JPH0430455B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0430455B2 JPH0430455B2 JP13462386A JP13462386A JPH0430455B2 JP H0430455 B2 JPH0430455 B2 JP H0430455B2 JP 13462386 A JP13462386 A JP 13462386A JP 13462386 A JP13462386 A JP 13462386A JP H0430455 B2 JPH0430455 B2 JP H0430455B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- gas
- ore
- amount
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、高炉によるフエロニツケルの製造方
法に関する。 (従来技術及びその問題点) ニツケル原料鉱石は、ニツケルが約2%と品位
が低く、付着水及び結晶水が約30%と多く、通常
乾燥、ペレタイジング等の予備処理が必要であ
る。従来は一般にニツケル鉱石をキルン又はシヤ
フト炉で還元し、電気炉で溶解して製造されてお
り、溶鉱炉を用いる方法は、一部しか行われてい
ない。しかし溶鉱炉を用いた場合、フエロニツケ
ルの原料中に水分が多いため、水分の蒸発に多く
の燃料を食い、コークス比の上昇、炉頂温度の上
昇、生産性の低下などの問題がある。 (発明が解決しようとする技術的課題) 本発明は、コークス比を下げ、炉頂ガス温度を
下げ、生産性を向上できるフエロニツケルの製造
方法を提供することを目的とする。 (技術的課題を解決する手段) 本発明は、フエロニツケル鉱石を炉上部から挿
入し、羽口から熱風を吹込むとともに炉中段のシ
ヤフト部から予熱ガスを吹込むことを特徴とする
フエロニツケルの製造方法である。 (実施例) 以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。第1図に示すように、ニツケル鉱石を乾燥後
篩分けし、塊鉱石はそのまま高炉1の炉頂から挿
入し、粉鉱石は造粒してグリーンボールとして高
炉1に挿入し、あるいは造粒後コールドボンドと
して高炉1に挿入する。炉頂からは同時に石灰石
及びコークスを挿入する。羽口2からは熱風を吹
込む。更に炉中段3から予熱ガスを吹込む。予熱
ガスは炉頂ガスの一部をバーナーに導入してこれ
を燃焼することにより得られ、その温度は約500
℃〜1300℃である。予熱ガスは、鉱石中に含まれ
る多量の水分の蒸発を助けるために行う。 このような操業によりフエロニツケル鉱石の還
元が進行し、炉底部でFeNi及びスラグが得られ
る。 この方法によれば、炉中段から予熱ガスを吹込
んでいるので鉱石に含まれる多量の水分の蒸発を
促進し、コークス比を減少することができる。し
かもボツシユガス量を下げて生産性を向上するこ
とができ、高炉によるフエロニツケル製造の操業
を安定して行なうことができる。 次に本発明の高炉操業における物質及び熱収支
につき説明する。 その計算条件を表1に示す。
法に関する。 (従来技術及びその問題点) ニツケル原料鉱石は、ニツケルが約2%と品位
が低く、付着水及び結晶水が約30%と多く、通常
乾燥、ペレタイジング等の予備処理が必要であ
る。従来は一般にニツケル鉱石をキルン又はシヤ
フト炉で還元し、電気炉で溶解して製造されてお
り、溶鉱炉を用いる方法は、一部しか行われてい
ない。しかし溶鉱炉を用いた場合、フエロニツケ
ルの原料中に水分が多いため、水分の蒸発に多く
の燃料を食い、コークス比の上昇、炉頂温度の上
昇、生産性の低下などの問題がある。 (発明が解決しようとする技術的課題) 本発明は、コークス比を下げ、炉頂ガス温度を
下げ、生産性を向上できるフエロニツケルの製造
方法を提供することを目的とする。 (技術的課題を解決する手段) 本発明は、フエロニツケル鉱石を炉上部から挿
入し、羽口から熱風を吹込むとともに炉中段のシ
ヤフト部から予熱ガスを吹込むことを特徴とする
フエロニツケルの製造方法である。 (実施例) 以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。第1図に示すように、ニツケル鉱石を乾燥後
篩分けし、塊鉱石はそのまま高炉1の炉頂から挿
入し、粉鉱石は造粒してグリーンボールとして高
炉1に挿入し、あるいは造粒後コールドボンドと
して高炉1に挿入する。炉頂からは同時に石灰石
及びコークスを挿入する。羽口2からは熱風を吹
込む。更に炉中段3から予熱ガスを吹込む。予熱
ガスは炉頂ガスの一部をバーナーに導入してこれ
を燃焼することにより得られ、その温度は約500
℃〜1300℃である。予熱ガスは、鉱石中に含まれ
る多量の水分の蒸発を助けるために行う。 このような操業によりフエロニツケル鉱石の還
元が進行し、炉底部でFeNi及びスラグが得られ
る。 この方法によれば、炉中段から予熱ガスを吹込
んでいるので鉱石に含まれる多量の水分の蒸発を
促進し、コークス比を減少することができる。し
かもボツシユガス量を下げて生産性を向上するこ
とができ、高炉によるフエロニツケル製造の操業
を安定して行なうことができる。 次に本発明の高炉操業における物質及び熱収支
につき説明する。 その計算条件を表1に示す。
【表】
計算結果を第2図及び第3図に示す。第2図は
熱線図で、この図からフエロニツケル鉱石の場
合、スラグ量が過大で(約7000Kg/T)、その持
出し顕熱が大きいが鉱石水分の蒸発潜熱が非常に
大きく、炉下部よりも炉上部で熱が不足気味で燃
料比が高くなつている。コークス比CRを2500
Kg/Tから1500Kg/Tとすると、予熱ガスを吹込
まない比較例の場合は炉上部で熱不足となる。し
かし実施例の方法では、1000℃の予熱ガスを吹込
んでいるので、コークス比を1500Kg/Tと下げて
