JPH04300075A - 薄板部品の積層溶接装置 - Google Patents
薄板部品の積層溶接装置Info
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- JPH04300075A JPH04300075A JP3084681A JP8468191A JPH04300075A JP H04300075 A JPH04300075 A JP H04300075A JP 3084681 A JP3084681 A JP 3084681A JP 8468191 A JP8468191 A JP 8468191A JP H04300075 A JPH04300075 A JP H04300075A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層型圧電アクチュエ
ータなど2種類の薄板部品が多数積層されるとともに所
定の薄板部品が相互に溶接された積層部品の製造に際し
て、その薄板部品を積層するとともに溶接する装置に関
するものである。
ータなど2種類の薄板部品が多数積層されるとともに所
定の薄板部品が相互に溶接された積層部品の製造に際し
て、その薄板部品を積層するとともに溶接する装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】積層型圧電アクチュエータの一種に、中
央に円穴を有する円板形状の本体部とその本体部の内周
縁の一部から中心側へ延び出す突起部とを一体に備えた
薄肉の電極部品と、その電極部品と略同じ外径を有する
とともに中央にその電極部品の円穴よりも小径の円穴が
形成された薄肉の圧電部品とが交互に多数積層されると
ともに、電極部品については前記突起部の向きが交互に
反対向きとなる姿勢で積層され、その突起部が板厚方向
へ折り曲げられて同じ向きの電極部品の突起部が相互に
溶接されて一対の電極が形成されているものがある。例
えば、図1および図2はそれぞれ上記電極部品および圧
電部品の一例を示す平面図で、図1の電極部品10は、
中央に直径が約6mmの円穴12を有する外径が約17
.5mmの円板形状の本体部14と、その本体部14の
内周縁の一部から中心側へ延び出す長さ約4.8mm、
幅約2mmの突起部16とを一体に備えており、板厚約
0.02mmのSUS304を打抜き加工して得られた
ものである。また、図2の圧電部品18は圧電セラミッ
クスにて構成されており、中央に直径が約4mmの円穴
20が形成された外径が約17.5mmの円板形状を成
しているとともに、その板厚は約0.5mmで、その両
面には直径約6mmよりも外周側の部分(図2の斜線部
)に蒸着等によってAg電極膜が設けられている。 そして、これ等の電極部品10および圧電部品18は、
図3に示されているように略同心に交互に積層されると
ともに、電極部品10については突起部16の向きが交
互に反対向きとなる姿勢で積層され、その突起部16が
それぞれ板厚方向へ折り曲げられて同じ向きの電極部品
10の突起部16同士、すなわち図3においては左右か
ら延び出すの突起部16がそれぞれ相互に溶接されて一
対の電極が形成され、これにより、それ等の電極に駆動
電圧が印加されることによって板厚方向に伸縮する積層
型圧電アクチュエータ22が構成されている。
央に円穴を有する円板形状の本体部とその本体部の内周
縁の一部から中心側へ延び出す突起部とを一体に備えた
薄肉の電極部品と、その電極部品と略同じ外径を有する
とともに中央にその電極部品の円穴よりも小径の円穴が
形成された薄肉の圧電部品とが交互に多数積層されると
ともに、電極部品については前記突起部の向きが交互に
反対向きとなる姿勢で積層され、その突起部が板厚方向
へ折り曲げられて同じ向きの電極部品の突起部が相互に
溶接されて一対の電極が形成されているものがある。例
えば、図1および図2はそれぞれ上記電極部品および圧
電部品の一例を示す平面図で、図1の電極部品10は、
中央に直径が約6mmの円穴12を有する外径が約17
.5mmの円板形状の本体部14と、その本体部14の
内周縁の一部から中心側へ延び出す長さ約4.8mm、
幅約2mmの突起部16とを一体に備えており、板厚約
0.02mmのSUS304を打抜き加工して得られた
ものである。また、図2の圧電部品18は圧電セラミッ
クスにて構成されており、中央に直径が約4mmの円穴
20が形成された外径が約17.5mmの円板形状を成
しているとともに、その板厚は約0.5mmで、その両
面には直径約6mmよりも外周側の部分(図2の斜線部
)に蒸着等によってAg電極膜が設けられている。 そして、これ等の電極部品10および圧電部品18は、
図3に示されているように略同心に交互に積層されると
ともに、電極部品10については突起部16の向きが交
互に反対向きとなる姿勢で積層され、その突起部16が
それぞれ板厚方向へ折り曲げられて同じ向きの電極部品
10の突起部16同士、すなわち図3においては左右か
ら延び出すの突起部16がそれぞれ相互に溶接されて一
対の電極が形成され、これにより、それ等の電極に駆動
電圧が印加されることによって板厚方向に伸縮する積層
型圧電アクチュエータ22が構成されている。
【0003】このような積層型圧電アクチュエータ22
の製造に際しては、電極部品10の板厚が極めて薄くそ
の向きも交互に反転させる必要があるところから、従来
、図35に示されているように、基台400上にCrC
u等の電気伝導度の高いワーク挿通ロッド402を立設
した溶接治具404を用いて、作業者が手作業で電極部
品10および圧電部品18を交互に且つ電極部品10に
ついてはその向きを交互に反転させながらセットし、そ
のセット時にワーク挿通ロッド402と突起部16との
係合によりその突起部16を上方へ折り曲げるようにし
ていた。また、ワーク挿通ロッド402を挟んで反対側
においてそれぞれ上方へ折り曲げられ、互いに重なり合
う複数の突起部16は、ハンドスポット溶接機406の
一対の溶接電極408により両側からワーク挿通ロッド
402に押圧され、その状態で一対の溶接電極408間
に溶接電流が通電されることにより、ワーク挿通ロッド
402の両側に位置する突起部16同士がそれぞれ抵抗
溶接される。
の製造に際しては、電極部品10の板厚が極めて薄くそ
の向きも交互に反転させる必要があるところから、従来
、図35に示されているように、基台400上にCrC
u等の電気伝導度の高いワーク挿通ロッド402を立設
した溶接治具404を用いて、作業者が手作業で電極部
品10および圧電部品18を交互に且つ電極部品10に
ついてはその向きを交互に反転させながらセットし、そ
のセット時にワーク挿通ロッド402と突起部16との
係合によりその突起部16を上方へ折り曲げるようにし
ていた。また、ワーク挿通ロッド402を挟んで反対側
においてそれぞれ上方へ折り曲げられ、互いに重なり合
う複数の突起部16は、ハンドスポット溶接機406の
一対の溶接電極408により両側からワーク挿通ロッド
402に押圧され、その状態で一対の溶接電極408間
に溶接電流が通電されることにより、ワーク挿通ロッド
402の両側に位置する突起部16同士がそれぞれ抵抗
溶接される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに作業者が手作業で積層するとともに溶接する作業は
面倒で煩わしく、作業に熟練を要するとともに必ずしも
能率的でないため、その自動化が強く望まれていた。な
お、このような問題は上述した積層型圧電アクチュエー
タに限らず、2種類の薄板部品を交互に積層して溶接す
る場合には同様に生じることである。
うに作業者が手作業で積層するとともに溶接する作業は
面倒で煩わしく、作業に熟練を要するとともに必ずしも
能率的でないため、その自動化が強く望まれていた。な
お、このような問題は上述した積層型圧電アクチュエー
タに限らず、2種類の薄板部品を交互に積層して溶接す
る場合には同様に生じることである。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、2種類の薄板部品を
積層するとともに溶接する作業の自動化を図ることにあ
る。
もので、その目的とするところは、2種類の薄板部品を
積層するとともに溶接する作業の自動化を図ることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、中央に円穴を有する円板形状の本体部と
その本体部の内周縁の一部から中心側へ延び出す突起部
とを一体に備えた金属製薄肉の弾性変形可能な第1部品
と、その第1部品と略同じ外径を有するとともに中央に
その第1部品の円穴よりも小径の円穴が形成された薄肉
の第2部品とを交互に多数積層するとともに、その第1
部品については前記突起部の向きが交互に反対向きとな
る姿勢で積層してその突起部を板厚方向へ折り曲げ、同
じ向きの第1部品の突起部同士を順次溶接する薄板部品
の積層溶接装置であって、(a)前記第1部品の円穴よ
り小径で先端の軸中心部分から一半径方向へ前記突起部
が挿入可能な係合溝が形成された頭部を有する位置決め
軸と、前記第1部品をその位置決め軸と略同心となる姿
勢で且つ前記突起部が前記頭部に押圧されて弾性変形さ
せられるように保持する保持治具と、その保持治具と位
置決め軸とを軸心まわりに1回転以上相対回転させる回
転駆動手段とを備え、前記突起部と前記係合溝との係合
により前記第1部品をその中心まわりにおいて予め定め
られた姿勢に位置決めする回転割出装置と、(b)予め
定められた積層位置に立設され、上方から交互に搬入さ
れる前記第1部品および第2部品の円穴内を挿通させら
れる電気伝導度の高いワーク挿通ロッドと、そのワーク
挿通ロッドが挿通させられた前記第1部品および第2部
品を上下方向から挟圧して位置決めする挟圧手段とを備
えた積層位置決め装置と、(c)前記回転割出装置によ
って位置決めされた前記第1部品を吸着して前記ワーク
挿通ロッドの上方まで搬送するとともに、前記突起部と
そのワーク挿通ロッドとの係合によりその突起部を上方
へ折り曲げつつそのワーク挿通ロッドがその第1部品の
円穴内を挿通させられるようにその第1部品を前記積層
位置決め装置に搬入する第1搬入装置と、(d)前記第
2部品を保持して前記ワーク挿通ロッドの上方まで搬送
するとともに、その第2部品の円穴内をそのワーク挿通
ロッドが挿通させられるようにその第2部品を前記積層
位置決め装置に搬入する第2搬入装置と、(e)前記積
層位置決め装置のワーク挿通ロッドの軸心と直交する方
向の移動可能に配設された溶接電極と、そのワーク挿通
ロッドとの間で前記突起部を挟むようにその溶接電極を
押圧する押圧手段とを備え、前記積層位置決め装置の挟
圧手段により前記第1部品および第2部品が上下方向か
ら挟圧されて位置決めされた状態において、同じ向きの
第1部品の互いに重なり合う複数の突起部同士を抵抗溶
接する溶接装置とを有することを特徴とする。
め、本発明は、中央に円穴を有する円板形状の本体部と
その本体部の内周縁の一部から中心側へ延び出す突起部
とを一体に備えた金属製薄肉の弾性変形可能な第1部品
と、その第1部品と略同じ外径を有するとともに中央に
その第1部品の円穴よりも小径の円穴が形成された薄肉
の第2部品とを交互に多数積層するとともに、その第1
部品については前記突起部の向きが交互に反対向きとな
る姿勢で積層してその突起部を板厚方向へ折り曲げ、同
じ向きの第1部品の突起部同士を順次溶接する薄板部品
の積層溶接装置であって、(a)前記第1部品の円穴よ
り小径で先端の軸中心部分から一半径方向へ前記突起部
が挿入可能な係合溝が形成された頭部を有する位置決め
軸と、前記第1部品をその位置決め軸と略同心となる姿
勢で且つ前記突起部が前記頭部に押圧されて弾性変形さ
せられるように保持する保持治具と、その保持治具と位
置決め軸とを軸心まわりに1回転以上相対回転させる回
転駆動手段とを備え、前記突起部と前記係合溝との係合
により前記第1部品をその中心まわりにおいて予め定め
られた姿勢に位置決めする回転割出装置と、(b)予め
定められた積層位置に立設され、上方から交互に搬入さ
れる前記第1部品および第2部品の円穴内を挿通させら
れる電気伝導度の高いワーク挿通ロッドと、そのワーク
挿通ロッドが挿通させられた前記第1部品および第2部
品を上下方向から挟圧して位置決めする挟圧手段とを備
えた積層位置決め装置と、(c)前記回転割出装置によ
って位置決めされた前記第1部品を吸着して前記ワーク
挿通ロッドの上方まで搬送するとともに、前記突起部と
そのワーク挿通ロッドとの係合によりその突起部を上方
へ折り曲げつつそのワーク挿通ロッドがその第1部品の
円穴内を挿通させられるようにその第1部品を前記積層
位置決め装置に搬入する第1搬入装置と、(d)前記第
2部品を保持して前記ワーク挿通ロッドの上方まで搬送
するとともに、その第2部品の円穴内をそのワーク挿通
ロッドが挿通させられるようにその第2部品を前記積層
位置決め装置に搬入する第2搬入装置と、(e)前記積
層位置決め装置のワーク挿通ロッドの軸心と直交する方
向の移動可能に配設された溶接電極と、そのワーク挿通
ロッドとの間で前記突起部を挟むようにその溶接電極を
押圧する押圧手段とを備え、前記積層位置決め装置の挟
圧手段により前記第1部品および第2部品が上下方向か
ら挟圧されて位置決めされた状態において、同じ向きの
第1部品の互いに重なり合う複数の突起部同士を抵抗溶
接する溶接装置とを有することを特徴とする。
【0007】
【作用】このような薄板部品の積層溶接装置においては
、先ず、回転割出装置によって第1部品が予め定められ
た姿勢に位置決めされるが、かかる回転割出装置は、保
持治具によって保持された第1部品の突起部を位置決め
軸の頭部に押圧して弾性変形させた状態で、それ等が回
転駆動手段により1回転以上相対回転させられることに
より、頭部に形成された係合溝と突起部との係合によっ
て第1部品を位置決めするものであるため、例えば板厚
が0.02mm程度の極度に薄い薄板部品についても良
好に位置決めすることができる。そして、このように位
置決めされた第1部品は、第1搬入装置により吸着して
保持されて積層位置決め装置に搬入され、その積層位置
決め装置のワーク挿通ロッドが円穴内を挿通させられる
ことにより、突起部が上方へ折り曲げられる。この場合
に、第1搬入装置は第1部品を吸着して保持するもので
あるため、第1部品の板厚が薄くても変形させたり損傷
したりすることなく積層位置決め装置に良好に搬入する
ことができる。
、先ず、回転割出装置によって第1部品が予め定められ
た姿勢に位置決めされるが、かかる回転割出装置は、保
持治具によって保持された第1部品の突起部を位置決め
軸の頭部に押圧して弾性変形させた状態で、それ等が回
転駆動手段により1回転以上相対回転させられることに
より、頭部に形成された係合溝と突起部との係合によっ
て第1部品を位置決めするものであるため、例えば板厚
が0.02mm程度の極度に薄い薄板部品についても良
好に位置決めすることができる。そして、このように位
置決めされた第1部品は、第1搬入装置により吸着して
保持されて積層位置決め装置に搬入され、その積層位置
決め装置のワーク挿通ロッドが円穴内を挿通させられる
ことにより、突起部が上方へ折り曲げられる。この場合
に、第1搬入装置は第1部品を吸着して保持するもので
あるため、第1部品の板厚が薄くても変形させたり損傷
したりすることなく積層位置決め装置に良好に搬入する
ことができる。
【0008】ここで、上記第1部品は交互に反対向きと
なる姿勢で積層する必要があるが、これは、例えば上記
回転割出装置の位置決め軸を回転駆動手段によって回転
駆動する場合にはその回転角度を540゜(1.5回転
)若しくはそれに整数回転加算した値に設定したり、回
転割出装置による第1部品の位置決め姿勢が一定の場合
には、第1搬入装置による第1部品の搬送過程で1枚お
きに180゜回転させたり、或いは積層位置決め装置の
ワーク挿通ロッドを軸心まわりに180゜ずつ回転させ
たりするなど種々の手段を採用できる。
なる姿勢で積層する必要があるが、これは、例えば上記
回転割出装置の位置決め軸を回転駆動手段によって回転
駆動する場合にはその回転角度を540゜(1.5回転
)若しくはそれに整数回転加算した値に設定したり、回
転割出装置による第1部品の位置決め姿勢が一定の場合
には、第1搬入装置による第1部品の搬送過程で1枚お
きに180゜回転させたり、或いは積層位置決め装置の
ワーク挿通ロッドを軸心まわりに180゜ずつ回転させ
たりするなど種々の手段を採用できる。
【0009】一方、上記積層位置決め装置には、第1搬
入装置による第1部品の搬入と交互に第2搬入装置によ
って第2部品が搬入されるようになっており、これによ
り第1部品と第2部品とが交互に積層される。第2搬入
装置は第1搬入装置と同様に第2部品を吸着して保持す
るものであっても良いが、第2部品の剛性が高い場合な
どには把持爪等により把持して保持するものであっても
差支えない。
入装置による第1部品の搬入と交互に第2搬入装置によ
って第2部品が搬入されるようになっており、これによ
り第1部品と第2部品とが交互に積層される。第2搬入
装置は第1搬入装置と同様に第2部品を吸着して保持す
るものであっても良いが、第2部品の剛性が高い場合な
どには把持爪等により把持して保持するものであっても
差支えない。
【0010】そして、積層された第1部品および第2部
品が挟圧手段により上下方向から挟圧されて位置決めさ
れた状態において、溶接装置の溶接電極が押圧手段によ
ってワーク挿通ロッドに押圧されることにより、上方へ
折り曲げられて互いに重なり合っている複数の突起部が
それ等の溶接電極とワーク挿通ロッドとの間で加圧され
、その状態で溶接電極とワーク挿通ロッドとの間に溶接
電流が通電されることにより、突起部同士が抵抗溶接さ
れる。この場合に、上記積層位置決め装置の挟圧手段が
、積層された第1部品および第2部品の上端位置を位置
決めするように構成されている場合には、溶接すべき突
起部の高さすなわち溶接高さ位置は略一定に維持される
が、積層された第1部品および第2部品の下端位置を位
置決めするように構成されている場合には、溶接高さ位
置が部品の積層に伴って上昇するため、例えば挟圧手段
の上部クランプ装置等の上昇に伴って溶接装置も上昇さ
せるように構成することとなる。また、溶接装置の溶接
電極がワーク挿通ロッドを挟んで一対設けられている場
合には、その溶接電極をワーク挿通ロッド回りに回転駆
動する必要はないとともに、両溶接電極間に溶接電流を
通電して両側の突起部を同時に抵抗溶接することができ
るが、溶接電極が1個の場合には、ワーク挿通ロッドを
挟んで互いに反対側に位置する突起部をそれぞれ溶接で
きるように、溶接電極がワーク挿通ロッド回りに180
゜回転させられるようにするか、或いはワーク挿通ロッ
ドがその軸心まわりに180゜回転させられるようにす
るとともに、それ等のワーク挿通ロッドと溶接電極との
間に溶接電流を通電して抵抗溶接を行うこととなる。
品が挟圧手段により上下方向から挟圧されて位置決めさ
れた状態において、溶接装置の溶接電極が押圧手段によ
ってワーク挿通ロッドに押圧されることにより、上方へ
折り曲げられて互いに重なり合っている複数の突起部が
それ等の溶接電極とワーク挿通ロッドとの間で加圧され
、その状態で溶接電極とワーク挿通ロッドとの間に溶接
電流が通電されることにより、突起部同士が抵抗溶接さ
れる。この場合に、上記積層位置決め装置の挟圧手段が
、積層された第1部品および第2部品の上端位置を位置
決めするように構成されている場合には、溶接すべき突
起部の高さすなわち溶接高さ位置は略一定に維持される
が、積層された第1部品および第2部品の下端位置を位
置決めするように構成されている場合には、溶接高さ位
置が部品の積層に伴って上昇するため、例えば挟圧手段
の上部クランプ装置等の上昇に伴って溶接装置も上昇さ
せるように構成することとなる。また、溶接装置の溶接
電極がワーク挿通ロッドを挟んで一対設けられている場
合には、その溶接電極をワーク挿通ロッド回りに回転駆
動する必要はないとともに、両溶接電極間に溶接電流を
通電して両側の突起部を同時に抵抗溶接することができ
るが、溶接電極が1個の場合には、ワーク挿通ロッドを
挟んで互いに反対側に位置する突起部をそれぞれ溶接で
きるように、溶接電極がワーク挿通ロッド回りに180
゜回転させられるようにするか、或いはワーク挿通ロッ
ドがその軸心まわりに180゜回転させられるようにす
るとともに、それ等のワーク挿通ロッドと溶接電極との
間に溶接電流を通電して抵抗溶接を行うこととなる。
【0011】
【発明の効果】このように本発明の薄板部品の積層溶接
