JPH04303841A - 光崩壊性マイクロカプセルおよびそれを用いた感光性樹脂組成物 - Google Patents

光崩壊性マイクロカプセルおよびそれを用いた感光性樹脂組成物

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JPH04303841A
JPH04303841A JP9354091A JP9354091A JPH04303841A JP H04303841 A JPH04303841 A JP H04303841A JP 9354091 A JP9354091 A JP 9354091A JP 9354091 A JP9354091 A JP 9354091A JP H04303841 A JPH04303841 A JP H04303841A
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JP
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group
compound
photodegradable
acid
photosensitive resin
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Application number
JP9354091A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Ito
浩光 伊藤
Yoshinori Morimitsu
守満 美紀
Yasuhiro Seno
瀬能 靖弘
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線および可視光に
対して高感度な光崩壊性マイクロカプセルおよびそれを
用いた感光性樹脂組成物に関するものである。この光崩
壊性マイクロカプセルは芯物質に重合開始剤、分解開始
剤を含有させることにより高感度な感光性樹脂組成物を
得ることができる。感光性樹脂組成物は、各種基板上に
塗布し、印刷版やフォトレジストなど材料として、広い
用途がある。あるいは顔料、染料、インキ等を含有させ
ることで感光性画像材料を形成することができ、プルー
フ等に応用できる。
【0002】
【従来技術】従来より界面重合によって形成されるマイ
クロカプセル壁膜には、ポリエステル壁膜やナイロン壁
膜、あるいはポリウレタン壁膜などが知られている。マ
イクロカプセル壁膜は太陽光線やさまざまな活性光線に
対して安定であり、光照射によって隔壁を崩壊し、芯物
質を取り出すような用途には向いていない。このような
用途に対しての発明として特開昭52ー119480 
号公報などがある。
【0003】一方、従来使用されている印刷版やフォト
レジスト材料として使用されている感光性樹脂は、光重
合開始剤として芳香族ケトン化合物、ベンゾイン誘導体
、芳香族キノン化合物などが使用され、感度は紫外線に
対しては100mJ/cm2 程度とあまり高くなくな
い。さらに、可視光に対しては殆ど感光性を示さない。
【0004】一方、紫外線に対してはもとより、近年の
レ−ザ−技術の進歩に伴いレ−ザ−製版、プリント回路
基板、光ディスク、光メモリ、ホログラム、レ−ザ−リ
ソグラフィ−用のレ−ザ−記録材料の開発が求められて
いる。現在、安定な出力の得られるレ−ザ−光源として
は、アルゴン、ヘリウム−ネオン、YAGさらに半導体
レ−ザ−などがある。しかし、発振波長はいずれも約5
00nm以上で赤外光領域に及ぶものまであり、現在の
光重合開始剤含有の感光性樹脂では記録することが困難
である。可視光から赤外光領域に分光吸収を持つ有機染
料化合物を増感剤とした光重合開始剤(以下、二元系光
重合開始剤と記す。)を用いた高感度な感光性樹脂組成
物の開発がなされている(特開昭62−31848号公
報および特開昭63−278907号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなマイクロ
カプセルは、紫外光線に対しても感度が低く相当量の光
照射を行わなくてはならない。さらに、可視光線に対し
てはほとんど感度を示さないため上記のような可視光に
高感度な感光性樹脂組成物の一成分として使用すること
が困難である。
【0006】さらに二元系光重合開始剤を含有した感光
