JPH04306468A - 吸収冷凍機再生器用伝熱管 - Google Patents
吸収冷凍機再生器用伝熱管Info
- Publication number
- JPH04306468A JPH04306468A JP7114591A JP7114591A JPH04306468A JP H04306468 A JPH04306468 A JP H04306468A JP 7114591 A JP7114591 A JP 7114591A JP 7114591 A JP7114591 A JP 7114591A JP H04306468 A JPH04306468 A JP H04306468A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- tube
- solution
- fins
- boiling
- Prior art date
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吸収冷凍機再生器用伝熱
管に関し、詳しくは水/臭化リチウム水溶液を作動媒体
とする吸収式冷凍サイクルの再生器に設けられ、円筒管
の外周面に螺旋状のフィンを形成した伝熱管に関する。
管に関し、詳しくは水/臭化リチウム水溶液を作動媒体
とする吸収式冷凍サイクルの再生器に設けられ、円筒管
の外周面に螺旋状のフィンを形成した伝熱管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、吸収式冷凍サイクルを利用し
た吸収冷凍機や吸収式ヒートポンプ等では、作動媒体と
して水/臭化リチウム水溶液(冷媒/吸収剤)が用いら
れている。吸収冷凍機では、蒸発器で蒸発した冷媒を吸
収した吸収剤がポンプにより再生器に送られ、そこで加
熱して、吸収した冷媒を分離する。そして、分離した冷
媒蒸気を凝縮器に送り凝縮して蒸発器にもどし、冷媒分
離後の吸収剤を吸収器にもどす。
た吸収冷凍機や吸収式ヒートポンプ等では、作動媒体と
して水/臭化リチウム水溶液(冷媒/吸収剤)が用いら
れている。吸収冷凍機では、蒸発器で蒸発した冷媒を吸
収した吸収剤がポンプにより再生器に送られ、そこで加
熱して、吸収した冷媒を分離する。そして、分離した冷
媒蒸気を凝縮器に送り凝縮して蒸発器にもどし、冷媒分
離後の吸収剤を吸収器にもどす。
【0003】ここで用いられる再生器には、作動媒体(
冷媒を吸収した臭化リチウムの稀溶液)を加熱して濃縮
するために、作動媒体液面下に伝熱管が設けられる。 この伝熱管としては、円筒管である平滑管や、螺旋状の
フィンを外周面に形成した螺旋フィン付管が用いられて
いる。そして、伝熱管の管内に熱源として熱水あるいは
加熱蒸気を流すことで作動媒体を加熱する。このため、
伝熱管の周囲の作動媒体は沸点に達して気泡(冷媒蒸気
)を発生し、水分が追い出されて濃縮される。こうして
、所定の濃度に戻された作動媒体(吸収剤)は、再び吸
収器に送られ吸収作用を続ける。
冷媒を吸収した臭化リチウムの稀溶液)を加熱して濃縮
するために、作動媒体液面下に伝熱管が設けられる。 この伝熱管としては、円筒管である平滑管や、螺旋状の
フィンを外周面に形成した螺旋フィン付管が用いられて
いる。そして、伝熱管の管内に熱源として熱水あるいは
加熱蒸気を流すことで作動媒体を加熱する。このため、
伝熱管の周囲の作動媒体は沸点に達して気泡(冷媒蒸気
)を発生し、水分が追い出されて濃縮される。こうして
、所定の濃度に戻された作動媒体(吸収剤)は、再び吸
収器に送られ吸収作用を続ける。
【0004】このように、再生器では吸収作用により稀
溶液となった作動媒体を伝熱管により加熱して、所定の
濃度に戻す働きをしている。尚、従来の螺旋フィン付管
は、フィンの高さ(外周面からの突出長)が0.7〜1
.5mm、フィンピッチが0.63〜1.34mmとし
て形成されている。
溶液となった作動媒体を伝熱管により加熱して、所定の
濃度に戻す働きをしている。尚、従来の螺旋フィン付管
は、フィンの高さ(外周面からの突出長)が0.7〜1
.5mm、フィンピッチが0.63〜1.34mmとし
て形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、吸収剤とし
て用いられる臭化リチウム水溶液は、表1に示すように
