JPH04305449A - 着色フイルムの製造方法 - Google Patents

着色フイルムの製造方法

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JPH04305449A
JPH04305449A JP2415389A JP41538990A JPH04305449A JP H04305449 A JPH04305449 A JP H04305449A JP 2415389 A JP2415389 A JP 2415389A JP 41538990 A JP41538990 A JP 41538990A JP H04305449 A JPH04305449 A JP H04305449A
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JP
Japan
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colored
film
resin
base film
layer
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Pending
Application number
JP2415389A
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English (en)
Inventor
Takeshi Tomiyama
猛 富山
Naozumi Iwazawa
直純 岩沢
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は着色フイルムの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】近年、着色フイルムを真空
成型によって自動車の部品などの部材に貼り付ける方法
は、部材に直接着色被覆用組成物を塗装する方法と比べ
て、複雑な形状の部材でも均一膜厚の着色層を設けるこ
とが可能であり、また図柄などを印刷することも容易に
行なえるなどの利点をもつことから、塗装方法に代えて
使用され始めてきている。
【0003】真空成型は、例えば図1及び図2を用いて
説明するとヒーター1及び架台4を設けた真空装置6の
上面に真空成型用着色フイルム2を置いたのち、該着色
フイルム2をヒーターによって加熱(通常100〜15
0℃)軟化させ、更に室内の気体を吸引して、着色フイ
ルム2を部材3の表面に密着させて被覆することができ
る。従来、該着色フイルムとしてポリウレタンフイルム
やポリエステルフイルムなどのベースフイルムの片面に
粘着剤層及びもう一方の面にアクリルポリオール/ポリ
イソシアネート系メタリック塗膜層及びクリヤー塗膜層
を形成させたものが使用されている。しかしながら該メ
タリック及びクリヤー塗膜はベースフイルムが真空成型
可能な温度以上になると塗膜の伸び率が低下し成型加工
後の塗膜にワレ、クラック、ハガレなどの塗膜欠陥を生
じるという欠点があった。
【0004】また十分な塗膜の伸びを得るためには、着
色層であるメタリック層や、これをカバーするクリヤー
層は一般の塗膜の約2倍の膜厚が必要である。このよう
に膜厚を増加するのにスプレー塗装方法で行なうと多量
のシンナーを用いるため、シンナーがベースフイルムへ
含浸し、真空成型時にベースフイルム、着色層、クリヤ
ー層などが発泡するという欠点があった。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明者等は上記問題
点を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定着色被
覆層を有する着色ベースフイルムに、ラミネート加工法
により該着色被覆層の表面にクリヤー層を形成させて得
られる着色フイルムが真空成型時での熱により伸び率が
低下せず、また発泡などの欠陥のない外観に優れた着色
被膜を形成するものであることを見い出し本発明を完成
するに至った。
【0006】即ち、本発明は主鎖の末端に水酸基を有す
る平均分子量1000〜30000のポリオール樹脂と
平均分子量400以上のポリイソシアネート化合物の架
