JPH04297179A - データ通信方式 - Google Patents

データ通信方式

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JPH04297179A
JPH04297179A JP3050881A JP5088191A JPH04297179A JP H04297179 A JPH04297179 A JP H04297179A JP 3050881 A JP3050881 A JP 3050881A JP 5088191 A JP5088191 A JP 5088191A JP H04297179 A JPH04297179 A JP H04297179A
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JP3050881A
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Shigenori Kino
茂徳 木野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線を通じて使用
されるグループ3のファクシミリ等に用いられるデータ
通信方式に関するものであり、特に、誤り訂正方式にお
けるメモリーの使用法とそのための制御信号に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の電話回線を通して使用さ
れるグループ3ファクシミリ装置における誤り訂正方式
(エラーコレクションモード:ECM)を実現する装置
構成を示している。図6において、1は画像を入力する
画像入力部、2はこの画像入力部1から得られたデイジ
タル信号を符号化する符号器、3は符号器2にて符号化
された画像データを一時蓄積する送信メモリー、4は送
信側ファクシミリ装置においてグループ3ファクシミリ
で使用される誤り訂正方式の送信制御を行う送信側伝送
制御部、5は送信側ファクシミリ装置において画像デー
タ信号ならびに制御信号を送信する場合には変調を、制
御信号を受信する場合には復調を行う送信側変復調器、
6は送信側と受信側のファクシミリ装置を接続する電話
回線、7は受信側ファクシミリ装置において、電話回線
6から送られてきたファクシミリ画像データ信号と制御
信号とを復調し、通信手順に応じて制御信号を送出する
際に変調を加える受信側変復調器、8は受信側でグルー
プ3ファクシミリで使用される誤り訂正方式の受信制御
を行う受信側伝送制御部、9は受信側変復調器7で復調
された画像の符号化データを一時蓄積する受信メモリー
、10は受信した符号化画像データから元の画像データ
を復号する復号器、11はこの復号器10によって復号
された画像データを記録する画像出力部である。また、
12は送信側ファクシミリ装置を、13は受信側ファク
シミリ装置をそれぞれ示す。
【0003】図4は、電話回線を利用するグループ3フ
ァクシミリで標準化されている誤り訂正モード(ECM
)における制御信号および画像データ信号が使用される
手順を示している。図4中、左側が送信側ファクシミリ
装置、右側が受信側ファクシミリ装置を示し、40はD
IS信号で、DIS信号は受信側ファクシミリ装置13
から送信側ファクシミリ装置12に向かって受信側ファ
クシミリ装置13の受信能力を通知するための制御信号
である。41はDCS信号で、DCS信号は送信側ファ
クシミリ装置12から受信側ファクシミリ装置13に伝
送時に使用する伝送モードを通知するための制御信号で
ある。また、42はTCF信号と呼ばれ、画像データを
伝送するのに先立って送信側変復調器5と受信側変復調
器7の間で伝送信号の変復調調整を行うためにグループ
3ファクシミリで標準化されている信号であり、43は
CFR信号で、CFRは受信側変復調器7の受信体制が
整ったことを送信側ファクシミリ装置12に示す制御信
号である。44はトレーニング信号であり、この信号は
画像データの伝送に先立って再度受信側変復調器7の復
調動作を確実にするために送信側変復調器5から送出さ
れる高速の制御信号である。45は画像データ信号であ
り、この信号は送信側変復調器5によって変調をかけら
れた画像データの信号である。46はPPS・NULL
信号と呼ばれ、ブロックと呼ばれる画像データの伝送単
位の境界を示す制御信号である。47はMCF信号であ
り、この信号は1ブロックの画像データが受信側ファク
シミリ装置13に正しく受信されたことを送信側ファク
シミリ装置12に通知する制御信号である。48はPP
S・EOPと呼ばれ、送信側ファクシミリ装置12から
受信側ファクシミリ装置13へ伝送中のデータブロック
に関してページの境界があったことを知らせる制御信号
である。なお49は、送信側ファクシミリ装置から受信
側ファクシミリ装置でファクシミリ通信の終了を通知す
るDCN信号である。
【0004】図7は従来のグループ3ファクシミリ誤り
訂正方式で使用されているDIS信号40の、図8はD
CS信号41の内容を示す説明図である。まず、図7の
DIS信号40において、上図はグループ3ファクシミ
リの誤り訂正方式の制御信号に使用されるHDLC(ハ
イレベルデータリンクコントロール)のフレーム構成を
示し、20はHDLCのフレーム境界を示すフラッグ、
21はHDLCフレームのヘッダ、22は各フレームの
内容を定められた生成多項式により演算して付加される
フレームチェック情報、23は制御信号を識別する制御
信号識別子、24は誤り訂正方式では使用しない制御信
号中の他の諸情報を示す。図7の下図において、25は
受信側ファクシミリ装置に誤り訂正方式の機能があるか
否かを表示する誤り訂正方式情報、26は受信側ファク
シミリ装置の伝送可能速度を表示する伝送可能速度情報
、27は受信側ファクシミリ装置の出力可能速度を表示
する出力速度情報、28は受信側ファクシミリ装置が出
力可能な出力幅を示す出力幅情報、29は受信側ファク
シミリ装置の復号可能な方式を表示する復号方式情報で
ある。
【0005】次に、図8DCS信号41において、上図
は図7と同じHDLCフレームの構成を示す。図8の下
図において31は誤り訂正方式による動作を送信側ファ
クシミリ装置から受信側ファクシミリ装置へ指示する誤
り訂正方式指示情報、32はデータの伝送速度と変調方
式を送信側ファクシミリ装置から受信側ファクシミリ装
置へ通知する伝送速度指示情報、33は動作すべき出力
速度を指示する出力速度指示情報、34は画像データ出
力の幅を指示する出力幅指示情報、35は復号方式を指
示する復号方式指示情報である。
【0006】次に、上記図4、図6、図7、図8の図を
用いて、従来のグループ3ファクシミリにおける誤り訂
正方式の動作を説明する。まず受信側ファクシミリ装置
13は、DIS信号40により受信側ファクシミリ装置
13の受信能力を送信側ファクシミリ装置12に伝える
。この受信能力には、受信側ファクシミリ装置に誤り訂
正方式機能があることを示す誤り訂正方式情報25、伝
送可能な速度と変復調方式を示す伝送可能速度情報26
、1走査線分の画像データを出力するのに必要な時間を
