JPH0429669B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0429669B2
JPH0429669B2 JP58116151A JP11615183A JPH0429669B2 JP H0429669 B2 JPH0429669 B2 JP H0429669B2 JP 58116151 A JP58116151 A JP 58116151A JP 11615183 A JP11615183 A JP 11615183A JP H0429669 B2 JPH0429669 B2 JP H0429669B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
reaction
group
reduced pressure
under reduced
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58116151A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS608270A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP58116151A priority Critical patent/JPS608270A/ja
Publication of JPS608270A publication Critical patent/JPS608270A/ja
Publication of JPH0429669B2 publication Critical patent/JPH0429669B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、シクロペンテン環を有する新規ヌク
レオシドに関する。 シクロペンテン環を有する核酸関連物質として
は、アンプラリエーラ・レギユラリス
(Ampullariella regularis)A11079の産生するネ
プラノシン(Neplanocin)A、ネプラノシンB
およびネプラノシンFが知られており、特にネプ
ラノシンAは植物病原菌糸状菌生育阻害作用およ
びL5178Y細胞に対する細胞生育阻害作用を有す
るだけでなく、L1210細胞に対する細胞生育阻害
作用を有し、制癌剤として有用な物質である
〔Current Chemotherapy and Infectious
Disease、1558〜1561頁、1980年The American
Society for Microbiology発行〕。 ネプラノシンAは、式 で表わされ、その糖部位にシクロペンテン環を有
するアデニン誘導体であり、その化学構造および
生理活性に興味を持たれているが、従来醗酵法
(特開昭54−154792号)により得られていた。 そこで、本発明者は、糖部位にシクロペンテン
環を有する新規なヌクレオシドを化学的に合成す
ることに着目した。しかしながら、これらのシク
ロペンテニル部位をネプラノシンAと同じ天然型
と同一の光学活性な形で合成することが必要であ
り、そこで、本発明者は、シクロペンタジエンと
アセチレンジカルボン酸ジメチルエステルから3
段階で得られる式 の対称ジエステルを出発原料とし、これを豚肝臓
エステラーゼにより不斉選択加水分解して(−)
体のモノエステルを得、このモノエステルを用い
て1−アミノ−2,3−ジ−保護ヒドロキシ−4
−保護ヒドロキシメチル−4−シクロペンテンを
誘導し、これを糖部位に相当する出発物質として
種々核酸塩基を形成し、本発明を完成したもので
ある。 本発明は、式 (式中、Bは4−アミノ−5−カルバモイルイミ
ダゾール−3−イル、ウラシル−1−イル、シト
シン−1−イルまたはグアニン−1−イルの核酸
塩基を示す)で表わされる化合物またはその塩で
ある。 上記の塩としては医薬上許容できる塩である。
例えば、塩酸、硫酸、リン酸、炭酸などの無機酸
との塩、酢酸、プロピオン酸、酒石酸、コハク
酸、リンゴ酸、アスパラギン酸、グルタミン酸な
どの有機惨との塩が包含される。その他の公知の
非毒性塩も包含される。 上記の新規化合物〔〕は、KB細胞に対して
細胞毒性を有し、制癌剤として有用である。 本発明の目的化合物〔〕を製造するにあたつ
ては、式 (式中、R2およびR3は各々または両者と共に水
酸基の保護基を示し、R4は水酸基の保護基を示
す)で表わされる1−アミノシクロペンテン化合
物が出発物質として用いられる。 上記2′位、3′位および6′位の水酸基の保護基と
しては、核酸化学または炭水化物化学において使
用される公知の保護基が挙げられる。6′位の水酸
基の保護基としては、例えばホルミル、アセチ
ル、クロロアセチル、トリクロロアセチル、トリ
フルオロアセチル、メトキシアセチル、ピバロイ
ル、ベンゾイル、β−ベンゾイルプロピオニル、
フエノキシアセチル、トリチルオキシアセチルな
どのアシル基、トリチル、モノメトキシトリチ
ル、ジメトキシトリチル、トリメトキシトリチル
などのトリチル基、メトキシメチル基などが挙げ
られる。2′位および3′位の水酸基の保護基として
は、ホルミル、アセチル、メトキシアセチル、ベ
ンゾイル、p−クロロベンジルオキシアセチルな
どのアシル基、t−ブチル、ベンジル、トリチ
ル、α−エトキシエチル、α−メトキシイソプロ
ピル、テトラヒドロピラニル、メトキシテトラヒ
ドロピラニル、o−ニトロベンジル、t−ブチル
ジフエニルシリル基などが挙げられる。また2′位
および3′位の水酸基は隣接する酸素原子と共に環
状アセタールを形成する形で保護される。このよ
うな保護基としては、イソプロピリデン、メトキ
シメチレン、メトキシエチリデン、エトキシメチ
レン、エトキシエチリデン、ベンジリデン、シク
ロアルキリデン基などが挙げられる。 上記の出発物質〔〕を製造するには、シクロ
ペンタジエンとアセチレンジカルボン酸ジエステ
ル、例えばジメチルエステルからDiels−Alder反
応により得たビシクロ〔2.2.1〕−ヘプタ2,5−
ジエン−2,3−ジカルボン酸ジエステル、例え
ばジメチルエステルをOsO4酸化し、得られた5,
