JPH04301189A - 冷房用可変容量コンプレッサ - Google Patents

冷房用可変容量コンプレッサ

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Publication number
JPH04301189A
JPH04301189A JP6484291A JP6484291A JPH04301189A JP H04301189 A JPH04301189 A JP H04301189A JP 6484291 A JP6484291 A JP 6484291A JP 6484291 A JP6484291 A JP 6484291A JP H04301189 A JPH04301189 A JP H04301189A
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JP
Japan
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pressure
capacity
cooling
discharge
valve body
Prior art date
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Application number
JP6484291A
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English (en)
Inventor
Shinji Kakehashi
伸治 梯
Shigeo Numazawa
沼澤 成男
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載されて車室
の冷房を行う冷房サイクルに用いられる冷房用可変容量
コンプレッサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用の冷房サイクルに用い
られるコンプレッサには、可変容量コンプレッサが使用
されている。可変容量コンプレッサとしては、例えば、
斜板式可変容量コンプレッサが知られており、これは、
斜板の傾きを変え、コンプレッサからの吐出容量を変更
するものであり、冷房負荷の変動に応じて吐出容量を変
え、冷房能力を変更するようにしている。その機構とし
て、冷房負荷の変動に応じて、吸入圧力が変動すること
から、圧力調整弁により、吸入圧力に応じて、吸入圧力
と吐出圧力とを調整した制御圧力を圧力室に導入し、圧
力室が、この制御圧力に応じて、斜板の傾きを変更する
ものが知られている。
【0003】また、エバポレータや、エバポレータとコ
ンプレッサとを接続する吸入配管等による圧力損失が、
低負荷時(吐出圧力小)と高負荷時(吐出圧力大)とで
は大きく異なる。即ち、低負荷時には、冷媒の流量が少
なく、圧力損失が少ないが、高負荷時には、冷媒の流量
が多く、圧力損失が大きい。そこで、圧力調整弁は、図
5に破線で示すように、低負荷時には、圧力損失が小さ
いことから、吸入圧力が高くて、吐出圧力が低く、高負
荷時には、圧力損失が大きいことから、吸入圧力が低く
、吐出圧力が高い特性になるようにされ、吸入圧力と吐
出圧力とはリニアな関係を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のものでは、吐出圧力が高いときには、エバポレ
ータでの交換熱量は多いが、前記圧力損失により、吸入
配管での損失も大きく、圧力調整弁に導入される吸入圧
力が小さくても、エバポレータから流出する冷媒の圧力
は高い。また、吐出圧力が中程度のときの中負荷時には
、圧力損失の関係で、エバポレータから流出する圧力が
最も小さい。その為、図5に二点鎖線で示すように、圧
力調整弁の特性を、全体的に吸入圧力を小さくするよう
な特性に変更すると、中負荷時にエバポレータで霜が発
生する場合がある。その為、低負荷時で除湿能力を高め
、若しくは、高負荷時に冷房能力を高めようとすると、
中負荷時に霜が発生する場合があるという問題があった
【0005】そこで本発明は上記の課題を解決すること
を目的とし、負荷の高低に係わらず、中負荷時での霜の
発生を防止し、除湿能力若しくは冷房能力との両立を図
った冷房用可変容量コンプレッサを提供することにある
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべく
、本発明は課題を解決するための手段として次の構成を
取った。即ち、導入される制御圧力の作用により、吐出
容量を変更する圧力室を備え、冷房負荷の変動に基づく
圧力変化により弁体を移動して、吸入圧力と吐出圧力と
を調整した制御圧力を前記圧力室に導出する圧力調整弁
を有し、前記冷房負荷の増減に応じて前記吐出容量を増