示す出力速度情報27、出力可能な画像データ幅を示す
出力幅情報28、画像データに関する復号可能な符号化
方式を示す復号方式情報29を含んでいる。なお、グル
ープ3ファクシミリで標準化された誤り訂正方式では、
受信側ファクシミリ装置が誤り訂正方式機能を持つこと
を宣言するためには、受信側ファクシミリ装置13に6
4kバイトの受信メモリー9があることが必要条件であ
る。
【0007】DIS信号40を受信した送信側ファクシ
ミリ装置12では、受信側ファクシミリ装置13に誤り
訂正方式機能があることを確認し、誤り訂正方式で動作
すること決定すると、DCS信号41の誤り訂正方式指
示情報31を用いて、受信側ファクシミリ装置13へ誤
り訂正方式で動作することを指示する。DCS信号41
ではこの他に、送信側ファクシミリ装置12で決定した
、画像データ伝送に使用する速度と変復調方式を指示す
る伝送速度指示情報32、受信側ファクシミリ装置での
画像データ出力速度を選択する出力速度指示情報33、
画像データの出力幅を指示する出力幅指示情報34、画
像データの復号方式を指示する復号方式指示情報35を
含む。なお、グループ3ファクシミリで標準化されてい
る誤り訂正方式で動作するには、送信側ファクシミリ装
置12に64kバイトの送信メモリー3を持つことが必
要条件である。また、誤り訂正方式が送信メモリー3か
ら受信メモリー9へのメモリー間伝送を規定しているだ
けであるため、画像出力部11への出力速度を指示する
出力速度指示情報33は現在の誤り訂正方式では使用さ
れていない。
【0008】DCS信号41が送信側ファクシミリ装置
12から受信側ファクシミリ装置13へ伝送されること
により、送信側ファクシミリ装置12と受信側ファクシ
ミリ装置13の動作モードが決定する。すなわち、誤り
訂正方式で動作するか否か、画像データ伝送における変
復調方式と伝送速度、画像出力部で出力される画像デー
タの幅と出力速度、伝送する際に使用される画像データ
の符号化方式などである。なお、符号器2の符号化速度
は画像入力部1の入力速度に比べて、また復号器10の
復号速度は画像出力部11の出力速度に比べて、それぞ
れ十分に早く、送信メモリー3への画像データの入力時
間は画像入力部1の入力速度によって、また受信メモリ
ー9からの画像データの出力は、画像出力部11の出力
速度によって、それぞれ決められるものとする。
【0009】グループ3ファクシミリにおける誤り訂正
方式では、画像データはハイレベルデータリンクコント
ロール(HDLC)と呼ばれるデータ形式により256
バイトを1フレームとして伝送される。さらに、256
フレームで1ブロックを構成し、誤り訂正方式の伝送制
御は1ブロック毎に256フレームのフレームチェック
情報22を確認することで正しい伝送が行われたかを確
認する方式が取られている。すなわち、TCF信号42
によって送信側変復調器5と受信側変復調器7の間の伝
送同期が試みられ、CFR信号43によりその伝送同期
が確認されると、送信側ファクシミリ装置12は、再度
同期を確認するトレーニング信号44を送出した後、画
像データを1ブロック分、すなわち256バイトの画像
データフレームを256個まで送出する。
【0010】図10に画像データフレームの構成を示す
。21はHDLCのフレームヘッダ、50は画像データ
フレーム識別子、51は1ブロック中で当該画像データ
フレームが何番目のフレームに当たるのかを示す画像デ
ータフレーム番号、52は符号化された画像データが含
まれる画像データ部、22はフレームチェック情報であ
る。
【0011】再び、図4にもどって、従来の誤り訂正方
式の動作を説明する。送信側ファクシミリ装置12から
受信側ファクシミリ装置13へ送られ、受信側変復調器
7で復調された画像データ信号45は、受信側伝送制御
部8でフレームチェック情報22により画像データフレ
ーム内容に伝送誤りが発生していないかを確認される。 送信側ファクシミリ装置12は、1ブロック分の画像デ
ータフレームを伝送し終えると、RCPフレームとよば
れる、画像データブロックの伝送を完了し制御信号の伝
送に移ることを指示する信号を送出したあと、PPS・
NULLと呼ばれる制御信号46を受信側ファクシミリ
装置13へ送出する。受信側ファクシミリ装置13では
、上記PPS・NULL信号46を受信すると、受信し
た256個の画像データフレームが全て誤りなく受信で
きたか否かを各フレームのフレームチェック情報22を
確認して判定する。受信側ファクシミリ装置13は、2
56フレームすべてが誤りなく受信できたことを確認す
ると、MCF信号47により送信側ファクシミリ装置1
2に1ブロックの正常受信を通知する。MCF信号47
は次のブロックの受信が可能であることも意味する。 MCF信号47を受信した送信側ファクシミリ装置12
は、再びトレーニング信号44を送出したのち、次のブ
ロックの画像データ信号45のフレーム番号0番から送
信を開始する。続いて、図4において、第2ブロックの
画像データ伝送中にファクシミリ原稿のページ境界に達
すると、送信側ファクシミリ装置12は、RCP信号送
出後、PPS・EOPと呼ばれる制御信号48により1
ページの画像データ伝送の終了を通知する。
【0012】次に、誤り訂正方式において伝送誤りが発
生した場合の動作を図9を用いて説明する。図9におい
て、53は受信側ファクシミリ装置13において伝送誤
りが検出された画像データフレームを送信側ファクシミ
リ装置12へ再度送信するよう要望する制御信号PPR
信号である。DIS信号40、DCS信号41、TCF
信号42、CFR信号43、トレーニング信号44の各
々の動作と役割は上記の説明と同じである。今、1ブロ
ックの画像データのうち、フレーム番号100の画像デ
ータフレームが電話回線6上の雑音によって正しく伝送
されなかったとする。このとき、受信側ファクシミリ装
置13では、画像データフレームのフレームチェック情
報22により、フレーム番号100の画像データフレー
ムに伝送誤りが発生したことを検知する。そして、受信
側ファクシミリ装置13がPPS・NULL信号46を
受信した時点で、MCF信号47のかわりにPPR信号
53を応答する。PPR信号53は,その信号中に送信
側ファクシミリ装置12に再度送信を求める再送フレー
ム番号の情報、この場合フレーム番号100を含んでい
る。送信側ファクシミリ装置12では、このPPR信号
53と上記の再送フレーム番号情報から再送すべき画像
データフレームを送信メモリー3から再度取り出して、
再送する。誤って伝送されたフレームが複数存在する場
合には、複数の再送フレーム番号情報がPPR信号53
に記述され、送信側ファクシミリ装置は複数の画像デー
タフレームを再送する。図9に示した例では、フレーム
番号100の画像データフレームを再送した後、送信側
ファクシミリ装置12は再度PPS・NULL信号46
を送信し、この信号により受信側ファクシミリ装置13
に1ブロック分全ての画像データフレームが正しく受信
できたか再度確認するよう要請する。受信側ファクシミ