性樹脂組成物は可視光領域に感光性を示すもののその開
始剤効率が低いため、主な使用目的と思われる空冷アル
ゴンレ−ザ−などの低出力光源を利用する記録材料とし
ては感度の面で不十分である。そのため現在の感光性樹
脂を可視光で感光させる場合には、感光に要する時間が
長く、また満足のいく光重合を起こらせるためには高出
力レ−ザ−が必要となり不経済的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のようなことから、
本発明者らは低出力光源に対して十分な感度を有する記
録材料となるような感光性樹脂の研究開発を行った結果
、主鎖中に光分解性の官能基を持つ一般式(1):
【0
008】
【化3】
【0009】(Zは光官能基を含む部分であり、アルデ
ヒド類、ケトン類、ジケトン類、過酸化物、エステル類
、ジアゾ類、オニウム塩類など)で表される化合物Aを
含有する溶液と、その溶液に溶解しない溶液で、かつ化
合物Aと反応し得る官能基を二個以上持つ化合物Bを含
有する溶液を用い、芯物質をどちらかの溶液に分散ある
いは溶解させながら両溶液の液体界面で化合物Aおよび
化合物Bを反応させてなる光崩壊性マイクロカプセルを
発明した。
【0010】さらにその芯物質を種々検討した結果、無
機酸や有機酸、あるいはそれらの希釈溶液にすることで
新規の高感度な感光性樹脂組成物を発明するに至った。
【0011】また、化合物AまたはBに該当する化合物
に有機染料化合物を分散あるいは結合させることで可視
光領域に感光性を持つ光崩壊性マイクロカプセルを得る
ことができる。
【0012】第一の感光性樹脂組成物は、上記の芯物質
が無機酸や有機酸あるいはそれらの希釈溶液である光崩
壊性マイクロカプセル、バインダ−樹脂、重合可能なエ
チレン性不飽和二重結合を有する化合物および一般式(
2):
【0013】
【化4】
【0014】(式中、R1,R2,R3,R4,R5 
およびR6 は、それぞれ独立に水素、カルボキシル基
、カルボキシアルキル基、カルボキシフェニル基、アミ
ノ基、モノアルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ア
ルコキシ基、ヒドロキシ基、またはハロゲンである)で
表される1,4−置換ピリジン誘導体の組合せからなる
感光性樹脂組成物である。
【0015】第二の感光性樹脂組成物は、上記の芯物質
が無機酸や有機酸あるいはそれらの希釈溶液である光崩
壊性マイクロカプセル、バインダ−樹脂、酸で簡単に分
解する結合を有するポリマーまたはオリゴマーの組合せ
からなる感光性樹脂組成物である。
【0016】また、第一および第二の感光性樹脂組成物
は、光照射した後、さらに電子線、X線または紫外線な
どの活性光線を照射したり、加熱するなどの処理を施し
ても構わない。
【0017】本発明の感光性樹脂組成物について光崩壊
性マイクロカプセルの成分重量部を100重量部とした
時のその他の成分の適正な配合比を以下に述べる。
【0018】バインダ−樹脂の適性配合比としては、4
0〜2500重量部、好ましくは70〜1000重量部
がよい。主として、成膜性と塗工性が良好であるという
観点から、この範囲が選ばれる。
【0019】重合可能なエチレン性不飽和二重結合を有
する化合物の適性配合比としては、60〜3000重量
部、好ましくは100から1500重量部がよい。主と
して、反応性の観点からこの範囲が選ばれる。
【0020】有機染料化合物は1〜100重量部、好ま
しくは2〜30重量部である。有機染料化合物が1重量
部より少ない場合は、その増感作用が目立たない。逆に
、100重量部より大きい場合は、有機染料化合物自体
の表面層での光吸収が多すぎて、かえって光感度を低下
させる。
【0021】1,4−置換ピリジン誘導体は1〜100
重量部、好ましくは2〜50重量部である。1,4−置
換ピリジン誘導体が1重量部より少ないと化学増幅が目
立たない。逆に、100重量部より多くなると、感光性
樹脂組成物の増感作用に支障をきたす恐れがある。
【0022】また、酸で簡単に分解する結合を有するポ
リマーまたはオリゴマーの適性配合比としては、40〜
2500重量部、好ましくは70〜1000重量部がよ
い。主として、解像性が良好であるという観点から、こ
の範囲が選ばれる。
【0023】本発明の光崩壊性マイクロカプセルに使用