6−ジヒドロキシ−ビシクロ〔2.2.1〕−ヘプタ−
2−エン−2,3−ジカルボン酸ジエステルのジ
ヒドロキシ基を適当な保護基、例えばイソプロピ
リデン基で保護し、得られた5,6−O−保護−
5,6−ジヒドロキシ−ビシクロ〔2.2.1〕−ヘプ
タ−2−エン−23−ジカルボン酸ジエステル、例
えば5,6−O−イソプロピリデン−5,6−ジ
ヒドロキシ−ビシクロ〔2.2.1〕−ヘプタ−2−エ
ン−2,3−ジカルボン酸ジメチルエステル(1)を
エステラーゼ、例えばブタ肝臓エステラーゼで不
斉加水分解してモノエステル、例えばモノメチル
エステル(2)を得、これをオゾン酸化して2,3−
O−保護−2,3−ジヒドロキシ−4−アルコキ
シオキサリル−シクロペンタン−1−カルボン
酸、例えば2,3−O−イソプロピリデン−2,
3−ジヒドロキシ−4−メトキサリル−シクロペ
ンタン−1−カルボン酸(3)を得、これを2,3−
O−保護−2,3−ジヒドロキシ−4−ホルミル
−シクロペンタン−1−カルボン酸、例えば2,
3−O−イソプロピリデン−2,3−ジヒドロキ
シ−4−ホルミル−シクロペンタン−1−カルボ
ン酸(4)に変換し、これを2−オキソ−6,7−O
−保護−3−オキサビシクロ〔3.2.1〕オクタン
−6,7−ジオール、例えば2−オキソ−6,7
−O−イソプロピリデン−3−オキサビシクロ
〔3.2.1〕オクタン−6,7−ジオール(5)に変換
し、これを2,3−O−保護−2,3−ジヒドロ
キシ−4−フエニルセレノメチル−シクロペンタ
ン−1−カルボン酸、例えば2,3−O−イソプ
ロピリデン−2,3−ジヒドロキシ−4−フエニ
ルセレノメチル−シクロペンタン−1−カルボン
酸(6)に変換し、これをクルチウス反応によりイソ
シアネート化した後、1−保護アミノ−2,3−
O保護−4−フエニルセレノ−シクロペンタン−
2,3−ジオール、例えば1−メトキシカボニル
アミノ−2,3−O−イソプロピリデン−4−フ
エニルセレノ−シクロペンタン−2,3−ジオー
ル(7)に変換し、これをエキソメチレン化して1−
保護アミノ−2,3−O−保護−4−メチレンシ
クロペンタン−2,3−ジオール例えば1−メト
キシカルボニルアミノ−2,3−O−イソプロピ
リデン−4−メチレンシクロペンタン−2,3−
ジオール(8)を得、これをエポキシ化して1−保護
アミノ−2,3−O−保護−4−(オキシラン−
2−イル)−シクロペンタン−2,3−ジオール、
例えば1−メトキシカルボニルアミノ−2,3−
O−イソプロピリデン−4−(オキシラン−2−
イル)−シクロペンタン−2,3−ジオール(9)を
得、これを式 (式中、R1はアミノ基の保護基、R2およびR3
前記と同じ基を意味する)で表わされる1−保護
アミノ−2,3−O−保護−4−ヒドロキシメチ
ル−4−シクロペンテン−2,3−ジオール、例
えば1−メトキシカルボニルアミノ−2,3−O
−イソプロピリデン−4−ヒドロキシメチル−4
−シクロペンテン−2,3−ジオール(10)に変換
し、この6′位の水酸基を前述の保護基で保護して
(式中、R1、R2、R3およびR4は前記と同じ基を
意味する)で表わされる1−保護アミノ−2,3
−O−保護−4−保護ヒドロキシメチル−4−シ
クロペンテン−2,3−ジオール、例えば1−メ
トキシカルボニルアミノ−2,3−O−イソプロ
ピリデン−4−メトキシメトキシメチル−4−シ
クロペンテン−2,3−ジオール(11)を得、こ
のアミノ保護基を脱離することにより式〔〕で
表わされる1−アミノシクロペンテン化合物、例
えば1−アミノ−2,3−O−イソプロピリデン
−4−メトシメトキシメチル−4−シクロペンテ
ン−2,3−ジオール(12)が得られる。 上記アミノ基の保護基としては、アミノ基を保
護する公知の保護基であつて、例えばホルミル
基、トリフルオロアセチル基、クロロアセチル
基、o−ニトロフエノキシアセチル基、フタロイ
ル基、p−トルエンスルホニル基、o−ニトロフ
エニルスルフエニル基などのアシル基、ベンジル
オキシカルボニル基、o(またはp)−ブロモベン
ジルオキシカルボニル基、o(またはp)−クロロ
ベンジルオキシカルボニル基、p−ニトロベンジ
ルオキシカルボニル基、p−メトキシベンジルオ
キシカルボニル基、p−フエニルアゾベンジルオ
キシカルボニル基、p−(p′−メトキシフエニル
アゾ)ベンジルオキシカルボニル基などのベンジ
ルオキシカルボニル基、トリクロロエトキシカル
ボニル基、メトキシカルボニル基、t−ブトキシ
カルボニル基、t−アミルオキシカルボニル基、
ジイソプロピルメトキシカルボニル基などの脂肪
族オキシカルボニル基、2−フエニル−イソプロ
ポキシカルボニル基、2−トリル−イソプロポキ
シカルボニル基などのアラルキルオキシカルボニ
ル基、トリメチルシリルなどのシリル基などが挙
げられる。またこのアミノ基をベンゾイルアセト
ン、アセチルアセトンなどの1,3−ジケトンと
反応させることによつて得られるエナミンの形式
による保護基も挙げられる。 上記の出発物質〔〕、例えば1−アミノ−2,
3−O−イソプロピリデン−4−メトキシメトキ
シメチル−4−シクロペンテン−2,3−ジオー
ル(12)は光学活性体の形で得られ、特に(−)
−異性体が有用である。 本目的化合物〔〕は1−アミノシクロペンテ
ン化合物〔〕を出発物質として製造されるが、
その製造工程を示すと次のとおりである。 (A) 核酸塩基Bが4−アミノ−5−カルバモイル
イミダゾール−3−イルである目的化合物
〔〕 即ち、式 で表わされる化合物。 上記目的化合物〔a〕は、出発物質〔〕
とα−低級アルコキシメチレンアミノ−α−シ
アノアセトアミドを不活性有機溶媒中加熱下反
応させて式 (式中、R2、R3およびR4は前記と同じ意味を
有する)で表わされる化合物を得、該化合物
〔〕の2′位、3′位および6′位の水酸基の保護基
を脱離化することにより得られる。 上記反応に用いられるα−低級アルコキシメ
チレンアミノ−α−シアノアセトアミドは、使
用前にα−アミノ−α−シアノアセトアミドと
トリ低級アルキルオルソホルメート、好ましく
はトリエチルオルソホルメートを不活性有機溶
媒例えばアセトニトリル中で、出来得ればアル