リ装置13では再送されてきた画像データフレームを受
信メモリー9のフレーム番号に対応した場所に挿入する
。1ブロックの画像データはフレームを単位として受信
メモリー9に蓄積されており、受信側伝送制御部8は、
ブロックの画像データが符号器2から出力されてきたの
と同じ順番で復号器10に出力できるよう画像データフ
レーム番号の順に画像データを並べる作業を行う。 画像データは、受信側ファクシミリ装置13が1ブロッ
クすべての画像データを正しく受信したことを確認しM
CF信号47を応答した後、復号器10に順次送られて
復号され、画像出力部11へと出力される。
【0013】誤り訂正方式は以上のように動作するので
、再送を要求された場合に備えて、送信側ファクシミリ
装置12では1ブロック分の送信メモリー3を持つ必要
があり、受信側ファクシミリ装置13では、伝送誤りが
発生して再送されることになる画像データフレームがど
のフレームであっても、その再送された画像データフレ
ームを、既に受信メモリー9中に受信し蓄積されている
ブロックの中に挿入する必要があるため、やはり1ブロ
ック分の受信メモリー9が必要となる。1ブロック分の
メモリーサイズとは、標準の誤り訂正方式では256フ
レームの256バイトデータ分すなわち64kバイトで
ある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のグループ3ファ
クシミリにおける誤り訂正方式では、上記のように構成
されているため、例えばフレーム番号が最も小さい画像
データフレームすなわちブロック中最初の画像データフ
レームに伝送誤りが発生した場合には、1ブロックの画
像データがすべて正しく受信できてはじめて、復号器1
0および画像出力部11への画像データ出力が開始でき
ることになる。しかしながら、この1ブロックのデータ
量すなわちブロックサイズが64kバイトに固定されて
いるため、上記のようにブロック番号が小さい画像デー
タフレームに伝送誤りが発生すると、画像出力部11の
出力速度に関係なく、それ以後の画像データフレームが
1ブロック分全て伝送され、さらに、誤りが発生した画
像データフレームが再送によって訂正されるまでの間、
受信側ファクシミリ装置13では画像出力動作が開始で
きないことになる。この場合、ブロックサイズが64k
バイトという大きなサイズに固定されているので、出力
開始時刻は大きく遅延することになる。出力が途中で停
止されることなく継続的に行われれば、出力が開始され
てから1ブロック分の画像データが出力完了するまでの
時間は通常一定であるため、全体として、出力完了の時
刻が遅れることになる。
【0015】また、従来の誤り訂正方式では、受信側フ
ァクシミリ装置13において受信メモリー9が画像デー
タで満たされていて、かつ、画像出力部11の出力速度
が遅い場合には、受信側ファクシミリ装置13で画像デ
ータの受信が一時的にできなくなったことを示すRNR
(レシーブノットレデイ)信号をMCF信号47のかわ
りに送信側ファクシミリ装置12へ送ることにより、送
信側ファクシミリ装置12からの画像データの伝送を一
旦停止させる手段を用意している。すなわち、RNR信
号を受けた送信側ファクシミリ装置12では、画像デー
タ送信を一旦停止し、受信側ファクシミリ装置13で画
像データの出力が行われて受信メモリー9に次のブロッ
クを受信できるだけのメモリー領域が空くまで、ある時
間間隔でRR信号を送出を繰り返し、画像データの送信
を再度開始してよいかを問いあわせる。受信側ファクシ
ミリ装置13では、RNR信号応答後、受信メモリー中
の画像データを復号器10を通して画像出力部11に出
力し、受信メモリー9に次のブロックを受信できるだけ
のメモリー領域が空いた時点で送信側ファクシミリ装置
12からのRR信号を受け取ると、送信側ファクシミリ
装置12へRR(レシーブレデイ)信号を送信し、次ブ
ロックの受信が可能になったことを伝える。このRR信
号の応答を受けて、送信側ファクシミリ装置12は、画
像データの送信を再開する。このRNR/RR信号の伝
送には、画像データと同様に送信側変復調器5と受信側
変復調器7の伝送信号の同期をとるための時間が必要に
なり、本来目的としている画像データ伝送のための時間
以外の時間が必要になることを意味する。このため、R
NR/RR信号の交信は発生しないことが望ましい。
【0016】従来は、このRNR/RR信号の交信を回
避するために、送信メモリー3と受信メモリー9として
それぞれ2ブロック分、すなわち128kバイトの容量
のメモリーを用意し、前ブロックの画像データを画像出
力部11で出力中に次のブロックの画像データの伝送を
行い、前ブロックの出力が次のブロックの伝送の間に完
了するよう画像出力部11の出力速度を十分早く設計す
ることによって、次のブロックの伝送が完了した時点で
先のブロックが使用していた受信メモリーが使用できる
ようにして、2ブロック分のメモリー領域をブロック毎
に交互に使用し、全体の伝送時間を短縮する方法が広く
使用されている。しかしながら、この方法は、画像出力
部11の出力速度を伝送速度に比較して十分早くできる
ことが前提であり、高速の出力装置を必要とするため装
置が高価になるという欠点を有している。また、メモリ
ーについても2ブロック分の容量を必要とするため、装
置が高価になるという欠点を有している。さらに、画像
入力部1の入力速度が高速な送信側ファクシミリ装置1
2と画像出力部11の出力速度が低速な受信側ファクシ
ミリ装置13の間で行われるファクシミリ通信の場合に
は、上記のように2ブロック分の受信メモリーを準備し
ても、先のブロックの出力が次のブロックの伝送終了ま
でに完了しているとは限らないため、2ブロック分のメ
モリーを用意していても十分とはいえない。
【0017】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、受信側装置において1ブロック
のデータを受信し始めてから出力部へデータを出力し始
めるまでの時間を短縮すること、さらに上記出力部への
データの出力と並行して、次のブロックを残っている受
信メモリーを利用して受信することでデータが送信側装
置から伝送開始されてから受信側装置で出力されるまで
の総時間を短縮することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のデータ通
信方式は、少なくとも以下の(a)、(b)のいずれか
を有するものである。 (a)少なくとも、以下の情報のいずれか一方を有する
制御データを送信側装置へ送る受信側装置、(a1)受
信側装置の受信メモリーの容量情報、(a2)受信側装
置の出力速度情報、 (b)少なくとも、以下の情報のいずれか一方を有する
制御データを受信側装置へ送る送信側装置。(b1)伝
送するデータのサイズを指示するサイズ指示情報、(b
2)次回以降に伝送されるデータのサイズ選択を指示す
る選択指示情報。
【0019】請求項2記載のデータ通信方式は、以下の
要素を有するものである。(a)所定の基準に基づき、
受信側装置の受信メモリーの容量以下の容量をひとつの