装置によれば、従来手作業で行われていた薄肉の第1部
品と第2部品とを交互に積層して同じ向きの第1部品の
突起部同士を順次抵抗溶接する作業が全て自動的に行わ
れるようになり、作業者の負担が軽減されるとともに作
業能率の大幅な向上を図ることができるのである。
装置によれば、従来手作業で行われていた薄肉の第1部
品と第2部品とを交互に積層して同じ向きの第1部品の
突起部同士を順次抵抗溶接する作業が全て自動的に行わ
れるようになり、作業者の負担が軽減されるとともに作
業能率の大幅な向上を図ることができるのである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、以下の実施例では前記積層型圧電
アクチュエータ22の製造に際して、第1部品としての
電極部品10および第2部品としての圧電部品18を交
互に積層するとともに、電極部品10の突起部16を抵
抗溶接する装置について説明する。
細に説明する。なお、以下の実施例では前記積層型圧電
アクチュエータ22の製造に際して、第1部品としての
電極部品10および第2部品としての圧電部品18を交
互に積層するとともに、電極部品10の突起部16を抵
抗溶接する装置について説明する。
【0013】図4および図5は、本実施例の積層溶接装
置30の概略を示す正面図および右側面図であり、基台
32は車輪34によって任意の位置へ容易に移動させら
れるとともに、脚36が下方へ突き出されることによっ
て位置固定に設置されるようになっている。基台32上
には複数の支持板を介して第1ベース板40が略水平に
固設されているとともに、その第1ベース板40上には
更に複数の支持板を介して第2ベース板44が略水平に
固設されている。第1ベース板40には、図4の正面図
において右から電極部品供給用の第1保持装置46、回
転割出装置48、積層位置決め装置50および溶接装置
52、圧電部品供給用の第2保持装置54が等間隔で配
設されており、第2ベース板44には、電極部品10を
第1保持装置46から回転割出装置48まで供給する電
極供給装置56、回転割出装置48の電極部品10を積
層位置決め装置50に搬入する第1搬入装置58、第2
保持装置54の圧電部品18を積層位置決め装置50に
搬入する第2搬入装置60が配設されている。
置30の概略を示す正面図および右側面図であり、基台
32は車輪34によって任意の位置へ容易に移動させら
れるとともに、脚36が下方へ突き出されることによっ
て位置固定に設置されるようになっている。基台32上
には複数の支持板を介して第1ベース板40が略水平に
固設されているとともに、その第1ベース板40上には
更に複数の支持板を介して第2ベース板44が略水平に
固設されている。第1ベース板40には、図4の正面図
において右から電極部品供給用の第1保持装置46、回
転割出装置48、積層位置決め装置50および溶接装置
52、圧電部品供給用の第2保持装置54が等間隔で配
設されており、第2ベース板44には、電極部品10を
第1保持装置46から回転割出装置48まで供給する電
極供給装置56、回転割出装置48の電極部品10を積
層位置決め装置50に搬入する第1搬入装置58、第2
保持装置54の圧電部品18を積層位置決め装置50に
搬入する第2搬入装置60が配設されている。
【0014】電極供給装置56は、第2ベース板44上
に固設されたガイドレール62により左右方向の移動可
能に配設された下向きの上下シリンダ64と、その上下
シリンダ64を左右方向へ移動させる送りシリンダ66
と、上下シリンダ64の出力ロッドに取り付けられた吸
着ヘッド68とを備えており、吸着ヘッド68は送りシ
リンダ66により前記第1保持装置46が設けられた第
1ワーク保持位置の真上に位置する右端位置と、回転割
出装置48が設けられた回転割出位置の真上に位置する
左端位置との間を往復移動させられるとともに、上下シ
リンダ64により第1保持装置46および回転割出装置
48よりも上方の上昇端位置と下端がそれ等に達する下
降端位置との間を往復移動させられる。吸着ヘッド68
がこれ等の移動端に達したことは、図27に示されてい
るようにそれぞれシリンダに取り付けられたリードスイ
ッチ等のスイッチSW1、SW3、SW4、SW5によ
って検知されるようになっている。また、送りシリンダ
66はブレーキ付シリンダであって、スイッチSW2に
より吸着ヘッド68が左右の中間位置に達したことが検
知されることにより、その中間位置で吸着ヘッド68を
停止させることができるようになっている。
に固設されたガイドレール62により左右方向の移動可
能に配設された下向きの上下シリンダ64と、その上下
シリンダ64を左右方向へ移動させる送りシリンダ66
と、上下シリンダ64の出力ロッドに取り付けられた吸
着ヘッド68とを備えており、吸着ヘッド68は送りシ
リンダ66により前記第1保持装置46が設けられた第
1ワーク保持位置の真上に位置する右端位置と、回転割
出装置48が設けられた回転割出位置の真上に位置する
左端位置との間を往復移動させられるとともに、上下シ
リンダ64により第1保持装置46および回転割出装置
48よりも上方の上昇端位置と下端がそれ等に達する下
降端位置との間を往復移動させられる。吸着ヘッド68
がこれ等の移動端に達したことは、図27に示されてい
るようにそれぞれシリンダに取り付けられたリードスイ
ッチ等のスイッチSW1、SW3、SW4、SW5によ
って検知されるようになっている。また、送りシリンダ
66はブレーキ付シリンダであって、スイッチSW2に
より吸着ヘッド68が左右の中間位置に達したことが検
知されることにより、その中間位置で吸着ヘッド68を
停止させることができるようになっている。
【0015】上記吸着ヘッド68は、図6および図7に
示されているように直径が約17.5mmの円柱形状を
成しており、その中心部に形成された直径約4mmの貫
通孔70の上部には取付用の雌ねじ72が設けられてい
るとともに、その貫通孔70の下部には約3.5mmの
高さまで直径が約6.1mmの逃げ穴74が設けられて
いる。また、軸中心から半径約5.5mmの円周上には
直径約2mmのエア通路76が90゜間隔で4本形成さ
れているとともに、そのエア通路76が下端の吸着面7
8に開口する部分にはそれぞれ直径約4mmの座ぐり穴
80が設けられている。エア通路76は、吸着ヘッド6
8を上下シリンダ64の出力ロッドに取り付けるための
取付治具に設けられた連結ポートを介して図10に示さ
れているエア回路に接続され、電磁切換弁82、84を
介して真空回路86、加圧回路88に選択的に連通させ
られる。図10のSW6はバキュームスイッチで、吸着
ヘッド68の吸着面78に電極部品10が吸着されたこ
とを検出するためのものである。
示されているように直径が約17.5mmの円柱形状を
成しており、その中心部に形成された直径約4mmの貫
通孔70の上部には取付用の雌ねじ72が設けられてい
るとともに、その貫通孔70の下部には約3.5mmの
高さまで直径が約6.1mmの逃げ穴74が設けられて
いる。また、軸中心から半径約5.5mmの円周上には
直径約2mmのエア通路76が90゜間隔で4本形成さ
れているとともに、そのエア通路76が下端の吸着面7
8に開口する部分にはそれぞれ直径約4mmの座ぐり穴
80が設けられている。エア通路76は、吸着ヘッド6
8を上下シリンダ64の出力ロッドに取り付けるための
取付治具に設けられた連結ポートを介して図10に示さ
れているエア回路に接続され、電磁切換弁82、84を
介して真空回路86、加圧回路88に選択的に連通させ
られる。図10のSW6はバキュームスイッチで、吸着
ヘッド68の吸着面78に電極部品10が吸着されたこ
とを検出するためのものである。
【0016】図4および図5に戻って前記第1搬入装置
58は、前記ガイドレール62に左右方向の移動可能に
配設された下向きの上下シリンダ94と、その上下シリ
ンダ94を左右方向へ移動させる送りシリンダ96と、
上下シリンダ94の出力ロッドに取り付けられた吸着ヘ
ッド98とを備えており、吸着ヘッド98は送りシリン
ダ96により前記回転割出位置の真上に位置する右端位
置と前記積層位置決め装置50が設けられた積層位置の
真上に位置する左端位置との間を往復移動させられると
ともに、上下シリンダ94により回転割出装置48およ
び積層位置決め装置50よりも上方の上昇端位置と下端
がそれ等に達する下降端位置との間を往復移動させられ
る。吸着ヘッド98がこれ等の移動端に達したことは、
図27に示されているようにそれぞれシリンダに取り付
けられたリードスイッチ等のスイッチSW10、SW1
2、SW13、SW14によって検知されるようになっ
ている。また、送りシリンダ96はブレーキ付シリンダ
であって、スイッチSW11により吸着ヘッド98が左
右の中間位置に達したことが検知されることにより、そ
の中間位置で吸着ヘッド98を停止させることができる
ようになっている。上記吸着ヘッド98は前記吸着ヘッ
ド68と全く同じもので、前記図6および図7に示され
ているように構成されているとともに、図10に示され
ているように電磁切換弁100を介して真空回路86に
接続されている。図10のSW15はバキュームスイッ
チで、吸着ヘッド98の吸着面78に電極部品10が吸
着されたことを検出するためのものである。
58は、前記ガイドレール62に左右方向の移動可能に
配設された下向きの上下シリンダ94と、その上下シリ
ンダ94を左右方向へ移動させる送りシリンダ96と、
上下シリンダ94の出力ロッドに取り付けられた吸着ヘ
ッド98とを備えており、吸着ヘッド98は送りシリン
ダ96により前記回転割出位置の真上に位置する右端位
置と前記積層位置決め装置50が設けられた積層位置の
真上に位置する左端位置との間を往復移動させられると
ともに、上下シリンダ94により回転割出装置48およ
び積層位置決め装置50よりも上方の上昇端位置と下端
がそれ等に達する下降端位置との間を往復移動させられ
る。吸着ヘッド98がこれ等の移動端に達したことは、
図27に示されているようにそれぞれシリンダに取り付
けられたリードスイッチ等のスイッチSW10、SW1
2、SW13、SW14によって検知されるようになっ
ている。また、送りシリンダ96はブレーキ付シリンダ
であって、スイッチSW11により吸着ヘッド98が左
右の中間位置に達したことが検知されることにより、そ
の中間位置で吸着ヘッド98を停止させることができる
ようになっている。上記吸着ヘッド98は前記吸着ヘッ
ド68と全く同じもので、前記図6および図7に示され
ているように構成されているとともに、図10に示され
ているように電磁切換弁100を介して真空回路86に
接続されている。図10のSW15はバキュームスイッ
チで、吸着ヘッド98の吸着面78に電極部品10が吸
着されたことを検出するためのものである。
【0017】また、前記第2搬入装置60は、前記ガイ
ドレール62に左右方向の移動可能に配設された下向き
の上下シリンダ104と、その上下シリンダ104の出
力ロッドに取り付けられた吸着ヘッド106とを備えて
いるとともに、上下シリンダ104は連結部材108を
介して前記上下シリンダ94に連結されて前記送りシリ
ンダ96により上下シリンダ94と一体的に左右方向へ
移動させられるようになっており、吸着ヘッド106は
送りシリンダ96により前記積層位置の真上に位置する
右端位置と前記第2保持装置54が配設された第2ワー
ク保持位置の真上に位置する左端位置との間を往復移動
させられるとともに、上下シリンダ104により積層位
置決め装置50および第2保持装置54よりも上方の上
昇端位置と下端がそれ等に達する下降端位置との間を往
復移動させられる。吸着ヘッド106と98との離間距
離は、回転割出装置48、積層位置決め装置50、およ
び第2保持装置54の相互の離間距離と一致しており、
吸着ヘッド98が回転割出位置の真上に位置させられる
と吸着ヘッド106は積層位置の真上に位置させられ、
吸着ヘッド98が積層位置の真上に位置させられると吸
着ヘッド106は第2ワーク保持位置の真上に位置させ
られ、吸着ヘッド98が回転割出位置と積層位置との間
の中間位置に停止させられると吸着ヘッド106は積層
位置と第2ワーク保持位置との間の中間位置に停止させ
られる。吸着ヘッド106が上記上昇端位置および下降
端位置に達したことは、それぞれシリンダに取り付けら
れたリードスイッチ等のスイッチSW16、SW17(
図27参照)によって検知されるようになっている。
ドレール62に左右方向の移動可能に配設された下向き
の上下シリンダ104と、その上下シリンダ104の出
力ロッドに取り付けられた吸着ヘッド106とを備えて
いるとともに、上下シリンダ104は連結部材108を
介して前記上下シリンダ94に連結されて前記送りシリ
ンダ96により上下シリンダ94と一体的に左右方向へ
移動させられるようになっており、吸着ヘッド106は
送りシリンダ96により前記積層位置の真上に位置する
右端位置と前記第2保持装置54が配設された第2ワー
ク保持位置の真上に位置する左端位置との間を往復移動
させられるとともに、上下シリンダ104により積層位
置決め装置50および第2保持装置54よりも上方の上
昇端位置と下端がそれ等に達する下降端位置との間を往
復移動させられる。吸着ヘッド106と98との離間距
離は、回転割出装置48、積層位置決め装置50、およ
び第2保持装置54の相互の離間距離と一致しており、
吸着ヘッド98が回転割出位置の真上に位置させられる
と吸着ヘッド106は積層位置の真上に位置させられ、
吸着ヘッド98が積層位置の真上に位置させられると吸
着ヘッド106は第2ワーク保持位置の真上に位置させ
られ、吸着ヘッド98が回転割出位置と積層位置との間
の中間位置に停止させられると吸着ヘッド106は積層
位置と第2ワーク保持位置との間の中間位置に停止させ
られる。吸着ヘッド106が上記上昇端位置および下降
端位置に達したことは、それぞれシリンダに取り付けら
れたリードスイッチ等のスイッチSW16、SW17(
図27参照)によって検知されるようになっている。
【0018】上記吸着ヘッド106は、図8および図9
に示されているように直径が約17.5mmの円柱形状
を成しており、その中心部に形成された直径約4mmの
貫通孔110の上部には取付用の雌ねじ112が設けら
れている。また、軸中心から半径約5.5mmの円周上
には直径約2mmのエア通路114が90゜間隔で4本
形成されているとともに、そのエア通路114が下端の
吸着面116に開口する部分にはそれぞれ直径約4mm
の座ぐり穴118が設けられている。エア通路114は
、吸着ヘッド106を上下シリンダ104の出力ロッド
に取り付けるための取付治具に設けられた連結ポートを
介して図10に示されているエア回路に接続され、電磁
切換弁120を介して真空回路86に連通させられるよ
うになっている。図10のSW18はバキュームスイッ
チで、吸着ヘッド106の吸着面116に圧電部品18
が吸着されたことを検出するためのものである。また、
かかる吸着ヘッド106の下端部は約13mmの幅を残
して約5.5mmの高さまで両側から面取り122が施
されているとともに、それ等の面取り122と直角な方
向に幅が約4mmの切欠124が約4.5mmの高さま
で形成されており、その切欠124内を前記溶接装置5
2の一対の溶接電極284(図24参照)が左右から挿
通され得るようになっている。上記面取り122や切欠
124は座ぐり穴118に掛からないように形成されて
おり、吸着ヘッド106は切欠124が左右方向となる
姿勢で上下シリンダ104の出力ロッドに取り付けられ
ている。
に示されているように直径が約17.5mmの円柱形状
を成しており、その中心部に形成された直径約4mmの
貫通孔110の上部には取付用の雌ねじ112が設けら
れている。また、軸中心から半径約5.5mmの円周上
には直径約2mmのエア通路114が90゜間隔で4本
形成されているとともに、そのエア通路114が下端の
吸着面116に開口する部分にはそれぞれ直径約4mm
の座ぐり穴118が設けられている。エア通路114は
、吸着ヘッド106を上下シリンダ104の出力ロッド
に取り付けるための取付治具に設けられた連結ポートを
介して図10に示されているエア回路に接続され、電磁
切換弁120を介して真空回路86に連通させられるよ
うになっている。図10のSW18はバキュームスイッ
チで、吸着ヘッド106の吸着面116に圧電部品18
が吸着されたことを検出するためのものである。また、
かかる吸着ヘッド106の下端部は約13mmの幅を残
して約5.5mmの高さまで両側から面取り122が施
されているとともに、それ等の面取り122と直角な方
向に幅が約4mmの切欠124が約4.5mmの高さま
で形成されており、その切欠124内を前記溶接装置5
2の一対の溶接電極284(図24参照)が左右から挿
通され得るようになっている。上記面取り122や切欠
124は座ぐり穴118に掛からないように形成されて
おり、吸着ヘッド106は切欠124が左右方向となる
姿勢で上下シリンダ104の出力ロッドに取り付けられ
ている。
【0019】一方、前記第1保持装置46は、その正面
縦断面図を示す図11および平面図を示す図12から明
らかなように、第1ベース板40に固設されたホルダ位
置決め治具130と、そのホルダ位置決め治具130に
着脱可能に保持されるワークホルダ132と、第1ベー
ス板40の下側に上向きに固設された押上げシリンダ1
34とを備えて構成されている。ホルダ位置決め治具1
30は段付きの貫通穴136が形成された略円筒形状を
成して、その貫通穴136の大径側が上向きとなる姿勢
で配設されており、ワークホルダ132は貫通穴136
の上端開口から装入されるようになっている。ワークホ
ルダ132は、その下端が貫通穴136の段部138に
当接する装着位置まで装入され、その状態でホルダ位置
決め治具130の側壁に螺合されたロック用ボルト14
0がねじ込まれることにより、ワークホルダ132は貫
通穴136からの抜け出し不能に前記第1ワーク保持位
置に位置決めされる。また、ホルダ位置決め治具130
の上部には側壁を貫通してねじ穴が設けられ、前記図1
0の加圧回路88に電磁切換弁142を介して接続され
た2枚送り防止用のエアブロー用接続具144が螺合さ
れている。上記ロック用ボルト140の頭部にはローレ
ット加工が施され、作業者が手作業で容易にねじ込み操
作できるようになっている。
縦断面図を示す図11および平面図を示す図12から明
らかなように、第1ベース板40に固設されたホルダ位
置決め治具130と、そのホルダ位置決め治具130に
着脱可能に保持されるワークホルダ132と、第1ベー
ス板40の下側に上向きに固設された押上げシリンダ1
34とを備えて構成されている。ホルダ位置決め治具1
30は段付きの貫通穴136が形成された略円筒形状を
成して、その貫通穴136の大径側が上向きとなる姿勢
で配設されており、ワークホルダ132は貫通穴136
の上端開口から装入されるようになっている。ワークホ
ルダ132は、その下端が貫通穴136の段部138に
当接する装着位置まで装入され、その状態でホルダ位置
決め治具130の側壁に螺合されたロック用ボルト14
0がねじ込まれることにより、ワークホルダ132は貫
通穴136からの抜け出し不能に前記第1ワーク保持位
置に位置決めされる。また、ホルダ位置決め治具130
の上部には側壁を貫通してねじ穴が設けられ、前記図1
0の加圧回路88に電磁切換弁142を介して接続され
た2枚送り防止用のエアブロー用接続具144が螺合さ
れている。上記ロック用ボルト140の頭部にはローレ
ット加工が施され、作業者が手作業で容易にねじ込み操
作できるようになっている。
【0020】上記ワークホルダ132は、直径が前記電
極部品10の外径より僅かに大きい約17.6mmの収
容穴146が形成された略有底円筒形状の本体148と
、その本体148の収容穴146内に軸方向の移動可能
に配設された押上げ部材150とを有して構成されてお
り、本体148の収容穴146が上向きとなる姿勢で前
記ホルダ位置決め治具130に装着されて第1ワーク保
持位置に位置決めされ、前記電極供給装置56の吸着ヘ
ッド68が第1ワーク保持位置において下降端位置まで
下降させられると、その吸着ヘッド68の吸着面78は
上記収容穴146内の予め定められた吸着位置に位置さ
せられる。本体148の外周面には、前記ロック用ボル
ト140の先端が係合させられる環状溝152が形成さ
れているとともに、前記エアブロー用接続具144が螺
合されたねじ穴に対応する位置にも環状溝154が形成
されており、環状溝154の溝底には90゜間隔で4個
のブロー穴156が側壁を貫通して斜め下方、すなわち