ゴンの如き不活性ガス気流下加熱反応させるこ
とにより調製した溶液として用いられる。 上記の出発物質〔〕とα−低級アルコキシ
メチレンアミノ−α−シアノアセトアミド、例
えばα−エトキシメチレンアミノ−α−シアノ
アセトアミドとの反応は、通常第3級有機アミ
ンの如き塩基の存在下加熱下で行われる。反応
溶媒としてはアセトニトリルなどが好ましい。
反応の経過はシリカゲルなどの薄層クロマトグ
ラフイー(TLC)、高速液体クロマトグラフイ
ー(HPLC)などにより追跡できるので、生成
物〔〕が最大に生成されるのを待つて適宜反
応を終了すればよい。反応液から生成物〔〕
を採取するには、反応溶媒を留去し、シリカゲ
ルなどの担体を用いるカラムクロマトグラフイ
ーおよび再結晶により精製することができる。 次に、生成物〔〕の2′位、3′位および6′位
の水酸基の保護基を脱離することにより、所望
の目的化合物〔a〕が得られるが、この脱離
化は、核酸化学において用いられる公知の脱離
方法により行われる。例えば、2′,3′−O−イ
ソプロピリデン基および6′−O−メトキシメチ
ル基はアルコール、例えばメタノール中塩酸で
処理することにより容易に脱離される。 (B) 核酸塩基Bがウラシル−1−イルである目的
化合物〔〕、即ち、式 で表わされる化合物。 上記目的化合物〔b〕は、出発物質〔〕
と3−低級アルコキシ−2−プロペノイルイソ
シアネートを不活性有機溶媒中反応させて、式 (式中、R5は低級アルキル基を示し、R2、R3
およびR4は前記と同じ意味を有する)で表わ
される化合物を得該化合物〔〕を閉環して式 (式中、R2、R3およびR4は前記と同じ意味を
有する)で表わされる化合物を得、該化合物
〔〕の2′位、3′位および6′位の水酸基の保護基
を脱離化することにより得られる。 上記の出発物質〔〕と3−低級アルコキシ
−2−プロペノイルイソシアネート、例えば3
−エトキシ−2−プロペノイルイソシアネート
との反応は、通常冷却下で行われ、反応の当初
は−30〜−50℃程度の冷却下で行うのが望まし
い。反応溶媒としては、ジメチルホルムアミド
(DMF)、ベンゼンなどが用いられる。出来得
ればアルゴンの如き不活性ガス気流下で行うの
が好ましい。反応の経過はTLC、HPLCなど
により追跡できるので、生成物〔〕が最大に
生成されるのを待つて適宜反応を終了すればよ
い。反応液から生成物〔〕を採取するには、
反応液を重曹水の如き弱アルカリ性水で処理
し、適当な非親水性有機溶媒で抽出することに
より得られる。さらに精製する場合には、シリ
カゲルなどのカラムクロマトグラフイーにより
精製することができる。 次に、化合物〔〕を閉環して化合物〔〕
を得るのであるが、この環化は化合物〔〕を
親水性有機溶媒、例えばアセトン、エタノール
中アルカリ水溶液、例えばアンモニア水で加熱
処理することにより行われる。反応液から生成
物〔〕を採取するには、溶媒を留去し、その
残渣をシリカゲルなどの担体を用いるカラムク
ロマトグラフイーにより精製することができ
る。 このようにして得られた化合物〔〕の
2′位、3′位および6′位の水酸基の保護基の脱離
化は、前項(A)の工程に記載の方法と同様にして
行うことができる。 (C) 核酸塩基Bがシトシン−1−イルである目的
化合物〔〕、即ち式 で表わされる化合物。 上記目的化合物〔c〕は、前項(B)に記載の
化合物〔〕をチオール化して式 (式中、R2、R3およびR4は前記と同じ意味を
有する)で表わされる化合物を得、該化合物
〔〕を反応溶媒中アルカリの存在下ハロゲン
化アルキルでアルキル化して、式 (式中、R6は低級アルキル基、R2、R3および
R4は前記と同じ意味を有する)で表わされる
化合物を得、該化合物〔〕をアミノ化して、
(式中、R2、R3およびR4は前記と同じ意味を
有する)で表わされる化合物を得、次いで該化
合物〔〕の2′位、3′位および6′位の水酸基の
保護基を脱離することにより得られる。 前記のチオール化は、化合物〔〕をピリジ
ン中P2S5と煮沸することにより行われる。
P2S5の使用量は多くても2.5倍モル程度である。
反応の経過はTLC、HPLCなどにより追跡で
きるので、化合物〔〕が最大に生成されるの
を待つて、適宜反応を終了すればよい。反応液
から生成物〔〕を採取するには、ピリジンを
留去し、非親水性有機溶媒で抽出し、シリカゲ
ルなどの担体を用いるカラムクロマトグラフイ
ーにより精製することができる。 前記のアルキル化は、好ましくは、化合物
〔〕を含水アルコール中、NaOHなどのカセ
イアルカリの存在下沃化メチルを反応させるこ
とにより行われる。反応の経過はTLC、
HPLCなどにより追跡できるので、生成物
〔〕が最大に生成されるのを待つて、適宜反
応を終了すればよい。反応液から生成物〔〕
を採取するには、反応液を酸で中和し、非親水
性有機溶媒で抽出し、シリカゲルなどの担体を
用いるカラムクロマトグラフイーにより精製す
ることができる。 前記のアミノ化は、化合物〔〕をメタノー
ルなどのアルコール中、NH3ガスを吹き込み、
封管中加熱することにより行われる。反応液か
ら生成物〔〕を採取するには、反応溶媒を留
去し、シリカゲルなどの担体を用いるカラムク
ロマトグラフイーにより精製することができ
る。 このようにして得られた化合物〔〕の
2′位、3′位および6′位の水酸基の保護基の脱離
化は、前項(A)の工程に記載の方法と同様にして
行うことができる。 (D) 核酸塩基Bがグアニン−1−イルである目的
化合物〔〕、即ち式 で表わされる化合物。 上記目的化合物〔d〕は、前項(A)に記載の
化合物〔〕に反応溶媒中ベンゾイルイソチオ
シアネートを反応させて式 (式中、R2、R3およびR4は前記と同じ意味を
有する)で表わされる化合物を得、該化合物
〔〕を反応溶媒中アルカリの存在下ハロゲン
化アルキルでアルキル化して、式 (式中、R7は低級アルキル基を示し、R2、R3
およびR4は前記と同じ意味を有する)で表わ
される化合物を得、該化合物〔〕を閉環して
(式中、R2、R3およびR4は前記と同じ意味を
有する)で表わされる化合物を得、次いで該化
合物〔XI〕の2′位、3′位および6′位の水酸基の