も熱不足を解消できる。第3図は炉頂ガス温度と
コークス比の関係を示す。この図から、コークス
比を下げると炉頂温度が著しく低下し、予熱ガス
の吹き込みが必要であることがわかる。 また表2は主要な原単位の項目と熱収支、ガス
量を示す。
熱線図で、この図からフエロニツケル鉱石の場
合、スラグ量が過大で(約7000Kg/T)、その持
出し顕熱が大きいが鉱石水分の蒸発潜熱が非常に
大きく、炉下部よりも炉上部で熱が不足気味で燃
料比が高くなつている。コークス比CRを2500
Kg/Tから1500Kg/Tとすると、予熱ガスを吹込
まない比較例の場合は炉上部で熱不足となる。し
かし実施例の方法では、1000℃の予熱ガスを吹込
んでいるので、コークス比を1500Kg/Tと下げて
も熱不足を解消できる。第3図は炉頂ガス温度と
コークス比の関係を示す。この図から、コークス
比を下げると炉頂温度が著しく低下し、予熱ガス
の吹き込みが必要であることがわかる。 また表2は主要な原単位の項目と熱収支、ガス
量を示す。
【表】
【表】
*循環ガスを除く
表2から、水分の蒸発に必要とするエネルギー
を羽口先からのガスで満たそうとすると(比較方
法)、必要ボツシユガス量、即ち燃料比FRが高く
なる。燃料比FRが高くなると排ガス潜熱が大き
くなり、所要熱量が増加する。本実施例では、予
熱ガスを吹込むことにより、低い温度レベルのガ
スを多量に吹込むことにより熱収支を満たしてい
る。即ち、実施例では燃料比が低いのでボツシユ
ガス量を低くできることがわかる。フエロニツケ
ル鉱石はスラグ量が非常に多く<フラツデイング
限界に近いので、ボツシユガス量を低くすること
により、生産性を上げることができる。 (発明の効果) 本発明によれば、炉中段から予熱ガスを吹込ん
でいるので、水分の蒸発を助け、コークス比を減
少し、炉頂ガス温度を下げ、ボツシユガス量を下
げて、生産性の向上及び操業の安定を図ることが
できる。
表2から、水分の蒸発に必要とするエネルギー
を羽口先からのガスで満たそうとすると(比較方
法)、必要ボツシユガス量、即ち燃料比FRが高く
なる。燃料比FRが高くなると排ガス潜熱が大き
くなり、所要熱量が増加する。本実施例では、予
熱ガスを吹込むことにより、低い温度レベルのガ
スを多量に吹込むことにより熱収支を満たしてい
る。即ち、実施例では燃料比が低いのでボツシユ
ガス量を低くできることがわかる。フエロニツケ
ル鉱石はスラグ量が非常に多く<フラツデイング
限界に近いので、ボツシユガス量を低くすること
により、生産性を上げることができる。 (発明の効果) 本発明によれば、炉中段から予熱ガスを吹込ん
でいるので、水分の蒸発を助け、コークス比を減
少し、炉頂ガス温度を下げ、ボツシユガス量を下
げて、生産性の向上及び操業の安定を図ることが
できる。
第1図は本発明の一実施例を示す高炉操業方法
の説明図、第2図は温度と熱量との関係を示す
図、第3図は炉頂温度とコークス比との関係を示
す図である。 1…高炉、2…羽口、3…炉中段。
の説明図、第2図は温度と熱量との関係を示す
図、第3図は炉頂温度とコークス比との関係を示
す図である。 1…高炉、2…羽口、3…炉中段。
Claims (1)
- 1 ニツケル鉱石を炉上部から挿入し、羽口から
熱風を吹込むとともに炉中段のシヤフト部から予
熱ガスを吹込むことを特徴とするフエロニツケル
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13462386A JPS62290842A (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | フェロニッケルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13462386A JPS62290842A (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | フェロニッケルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62290842A JPS62290842A (ja) | 1987-12-17 |
| JPH0430455B2 true JPH0430455B2 (ja) | 1992-05-21 |
Family
ID=15132703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13462386A Granted JPS62290842A (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | フェロニッケルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62290842A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1300352C (zh) * | 2005-09-16 | 2007-02-14 | 刘沈杰 | 含结晶水的氧化镍矿经高炉冶炼镍铁工艺 |
| CN1306049C (zh) * | 2005-09-16 | 2007-03-21 | 刘沈杰 | 不含结晶水的氧化镍矿经高炉冶炼镍铁工艺 |
| JP5991290B2 (ja) * | 2013-09-13 | 2016-09-14 | Jfeスチール株式会社 | 焼結鉱の製造方法 |
-
1986
- 1986-06-10 JP JP13462386A patent/JPS62290842A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62290842A (ja) | 1987-12-17 |
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