、高粘性流体である。例えば、60wt%,80℃にお
いて水の約7倍強の粘性を有する。
て用いられる臭化リチウム水溶液は、表1に示すように
、高粘性流体である。例えば、60wt%,80℃にお
いて水の約7倍強の粘性を有する。
【0006】また、図5に示すように、一定圧力下では
、濃度の上昇に伴って沸点も上昇する性質を有する。 このため、従来の伝熱管では次のような問題が生じてい
た。
、濃度の上昇に伴って沸点も上昇する性質を有する。 このため、従来の伝熱管では次のような問題が生じてい
た。
【0007】
【表1】
【0008】即ち、図2(a),(b)に示すように、
伝熱面からの加熱により伝熱管(平滑管aあるいは螺旋
フィン付管b)周囲に高濃度溶液の薄い液膜cが形成さ
れ易い。このため、この高濃度溶液薄膜c中では溶液の
濃度上昇に伴い沸点が上昇し、沸点上昇分だけ沸騰に要
する壁面過熱度も上昇する。この結果、沸騰熱伝達率が
低下してしまう。
伝熱面からの加熱により伝熱管(平滑管aあるいは螺旋
フィン付管b)周囲に高濃度溶液の薄い液膜cが形成さ
れ易い。このため、この高濃度溶液薄膜c中では溶液の
濃度上昇に伴い沸点が上昇し、沸点上昇分だけ沸騰に要
する壁面過熱度も上昇する。この結果、沸騰熱伝達率が
低下してしまう。
【0009】また、高濃度溶液薄膜cは周囲の溶液より
も濃度が高い分だけ粘性が上昇するため、気泡の活発な
発生を妨げる。このため、やはり沸騰熱伝達率が低下し
てしまう。
も濃度が高い分だけ粘性が上昇するため、気泡の活発な
発生を妨げる。このため、やはり沸騰熱伝達率が低下し
てしまう。
【0010】また、従来の螺旋フィン付管bでは、臭化
リチウム水溶液が高粘性であるため流動抵抗が高く、フ
ィンbf間での気泡発生に伴う攪拌作用を阻害してしま
い、沸騰熱伝達率が低下する。
リチウム水溶液が高粘性であるため流動抵抗が高く、フ
ィンbf間での気泡発生に伴う攪拌作用を阻害してしま
い、沸騰熱伝達率が低下する。
【0011】本発明の吸収冷凍機再生器用伝熱管は上記
課題を解決し、沸騰伝熱性能を向上することを目的とす
る。
課題を解決し、沸騰伝熱性能を向上することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の吸収冷凍機再生
器用伝熱管は、冷媒/吸収剤として水/臭化リチウム水
溶液を作動媒体とする吸収式冷凍サイクルの再生器に設
けられ、円筒管の外周面に螺旋状のフィンを形成した吸
収冷凍機再生器用伝熱管において、上記螺旋状のフィン
は、上記円筒管の外周面からの突出長を1.8mm〜3
.5mmとし、フィンピッチを1.8mm〜2.8mm
として形成されていることを要旨とする。
器用伝熱管は、冷媒/吸収剤として水/臭化リチウム水
溶液を作動媒体とする吸収式冷凍サイクルの再生器に設
けられ、円筒管の外周面に螺旋状のフィンを形成した吸
収冷凍機再生器用伝熱管において、上記螺旋状のフィン
は、上記円筒管の外周面からの突出長を1.8mm〜3
.5mmとし、フィンピッチを1.8mm〜2.8mm
として形成されていることを要旨とする。
【0013】
【作用】上記構成を有する本発明の吸収冷凍機再生器用
伝熱管は、螺旋状のフィンの突出長、即ち、フィンの高
さが1.8mm〜3.5mm、フィンピッチが1.8m
m〜2.8mmに形成されている。つまり、従来からの
螺旋フィン付管に比べて、フィンの高さが高く、フィン
ピッチが広い。従って、伝熱管周囲に高濃度溶液の薄い
液膜が形成されても、フィンの高さが高いため、この溶
液薄膜がフィン間の凹部を埋め尽くしてしまう状態には
ならない。この結果、高濃度溶液薄膜に覆われない部分
の伝熱面積が十分確保され、沸騰に要する壁面過熱度が
低くなる。また、フィンピッチが広いことから、フィン
間での気泡発生に伴ってこのフィン間に流れ込む溶液の
流動抵抗が小さくなる。つまり、気泡発生に伴って、ス
ムースに溶液がフィン間に流れ込む。この結果、十分な
攪拌作用が得られ、沸騰熱伝達率が向上する。
伝熱管は、螺旋状のフィンの突出長、即ち、フィンの高
さが1.8mm〜3.5mm、フィンピッチが1.8m
m〜2.8mmに形成されている。つまり、従来からの
螺旋フィン付管に比べて、フィンの高さが高く、フィン
ピッチが広い。従って、伝熱管周囲に高濃度溶液の薄い