有底円筒形状の底部側へ向かって形成されている。この
ブロー穴156は、上記吸着位置よりも上方位置に開口
させられている。
極部品10の外径より僅かに大きい約17.6mmの収
容穴146が形成された略有底円筒形状の本体148と
、その本体148の収容穴146内に軸方向の移動可能
に配設された押上げ部材150とを有して構成されてお
り、本体148の収容穴146が上向きとなる姿勢で前
記ホルダ位置決め治具130に装着されて第1ワーク保
持位置に位置決めされ、前記電極供給装置56の吸着ヘ
ッド68が第1ワーク保持位置において下降端位置まで
下降させられると、その吸着ヘッド68の吸着面78は
上記収容穴146内の予め定められた吸着位置に位置さ
せられる。本体148の外周面には、前記ロック用ボル
ト140の先端が係合させられる環状溝152が形成さ
れているとともに、前記エアブロー用接続具144が螺
合されたねじ穴に対応する位置にも環状溝154が形成
されており、環状溝154の溝底には90゜間隔で4個
のブロー穴156が側壁を貫通して斜め下方、すなわち
有底円筒形状の底部側へ向かって形成されている。この
ブロー穴156は、上記吸着位置よりも上方位置に開口
させられている。
【0021】また、押上げ部材150は、大径部158
と小径部160とから成る段付きの円柱形状を成してお
り、大径部158は前記収容穴146内に収容されてい
るとともに小径部160は本体148の底部に形成され
た挿通孔162内を挿通して外部に突き出している。挿
通孔162にはドライブッシュが配設されて、押上げ部
材150が本体148に対して円滑に軸方向へ移動し得
るようになっているとともに、大径部158の外周面に
はOリング164が装着されて弾性変形させられた状態
で収容穴146の内周面に押圧されており、そのOリン
グ164の弾性力に基づく収容穴146の内周面との摩
擦により押上げ部材150の軸方向の自由な移動が制限
されている。押上げ部材150が収容穴146の底部に
当接させられた状態において、その押上げ部材150の
上面と前記吸着位置との間には、電極部品10が所定の
枚数、具体的には前記積層型圧電アクチュエータ22の
製造に必要な枚数(本実施例では58枚)よりも多い6
0〜65枚程度が収容され得るようになっている。
と小径部160とから成る段付きの円柱形状を成してお
り、大径部158は前記収容穴146内に収容されてい
るとともに小径部160は本体148の底部に形成され
た挿通孔162内を挿通して外部に突き出している。挿
通孔162にはドライブッシュが配設されて、押上げ部
材150が本体148に対して円滑に軸方向へ移動し得
るようになっているとともに、大径部158の外周面に
はOリング164が装着されて弾性変形させられた状態
で収容穴146の内周面に押圧されており、そのOリン
グ164の弾性力に基づく収容穴146の内周面との摩
擦により押上げ部材150の軸方向の自由な移動が制限
されている。押上げ部材150が収容穴146の底部に
当接させられた状態において、その押上げ部材150の
上面と前記吸着位置との間には、電極部品10が所定の
枚数、具体的には前記積層型圧電アクチュエータ22の
製造に必要な枚数(本実施例では58枚)よりも多い6
0〜65枚程度が収容され得るようになっている。
【0022】このようなワークホルダ132は複数用意
されていて、予め設備外で60〜65枚程度の電極部品
10が収容穴146内に装入され、1個の積層型圧電ア
クチュエータ22に関する部品の積層溶接が終了した段
階でホルダ位置決め治具130のワークホルダ132と
交換されて使用される。
されていて、予め設備外で60〜65枚程度の電極部品
10が収容穴146内に装入され、1個の積層型圧電ア
クチュエータ22に関する部品の積層溶接が終了した段
階でホルダ位置決め治具130のワークホルダ132と
交換されて使用される。
【0023】前記押上げシリンダ134は、その出力ロ
ッドが上記ホルダ位置決め治具130によって位置決め
保持されたワークホルダ132の真下に位置するように
配設されており、その出力ロッドを上方へ突き出すこと
により、出力ロッドに固設された当接部材166が押上
げ部材150の小径側端面に当接させられ、前記Oリン
グ164による摩擦に抗して押上げ部材150を上方へ
押し上げる。この押上げシリンダ134は、前記吸着ヘ
ッド68が吸着位置まで挿入された状態において押上げ
部材150を押し上げるように作動させられ、その押上
げ部材150上に収容されている電極部品10を吸着ヘ
ッド68の吸着面78に押圧する。押上げシリンダ13
4の付勢力は上下シリンダ64よりも弱く、電極部品1
0が吸着面78に押圧されることにより当接部材166
のそれ以上の上昇は阻止されるとともに、吸着ヘッド6
8が押上げシリンダ134によって押し上げられること
はない。押上げシリンダ134の駆動ストロークは、押
上げ部材150の大径側端面が吸着位置に達するまでそ
の押上げ部材150を押し上げ得るように定められてお
り、ワークホルダ132内の電極部品10の枚数が少な
くなってもそれを吸着面78に押圧し得るようになって
いる。押上げ部材150は、押上げシリンダ134によ
って一旦押し上げられると、押上げシリンダ134の当
接部材166が下降させられても、前記Oリング164
と収容穴146の内周面との摩擦により下降することが
防止され、その押し上げられた位置に保持される。図1
3はこの状態を示す図である。
ッドが上記ホルダ位置決め治具130によって位置決め
保持されたワークホルダ132の真下に位置するように
配設されており、その出力ロッドを上方へ突き出すこと
により、出力ロッドに固設された当接部材166が押上
げ部材150の小径側端面に当接させられ、前記Oリン
グ164による摩擦に抗して押上げ部材150を上方へ
押し上げる。この押上げシリンダ134は、前記吸着ヘ
ッド68が吸着位置まで挿入された状態において押上げ
部材150を押し上げるように作動させられ、その押上
げ部材150上に収容されている電極部品10を吸着ヘ
ッド68の吸着面78に押圧する。押上げシリンダ13
4の付勢力は上下シリンダ64よりも弱く、電極部品1
0が吸着面78に押圧されることにより当接部材166
のそれ以上の上昇は阻止されるとともに、吸着ヘッド6
8が押上げシリンダ134によって押し上げられること
はない。押上げシリンダ134の駆動ストロークは、押
上げ部材150の大径側端面が吸着位置に達するまでそ
の押上げ部材150を押し上げ得るように定められてお
り、ワークホルダ132内の電極部品10の枚数が少な
くなってもそれを吸着面78に押圧し得るようになって
いる。押上げ部材150は、押上げシリンダ134によ
って一旦押し上げられると、押上げシリンダ134の当
接部材166が下降させられても、前記Oリング164
と収容穴146の内周面との摩擦により下降することが
防止され、その押し上げられた位置に保持される。図1
3はこの状態を示す図である。
【0024】前記回転割出装置48は、その正面縦断面
図を示す図14、平面図を示す図15、および図15の
XVI−XVI断面を示す図16から明らかなように、
前記第1ベース板40上に固設された電極位置決め治具
170と、第1ベース板40の下側において上向きに固
設された回転モータ172と、回転モータ172の出力
軸174にロックボルト176によって相対回転不能に
取り付けられた位置決め軸178と、電極位置決め治具
170に固設された一対の位置決め用シリンダ180と
を備えて構成されている。電極位置決め治具170は、
上端面に直径が電極部品10の外径より僅かに大きい約
17.6mmの収容穴182が形成されており、前記吸
着ヘッド68、98がそれぞれ回転割出位置の真上に位
置させられて下降端位置まで下降させられることにより
、その下端部が収容穴182内の途中まで挿入されるよ
うになっている。収容穴182の底部には、上記位置決
め軸178を軸心まわりの回転可能に挿通させる段付き
の挿通孔184が形成されており、位置決め軸178が
ドライブッシュを介して回転可能に支持されている。
図を示す図14、平面図を示す図15、および図15の
XVI−XVI断面を示す図16から明らかなように、
前記第1ベース板40上に固設された電極位置決め治具
170と、第1ベース板40の下側において上向きに固
設された回転モータ172と、回転モータ172の出力
軸174にロックボルト176によって相対回転不能に
取り付けられた位置決め軸178と、電極位置決め治具
170に固設された一対の位置決め用シリンダ180と
を備えて構成されている。電極位置決め治具170は、
上端面に直径が電極部品10の外径より僅かに大きい約
17.6mmの収容穴182が形成されており、前記吸
着ヘッド68、98がそれぞれ回転割出位置の真上に位
置させられて下降端位置まで下降させられることにより
、その下端部が収容穴182内の途中まで挿入されるよ
うになっている。収容穴182の底部には、上記位置決
め軸178を軸心まわりの回転可能に挿通させる段付き
の挿通孔184が形成されており、位置決め軸178が
ドライブッシュを介して回転可能に支持されている。
【0025】位置決め軸178には、直径が電極部品1
0の円穴12より小さい約5mmの半球形状の頭部18
6が設けられており、その頭部186は収容穴182内
に突き出して、前記下降端位置まで下降させられた吸着
ヘッド68、98の逃げ穴74内に僅かに挿入されるよ
うになっている。頭部186には、先端の軸中心から一
半径方向へ幅が約2.2mm、深さが約1mmの係合溝
188が形成され、幅が約2mmの電極部品10の突起
部16がその係合溝188内に挿入され得るようになっ
ている。係合溝188の両壁面の上端にはR面取りが施
されている。なお、この位置決め軸178の頭部は必ず
しも半球形状である必要はなく、図17に示されている
ように円錐形状の頭部200に係合溝202を形成した
ものや、図18に示されているように平坦な先端面20
4に係合溝206を形成した円柱形状の頭部208など
、種々の形状が採用され得る。
0の円穴12より小さい約5mmの半球形状の頭部18
6が設けられており、その頭部186は収容穴182内
に突き出して、前記下降端位置まで下降させられた吸着
ヘッド68、98の逃げ穴74内に僅かに挿入されるよ
うになっている。頭部186には、先端の軸中心から一
半径方向へ幅が約2.2mm、深さが約1mmの係合溝
188が形成され、幅が約2mmの電極部品10の突起
部16がその係合溝188内に挿入され得るようになっ
ている。係合溝188の両壁面の上端にはR面取りが施
されている。なお、この位置決め軸178の頭部は必ず
しも半球形状である必要はなく、図17に示されている
ように円錐形状の頭部200に係合溝202を形成した
ものや、図18に示されているように平坦な先端面20
4に係合溝206を形成した円柱形状の頭部208など
、種々の形状が採用され得る。
【0026】位置決め軸178の中間部には、その軸心
に対して対称的な2位置に円錐形状の位置決め穴190
が設けられ、前記位置決め用シリンダ180の出力ロッ
ドに固設された位置決めピン192がそれぞれ係合させ
られるようになっている。位置決めピン192は位置決
め穴190に対応する円錐形状を成していて、その位置
決め穴190と係合させられることにより位置決め軸1
78を、上記係合溝188が図14、図15において右
向きまたは左向きとなる姿勢に正確に位置決めする。位
置決めピン192は、位置決め穴190に係合して位置
決め軸178を位置決めする係合位置と、位置決め穴1
90から離間して位置決め軸178の回転を許容する退
避位置との間を位置決め用シリンダ180によって移動
させられるようになっており、この位置決めピン192
の作動状態は、位置決め用シリンダ180に配設された
リードスイッチ等のスイッチSW8、SW9(図27参
照)によって検知されるようになっている。
に対して対称的な2位置に円錐形状の位置決め穴190
が設けられ、前記位置決め用シリンダ180の出力ロッ
ドに固設された位置決めピン192がそれぞれ係合させ
られるようになっている。位置決めピン192は位置決
め穴190に対応する円錐形状を成していて、その位置
決め穴190と係合させられることにより位置決め軸1
78を、上記係合溝188が図14、図15において右
向きまたは左向きとなる姿勢に正確に位置決めする。位
置決めピン192は、位置決め穴190に係合して位置
決め軸178を位置決めする係合位置と、位置決め穴1
90から離間して位置決め軸178の回転を許容する退
避位置との間を位置決め用シリンダ180によって移動
させられるようになっており、この位置決めピン192
の作動状態は、位置決め用シリンダ180に配設された
リードスイッチ等のスイッチSW8、SW9(図27参
照)によって検知されるようになっている。
【0027】位置決め軸178には更に、軸心に対して
対称的な2位置に一対の検出ピン194が固設され、電
極位置決め治具170に取り付けられた近接スイッチ等
のスイッチSW7によって検出されるようになっており
、位置決め軸178の回転角度が180゜(半回転)単
位で検知される。スイッチSW7の出力信号は図28に
示されている制御装置330に取り込まれるようになっ
ており、制御装置330はその信号に基づいて位置決め
軸178が540゜(1.5回転)した時に、回転モー
タ172を停止させる信号をモータ駆動制御回路196
に出力する。このように位置決め軸178が1.5回転
ずつ回転駆動されることにより、位置決め軸178の停
止時の姿勢は1回毎に軸心まわりにおいて180゜反転
させられることとなる。なお、位置決め軸178は1回
毎にその回転方向が反転させられ、交互に正転、逆転さ
せられる。
対称的な2位置に一対の検出ピン194が固設され、電
極位置決め治具170に取り付けられた近接スイッチ等
のスイッチSW7によって検出されるようになっており
、位置決め軸178の回転角度が180゜(半回転)単
位で検知される。スイッチSW7の出力信号は図28に
示されている制御装置330に取り込まれるようになっ
ており、制御装置330はその信号に基づいて位置決め
軸178が540゜(1.5回転)した時に、回転モー
タ172を停止させる信号をモータ駆動制御回路196
に出力する。このように位置決め軸178が1.5回転
ずつ回転駆動されることにより、位置決め軸178の停
止時の姿勢は1回毎に軸心まわりにおいて180゜反転
させられることとなる。なお、位置決め軸178は1回
毎にその回転方向が反転させられ、交互に正転、逆転さ
せられる。
【0028】前記積層位置決め装置50は、その正面縦
断面図を示す図19、平面図を示す図20、および図2
0のIIXI−IIXI断面を示す図21から明らかな
ように、第1ベース板40上の前記積層位置に立設され
たワーク挿通ロッド210と、第1ベース板40に固設
されたホルダ位置決め治具212と、そのホルダ位置決
め治具212に着脱可能に保持されるワークホルダ21
4と、第1ベース板40の下側に上向きに配設された押
上げシリンダ216(図4参照)とを備えて構成されて
いる。ワーク挿通ロッド210は銅合金等の電気伝導度
の高い材料製で、直径寸法が前記圧電部品18の円穴2
0と略同じ4mm程度の円柱形状を成しているとともに
先端は円錐形状を成しており、軸心に対して対称的な2
位置には幅が約2.2mmで溝底は平坦の位置決め溝2
18が軸心と平行に形成されている。このワーク挿通ロ
ッド210の下端部は、第1ベース板40の位置決め穴
220内に嵌め込まれてボルトにより固設された取付治
具222の取付穴224内に挿入されているとともに、
位置決めボルト226によって抜け出しおよび回転が阻
止され、図19の正面縦断面図において上記位置決め溝
218が左右に位置するように位置決めされている。取
付治具222はMCナイロン等の絶縁物にて構成されて
おり、前記押上げシリンダ216により上下駆動される
一対の当接ロッド228が挿通させられる一対の挿通孔
230が上下方向に貫通して形成されているとともに、
上記取付穴224内に冷却エアを供給する冷却エア用接
続具232が連結されている。この冷却エア用接続具2
32は、前記図10の加圧回路88に電磁切換弁234
を介して接続されており、装置稼動中は電磁切換弁23
4が切り換えられることにより常時冷却エアが取付穴2
24内に導入され、ワーク挿通ロッド210に沿って上
方へ導かれることによりそのワーク挿通ロッド210等
を冷却するようになっている。
断面図を示す図19、平面図を示す図20、および図2
0のIIXI−IIXI断面を示す図21から明らかな
ように、第1ベース板40上の前記積層位置に立設され
たワーク挿通ロッド210と、第1ベース板40に固設
されたホルダ位置決め治具212と、そのホルダ位置決
め治具212に着脱可能に保持されるワークホルダ21
4と、第1ベース板40の下側に上向きに配設された押
上げシリンダ216(図4参照)とを備えて構成されて
いる。ワーク挿通ロッド210は銅合金等の電気伝導度
の高い材料製で、直径寸法が前記圧電部品18の円穴2
0と略同じ4mm程度の円柱形状を成しているとともに
先端は円錐形状を成しており、軸心に対して対称的な2
位置には幅が約2.2mmで溝底は平坦の位置決め溝2
18が軸心と平行に形成されている。このワーク挿通ロ
ッド210の下端部は、第1ベース板40の位置決め穴
220内に嵌め込まれてボルトにより固設された取付治
具222の取付穴224内に挿入されているとともに、
位置決めボルト226によって抜け出しおよび回転が阻
止され、図19の正面縦断面図において上記位置決め溝
218が左右に位置するように位置決めされている。取
付治具222はMCナイロン等の絶縁物にて構成されて
おり、前記押上げシリンダ216により上下駆動される
一対の当接ロッド228が挿通させられる一対の挿通孔
230が上下方向に貫通して形成されているとともに、
上記取付穴224内に冷却エアを供給する冷却エア用接
続具232が連結されている。この冷却エア用接続具2
32は、前記図10の加圧回路88に電磁切換弁234
を介して接続されており、装置稼動中は電磁切換弁23
4が切り換えられることにより常時冷却エアが取付穴2
24内に導入され、ワーク挿通ロッド210に沿って上
方へ導かれることによりそのワーク挿通ロッド210等
を冷却するようになっている。
【0029】ホルダ位置決め治具212は、ワークホル
ダ214が装入される円形の位置決め穴236を有して
上記取付治具222上に同心に配設され、その取付治具
222と共にボルトにより第1ベース板40に固設され
ている。このホルダ位置決め治具212の前後の両側壁
には、それぞれスプリングによってボールを付勢する位
置決め具238が装着されており、そのボールがワーク
ホルダ214の外周面に軸心と平行に形成された一対の
係合溝240と係合させられることにより、ワークホル
ダ214の軸心まわりの位置決めが行われるとともに、
その係合溝240の所定の高さ位置に設けられた係合凹
所242にボールが係合させられるまでワークホルダ2
14が位置決め穴236内に装入されることにより、ワ
ークホルダ214はその下端部が取付治具222に当接
する装着位置に位置決めされる。なお、ホルダ位置決め
治具212の上端には、溶接装置52の一対の溶接電極
284が接近させられる部分すなわち図19の正面断面
図における左右の部位に、それ等の溶接電極284との
干渉を避けるための一対の切欠244が形成されている
。
ダ214が装入される円形の位置決め穴236を有して
上記取付治具222上に同心に配設され、その取付治具
222と共にボルトにより第1ベース板40に固設され
ている。このホルダ位置決め治具212の前後の両側壁
には、それぞれスプリングによってボールを付勢する位
置決め具238が装着されており、そのボールがワーク
ホルダ214の外周面に軸心と平行に形成された一対の
係合溝240と係合させられることにより、ワークホル
ダ214の軸心まわりの位置決めが行われるとともに、
その係合溝240の所定の高さ位置に設けられた係合凹
所242にボールが係合させられるまでワークホルダ2
14が位置決め穴236内に装入されることにより、ワ
ークホルダ214はその下端部が取付治具222に当接
する装着位置に位置決めされる。なお、ホルダ位置決め
治具212の上端には、溶接装置52の一対の溶接電極
284が接近させられる部分すなわち図19の正面断面
図における左右の部位に、それ等の溶接電極284との
干渉を避けるための一対の切欠244が形成されている
。
【0030】ワークホルダ214は、直径が前記電極部
品10や圧電部品18の外径より僅かに大きい約17.