サイズとして決定する第一のサイズ決定手段、(b)第
一のサイズ決定手段とは異なる基準でサイズを決定する
第二のサイズ決定手段、(c)第一、及び、第二のサイ
ズ決定手段により決定されたサイズによりデータを伝送
する伝送手段。
【0020】
【作用】請求項1及び請求項2の発明にかかるデータ通
信方式では、データブロックサイズを、適宜送信側装置
で選択することができる。このため、1データブロック
の伝送を、まず小さなブロック例えば4kバイトで開始
し、続いて受信側装置でこのブロックのデータを他の出
力部へ出力している時間を利用して、次のブロックを例
えば8kバイトで伝送する。これにより、伝送が誤りが
発生した場合には、ブロックサイズが受信側装置の受信
メモリー(64kバイト)より小さいため、再送に移る
までの時間が短縮され、データは継続的に伝送されるた
め、最初のデータフレームが送信されはじめてから受信
側装置の出力部に出力されるまでの時間は短縮される。 また、伝送誤りが発生しない場合にも、最初のブロック
が正しく受信されてから出力を開始しても、最初のブロ
ックの出力が完了するまでの間に、次のブロックが伝送
されてきており、出力が継続的に行われなんら遅延を生
じない。
【0021】請求項1の発明にかかるデータ通信方式で
は、受信側装置が受信側装置の受信メモリーの容量(例
えば64Kバイト)あるいは出力速度を制御データとし
て送信側装置に伝える。送信側装置は、受信側装置の受
信メモリーの容量あるいは出力速度等に基づき、まず小
さなブロック(例えば4kバイト)で送信を開始しする
旨をサイズ指示情報として、受信側へ伝える。また、送
信側装置は、同じく、受信側装置の受信メモリーの容量
あるいは出力速度等に基づき、次回以降のブロックサイ
ズ(例えば8kバイト、16kバイト、・・kバイト)
を選択指示情報賭して受信側へ伝える。
【0022】請求項2の発明にかかるデータ通信方式に
おいて、第一のサイズ決定手段は、まず受信メモリーの
容量以下であって、かつ、効率の良いサイズを所定の基
準に基づき計算し、この計算されたブロックサイズ(例
えば4kバイト)を送信のサイズとすることを決定する
。また、第二のサイズ決定手段は、RNR信号が発生し
ないように(例えば8kバイト、16kバイト、・・k
バイトに)ブロックサイズを決定する。そして、伝送手
段は、これら第一、第二のサイズ決定手段により決定さ
れたサイズでデータの送受信を実行する。
【0023】
【実施例】実施例1.以下、本発明について、一実施例
を図を用いて説明する。図1は本発明のファクシミリ装
置の構成例を示す。図において71は画像入力部1から
送信側伝送制御部4に向かって1走査線相当分の画像デ
ータが符号器2に送られたことを知らせる走査線境界通
知線、72は符号器2において1走査線相当の画像デー
タが符号化完了するごとに符号器2から送信側伝送制御
部4に符号化完了を知らせる符号境界通知線である。こ
の走査線境界通知線71と符号境界通知線72の信号か
ら送信側伝送制御部4は、1走査線当たりの符号化画像
データ量を知り、各走査線毎のデータ圧縮率を符号化画
像データ量/入力原稿1走査線分の画像データ量 により、また複数n本の走査線にわたるデータ圧縮率を
n本分の符号化画像データ量/(入力原稿1走査線分の
画像データ量*n) により求める。
【0024】図2は、本発明において、DIS信号40
あるいはNSF信号中に含まれる情報内容を示している
。図2において、20から29は従来と同じ情報である
が、30は受信側ファクシミリ装置13の受信メモリー
容量を示すメモリー容量情報である。図3は、本発明に
おいて使用されるDCS信号41あるいはNSS信号中
に含まれる情報内容を示している。図3において31か
ら35は従来と同じ情報である。36は送信側ファクシ
ミリ装置12が決定したブロックサイズを受信側ファク
シミリ装置13に伝えるためのブロックサイズ指示情報
(サイズ指示情報)で、37は続くブロックのサイズを
決定する方式を指示するブロックサイズ選択方式指示情
報(選択方式指示情報)である。
【0025】次に動作について、図4の誤り訂正方式に
おける通信手順図を用いて説明する。まず受信側ファク
シミリ装置13が、DIS信号40により受信側ファク
シミリ装置13の受信能力を送信側ファクシミリ装置1
2に伝える点は従来と同じである。しかし、この受信能
力には、従来の誤り訂正方式機能があることを示す誤り
訂正方式情報25、伝送可能な速度と変復調方式を示す
伝送可能速度情報26、1走査線を出力するのに必要な
時間を示す出力速度情報27、出力可能な画像データ幅
を示す出力幅情報28、画像データに関する復号可能な
符号化方式を示す復号方式情報29に加え、受信側ファ
クシミリ装置13の受信メモリー9の使用可能なメモリ
ー量を表示するメモリー容量情報30が含まれている。
【0026】DIS信号40を受信した送信側ファクシ
ミリ装置12では、受信側ファクシミリ装置13に誤り
訂正方式機能があることを確認し、誤り訂正方式で動作
すること決定すると、従来どおりDCS信号41の誤り
訂正方式指示情報31を用いて、受信側ファクシミリ装
置13へ誤り訂正方式で動作することを指示する。DC
S信号41ではこの他に、送信側ファクシミリ装置12
で決定した、画像データ伝送に使用する速度と変復調方
式を指示する伝送速度指示情報32、受信側ファクシミ
リ装置での画像データ出力速度を選択する出力速度指示
情報33、画像データを出力する幅を指示する出力幅指
示情報34、画像データの復号方式を指示する復号方式
指示情報35が従来どおり指示されるが、さらに、送信
側ファクシミリ装置12が決定したブロックサイズを受
信側ファクシミリ装置13に伝えるブロックサイズ指示
情報36、第2ブロック以降のブロックサイズを決定す
る方式を伝えるブロックサイズ選択方式指示情報37が
新たに含まれる。DCS信号41を送出するにあたって
送信側伝送制御部4は以下の論理でブロックサイズを決
定する。
【0027】まず、ここで、第二のサイズ決定手段につ
いて先に説明する。第二のサイズ決定手段は、RNR信
号を発生させないようにして伝送するためのサイズ決定
手段であり、その詳細は以下に述べるとおりである。 今、電話回線6における画像データの伝送速度をk b
ps、受信側ファクシミリ装置における画像出力部11
の出力速度をot  msec/line(1走査線当
たりの出力速度)、1走査線当たりの符号化される前の
画像データ量すなわち原稿幅によって定まる1走査線分
の画像データ量をa bit、送信側伝送制御部4が走
査線境界通知線71と符号境界通知線72の信号から上
記の演算によってもとめた画像データ圧縮率をr、先に
伝送されるデータブロックのために確保される受信側第
1ブロックのバッファサイズをb1ビット、次に伝送さ
れるデータブロックのために確保される受信側第2ブロ
ックのバッファサイズをb2ビットとする。このとき、
受信側ファクシミリ装置13の第1バッファが画像デー
タで満たされていた場合、このb1ビットについての画
像データに関するデータ圧縮率をr1とすると、復号器