橋剤との混合物(以下、「混合物A」と略す。)、アク
リル系樹脂と塩化ビニル/酢酸ビニル樹脂との混合物(
以下、「混合物B」と略す。)及びポリウレタン樹脂か
ら選ばれる少なくとも1種の樹脂組成物(I)、着色剤
(II)及び有機溶剤(III)を必須成分として含有
する着色被覆用組成物より形成された着色被覆層、ベー
スフイルム、粘着剤層及び離型性シートを順次積層して
なる着色ベースフイルムを構成する該着色被覆層の表面
に、ラミネート加工によりクリヤー層を形成させて着色
フイルムを得ることを特徴とする着色フイルムの製造方
法を提供するものである。
【0007】まず、本発明方法の着色被覆層で用いる着
色被覆用組成物について述べる。
【0008】着色被覆用組成物で使用する樹脂(I)の
混合物(A)はポリオール樹脂とポリイソシアネート化
合物との混合物である。
【0009】ポリオール樹脂は、1分子中に平均2個以
上の水酸基を有し、かつ該水酸基を分子主鎖の末端に有
し、実質的に分子側鎖に水酸基を有さない平均分子量1
000〜30000、好ましくは3000〜30000
の樹脂である。具体的にはポリエステルポリオール、ポ
リエーテルポリオール、ポリウレタンポリオール、ポリ
シロキサンポリオールなどが挙げられる。ポリエステル
ポリオールとしては、例えば多塩基酸〔(無水)フタル
酸、テレフタル酸、テレフタル酸ジメチル、セバチン酸
、アゼライン酸など〕と、グリコール〔エチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール
、ネオペンチルグリコール、後記したポリエーテルポリ
オールなど〕の縮合系ポリエステルポリオール及びεー
カプロラクタムの開環重合によって得られるラクトン系
ポリエステルポリオールなどが好適に使用できる。ポリ
エーテルポリオールとしては、例えばグリコール〔エチ
レングリコール、プロピレングリコールなど〕と、アル
キレンオキサイド〔エチレンオキサイド、プロピレンオ
キサイドなど〕の重合系ポリエーテルポリオール及びテ
トラヒドロフランをカチオン重合して得られるポリテト
ラメチレンエーテルグリコールなどが好適に使用できる
。ポリウレタンポリオールとしては、例えば前記ポリエ
ステルポリオール、ポリエーテルポリオール、グリコー
ルなどのポリオール成分を原料としてジイソシアネート
〔ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソ
シアネート、(水添)キシリレンジイソシアネート、(
水添)トリレンジイソシアネート、(水添)ジフェニル
メタンジイソシアネートなど〕を分子主鎖の末端に平均
2個以上の水酸基を含有するように配合し反応させるこ
とによって得られたものが好適に使用できる。ポリシロ
キサンポリオールとしては、例えば化1:
【0010】
【化1】
【0011】(化1において、R1 及びR6 は同一
もしくは異なってC1 −8 のアルキレン基又は−(
R′−O−R″)q −を示し、R2 、R3 、R4
 、R5 は同一もしくは異なって1価の炭化水素基を
示し、Pは0〜20の整数を示す。またR′及びR″は
同一もしくは異なってC1 〜8 のアルキレン基を示
し、qは1〜10の整数を示す。アルキレンとしては例
えば−CH2 −、−C2 H4 −、−C3 H6 
−、−C4 H8 −、−C6 H12−、−C8 H
16−などが挙げられる。炭化水素基としては例えばC
1 〜8 アルキル基、C5 〜8 シクロアルキル基
、アリール基、アラルキル基などが挙げられる。)で示
されるものが好適に使用できる。
【0012】前記ポリオール樹脂と組合わせて使用する
ポリイソシアネート化合物は、1分子中に平均2個以上
のイソシアネート基を有する平均分子量400以上のも
のである。具体的には、例えば前記ポリエステルポリオ
ール、ポリエーテルポリオール、ポリウレタンポリオー
ル、ポリシロキサンポリオール、グリコールなどのポリ
オール成分を原料とし、このものと前記ジイソシアネー
トとを分子末端に平均2個のイソシアネート基を含有す
るように配合し反応させることによって得た変性ジイソ
シアネート化合物が好適に使用できる。また、上記した