保護基を脱離化することにより得られる。 前記の化合物〔〕とベンゾイルイソチオシ
アネートとの反応は、通常室温下で行われる。
反応溶媒としては、アセトン、DMFなどが好
ましい。反応の経過はTLC、HPLCなどによ
り追跡できるので、化合物〔〕が最大に生成
されるのを待つて適宜反応を終了すればよい。
反応液から生成物〔〕を採取するには、反応
液を重曹水の如き弱アルカリ性水に注ぎ、非親
水性有機溶媒で抽出することにより行われる。
さらに精製する場合には、シリカゲルなどの担
体を用いてカラムクロマトグラフイーにより精
製すればよい。 前記のアルキル化は、好ましくは、化合物
〔〕を含水アルコール中、NaOHなどカセイ
アルカリの存在下沃化メチルを反応させること
により行われる。反応の経過はTLC、HPLC
などにより追跡できるので、化合物〔〕が最
大に生成されるのを待つて適宜反応を終了すれ
ばよい。反応液から生成物〔〕を採取するに
は、反応溶媒を留去し、非親水性有機溶媒で抽
出することにより得られる。さらに精製する場
合には、シリカゲルなどの担体を用いるカラム
クロマトグラフイーにより精製することができ
る。 次に、化合物〔〕を閉環して化合物〔XI〕を
得るのであるが、この閉環は、メタノールの如き
アルコール中アルカリ水溶液の存在下加熱するこ
とにより得られる。反応の経過はTLC、HPLC
などにより追跡できるので、化合物〔XI〕が最大
に生成されるのを待つて適宜反応を終了すればよ
い。反応液から生成物〔XI〕を採取するには、反
応液を酸で中和し、反応溶媒を留去することによ
り、析出した生成物〔XI〕を取するか、あるい
は非親水性有機溶媒で抽出することにより行われ
る。 このようにして得られた化合物〔XI〕の2′位、
3′位および6′位の水酸基の保護基の脱離化は、前
項(A)の工程に記載の方法と同様にして行うことが
できる。 このようにして得られた目的化合物〔〕、即
ち〔a〕、〔b〕、〔c〕および〔d〕は公
知の方法により分離、精製することができる。例
えばシリカゲル、吸着樹脂などの吸着剤に吸着さ
せ、適当な溶媒、例えば含水有機溶媒、弱アルカ
リ水溶液などで溶出するカラムクロマトグラフイ
ー、アンバライトIRC−50、IR−120、CG−120、
ダウエツクス50などのカチオン交換樹脂にチヤー
ジし、弱アルカリ、例えば希アンモニア水で溶出
する方法あるいはこれらの組合せによる方法によ
り行われる。 次に、参考例および実施例を挙げて本発明の製
造例について具体的に説明する。 参考例 1−アミノ−2,3−O−イソプロピリデン−
4−メトキシメトキシメチル−4−シクロペン
テン−2,3−ジオール(12)の製造 (a) 化合物(1)3g(10.6mM)をアセトン30mlと
0.1Mリン酸緩衝液(PH8.0)の混合溶液に溶か
し、これに豚肝臓エステラーゼ(シグマ社製)
3mlを加え、30〜32℃で5時間撹拌した。反応
液を氷冷下希リン酸でPH4とし、ジクロロメタ
ンで数回抽出した。ジクロロメタン層を水洗
し、芒硝で乾燥後、減圧濃縮して化合物(2)2.84
g(収率99.6%)を得た。 〔α〕23 D−23.8°(C=1.17、クロロホルム)、 融点;115〜118℃ (b) 化合物(2)2g(7.46mM)を酢酸エチル10ml
に溶かし、これに−78℃に冷却下オゾンを3時
間吹き込んだ。次いで過剰のオゾンを窒素ガス
を通して追い出した後、1時間還流した。反応
後、減圧濃縮して化合物(3)を定量的に得た。 (c) 化合物(3)1.8g(6.6mM)をメタノール30ml
に溶かし、40〜50℃に加温下NaBH42.3g(66
mM)を少しづつ加えた。全量を加えた後、15
分間還流した。反応液を氷水で冷却下希塩酸で
PH4に調節し、室温で撹拌下NaIO41.6g(1.2
倍モル)を徐々に加え、30分間撹拌した。反応
液を希リン酸で酸性とした後、水を加えジクロ
ロメタンで3回抽出した。ジクロロメタン層を
芒硝で乾燥後、減圧濃縮して化合物(4)1.25g
(収率88%)を得た。 (d) 化合物(4)1.25g(5.83mM)をイソプロパノ
ール20mlに溶かし、室温で撹拌下NaBH4431mg
(2倍モル)を少しづつ加えた後、1.5時間撹拌
した。反応液に氷水で冷却下アセトンを加え、
過剰のNaBH4を分解した後、酢酸でPH5に調
節した。減圧下溶媒留去し、残渣にエタノール
を加え、減圧濃縮し、乾燥した。残渣に無水酢
酸5ml、ピリジン10mlを加え、室温で12時間撹
拌した。反応液を氷水中に注ぎ、ベンゼンで抽
出した。ベンゼン層を重曹水、希塩酸、水の順
で洗浄し、芒硝で乾燥した後、減圧濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイー
(展開溶媒ジクロロメタン)により精製して化
合物(5)700mg(収率60.5%)を得た。 〔α〕25 D+35.9°(C=0.8、クロロホルム) ジクロロメタン−ジエチルエーテル(1:
5)より再結晶化した結晶は〔α〕25 D+44.4(C
=1.0、クロロホルム) (e) ジフエニルジセレナイト173mg(0.56mM)
を無水ジメチルホルムアミド3mlに溶かし、室
温にて20分間窒素ガスを吹き込んだ後、窒素ガ
ス気流下NaBH445mg(1.21mM)を徐々に加
え、100℃まで加熱した。次いでこれに化合物
(5)201mg(1.01mM、〔α〕24 D+37.3℃)のジメチ
ルホルムアミド(2ml)溶液を徐々に滴加した
後、110〜120℃で2時間撹拌した。反応液を氷
水で冷却し、希塩酸を含む氷水中に注ぎ、酢酸
エチルで2回抽出した。酢酸エチル層を水洗
し、芒硝で乾燥後、減圧濃縮した。残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフイー(展開溶媒ジ
クロロメタン、次いでジクロロメタン:酢酸エ
チル=2:1)により精製して化合物(6)335mg
(収率93%)を得た。 〔α〕24 D+9.5°(C=1.93、クロロホルム) (f) 化合物(6)920mg(2.79mM)をアセトン16ml
に溶かし、これにトリエチルアミン0.43ml
