くかつ有効な利用が期待される。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  〔A〕アミノ基と反応する官能基を有
    する熱可塑性樹脂5〜95重量%と〔B〕オレフィン系
    重合体及び/又はスチレン系重合体95〜5重量%との
    合計100重量部及び〔C〕分子内に 一般式(I)で表わされる反復単位I  20〜99.
    8モル%,一般式(II)で表わされる反復単位II 
     50〜0モル%及び一般式 (III)で表わされる
    反復単位III 30〜0.2モル% 【化1】 (式中、R1 ,R2 ,R5 ,R6及びR7 は各
    々独立に水素原子,炭素数1〜10のアルキル基,炭素
    数3〜8のシクロアルキル基,炭素数6〜10のアリー
    ル基,炭素数2〜4のアルケニル基,炭素数1〜4のア
    ルコキシ基,炭素数1〜18のアルコキシカルボニル基
    ,炭素数1〜17のアルキルカルボキシル基,炭素数1
    〜7のアルキル又はアリールカルボニル基,ハロゲン原
    子あるいはニトリル基を示し、R3 及びR4 は各々
    独立に水素原子,炭素数1〜4のアルキル基,炭素数2
    〜4のアルケニル基あるいはハロゲン原子を示し、R8
    は存在しないか又はメチレン基あるいはエチレン基を示
    し、R9 及びR10は各々独立に水素原子、炭素数1
    〜6のアルキル基あるいは炭素数6〜8のアリール基を
    示し、R11は炭素数1〜12のアルキレン基,炭素数
    5〜17のシクロアルキレン基,炭素数6〜12のアリ
    ーレン基,炭素数7〜12のアリールアルキレン基ある
    いは炭素数4〜30のポリオキシアルキレン基を示し、
    R12は水素原子あるいは炭素数1〜10のアルキル基
    を示す。また、nは1〜10の整数を示す。なお、R1
     〜R12はそれぞれ反復単位ごとに同一であっても異
    なってもよい。)を含有する共重合体あるいはその塩0
    .05〜20重量部を主成分とする熱可塑性樹脂組成物
  2. 【請求項2】  〔A〕アミノ基と反応する官能基を有
    する熱可塑性樹脂が、カーボネート結合,エステル結合
    ,アミド結合及びエーテル結合から選ばれた少なくとも
    一種の結合を有する熱可塑性樹脂である請求項1記載の
    樹脂組成物。
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