液膜が形成されても、フィンの高さが高いため、この溶
液薄膜がフィン間の凹部を埋め尽くしてしまう状態には
ならない。この結果、高濃度溶液薄膜に覆われない部分
の伝熱面積が十分確保され、沸騰に要する壁面過熱度が
低くなる。また、フィンピッチが広いことから、フィン
間での気泡発生に伴ってこのフィン間に流れ込む溶液の
流動抵抗が小さくなる。つまり、気泡発生に伴って、ス
ムースに溶液がフィン間に流れ込む。この結果、十分な
攪拌作用が得られ、沸騰熱伝達率が向上する。
【0014】尚、フィンピッチを1.8mm〜2.8m
mとしたのは、1.8mm未満では、気泡発生に伴う溶
液流入時の流動抵抗が増加して、効果的な伝熱性能が得
られないからであり、2.8mmより広い場合には、有
効な伝熱面積の増大を期待できないからである。また、
フィンの高さを1.8mm〜3.5mmとしたのは、1
.8未満では、伝熱管周囲の大部分(フィンの大部分)
が高濃度溶液薄膜に覆われる状態となり効果的な伝熱性
能が得られないからであり、3.5mmより高くするこ
とは加工上の制限から製造不可能なためである。
mとしたのは、1.8mm未満では、気泡発生に伴う溶
液流入時の流動抵抗が増加して、効果的な伝熱性能が得
られないからであり、2.8mmより広い場合には、有
効な伝熱面積の増大を期待できないからである。また、
フィンの高さを1.8mm〜3.5mmとしたのは、1
.8未満では、伝熱管周囲の大部分(フィンの大部分)
が高濃度溶液薄膜に覆われる状態となり効果的な伝熱性
能が得られないからであり、3.5mmより高くするこ
とは加工上の制限から製造不可能なためである。
【0015】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の吸収冷凍機再生器用伝熱
管の好適な実施例について説明する。
かにするために、以下本発明の吸収冷凍機再生器用伝熱
管の好適な実施例について説明する。
【0016】図1(a)は、一実施例としての螺旋フィ
ン付管の断面図であり、図1(b)は、その一部拡大図
である。本実施例の螺旋フィン付管1は、水/臭化リチ
ウム水溶液を作動媒体とした吸収冷凍機の満液型再生器
(図示略)に設けられ、円筒管部2の外周面に螺旋状の
フィン3を形成したものである。この螺旋フィン付管1
は、再生器内に送り込まれた作動媒体(以下、溶液と呼
ぶ)の液面下に設けられ、その管内に加熱水が通水され
る。従って、この加熱水を熱源として溶液を加熱し、水
分を追い出して溶液を濃縮する。
ン付管の断面図であり、図1(b)は、その一部拡大図
である。本実施例の螺旋フィン付管1は、水/臭化リチ
ウム水溶液を作動媒体とした吸収冷凍機の満液型再生器
(図示略)に設けられ、円筒管部2の外周面に螺旋状の
フィン3を形成したものである。この螺旋フィン付管1
は、再生器内に送り込まれた作動媒体(以下、溶液と呼
ぶ)の液面下に設けられ、その管内に加熱水が通水され
る。従って、この加熱水を熱源として溶液を加熱し、水
分を追い出して溶液を濃縮する。
【0017】ここで、螺旋フィン付管1の寸法諸元を、
従来からの螺旋フィン付管(以下、従来管bと呼ぶ)の
寸法諸元と照らし合わせて表2に示す。尚、表中の諸元
項目に付された符号は、図1にて符号で示した距離に対
応する。
従来からの螺旋フィン付管(以下、従来管bと呼ぶ)の
寸法諸元と照らし合わせて表2に示す。尚、表中の諸元
項目に付された符号は、図1にて符号で示した距離に対
応する。
【0018】
【表2】
【0019】表2にて示されるように、本実施例の螺旋
フィン付管1は、フィンピッチPf,フィン高さHを、
従来管bに比べて大きくしたことに特徴がある。つまり
、フィン高さHを1.8mm〜3.5mmとし、フィン
ピッチPfを1.8mm〜2.8mmとしている。この
ため、溶液に次のような作用をもたらす。
フィン付管1は、フィンピッチPf,フィン高さHを、
従来管bに比べて大きくしたことに特徴がある。つまり
、フィン高さHを1.8mm〜3.5mmとし、フィン
ピッチPfを1.8mm〜2.8mmとしている。この
ため、溶液に次のような作用をもたらす。
【0020】まず、フィン高さHを1.8mm〜3.5
mmと大きくとっているため、図2(c)に示すように
、螺旋フィン付管1の周囲に、溶液の加熱による高濃度
溶液の薄い液膜cが形成されても、この高濃度溶液薄膜