6mmの収容穴246が形成された略有底円筒形状の本
体248と、その本体248の収容穴246内に軸方向
の移動可能に配設された押上げ部材250とを有して構
成されており、本体248の収容穴246が上向きとな
る姿勢で前記ホルダ位置決め治具212に装着されて積
層位置に位置決めされ、前記吸着ヘッド98、106が
積層位置において下降端位置まで下降させられると、そ
れ等の吸着ヘッド98、106の吸着面78、116は
上記収容穴246内の予め定められた搬入位置に位置さ
せられる。上記本体248および押上げ部材250は、
何れもMCナイロン等の絶縁物にて構成されている。本
体248の外周面には、軸心に対して対称的な2位置に
前記係合溝240および係合凹所242が設けられてい
るとともに、前記ホルダ位置決め治具212に装着され
た状態においてそのホルダ位置決め治具212の上端と
一致する位置には、適正に装着されたことの目印となる
切欠252が設けられている。また、ホルダ位置決め治
具212に装着された状態において、溶接装置52の一
対の溶接電極284が接近させられる軸心に対して対称
的な2位置には、その溶接電極284の挿入を許容する
一対の挿入孔254が形成されている。溶接電極284
は予め定められた溶接高さ位置に配設されており、この
高さは前記搬入位置よりも少し高い位置である。また、
本体248の底部には、前記当接ロッド228の挿通を
許容する一対の挿通孔256が形成されているとともに
、中心部には前記ワーク挿通ロッド210の挿通を許容
する挿通孔258が形成されている。
品10や圧電部品18の外径より僅かに大きい約17.
6mmの収容穴246が形成された略有底円筒形状の本
体248と、その本体248の収容穴246内に軸方向
の移動可能に配設された押上げ部材250とを有して構
成されており、本体248の収容穴246が上向きとな
る姿勢で前記ホルダ位置決め治具212に装着されて積
層位置に位置決めされ、前記吸着ヘッド98、106が
積層位置において下降端位置まで下降させられると、そ
れ等の吸着ヘッド98、106の吸着面78、116は
上記収容穴246内の予め定められた搬入位置に位置さ
せられる。上記本体248および押上げ部材250は、
何れもMCナイロン等の絶縁物にて構成されている。本
体248の外周面には、軸心に対して対称的な2位置に
前記係合溝240および係合凹所242が設けられてい
るとともに、前記ホルダ位置決め治具212に装着され
た状態においてそのホルダ位置決め治具212の上端と
一致する位置には、適正に装着されたことの目印となる
切欠252が設けられている。また、ホルダ位置決め治
具212に装着された状態において、溶接装置52の一
対の溶接電極284が接近させられる軸心に対して対称
的な2位置には、その溶接電極284の挿入を許容する
一対の挿入孔254が形成されている。溶接電極284
は予め定められた溶接高さ位置に配設されており、この
高さは前記搬入位置よりも少し高い位置である。また、
本体248の底部には、前記当接ロッド228の挿通を
許容する一対の挿通孔256が形成されているとともに
、中心部には前記ワーク挿通ロッド210の挿通を許容
する挿通孔258が形成されている。
【0031】押上げ部材250は、前記収容穴246内
に軸方向の移動可能に収容されているとともに、その中
心部には前記ワーク挿通ロッド210の挿通を許容する
挿通孔260が形成されている。押上げ部材250の外
周面にはOリング262が装着され、弾性変形させられ
た状態で収容穴246の内周面に押圧されており、その
Oリング262の弾性力に基づく収容穴246の内周面
との摩擦により押上げ部材250の軸方向の自由な移動
が制限されている。押上げ部材250が収容穴246の
底部に当接させられた状態において、その押上げ部材2
50の上面と前記搬入位置との間には、電極部品10お
よび圧電部品18が所定の枚数、具体的には前記積層型
圧電アクチュエータ22の製造に必要な枚数で、本実施
例ではそれぞれ58枚ずつの計116枚が収容され得る
ようになっている。
に軸方向の移動可能に収容されているとともに、その中
心部には前記ワーク挿通ロッド210の挿通を許容する
挿通孔260が形成されている。押上げ部材250の外
周面にはOリング262が装着され、弾性変形させられ
た状態で収容穴246の内周面に押圧されており、その
Oリング262の弾性力に基づく収容穴246の内周面
との摩擦により押上げ部材250の軸方向の自由な移動
が制限されている。押上げ部材250が収容穴246の
底部に当接させられた状態において、その押上げ部材2
50の上面と前記搬入位置との間には、電極部品10お
よび圧電部品18が所定の枚数、具体的には前記積層型
圧電アクチュエータ22の製造に必要な枚数で、本実施
例ではそれぞれ58枚ずつの計116枚が収容され得る
ようになっている。
【0032】また、前記押上げシリンダ216は、その
出力ロッドが上記ホルダ位置決め治具212によって位
置決め保持されたワークホルダ214の真下に位置する
ように配設されており、その出力ロッドを上方へ突き出
すことにより、前記当接ロッド228を介して押上げ部
材250に当接させられ、前記Oリング262による摩
擦に抗して押上げ部材250を上方へ押し上げる。一対
の当接ロッド228の下端部には当て板270が固設さ
れており、押上げシリンダ216はその当て板270に
出力ロッドが当接させられることにより当接ロッド22
8を突き上げる一方、出力ロッドが引き込まれることに
より当接ロッド228は自重で下降させられる。この押
上げシリンダ216は、前記吸着ヘッド106が搬入位
置まで挿入された状態において押上げ部材250を押し
上げるように作動させられ、既に収容穴246内に搬入
されて積層されている電極部品10および圧電部品18
を吸着ヘッド106の吸着面116に押圧して位置決め
する。押上げシリンダ216の付勢力は上下シリンダ1
04よりも弱く、電極部品10および圧電部品18が吸
着面116に押圧されることにより当接ロッド228の
それ以上の上昇は阻止されるとともに、吸着ヘッド10
6が押上げシリンダ216によって押し上げられること
はない。押上げシリンダ216の駆動ストロークは、押
上げ部材250の上端面が搬入位置に達するまでその押
上げ部材250を押し上げ得るように定められている。 押上げ部材250は、押上げシリンダ216によって一
旦押し上げられると、当接ロッド228が下降させられ
ても、前記Oリング262と収容穴246との摩擦によ
り下降することが防止され、その押し上げられた位置に
保持される。
出力ロッドが上記ホルダ位置決め治具212によって位
置決め保持されたワークホルダ214の真下に位置する
ように配設されており、その出力ロッドを上方へ突き出
すことにより、前記当接ロッド228を介して押上げ部
材250に当接させられ、前記Oリング262による摩
擦に抗して押上げ部材250を上方へ押し上げる。一対
の当接ロッド228の下端部には当て板270が固設さ
れており、押上げシリンダ216はその当て板270に
出力ロッドが当接させられることにより当接ロッド22
8を突き上げる一方、出力ロッドが引き込まれることに
より当接ロッド228は自重で下降させられる。この押
上げシリンダ216は、前記吸着ヘッド106が搬入位
置まで挿入された状態において押上げ部材250を押し
上げるように作動させられ、既に収容穴246内に搬入
されて積層されている電極部品10および圧電部品18
を吸着ヘッド106の吸着面116に押圧して位置決め
する。押上げシリンダ216の付勢力は上下シリンダ1
04よりも弱く、電極部品10および圧電部品18が吸
着面116に押圧されることにより当接ロッド228の
それ以上の上昇は阻止されるとともに、吸着ヘッド10
6が押上げシリンダ216によって押し上げられること
はない。押上げシリンダ216の駆動ストロークは、押
上げ部材250の上端面が搬入位置に達するまでその押
上げ部材250を押し上げ得るように定められている。 押上げ部材250は、押上げシリンダ216によって一
旦押し上げられると、当接ロッド228が下降させられ
ても、前記Oリング262と収容穴246との摩擦によ
り下降することが防止され、その押し上げられた位置に
保持される。
【0033】前記ワークホルダ214の本体248の上
端外周部には雄ねじ264が形成されており、図22に
示されているようにキャップ266が螺合されるように
なっている。このキャップ266は、電極部品10およ
び圧電部品18の積層溶接が終了した後、収容穴246
内の上部空間にスペーサ268を挿入してから装着され
るもので、この状態で押上げシリンダ216により当接
ロッド228が突き上げられると、積層溶接された電極
部品10および圧電部品18はスペーサ268がキャッ
プ266に当接するまで押し上げられ、更に当接ロッド
228が突き上げられると、位置決め具238による位
置決めに抗してワークホルダ214がホルダ位置決め治
具212の上方へ押し上げられる。そして、積層溶接さ
れた電極部品10および圧電部品18は、ワークホルダ
214内に収容されたまま後工程へ送られる。なお、ス
ペーサ268をキャップ266に一体に設けておくこと
も可能である。
端外周部には雄ねじ264が形成されており、図22に
示されているようにキャップ266が螺合されるように
なっている。このキャップ266は、電極部品10およ
び圧電部品18の積層溶接が終了した後、収容穴246
内の上部空間にスペーサ268を挿入してから装着され
るもので、この状態で押上げシリンダ216により当接
ロッド228が突き上げられると、積層溶接された電極
部品10および圧電部品18はスペーサ268がキャッ
プ266に当接するまで押し上げられ、更に当接ロッド
228が突き上げられると、位置決め具238による位
置決めに抗してワークホルダ214がホルダ位置決め治
具212の上方へ押し上げられる。そして、積層溶接さ
れた電極部品10および圧電部品18は、ワークホルダ
214内に収容されたまま後工程へ送られる。なお、ス
ペーサ268をキャップ266に一体に設けておくこと
も可能である。
【0034】前記溶接装置52は、その斜視図を示す図
23および平面図を示す図24から明らかなように、前
記第1ベース板40上であって積層位置の後方に固設さ
れたガイドレール274に左右方向の移動可能に配設さ
れた一対の可動ブラケット276と、積層位置の真後ろ
に位置固定に配設された固定ブラケット278とを備え
て構成されている。可動ブラケット276には、それぞ
れ図24の下方である装置の前方へ延び出すように溶接
アーム280が固定されているとともに、その溶接アー
ム280の先端部にはMCナイロン等の絶縁物から成る
電極アーム282が固定され、その電極アーム282に
溶接電極284が取り付けられている。一対の溶接電極
284の先端は直径が約1.8mmの半球形状を成して
いるとともに、前記積層位置決め装置50のワーク挿通
ロッド210を挟んで左右の位置において相対向させら
れており、固定ブラケット278と溶接アーム280と
の間に張設された加圧スプリング286により可動ブラ
ケット276がそれぞれ固定ブラケット278に接近す
る方向へ移動させられることにより、一対の溶接電極2
84は前記積層位置決め装置50のワークホルダ214
に形成された挿入孔254からワークホルダ214内に
挿入させられ、ワーク挿通ロッド210の左右に設けら
れた位置決め溝218に押圧される。この押圧力は加圧
スプリング286のばね力によって定まり、電極部品1
0の溶接時に穴明き等の欠陥を生じないように、本実施
例では約10〜20g程度の押圧力で押圧されるように
なっている。加圧スプリング286の一端部は、溶接ア
ーム280に螺合されたスプリングフック294に掛け
止められており、そのスプリングフック294のねじ込
み量を変更することにより、上記押圧力は容易に調節で
きる。一方、固定ブラケット278には、一対の電極開
放用シリンダ288が背中合わせで配設されており、そ
の出力ロッドが突き出されることにより、可動ブラケッ
ト276はそれぞれ溶接電極284が上記ワークホルダ
214の挿入孔254から完全に抜け出す退避位置まで
移動させられる。溶接電極284が押圧状態にあるか退
避状態にあるかは、電極開放用シリンダ288に配設さ
れたリードスイッチ等のスイッチSW20,SW21(
図27参照)によって検知される。なお、それぞれの溶
接電極284はターミナル290に螺合されて電気的に
接続されており、ケーブルを介して溶接電源292(図
28参照)に接続されている。
23および平面図を示す図24から明らかなように、前
記第1ベース板40上であって積層位置の後方に固設さ
れたガイドレール274に左右方向の移動可能に配設さ
れた一対の可動ブラケット276と、積層位置の真後ろ
に位置固定に配設された固定ブラケット278とを備え
て構成されている。可動ブラケット276には、それぞ
れ図24の下方である装置の前方へ延び出すように溶接
アーム280が固定されているとともに、その溶接アー
ム280の先端部にはMCナイロン等の絶縁物から成る
電極アーム282が固定され、その電極アーム282に
溶接電極284が取り付けられている。一対の溶接電極
284の先端は直径が約1.8mmの半球形状を成して
いるとともに、前記積層位置決め装置50のワーク挿通
ロッド210を挟んで左右の位置において相対向させら
れており、固定ブラケット278と溶接アーム280と
の間に張設された加圧スプリング286により可動ブラ
ケット276がそれぞれ固定ブラケット278に接近す
る方向へ移動させられることにより、一対の溶接電極2
84は前記積層位置決め装置50のワークホルダ214
に形成された挿入孔254からワークホルダ214内に
挿入させられ、ワーク挿通ロッド210の左右に設けら
れた位置決め溝218に押圧される。この押圧力は加圧
スプリング286のばね力によって定まり、電極部品1
0の溶接時に穴明き等の欠陥を生じないように、本実施
例では約10〜20g程度の押圧力で押圧されるように
なっている。加圧スプリング286の一端部は、溶接ア
ーム280に螺合されたスプリングフック294に掛け
止められており、そのスプリングフック294のねじ込
み量を変更することにより、上記押圧力は容易に調節で
きる。一方、固定ブラケット278には、一対の電極開
放用シリンダ288が背中合わせで配設されており、そ
の出力ロッドが突き出されることにより、可動ブラケッ
ト276はそれぞれ溶接電極284が上記ワークホルダ
214の挿入孔254から完全に抜け出す退避位置まで
移動させられる。溶接電極284が押圧状態にあるか退
避状態にあるかは、電極開放用シリンダ288に配設さ
れたリードスイッチ等のスイッチSW20,SW21(
図27参照)によって検知される。なお、それぞれの溶
接電極284はターミナル290に螺合されて電気的に
接続されており、ケーブルを介して溶接電源292(図
28参照)に接続されている。
【0035】前記第2保持装置54は、その正面縦断面
図を示す図25および平面図を示す図26から明らかな
ように、第1ベース板40に固設されたホルダ位置決め
治具300と、そのホルダ位置決め治具300に着脱可
能に保持されるワークホルダ302と、第1ベース板4
0の下側に上向きに固設された押上げシリンダ304と
を備えて構成されている。ホルダ位置決め治具300は
段付きの貫通穴306が形成された略円筒形状を成して
、その貫通穴306の大径側が上向きとなる姿勢で配設
されており、ワークホルダ302は貫通穴306の上端
開口から装入されるようになっている。ワークホルダ3
02は、その下端が貫通穴306の段部308に当接す
る装着位置まで装入され、その状態でホルダ位置決め治
具300の側壁に螺合されたロック用ボルト310がね
じ込まれることにより、ワークホルダ302は貫通穴3
06からの抜け出し不能に前記第2ワーク保持位置に位
置決めされる。上記ロック用ボルト310の頭部にはロ
ーレット加工が施され、作業者が手作業で容易にねじ込
み操作できるようになっている。
図を示す図25および平面図を示す図26から明らかな
ように、第1ベース板40に固設されたホルダ位置決め
治具300と、そのホルダ位置決め治具300に着脱可
能に保持されるワークホルダ302と、第1ベース板4
0の下側に上向きに固設された押上げシリンダ304と
を備えて構成されている。ホルダ位置決め治具300は
段付きの貫通穴306が形成された略円筒形状を成して
、その貫通穴306の大径側が上向きとなる姿勢で配設
されており、ワークホルダ302は貫通穴306の上端
開口から装入されるようになっている。ワークホルダ3
02は、その下端が貫通穴306の段部308に当接す
る装着位置まで装入され、その状態でホルダ位置決め治
具300の側壁に螺合されたロック用ボルト310がね
じ込まれることにより、ワークホルダ302は貫通穴3
06からの抜け出し不能に前記第2ワーク保持位置に位
置決めされる。上記ロック用ボルト310の頭部にはロ
ーレット加工が施され、作業者が手作業で容易にねじ込
み操作できるようになっている。
【0036】上記ワークホルダ302は、直径が前記圧
電部品18の外径より僅かに大きい約17.6mmの収
容穴312が形成された略有底円筒形状の本体314と
、その本体314の収容穴312内に軸方向の移動可能
に配設された押上げ部材316とを有して構成されてお
り、本体314の収容穴312が上向きとなる姿勢で前
記ホルダ位置決め治具300に装着されて第2ワーク保
持位置に位置決めされ、前記第2搬入装置60の吸着ヘ
ッド106が第2ワーク保持位置の真上に保持された状
態で下降端位置まで下降させられると、その吸着ヘッド
106の吸着面116は上記収容穴312内の予め定め
られた吸着位置に位置させられる。本体314の外周面
には、前記ロック用ボルト310の先端が係合させられ
る環状溝318が形成されている。また、押上げ部材3
16は、大径部320と小径部322とから成る段付き
の円柱形状を成しており、大径部320は前記収容穴3
12内に収容されているとともに小径部322は本体3
14の底部に形成された挿通孔324内を挿通して外部
に突き出している。挿通孔324にはドライブッシュが
配設されて、押上げ部材316が本体314に対して円
滑に軸方向へ移動し得るようになっているとともに、大
径部320の外周面にはOリング326が装着されて弾
性変形させられた状態で収容穴312の内周面に押圧さ
れており、そのOリング326の弾性力に基づく収容穴
312の内周面との摩擦により押上げ部材316の軸方
向の自由な移動が制限されている。押上げ部材316が
収容穴312の底部に当接させられた状態において、そ
の押上げ部材316の上面と前記吸着位置との間には、
圧電部品18が所定の枚数、具体的には前記積層型圧電
アクチュエータ22の製造に必要な枚数(本実施例では
58枚)よりも多い60〜65枚程度が収容され得るよ
うになっている。
電部品18の外径より僅かに大きい約17.6mmの収
容穴312が形成された略有底円筒形状の本体314と
、その本体314の収容穴312内に軸方向の移動可能
に配設された押上げ部材316とを有して構成されてお
り、本体314の収容穴312が上向きとなる姿勢で前
記ホルダ位置決め治具300に装着されて第2ワーク保
持位置に位置決めされ、前記第2搬入装置60の吸着ヘ
ッド106が第2ワーク保持位置の真上に保持された状
態で下降端位置まで下降させられると、その吸着ヘッド
106の吸着面116は上記収容穴312内の予め定め
られた吸着位置に位置させられる。本体314の外周面
には、前記ロック用ボルト310の先端が係合させられ
る環状溝318が形成されている。また、押上げ部材3
16は、大径部320と小径部322とから成る段付き
の円柱形状を成しており、大径部320は前記収容穴3
12内に収容されているとともに小径部322は本体3
14の底部に形成された挿通孔324内を挿通して外部
に突き出している。挿通孔324にはドライブッシュが
配設されて、押上げ部材316が本体314に対して円
滑に軸方向へ移動し得るようになっているとともに、大
径部320の外周面にはOリング326が装着されて弾
性変形させられた状態で収容穴312の内周面に押圧さ
れており、そのOリング326の弾性力に基づく収容穴
312の内周面との摩擦により押上げ部材316の軸方
向の自由な移動が制限されている。押上げ部材316が
収容穴312の底部に当接させられた状態において、そ
の押上げ部材316の上面と前記吸着位置との間には、
圧電部品18が所定の枚数、具体的には前記積層型圧電
アクチュエータ22の製造に必要な枚数(本実施例では
58枚)よりも多い60〜65枚程度が収容され得るよ
うになっている。
【0037】このようなワークホルダ302は複数用意
されていて、予め設備外で60〜65枚程度の圧電部品
18が収容穴312内に装入され、1個の積層型圧電ア
クチュエータ22に関する部品の積層溶接が終了した段
階でホルダ位置決め治具300のワークホルダ302と
交換されて使用される。
されていて、予め設備外で60〜65枚程度の圧電部品
18が収容穴312内に装入され、1個の積層型圧電ア
クチュエータ22に関する部品の積層溶接が終了した段
階でホルダ位置決め治具300のワークホルダ302と
交換されて使用される。
【0038】また、前記押上げシリンダ304は、その
出力ロッドが上記ホルダ位置決め治具300によって位
置決め保持されたワークホルダ302の真下に位置する