する一般式(1)で表される化合物Aの具体例としては
、2−オキソ−1,3−シクロヘキサンジ酢酸、2−オ
キソ−1,4−シクロヘキサンジ酢酸、2−オキソ−1
,5−シクロヘキサンジ酢酸、2−オキソ−1,6−シ
クロヘキサンジ酢酸、3−オキソ−1,6−シクロヘキ
サンジ酢酸、3−オキソ−1,5−シクロヘキサンジ酢
酸、2−オキソ−2,4−(1,4−ジ酢酸)シクロヘ
キサジエン、2−オキソ−1,4−(1,4−ジ酢酸)
シクロヘキサジエン、2−オキソ−1,5−(1,4−
ジ酢酸)シクロヘキサジエン、2−オキソ−1,3−シ
クロペンタンジ酢酸、2−オキソ−1,4−シクロペン
タンジ酢酸、2−オキソ−1,5−シクロペンタンジ酢
酸、2,6−ジ−(エチルアミノ)シクロヘキサノン、
2,4−ジ(エチルアミノ)シクロヘキサノン、γ−ア
セチルペンタメチレンジアミン、γ−ベンゾイルヘキサ
メチレンジアミン、2,4−ジ−(ω−ヒドロキシプロ
ピル)シクロヘキサノン、2,4−ジ−(ω−ヒドロキ
シブチル)シクロヘキサノン、3−(ω−アミノプロピ
ル)−過安息香酸エチルアミン、3−(ω−アミノプロ
ピル)−過安息香酸エタノール、3−(ω−アミノプロ
ピル)−過安息香酸プロパノール、4−(ω−アミノプ
ロピル)−過安息香酸エタノール、4−(ω−カルボキ
シプロピル)−過安息香酸エタノール、2,3−ジカル
ボニルヘキサングリコール、などが挙げられるが、これ
らに限定されるものではない。
【0024】また、化合物Aと反応する化合物Bは、化
合物Aの例として挙げた化合物郡の中から選ばれてもよ
いし、それ以外の感光基を含まないものでもよい。感光
基を含まないものの例としては、1,4−ジアミノブタ
ン、1,6−ジアミノヘキサン、マロン酸、フタル酸、
テレフタル酸、イソフタル酸、こはく酸、グルタル酸、
アジピン酸、ピメリン酸、1,2−ジアミノエタン、1
,3−ジアミノプロパン、1,4−ジアミノブタン、1
−アミノエタノール、1,アミノプロパノール、1−ア
ミノブタノール、1−ヒドロキシ酢酸、1−ヒドロキシ
吉草酸、エチレングリコール、ジエチレングリコ−ル、
1−アミノ酪酸などが挙げられるが、これらに限定され
るものではない。
【0025】本発明で使用される有機染料化合物の例と
してはクマリン系染料、シアニン系染料、メロシアニン
系染料、ピリリウム系染料、チオピリリウム系染料など
が挙げるられるが、これらに限定されるものではない。
【0026】クマリン系染料としては3−(2/−ベン
ズイミダゾ−ル)7−N,N−ジエチルアミノクマリン
、3,3/−カルボニルビス(7−ジエチルアミノクマ
リン)、3,3/−カルボニルビスクマリン、3,3/
−カルボニルビス(7−メトキシクマリン)、3,3/
−カルボニルビス(5,7−ジメトキシクマリン)、3
,3/−カルボニルビス(6−メトキシクマリン)、3
,3/−カルボニルビス(7−アセトキシクマリン)、
3,3/−カルボニルビス(5,7−ジ−i−プロポキ
シクマリン)、3,3/−カルボニルビス(5,7−ジ
−n−プロポキシクマリン)、3,3/−カルボニルビ
ス(5,7−ジ−n−ブトキシクマリン)が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
【0027】また、シアニンまたはメロシアニン系染料
としては、フルオレセン、ロ−ダミン、2’7’−ジク
ロロフルオレセン、3,3’−ジカルボキシエチル−2
,2’−チオシアニンブロミド、アンヒドロ−3,3’
−ジカルボキシメチル−2,2’−チオシアニンベタイ
ン、1−カルボキシメチル−1’−カルボキシエチル−
2,2’−キノシアニンブロミド、アンヒドロ−3,3
’−ジカルボキシエチル−5,5’,9−トリメチル−
2,2’−チアカルボシアニンベタイン、3,3’−ジ
ヒドロキシエチル−5,5’−ジメチル−9−エチル−
2,2’−チアカルボシアニンブロミド、アンヒドロ−
3,3’−ジカルボキシメチル−2,2’−チアカルボ
シアニンベタインなどが挙げられるが、これらに限定さ
れるものではない。
【0028】ピリリウムまたはチオピリリウム系染料と
しては、2−アミノ−4,6−ビス(4−ブトキシフェ
ニル)チオピリリウムパークロレート、2−ヒドロキシ
−4,6−ビス(4−ジメチルアミノスチリル)ピリリ
ニウムパークロレート、2−ヒドロキシ−4,6−ビス