10を通った画像データ量は(b1÷r1)ビットとな
り、この画像データ1ブロック分を記録するのに要する
時間tはt=(b1÷r1)÷a×ot  [sec]
伝送速度:k bps 受信側装置の出力速度:ot  msec/line(
1走査線当たりの出力速度) 1走査線分の画像データ量:a bit受信側第1ブロ
ックのバッファサイズ:b1ビット、受信側第2ブロッ
クのバッファサイズ:b2ビットデータ圧縮率:r1 復号器10を通った画像データ量:(b1÷r1)ビッ
ト 画像データ1ブロック分を記録するのに要する時間:t
となる。画像入力部1の入力速度が高速であれば、第1
のブロックの画像データb1が記録されているt秒の間
に第2ブロックの画像データを(t×k)ビット伝送可
能であるが、(t×k)≦b2の不等号が成立していれ
ば、すなわち第2ブロックのために確保されているブロ
ックサイズがt秒間に伝送されるデータ量より大きけれ
ば、受信側ファクシミリ装置からのRNR信号の送信は
発生しないことになる。ここで、第1ブロックサイズと
第2ブロックサイズの比b2/b1をBrと置くとot
×k÷(r1×a)≦Br となるように連続して伝送される2ブロックのブロック
サイズの比を選択すれば、RNR信号の交信は発生しな
い。例えばr1=0.06(約15分の1に圧縮する符
号化方式)、a=1728[bit;A4 幅の原稿]
 、ot=20 [msec/line]の出力走査速
度、k=9600[bit/sec]とすると、 Br≧1.85 が満たされればRNR信号の交信は発生しないことにな
る。なお、ここで、r1は受信メモリー9に存在するブ
ロックに関する画像データの圧縮率であり、送信側ファ
クシミリ装置12の送信メモリー3中の、あるいは今か
ら入力しようとする画像データの圧縮率ではない。
【0028】ここで、第1ブロックの伝送中に送信メモ
リー3上に十分多くの画像データが蓄積されるために画
像入力部1に要求される入力速度について考えると、t
秒間に送信メモリー3に蓄積できる画像データ量をs 
bitとし、送信側ファクシミリ装置12における画像
入力部1の入力速度をi sec/line(1走査線
当たりの入力速度)、原稿幅によって定まる1走査線分
の画像データ量をa bit、送信メモリー3に蓄えら
れる画像データのデータ圧縮率をr0との間には次の関
係が成立する。 s=t÷i×a×r0 t秒間に送信メモリー3に蓄積できる画像データ量:s
 bit 送信側装置の入力速度:i sec/line(1走査
線当たりの入力速度) 1走査線分の画像データ量:a bit送信メモリー3
のデータ圧縮率:r0 t秒間に伝送される (t×k)  bit以上のデー
タが送信メモリー3に蓄積されていれば、画像入力部1
の入力速度は十分早いと言える。このため、 t×k≦s すなわち、 i  ≦  a×r0÷k が満たされれば、画像入力部1の入力速度は十分である
。ここでr0=0.06(約15分の1に圧縮する符号
化方式)、a=1728[bit;A4 幅の原稿] 
、k=9600[bit/sec]とすると i≦  10.8 [msec/line]ならば、上
記の、この条件を満たすことになる。以上が、第二のサ
イズ決定手段の動作である。
【0029】次に、第一のサイズ決定手段について説明
する。1ブロックを伝送する毎に制御信号PPS・NU
LL信号46とMCF信号47の交信時間txが必要で
あり、1ブロックのサイズを小さくし過ぎると、制御信
号の伝送にばかり時間が費やされて画像データ伝送時間
以外のところで時間がかかることになる。そこで、画像
データ1ブロックを出力するのに要する時間tは、上記
2つの制御信号伝送時間txよりは長い必要があるため
、t>txが満たされる必要がある。すなわち、b1÷
r1÷a×ot  >  tx から、 b1>a×tx×r1÷ot が必要であり、 tx=2.2 [sec] とすると、  b1は、11404ビット(1425バ
イト)よりは大きい必要がある。1フレーム256バイ
トとすると最初のブロックは5フレーム以上から構成さ
れる必要がある。そこで、例えば、8フレーム(2kバ
イト)を最初のブロックサイズとしてやるのが効率が良
いことになる。以上が、第一のサイズ決定手段の動作で
ある。
【0030】さて、以上のことから、例えば、8フレー
ム(2kバイト)を最初のブロックサイズとしてやり、
Br≧1.85からBr=2として、第2ブロックを4
kバイト、第3ブロックを8kバイト、第4ブロックを
16kバイトというように設定すれば、受信側ファクシ
ミリ装置の受信メモリーが64kバイトの場合でも、2
+4+8+16+32=62kバイト以下の画像データ
に対しては、RNR信号を応答することなく、かつ2k
バイトの画像データが正しく伝送された時点から直ちに
記録を開始することができる。本方式は、受信側ファク
シミリ装置の画像出力部の記録速度が遅い場合でも、例
えば上記のotの値がot=10[msec]の場合に
は、Br≧3.70が条件であり、Br=4を選択すれ
ば、第1ブロックを2kバイト、第2ブロックを8kバ
イト、第3ブロックを32kバイトと設定することで、
受信側ファクシミリ装置の受信メモリーが64kバイト
の場合でも、42kバイト以下の画像データに対して、
RNR信号なしの伝送を保証することができ、かつ最初
のブロックの画像データが正しく伝送された時点から直
ちに記録を開始することができる。なお、最初のブロッ
クについては、符号化方式を決定した時点で、送信側フ
ァクシミリ装置12が直ちに画像入力部1から画像デー
タを読み込み、上記の第1ブロックのサイズ分の符号化
データを生成する必要がある。送信側ファクシミリ装置
12の画像入力部1の入力速度が早ければ、この時間は
僅かでありDCS信号41送出までの遅延は少ない。た
とえば、画像入力部1の入力速度を今i = 5  m
sec/line(1走査線当たりの入力速度)、原稿
幅によって定まる1走査線分の画像データ量をa=17
28bit 、送信メモリー3に蓄えられる画像データ
のデータ圧縮率をr0=0.06とすると、例えばs=
2  kbyte =16kbit のデータが蓄積さ
れるには、  上記t秒間に送信メモリー3に蓄積でき
る画像データ量sを示す式s=t÷i×a×r0 より t=s×i÷(a×r0) が最初のブロック分のデータが蓄積されるのに要する時
間を示すことになる。上記の例にではt=約0.77秒
となる。
【0031】こうして本発明では、送信側ファクシミリ
装置12において、DIS信号40あるいはそれに相当
する制御信号に記述された受信側ファクシミリ装置13
の伝送可能速度情報26と、出力速度情報27と、出力
幅情報28と、復号方式情報29と、メモリー容量情報
30とを利用して、上記のアルゴリズムに従ってブロッ
クサイズを選択し、それをDCS信号41あるいはそれ
に相当する制御信号を利用して、画像データのブロック
サイズをブロックサイズ指示情報36とブロックサイズ
選択方式指示情報37とを用いて受信側ファクシミリ装
置13へ伝えることで、画像データブロックのサイズを