減する冷房用可変容量コンプレッサにおいて、温度変化
により形状が変化する形状変化部材を、冷媒の温度変化
による前記変形で、前記冷房負荷が小さい若しくは大き
いときに前記吐出容量増加側に、前記弁体を付勢可能に
配置したことを特徴とする冷房用可変容量コンプレッサ
の構成がそれである。
【0007】
【作用】前記構成を有する冷房用可変容量コンプレッサ
は、圧力調整弁が、冷房負荷の変動に基づく圧力の変化
により弁体を移動して、圧力室に、吸入圧力と吐出圧力
とを調整した制御圧力を導入する。そして、圧力室が、
制御圧力の作用により、吐出容量を変更する。また、形
状変化部材が、冷媒の温度変化に応じて変形し、弁体を
、冷房負荷が小さい若しくは大きいときに吐出容量増加
側に付勢して移動する。よって、冷房負荷が小さいとき
、若しくは大きいときに、吐出容量を増加して、除湿能
力若しくは冷房能力を高める。また、冷房負荷が中程度
のときは、霜の発生を防止する。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明の一実施例である冷房用可変容
量コンプレッサの概略構成図である。1はハウジングで
、このハウジング1には、回転軸2が回転自在に支承さ
れており、また、ハウジング1内には、シリンダケース
4が収納されている。そして、回転軸2は、シリンダケ
ース4と一体的に回転するように連結されており、回転
軸2は、図示しないエンジンにより回転駆動されるよう
に接続されている。
【0009】シリンダケース4には、回転軸2の軸方向
に複数の摺動孔6が穿設されており、この摺動孔6には
、それぞれピストン8が摺動可能に挿入されている。 また、摺動孔6に連接して各々貫通孔9が、その軸方向
に向かって穿設されている。この摺動孔6とピストン8
により圧縮室10が形成されている。
【0010】ピストン8の一端は、それぞれ摺動部材1
2に球面接触されており、各摺動部材12は、各摺動部
材12が嵌挿されたガイド板14と、各摺動部材12に
摺接した斜板16とに挟持されている。そして、ガイド
板14は、回転軸2と共に回転可能に、かつ揺動可能に
支承されており、斜板16は、揺動可能に支承されてい
る。
【0011】そして、斜板16は、その一端が、ホルダ
18を介して、スプリング20により回転軸2の軸方向
で、かつ斜板16の傾きが回転軸2と直角に近くなり、
傾きが小さくなるように、即ち、ピストン8を摺動孔6
から引き出す方向に付勢されている。また、スプリング
20に対向して、摺動孔22に摺動可能に挿入された容
量制御ピストン24が設けられている。
【0012】この容量制御ピストン24の先端は、斜板
16の一端に当接されて、スプリング20の付勢方向と
逆方向に斜板16を揺動できるようにされている。前記
摺動孔22と容量制御ピストン24とにより圧力室26
が形成されている。
【0013】一方、シリンダケース4の一端は、面板2
8に接しながら回転可能にされており、面板28には、
後述する回転軸2の回転により、圧縮室10が拡張され
ている状態のときに、前記貫通孔9と連通する吸入孔3
0が形成されている。また、面板28には、圧縮室10
が縮小された状態のときに貫通孔9と連通する吐出孔3
2が形成されている。
【0014】この吸入孔30と吐出孔32は、主流路3
4により接続されており、主流路34には、吐出孔32
側から順に、コンデンサ36、リキッドタンク38、膨
張弁40、及びエバポレータ42が介装されている。こ
れらにより、冷房システムが構成されている。
【0015】更に、前記吸入孔30は、導入孔43を介
して、作用室44に接続されており、作用室44は、ダ
イヤフラム46により仕切られている。そして、吸入孔
30が、作用室44を介して、作用室44に接続された
連通孔48に連通するようにされている。また、連通孔
48は、弁座50を介して、接続孔52に接続されてお
り、接続孔52は、圧力室26に接続されている。
【0016】前記ダイヤフラム46には、連通孔48内
に挿入された連接棒53が立設されており、連接棒53
の先端には、球状の弁体54が固定されている。この弁
体54は、連接棒53が作用室44内に引き込まれるに
従って、弁座50に着座する方向に移動し、連通孔48
と接続孔52との連通を徐々に絞るようにされている。 また、ダイヤフラム46は、作用室44内に収納された
スプリング56により、弁体54を弁座50から離間さ
せる方向に付勢されている。
【0017】一方、吐出孔32に接続された導入孔58
が、接続孔52に連通されると共に、連通孔48と対向
するようにして形成されて、導入孔58から流出する冷
媒が、弁体54に弁座50着座方向の作用力が生じるよ
うにされている。尚、前記導入孔43、作用室44、ダ