(4−ジメチルアミノスチリル)ピリリニウムフルオロ
ボレ−ト、2−ヒドロキシ−4,6−ビス(4−ジメチ
ルアミノスチリル)チオピリリニウムパークロレート、
2−ヒドロキシ−4,6−ビス(4−ジメチルアミノス
チリル)チオピリリニウムフルオロボレ−ト、2−アミ
ノ−4,6−ビス(4−ブトキシフェニル)ピリリウム
パークロレート、2−アミノ−4,6−ビス(4−ブト
キシフェニル)ピリリウムフルオロボレ−ト、2−アミ
ノ−4,6−ビス(4−メトキシ−β−エチルスチリル
)チオピリリウムフルオロボレートなどが挙げられるが
、これらに限定されるものではない。
【0029】一方、一般式(2):
【0030】
【化5】
【0031】(式中、R1,R2,R3,R4,R5 
およびR6 はそれぞれ独立に水素,カルボキシル基,
カルボキシアルキル基,カルボキシフェニル基,アミノ
基,モノアルキルアミノ基,ジアルキルアミノ基,アル
コキシ基,ヒドロキシ基,またはハロゲンである)で表
される1,4−置換ピリジン化合物の例としては、3,
5−ジカルボキシ−2,6−ジメチル−1,4−ジヒド
ロキシピリジン、3,5−ジカルボキシメチル−2,6
−ジメチル−1,4−ジヒドロキシピリジン、3,5−
ジカルボキシエチル−2,6−ジメチル−1,4−ジヒ
ドロキシピリジン、3,5−ジカルボキシブチル−2,
6−ジメチル−1,4−ジヒドロキシピリジン、3,5
−ジカルボキシ−t−ブチル−2,6−ジメチル−1,
4−ジヒドロキシピリジン、3,5−ジカルボキシ−2
,6−ジエチル−1,4−ジヒドロキシピリジン、3,
5−ジカルボキシメチル−2,6−ジエチル−1,4−
ジヒドロキシピリジン、3,5−ジカルボキシ−2,4
,6−トリメチルヒドロキシピリジン、3,5−ジカル
ボキシ−4−エチル−2,6−ジメチルヒドロキシピリ
ジン、3,5−ジカルボキシ−2,6−ジメチル−1,
4−ジメチルピリジン、3,5−ジカルボキシ−2,6
−ジエチル−1,4−ジメチルピリジン、3,5−ジカ
ルボキシ−2,6−ジメチル−1,4−ジエチルピリジ
ンなどが挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。
【0032】また、酸で簡単に分解する結合を有するポ
リマーまたはオリゴマーの例としては、ポリ(α,α−
ジメチルベンジルメタクリレート)、ポリ(α,α−ジ
エチルベンジルメタクリレート)、ポリ(α−メチルベ
ンジルメタクリレート)、ポリ(4−t−ブチルカルボ
キシスチレン)、ポリアクリル酸メチル、ポリアクリル
酸エチル、ポリアクリル酸ブチル、ポリアクリル酸−i
−ブチル、ポリアクリル酸−t−ブチル、ポリメタアク
リル酸ブチル、ポリメタアクリル酸−t−ブチル、ポリ
メタアクリル酸−t−ブチル、ポリ(p−メチルカルボ
キシスチレン)、ポリフタルアルデヒドなどが挙げられ
るが、これらに限定されるものではない。
【0033】また、本発明におけるバインダ−樹脂とし
ては、ビニル系付加重合型樹脂、ポリエステル系、ポリ
ウレタン系、ポリアミド系、等の縮合型樹脂等であり、
重量平均分子量1万から50万程度のものが好ましく、
この樹脂の例としては、(メタ)アクリル酸、(メタ)
アクリル酸エステル、マレイン酸、フマル酸、マレイン
酸エステル、フマル酸エステル、エチレングリコ−ル、
スチレン、塩化ビニルなどの共重合体などが挙げられる
が、これらのものに限定されるものではない。
【0034】最後に、分子中に重合可能なエチレン性不
飽和二重結合を有する化合物としては、アクリル酸、メ
タクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、ペンタエリ
スリト−ルトリ(メタ)アクリレ−ト、トリメチロ−ル
プロパントリ(メタ)アクリレ−ト、エチレングリコ−
ルジ(メタ)アクリレ−ト等の不飽和酸エステル、およ
びスチレン、アクリルアミド、アクリルニトリル、N−
ビニルピロリドン、酢酸ビニル、さらに種々の不飽和ポ
リエステル、不飽和ポリエ−テル、不飽和ポリウレタン
やエポキシ基を有する(メタ)アクリレ−ト化合物等な
どが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0035】一方、本発明の光崩壊性マイクロカプセル
は、紫外光線から可視光線に対して高感度であり、高感
度な感光性樹脂組成物の一成分として使用することがで