可変とすることを可能とし、これにより画像データの最
初のデータ伝送開始から画像出力部への出力開始までの
時間を短縮することができる。なお、以上のように計算
して1ブロックサイズが64kバイトを越える場合には
、1ブロックサイズを64kバイトとして従来通りの誤
り訂正方式による伝送を行えばよい。
【0032】以上のように、実施例1では、電話回線を
利用して静止画を伝送するファクシミリ装置において、
画像を入力する画像入力部と、画像入力部から得られた
デジタル信号を符号化する符号器と、符号化された画像
データを一時蓄積する送信メモリーと、伝送する画像デ
ータや制御信号をHDLC(ハイレベルデータリンクコ
ントロール)のフレーム形式に生成あるいは分解し、画
像データを含むフレームにはフレーム番号を与えて、グ
ループ3ファクシミリで使用される誤り訂正方式(エラ
ーコレクションモード)に基づいた手順にしたがって伝
送誤りが発生したフレームを再び送信する送信側伝送制
御部と、画像データを変調して送信し、制御信号につい
ては変調および復調を行う送信側変復調器と、その変調
された画像データを復調してもとの符号化された画像デ
ータをえて、また制御信号については復調および変調を
行う受信側変復調器と、伝送された画像データや制御信
号のHDLC(ハイレベルデータリンクコントロール)
のフレーム形式を分解あるいは生成し、グループ3ファ
クシミリで使用される誤り訂正方式(エラーコレクショ
ンモード)の手順にしたがって伝送誤りが発生したフレ
ームを送信側に再び送信することを要求する受信側伝送
制御部と、受信した符号化された画像データを一時蓄積
する受信メモリーと、符号化された画像データを復号す
る復号器と、復号された画像データを出力する画像出力
部とを備え、  受信側ファクシミリ装置からの制御信
号フレームの中で、本発明にかかる誤り訂正方式機能を
持っていることを宣言する誤り訂正方式情報と、伝送に
使用できる速度および変復調方式を宣言する伝送可能速
度情報と、画像出力部の出力可能な速度を宣言する出力
速度情報と、出力する画像データの1走査線当たりの幅
を宣言する出力幅情報と、復号可能な符号化方式を宣言
する復号方式情報と、受信メモリーの容量を宣言するメ
モリー容量情報とを通知し、送信側ファクシミリ装置の
送信側伝送制御部においては、制御信号で知らされた上
記の情報と、画像データを符号化することによって得ら
れる符号化画像データと元の画像データとの比を示す画
像データ圧縮率とを基に、画像データの伝送単位である
1ブロックのサイズに関して、最初のブロックについて
は、受信メモリーの容量より小さく選択することにより
、伝送誤りが発生した場合における同一画像データの再
度の送信をすばやく行うと同時に、画像出力部への画像
データ出力を早期に開始し、第2ブロック以降について
は、画像出力部の出力速度に応じて受信メモリーから画
像出力部への出力が継続的に行われるようにブロックサ
イズを決定し、画像データの伝送に先だって送信側から
受信側に伝送する制御信号フレームの中で、本発明にか
かる誤り訂正方式で画像データの伝送を指示する誤り訂
正方式指示情報と、画像データ伝送に使用する伝送速度
を示す伝送速度指示情報と、画像出力部の出力速度を指
示する出力速度指示情報と、出力画像データの1走査線
当たりの幅を指示する出力幅指示情報と、画像データの
復号方式を指定する復号方式指示情報と、画像データを
伝送する単位であり複数のフレームから構成されるブロ
ックの第1ブロックのブロックサイズを指示するブロッ
クサイズ指示情報と第2ブロック以降のブロックサイズ
を選択する方式を指示するブロック選択方式指示情報を
持つことで受信側に誤り訂正方式で用いるブロックサイ
ズを指示する機能をもつことを特徴とするファクシミリ
通信方式を説明した。
【0033】以上のように、この実施例1ににかかるフ
ァクシミリ通信方式では、上記のようにブロックサイズ
を可変とするため、受信側ファクシミリ装置13と送信
側ファクシミリ装置12間でブロックサイズを決定する
ための情報交換を行う。本実施例にかかるファクシミリ
装置では、DIS信号40に、あるいはグループ3ファ
クシミリで定義されたオプションとしての制御信号であ
るNSF信号に、受信メモリー9の使用可能容量を示す
メモリー容量情報を追加し、受信側ファクシミリ装置1
3が誤り訂正方式で動作する場合に使用できるメモリー
サイズを送信側ファクシミリ装置12に伝える。続いて
、送信側ファクシミリ装置12では、上記の信号あるい
NSF信号によって通知された、受信側メモリー容量と
、伝送可能速度情報26、出力幅情報28、復号方式情
報29さらに従来使用されていなかった出力速度情報2
7と、送信側ファクシミリ装置12で検知した符号化方
式のデータ圧縮率、すなわち画像入力部1から符号器2
へのデータ量と符号器2から送信メモリー3へ渡される
データ量の比とから、受信側ファクシミリ装置13にお
ける受信メモリー9の使用状態を演算により推定し、受
信メモリー9を有効に使用できるように画像データブロ
ックのサイズを決定する。決定したブロックサイズを基
に、送信側ファクシミリ装置12は、DCS信号41、
あるいはグループ3ファクシミリで定義されたオプショ
ンとしての制御信号であるNSS信号を用いて、新たに
追加したブロックサイズ指示情報で最初のブロックサイ
ズを、ブロックサイズ選択方式指示情報で第2ブロック
以降のブロックサイズ決定方法を、それぞれ指示するこ
とで、画像データ伝送に使用するブロックサイズをブロ
ック毎に適宜選択し指示することにより、上記の目的を
達成する。
【0034】そして、この実施例1によれば、上記のよ
うにブロックサイズを可変にできるため、受信側ファク
シミリ装置13と送信側ファクシミリ装置12間でブロ
ックサイズを決定するための情報交換が必要となる。本
発明のファクシミリ装置では、DIS信号40に、ある
いはグループ3ファクシミリで定義されたオプションと
しての制御信号であるNSF信号に、受信メモリー9の
残り量を示すメモリー容量情報30を追加し、送信側フ
ァクシミリ装置12で、上記のDIS信号40あるいN
SF信号によって知らされた、受信側ファクシミリ装置
13のメモリー容量情報30と、伝送可能速度情報26
、出力幅情報28、復号方式情報29、出力速度情報2
7と、送信側ファクシミリ装置12で検知した画像デー
タのデータ圧縮率とから受信側ファクシミリ装置13に
おける受信メモリー9の使用状態を推定し、これに基づ
いて選択された画像データブロックのサイズとそれを決
定するブロックサイズの選択方式をDCS信号41、あ
るいはグループ3ファクシミリで定義されたオプション
としての制御信号であるNSS信号で受信側ファクシミ
リ装置13に通知できるようにしたため、画像データブ
ロックサイズを、送信側ファクシミリ装置12で適宜選
択することができるようになり、かつ、RNR/RR信
号の交信回数を減らすことで、画像データの最初のデー
タ伝送開始から画像出力部への出力開始までの時間を短
縮できるという効果がある。
【0035】実施例2.次に、この発明に係る他の実施