以外にも前記ジイソシアネートとグリセリントリメチロ
ールプロパン、ペンタエリスリトールなどのようなポリ
オールとの付加物、前記ジイソシアネートの3量体のよ
うな1分子中に3個以上のイソシアネート基を有するも
のなどが使用できる。前記した中でも好ましくは変性ジ
イソシアネート化合物であり、更に平均分子量1000
〜30000のものが良い。
【0013】ポリオール樹脂及びポリイソシアネート化
合物は、それぞれ水酸基/イソシアネート基の比が約0
.8〜1.2になるように、通常、配合される。
【0014】樹脂(I)の混合物Bは、アクリル系樹脂
と塩化ビニル/酢酸ビニル樹脂との混合物である。アク
リル系樹脂としては、従来アクリル系樹脂塗料(アクリ
ルラッカー)で使用される熱可塑性アクリル系樹脂が使
用でき、例えばパラロイドA−11、同左A−10、同
左A−21、同左A−101、同左B−50、同左B−
67MT、同左C−10LV、同左F−10、同左NA
D−10(以上、商標名、ローム・アンド・ハース社製
)などの(メタ)アクリル酸エステルを主な単量体成分
とするアクリル重合体が好適に使用できる。また塩化ビ
ニル/酢酸ビニル樹脂としては、例えばビニライトVY
NS、VYHH、VYHD、VYLF、VYNW、VA
GH、VAGD、VMCH、VMCC(以上、商標名、
ユニオンカーバイト社製)などの塩化ビニルを主成分と
する共重合体が好適に使用できる。
【0015】該アクリル系樹脂と塩化ビニル/酢酸ビニ
ル樹脂は、両者の総合計量で前者約50〜80重量%、
後者約50〜20重量%の範囲が好ましい。前者が約5
0重量%より少ないか又は後者が約50重量%より多い
と耐候性、耐ガソリン性、耐摩耗性なとが劣る傾向があ
り、他方、前者が約80重量%より多いか又は後者が約
20重量%より少ないと機械的性質などが劣る傾向があ
るので好ましくない。
【0016】樹脂(I)のポリウレタン樹脂は、1分子
中にウレタン結合を平均2個以上有する分子量約200
0〜30000のラッカータイプの樹脂が使用できる。 具体的には前記ポリオール樹脂と前記ジイソシアネート
、ジイソシアネートの多量体、ジイソシアネートとポリ
オールとの付加物などのポリイソシアネート成分との反
応物が好適に使用できる。これらの反応物は下記一般式
化2:
【0017】
【化2】
【0018】〔化2において、AはC2 〜12の2価
の炭化水素基、両末端に水酸基を有する直鎖状ポリエス
テル樹脂に由来する直鎖状ポリエステル結合(分子量約
100〜30000)又は両末端に水酸基を有する直鎖
状ポリエーテル樹脂に由来する直鎖状ポリエーテル結合
又は両末端に水酸基を有する直鎖状ポリシロキサン樹脂
に由来する直鎖状ポリシロキサン結合であり、Bは両末
端にイソシアネート基を有するポリイソシアネートに由
来する2価炭化水素基であり、Kは10〜100の整数
である。〕で表わすものである。
【0019】上記2価炭化水素基としては、分枝状又は
直鎖状のアルキレン基、置換もしくは末置換のフェニレ
ン基などが挙げられる。
【0020】着色剤(II)としては着色顔料、染料、
蛍光顔料(染料)などが使用できる。上記顔料又は染料
は、従来から公知のものから適宜選択して使用すること
ができるが、中でも耐候性の面から顔料を使用すること
が好ましい。該着色顔料としては、例えばカーボンブラ
ック及び酸化チタンの如き無機系顔料;キナクリドンレ
ッド等のキナクリドン系、ビグメントレッド等のアゾ系
、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン等の
フタロシアニン系等の如き有機系顔料;アルミニウム、
銅、雲母状酸化鉄、青銅、ステンレススチール等の如き
鱗片状メタリック粉末等を挙げることができる。着色顔
料もしくは染料の配合割合は、それ自体の性質例えば隠
ペイ力、比重等によって異なってくるが、樹脂固形分1
00重量部に対して、通常0.5〜300重量部程度、
好ましくは3〜150重量部程度の割合で配合される。 また上記以外にも、例えば硫酸バリウム、炭酸カルシウ
ム、クレー、亜鉛華、シリカ等の体質顔料を併用して配
合することもできる。
【0021】有機溶剤(III)としては、前記混合物
A及び混合物Bを溶解もしくは分散でき、そしてこれら