ように配設されており、その出力ロッドを上方へ突き出
すことにより、出力ロッドに固設された当接部材328
が押上げ部材316の小径側端面に当接させられ、前記
Oリング326による摩擦に抗して押上げ部材316を
上方へ押し上げる。この押上げシリンダ304は、前記
吸着ヘッド106が吸着位置まで挿入された状態におい
て押上げ部材316を押し上げるように作動させられ、
その押上げ部材316上に収容されている圧電部品18
を吸着ヘッド106の吸着面116に押圧する。押上げ
シリンダ304の付勢力は上下シリンダ104よりも弱
く、圧電部品18が吸着面116に押圧されることによ
り当接部材328のそれ以上の上昇は阻止されるととも
に、吸着ヘッド106が押上げシリンダ304によって
押し上げられることはない。押上げシリンダ304の駆
動ストロークは、押上げ部材316の大径側端面が吸着
位置に達するまでその押上げ部材316を押し上げ得る
ように定められており、ワークホルダ302内の圧電部
品18の枚数が少なくなってもそれを吸着面106に押
圧し得るようになっている。押上げ部材316は、押上
げシリンダ304によって一旦押し上げられると、当接
部材328が下降させられても、前記Oリング326と
収容穴312の内周面との摩擦により下降することが防
止され、その押し上げられた位置に保持される。当接部
材328が下降端位置まで下降させられたか否かは、押
上げシリンダ304に配設されたリードスイッチ等のス
イッチSW19(図27参照)によって検知される。
出力ロッドが上記ホルダ位置決め治具300によって位
置決め保持されたワークホルダ302の真下に位置する
ように配設されており、その出力ロッドを上方へ突き出
すことにより、出力ロッドに固設された当接部材328
が押上げ部材316の小径側端面に当接させられ、前記
Oリング326による摩擦に抗して押上げ部材316を
上方へ押し上げる。この押上げシリンダ304は、前記
吸着ヘッド106が吸着位置まで挿入された状態におい
て押上げ部材316を押し上げるように作動させられ、
その押上げ部材316上に収容されている圧電部品18
を吸着ヘッド106の吸着面116に押圧する。押上げ
シリンダ304の付勢力は上下シリンダ104よりも弱
く、圧電部品18が吸着面116に押圧されることによ
り当接部材328のそれ以上の上昇は阻止されるととも
に、吸着ヘッド106が押上げシリンダ304によって
押し上げられることはない。押上げシリンダ304の駆
動ストロークは、押上げ部材316の大径側端面が吸着
位置に達するまでその押上げ部材316を押し上げ得る
ように定められており、ワークホルダ302内の圧電部
品18の枚数が少なくなってもそれを吸着面106に押
圧し得るようになっている。押上げ部材316は、押上
げシリンダ304によって一旦押し上げられると、当接
部材328が下降させられても、前記Oリング326と
収容穴312の内周面との摩擦により下降することが防
止され、その押し上げられた位置に保持される。当接部
材328が下降端位置まで下降させられたか否かは、押
上げシリンダ304に配設されたリードスイッチ等のス
イッチSW19(図27参照)によって検知される。
【0039】以上のように構成された積層溶接装置30
は、図28に示されている制御回路を備えており、制御
装置330によってその作動が制御される。制御装置3
30は、CPU、RAM、ROMを備えていて、RAM
の一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプ
ログラムに従って信号処理を行うことにより、例えば図
29乃至図34に示されているフローチャートや図27
のタイムチャートに示されているように作動させる。ま
た、時間計測を行うためのクロック信号源も備えている
。
は、図28に示されている制御回路を備えており、制御
装置330によってその作動が制御される。制御装置3
30は、CPU、RAM、ROMを備えていて、RAM
の一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプ
ログラムに従って信号処理を行うことにより、例えば図
29乃至図34に示されているフローチャートや図27
のタイムチャートに示されているように作動させる。ま
た、時間計測を行うためのクロック信号源も備えている
。
【0040】上記制御装置330には、前記スイッチS
W1〜SW21から出力された各信号がそれぞれ供給さ
れるとともに、起動押釦332、払出し押釦334から
も信号が供給されるようになっている。制御装置330
からは、前記図10の各電磁切換弁を含む切換弁装置3
36に切換信号が出力され、各電磁切換弁のソレノイド
をそれぞれON(励磁)、OFF(非励磁)することに
より、前記各シリンダの作動を制御したり吸着ヘッド等
の吸引やブローを切換制御したりするようになっている
。また、モータ駆動制御回路196に駆動信号を出力し
て前記回転モータ172の作動を制御するとともに、溶
接制御回路338に溶接信号を出力して溶接電源292
からの溶接電流の通電を制御するようになっている。 更に、積層溶接作業の終了を知らせる完了表示ランプ3
40に表示信号を出力して、これを点灯表示させるよう
になっている。なお、上記溶接制御回路338からは、
溶接電流の通電停止時に溶接完了信号が供給される。
W1〜SW21から出力された各信号がそれぞれ供給さ
れるとともに、起動押釦332、払出し押釦334から
も信号が供給されるようになっている。制御装置330
からは、前記図10の各電磁切換弁を含む切換弁装置3
36に切換信号が出力され、各電磁切換弁のソレノイド
をそれぞれON(励磁)、OFF(非励磁)することに
より、前記各シリンダの作動を制御したり吸着ヘッド等
の吸引やブローを切換制御したりするようになっている
。また、モータ駆動制御回路196に駆動信号を出力し
て前記回転モータ172の作動を制御するとともに、溶
接制御回路338に溶接信号を出力して溶接電源292
からの溶接電流の通電を制御するようになっている。 更に、積層溶接作業の終了を知らせる完了表示ランプ3
40に表示信号を出力して、これを点灯表示させるよう
になっている。なお、上記溶接制御回路338からは、
溶接電流の通電停止時に溶接完了信号が供給される。
【0041】次に、図29乃至図34のフローチャート
や図27のタイムチャートを参照しつつ、積層溶接装置
30の作動を説明する。なお、この積層溶接装置30は
図27のタイムチャートから明らかなように各部が並列
的に作動させられるが、以下の説明では理解を容易とす
るために図29のフローチャートのように機能別に分け
て説明する。
や図27のタイムチャートを参照しつつ、積層溶接装置
30の作動を説明する。なお、この積層溶接装置30は
図27のタイムチャートから明らかなように各部が並列
的に作動させられるが、以下の説明では理解を容易とす
るために図29のフローチャートのように機能別に分け
て説明する。
【0042】先ず、起動前の状態では前記各吸着ヘッド
68、98、106はそれぞれ原位置、すなわち上昇端
位置であって且つ左右方向の中間位置に保持されており
、その状態で、予め所定量の電極部品10が装入された
ワークホルダ132を第1保持装置46に装着するとと
もに、所定量の圧電部品18が装入されたワークホルダ
302を第2保持装置54に装着し、更に空のワークホ
ルダ214をキャップ266を外した状態で積層位置決
め装置50に装着する。その後、起動押釦332が押込
操作されると、図29のステップS1の判断がYESと
なって一連の作動が開始され、ステップS2において電
磁切換弁234のソレノイドが励磁されることにより、
積層位置決め装置50の冷却エア用接続具232に冷却
エアが供給される。また、続くステップS3では、電極
供給装置56により第1保持装置46から回転割出装置
48に電極部品10が供給される。
68、98、106はそれぞれ原位置、すなわち上昇端
位置であって且つ左右方向の中間位置に保持されており
、その状態で、予め所定量の電極部品10が装入された
ワークホルダ132を第1保持装置46に装着するとと
もに、所定量の圧電部品18が装入されたワークホルダ
302を第2保持装置54に装着し、更に空のワークホ
ルダ214をキャップ266を外した状態で積層位置決
め装置50に装着する。その後、起動押釦332が押込
操作されると、図29のステップS1の判断がYESと
なって一連の作動が開始され、ステップS2において電
磁切換弁234のソレノイドが励磁されることにより、
積層位置決め装置50の冷却エア用接続具232に冷却
エアが供給される。また、続くステップS3では、電極
供給装置56により第1保持装置46から回転割出装置
48に電極部品10が供給される。
【0043】上記ステップS3は、図30に示されてい
るフローチャートに従って実行され、先ず、ステップS
21においてスイッチSW4がONか否か、すなわち吸
着ヘッド68が上昇端位置に有るか否かが判断され、上
昇端位置に有る場合にはステップS22が実行されて、
送りシリンダ66により吸着ヘッド68が第1ワーク保
持位置の真上である右端位置まで移動させられる。右端
位置まで移動させられてスイッチSW1がONになると
、続くステップS23において吸着ヘッド68は上下シ
リンダ64により下降端位置まで下降させられ、その吸
着面78がワークホルダ132内の吸着位置に位置させ
られる。下降端位置まで下降させられてスイッチSW5
がONになると、ステップS24が実行され、押上げシ
リンダ134により当接部材166が上昇させられて押
上げ部材150により電極部品10が上記吸着面78に
押圧されるとともに、電磁切換弁82のソレノイドが励
磁されて吸着ヘッド68による吸引が開始される。
るフローチャートに従って実行され、先ず、ステップS
21においてスイッチSW4がONか否か、すなわち吸
着ヘッド68が上昇端位置に有るか否かが判断され、上
昇端位置に有る場合にはステップS22が実行されて、
送りシリンダ66により吸着ヘッド68が第1ワーク保
持位置の真上である右端位置まで移動させられる。右端
位置まで移動させられてスイッチSW1がONになると
、続くステップS23において吸着ヘッド68は上下シ
リンダ64により下降端位置まで下降させられ、その吸
着面78がワークホルダ132内の吸着位置に位置させ
られる。下降端位置まで下降させられてスイッチSW5
がONになると、ステップS24が実行され、押上げシ
リンダ134により当接部材166が上昇させられて押
上げ部材150により電極部品10が上記吸着面78に
押圧されるとともに、電磁切換弁82のソレノイドが励
磁されて吸着ヘッド68による吸引が開始される。
【0044】次のステップS25では、スイッチSW6
がONか否か、換言すれば吸着ヘッド68に電極部品1
0が吸着されたか否かが判断され、電極部品10が吸着
されると、ステップS26において、タイマTA がリ
セットされて新たに計時を開始するとともに、押上げシ
リンダ134により当接部材166が下降させられ、電
磁切換弁142のソレノイドが励磁されることによりエ
アブロー用接続具144に圧力エアが供給されて2枚送
り防止ブローが開始される。ステップS27では、上記
タイマTA の計時が予め定められた一定時間t1 に
達したか否かが判断され、一定時間t1 に達すると、
ステップS28において上下シリンダ64により吸着ヘ
ッド68が上昇端位置まで上昇させられる。上記一定時
間t1 は、電磁切換弁142が切り換えられた後ワー
クホルダ132のブロー穴156から収容穴146内に
圧力エアが噴出されるまでの遅れ時間を考慮したもので
、吸着ヘッド68が上昇させられる際にはブロー穴15
6から確実に圧力エアが斜め下方に向かって噴出させら
れており、油などによって複数の電極部品10が密着し
たまま吸着ヘッド68に吸着された場合でも、負圧によ
り吸着面78に吸着されている1枚以外はそのエアブロ
ーによって払い落とされる。
がONか否か、換言すれば吸着ヘッド68に電極部品1
0が吸着されたか否かが判断され、電極部品10が吸着
されると、ステップS26において、タイマTA がリ
セットされて新たに計時を開始するとともに、押上げシ
リンダ134により当接部材166が下降させられ、電
磁切換弁142のソレノイドが励磁されることによりエ
アブロー用接続具144に圧力エアが供給されて2枚送
り防止ブローが開始される。ステップS27では、上記
タイマTA の計時が予め定められた一定時間t1 に
達したか否かが判断され、一定時間t1 に達すると、
ステップS28において上下シリンダ64により吸着ヘ
ッド68が上昇端位置まで上昇させられる。上記一定時
間t1 は、電磁切換弁142が切り換えられた後ワー
クホルダ132のブロー穴156から収容穴146内に
圧力エアが噴出されるまでの遅れ時間を考慮したもので
、吸着ヘッド68が上昇させられる際にはブロー穴15
6から確実に圧力エアが斜め下方に向かって噴出させら
れており、油などによって複数の電極部品10が密着し
たまま吸着ヘッド68に吸着された場合でも、負圧によ
り吸着面78に吸着されている1枚以外はそのエアブロ
ーによって払い落とされる。
【0045】ステップS29では、タイマTA の計時
が予め定められた一定時間t2 に達したか否かが判断
され、一定時間t2 に達すると、ステップS30にお
いて電磁切換弁142のソレノイドが非励磁とされ、2
枚送り防止ブローが停止される。この一定時間t2 は
、吸着ヘッド68の吸着面78がブロー穴156の前を
通過した後にエアブローが停止されるように、上下シリ
ンダ64の作動遅れや作動速度等を考慮して前記一定時
間t1 よりも大きい値に定められる。次のステップS
31では、スイッチSW4がONで且つスイッチSW1
0がOFFか否か、換言すれば吸着ヘッド68が上昇端
位置に有り且つ吸着ヘッド98がその右端位置すなわち
回転割出位置の真上に無いか否かが判断され、YESの
場合にはステップS32において送りシリンダ66によ
り吸着ヘッド68が左端位置、すなわち回転割出位置の
真上まで移動させられる。左端位置に達してスイッチS
W3がONになると、ステップS33において吸着ヘッ
ド68は上下シリンダ64により下降端位置まで下降さ
せられ、その下端部が回転割出装置48の収容穴182
内に挿入されるとともに、スイッチSW5のONにより
下降端位置まで下降したことが確認されると、ステップ
S34において電磁切換弁82のソレノイドが非励磁と
され、吸着ヘッド68による電極部品10の吸着が解除
される。
が予め定められた一定時間t2 に達したか否かが判断
され、一定時間t2 に達すると、ステップS30にお
いて電磁切換弁142のソレノイドが非励磁とされ、2
枚送り防止ブローが停止される。この一定時間t2 は
、吸着ヘッド68の吸着面78がブロー穴156の前を
通過した後にエアブローが停止されるように、上下シリ
ンダ64の作動遅れや作動速度等を考慮して前記一定時
間t1 よりも大きい値に定められる。次のステップS
31では、スイッチSW4がONで且つスイッチSW1
0がOFFか否か、換言すれば吸着ヘッド68が上昇端
位置に有り且つ吸着ヘッド98がその右端位置すなわち
回転割出位置の真上に無いか否かが判断され、YESの
場合にはステップS32において送りシリンダ66によ
り吸着ヘッド68が左端位置、すなわち回転割出位置の
真上まで移動させられる。左端位置に達してスイッチS
W3がONになると、ステップS33において吸着ヘッ
ド68は上下シリンダ64により下降端位置まで下降さ
せられ、その下端部が回転割出装置48の収容穴182
内に挿入されるとともに、スイッチSW5のONにより
下降端位置まで下降したことが確認されると、ステップ
S34において電磁切換弁82のソレノイドが非励磁と
され、吸着ヘッド68による電極部品10の吸着が解除
される。
【0046】以上によって電極供給装置56による電極
部品10の回転割出装置48に対す供給作業は終了する
が、電極供給装置56は、電極部品10を吸着して保持
するものであるため、電極部品10の板厚が0.02m
m程度と極めて薄いにも拘らず、それを変形させたり損
傷したりすることなく回転割出装置48に供給すること
ができるとともに、SUS304のように磁石に吸着し
ないものでも良好に搬送することができるのである。ま
た、第1保持装置46のワークホルダ132は着脱可能
に第1ワーク保持位置に装着され、装置外で電極部品1
0を装入できるようになっているため、多数の電極部品
10を短時間で容易に第1保持装置46にセットするこ
とが可能であり、高い稼動率や作業能率が得られる。更
に、電極部品10を吸着位置まで押し上げる押上げ部材
150は、Oリング164と収容穴146の内周面との
摩擦により当接部材166の下降に拘らず最上部の電極
部品10が略吸着位置に位置する上方位置に保持される
ため、1回の供給毎に押上げ部材150が自重で落下す
る場合に比較して収容穴146内における電極部品10
の上下変動が殆どなく、収容穴146の内周面との係合
に起因する電極部品10の変形や損傷が良好に回避され
るとともに、電極部品10の変位により上下の電極部品
10の突起部16が交差して絡み合ったりすることも良
好に防止されるのである。また、上記摩擦に伴う押上げ
部材150の移動抵抗により、その押上げ部材150に
当接部材166が当接させられて電極部品10が吸着面
78に押圧される際の衝撃が緩和されるため、この点で
も電極部品10の変形や損傷が防止される。また、第1
保持装置46は、ブロー穴156から圧力エアを噴出さ
せて電極部品10の2枚送りを防止するようになってい
るため、2枚重ねによる次工程のトラブルを未然に防止
できるとともに、このブロー位置は吸着位置よりも僅か
に上であるため、落下した電極部品10の姿勢が縦にな
って吸着ヘッド68により潰されたりすることもない。
部品10の回転割出装置48に対す供給作業は終了する
が、電極供給装置56は、電極部品10を吸着して保持
するものであるため、電極部品10の板厚が0.02m
m程度と極めて薄いにも拘らず、それを変形させたり損
傷したりすることなく回転割出装置48に供給すること
ができるとともに、SUS304のように磁石に吸着し
ないものでも良好に搬送することができるのである。ま
た、第1保持装置46のワークホルダ132は着脱可能
に第1ワーク保持位置に装着され、装置外で電極部品1
0を装入できるようになっているため、多数の電極部品
10を短時間で容易に第1保持装置46にセットするこ
とが可能であり、高い稼動率や作業能率が得られる。更
に、電極部品10を吸着位置まで押し上げる押上げ部材
150は、Oリング164と収容穴146の内周面との
摩擦により当接部材166の下降に拘らず最上部の電極
部品10が略吸着位置に位置する上方位置に保持される
ため、1回の供給毎に押上げ部材150が自重で落下す
る場合に比較して収容穴146内における電極部品10
の上下変動が殆どなく、収容穴146の内周面との係合
に起因する電極部品10の変形や損傷が良好に回避され
るとともに、電極部品10の変位により上下の電極部品
10の突起部16が交差して絡み合ったりすることも良
好に防止されるのである。また、上記摩擦に伴う押上げ
部材150の移動抵抗により、その押上げ部材150に
当接部材166が当接させられて電極部品10が吸着面
78に押圧される際の衝撃が緩和されるため、この点で
も電極部品10の変形や損傷が防止される。また、第1
保持装置46は、ブロー穴156から圧力エアを噴出さ
せて電極部品10の2枚送りを防止するようになってい
るため、2枚重ねによる次工程のトラブルを未然に防止
できるとともに、このブロー位置は吸着位置よりも僅か
に上であるため、落下した電極部品10の姿勢が縦にな
って吸着ヘッド68により潰されたりすることもない。
【0047】図29のステップS4では、上記ステップ
S3において回転割出装置48に供給された電極部品1
0の姿勢を、前記突起部16が左右方向となるように位
置決めする。これは、前記電極供給装置56の吸着ヘッ
ド68が収容穴182内に入り込んだ状態において、図
31のフローチャートに従って実行され、ステップS4
0では、電磁切換弁84のソレノイドが励磁されること
により加圧回路88から吸着ヘッド68に圧力エアが供
給されてエアブローが開始されるとともに、一対の位置
決め用シリンダ180によって一対の位置決めピン19
2がそれぞれ退避位置へ移動させられる。上記エアブロ
ーでは、電極部品10の主に本体部14が収容穴182
の底面に押圧され、中心側へ突き出す突起部16は、収
容穴182の中心部に下方から僅かに突き出している位
置決め軸178の頭部186と係合させられて上方へ弾
性変形させられる。本実施例では、電極位置決め治具1
70の収容穴182、吸着ヘッド68、加圧回路88等
により、第1部品としての電極部品10を位置決め軸1
78と略同心となる姿勢で且つ突起部16が頭部186
に押圧されて弾性変形させられるように保持する保持治
具が構成されている。回転割出装置48は、吸着ヘッド
68や加圧回路88等を含んで構成されているのである
。
S3において回転割出装置48に供給された電極部品1
0の姿勢を、前記突起部16が左右方向となるように位
置決めする。これは、前記電極供給装置56の吸着ヘッ
ド68が収容穴182内に入り込んだ状態において、図
31のフローチャートに従って実行され、ステップS4
0では、電磁切換弁84のソレノイドが励磁されること
