JPH0430480Y2 - - Google Patents

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JPH0430480Y2
JPH0430480Y2 JP1988030194U JP3019488U JPH0430480Y2 JP H0430480 Y2 JPH0430480 Y2 JP H0430480Y2 JP 1988030194 U JP1988030194 U JP 1988030194U JP 3019488 U JP3019488 U JP 3019488U JP H0430480 Y2 JPH0430480 Y2 JP H0430480Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ヒユーム管などの下水本管と支管
との接続構造に関し、地震や地盤沈下などの変位
があつても割れや離脱などの故障がなく、しかも
接続作業を容易とするものである。
〔従来の技術〕
一般の家庭汚水や雨水などの汚水を下水処理施
設に送つて処理するため、例えば第12に示すよ
うに、地下部分に下水本管1が埋設されるととも
に、この本管1と汚水ます2などが支管3で連結
されている。
このような下水本管1としては、大径のヒユー
ム管や塩化ビニール管などが使用され、その側壁
に形成した多数の取付孔に小径の塩化ビニール管
などの支管3の一端部を接続するとともに、他端
部を汚水ます2などに接続するようにしており、
その接続方法として例えば第13図に示すよう
に、可撓性耐震ジヨイント4を用いるようにした
ものがある。
この可撓性耐震ジヨイント4は、一端をマンホ
ールなどを枡構造体の取付口5に密嵌し、他端を
コンクリートなどの剛性管6に接続するほぼ円筒
状の可撓性体であつて、前記枡構造体の取付口5
に本体の一端を取り付けた後、該本体が前記取付
口5より張出し梁として突出する突出部7を形成
すると共に、該突出部7内周に設けたコンクリー
ト等剛性管6の嵌挿受口内奥を、マンホール等枡
構造体の取付口5壁面と同一もしくは、これより
外側に位置するように設けたものであり(特開昭
62−25621)、ゴム、合成樹脂など比較的硬質の弾
性材を用いることで、変形などを吸収するように
している。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、このような可撓性耐震ジヨイント4
を用いて下水本管1と支管3とを接続しようとす
ると、下水本管1の厚さが厚い場合には、可撓性
耐震ジヨイント4を差し込んだだけで、ある程度
の力が加わつても抜けるようなことはないが、ヒ
ユーム管などのように比較的肉厚が薄い場合に
は、可撓性耐震ジヨイント4が抜けてしまう。
この為地震や地盤沈下などが生じ、下水本管1
と支管3との間に相対変位が生じると、支管3が
抜けたり、可撓性耐震ジヨイント4で変位や曲げ
モーメントを吸収できなくなつて、そこからの侵
入水や上載土の陥没を招くなどの問題があり、補
修など下水管理上大きな問題となつている。
また、この可撓性耐震ジヨイント4では、接続
部にモルタル8等を充填してシールする必要があ
る場合も多く、施工作業も繁雑であるという問題
もある。
この考案は、上記従来技術の問題点に鑑みてな
されたもので、下水本管と支管との間に相対変位
が生じたり、曲げモーメントが作用しても吸収す
ることができ割れたり、離脱することがなく、施
工も容易な可撓性支管の接続構造を提供しようと
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記従来技術が有する課題を解決するため、こ
の考案の可撓性支管の接続構造は、一端部に支管
が接続される可撓性支管の他端部に本管の取付孔
につぶして挿入されこの取付孔の表面に密着され
る嵌合溝を形成するとともに、この嵌合溝の背部
に可撓性支管の軸方向に延長する部分とこの部分
から曲つて取付孔に隣接する本管内周壁に係止さ
れる部分からなり、可撓性支管の本管外への抜け
出しを防止する複数個の抜け防止材を埋設し、こ
の可撓性支管の本管への取付孔の内外周の少なく
とも一方側に可撓性支管の変形による抜けを防止
するつぶれ防止材を配置し、このつぶれ防止材と
前記抜け防止材との係止する係止手段を設けたこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
可撓性支管の本管側の端部に、本管の取付孔の
表面に密着するように嵌合溝を形成するととも
に、この部分に抜け防止材を複数個埋設してお
き、可撓性支管の接続部をつぶしながら本管の取
付孔に装着し、この可撓性支管のつぶれを内周あ
るいは、外周に配置したつぶれ防止材で防止する