イヤフラム46、連通孔48、弁座50、接続孔52、
弁体54、連接棒53、スプリング56、導入孔58に
より圧力調整弁59が構成されている。
【0018】そして、この導入孔58には、形状変化部
材60が挿入されており、この形状変化部材60は、本
実施例では、導入孔58を通過する冷媒の温度変化に応
じて形状が変化するバイメタルである。温度が低下する
と、形状変化部材60は、弁体54に向かって凸状に変
形し、温度が上昇すると、弁体54から離れるように平
板状に変形するようにされている。また、所定温度にな
ったときに、形状変化部材60が、変形して、弁体54
に接触し、温度が低下するに従って、弁体54を弁座5
0方向に付勢するように配置されている。
【0019】尚、形状変化部材60には、導入孔58と
接続孔52との連通を妨げないように、かつ、弁体54
に作用力が作用するように、図示しない穴が穿設されて
いる。
【0020】次に、本実施例の冷房用可変容量コンプレ
ッサの作動について説明する。まず、回転軸2が、図示
しないエンジンの回転に伴って回転駆動されると、回転
軸2と共に、シリンダケース4が回転する。そして、シ
リンダケース4と共に、各ピストン8も回転し、摺動部
材12は、斜板16上を摺動し、斜板16の傾きに従っ
て、ピストン8は往復運動をする。
【0021】ピストン8が往復運動して、圧縮室10が
膨張するときは、貫通孔9を介して吸入孔30に連通さ
れて、冷媒を吸入する。そして、圧縮室10が圧縮され
た状態にあるときには、貫通孔9を介して、吐出孔32
に連通され、圧縮した冷媒を吐出する。
【0022】吐出された冷媒は、主流路34を通り、コ
ンデンサ36、リキッドタンク38、膨張弁40、エバ
ポレータ42を通過して、吸入孔30から、再び、圧縮
室10に吸入される。この間、コンデンサ36では、外
気との間で熱交換が行われて、冷媒が冷やされ、エバポ
レータ42では、空気との間で熱交換が行われて、車室
内に冷気を供給し、冷媒の温度は上昇する。
【0023】例えば、車室内の温度が高くなって、冷房
負荷が大きいときには、冷媒の温度上昇も大きく、エバ
ポレータ42から吸入孔30には、圧力が上昇した冷媒
が供給される。吸入孔30に供給される冷媒の圧力が上
昇すると、作用室44に導入される吸入圧力Psが上昇
し、ダイヤフラム46に弁体54を弁座50に着座させ
る方向の作用力が作用する。そして、スプリング56の
付勢力に抗して、ダイヤフラム46が窪み、連接棒53
を介して、弁体54を弁座50方向に移動する。
【0024】弁体54が弁座50方向に移動すると、接
続孔52へ導入される吐出圧力Pdと、吸入圧力Psと
が調整されて、連通孔48と接続孔52との連通が絞ら
れ、圧力室26に導入される制御圧力Pcが高められる
。この制御圧力Pcが圧力室26に作用すると、容量制
御ピストン24が突き出され、スプリング20の付勢力
に抗して、斜板16が更に傾けられる。斜板16の傾き
が大きくなると、ピストン8のストローク量が増加し、
吐出孔32からの吐出容量が増加され、自動的に冷房能
力が高められる。
【0025】ストローク量が増加し、吐出孔32からの
吐出容量が増加されると、エバポレータ42へ供給され
る冷媒の流量が増加し、交換熱量が増加する。また、流
量が増えることから、エバポレータ42、主流路34で
の圧力損失が増加し、吸入孔30での吸入圧力Psは、
かえって減少する。
【0026】一方、吐出孔32から、導入孔58を介し
て、弁体54に吐出圧力Pdに応じた作用力が働く。よ
って、弁体54には、吐出圧力Pdが増加した分の着座
方向の作用力が増えるが、吸入圧力Psが減少するので
、その分、ダイヤフラム46を介して弁体54に作用す
る着座方向の作用力が減少する。このように、弁体54
には、吸入圧力Ps、吐出圧力Pd及びスプリング56
の付勢力が作用し、吸入圧力Psの増加に応じて絞られ
た状態でバランスするように、弁体54の位置が制御さ
れる。
【0027】そして、図2に実線で示すように、吐出圧
力Pdが大きいときには、圧力調整弁59は、圧力損失
の関係から、吸入圧力Psと吐出圧力Psとは反比例す
る特性を有するように制御される。
【0028】一方、車室内の温度が低くなって、冷房負
荷が小さくなると、冷媒の温度が下がり、エバポレータ
42から吐出される冷媒の圧力が低下する。吸入孔30
を介して、作用室44に導入される吸入圧力Psが低下
し、弁体54を弁座50から離間する方向の作用力が増
加する。
【0029】そして、ダイヤフラム46が、スプリング
56の付勢力により膨らみ、連接棒53を介して、弁体
54を弁座50から離間する方向に移動する。弁体54
が移動すると、連通孔48と接続孔52との連通の絞り
が開放され、接続孔52から圧力室26に導入される制
御圧力Pcが低下する。