(1.8倍モル)を加えた後、撹拌しながら−78〜
−40℃に冷却下クロロ炭酸エチル0.3ml(1.2倍
モル)を滴加した。−40℃で30分間撹拌すると
トリエチルアミン塩酸塩が析出してきた。次い
で、これにNaN3254mg(1.5モル)の水(0.5
ml)溶液を徐々に滴加し、−40〜−10℃で30分
間撹拌した。IRでアジドを確認した後、反応
液を飽和食塩水を含む氷中に注ぎ、ジクロロメ
タンで数回抽出した。ジクロロメタン層を水洗
し、芒硝で乾燥後、減圧濃縮し、乾燥した。次
いで乾燥ベンゼン10mlを加え、30分間還流し
た。IRでイソシアネートをチエツクした後、
無水メタノール10mlを加え、1時間還流した。
反応液を減圧下溶媒留去し、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフイー(展開溶媒ジクロロ
メタン)により精製して化合物(7)906mg(収率
91%)を得た。 〔α〕20 D+18.8°(C=1.05、クロロホルム) 融点;81〜83℃ (g) 化合物(7)167mg(0.435mM)を乾燥ジクロロ
メタン5mlに溶かし、−78℃に冷却下オゾンを
15分間吹き込んだ。次いで窒素ガスで過剰のオ
ゾンを追い出し、芒硝で乾燥後、少量のピリジ
ンを加え、2時間還流した。反応液をシリカゲ
ルカラムロマトグラフイー(展開溶媒ジクロロ
メタン)により精製して化合物(8)94mg(収率95
%)を得た。 〔α〕18 D+138.8°(C=1.01、クロロホルム) (h) 化合物(8)46mg(0.21mM)を乾燥ジクロロメ
タン5mlに溶かし、氷冷下m−クロロ過安息香
酸57mg(1.5倍モル)を加え、室温で16時間撹
拌した。反応液を亜硫酸水素ナトリウム水溶
液、重曹水の順で洗浄し、芒硝で乾燥後、減圧
下溶媒留去した。得られた油状物をシリカゲル
カラムクロマトグラフイー(展開溶媒ジクロロ
メタン)により精製して化合物(9)45mg(収率91
%)を得た。 〔α〕20 D+111.3°(C=1.0、クロロホルム) 融点;102〜104℃ (i) 乾燥トルエン3mlをアルゴン気流下−78℃に
冷却下トリメチルシリルトリフルオロメタンス
ルホネート0.45ml(5倍モル)および2,6−
ルチジン0.2ml(5倍モル)を加え、30分間撹
拌した。これに化合物(9)103mg(0.42mM)の
乾燥トルエン溶液を徐々に滴加し、−78℃で30
分間、次いで徐々に昇温して−20℃で3時間撹
拌した。次いで、これに1,8−ジアザビシク
ロ〔5.4.0〕ウンデセ−7−エン0.3mlを徐々に
滴加し、室温で16時間撹拌した。反応混合物を
重曹水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。酢
酸エチル層を食塩水で洗浄後、減圧下溶媒留去
した。残渣にメタノール2ml、炭酸カリウム
270mg(2倍モル)を加え、室温で2時間撹拌
して脱シリル化した後、減圧下溶媒留去した。
残渣をジクロロメタンで3〜4回抽出し、減圧
下溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフイー(展開溶媒酢酸エチル:ヘキサ
ン=1:1、次いで酢酸エチル)により精製し
て原料35mg(回収率34%)、化合物(10)29mg(収
率28%)を得た。化合物(10)をジエチルエーテル
−酢酸エチルより再結晶化して結晶を得た。 〔α〕18 D−67.2°(C=0.5、クロロホルム) 融点;139〜140℃ (j) 化合物(10)84mg(0.345mM)を乾燥ジクロロ
メタン6mlに溶かし、これにアルゴン気流下エ
チルジイソプロピルアミン89mg(0.69mM)を
加え、0℃に冷却下メトキシメチルクロライド
56mg(2倍モル)を滴下し、室温で16時間撹拌
した。反応混合物を氷水中に注ぎ、ジクロロメ
タン層を重曹水、食塩水の順で洗浄し、芒硝で
乾燥後、減圧下溶媒留去した。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフイー(展開溶媒酢酸エ
チル:ヘキサン=1:1)により精製して定量
的に油状の化合物(11)99mgを得た。 〔α〕20 D−36.2°(C=1.1、クロロホルム) (k) 化合物(11)127mg(0.442mM)にメタノー
ル14ml、2.5N水酸化カリウム水溶液14mlを加
え、アルゴン気流下12時間撹拌還流した。反応
液を減圧下溶媒留去し、酢酸エチルで3回抽出
した。酢酸エチル層を食塩水で洗浄し、芒硝で
乾燥後、減圧濃縮して粗製の化合物101mgを得
た。これは精製することなく次の反応に使用す
る。 実施例 1 化合物〔a〕の製造 (a) α−アミノ−α−シアノアセトアミド56mg
(0.57mM)を無水アセトニトリル2mlに溶か
し、これにトリエチルオルソホルメート92mg
(0.62mM)を加え、アルゴン気流下30分間撹
拌下加熱還流した。水冷後、参考例に記載の方
法で得た化合物(12)52.5mg(0.23mM)およ
びトリエチルアミン32μ(0.23mM)を無水
アセトニトリル2mlに溶かした溶液を徐々に加
えた。全量を滴加した後、2時間撹拌下加熱還
流した。反応後、アセトニトリルを減圧下留去
し、残渣をジクロロメタン−メタノール(19:
1)を展開溶媒としてシリカゲルカラムクロマ
トグラフイーにより精製して化合物(13)55mg
(収率71%)を得た。ジエチルエーテルより再
結晶して淡黄白色結晶を得た。 融点;141.5〜143℃ 元素分析〔C15N22N4O5として〕 C% H% N% 計算値 53.25 6.55 16.56 測定値 52.99 6.52 16.64 〔α〕20 D−34.2°(C=0.96、クロロホルム) 1HNMR(CDCl3/TMS)δ1.35(3H、s.)、
1.47(3H、s.)、3.41(3H、s.)4.30(2H、br.s.)、
4.58(1H、d.、J=5.81Hz)、4.71(2H、s.)、
4.94(1H、br.s.)、5.07(4H、br.s.、D2Oにて消
失)、5.25(1H、d.、J=5.8Hz)、5.82(1H、br.