により加圧回路88から吸着ヘッド68に圧力エアが供
給されてエアブローが開始されるとともに、一対の位置
決め用シリンダ180によって一対の位置決めピン19
2がそれぞれ退避位置へ移動させられる。上記エアブロ
ーでは、電極部品10の主に本体部14が収容穴182
の底面に押圧され、中心側へ突き出す突起部16は、収
容穴182の中心部に下方から僅かに突き出している位
置決め軸178の頭部186と係合させられて上方へ弾
性変形させられる。本実施例では、電極位置決め治具1
70の収容穴182、吸着ヘッド68、加圧回路88等
により、第1部品としての電極部品10を位置決め軸1
78と略同心となる姿勢で且つ突起部16が頭部186
に押圧されて弾性変形させられるように保持する保持治
具が構成されている。回転割出装置48は、吸着ヘッド
68や加圧回路88等を含んで構成されているのである
。
【0048】一対の位置決めピン192が退避位置まで
移動させられてスイッチSW9がON、厳密には一対の
位置決め用シリンダ180に設けられた一対のスイッチ
SW9が共にONになると、ステップS41においてモ
ータ駆動制御回路196に駆動信号が出力されることに
より回転モータ172が回転駆動され、位置決め軸17
8が正転または逆転させられる。このように位置決め軸
178が回転駆動されると、その頭部186に押圧され
ている電極部品10の突起部16は、頭部186に形成
された係合溝188と一致した時に自身の弾性力によっ
て係合溝188内に入り込み、以後、電極部品10は位
置決め軸178と共に回転させられる。ステップS42
では、スイッチSW7からの信号に基づいて位置決め軸
178が1.5回転したか否かが判断され、位置決め軸
178が1.5回転するとステップS43において回転
モータ172が停止させられ、それに伴って位置決め軸
178および電極部品10の回転も停止する。位置決め
軸178は、係合溝188が右または左向きとなるよう
に前記位置決めピン192によって位置決めされており
、1.5回転させられることにより係合溝188の向き
は反対向きとなる。したがって、電極部品10も、その
突起部16が右向きまたは左向きとなる姿勢に位置決め
され、この姿勢は1回の回転割出が行われる毎に反対と
なる。上記回転モータ172は回転駆動手段に相当する
。
移動させられてスイッチSW9がON、厳密には一対の
位置決め用シリンダ180に設けられた一対のスイッチ
SW9が共にONになると、ステップS41においてモ
ータ駆動制御回路196に駆動信号が出力されることに
より回転モータ172が回転駆動され、位置決め軸17
8が正転または逆転させられる。このように位置決め軸
178が回転駆動されると、その頭部186に押圧され
ている電極部品10の突起部16は、頭部186に形成
された係合溝188と一致した時に自身の弾性力によっ
て係合溝188内に入り込み、以後、電極部品10は位
置決め軸178と共に回転させられる。ステップS42
では、スイッチSW7からの信号に基づいて位置決め軸
178が1.5回転したか否かが判断され、位置決め軸
178が1.5回転するとステップS43において回転
モータ172が停止させられ、それに伴って位置決め軸
178および電極部品10の回転も停止する。位置決め
軸178は、係合溝188が右または左向きとなるよう
に前記位置決めピン192によって位置決めされており
、1.5回転させられることにより係合溝188の向き
は反対向きとなる。したがって、電極部品10も、その
突起部16が右向きまたは左向きとなる姿勢に位置決め
され、この姿勢は1回の回転割出が行われる毎に反対と
なる。上記回転モータ172は回転駆動手段に相当する
。
【0049】続くステップS44では、一対の位置決め
用シリンダ180により一対の位置決めピン192がそ
れぞれ係合位置まで移動させられ、位置決め軸178に
形成された位置決め穴190と係合させられることによ
り、その位置決め軸178を正確に位置決めするととも
に、ステップS45において電磁切換弁84のソレノイ
ドが非励磁とされてエアブローが停止される。また、ス
テップS46では吸着ヘッド68が上下シリンダ64に
よって上昇端位置まで上昇させられ、スイッチSW4が
ONになると、次のステップS47において吸着ヘッド
68が送りシリンダ66により右端位置まで移動させら
れる。
用シリンダ180により一対の位置決めピン192がそ
れぞれ係合位置まで移動させられ、位置決め軸178に
形成された位置決め穴190と係合させられることによ
り、その位置決め軸178を正確に位置決めするととも
に、ステップS45において電磁切換弁84のソレノイ
ドが非励磁とされてエアブローが停止される。また、ス
テップS46では吸着ヘッド68が上下シリンダ64に
よって上昇端位置まで上昇させられ、スイッチSW4が
ONになると、次のステップS47において吸着ヘッド
68が送りシリンダ66により右端位置まで移動させら
れる。
【0050】以上によって回転割出装置48による電極
部品10の位置決めは終了するが、回転割出装置48は
、電極部品10の突起部16を位置決め軸178の頭部
186に押圧して弾性変形させた状態でその位置決め軸
178を1.5回転させ、突起部16が自身の弾性力に
基づいて係合溝188と係合させられることにより、電
極部品10の中心まわりの姿勢を位置決めするようにな
っているため、電極部品10の板厚が0.02mm程度
と極めて薄いにも拘らず良好に位置決めすることができ
るのである。また、電極部品10はエアブローにより収
容穴182の底部に押圧され、吸着ヘッド68と非接触
であるため、例えば吸着ヘッド68または98により電
極部品10の本体部14を吸着した状態で突起部16を
頭部186に押圧して回転割出を行う場合に比較して、
電極部品10が位置決め軸178と共に良好に回転させ
られ、電極部品10の回転抵抗に伴う突起部16の変形
や本体部14の疵付き等が回避される。また、位置決め
ピン192によって位置決め軸178を正確に位置決め
するようにしているため、電極部品10を高い精度で位
置決めできるとともに、回転モータ172として高精度
や細かな制御が要求されず、比較的安価なモータを採用
できる利点がある。更に、位置決め軸178は1.5回
転させられるため、電極部品10の向きは交互に180
゜反転させられることとなり、例えば第1搬入装置58
や積層位置決め装置50に電極部品10の向きを反転さ
せる機構を別個に設ける場合に比較して、積層溶接装置
30全体としての構造が簡単になる。
部品10の位置決めは終了するが、回転割出装置48は
、電極部品10の突起部16を位置決め軸178の頭部
186に押圧して弾性変形させた状態でその位置決め軸
178を1.5回転させ、突起部16が自身の弾性力に
基づいて係合溝188と係合させられることにより、電
極部品10の中心まわりの姿勢を位置決めするようにな
っているため、電極部品10の板厚が0.02mm程度
と極めて薄いにも拘らず良好に位置決めすることができ
るのである。また、電極部品10はエアブローにより収
容穴182の底部に押圧され、吸着ヘッド68と非接触
であるため、例えば吸着ヘッド68または98により電
極部品10の本体部14を吸着した状態で突起部16を
頭部186に押圧して回転割出を行う場合に比較して、
電極部品10が位置決め軸178と共に良好に回転させ
られ、電極部品10の回転抵抗に伴う突起部16の変形
や本体部14の疵付き等が回避される。また、位置決め
ピン192によって位置決め軸178を正確に位置決め
するようにしているため、電極部品10を高い精度で位
置決めできるとともに、回転モータ172として高精度
や細かな制御が要求されず、比較的安価なモータを採用
できる利点がある。更に、位置決め軸178は1.5回
転させられるため、電極部品10の向きは交互に180
゜反転させられることとなり、例えば第1搬入装置58
や積層位置決め装置50に電極部品10の向きを反転さ
せる機構を別個に設ける場合に比較して、積層溶接装置
30全体としての構造が簡単になる。
【0051】図29のステップS5では、上記ステップ
S4において予め定められた姿勢に位置決めされた電極
部品10を、第1搬入装置58により回転割出装置48
から積層位置決め装置50に搬入する。かかるステップ
S5は、図32に示されているフローチャートに従って
実行され、先ず、ステップS50においてスイッチSW
3がOFFすなわち吸着ヘッド68が回転割出位置の真
上に無いとともに、スイッチSW13およびSW16が
共にONすなわち吸着ヘッド98、106が共に上昇端
位置に位置させられているか否かが判断され、YESの
場合にはステップS51において送りシリンダ96によ
り吸着ヘッド98が回転割出位置の真上である右端位置
まで移動させられる。右端位置まで移動させられてスイ
ッチSW10がONになると、続くステップS52にお
いて吸着ヘッド98は上下シリンダ94により下降端位
置まで下降させられ、下端部が回転割出装置48の収容
穴182内に位置させられる。下降端位置まで下降させ
られてスイッチSW14がONになると、ステップS5
3が実行され、電磁切換弁100のソレノイドが励磁さ
れて吸着ヘッド98による吸引が開始される。
S4において予め定められた姿勢に位置決めされた電極
部品10を、第1搬入装置58により回転割出装置48
から積層位置決め装置50に搬入する。かかるステップ
S5は、図32に示されているフローチャートに従って
実行され、先ず、ステップS50においてスイッチSW
3がOFFすなわち吸着ヘッド68が回転割出位置の真
上に無いとともに、スイッチSW13およびSW16が
共にONすなわち吸着ヘッド98、106が共に上昇端
位置に位置させられているか否かが判断され、YESの
場合にはステップS51において送りシリンダ96によ
り吸着ヘッド98が回転割出位置の真上である右端位置
まで移動させられる。右端位置まで移動させられてスイ
ッチSW10がONになると、続くステップS52にお
いて吸着ヘッド98は上下シリンダ94により下降端位
置まで下降させられ、下端部が回転割出装置48の収容
穴182内に位置させられる。下降端位置まで下降させ
られてスイッチSW14がONになると、ステップS5
3が実行され、電磁切換弁100のソレノイドが励磁さ
れて吸着ヘッド98による吸引が開始される。
【0052】次のステップS54では、スイッチSW1
5がONか否か、換言すれば吸着ヘッド98に電極部品
10が吸着されたか否かが判断され、電極部品10が吸
着されると、ステップS55において上下シリンダ94
により吸着ヘッド98が上昇端位置まで上昇させられる
。ステップS56では、スイッチSW13およびSW1
6が共にONすなわち吸着ヘッド98および106が共
に上昇端位置に有るか否かが判断され、YESの場合に
はステップS57において送りシリンダ96により吸着
ヘッド98が積層位置の真上である左端位置まで移動さ
せられる。左端位置まで移動させられてスイッチSW1
2がONになると、続くステップS58において吸着ヘ
ッド98は上下シリンダ94により下降端位置まで下降
させられる。この下降過程において、吸着面78に吸着
されている電極部品10の円穴12内に積層位置決め装
置50のワーク挿通ロッド210が挿通させられるとと
もに、電極部品10の突起部16は、一対の位置決め溝
218の何れか一方と係合させられて位置決めされ且つ
上方へ折り曲げられる。
5がONか否か、換言すれば吸着ヘッド98に電極部品
10が吸着されたか否かが判断され、電極部品10が吸
着されると、ステップS55において上下シリンダ94
により吸着ヘッド98が上昇端位置まで上昇させられる
。ステップS56では、スイッチSW13およびSW1
6が共にONすなわち吸着ヘッド98および106が共
に上昇端位置に有るか否かが判断され、YESの場合に
はステップS57において送りシリンダ96により吸着
ヘッド98が積層位置の真上である左端位置まで移動さ
せられる。左端位置まで移動させられてスイッチSW1
2がONになると、続くステップS58において吸着ヘ
ッド98は上下シリンダ94により下降端位置まで下降
させられる。この下降過程において、吸着面78に吸着
されている電極部品10の円穴12内に積層位置決め装
置50のワーク挿通ロッド210が挿通させられるとと
もに、電極部品10の突起部16は、一対の位置決め溝
218の何れか一方と係合させられて位置決めされ且つ
上方へ折り曲げられる。
【0053】吸着ヘッド98が下降端位置、すなわち収
容穴246内の搬入位置まで下降させられてスイッチS
W14がONになると、ステップS59において、タイ
マTB がリセットされて新たに計時が開始されるとと
もに、電磁切換弁100のソレノイドが非励磁とされて
吸着ヘッド98による吸引が停止される。次のステップ
S60では、タイマTB の計時が予め定められた一定
時間t3 に達したか否かが判断され、一定時間t3
に達すると、ステップS61において上下シリンダ94
により吸着ヘッド98が上昇端位置まで上昇させられる
。上記一定時間t3 は、電磁切換弁100が切り換え
られて吸着ヘッド98による吸引が確実に停止した後、
吸着ヘッド98が上昇させられるように定められている
。
容穴246内の搬入位置まで下降させられてスイッチS
W14がONになると、ステップS59において、タイ
マTB がリセットされて新たに計時が開始されるとと
もに、電磁切換弁100のソレノイドが非励磁とされて
吸着ヘッド98による吸引が停止される。次のステップ
S60では、タイマTB の計時が予め定められた一定
時間t3 に達したか否かが判断され、一定時間t3
に達すると、ステップS61において上下シリンダ94
により吸着ヘッド98が上昇端位置まで上昇させられる
。上記一定時間t3 は、電磁切換弁100が切り換え
られて吸着ヘッド98による吸引が確実に停止した後、
吸着ヘッド98が上昇させられるように定められている
。
【0054】以上によって第1搬入装置58による電極
部品10の積層位置決め装置50に対する搬入は終了す
るが、第1搬入装置58は電極部品10を吸着して保持
するものであるため、電極部品10の板厚が0.02m
m程度と極めて薄いにも拘らず、それを変形させたり損
傷したりすることがないとともに、SUS304のよう
に磁石に吸着しないものでも良好に搬送することができ
るのである。また、積層位置決め装置50のワーク挿通
ロッド210には位置決め溝218が設けられて突起部
16と係合させられるようになっているため、突起部1
6が上方へ折り曲げられる際に電極部品10の姿勢がず
れる恐れがないとともに、第1搬入装置58の吸着ヘッ
ド98に電極部品10を吸着して搬送する際に僅かな位
置ずれがあっても、その電極部品10の姿勢を矯正して
位置決めすることができる。
部品10の積層位置決め装置50に対する搬入は終了す
るが、第1搬入装置58は電極部品10を吸着して保持
するものであるため、電極部品10の板厚が0.02m
m程度と極めて薄いにも拘らず、それを変形させたり損
傷したりすることがないとともに、SUS304のよう
に磁石に吸着しないものでも良好に搬送することができ
るのである。また、積層位置決め装置50のワーク挿通
ロッド210には位置決め溝218が設けられて突起部
16と係合させられるようになっているため、突起部1
6が上方へ折り曲げられる際に電極部品10の姿勢がず
れる恐れがないとともに、第1搬入装置58の吸着ヘッ
ド98に電極部品10を吸着して搬送する際に僅かな位
置ずれがあっても、その電極部品10の姿勢を矯正して
位置決めすることができる。
【0055】図29のステップS6では、第2搬入装置
60により第2保持装置54から積層位置決め装置50
に圧電部品18が搬入される。この圧電部品18の搬入
は、前記第1搬入装置58による電極部品10の搬入と
交互に行われるようになっており、前記図32のステッ
プS57により吸着ヘッド106が前記吸着ヘッド98
と共に送りシリンダ96によって左進させられた後実行
され、図33のフローチャートに示されているように、
先ず、ステップS70においてスイッチSW12がON
か否か、すなわち吸着ヘッド106が第2ワーク保持位
置の真上である左端位置に有るか否かが判断される。吸
着ヘッド106が左端位置に有る場合には、ステップS
71において上下シリンダ104により吸着ヘッド10
6が下降端位置まで下降させられ、その吸着面116が
ワークホルダ302内の吸着位置に位置させられる。下
降端位置まで下降させられてスイッチSW17がONに
なると、ステップS72が実行され、押上げシリンダ3
04により当接部材328が上昇させられて押上げ部材
316により圧電部品18が上記吸着面116に押圧さ
れるとともに、電磁切換弁120のソレノイドが励磁さ
れて吸着ヘッド106による吸引が開始される。
60により第2保持装置54から積層位置決め装置50
に圧電部品18が搬入される。この圧電部品18の搬入
は、前記第1搬入装置58による電極部品10の搬入と
交互に行われるようになっており、前記図32のステッ
プS57により吸着ヘッド106が前記吸着ヘッド98
と共に送りシリンダ96によって左進させられた後実行
され、図33のフローチャートに示されているように、
先ず、ステップS70においてスイッチSW12がON
か否か、すなわち吸着ヘッド106が第2ワーク保持位
置の真上である左端位置に有るか否かが判断される。吸
着ヘッド106が左端位置に有る場合には、ステップS
71において上下シリンダ104により吸着ヘッド10
6が下降端位置まで下降させられ、その吸着面116が
ワークホルダ302内の吸着位置に位置させられる。下
降端位置まで下降させられてスイッチSW17がONに
なると、ステップS72が実行され、押上げシリンダ3
04により当接部材328が上昇させられて押上げ部材
316により圧電部品18が上記吸着面116に押圧さ
れるとともに、電磁切換弁120のソレノイドが励磁さ
れて吸着ヘッド106による吸引が開始される。
【0056】次のステップS73では、スイッチSW1
8がONか否か、換言すれば吸着ヘッド106に圧電部
品18が吸着されたか否かが判断され、圧電部品18が
吸着されると、ステップS74において押上げシリンダ
304により当接部材328が下降させられるとともに
、当接部材328が下降端まで達してスイッチSW19
がONになると、ステップS75において上下シリンダ
104により吸着ヘッド106が上昇端位置まで上昇さ
せられる。続くステップS76では、スイッチSW3が
OFFすなわち吸着ヘッド68が左端位置である回転割
出位置の真上に無いとともに、スイッチSW13および
SW16が共にONすなわち吸着ヘッド98、106が
共に上昇端位置に位置させられているか否かが判断され
、YESの場合にはステップS77において送りシリン
ダ96により吸着ヘッド106が積層位置の真上である
右端位置まで移動させられる。右端位置まで移動させら
れてスイッチSW10がONになると、続くステップS
78において吸着ヘッド106は上下シリンダ104に
より下降端位置まで下降させられる。この下降過程にお
いて、吸着面116に吸着されている圧電部品18の円
穴20内に積層位置決め装置50のワーク挿通ロッド2
10が挿通させられる。
8がONか否か、換言すれば吸着ヘッド106に圧電部
品18が吸着されたか否かが判断され、圧電部品18が
吸着されると、ステップS74において押上げシリンダ
304により当接部材328が下降させられるとともに
、当接部材328が下降端まで達してスイッチSW19
がONになると、ステップS75において上下シリンダ
104により吸着ヘッド106が上昇端位置まで上昇さ
せられる。続くステップS76では、スイッチSW3が
OFFすなわち吸着ヘッド68が左端位置である回転割
出位置の真上に無いとともに、スイッチSW13および
SW16が共にONすなわち吸着ヘッド98、106が
共に上昇端位置に位置させられているか否かが判断され
、YESの場合にはステップS77において送りシリン
ダ96により吸着ヘッド106が積層位置の真上である
右端位置まで移動させられる。右端位置まで移動させら
れてスイッチSW10がONになると、続くステップS
78において吸着ヘッド106は上下シリンダ104に
より下降端位置まで下降させられる。この下降過程にお
いて、吸着面116に吸着されている圧電部品18の円
穴20内に積層位置決め装置50のワーク挿通ロッド2
10が挿通させられる。
【0057】以上により第2搬入装置60による圧電部
品18の積層位置決め装置50に対する搬入作業は終了
するが、第2保持装置54のワークホルダ302は着脱
可能に第2ワーク保持位置に装着され、装置外で圧電部
品18を装入できるようになっているため、多数の圧電
部品18を短時間で容易に第2保持装置54にセットす
ることが可能であり、高い稼動率や作業能率が得られる
。また、Oリング326と収容穴312の内周面との摩
擦により当接部材328の下降に拘らず押上げ部材31
6は上方位置に保持されるため、1回の供給毎に押上げ
部材316が自重で落下する場合に比較して収容穴31
2内における圧電部品18の上下変動が殆どないととも
に、上記摩擦に伴う押上げ部材316の移動抵抗により
、当接部材328が押上げ部材316に当接させられて
圧電部品18が吸着面116に押圧される際の衝撃が緩
和されるため、圧電部品18の疵付きや損傷等が良好に
回避される。
品18の積層位置決め装置50に対する搬入作業は終了
