JPH04304377A - ダイアモンド薄膜生成方法および装置 - Google Patents

ダイアモンド薄膜生成方法および装置

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JPH04304377A
JPH04304377A JP9478891A JP9478891A JPH04304377A JP H04304377 A JPH04304377 A JP H04304377A JP 9478891 A JP9478891 A JP 9478891A JP 9478891 A JP9478891 A JP 9478891A JP H04304377 A JPH04304377 A JP H04304377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
diamond
substrate
plasma
plasma torch
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9478891A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Mori
和美 森
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IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd filed Critical Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダイアモンド薄膜の生成
方法およびその方法を実施するために用いて好適な薄膜
生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイアモンドを気相合成して基板の表面
に薄膜として生成させる技術として、プラズマCVD法
によるものが既に実用化されている。プラズマCVD法
は、周知のように、原料ガスと反応ガスとをプラズマエ
ネルギを利用して化学反応させ、その反応生成物を基板
の表面に蒸着させるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プラズ
マCVD法による従来のダイアモンド薄膜生成技術では
、ダイアモンドと同時に多量のグラファイトが生成され
てしまってそれがダイアモンド薄膜中に10%程度混入
してしまうので膜質が必ずしも良くなく、また、成膜速
度が遅い(0.5〜1mm/Hr程度)、核生成密度が
小さい(105〜107個/cm2程度)、処理温度が
高い(650〜850℃程度)、等の不具合があり、よ
り有効な手段の提供が要望されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の事情に鑑
みてなされたもので、請求項1の発明のダイアモンド薄
膜生成方法は、ダイアモンドを気相合成して基板の表面
に薄膜として蒸着させるダイアモンド薄膜の生成方法に
おいて、前記基板に正の直流パルス電圧を印加するとと
もに、プラズマトーチにより反応ガスをプラズマ化して
反応容器内に導入するようになして、そのプラズマトー
チには、前記基板に印加される正の直流パルス電圧と同
一周期かつ同位相の負の直流パルス電圧を印加すること
を特徴としている。
【0005】また、請求項2の発明のダイアモンド薄膜
生成装置は、反応容器内においてダイアモンドを気相合
成して基板の表面に薄膜として蒸着させるダイアモンド
薄膜の生成装置において、前記基板に正の直流パルス電
圧を印加するためのパルス電源と、反応ガスをプラズマ
化して反応容器内に導入するためのプラズマトーチと、
そのプラズマトーチに負の直流パルス電圧を印加するた
めのパルス電源とを具備してなることを特徴としている
。
【0006】
【作用】本発明では、基板用のパルス電源の出力が正の
最大電圧となったときにダイアモンドおよびグラファイ
トが生成されるが、プラズマトーチ用のパルス電源の出
力が負の最大電圧となったときにグラファイトが気体と
なって消失してしまい、結局、ダイアモンドのみが成膜
物質として残留し、ダイアモンド薄膜中へのグラファイ
トの混入量が低減する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明に係るダイアモンド薄膜生成装置の一実施例を示す
概略構成図であって、図中符号1は反応容器、2は被処
理物である基板、3はプラズマトーチ、4は原料ガス(
たとえばメタン等の炭素の水素化合物)を反応容器1内
に導入するための導入管である。
【0008】プラズマトーチ3は、電源5により負の直
流電圧が印加される内部電極3aと、電気的に接地され
ている外部電極3bとの間で放電を起こさせて、それら
の間に供給される反応ガス(たとえば水素とアルゴン)
とをプラズマ化して反応容器1内に導入するためのもの
である。また、基板2には電源6により正の直流電圧が
印加され、これによって、電気的に接地されている反応
容器1とこの基板2の間でグロー放電が生じるようにな
っている。
【0009】そして、上記のプラズマトーチ3の電源5
と基板2の電源6は、それぞれ、図2に示すように、同
一周期かつ同位相で出力電圧を増減するパルス電源とさ
れている。それら電源5、6の出力電圧は、いずれもベ
ース電圧とパルス電圧とが重畳されたもので、電源5が
負のベース電圧−V1となっているときには電源6は正
の最大電圧+V2となり、電源5が負の最大電圧−V2
となっているときには電源6は正のベース電圧+V1と
なるように設定されている。