s.)、6.86(1H、s.) Mass(m/e);388(M+)、281、149 (b) 化合物(13)24.4mg(0.07mM)をメタノー
ル2mlおよび2N塩酸2mlの混液に溶かし、30
〜35℃で1日撹拌した後、メタノールを減圧下
留去した。残渣をアンバーライトCG120(H+
型)にチヤージし、0.5%アンモニア水で溶出
した。溶出液を減圧乾固して化合物〔a〕17
mg(収率93%)を得た。 融点;220℃以上(分解) 元素分析〔C10H14N4O4・1/2H2Oとして〕 C% H% N% 計算値 45.63 5.74 21.28 測定値 45.76 5.37 20.83 〔α〕20 D−87.1°(C=0.16、DMSO) 1HNMR(d6DMSO−CDCl3/TMS)δ3.91
(1H、d.d.、J=5.5Hz)、4.12(2H、br.s.)、
4.35(1H、d.、J=5.5Hz)、4.90(1H、br.s.)、
5.64、6.68(4H、br.s.、D2Oにて消失)、5.74
(1H、br.s.)、7.02(1H、s.) Mass(m/e);222(M+−32)、220(M+−2
×OH)、207、205 実施例 2 化合物〔b〕の製造 (a) 参考例に記載の方法で得た化合物(12)272
mg(1.19mM)を無水DMF10mlに溶かし、ア
ルゴン気流下、−30〜−50℃に冷却下シルバー
シアネート719mgと3−エトキシ−2−プロペ
ノイルクロライド323mgより調製した3−エト
キシ−2−プロペノイルイソシアネートのベン
ゼン溶液を徐々に加え、−30℃で1時間、室温
で1時間撹拌した。反応後、反応液を氷冷した
重曹水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エ
チル層を食塩水で洗浄し、芒硝で乾燥後、減圧
濃縮した。残渣をヘキサン−酢酸エチル(1:
2)を展開溶媒としてシリカゲルカラムクロマ
トグラフイーにより精製してシロツプ状の化合
物(14)404mg(収率91%)を得た。 1HNMR(CDCl3/TMS)δ1.32(3H、s.)、
1.35(3H、t.、J=6.8Hz)、1.39(3H、s.)、3.38
(3H、s.)、3.97(2H、q.、J=6.8Hz)、4.19
(2H、s.)、4.55(1H、d.、J=6Hz)、4.67
(2H、s.)、4.79(1H、m.)、5.14(1H、br.d.J=
5.5Hz)、5.38(1H、d.、J=12.5Hz)、5.66(1H、
s.)、7.61(1H、d.、J=12.5Hz)、8.63(1H、d.、
J=7Hz)、9.26(1H、s.) Mass(m/e);355(M+−CH3)、309、281、
267、257 (b) 化合物(14)404mg(1.09mM)をアセトン
10mlに溶かし、これに2.5%アンモニア水30ml
を加え、撹拌下10時間加熱還流した。反応後、
反応後を減圧乾固し、残渣を酢酸エチル−ヘキ
サン(2:1)を展開溶媒としてシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイーにより精製して化合物
(15)321mg(収率91%)を得た。 〔α〕20 D−48.2°(C=2.42、クロロホルム) 1HNMR(CDCl3/TMS)δ1.35(3H、s.)、
1.44(3H、s.)、3.40(3H、s.)、4.28(2H、br.
s.)、4.59(1H、d.、J=5.8Hz)、4.70(2H、s.)、
5.23(1H、d.、J=5.8Hz)、5.38(1H、br.s.)、
5.59(1H、br.s.)、5.68(1H、d.d.、J=1.5、8
Hz)、7.05(1H、d.、J=8Hz)、9.67(1H、br.
s.) Mass(m/e);309(M+−CH3)、267、263、
110 (c) 化合物(15)47mg(0.145mM)をメタノー
ル4mlおよび2N塩酸4mlの混液に溶かし、30
〜35℃で一日撹拌した。反応後、メタノールを
減圧下留去し、ダイアニオンWA30(OH-型)
樹脂で中和した。樹脂を去した後、減圧乾固
して目的化合物〔b〕34mg(収率98%)を得
た。 〔α〕20 D−79.2°(C=1.55、メタノール) 1HNMR(CD3OD−CDCl3/TMS)δ4.04
(1H、d.d.、J=5.5Hz)、4.27(2H、br.s.)、
4.52(1H、d.、J=5.5Hz)、5.48(1H、br.s.)、
5.69(1H、d.、J=2Hz)、5.70(1H、d.、J=
8Hz)、7.38(1H、d.、J=8Hz) Mass(m/e);223(M+−OH3)、207(M+
2×OH)、167、161、112、110 実施例 3 化合物〔c〕の製造 (a) 実施例2bで得た化合物(15)40mg(0.12m
M)を無水ピリジン1mlに溶かし、これに
P2S567mgを加え、95〜100℃で2時間反応させ
た。反応後、ピリジンを減圧下留去し、残渣を
ジクロロメタンで抽出した。ジクロロメタン層
を芒硝で乾燥後、減圧濃縮した。残渣を酢酸エ
チル−ヘキサン(1:1)を展開溶媒としてシ
リカゲルカラムクロマトグラフイーにより精製
して化合物(16)18mg(収率45%)を得た。 1HNMR(CDCl3/TMS)δ1.36(3H、s.)、
1.44(3H、s.)、3.40(3H、s.)、4.29(2H、s.)、
4.59(1H、d.、J=5.8Hz)、4.70(2H、s.)、5.23
(1H、d.、J=5.8Hz)、5.34(1H、br.s.)、5.58
(1H、br.s.)6.34(1H、d.、J=7.5Hz)、6.87
(1H、d.、J=7.5Hz) Mass(m/e);340(M+)、325(M+−CH3)、
279(M+−2×CH3−CH3O)、222、123、111 (b) 化合物(16)54mg(0.16mM)をメタノール
2.5mlおよび水0.5mlの混液に溶かし、これにヨ
ウ化メチル45mgを加え、室温で撹拌下、1N水
酸化ナトリウム水溶液0.18mlを徐々に滴加した
後、室温で1時間撹拌した。反応液を酢酸で中
和し、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を
食塩水で洗浄し、芒硝で乾燥後、減圧乾燥し
た。残渣を酢酸エチル−ヘキサン(1:1)を
展開溶媒としてシリカゲルカラムクロマトグラ
フイーにより精製して化合物(17)50mg(収率
89%)を得た。ジエチルエーテル−ヘキサンよ
り再結晶して白色針状晶を得た。 融点;49〜51℃ 元素分析〔C16H22N2O5Sとして〕 C% H% N% 計算値 54.22 6.25 7.90 測定値 54.62 6.55 7.84 〔α〕20 D−16.1°(C=1.12、クロロホルム) 1HNMR(CDCl3/TMS)δ1.35(3H、s.)、
1.44(3H、s.)、2.56(3H、s.)、3.40(3H、s.)、
4.29(2H、br.s.)、4.62(1H、br.d.、J=5.7
Hz)、4.70(2H、s.)、5.23(1H、br.d.、J=5.7
Hz)、5.42(1H、t.of d.d.、J=1.7Hz)、5.60
(1H、br.s.)、6.16(1H、d.、J=7.1Hz)、7.15
(1H、d.、J=7.1Hz) Mass(m/e);354(M+)、339(M+−CH3) (c) 化合物(17)25mg(0.07mM)をメタノール
2mlに溶かし、これに氷冷下アンモニアガスを
30分間吹き込んだ後、封管した。これを外温
100〜110℃で10時間加熱した。冷却後、減圧濃
縮し、残渣をジクロロメタン−メタノール
(19:1)を展開溶媒としてシリカゲルカラム
クロマトグラフイーにより精製して化合物
(18)21mg(収率91%)を得た。 融点;84〜85℃ 元素分析〔C15H21N3O5・1/2H2Oとして〕 C% H% N% 計算値 54.21 6.67 12.64 測定値 54.66 6.83 12.49 〔α〕20 D−81°(C=1.77、クロロホルム) 1HNMR(CDCl3/TMS)δ1.34(3H、s.)、
1.43(3H、s.)、3.40(3H、s.)、4.28(2H、br.