きる。さらに、この光崩壊性マイクロカプセルを使用し
た本発明の感光性樹脂組成物は上記のようなバインダ−
樹脂と重合可能なエチレン性不飽和二重結合を有する化
合物と1,4−置換ピリジン化合物、および光崩壊性マ
イクロカプセル、あるいはバインダー樹脂と酸で簡単に
分解する結合を有するポリマーまたはオリゴマーおよび
光崩壊性マイクロカプセルのこれらの各成分を適当な割
合に混合して使用することによって高感度な記録材料を
得ることができる。
【0036】
【作用】本発明の光崩壊性マイクロカプセルは電子線、
X線、紫外線などの活性光線によって容易に分解する。 また、有機染料化合物を含有することで可視光領域でも
分解させることができる。
【0037】また、本発明の芯物質が無機酸や有機酸、
あるいはそれらの希釈溶液である光崩壊性マイクロカプ
セル、バインダ−樹脂、重合可能なエチレン性不飽和二
重結合を有する化合物および1,4−置換ピリジン誘導
体からなる感光性樹脂組成物は、光崩壊性マイクロカプ
セルの崩壊に伴い流出した酸によって1,4−置換ピリ
ジン誘導体が分解しラジカルを生成し、それによってエ
チレン性不飽和二重結合を有する化合物が重合する。
【0038】さらに、本発明の芯物質が無機酸や有機酸
あるいはそれらの希釈溶液である光崩壊性マイクロカプ
セル、バインダ−樹脂、酸で簡単に分解する結合を有す
るポリマーまたはオリゴマーの組合せからなる感光性樹
脂組成物は、光崩壊性マイクロカプセルの崩壊に伴い流
出した酸によって酸で簡単に分解する結合を有するポリ
マーまたはオリゴマーが分解する。
【0039】
【効果】本発明の光崩壊性マイクロカプセルは芯物質と
なるものを種々選択することで多種多様の光記録材料や
感光性樹脂組成物に利用することができる。また、本発
明の感光性樹脂組成物は低出力可視光源に十分対応しう
る有用な記録材料となる。また、本発明の感光性樹脂組
成物を各種基板上に塗布することによって、レーザーダ
イレクト用印刷版、プリント回路基板、光デイスク、光
メモリ、ホログラム、フォトレジストが得られる。
【0040】
【実施例】以下に、本発明の詳細を実施例および比較例
によって説明するがこれらに限定されるものではない。 <実施例1>γ−アセチルペンタメチレンジアミン50
重量部、を1N塩酸50重量部に混合する。次にこれを
酢酸エチル100重量部に2−オキソ−1,3−シクロ
ヘキサンジ酢酸50重量部を加えて溶解したものに室温
で撹拌しながら滴下し、微笑液滴になるように撹拌速度
を調整する。さらに、反応温度を70℃に昇温したのち
20時間撹拌すると1N塩酸を含有した光崩壊性マイク
ロカプセルが得られた。このマイクロカプセルを中性の
水の中に分散させ、光照射したのちpH試験紙で調べた
ところ明らかに酸性を示した。
【0041】<実施例2>γ−アセチルペンタメチレン
ジアミン50重量部、を1N塩酸50重量部に混合する
。次にこれを酢酸エチル100重量部に2−オキソ−1
,3−シクロヘキサンジ酢酸50重量部および有機染料
化合物である3−(2/−ベンズイミダゾ−ル)7−N
,N−ジエチルアミノクマリンを加えて溶解したものに
室温で撹拌しながら滴下し、微小液滴になるように撹拌
速度を調整する。さらに、反応温度を70℃に昇温した
のち20時間撹拌すると1N塩酸を含有した光崩壊性マ
イクロカプセルが得られた。このマイクロカプセルを中
性の水の中に分散させ、450nmの単色光を照射した
のちpH試験紙で調べたところ明らかに酸性を示した。
【0042】<実施例3>墨インキ25重量部、2−オ
キソ−1,4−(1,4−ジ酢酸)シクロヘキサジエン
50重量部をメチルエチルケトン50重量部に混合する
。次にこれを水100重量部にγ−アセチルヘキサメチ
レングリコール50重量部を加えて溶解したものに室温
で撹拌しながら滴下し、さらに反応温度を50℃に昇温
したのち15時間撹拌すると墨インキを含有した光崩壊
性マイクロカプセルが得られた。この、マイクロカプセ
ルを白紙の上で光を照射したところ白紙にインキが付着
した。
【0043】<実施例4>実施例2の光崩壊性マイクロ
カプセル50重量部、メチルメタアクリレ−ト、2−エ
チルヘキシルアクリレ−トおよびメタクリル酸の共重合
体(重合比はメチルメタアクリレ−ト:2−エチルヘキ
シルアクリレ−ト:メタクリル酸=60:20:20)