【0010】なお、上記のV1、V2の値は適宜設定す
れば良いが、一例を挙げれば、V1=0〜1450V、
V2=10〜1500Vの範囲で設定すれば良い。また
、電源5、6の周波数は50Hz〜1MHzの範囲で設
定すると良い。さらに、デューティ(t/T)は0〜9
5%の範囲で設定すれば良い。
【0011】上記の装置によれば、導入管4から導入さ
れた原料ガスと、プラズマトーチ3によりプラズマ化さ
れた反応ガスとの化学反応により反応容器1内において
ダイアモンドが気相合成され、それが基板2表面に蒸着
してダイアモンド薄膜が形成される。そして、ダイアモ
ンドが合成される際には、結晶構造のみが異なるグラフ
ァイトも同時に生成されるが、上記装置では、電源5、
6としてパルス電源を用いたことによってグラファイト
が選択的に除去され、ダイアモンドのみが残留するもの
である。
【0012】すなわち、上記の装置では、電源5、6が
それぞれ負のベース電圧−V1、正の最大電圧+V2と
なっているときにダイアモンドおよびグラファイトが生
成されるが、次いで、電源5、6がそれぞれ負の最大電
圧−V2、正のベース電圧+V1となったときには、生
成されたグラファイトがたとえば水素と再結合して気体
となって消失してしまい、結局、ダイアモンドのみが成
膜物質として残留するものである。そのため、形成され
たダイアモンド薄膜中へのグラファイトの混入量を0.
1〜5%程度にまで低減させることができ、基板あるい
はプラズマトーチに常に一定電圧を印加する従来のプラ
ズマCVD法による場合に比して、膜質を十分に向上さ
せることができる。
【0013】それのみならず、この装置によれば、成膜
速度を1mm/Hr以上と大きくできるとともに、核生
成密度も106〜109個/cm2程度に大きくなり、
さらに、650℃以下の比較的低温での処理が可能とな
る、という利点があり、したがって、従来のプラズマC
VD法による場合に比して生産性を大きく向上させるこ
とができるものである。
【0014】
【発明の効果】以上で詳細に説明したように、請求項1
の発明は、基板に正の直流パルス電圧を印加するととも
にプラズマトーチに同一周期かつ同位相の負の直流パル
ス電圧を印加するようにしたので、ダイアモンドととも
に生成されたグラファイトが選択的に消失してしまい、
したがって、ダイアモンド薄膜中へのグラファイトの混
入量が低減して良質の薄膜を生成することができ、しか
も、従来のプラズマCVD法による場合に比して成膜速
度、核生成密度、処理温度の点でも有利であり、生産性
を向上させることができる。
【0015】また、請求項2の発明は、基板に正の直流
パルス電圧を印加するためのパルス電源と、反応ガスを
プラズマ化して反応容器内に導入するためのプラズマト
ーチと、そのプラズマトーチに負の直流パルス電圧を印
加するためのパルス電源とを具備するものであるので、
各パルス電源の周波数と位相を適宜設定することにより
上記発明方法を容易にかつ確実に実施することができる
。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄膜生成装置の実施例を示す概略
構成図である。
【図2】同装置における電源の出力電圧設定例を示す図
である。
【符号の説明】
1  反応容器 2  基板 3  プラズマトーチ 5  パルス電源 6  パルス電源。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ダイアモンドを気相合成して基板の表
    面に薄膜として蒸着させるダイアモンド薄膜の生成方法
    において、前記基板に正の直流パルス電圧を印加すると
    ともに、プラズマトーチにより反応ガスをプラズマ化し
    て反応容器内に導入するようになして、そのプラズマト
    ーチには、前記基板に印加される正の直流パルス電圧と
    同一周期かつ同位相の負の直流パルス電圧を印加するこ
    とを特徴とするダイアモンド薄膜生成方法。
  2. 【請求項2】  反応容器内においてダイアモンドを気
    相合成して基板の表面に薄膜として蒸着させるダイアモ
    ンド薄膜の生成装置において、前記基板に正の直流パル
    ス電圧を印加するためのパルス電源と、反応ガスをプラ
    ズマ化して反応容器内に導入するためのプラズマトーチ
    と、そのプラズマトーチに負の直流パルス電圧を印加す
    るためのパルス電源とを具備してなることを特徴とする
    ダイアモンド薄膜生成装置。
JP9478891A 1991-04-01 1991-04-01 ダイアモンド薄膜生成方法および装置 Withdrawn JPH04304377A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6231777B1 (en) * 1994-11-01 2001-05-15 Hitachi, Ltd. Surface treatment method and system
US20110293855A1 (en) * 2010-05-31 2011-12-01 Jtekt Corporation Method of producing coated member

Cited By (3)

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US8445077B2 (en) * 2010-05-31 2013-05-21 Jtekt Corporation Method of producing coated member

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