s)、4.58(1H、d.、J=5.7Hz)、4.70(2H、s.)、
5.21(1H、br.d.、J=5.7Hz)、5.36(1H、br.
s.)、5.59(1H、br.s.)、5.82(1H、d.、J=7.5
Hz)、7.07(1H、d.、J=7.5Hz) Mass(m/e);323(M+)、308(M+−CH3)、
262、204 (d) 化合物(18)43mg(0.133mM)をメタノー
ル1mlおよび2N塩酸2mlの混液に溶かし、30
〜35℃で16時間撹拌した。反応後、メタノール
を減圧下留去し、残渣をアンバーライトCG120
(H+型)樹脂にチヤージした後、2.5%アンモ
ニア水で溶出し、減圧乾固して目的化合物〔
c〕30mg(収率94%)を得た。 〔α〕20 D−67.6°(C=1.84、メタノール) 1HNMR(CD3OD−CDCl3/TMS)δ4.04
(1H、t.of d.d.、J=5Hz)、4.28(2H、s.)、
4.55(1H、d.、J=5Hz)、5.48(1H、br.s.)、
5.69(1H、s.)、5.88(1H、d.、J=7.5Hz)、7.39
(1H、d.、J=7.5Hz) Mass(m/e);239(M+)、222(M+−OH)、
203、112、111、110 実施例 4 化合物〔d〕の製造 (a) ベンゾイルイソチオシアネート43mgをアルゴ
ン気流下無水アセトン4mlに溶かし、これに室
温で撹拌下、実施例1(a)に記載の方法で得た化
合物(13)41mg(0.121mM)を無水アセトン
2mlに溶かした溶液を徐々に加えた後、室温で
2時間撹拌した。反応液を重曹水に注ぎ、ジク
ロロメタンで抽出した。ジクロロメタン層を食
塩水で洗浄し、芒硝で乾燥後、減圧濃縮した。
残渣を酢酸エチルを展開溶媒としてシリカゲル
カラムクロマトグラフイーにより精製して化合
物(19)47.4mg(収率78%)を得た。 1HNMR(CDCl3/TMS)δ1.32(3H、s.)、
1.40(3H、s.)3.38(3H、s.)、4.27(2H、br.s.)、
4.65(2H、s.)、4.70(1H、d.)、5.24(1H、br.
s.)、5.26(1H、d.)、5.68(1H、br.s.)、5.86
(1H、br.s.)、6.95(2H、br.s.)、7.29(1H、s.)、
7.52、7.88(5H、m.)、9.56(1H、br.s.) Mass(m/e);501(M+) (b) 化合物(19)50mg(0.10mM)をメタノール
5mlに溶かし、これに沃化メチル60μを加
え、室温で撹拌下、1N水酸化ナトリウム水溶
液200μを徐々に加えた後、室温で2時間撹
拌した。反応後、メタノールを減圧下留去し、
残渣をジクロロメタンで抽出した。ジクロロメ
タン層を無水芒硝で乾燥し、減圧濃縮した。残
渣を酢酸エチルを展開溶媒としてシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイーにより精製して化合物
(20)43mg(収率84%)を得た。 1HNMR(CDCl3/TMS)δ1.32(3H、s.)、
1.41(3H、s.)、2.60(3H、s.)、3.39(3H、s.)、
4.29(2H、br.s.)、4.59(1H、d.、J=6Hz)、
4.68(2H、s.)、5.16(1H、br.d.、J=6Hz)、
5.24(1H、br.s.)、5.72(1H、br.s.)、5.84(1H、
br.s.)、7.11(1H、s.)、7.34、7.83(5H、m.) Mass(m/e);515(M+)、468(M+
SCH3)、467(M+−CH3SH) (c) 化合物(20)42mg(0.081mM)をメタノー
ル4mlおよび6N水酸化ナトリウム水溶液4ml
の混液に溶かし、外温100〜110℃で3時間加熱
した。反応後、希塩酸で中和し、メタノールを
減圧下留去した。析出した結晶を取、乾燥し
て化合物(21)18mg(収率61%)を得た。 融点;270℃(分解) 1HNMR(d6DMSO−CDCl3/TMS)δ1.29
(3H、s.)、1.37(3H、s.)、3.31(3H、s.)、4.20
(2H.s.)、4.59(1H、d.、J=5.5Hz)、4.64(2H、
s.)、5.26(1H、br、s.)、5.38(1H、d.、J=5.5
Hz)、5.70(1H、s.)、6.48(1H、br、s.)、7.44
(1H、s.) Mass(m/e);363(M+)、348(M+CH3)、
311、284、152、151、149 (d) 化合物(21)15.5mg(0.043mM)をメタノ
ール1mlおよび2N塩酸1mlの混液に溶かし、
室温で2日間撹拌した。反応後、メタノールを
減圧下留去した。残渣をアンバーライトCG120
(H+型)にチヤージし、2.5%アンモニア水で
溶出し、減圧乾固して目的化合物〔d〕11mg
(収率92%)を得た。水から再結晶して白色結
晶を得た。 融点;220℃以上(分解) 〔α〕20 D−86.8°(C=0.15、DMF) 1HNMR(DMSOd6−CDCl3/TMS)δ3.32
(2H、br.、D2Oにて消失)、4.10(2H、s.)、
4.16(1H、t.of d.d.、J=5.3Hz)、4.23(1H、
d.、J=5.3Hz)、5.14(1H、br.s.)、5.64(1H、
d.、J=1.8Hz)、6.60(1H、br.s.)、7.55(1H、
s.)、8.28(2H−3H、s.、D2Oにて消失) Mass(m/e);279(M+)、207、183、152、
151 実験例 1 マウスリンパ腫L5178Y細胞をフイツシヤー培
地(牛胎児血清を10%含有)を用いて5〜10×
104個/mlの濃度に調製し、37℃、5%CO2雰囲
気中で24時間培養した。この細胞に対して前記の
化合物c(前記の一般式においてBがシトシン
−1−イルである化合物)を作用させたところ、
0.8μg/mlの濃度で殺細胞作用を示した。 実験例 2 1群6匹の雌性CDF1マウス(8週令)に、105
個のL1210白血病細胞(米国国立ガン研究所NCI
由来)を腹腔内に移植し、前記の化合物Cを移
植の翌日から1日1回5日間連続して腹腔内投与
(i.p.)した。生存日数平均値(mean survival
time、MST)を求め、これに基づいて次式によ
り延命率(T/C、%)を求めた。結果を第1表
に示す。 延命率(T/C、%)=処置群のMST/対照群のMST×
100
【表】 第1表に示した結果から、本発明の化合物は、
腹腔内移植マウスL1210白血病に対して有効であ
ること、およびその効果は用量依存性であること
は明かである。 実施例 3 1群6匹の雌性BDF1マウス(8週令)に、
B16黒色腫(米国国立ガン研究所NCI由来)の腫
瘍ホモジネート(生理食塩水10ml中腫瘍1g)の
0.5mlを腹腔内に移植し、前記の化合物Cを移
植の翌日から1日1回5日間連続して腹腔内投与
(i.p.)した。生存日数中央値を求め、これに基づ
いて延命率を求めた。結果を第2表に示す。
【表】 第2表に示した結果から、本発明の化合物は、
腹腔内移植マウスB16黒色腫に対して有効である
こと、およびその降下は用量依存性であることは
明かである。 実施例 4 ウリジンキナーゼの阻害: L1210細胞からのウリジンキナーゼをアーメツ
ド アンド ベイカー(Ahmed、N.K.;Baker、
D.R.Cancer Res.1980、40、3559)に記載されて