【0030】圧力室26に作用する制御圧力Pcが減少
すると、スプリング20の付勢力により、容量制御ピス
トン24が引き込まれ、斜板16の傾きが小さくされる
。傾きが小さくされると、ピストン8のストローク量が
減少し、吐出容量が減少され、自動的に冷房能力が低め
られる。冷房能力が低められると、主流路34を流れる
冷媒の流量も減少し、圧力損失が少なくなり、吸入圧力
Psが上昇する。
【0031】一方、吐出孔32から、導入孔58を介し
て、弁体54に吐出圧力Pdに応じた作用力が働く。よ
って、弁体54には、吐出圧力Pdが減少した分、着座
方向の作用力が減少するが、吸入圧力Psが増加するの
で、その分ダイヤフラム46を介して弁体54に作用す
る着座方向の作用力が増加する。このように、弁体54
には、吸入圧力Ps、吐出圧力Pd及びスプリング56
の付勢力が作用し、吸入圧力Psの減少に応じて絞りが
開放された状態でバランスするように、弁体54の位置
が制御される。
【0032】そして、前記形状変化部材60が設けられ
ていないとした場合には、図2に破線で示すように、吐
出圧力Pdが小さくなるに従って、圧力調整弁59は、
圧力損失の関係から、吸入圧力Psは大きくなるような
特性を有するように制御される。
【0033】また、冷房負荷の減少に伴って、エバポレ
ータ42を通過した後の冷媒の温度も低下する。しかも
、斜板16の傾きが小さくなるので、圧縮室10での圧
縮比も小さくなり、吐出孔32から導入孔58に導入さ
れる冷媒の温度が低下する。形状変化部材60がその温
度変化に従って、弁体54側に突き出すように膨らむ。
【0034】そして、冷媒の温度が所定温度にまで低下
すると、形状変化部材60は、弁体54に当接し、弁体
54を弁座50方向に付勢する。冷房能力が低下し、冷
媒温度が更に低下すると、弁体54は、弁座50方向に
付勢力を受けて、連通孔48と接続孔52との絞りの開
度が規制される。
【0035】これにより、制御圧力Pcの低下も制限さ
れて、斜板16の傾きが規制される。よって、吐出容量
の減少が押さえられ、即ち、図2に実線で示すように、
冷媒温度が所定温度以下になると、吸入圧力Psと吐出
圧力Pdとは正比例する特性となるように制御される。
【0036】エバポレータ42を通過する空気の温度が
低下して、冷房負荷が減少し、冷房能力を減少させると
、空気と冷媒との温度差が小さくなり、除湿能力が低下
する。そこで、冷媒の温度が低下したときには、形状変
化部材60により、弁体54の着座方向の作用力を増加
させて、小さな吸入圧力Psで、連通孔48と接続孔5
2との連通の絞りの開度を規制し、吐出容量の減少を押
さえ、冷房能力を維持する。
【0037】よって、冷房負荷が減少したときにも、冷
房能力が維持されて、除湿能力が確保される。また、吐
出圧力Pdが中程度である中負荷のときには、図2に示
す如く、吸入圧力Psがある程度の値以上に確保され、
中負荷時のエバポレータ42での霜の発生は、防止され
る。
【0038】次に、本発明の第2実施例について、図3
によって説明する。第2実施例については、前述した実
施例と同じものについて、同一番号をふして詳細な説明
を省略する。
【0039】本第2実施例は、前述した実施例の形状変
化部材60に代えて、形状記憶合金で形成されたスプリ
ング状の形状変化部材62を、導入孔58内に収納・配
置しており、所定温度以下になると、形状を回復して、
弁体54を弁座50に着座する方向に付勢する。
【0040】従って、前述した実施例と同様に、冷媒の
温度が所定温度以下に低下すると、弁体54の着座方向
の作用力を増加させて、連通孔48と接続孔52との連
通の絞りの開度を規制し、吐出容量の減少を押さえ、冷
房能力を維持する。そして、冷房負荷が減少したときに
も、除湿能力が確保される。また、図2に実線で示すよ
うに、中負荷時のエバポレータ42での霜の発生が、防
止される。
【0041】次に、本発明の第3実施例について、図4
によって説明する。第3実施例については、前述した実
施例と同じものについては、同一番号をふして詳細な説
明を省略する。
【0042】前述した実施例のダイヤフラム46を、バ
イメタルで形成した形状変化部材64に代えた構成であ
る。円盤状のバイメタルは、その曲率Rが、温度変化△
tに対して、双曲線的に変化する(R=A/△t、A=
定数)。そして、形状変化部材64は、冷媒の温度が低
いとき、及び温度が高いときに、その曲率Rの変化割合
が小さく、冷房負荷が中程度で、冷媒の温度が中程度の
ときに、その曲率Rの変化割合が大きくなるように構成
されている。また、形状変化部材64は、導入孔43か
ら流入する冷媒の温度が上昇するに従って、弁体54を
弁座50に着座させる方向に移動するように変形するよ
うにされている。
【0043】よって、冷房負荷の減少に伴って、エバポ