の混合物中に官能基を有する場合には該官能基(イソシ
アネート基、水酸基)と反応しない不活性な有機溶剤が
使用される。また好ましくは沸点220℃以下の有機溶
剤が好ましい。該不活性な有機溶剤としては脂肪族炭化
水素系(ペンタン、ヘキサン、ヘプタンなど)、芳香族
炭化水素系(トルエン、キシレンなど)、エーテル系(
エチレングリコールジエチルエーテルなど)、ケトン系
(メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、アセ
トンなど)、エステル系(酢酸エチル、酢酸ブチルなど
)が好適に使用できる。また、前記混合物C及びポリウ
レタン樹脂を用いる場合には、上記以外にもアルコール
系(イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、セロ
ソルブ、ジエチレングリコールモノエチルエーテルなど
)のものも使用できる。
【0022】本発明方法で用いる着色ベースフイルムは
図3に示す如く、着色被覆層10、ベースフイルム9、
粘着剤層8及び離型性シート7を、順次積層してなるも
のである。該着色ベースフイルムの製造方法は特に限定
されないが、好ましくは例えば、ベースフイルム9、粘
着剤層8及び離型性シート7を有する積層フイルムを用
いて、該積層フイルムのベースフイルム9の表面に、前
記着色被覆用組成物をロールコーテング、スプレー、ナ
イフコーテング、カーテンフローコーテングなどの塗装
法やシルクスクリーン、グラビアなどの印刷法で乾燥膜
厚約30〜100μm、好ましくは約40〜80μmに
なるように塗布又は印刷し、乾燥することによって形成
できる。
【0023】また、上記着色ベースフイルムの製造方法
以外にもベースフイルム9の片面に着色被覆用組成物を
塗布又は印刷し、乾燥を行なってベースフイルム9に着
色被覆層10を形成させ、次いでベースフイルム9に形
成させた着色被覆層10と反対のベースフイルム9の面
に粘着剤層8を形成させ、続いて離型性シート7を積層
させることによっても製造できる。該塗布又は印刷は上
記と同様の手段で実施できる。また膜厚も上記と同程度
で良いと考える。
【0024】上記塗装法及び印刷法において、ロールコ
ーテング、ナイフコーテング、カーテンフローコーテン
グなどの塗装法は、発泡などの欠陥のない真空成型物が
得られることから、これらの塗装法を用いることが好ま
しい。
【0025】また、乾燥は樹脂組成の種類、有機溶剤の
種類又は含有量によって異なるが、通常、室温〜約18
0℃で約10分間〜約2日間の条件で行なうことができ
る。
【0026】ベースフイルム9は、加熱によって軟化し
しかも真空成型加工時にワレ、亀裂、破断などの異常が
ないものであれば、従来から公知の熱可塑性プラスチッ
クフイルムが使用できる。具体的にはポリ塩化ビニル、
ABS、ポリエステル、ポリウレタンなどのフイルムが
挙げられる。該フイルムの厚さは、通常0.1〜0.5
mm範囲のものが使用される。
【0027】粘着剤層8は、ベースフイルム9又は着色
被覆層10と部材3とを接着させて真空成型用フイルム
が容易に剥がれ落ちないように設けられるものである。 該粘着剤層8を形成する粘着剤としては、通常、感熱性
又は感圧性の粘着剤が使用され、エチレン−酢酸ビニル
樹脂、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ゴムなどの樹脂
を主体とする粘着剤を挙げることができる。該粘着剤層
8は、特に限定されないが通常約20〜100μm範囲
の膜厚である。
【0028】離型性シート7は、紙、プラスチックなど
のシートをシリコーン、ワックスなどの離型剤で処理し
たものが使用できる。
【0029】また、上記着色ベースフイルムの着色被覆
層10の表面にラミネート加工により設けられるクリヤ
ー層は、図4に示す如く必要に応じて工程紙12、クリ
ヤー膜11及び必要に応じてホットメルト接着剤層13
を順次積層して形成される。該工程紙12は着色ベース
フイルムとラミネート加工する前もしくは後に取り除か
れる。
【0030】クリヤー層は、例えばポリエチレンテレフ
タレートなどで構成される工程紙11の表面に前記着色