ようにするとともに、このつぶれ防止材とぬけ防
止材とを爪と溝やボルトとナツト等の係止手段で
係止して抜けないようにしており、つぶしながら
入れた可撓性支管を密着させるだけで施工が容易
にできると共に、可撓性支管の可撓性を利用して
相対変位や曲げモーメントを吸収するようにして
いる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面に基づき詳細
に説明する。
第1図および第2図はこの考案の可撓性支管の
接続構造の一実施例にかかる縦断面図およびこれ
と直交する縦断面図である。
この可撓性支管10は、ゴムや合成樹脂などの
可撓性材料で作られており、ほぼ円筒状に形成さ
れ、中間部に膨らんだ膨出部10aが形成された
り、ストレートとなつている。そして、この可撓
性支管10の一端部には、下水支管3となる塩化
ビニール管などを取り付けるための取付部11が
形成されており、内周面に止水リツプ12が複数
条形成されている。
また、可撓性支管10の下水本管1と接続され
る他端部には、断面コ字状の嵌合溝13が形成さ
れており、この嵌合溝13の形状は下水本管1の
側壁に形成された取付孔14の形状に対応してほ
ぼ鞍形状とされ、取付孔14に密着できるように
なつている。すなわち、下水本管1の管軸方向の
断面でみると、第1図に示すように、嵌合溝13
の溝方向が可撓性支管10の軸方向と直角になつ
ており、下水本管1の管軸直角方向の断面でみる
と、第2図に示すように、嵌合溝13の方向は、
可撓性支管10の軸方向に対して直角以上の角度
となつており、下水本管1の取付孔14に密着で
き、完全にシールできるようになつている。
また、下水本管1への取付部のシール性を向上
するため、第2図中に拡大して示すように、嵌合
溝13内に環状の突起部15を形成することも有
効である。
このような可撓性支管10の嵌合溝13の背部
には、第3図に示すような抜け防止材16が予め
円周複数箇所、図示例では、4箇所に埋設されて
いる。この抜け防止材16は中間部で折り曲げら
れた形状とされ、下水本管1の取付孔14の壁面
に対応し2つは90度とされるとともに、2つは90
度以下に曲げられている。そして、これらの抜け
防止材16が可撓性支管10の成型の際に加硫接
着などの方法で埋設されており、曲げ部分の上部
が下水本管1の取付孔14の端面と直接接触せ
ず、可撓性支管10を介して接触すると共に、可
撓性支管10の側壁部分と同一平面となるように
なつており、下部は下水本管1の取付孔14に隣
接する下水本管1の内周面と直接接触するように
配置されている。
また、これら抜け防止材16には、可撓性支管
10の内側に突き出すように係止手段17を構成
する爪18が形成されて上方に開口するようにな
つている。
一方、このような可撓性支管10が下水本管1
の取付孔14から抜けないように可撓性支管10
の内周につぶれ防止材19が挿入されるようにな
つている。
このつぶれ防止材19は、第4図に示すよう
に、環状に形成されており、その外径が可撓性支
管10に挿入したときに可撓性支管10を圧縮
し、嵌合溝13を取付孔14に密着できるように
してある。そして、このつぶれ防止材19の下端
縁部は、下水本管1から突き出ないように鞍形状
にしてあり、その周囲には、抜け防止材16に形
成した爪18と係止される溝20が形成され、下
方に開口するようになつている。
かように構成された可撓性支管10の接続構造
では、第5図に示すような工程にしたがつて施工
が行われる。
まず、予め抜け防止材16が埋設された可撓性
支管10の嵌合溝13付近を内側につぶす。この
とき、抜け防止材16は、円周複数箇所に分割し
て配置してあるので、何等支障なくつぶすことが
できる。
この後、可撓性支管10を下水本管1の取付孔
14にいれ、つぶれをもどしながら嵌合溝13を
取付孔14に嵌め込む。このとき、可撓性支管1
0には、下水本管1の取付孔14の鞍形に対応し
て方向性があるので、方向を合わせるようにして
作業を行う。
最後に、つぶれ防止材19を可撓性支管10の
内周側にいれ、嵌合溝13を取付孔14に密着さ
せるようにするとともに、溝20を抜け防止材1
6の爪18に係止する。
このようにして取り付けられた可撓性支管10
の接続部では、嵌合溝13が嵌合するとともに、
抜け防止材16の先端部が下水本管1の取付孔1
4の内側面に当接しているので、可撓性支管10
を引き抜く方向および押し込む方向に抜けないよ
うになつており、しかも、可撓性支管10自体の
つぶれがつぶれ防止材19によつて抑えられてい
るので、つぶれによつて外れることもなく強固な
結合となる。
また、可撓性支管10の可撓性だけでなく、つ
ぶれ防止材19によつて圧縮するようにして装着