例を図を用いて説明する。図5は、この発明に係るPP
S・NULL信号46のフレーム構成を示す。図5にお
いて、23の制御フレーム識別子はPPS・NULL信
号46の識別符号が記述される。36のブロックサイズ
指示情報は、DCS信号41あるいはNSS信号におけ
るブロックサイズ指示情報36と同じ内容のものである
。
【0036】次に動作について、再び図4を用いて説明
する。まず受信側ファクシミリ装置13が、DIS信号
40により受信側ファクシミリ装置13の受信能力を送
信側ファクシミリ装置12に伝える点は実施例1と同じ
であり、受信能力の内容も、誤り訂正方式情報25、伝
送可能速度情報26、出力速度情報27、出力幅情報2
8、復号方式情報29、メモリー容量情報30と実施例
1と同じである。
【0037】DIS信号40を受信した送信側ファクシ
ミリ装置12での動作も後に記す点を除いて実施例1と
同じであり、DCS信号41では、訂正方式指示情報3
1、伝送速度指示情報32、出力速度指示情報33、出
力幅指示情報34、復号方式指示情報35と最初のブロ
ックのブロックサイズを指示するブロックサイズ指示情
報36が伝送される。実施例1と異なる点は、第2ブロ
ック以降のブロックサイズについてはこの時点では考慮
されず、ブロックサイズ選択方式指示情報37がDCS
信号41に含まれない点である。以後、本実施例におい
ても実施例1と同様に、図4に示されたとおりの手順で
、TCF信号41、CFR信号43、トレーニング信号
44、画像データ信号45の伝送が行われる。1ブロッ
クの画像データが伝送された後、送信側ファクシミリ装
置12では、PPS・NULL信号46送出にあたって
、次に送ろうとするブロックについてブロックサイズの
選択をおこなう。実施例1の説明で記したように、画像
データの圧縮率に関して考慮する対象となるのは、受信
側ファクシミリ装置13の受信メモリー中にあるブロッ
クの画像データ圧縮率であり、これから送信しようとす
るブロックの画像データ圧縮率ではない。このため、次
のブロックのサイズを決定するにあたって、次に伝送す
るブロックの画像データ圧縮率を知っておく必要はない
。すなわち、次のブロックの画像データを入力し符号化
が完了している必要はない。ただし、実施例1で説明し
た第一のサイズ決定手段によれば、そのサイズ決定時に
、最初のブロックについてのみ、伝送する前に画像デー
タ圧縮率を知る必要がある。ただ、この最初ブロックに
関する画像データ圧縮率についても、伝送に使用する符
号化方式の平均的圧縮率が事前にわかっていればその圧
縮率を用いて最初のブロックのサイズを決定してよい。 なぜならば、通常最初のブロックは受信メモリー9の容
量に比べ十分小さく選択され、実施例1で示した最初の
ブロックの第2ブロックの比を考慮しても、第2ブロッ
クまでの画像データを受信するのに十分な受信メモリー
9が存在する場合が多いからである。送信側ファクシミ
リ装置12の第二のサイズ決定手段は、次のブロックの
サイズを、今伝送したブロックのサイズと、実施例1で
示した受信側ファクシミリ装置13において今伝送した
ブロックが出力されるのに要する時間と、実施例1で示
したブロックサイズの選択方法とに従って、受信側ファ
クシミリ装置13の画像出力部11で継続して画像デー
タが出力されるという条件を満たすできるだけ小さなブ
ロックサイズを選択し、そのブロックサイズを図5のP
PS・NULL信号46のブロックサイズ指示情報36
として、受信側ファクシミリ装置13へ伝える。受信側
ファクシミリ装置13では、現在伝送中のブロックにお
ける伝送誤りの発生を調べるとともに、受信メモリー9
の残量を確認し、再送すべき画像データフレームがなく
かつ受信メモリー9の残量がPPS・NULL信号46
のブロックサイズ指示情報36で指示されたブロックサ
イズより大きければ、MCF信号47を応答する。 送信側ファクシミリ装置12はMCF信号47を受信す
ると次の画像データブロックの送信に移る。通常、画像
データの圧縮率は画像データの局所的な特徴によって変
化するため、また、受信メモリー9の利用可能サイズも
受信側ファクシミリ装置13がメモリーを他の用途に使
うアプリケーションがある場合には単純な挙動を示さな
いので、この方式により、第2ブロック以降のブロック
サイズを、その時々の画像データ圧縮率と受信メモリー
容量に応じて最適なブロックサイズを選択することがで
き、画像データの伝送が開始されてから、画像出力部1
1に出力されるまでの時間を短縮することができるとい
う効果がある。
【0038】また、伝送速度や符号化方式の画像データ
圧縮率が高く、画像入力部1の入力速度や画像出力部1
1の出力速度が十分でない場合には、第二のサイズ決定
手段が、制御信号の交信による無駄な時間が発生しない
範囲で最小のブロックサイズを選択することにより、や
はりファクシミリ原稿が送信側ファクシミリ装置から伝
送開始されてから受信側ファクシミリ装置13の画像出
力部11に出力され終わるまでの総時間を短縮すること
ができる。
【0039】以上のように、実施例2では、第2ブロッ
ク以降のブロックサイズの選択方式を指示するブロック
サイズ選択方式指示情報を持たず、そのかわりに、画像
データ1ブロックを伝送した直後に送信側ファクシミリ
装置から受信側ファクシミリ装置に伝送される制御信号
中に、次に伝送するブロックに関する上記請求項第1項
記載のブロックサイズ指示情報を持ち、画像データの1
ブロック毎に変化する画像データの圧縮率を利用して、
各ブロックの伝送が終了する毎に次のブロックのブロッ
クサイズを指示することを特徴とする場合を説明した。
【0040】実施例3.続いて、本発明について、別の
一実施例を説明する。上記実施例1においては、「第1
ブロックの伝送中に送信メモリー3上に十分多くの画像
データが蓄積」されている場合を説明したが、ここでは
、そうでない場合について説明する。受信側ファクシミ
リ装置13において第1ブロックの出力中の時間t[s
ec] の間に、伝送速度k [bit/sec]の変
復調方式によって  t×k の画像データが伝送可能
であるが、画像入力部1の入力速度i[sec/lin
e](1走査線当たりの入力速度)が遅いために、実施
例1で示した第1ブロックの伝送中に送信メモリー3上
に十分多くの画像データが蓄積されるための条件を示し
た式、すなわち、原稿幅によって定まる1走査線分の画
像データ量をa bit、送信メモリー3に蓄えられる
画像データのデータ圧縮率をr0としたとき、 i  ≦  a×r0÷k の不等式を満たすことができない場合には、送信側ファ
クシミリ装置12は、回線上に送出する画像データが不
足するためHDLCのフラッグシーケンス(複数のフラ
ッグ列)を送出することになる。このフラッグ列の伝送
期間中は、有効なデータはなんら伝送されていないこと
になる。例えば、伝送に使用する符号化方式の画像デー
タ圧縮率r0=0.05、a=1728[bit;A4
 幅の原稿] 、k=9600[bit/sec]のと
き、不等式  i  ≦  a×r0÷k を満たす十分な画像入力部1の入力速度はi≦  9.