レータ42を通過する空気の温度が低下し、冷媒の温度
が低下したときには、形状変化部材64の変化割合が小
さく、小さな吸入圧力Psで、連通孔48と接続孔52
との連通の絞りの開度を規制し、吐出容量の減少を押さ
え、冷房能力を維持する。
【0044】一方、冷房負荷が上昇するに従って、エバ
ポレータ42から流出する冷媒の温度は高くなる。そし
て、導入孔43から作用室44に導入された冷媒の温度
が高くなるにしたがって、形状変化部材64が変形し、
弁体54を弁座50に着座させる方向に移動し、連通孔
48と接続孔52との連通が絞られ、制御圧力Pcが増
加する。従って、容量制御ピストン24が突き出されて
、斜板16の傾きが大きくされて、吐出容量が増加され
る。
【0045】図5に実線で示す如く、冷房負荷が減少す
るに従って、あるいは冷房負荷が上昇するに従って、吐
出容量を増加させ、冷房能力を増やす。よって、冷房負
荷が減少したとき、若しくは増加したときには、吸入圧
力Psの変化以上に冷房能力を増加させ、また、中負荷
のときには、吸入圧力Psがある程度の値以上に確保さ
れ、中負荷時のエバポレータ42での霜の発生は、防止
される。
【0046】本第3実施例では、冷媒の温度が低い、あ
るいは高いときに、共に形状変化部材64の曲率Rの変
化割合が小さくなるように構成したが、形状変化部材を
、冷媒の温度が低いときにのみバイメタルの曲率Rの変
化割合が小さくなるように構成し、前述した第1実施例
の図2の実線に近い曲線的な特性を有するようにしても
よい。
【0047】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の冷房用可変
容量コンプレッサは、冷媒の温度変化による形状変化部
材の変形で、冷房負荷が小さいとき、若しくは大きいと
きに、吐出容量を増加させて、除湿能力、冷房能力を高
めるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての冷房用可変容量コン
プレッサの概略構成図である。
【図2】本実施例の吸入圧力と吐出圧力との圧力特性を
示すグラフである。
【図3】本発明の第2実施例としての冷房用可変容量コ
ンプレッサの圧力調整弁の概略構成図である。
【図4】本発明の第3実施例としての冷房用可変容量コ
ンプレッサの圧力調整弁の概略構成図である。
【図5】第3実施例の吸入圧力と吐出圧力との圧力特性
を従来の圧力特性と共に示すグラフである。
【符号の説明】
Pc…制御圧力          Pd…吐出圧力 
         Ps…吸入圧力 1…ハウジング          2…回転軸   
           10…圧縮室 26…圧力室            30…吸入孔 
           44…作用室 46…ダイヤフラム      54…弁体     
         59…圧力調整弁 60,62,64…形状変化部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  導入される制御圧力の作用により、吐
    出容量を変更する圧力室を備え、冷房負荷の変動に基づ
    く圧力変化により弁体を移動して、吸入圧力と吐出圧力
    とを調整した制御圧力を前記圧力室に導出する圧力調整
    弁を有し、前記冷房負荷の増減に応じて前記吐出容量を
    増減する冷房用可変容量コンプレッサにおいて、温度変
    化により形状が変化する形状変化部材を、冷媒の温度変
    化による前記変形で、前記冷房負荷が小さい若しくは大
    きいときに前記吐出容量増加側に、前記弁体を付勢可能
    に配置したことを特徴とする冷房用可変容量コンプレッ
    サ。
JP6484291A 1991-03-28 1991-03-28 冷房用可変容量コンプレッサ Pending JPH04301189A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1014016A3 (en) * 1998-12-21 2002-01-16 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Air conditioning systems

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1014016A3 (en) * 1998-12-21 2002-01-16 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Air conditioning systems

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