してあるので、嵌合溝13によるシール性も高
く、嵌合溝13内の環状の突起部15により一層
完全なシールが出来る。
さらに、地震や地盤沈下などによつて下水本管
1と支管3との間に相対変位が生じるような場合
には、可撓性支管10自体の可撓性によつてこれ
を吸収することができ、特に膨出部10aを形成
した場合には、一層変位などの吸収能力が増大す
る。
次に、この考案の他の実施例について第6図に
基づいて説明する。
この可撓性支管10では、抜け防止材16およ
びつぶれ防止材19の形状が異なつている。
抜け防止材16には、下水本管1の取付孔14
の肉厚よりわずかに広い突出部16aが上下に形
成してあり、背部には、上部に係止手段となる突
起18aが形成してある。
そして、この抜け防止材16が可撓性支管10
の成型時に埋設され、一体となつている。
一方、つぶれ防止材19は、上記実施例とほぼ
同じ構成であるが、係止手段となる溝がつぶれ防
止材19の内表面まで貫通せず断面U字状の溝2
0aとなつている。
したがつて、このような抜け防止材16が埋設
された可撓性支管10では、つぶしながら下水本
管1の取付孔14にいれ、嵌合溝13を嵌合する
と、抜け防止材16の下端突出部16aが取付孔
14下面に当接すると共に、上端突出部16aが
取付孔14の上面と対向するように配置され、取
付孔14を挾んだ形となつている。
この後、つぶれ防止材19が装着され、可撓性
支管10を圧縮するように密着させるとともに、
抜け防止材16の突起18aとつぶれ防止材19
の溝20aを係止させる。
すると、抜け防止材16が取付孔14を挾むよ
うに配置されるので、従来に比べて一層抜け難く
なるとともに、つぶれ防止材19の内側に突起1
8aが出ないので、下水中のごみなどが引つ掛か
ることもなくなる。
また、これら抜け防止材16及びつぶれ防止材
19の形状を、第7図に示すように、代えること
もできる。
この抜け防止材16には、下水本管1の取付孔
14の肉厚よりわずかに広い突出部16aが上下
に形成してあり、背部には、下端に係止手段とな
る突起18aが形成してある。
そして、この抜け防止材16が可撓性支管10
の成型時に埋設され、一体となつている。
一方、つぶれ防止材19は、第6図に示した実
施例とほぼ同じ構造であるが、係止手段となる溝
等を形成せず、下端部が鞍形状に形成されたり、
あるいは直線状に形成されており、つぶれ防止材
19の下端を係止部として利用するようにしてい
る。
したがつて、このような抜け防止材16が埋設
された可撓性支管10では、つぶしながら下水本
管1の取付孔14にいれ、嵌合溝13を嵌合する
と、抜け防止材16の下端突出部16aが取付孔
14下面に当接すると共に、上端突出部16aが
取付孔14の上面と対抗するように配置され、取
付孔14を挾んだ形となつている。
この後、つぶれ防止材19が装着され、可撓性
支管10を圧縮するように密着させるとともに、
抜け防止材16の下端の突起18aにつぶれ防止
材19の下端を係止させる。
すると、抜け防止材16が取付孔14を挾むよ
うに配置されるので、従来に比べ一層抜け難くな
るとともに、つぶれ防止材19に溝などを加工す
る必要がなく簡単に加工でき、特に、つぶれ防止
材19の下端部を直線上とした場合には、一層加
工が容易になる。
次に、この考案のさらに他の実施例を、第8図
により説明する。
この実施例では、抜け防止材16とつぶれ防止
材19の係止手段17をスタツドボルト21とナ
ツト22で構成するようにしており、つぶれ防止
材19の配置は可撓性支管10の外周側としてい
る。そして、抜け防止材16に取り付けるスタツ
ドボルト21は可撓性支管10を貫通して外側に
突き出すようになつており、このスタツドボルト
21につぶれ防止材19がナツト22で取り付け
られる。
このような可撓性支管10の取付けにあたつて
は、可撓性支管10の外側に予めつぶれ防止材1
9を装着した状態としておき、このままの状態で
可撓性支管10をつぶしながら嵌合溝13を取付
孔14に嵌め込んだ後、つぶれ防止材19を所定
の位置にずらしてナツトで締め付ける。このと
き、つぶれ防止材19の下端部で可撓性支管10
の嵌合溝13の上部を強く抑えるようにすれば、
強固に取り付けることができる。
なお、スタツドボルト21があるためつぶれ防
止材19の移動が困難となることがあるが、この
一層場合には、つぶれ防止材19を分割構造にす
れば良い。
次に、さらに他の実施例について、第9図によ
り説明する。
この実施例では、抜け防止材16とつぶれ防止
材19の係止手段17を固定ナツト23とボルト
24で構成するようにしており、つぶれ防止材1
9も可撓性支管10の外周側に配置している。
この場合には、スタツドボルト21の場合と異