被覆用組成物より着色剤(II)を取り除いたクリヤー
組成物を塗布し、乾燥することにより得ることができる
。 乾燥は、前記着色被覆用組成物の乾燥条件と同程度で良
い。又、クリヤー膜11の乾燥膜厚は、約40〜200
μm、好ましくは約50〜100μmの範囲が良い。
【0031】上記クリヤー膜11の片面にホットメルト
接着剤層13を設けておくと、着色被覆層10とクリヤ
ー膜11との密着性を向上させることができるという利
点がある。接着剤層13の膜厚は通常、約2〜10μm
の範囲が好ましい。
【0032】上記ホットメルト接着剤としては、熱によ
りメルトして接着性を示すものであれば特に限定されず
従来のものから適宜選択して使用できる。これらの中で
熱可塑性ホットメルト接着剤が好ましい。市販されてい
る接着剤の商標名としては、例えばデンカビニール10
00(旭電化(株)製)、ナイメルト(日東化成化学工
業(株)製)、NUC−EVA(日本ユニカー(株)製
)、アロンメルトPES(東亜合成化学工業(株)製)
、トーマイド(富士化成工業(株)製)、バイロン(東
洋紡(株)製)などが好適なものとして挙げられる。該
接着剤の膜厚は、通常、約0.5〜10μm、好ましく
は約2〜5μmの範囲が良い。
【0033】前記した着色ベースフイルム及びクリヤー
フイルムは、着色ベースフイルムの着色被覆層10面と
クリヤー層のクリヤー膜11又はクリヤー層が接着剤層
13を有している場合には接着剤層13面とが重なるよ
うにして加熱しながらラミネートされる。ラミネート加
工は通常、加熱2本ロールにより実施できる。また、加
熱は、通常、約40℃〜160℃範囲で行なわれる。
【0034】本発明方法で得られた着色フイルムは図5
に示す如く、離型性シート7、粘着剤層8、ベースフイ
ルム9、着色被覆層10、必要に応じてホットメルト接
着剤層13、クリヤー層11及び必要に応じて工程紙1
2を順次積層してなるものである。
【0035】本発明方法で得られた着色フイルムを真空
成型用フイルムとして用いて部材に真空成型する方法は
、特に限定されず従来から知られた方法で実施できる。 具体的には前記図1及び図2で示した方法で実施できる
。また、部材としては種々の材料で作ったものが使用で
きる。具体的にはポリウレタン、ポリアミド、強化プラ
スチック、フェノール樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリエチ
レンなどのプラスチック類、木類及び金属類などのもの
が挙げられる。
【0036】
【作用及び発明の効果】本発明方法で得られた着色フイ
ルムは、前記した組成物を有することから従来のものと
比較して、フイルムを真空成型加工温度に加熱しても被
膜の伸び率が低下しないのでワレ、破断、発泡などの欠
陥のない外観に優れた真空成型体が得られる。また、該
着色被覆用組成物とベースフイルムとの付着性が良いの
で真空成型加工時や真空成型体の長期耐久性において剥
離することがない。
【0037】
【実施例】以下、実施例及び比較例を掲げて本発明を詳
細に説明する。実施例及び比較例中の「部」及び「%」
は重量基準である。
【0038】樹脂■溶液:パラロイドA−11の28.
16部及びビニライトVYNSの7.04部をメチルエ
チルケトン42.24部、キシレン5.63部及びメチ
ルイソブチルケトン22.53部の有機溶剤で溶解し樹
脂■溶液を得た。
【0039】樹脂■溶液:ポリテトラメチレングリコー
ル(分子量2000)1000部及び1.6−ヘキサン
ジイソシアネート80部をN−メチルピロリドン200
部中で80℃で反応させ、更に酢酸エチル880部で希
釈を行なって固形分50%、樹脂分子量45000の末
端水酸基を有するポリエーテルウレタンラッカーの樹脂
■溶液を得た。
【0040】樹脂■溶液:テレフタル酸133部及びネ
オペンチルグリコール104部を230℃で脱水縮合反
応させ分子量1000の末端水酸基含有ポリエステルを
得た。次に、このものをN−メチルピロリドン42部、
酢酸エチル168部に溶解し固形分50%の樹脂■溶液
を得た。
【0041】樹脂■溶液:前記樹脂■溶液2000部及
び1.6−ヘキサメチレンジイソシアネート202部を