0 [msec/line]であり、r0=0.06の
場合に十分であった入力速度  i=10 [msec
/line]では、上記の式を満たすことができなくな
る。上記の不等式によれば、この入力速度の条件は、受
信側ファクシミリ装置13画像出力部11の出力速度o
t  [msec/line]には関係がなく、画像デ
ータの圧縮率と伝送速度および原稿の幅だけで定まる値
であることがわかる。すなわち、符号器2で採用される
符号方式の圧縮率が非常に高いか、あるいは回線の伝送
能力が非常に高いために、画像入力部1からデータを読
み込んでも回線の伝送能力(伝送速度)に追いつくだけ
のデータを1ブロック分生成できない状況にあることが
わかる。こうした場合には、生成した符号化画像データ
を細かいブロックにして逐次伝送して、受信側ファクシ
ミリ装置13から順に出力にするほうが、画像データの
データ伝送開始から出力完了までの時間を短縮すること
ができる。なぜなら、ページ最後のブロックを伝送し終
えた段階でそのブロックを出力し始めると、出力を開始
した時点で受信メモリー9中にある画像データ量が少な
い方が早く出力を完了するからである。この場合のブロ
ックサイズは、実施例1で示した制御信号PPS・NU
LL信号46とMCF信号47の交信によって無駄な伝
送時間が発生しないことを満足する範囲で可能な限り小
さいブロックサイズを選択して伝送することが望ましい
。 このように、入力速度が十分でない場合には、実施例1
に示す第二のサイズ決定手段は、ブロックサイズ選択指
示情報37において、第2ブロック以降も第1ブロック
と同一のブロックサイズで伝送を行うことを受信側ファ
クシミリ装置13に指示する。また、実施例2に示す場
合において、第二のサイズ決定手段は、各ブロックが終
了されるごとに制御信号PPS・NULL信号46にて
伝送されるブロックサイズ指示情報36で、繰り返し同
一のブロックサイズを宣言することにより、同じく目的
を達成することができる。さらに、ブロック毎にブロッ
クサイズを画像データの圧縮率に応じて、また、受信メ
モリー9の残量に応じて決定し、上記のブロックサイズ
を可能な限り小さく抑えることにより、受信側ファクシ
ミリ装置13の受信メモリー9が64kバイト以下でも
、効果的な誤り訂正方式による伝送が可能となるという
効果がある。
【0041】さらに、ファクシミリ伝送においては、交
信が開始された直後、最初のブロックが伝送される時点
では、受信側変復調器7の復調状態が安定していない場
合があるが、この場合最初のトレーニング信号44によ
る復調調整が失敗すると、以後の画像データ伝送が全て
失敗し1ブロックの伝送が全て再送を必要とすることに
なる。本実施例にかかるファクシミリ通信方式では、第
1ブロックのサイズを小さく設定するため、受信側変復
調器7の復調調整がうまくいかなかった場合にも速やか
に再送動作に移行し、伝送時間の損失を最小限におさえ
ることができるという効果を有する。
【0042】また、上記実施例1では、受信側ファクシ
ミリ装置13の受信メモリー9の容量及び出力速度を送
信側ファクシミリ装置12に伝える場合を示したが、受
信側ファクシミリ装置13は、このような情報を必ず送
信側ファクシミリ装置12に伝える必要はなく、送信側
ファクシミリ装置12は、受信メモリー9が所定以上の
サイズであり、あるいは、出力速度が所定のものである
ことを仮定して、第一の、あるいは、第二のサイズ決定
手段を実行しても良い。
【0043】また、上記実施例では、ファクシミリ装置
の場合について説明したが、その他のデータ通信方式に
おいてもこの発明が適用できることは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、デー
タブロックのサイズを可変とすることにより(たとえば
、最初に伝送する画像データのブロックサイズを小さく
することにより)、受信側装置において1ブロックのデ
ータを受信し始めてからデータを出力し始めるまでの時
間を短縮することができ、さらに上記データの出力と並
行して、残っている受信メモリーを利用して次のブロッ
クを受信することで送信側装置によりデータが伝送開始
されてから受信側装置に出力され終わるまでの総時間を
短縮することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例出あるファクシミリ装置の構成
を示すファクシミリ装置構成図。
【図2】本発明の誤り訂正方式に使用されるDIS信号
の構成図。
【図3】本発明の誤り訂正方式に使用されるDCS信号
の構成図。
【図4】誤り訂正方式における通信手順図。
【図5】本発明請求項第2項にかかるPPS・NULL
信号の構成図。
【第6図】従来の誤り訂正方式を実現するファクシミリ
の装置構成図。
【第7図】従来の誤り訂正方式に使用されるDIS信号
構成図。
【第8図】従来の誤り訂正方式に使用されるDCS信号
構成図。
【第9図】伝送誤りが発生した場合の誤り訂正方式にお
ける通信手順図。
【第10図】画像データフレームの構成図。
【符号の説明】
1  画像入力部 2  符号器 3  送信メモリー 4  送信側伝送制御部 5  送信側変復調器 7  受信側変復調器 8  受信側伝送制御部 9  受信メモリー 10  復号器 11  画像出力部 12  送信側ファクシミリ装置 13  受信側ファクシミリ装置 20  フラッグ 21  フレームヘッダ 22  フレームチェック情報 23  制御フレーム識別子 25  誤り訂正方式情報 26  伝送可能速度情報 27  出力速度情報 28  出力幅情報 29  復号方式情報 30  メモリー容量情報 31  誤り訂正方式指示情報 32  伝送可能速度指示情報 33  出力速度指示情報 34  出力幅指示情報 35  復号方式指示情報 36  ブロックサイズ指示情報 37  ブロックサイズ選択方式指示情報40  DI
S信号 41  DCS信号 42  TCF信号 43  CFR信号 44  トレーニング信号 45  画像データ信号 46  PPS・NULL信号 47  MCF信号 48  PPS・EOP信号 53  PPR信号 71  走査線境界通知線 72  符号境界通知線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも以下の(a)、(b)のい
    ずれかを有するデータ通信方式 (a)少なくとも、以下の情報のいずれか一方を有する
    制御データを送信側装置へ送る受信側装置、(a1)受
    信側装置の受信メモリーの容量情報、(a2)受信側装
    置の出力速度情報、 (b)少なくとも、以下の情報のいずれか一方を有する
    制御データを受信側装置へ送る送信側装置。(b1)伝
    送するデータのサイズを指示するサイズ指示情報、(b
    2)次回以降に伝送されるデータのサイズ選択を指示す
    る選択指示情報。
  2. 【請求項2】  以下の要素を有するデータ通信方式(
    a)所定の基準に基づき、受信側装置の受信メモリーの
    容量以下の容量をひとつのサイズとして決定する第一の
    サイズ決定手段、(b)第一のサイズ決定手段とは異な
    る基準でサイズを決定する第二のサイズ決定手段、(c
    )第一、及び、第二のサイズ決定手段により決定された
    サイズによりデータを伝送する伝送手段。
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