するが、第2保持装置54のワークホルダ302は着脱
可能に第2ワーク保持位置に装着され、装置外で圧電部
品18を装入できるようになっているため、多数の圧電
部品18を短時間で容易に第2保持装置54にセットす
ることが可能であり、高い稼動率や作業能率が得られる
。また、Oリング326と収容穴312の内周面との摩
擦により当接部材328の下降に拘らず押上げ部材31
6は上方位置に保持されるため、1回の供給毎に押上げ
部材316が自重で落下する場合に比較して収容穴31
2内における圧電部品18の上下変動が殆どないととも
に、上記摩擦に伴う押上げ部材316の移動抵抗により
、当接部材328が押上げ部材316に当接させられて
圧電部品18が吸着面116に押圧される際の衝撃が緩
和されるため、圧電部品18の疵付きや損傷等が良好に
回避される。
【0058】このように第2搬入装置60によって積層
位置決め装置50に圧電部品18が搬入されると、引き
続いて図29のステップS7が実行され、溶接装置52
により電極部品10の突起部16が抵抗溶接される。こ
れは、図34のフローチャートに従って実行され、ステ
ップS80ではスイッチSW10およびSW17が共に
ON、すなわち吸着ヘッド106により積層位置決め装
置50内の搬入位置まで圧電部品18が搬入されている
否かが判断され、YESの場合には次のステップS81
において、タイマTC がリセットされて新たに計時が
開始されるとともに、押上げシリンダ216により当接
ロッド228が上昇させられて押上げ部材250により
電極部品10および圧電部品18が吸着ヘッド106の
吸着面116に押圧される。続くステップS82では、
タイマTC の計時が予め定められた一定時間t4 に
達したか否かが判断され、一定時間t4 に達すると、
ステップS83において、電磁切換弁120のソレノイ
ドが非励磁とされて吸着ヘッド106による吸引が停止
されるとともに、溶接装置52の一対の電極開放用シリ
ンダ288の出力ロッドが引き込まれて、溶接電極28
4が加圧スプリング286の付勢力に従って左右方向か
ら接近させられ、ワーク挿通ロッド210の位置決め溝
218に押圧される。この溶接電極284は、吸着ヘッ
ド106の吸着面116が位置する搬入位置よりも僅か
に高く、上方へ折り曲げられて圧電部品18の円穴20
内を挿通して上方へ突き出し、互いに重なり合っている
複数、すなわち2枚乃至3枚の電極部品10の突起部1
6が存在する予め定められた溶接高さ位置に配設されて
おり、それ等の突起部16がワーク挿通ロッド210と
溶接電極284との間で挟圧される。上記一定時間t4
は、押上げシリンダ216によって電極部品10およ
び圧電部品18が吸着ヘッド106の吸着面116に確
実に押圧されて位置決めされた後に、溶接電極284に
よって突起部16がワーク挿通ロッド210に加圧され
るように定められている。上下シリンダ104、吸着ヘ
ッド106、押上げシリンダ216、当接ロッド228
、押上げ部材250等により、電極部品10および圧電
部品18を上下方向から挟圧して位置決めする挟圧手段
が構成されている。積層位置決め装置50は、かかる挟
圧手段を含んで構成されているのである。また、突起部
16を挟むように溶接電極284をワーク挿通ロッド2
10に押圧する加圧スプリング286は押圧手段に相当
する。
位置決め装置50に圧電部品18が搬入されると、引き
続いて図29のステップS7が実行され、溶接装置52
により電極部品10の突起部16が抵抗溶接される。こ
れは、図34のフローチャートに従って実行され、ステ
ップS80ではスイッチSW10およびSW17が共に
ON、すなわち吸着ヘッド106により積層位置決め装
置50内の搬入位置まで圧電部品18が搬入されている
否かが判断され、YESの場合には次のステップS81
において、タイマTC がリセットされて新たに計時が
開始されるとともに、押上げシリンダ216により当接
ロッド228が上昇させられて押上げ部材250により
電極部品10および圧電部品18が吸着ヘッド106の
吸着面116に押圧される。続くステップS82では、
タイマTC の計時が予め定められた一定時間t4 に
達したか否かが判断され、一定時間t4 に達すると、
ステップS83において、電磁切換弁120のソレノイ
ドが非励磁とされて吸着ヘッド106による吸引が停止
されるとともに、溶接装置52の一対の電極開放用シリ
ンダ288の出力ロッドが引き込まれて、溶接電極28
4が加圧スプリング286の付勢力に従って左右方向か
ら接近させられ、ワーク挿通ロッド210の位置決め溝
218に押圧される。この溶接電極284は、吸着ヘッ
ド106の吸着面116が位置する搬入位置よりも僅か
に高く、上方へ折り曲げられて圧電部品18の円穴20
内を挿通して上方へ突き出し、互いに重なり合っている
複数、すなわち2枚乃至3枚の電極部品10の突起部1
6が存在する予め定められた溶接高さ位置に配設されて
おり、それ等の突起部16がワーク挿通ロッド210と
溶接電極284との間で挟圧される。上記一定時間t4
は、押上げシリンダ216によって電極部品10およ
び圧電部品18が吸着ヘッド106の吸着面116に確
実に押圧されて位置決めされた後に、溶接電極284に
よって突起部16がワーク挿通ロッド210に加圧され
るように定められている。上下シリンダ104、吸着ヘ
ッド106、押上げシリンダ216、当接ロッド228
、押上げ部材250等により、電極部品10および圧電
部品18を上下方向から挟圧して位置決めする挟圧手段
が構成されている。積層位置決め装置50は、かかる挟
圧手段を含んで構成されているのである。また、突起部
16を挟むように溶接電極284をワーク挿通ロッド2
10に押圧する加圧スプリング286は押圧手段に相当
する。
【0059】上記溶接電極284による突起部16の押
圧状態が、電極開放用シリンダ288の出力ロッドの引
込みを検知するスイッチSW20のON、厳密には一対
の電極開放用シリンダ288に配設された一対のスイッ
チSW20が共にONとなることによって確認されると
、ステップS84において溶接制御回路338に溶接信
号が出力され、溶接電源292により一対の溶接電極2
84間に予め定められた一定時間だけ溶接電流が通電さ
れる。これにより、ワーク挿通ロッド210の一対の位
置決め溝218内において互いに重なり合い且つ溶接電
極284によってワーク挿通ロッド210との間で挟圧
されている複数の突起部16同士がそれぞれ抵抗溶接さ
れる。そして、その溶接電流の通電が停止され、溶接制
御回路338から溶接完了信号が供給されるとステップ
S85の判断がYESとなり、続くステップS86にお
いてカウンタnの内容に1が加算される。このカウンタ
nは、起動時の初期設定で予め零にリセットされており
、新たに積層溶接作業が開始される毎に零から計数を開
始するもので、その計数内容は溶接作業の実施回数、言
い換えれば一対の電極部品10および圧電部品18を一
組として何組積層されたかを表している。
圧状態が、電極開放用シリンダ288の出力ロッドの引
込みを検知するスイッチSW20のON、厳密には一対
の電極開放用シリンダ288に配設された一対のスイッ
チSW20が共にONとなることによって確認されると
、ステップS84において溶接制御回路338に溶接信
号が出力され、溶接電源292により一対の溶接電極2
84間に予め定められた一定時間だけ溶接電流が通電さ
れる。これにより、ワーク挿通ロッド210の一対の位
置決め溝218内において互いに重なり合い且つ溶接電
極284によってワーク挿通ロッド210との間で挟圧
されている複数の突起部16同士がそれぞれ抵抗溶接さ
れる。そして、その溶接電流の通電が停止され、溶接制
御回路338から溶接完了信号が供給されるとステップ
S85の判断がYESとなり、続くステップS86にお
いてカウンタnの内容に1が加算される。このカウンタ
nは、起動時の初期設定で予め零にリセットされており
、新たに積層溶接作業が開始される毎に零から計数を開
始するもので、その計数内容は溶接作業の実施回数、言
い換えれば一対の電極部品10および圧電部品18を一
組として何組積層されたかを表している。
【0060】続くステップS87では、押上げシリンダ
216により当接ロッド228が下降させられるととも
に、電極開放用シリンダ288の出力ロッドが突き出さ
れて溶接電極284が退避位置へ移動させられ、その溶
接電極284の退避が一対のスイッチSW21のONに
よって確認されると、ステップS88において吸着ヘッ
ド106が上下シリンダ104によって上昇端位置まで
上昇させられる。
216により当接ロッド228が下降させられるととも
に、電極開放用シリンダ288の出力ロッドが突き出さ
れて溶接電極284が退避位置へ移動させられ、その溶
接電極284の退避が一対のスイッチSW21のONに
よって確認されると、ステップS88において吸着ヘッ
ド106が上下シリンダ104によって上昇端位置まで
上昇させられる。
【0061】以上によって溶接装置52による突起部1
6の溶接作業は終了するが、圧電部品18を搬入する吸
着ヘッド106の下降端位置を基準として電極部品10
および圧電部品18が位置決めされるようになっている
ため、積層枚数の増加に拘らず溶接高さ位置が一定に維
持され、溶接装置52の高さを積層枚数に応じて変化さ
せる必要がなく、装置が簡単且つ安価に構成される。ま
た、一対の溶接電極284により左右2箇所の突起部1
6同士を同時に抵抗溶接するようになっているため、例
えば1個の溶接電極284をワーク挿通ロッド210の
まわりに180゜ずつ回転させながら左右両側の突起部
16をそれぞれ別個に溶接する場合に比較して、装置が
簡単かつ安価となる。更に、溶接電極284は加圧スプ
リング286による比較的弱い押圧力で突起部16を押
圧しているため、溶接時に0.02mm程度の極めて薄
い突起部16に穴が空いたりすることがないとともに、
エアシリンダのように元圧の変動に伴って押圧力が変動
することがないため、常に良好な抵抗溶接が行われると
ともにワーク挿通ロッド210に過大に負荷が加わった
りすることもないのである。また、Oリング262と収
容穴246の内周面との摩擦により当接ロッド228の
下降に拘らず押上げ部材250は上方位置に保持される
ため、1回の溶接作業毎に押上げ部材250が自重で落
下する場合に比較して収容穴246内における電極部品
10および圧電部品18の上下変動が殆どないとともに
、上記摩擦に伴う押上げ部材250の移動抵抗により当
接ロッド228が当接させられた時に電極部品10や圧
電部品18に加わる衝撃が緩和されるため、積層溶接さ
れた電極部品10および圧電部品18の疵付きや損傷が
良好が回避される。
6の溶接作業は終了するが、圧電部品18を搬入する吸
着ヘッド106の下降端位置を基準として電極部品10
および圧電部品18が位置決めされるようになっている
ため、積層枚数の増加に拘らず溶接高さ位置が一定に維
持され、溶接装置52の高さを積層枚数に応じて変化さ
せる必要がなく、装置が簡単且つ安価に構成される。ま
た、一対の溶接電極284により左右2箇所の突起部1
6同士を同時に抵抗溶接するようになっているため、例
えば1個の溶接電極284をワーク挿通ロッド210の
まわりに180゜ずつ回転させながら左右両側の突起部
16をそれぞれ別個に溶接する場合に比較して、装置が
簡単かつ安価となる。更に、溶接電極284は加圧スプ
リング286による比較的弱い押圧力で突起部16を押
圧しているため、溶接時に0.02mm程度の極めて薄
い突起部16に穴が空いたりすることがないとともに、
エアシリンダのように元圧の変動に伴って押圧力が変動
することがないため、常に良好な抵抗溶接が行われると
ともにワーク挿通ロッド210に過大に負荷が加わった
りすることもないのである。また、Oリング262と収
容穴246の内周面との摩擦により当接ロッド228の
下降に拘らず押上げ部材250は上方位置に保持される
ため、1回の溶接作業毎に押上げ部材250が自重で落
下する場合に比較して収容穴246内における電極部品
10および圧電部品18の上下変動が殆どないとともに
、上記摩擦に伴う押上げ部材250の移動抵抗により当
接ロッド228が当接させられた時に電極部品10や圧
電部品18に加わる衝撃が緩和されるため、積層溶接さ
れた電極部品10および圧電部品18の疵付きや損傷が
良好が回避される。
【0062】図29に戻って、次のステップS8では、
前記カウンタnの内容が予め設定された一定値N、すな
わちこの実施例では58か否かが判断され、カウンタn
の内容が一定値Nになるまで上記ステップS3乃至S7
が繰り返される。これにより、電極部品10と圧電部品
18とが交互に積層されるとともに、電極部品10につ
いては突起部16の向きが交互に反対向きとなる姿勢で
積層され、且つ上方へ折り曲げられて重なり合う複数の
突起部16同士が順次抵抗溶接される。カウンタnの内
容がNに達してステップS8の判断がYESになると、
次のステップS9において、各吸着ヘッド68、98、
106がそれぞれ原位置、すなわち上昇端位置であって
左右方向の中間位置へ移動させられる。中間位置での停
止は、スイッチSW2、SW11の信号に基づいて送り
シリンダ66、96のブレーキが作動させられることに
よって行われる。また、電磁切換弁234のソレノイド
が非励磁とされて、積層位置決め装置50の冷却エア用
接続具232に対する圧力エアの供給が停止される。
前記カウンタnの内容が予め設定された一定値N、すな
わちこの実施例では58か否かが判断され、カウンタn
の内容が一定値Nになるまで上記ステップS3乃至S7
が繰り返される。これにより、電極部品10と圧電部品
18とが交互に積層されるとともに、電極部品10につ
いては突起部16の向きが交互に反対向きとなる姿勢で
積層され、且つ上方へ折り曲げられて重なり合う複数の
突起部16同士が順次抵抗溶接される。カウンタnの内
容がNに達してステップS8の判断がYESになると、
次のステップS9において、各吸着ヘッド68、98、
106がそれぞれ原位置、すなわち上昇端位置であって
左右方向の中間位置へ移動させられる。中間位置での停
止は、スイッチSW2、SW11の信号に基づいて送り
シリンダ66、96のブレーキが作動させられることに
よって行われる。また、電磁切換弁234のソレノイド
が非励磁とされて、積層位置決め装置50の冷却エア用
接続具232に対する圧力エアの供給が停止される。
【0063】続いて、ステップS10において表示信号
が出力され、完了表示ランプ340が点灯させられる。 この完了表示ランプ340の点灯に基づいて、作業者は
積層溶接作業の完了を認識し、前記積層位置決め装置5
0のワークホルダ214にスペーサ268を装入すると
ともにキャップ266を螺合する。その後、払出し押釦
334が押込操作されると、ステップS11の判断がY
ESとなり、ステップS12において押上げシリンダ2
16により当接ロッド228が上昇させられ、ワークホ
ルダ214が位置決め具238による位置決めに抗して
ホルダ位置決め治具212から上方へ押し出される。積
層溶接された電極部品10および圧電部品18から成る
積層溶接品272は、押上げ部材250により下方から
押し上げられてワーク挿通ロッド210から引き抜かれ
、ワークホルダ214と共に積層位置決め装置50から
取り出されるため、その積層溶接品272の外周部等を
把持してワーク挿通ロッド210から引き抜く場合に比
較して、ワーク挿通ロッド210と円穴12、20との
接触による引抜き抵抗に起因して積層溶接品272に伸
びや捩じれ、曲げなどの変形或いは破損等を生じさせる
ことなく簡単に取り出すことができる。また、積層溶接
品272をワークホルダ214内に保持したまま後工程
等へ搬送することにより、搬送時における積層溶接品2
72の変形や損傷等についても良好に防止できる。なお
、上記押上げシリンダ216は、次のステップS13に
おいて一定時間後に引込駆動され、当接ロッド228が
自重によって下降させられる。
が出力され、完了表示ランプ340が点灯させられる。 この完了表示ランプ340の点灯に基づいて、作業者は
積層溶接作業の完了を認識し、前記積層位置決め装置5
0のワークホルダ214にスペーサ268を装入すると
ともにキャップ266を螺合する。その後、払出し押釦
334が押込操作されると、ステップS11の判断がY
ESとなり、ステップS12において押上げシリンダ2
16により当接ロッド228が上昇させられ、ワークホ
ルダ214が位置決め具238による位置決めに抗して
ホルダ位置決め治具212から上方へ押し出される。積
層溶接された電極部品10および圧電部品18から成る
積層溶接品272は、押上げ部材250により下方から
押し上げられてワーク挿通ロッド210から引き抜かれ
、ワークホルダ214と共に積層位置決め装置50から
取り出されるため、その積層溶接品272の外周部等を
把持してワーク挿通ロッド210から引き抜く場合に比
較して、ワーク挿通ロッド210と円穴12、20との
接触による引抜き抵抗に起因して積層溶接品272に伸
びや捩じれ、曲げなどの変形或いは破損等を生じさせる
ことなく簡単に取り出すことができる。また、積層溶接
品272をワークホルダ214内に保持したまま後工程
等へ搬送することにより、搬送時における積層溶接品2
72の変形や損傷等についても良好に防止できる。なお
、上記押上げシリンダ216は、次のステップS13に
おいて一定時間後に引込駆動され、当接ロッド228が
自重によって下降させられる。
【0064】以上により本実施例の積層溶接装置30の
一連の作動は終了するが、このように本実施例の積層溶
接装置30によれば、従来手作業で行われていた薄肉の
電極部品10と圧電部品18とを交互に積層するととも
に、電極部品10については突起部16の向きが交互に
逆向きとなるように積層し、上方へ折り曲げられた突起
部16同士を順次抵抗溶接するという作業が全て自動的
に行われるのであり、これにより、作業者の負担が大幅
に軽減されて省人化が図られるとともに作業能率が著し
く向上するのである。
一連の作動は終了するが、このように本実施例の積層溶
接装置30によれば、従来手作業で行われていた薄肉の
電極部品10と圧電部品18とを交互に積層するととも
に、電極部品10については突起部16の向きが交互に
逆向きとなるように積層し、上方へ折り曲げられた突起
部16同士を順次抵抗溶接するという作業が全て自動的
に行われるのであり、これにより、作業者の負担が大幅
に軽減されて省人化が図られるとともに作業能率が著し
く向上するのである。
【0065】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明したが、本発明は他の態様で実施することも
できる。
詳細に説明したが、本発明は他の態様で実施することも
できる。
【0066】例えば、前記実施例の積層溶接装置30は
積層型圧電アクチュエータ22の製造に際して用いられ
るものであるが、他の積層型電子部品等の積層溶接作業
を行う場合にも本発明は同様に適用され得る。
積層型圧電アクチュエータ22の製造に際して用いられ
るものであるが、他の積層型電子部品等の積層溶接作業
を行う場合にも本発明は同様に適用され得る。
【0067】また、前記実施例では第1保持装置46か
ら電極供給装置56により自動的に電極部品10が回転
割出装置48に供給されるようになっているが、作業者
が手作業で回転割出装置48の収容穴182内に電極部
品10を1枚ずつ供給するなど、他の態様にて電極部品
10が収容穴182内に供給されるようにしても良い。
ら電極供給装置56により自動的に電極部品10が回転
割出装置48に供給されるようになっているが、作業者
が手作業で回転割出装置48の収容穴182内に電極部
品10を1枚ずつ供給するなど、他の態様にて電極部品
10が収容穴182内に供給されるようにしても良い。
【0068】また、前記実施例の第1保持装置46は、
電極部品10が装入されるワークホルダ132が着脱可
能に装着されるようになっているが、ワークホルダ13
2が第1ワーク保持位置に位置固定に配設されるように
なっていても良い。積層位置決め装置50や第2保持装
置54のワークホルダ214、302についても同様で
ある。
電極部品10が装入されるワークホルダ132が着脱可
能に装着されるようになっているが、ワークホルダ13
2が第1ワーク保持位置に位置固定に配設されるように
なっていても良い。積層位置決め装置50や第2保持装
置54のワークホルダ214、302についても同様で
ある。
【0069】また、前記実施例の押上げ部材150、2
50、316は何れもOリング164、262、326
の弾性力に基づく摩擦によって上下移動が制限されてい
るが、C字形状のばね部材を縮径させた状態でOリング
の替わりに配設するなど、他の弾性体を用いることも可
能である。なお、このような弾性体が無くて押上げ部材
が自由に上下動できるようになっていても良い。
50、316は何れもOリング164、262、326
の弾性力に基づく摩擦によって上下移動が制限されてい
るが、C字形状のばね部材を縮径させた状態でOリング
の替わりに配設するなど、他の弾性体を用いることも可
能である。なお、このような弾性体が無くて押上げ部材
が自由に上下動できるようになっていても良い。
【0070】また、上記第1保持装置46、第2保持装
置54の押上げ部材150、316は、ワークホルダ1
32、302の本体148、314の底部から外部に突
き出す小径部160、322を備えているが、かかる小