80℃で反応させて分子量6000、末端イソシアネー
ト基含有ポリエステルウレタンを得た。次に、このもの
に酢酸エチル202部を加え固形分50%の樹脂■溶液
を得た。
【0042】樹脂■溶液:前記樹脂■溶液600部及び
トリメチロ−ルプロパン13.4部を70℃で反応させ
て分子量6000、分子末端に各々平均2個の水酸基を
有するポリエステルウレタンを得た。次に、このものを
N−メチルピロリドン13.5部に溶解し固形分50%
の樹脂■溶液を得た。
【0043】樹脂■溶液:前記樹脂■溶液1000部及
び1.6−ヘキサメチレンジイソシアネート76部を8
0℃で反応させて分子量12000、末端水酸基ポリエ
ステルウレタンを得た。次に、このものをN−メチルピ
ロリドン76部に溶解して、固形分50%の樹脂■溶液
を得た。
【0044】樹脂■溶液:前記樹脂■溶液1152部及
びタケネートP−165N(商標名、武田薬品化学工業
(株)、脂肪族ポリイソシアネート)10部を反応させ
て、分子量12000、分子末端に各々平均2個のイソ
シアネート基を有するポリエステルウレタンを得た。こ
のものをN−メチルピロリドン10部に溶解して、固形
分50%の樹脂■溶液を得た。
【0045】メタリック用組成物a〜f表−1に記載の
樹脂溶液にアルペースト52−402(商標名、東洋ア
ルミ社製品、リン片状アルミニウム粉末)を樹脂固形分
100部に対して固形分20部配合し固形分54%のメ
タリック用組成物を得た。
【0046】クリヤー用組成物g〜i 表1に記載の樹脂溶液にチヌビン−900(チバガイギ
ー(株)、商標名、紫外線吸収剤)およびLS−292
(三共(株)、商標名、光安定剤)を樹脂100部に対
し、それぞれ0.5部ずつになるように添加し、クリヤ
ー用組成物を得た。
【0047】実施例1〜7 着色ベースフイルムの製造方法:ベースフイルム(厚み
250μm、ポリ塩化ビニルフイルム(A)又はABS
フィルム(B)であってその一方の片面にアクリル系粘
着剤層及びシリコーン処理離型性シートを順次積層した
もの)の他の片面にメタリック用組成物a〜fを乾燥膜
厚40μmになるようにロールコーター塗装し、続いて
40℃−2時間で乾燥を行なって離型性シート、粘着剤
層、ベースフイルム及び着色被覆層を順に積層してなる
着色ベースフイルムを得た。
【0048】クリヤー層の製造方法:ポリエチレンテレ
フタレートの工程紙の上に、クリヤー組成物g〜lを乾
燥膜厚80μmになるようにロールコーター塗装し、続
いて、80℃−30分で乾燥した。さらに形成されたク
リヤー層の上からアロンメルトPES(東亜合成化学工
業、商標名、ホットメルト接着剤)を乾燥膜厚2μmに
なるようにロールコーター塗装し、乾燥して、工程紙、
クリヤー膜及び接着剤層を順に積層してなるクリヤー層
を得た。
【0049】上記着色ベースフイルム及びクリヤー層の
外観は発泡などの欠陥が少く良好であった。
【0050】着色フイルムの製造方法:上記方法で得ら
れた着色ベースフイルムの着色被覆層と上記方法で得ら
れたクリヤー層の接着剤層が接するように加熱2本ロー
ルで100℃でラミネート加工し、次いで工程紙をクリ
ヤー層から剥離して、離型性シート、粘着剤層、ベース
フイルム、着色被覆層、接着剤層、及びクリヤー層を順
次積層してなる着色フイルムを得た。また、着色被覆層
を形成するメタリック組成物ならびにクリヤー層を形成
するクリヤー組成物は表−2に記載のものを用いた。
【0051】次に、上記で得た着色フイルムから離型性
シート層を剥離したのち、このフイルムを図1の真空成
型方法で、フイルム表面温度100℃で自動車用部材(
深さ7cm、径15cm円錐形の鋼材)に真空成型を行
なった。該部材に真空成型を行なった際のフイルムは最
伸長部200%、最縮小部10%(減少)で加工された
。 (全く伸びないもの0%、2倍に伸びたもの100%)
。
【0052】比較例1 ベースフイルム(厚み200μmポリ塩化ビニルフイル
ムAの一方の片面に前記と同様のアクリル系粘着剤層及
びシリコーン処理離型性シートを順次積層したもの)の
他の片面に下記(*1)のメタリック組成物を乾燥膜厚
40μmになるようにスプレー塗装し、続いて80℃−
30分で乾燥した。次いでこのものの上から下記(*2