なり、可撓性支管10の外周面が平坦となつてい
るので、予め装着しておいたつぶれ防止材19を
移動するのが容易となる。
この場合の係止手段17としてナツト23を抜
け防止材16に溶接するようにしたが、抜け防止
材16の大きさに余裕があれば、直接めねじを形
成するようにしても良い。
なお、第10図に示すように、内側に配置する
つぶれ防止材19についても分割構造としたり、
下端部を鞍形とせず、円筒状にしても良い。
また、第11図に示すように、抜け防止材16
の係止を可撓性支管10に溝25を形成し、ばね
鋼などで作つたつぶれ防止材19の弾性力を利用
してこの溝25内に嵌め込むようにすることもで
き、この場合には、抜け防止材16とつぶれ防止
材19の係止が間接的に行われることになる。
さらに、上記各実施例では、下水本管と支管の
接続の場合で説明したが、これに限らず、本管と
これより細い支管との接続に広く適応できるもの
である。
〔考案の効果〕
以上、実施例とともに具体的に説明したように
この考案によれば、一端部に支管が接続される可
撓性支管の他端部に本管の取付孔につぶして挿入
されこの取付孔の表面に密着される嵌合溝を形成
するとともに、この嵌合溝の背部に本管の取付孔
の内側壁に係止される複数個の抜け防止材を埋設
し、この可撓性支管の本管への取付孔の内外周の
少なくとも一方側に可撓性支管の変形による抜け
を防止するつぶれ防止材を配置し、このつぶれ防
止材と前記抜け防止材とを係止する係止手段を設
けるようにしたので、つぶしながら入れた可撓性
支管を密着させるだけで本管と支管との接続が容
易にできると共に、可撓性支管の可撓性を利用し
て相対変位や曲げモーメントを吸収することがで
き、支管が本管から外れたり、支管が割れること
がない。
また、可撓性支管が可撓性支管の軸方向に延長
する部分とこの部分から曲つて取付孔に隣接する
本管内周壁に係止される部分からなる抜け防止材
とつぶれ防止材によつて取り付けられるので、可
撓性支管を引き抜く方向および押し込む方向のい
ずれにも強固に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の可撓性支管の
接続構造の一実施例にかかる縦断面図およびこれ
と直交する縦断面図、第3図および第4図は抜け
防止材およびつぶれ防止材の斜視図、第5図は可
撓性支管の取付工程の説明図、第6図〜第11図
は、それぞれこの考案の他の実施例にかかる説明
図、第12図は下水施設の説明図、第13図は従
来の接続構造の断面図である。 1……下水本管、3……下水支管、10……可
撓性支管、11……取付部、12……止水リツ
プ、13……嵌合溝、14……取付孔、15……
突起部、16……抜け防止材、17……係止手
段、18……爪、19……つぶれ防止材、20…
…溝、21……スタツドボルト、22……ナツ
ト、23……固定ナツト、24……ボルト、25
……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部に支管が接続される可撓性支管の他端部
    に本管の取付孔につぶして挿入されこの取付孔の
    表面に密着される嵌合溝を形成するとともに、こ
    の嵌合溝の背部に、可撓性支管の軸方向に延長す
    る部分とこの部分から曲つて取付孔に隣接する本
    管内周壁に係止される部分からなり、可撓性支管
    の本管外への抜け出しを防止する複数個の抜け防
    止材を埋設し、この可撓性支管の本管への取付孔
    の内外周の少なくとも一方側に可撓性支管の変形
    による抜けを防止するつぶれ防止材を配置し、こ
    のつぶれ防止材と前記抜け防止材とを係止する係
    止手段を設けたことを特徴とする可撓性支管の接
    続構造。
JP1988030194U 1988-03-07 1988-03-07 Expired JPH0430480Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988030194U JPH0430480Y2 (ja) 1988-03-07 1988-03-07

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JPH01133595U JPH01133595U (ja) 1989-09-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852365Y2 (ja) * 1979-06-28 1983-11-29 スズキ株式会社 エアクリ−ナのアウトレツトチユ−ブ接続装置

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