100重量部およびペンタエリスリト−ルトリアクリレ
−ト140重量部をメチルエチルケトン1100重量部
に均一に分散させる。この溶液に3,5−ジカルボキシ
エチル−2,6ージメチル−1,4−ジヒドロピリジン
10重量部を添加し、均一になるまで攪はんして感光液
とした。さらに、この感光液をスピンコ−タ−用いて乾
燥膜厚が約2μmになるようにアルミ板上に塗布し、乾
燥器にて70℃で2分間乾燥することによって感光層を
作製した。以下、これを試験板と記述する。
【0044】試験板上にパターンのあるフォトマスクを
密着させ、450nmの光、をその上から照射し、さら
に100℃で10分間加熱したのち、0.1%水酸化ナ
トリウム水溶液で現像しネガ画像を得ることができた。
【0045】<実施例5>実施例2の光崩壊性マイクロ
カプセル50重量部、ポリ(4−t−ブチルカルボキシ
)−スチレン300重量部を酢酸エチル1000重量部
に均一に分散させる。さらに、この感光液をスピンコ−
タ−用いて乾燥膜厚が約2μmになるようにアルミ板上
に塗布し、乾燥器にて70℃で2分間乾燥することによ
って感光層を作製した。以下、これを試験板と記述する
【0046】試験板上にパターンのあるフォトマスクを
密着させ、450nmの光、をその上から照射し、さら
に100℃で10分間加熱したのち、0.1%水酸化ナ
トリウム水溶液で現像しポジ画像を得ることができた。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主鎖中に光分解性の官能基を持つ一般式(
    1): 【化1】 (Zは、光官能基を含む部分であって、アルデヒド類、
    ケトン類、ジケトン類、過酸化物、エステル類、ジアゾ
    類、オニウム塩類であり、n、mは正の整数であり、X
    1,X2 はアミノ基、カルボキシル基、ヒドロキシル
    基、−N=C=Oである。)で表される化合物Aを含有
    する溶液と、その溶液に溶解しない溶液で、かつ上記一
    般式(1)と反応し得る官能基を二個以上持つ化合物B
    を含有する溶液とを用い、カプセル中に含ませる芯物質
    をどちらかの溶液に分散あるいは溶解させながら、両溶
    液の液体界面で化合物Aおよび化合物Bを反応させてな
    ること特徴とする光崩壊性マイクロカプセル。
  2. 【請求項2】化合物Aまたは化合物Bに、有機染料化合
    物を分散あるいは結合させることで可視光領域に感光性
    を持たせたことを特徴とする請求項1に記載の光崩壊性
    マイクロカプセル
  3. 【請求項3】芯物質が、無機酸や有機酸、あるいはそれ
    らの希釈溶液であることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の光崩壊性マイクロカプセル。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の光崩壊性マイクロカプセ
    ル、バインダ−樹脂、重合可能なエチレン性不飽和二重
    結合を有する化合物および一般式(2):【化2】 (式中、R1,R2,R3,R4,R5およびR6 は
    それぞれ独立に水素、カルボキシル基、カルボキシアル
    キル基、カルボキシフェニル基、アミノ基、モノアルキ
    ルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アルコキシ基、ヒド
    ロキシ基、またはハロゲンである)で表される1,4−
    置換ピリジン誘導体の組合せからなることを特徴とする
    感光性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の光崩壊性マイクロカプセ
    ル、バインダ−樹脂、酸で簡単に分解する結合を有する
    ポリマーまたはオリゴマーの組合せからなることを特徴
    とする感光性樹脂組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2017056692A1 (ja) * 2015-09-28 2017-10-05 東洋紡株式会社 凸版印刷原版用感光性樹脂組成物、及びそれから得られる凸版印刷原版

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