)のクリヤー組成物を乾燥膜厚60μmになるようにス
プレー塗装し、続いて80℃−30分で乾燥を行なって
比較例1の着色フイルムを得た。該着色フイルムは少し
発泡を生じた。
【0053】(*1)メタリック用組成物として、レタ
ンPG80メタリックベース(商標名、関西ペイント(
株)社製品、アクリル系ポリオール)/レタンPG硬化
剤(商標名、関西ペイント(株)社製品、ポリイソシア
ネート)をNCO/OH約1.0になるように配合し、
希釈溶剤でスプレー粘度まで希釈したものを使用した。
【0054】(*2)クリヤー用組成物として、レタン
PG80クオーツクリヤーZ(商標名、関西ペイント(
株)社製品、アクリル系ポリオール)/レタン硬化剤を
NCO/OH約1.0になるように配合し、希釈溶剤で
スプレー粘度まで希釈したものを使用した。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】(*3)実施例及び比較例中の成型後のフ
イルムの外観は、成型前のフイルムと比較して最伸長部
及び最縮小部の光沢低下、ワレ、クラック、剥離などの
異常の有無を評価した。
【0058】また、図6に実施例1で用いたクリヤー組
成物物の被膜(60μm)、比較例1で用いたクリヤー
組成物の硬化膜(60μm)及びベースフイルムのそれ
ぞれの単独膜の温度(℃)−伸び率(%)(島津製作所
社製のオートグラフを用いて引張速度300mm/ 分
で測定した) の関係を示した。真空成型温度(ベース
フイルムAでは100℃、ベースフイルムBでは130
℃で行なった。ただしここで用いたフイルムは粘着剤及
び離型性シートを有さないそれぞれの単独膜である。)
での伸び率は、それぞれベースフイルムA590%、ベ
ースフイルムB370%であるのに対して実施例1のも
のは100℃で880%、130℃で880%であり、
いずれれもベースフイルムよりも伸び率が高く真空成型
性に優れる。また、比較例1のものはいずれもベースフ
イルムよりも伸び率が低く真空成型性に劣る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の着色フイルムを真空成型により施工す
る方法を示した説明図である。
【図2】本発明の着色フイルムを真空成型により施工す
る方法を示した説明図である。
【図3】本発明方法で用いる着色ベースシートの断面図
である。
【図4】本発明方法で用いるクリヤー層の形成を説明す
るための断面図である。
【図5】本発明方法で得られた着色フイルムの断面図で
ある。
【図6】本発明の効果を示した説明図である。
【符号の説明】
1    ヒーター 2    着色フイルム 3    部材 4    架台 5    真空吸入口 6    真空装置 7    離型性シート 8    粘着剤層 9    ベースフイルム 10    着色被覆層 11    クリヤー膜 12    工程紙 13    接着剤層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  主鎖の末端に水酸基を有する平均分子
    量1000〜30000のポリオール樹脂と平均分子量
    400以上のポリイソシアネート化合物の架橋剤との混
    合物、アクリル系樹脂と塩化ビニル/酢酸ビニル樹脂と
    の混合物及びポリウレタン樹脂から選ばれる少なくとも
    1種の樹脂組成物(I)、着色剤(II)及び有機溶剤
    (III)を必須成分として含有する着色被覆用組成物
    より形成された着色被覆層、ベースフイルム、粘着剤層
    及び離型性シートを順次積層してなる着色ベースフイル
    ムを構成する該着色被覆層の表面にラミネート加工によ
    りクリヤー層を形成させて着色フイルムを得ることを特
    徴とする着色フイルムの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102501668A (zh) * 2011-10-19 2012-06-20 浙江永成印务有限公司 Uv涂层与热固性油墨结合凹版印制热转移膜

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