いる方法で試験した。 37℃における[14C]−ウリジン(40μM)のホ
スホリル化を、DE81濾紙円板上のホスホリル化
生成物の保持時間を測定することにより求めた。
Ki値を、ウリジンの存在量10、40および200μM
ならびに阻害剤の量0.5、0.2および0.1mMで測定
したデータからのデイクソンプロツト(Dixon
plot)により決定した。 細胞増殖の抑制: 24ウエルの組織培養板中で加熱不活性化された
馬血清10%を含有するフイツシヤー培地(Fisher
medium)を使用し1mlの定常的な懸濁培養で
L1210細胞を増殖させた。この細胞に72時間継続
して前記の化合物Cを接触させた後、細胞数を
コールターカウンターで測定した。抑制率は72時
間の細胞数25000〜600000個/mlの対照と比較し
て求めた。 結果を第3表および第4表のそれぞれに示す。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 (式中、Bは4−アミノ−5−カルバモイルイミ
    ダゾール−3−イル、ウラシル−1−イル、シト
    シン−1−イルまたはグアニン−1−イルの核酸
    塩基を示す)で表わされる化合物またはその塩。
JP58116151A 1983-06-29 1983-06-29 シクロペンテン環を有する新規ヌクレオシド Granted JPS608270A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58116151A JPS608270A (ja) 1983-06-29 1983-06-29 シクロペンテン環を有する新規ヌクレオシド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58116151A JPS608270A (ja) 1983-06-29 1983-06-29 シクロペンテン環を有する新規ヌクレオシド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS608270A JPS608270A (ja) 1985-01-17
JPH0429669B2 true JPH0429669B2 (ja) 1992-05-19

Family

ID=14680016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58116151A Granted JPS608270A (ja) 1983-06-29 1983-06-29 シクロペンテン環を有する新規ヌクレオシド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS608270A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002032920A2 (en) * 2000-10-18 2002-04-25 Pharmasset Limited Modified nucleosides for treatment of viral infections and abnormal cellular proliferation

Also Published As

Publication number Publication date
JPS608270A (ja) 1985-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CS246075B2 (en) Method of 2,2-difluoronucleoside production
CA2077638A1 (en) N-heteroaryl, n-alkylheteroaryl, n-alkenylheteroaryl and n- alkynylheteroarylmacrolides having immunosuppressive activity
EP2335706B1 (en) Preparation of thioarabinofuranosyl compounds
CA2121844A1 (en) Novel 2,6-disubstituted purine derivatives
JPH05222082A (ja) 多環式接合体
Castro-Pichel et al. A facile synthesis of ascamycin and related analogues
CA2528592A1 (en) Novel lincomycin derivatives possessing antimicrobial activity
US3721664A (en) Preparation of 5-cytosine nucleosides
JP2004535450A (ja) 新しいピリド−ピリド−ピロロ〔3,2−g〕ピロロ〔3,4−e〕インドール及びピリド−ピロロ〔2,3−a〕ピロロ〔3,4−c〕カルバゾール化合物、その製造方法並びにこれらを含む医薬組成物
JPS63255295A (ja) 3′−アジド−3′−デオキシチミジン
CN101883570A (zh) β-核苷的新颖合成
US4935504A (en) Epipodophyllotoxin glucoside 4'-acyl derivatives
JPH0429669B2 (ja)
US20070191598A1 (en) Process for Preparing Gemcitabine and Associated Intermediates
NZ227286A (en) Epipodophyllotoxin glucoside 4'-acyl derivatives and anti-tumour medicaments
Jadhav et al. Synthesis of azepane and nojirimycin iminosugars: the Sharpless asymmetric epoxidation of d-glucose-derived allyl alcohol and highly regioselective epoxide ring opening using sodium azide
US4355172A (en) Process for 4-(D-3-amino-3-carboxypropoxy)-phenylglyoxylic acid oxime derivatives
JP3762445B2 (ja) アノマー性フルオロリボシルアミン
JP2019199446A (ja) S−icaリボシルホモシステインの製造方法
US6392032B1 (en) Heavily fluorinated sugar analogs
JPH09249690A (ja) 4’−チオアラビノプリンヌクレオシド
JPH0592974A (ja) ネプラノシンaの新規な製造法
US5585373A (en) 3-(7'-oxo-1'-aza-4'-oxabicyclo[3.2.0]-hept-3'-YL)propionic acid derivative as antitumor agent
JP3724854B2 (ja) 1−アザビシクロ[1.1.0]ブタンの製造法
KR101259648B1 (ko) 2′,2′-디플루오로뉴클레오시드 및 중간체의 새로운 제조방법