径部160、322は必ずしも必要でなく、当接部材1
66、328が直接大径部158、320に当接させら
れるようになっていても良い。
置54の押上げ部材150、316は、ワークホルダ1
32、302の本体148、314の底部から外部に突
き出す小径部160、322を備えているが、かかる小
径部160、322は必ずしも必要でなく、当接部材1
66、328が直接大径部158、320に当接させら
れるようになっていても良い。
【0071】また、上記当接部材166、328は、押
上げシリンダ134、304の出力ロッドに一体的に取
り付けられる必要はなく、ホルダ位置決め治具130、
300等に上方への移動可能に配設されても良い。
上げシリンダ134、304の出力ロッドに一体的に取
り付けられる必要はなく、ホルダ位置決め治具130、
300等に上方への移動可能に配設されても良い。
【0072】また、上記第1保持装置46および第2保
持装置54は、押上げシリンダ134、304により吸
着位置が一定に維持されるようになっているが、それ等
の押上げシリンダ134や304を配設することなく、
吸着ヘッド68、106が下降途中で電極部品10や圧
電部品18に当接させられてそれ等を吸着するように構
成されても良い。
持装置54は、押上げシリンダ134、304により吸
着位置が一定に維持されるようになっているが、それ等
の押上げシリンダ134や304を配設することなく、
吸着ヘッド68、106が下降途中で電極部品10や圧
電部品18に当接させられてそれ等を吸着するように構
成されても良い。
【0073】また、電極供給装置56、第1搬入装置5
8は電極部品10を負圧により吸着して搬送するように
なっているが、搬送すべき第1部品の材質が磁石によっ
て吸着されるものであれば、電磁石を用いて吸着するよ
うにしても良い。第2搬入装置60については、電磁石
は勿論、把持爪などにより第2部品を把持して搬送する
ように構成されても良い。
8は電極部品10を負圧により吸着して搬送するように
なっているが、搬送すべき第1部品の材質が磁石によっ
て吸着されるものであれば、電磁石を用いて吸着するよ
うにしても良い。第2搬入装置60については、電磁石
は勿論、把持爪などにより第2部品を把持して搬送する
ように構成されても良い。
【0074】また、上記電極供給装置56、第1搬入装
置58、第2搬入装置60はエアシリンダによって吸着
ヘッドを移動させるようになっているが、電動モータと
送りねじとによって吸着ヘッドをNC制御により移動さ
せるようにしても良い。押上げシリンダ134、216
、304についても、トルクリミッタ付きの電動モータ
および送りねじや、圧縮コイルスプリングを介して押圧
する駆動手段等に置き換えることができる。
置58、第2搬入装置60はエアシリンダによって吸着
ヘッドを移動させるようになっているが、電動モータと
送りねじとによって吸着ヘッドをNC制御により移動さ
せるようにしても良い。押上げシリンダ134、216
、304についても、トルクリミッタ付きの電動モータ
および送りねじや、圧縮コイルスプリングを介して押圧
する駆動手段等に置き換えることができる。
【0075】また、前記実施例の回転割出装置48は吸
着ヘッド68からのエアブローにより電極部品10を収
容穴182の底部に押圧しているが、例えば吸着ヘッド
98により電極部品10の本体部14を吸着した状態で
突起部16を頭部186に押圧し、その状態で位置決め
軸178を回転駆動するようにしたり、吸着ヘッド98
を軸心まわりに回転駆動したりしても良い。吸着ヘッド
98を回転駆動する場合には電極部品10の位置決め姿
勢が一定となるため、その後の搬入過程等で1枚おきに
180゜反転させることとなる。なお、位置決めすべき
第1部品が磁石によって吸着されるものであれば、収容
穴182の底部等に電磁石などを配設して吸着すること
により、突起部を位置決め軸178の頭部186に押圧
して弾性変形させることもできる。
着ヘッド68からのエアブローにより電極部品10を収
容穴182の底部に押圧しているが、例えば吸着ヘッド
98により電極部品10の本体部14を吸着した状態で
突起部16を頭部186に押圧し、その状態で位置決め
軸178を回転駆動するようにしたり、吸着ヘッド98
を軸心まわりに回転駆動したりしても良い。吸着ヘッド
98を回転駆動する場合には電極部品10の位置決め姿
勢が一定となるため、その後の搬入過程等で1枚おきに
180゜反転させることとなる。なお、位置決めすべき
第1部品が磁石によって吸着されるものであれば、収容
穴182の底部等に電磁石などを配設して吸着すること
により、突起部を位置決め軸178の頭部186に押圧
して弾性変形させることもできる。
【0076】また、上記回転割出装置48は回転モータ
172により位置決め軸178を回転駆動するようにな
っているが、ラックとピニオンを用いてシリンダ等によ
り一定回転ずつ回転させるようにしても良い。
172により位置決め軸178を回転駆動するようにな
っているが、ラックとピニオンを用いてシリンダ等によ
り一定回転ずつ回転させるようにしても良い。
【0077】また、上記位置決め軸178の回転角度は
一対の検出ピン194と1個のスイッチSW7によって
検出されるようになっているが、ロータリエンコーダ等
により回転角度をより高い精度で検出するようにしても
良い。回転モータ172の回転位置決め精度が高い場合
には、前記位置決めピン192による位置決め軸178
の位置決めは必ずしも必要ない。
一対の検出ピン194と1個のスイッチSW7によって
検出されるようになっているが、ロータリエンコーダ等
により回転角度をより高い精度で検出するようにしても
良い。回転モータ172の回転位置決め精度が高い場合
には、前記位置決めピン192による位置決め軸178
の位置決めは必ずしも必要ない。
【0078】また、上記位置決め軸178の1回の回転
角度は必ずしも1.5回転である必要はなく、2.5回
転等であっても良いし、1回転、2回転等の整数の回転
角度でも良い。整数の回転角度の場合には、位置決めさ
れる電極部品10の姿勢が一定であるため、その後の搬
入過程等において電極部品10を1枚おきに180゜反
転させることとなる。
角度は必ずしも1.5回転である必要はなく、2.5回
転等であっても良いし、1回転、2回転等の整数の回転
角度でも良い。整数の回転角度の場合には、位置決めさ
れる電極部品10の姿勢が一定であるため、その後の搬
入過程等において電極部品10を1枚おきに180゜反
転させることとなる。
【0079】また、前記実施例の積層位置決め装置50
は、圧電部品18を搬入する吸着ヘッド106の吸着面
116を基準として電極部品10および圧電部品18を
押上げシリンダ216により位置決めするようになって
いるが、押上げシリンダ216を用いることなく上方か
ら電極部品10および圧電部品18を押圧して位置決め
するようになっていても良い。その場合には、部品の積
層に伴って溶接高さ位置が高くなるため、溶接装置52
をその溶接高さ位置の変化に伴って上昇させることとな
る。
は、圧電部品18を搬入する吸着ヘッド106の吸着面
116を基準として電極部品10および圧電部品18を
押上げシリンダ216により位置決めするようになって
いるが、押上げシリンダ216を用いることなく上方か
ら電極部品10および圧電部品18を押圧して位置決め
するようになっていても良い。その場合には、部品の積
層に伴って溶接高さ位置が高くなるため、溶接装置52
をその溶接高さ位置の変化に伴って上昇させることとな
る。
【0080】また、上記積層位置決め装置50のワーク
ホルダ214は必ずしも不可欠なものではなく、ワーク
挿通ロッド210だけで電極部品10および圧電部品1
8を保持するようになっていても良い。ワーク挿通ロッ
ド210の位置決め溝218についても必ずしも不可欠
でなく、単に平坦な二面取りを行うだけでも良い。
ホルダ214は必ずしも不可欠なものではなく、ワーク
挿通ロッド210だけで電極部品10および圧電部品1
8を保持するようになっていても良い。ワーク挿通ロッ
ド210の位置決め溝218についても必ずしも不可欠
でなく、単に平坦な二面取りを行うだけでも良い。
【0081】また、積層位置決め装置50は位置固定に
配設されているが、電極部品10が常に同じ姿勢で搬入
される場合には、積層位置決め装置50自体を軸心まわ
りに180゜ずつ回転させて、搬入される電極部品10
の姿勢を相対的に180゜反転させるようにしても良い
。
配設されているが、電極部品10が常に同じ姿勢で搬入
される場合には、積層位置決め装置50自体を軸心まわ
りに180゜ずつ回転させて、搬入される電極部品10
の姿勢を相対的に180゜反転させるようにしても良い
。
【0082】また、前記実施例の溶接装置52は一対の
溶接電極284を備えていて、左右の突起部16を同時
に抵抗溶接するようになっているが、ワーク挿通ロッド
210に溶接電源292を接続して1個の溶接電極28
4だけで突起部16を溶接することもできる。その場合
に、積層位置決め装置50が180゜ずつ回転する場合
には、常に同じ方向から溶接を行えば良いが、積層位置
決め装置50が前記実施例のように位置固定に配設され
ている場合には、溶接電極284を積層位置決め装置5
0のまわりに180゜ずつ回転させて溶接することとな
る。
溶接電極284を備えていて、左右の突起部16を同時
に抵抗溶接するようになっているが、ワーク挿通ロッド
210に溶接電源292を接続して1個の溶接電極28
4だけで突起部16を溶接することもできる。その場合
に、積層位置決め装置50が180゜ずつ回転する場合
には、常に同じ方向から溶接を行えば良いが、積層位置
決め装置50が前記実施例のように位置固定に配設され
ている場合には、溶接電極284を積層位置決め装置5
0のまわりに180゜ずつ回転させて溶接することとな
る。
【0083】また、前記実施例では1枚の圧電部品18
が搬入される毎に左右両側の突起部16をそれぞれ抵抗
溶接する場合について説明したが、突起部16の長さ寸
法が充分であれば、向きが反対の一対の電極部品10が
搬入される毎に、言い換えれば電極部品10および圧電
部品18が2枚ずつ供給される毎に左右両側の抵抗溶接
が行われるようにしても良い。また、ワーク挿通ロッド
210に溶接電源292を接続するとともに一対の電極
開放用シリンダ288を独立に制御し、新たに搬入され
た電極部品10の突起部16が存在する側のみを交互に
抵抗溶接するようにしても良い。
が搬入される毎に左右両側の突起部16をそれぞれ抵抗
溶接する場合について説明したが、突起部16の長さ寸
法が充分であれば、向きが反対の一対の電極部品10が
搬入される毎に、言い換えれば電極部品10および圧電
部品18が2枚ずつ供給される毎に左右両側の抵抗溶接
が行われるようにしても良い。また、ワーク挿通ロッド
210に溶接電源292を接続するとともに一対の電極
開放用シリンダ288を独立に制御し、新たに搬入され
た電極部品10の突起部16が存在する側のみを交互に
抵抗溶接するようにしても良い。
【0084】また、上記溶接装置52は一対の加圧スプ
リング286を備えているが、1本の加圧スプリングを
一対の可動ブラケット276間に張設するようにしても
良いし、加圧スプリングとして圧縮コイルスプリングや
板ばねなどを採用することも可能である。板ばねを用い
る場合には、その板ばねの先端部に絶縁体等を介して溶
接電極を取りつけるとともに、その溶接電極がワーク挿
通ロッド210に接近離間させられるように板ばねの基
端側を移動させれば良い。スプリングの替わりにエアシ
リンダなどの他の押圧手段を採用することもできる。
リング286を備えているが、1本の加圧スプリングを
一対の可動ブラケット276間に張設するようにしても
良いし、加圧スプリングとして圧縮コイルスプリングや
板ばねなどを採用することも可能である。板ばねを用い
る場合には、その板ばねの先端部に絶縁体等を介して溶
接電極を取りつけるとともに、その溶接電極がワーク挿
通ロッド210に接近離間させられるように板ばねの基
端側を移動させれば良い。スプリングの替わりにエアシ
リンダなどの他の押圧手段を採用することもできる。
【0085】また、前記溶接装置52は電極開放用シリ
ンダ288によって溶接電極284を退避させるように
なっているが、電動モータと送りねじやピニオン、ラッ
クなどを利用することもできる。
ンダ288によって溶接電極284を退避させるように
なっているが、電動モータと送りねじやピニオン、ラッ
クなどを利用することもできる。
【0086】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図1】第1部品の一例である電極部品を示す平面図で
ある。
ある。
【図2】第2部品の一例である圧電部品を示す平面図で
ある。
ある。
【図3】図1および図2の部品を積層して製造される積
層型圧電アクチュエータの構成を説明する部分断面図で
ある。
層型圧電アクチュエータの構成を説明する部分断面図で
ある。
【図4】本発明の一実施例である積層溶接装置の概略正
面図である。
面図である。
【図5】図4の積層溶接装置の右側面図である。
【図6】図4の装置に備えられている吸着ヘッドの縦断
面図である。
面図である。
【図7】図6の吸着ヘッドの底面図である。
【図8】図4の装置に備えられている別の吸着ヘッドの
縦断面図である。
縦断面図である。
【図9】図8の吸着ヘッドの底面図である。
【図10】図4の装置に備えられているエア回路の一部
を説明する回路図である。
を説明する回路図である。
【図11】図4の装置における第1保持装置を示す正面
縦断面図である。
縦断面図である。
【図12】図11の第1保持装置の平面図である。
【図13】図11の第1保持装置において押上げ部材が
上方位置に保持されている状態を示す正面縦断面図であ
る。
上方位置に保持されている状態を示す正面縦断面図であ
る。
【図14】図4の装置における回転割出装置を示す正面
縦断面図である。
縦断面図である。
【図15】図14の回転割出装置の平面図である。
【図16】図15におけるXVI−XVI断面図である
。
。
【図17】図14の回転割出装置における位置決め軸の
頭部の他の態様を示す斜視図である。
頭部の他の態様を示す斜視図である。
【図18】図14の回転割出装置における位置決め軸の
頭部の更に別の態様を示す斜視図である。
頭部の更に別の態様を示す斜視図である。
【図19】図4の装置における積層位置決め装置を示す
正面縦断面図である。
正面縦断面図である。
【図20】図19の積層位置決め装置の平面図である。
【図21】図20におけるIIXI−IIXI断面図で
ある。
ある。
【図22】図19の積層位置決め装置のワークホルダに
キャップが装着された状態を示す正面縦断面図である。
キャップが装着された状態を示す正面縦断面図である。
【図23】図4の装置における溶接装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【図24】図23の溶接装置の一部を切り欠いた平面図
である。
である。
【図25】図4の装置における第2保持装置の正面縦断
面図である。
面図である。
【図26】図25の第2保持装置の平面図である。
【図27】図4の装置の作動を説明するタイムチャート
である。
である。
【図28】図4の装置に備えられている制御回路を説明
するブロック線図である。
するブロック線図である。
【図29】図4の装置の作動を説明するフローチャート
である。
である。
【図30】図29におけるS3の内容を具体的に説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図31】図29におけるS4の内容を具体的に説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図32】図29におけるS5の内容を具体的に説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図33】図29におけるS6の内容を具体的に説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図34】図29におけるS7の内容を具体的に説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図35】図1および図2の部品を積層して溶接する従
来の方法を説明する図である。
来の方法を説明する図である。
【符号の説明】
10:電極部品(第1部品)
12:円穴
14:本体部
16:突起部
18:圧電部品(第2部品)
20:円穴
30:積層溶接装置
48:回転割出装置
50:積層位置決め装置
52:溶接装置
58:第1搬入装置
60:第2搬入装置
68:吸着ヘッド
88:加圧回路
104:上下シリンダ
106:吸着ヘッド
172:回転モータ(回転駆動手段)
178:位置決め軸
182:収容穴
186、200、208:頭部
188、202、206:係合溝
210:ワーク挿通ロッド
216:押上げシリンダ
228:当接ロッド
250:押上げ部材
284:溶接電極
286:加圧スプリング(押圧手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 中央に円穴を有する円板形状の本体部
と該本体部の内周縁の一部から中心側へ延び出す突起部
とを一体に備えた金属製薄肉の弾性変形可能な第1部品
と、該第1部品と略同じ外径を有するとともに中央に該
第1部品の円穴よりも小径の円穴が形成された薄肉の第
2部品とを交互に多数積層するとともに、該第1部品に
ついては前記突起部の向きが交互に反対向きとなる姿勢
で積層して該突起部を板厚方向へ折り曲げ、同じ向きの
第1部品の突起部同士を順次溶接する薄板部品の積層溶
接装置であって、前記第1部品の円穴より小径で先端の
軸中心部分から一半径方向へ前記突起部が挿入可能な係
合溝が形成された頭部を有する位置決め軸と、前記第1
部品を該位置決め軸と略同心となる姿勢で且つ前記突起
部が前記頭部に押圧されて弾性変形させられるように保
持する保持治具と、該保持治具と位置決め軸とを軸心ま
わりに1回転以上相対回転させる回転駆動手段とを備え
、前記突起部と前記係合溝との係合により前記第1部品
をその中心まわりにおいて予め定められた姿勢に位置決
めする回転割出装置と、予め定められた積層位置に立設
され、上方から交互に搬入される前記第1部品および第
2部品の円穴内を挿通させられる電気伝導度の高いワー
ク挿通ロッドと、該ワーク挿通ロッドが挿通させられた
前記第1部品および第2部品を上下方向から挟圧して位
置決めする挟圧手段とを備えた積層位置決め装置と、前
記回転割出装置によって位置決めされた前記第1部品を
吸着して前記ワーク挿通ロッドの上方まで搬送するとと
もに、前記突起部と該ワーク挿通ロッドとの係合により
該突起部を上方へ折り曲げつつ該ワーク挿通ロッドが該
第1部品の円穴内を挿通させられるように該第1部品を
前記積層位置決め装置に搬入する第1搬入装置と、前記
第2部品を保持して前記ワーク挿通ロッドの上方まで搬
送するとともに、該第2部品の円穴内を該ワーク挿通ロ
ッドが挿通させられるように該第2部品を前記積層位置
決め装置に搬入する第2搬入装置と、前記積層位置決め
装置のワーク挿通ロッドの軸心と直交する方向の移動可
能に配設された溶接電極と、該ワーク挿通ロッドとの間
で前記突起部を挟むように該溶接電極を押圧する押圧手
段とを備え、前記積層位置決め装置の挟圧手段により前
記第1部品および第2部品が上下方向から挟圧されて位
置決めされた状態において、同じ向きの第1部品の互い
に重なり合う複数の突起部同士を抵抗溶接する溶接装置
とを有することを特徴とする薄板部品の積層溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3084681A JPH04300075A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 薄板部品の積層溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3084681A JPH04300075A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 薄板部品の積層溶接装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04300075A true JPH04300075A (ja) | 1992-10-23 |
Family
ID=13837436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3084681A Pending JPH04300075A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 薄板部品の積層溶接装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04300075A (ja) |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP3084681A patent/JPH04300075A/ja active Pending
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