cがフィン間3の凹部4を埋め尽くしてしまう状態には
ならない。つまり、フィン3の根元側以外は高濃度溶液
薄膜cに覆われない。従って、高濃度溶液薄膜cに覆わ
れない部分では溶液の沸点が低いため、沸騰に要する壁
面過熱度を低く維持でき、高い沸騰熱伝達率が得られる
。しかも、高濃度溶液薄膜cに覆われない部分では溶液
の粘性が低いため、気泡の活発な発生を阻害しない。
mmと大きくとっているため、図2(c)に示すように
、螺旋フィン付管1の周囲に、溶液の加熱による高濃度
溶液の薄い液膜cが形成されても、この高濃度溶液薄膜
cがフィン間3の凹部4を埋め尽くしてしまう状態には
ならない。つまり、フィン3の根元側以外は高濃度溶液
薄膜cに覆われない。従って、高濃度溶液薄膜cに覆わ
れない部分では溶液の沸点が低いため、沸騰に要する壁
面過熱度を低く維持でき、高い沸騰熱伝達率が得られる
。しかも、高濃度溶液薄膜cに覆われない部分では溶液
の粘性が低いため、気泡の活発な発生を阻害しない。
【0021】これに対して、従来管bでは、図2(b)
に示すように、フィンbfにより伝熱面に凹凸が与えら
れているものの、フィン高さHが0.7mm〜1.5m
mと低いため、高濃度溶液薄膜c(濃度が高い分だけ沸
点が上昇している)がフィンbf間の凹部をほとんど埋
め尽くしてしまう。この結果、沸点の上昇分だけ沸騰に
要する壁面過熱度が高くなり、沸騰熱伝達率が低下して
しまう。また、図2(a)に示すように、平滑管aにお
いては、外周面を高濃度溶液薄膜cが一様に覆うことに
なり、やはり沸騰熱伝達率が低下してしまう。しかも、
高濃度溶液薄膜cの粘性が高いことから、どちらの伝熱
管a,bも活発な気泡の発生を得ることができない。
に示すように、フィンbfにより伝熱面に凹凸が与えら
れているものの、フィン高さHが0.7mm〜1.5m
mと低いため、高濃度溶液薄膜c(濃度が高い分だけ沸
点が上昇している)がフィンbf間の凹部をほとんど埋
め尽くしてしまう。この結果、沸点の上昇分だけ沸騰に
要する壁面過熱度が高くなり、沸騰熱伝達率が低下して
しまう。また、図2(a)に示すように、平滑管aにお
いては、外周面を高濃度溶液薄膜cが一様に覆うことに
なり、やはり沸騰熱伝達率が低下してしまう。しかも、
高濃度溶液薄膜cの粘性が高いことから、どちらの伝熱
管a,bも活発な気泡の発生を得ることができない。
【0022】また、螺旋フィン付管1は、フィンピッチ
Pf を1.8mm〜2.8mmと大きくとっているた
めに、フィン3間での気泡発生に伴ってこのフィン3間
に流れ込む溶液の流動抵抗が小さい。つまり、図3(a
)に示すように、溶液が加熱されてフィン3間で気泡k
が発生し矢印e方向に浮上すると、この気泡kの浮上に
伴って、周囲の溶液が矢印fに示すようにフィン3間の
凹部4にスムースに流れ込み、フィン3の根元部まで十
分な攪拌作用を得ることができる。この結果、沸騰熱伝
達率が高くなる。
Pf を1.8mm〜2.8mmと大きくとっているた
めに、フィン3間での気泡発生に伴ってこのフィン3間
に流れ込む溶液の流動抵抗が小さい。つまり、図3(a
)に示すように、溶液が加熱されてフィン3間で気泡k
が発生し矢印e方向に浮上すると、この気泡kの浮上に
伴って、周囲の溶液が矢印fに示すようにフィン3間の
凹部4にスムースに流れ込み、フィン3の根元部まで十
分な攪拌作用を得ることができる。この結果、沸騰熱伝
達率が高くなる。
【0023】これに対して、従来管bでは、フィンピッ
チPf が0.63mm〜1.34mmと小さいため、
気泡k発生に伴ってフィンbf間に流入する溶液の流動
抵抗が大きい。従って、図3(b)に示すように、フィ
ンbf間で気泡kが発生し矢印g方向に浮上しても、周
囲の溶液は、矢印hに示すようにフィンbfの根元部ま
で流れ込むことができず、十分な攪拌作用が得られない
。
チPf が0.63mm〜1.34mmと小さいため、
気泡k発生に伴ってフィンbf間に流入する溶液の流動
抵抗が大きい。従って、図3(b)に示すように、フィ
ンbf間で気泡kが発生し矢印g方向に浮上しても、周
囲の溶液は、矢印hに示すようにフィンbfの根元部ま
で流れ込むことができず、十分な攪拌作用が得られない
。
【0024】このように本実施例の螺旋フィン付管1に
よれば、フィン高さHを1.8mm〜3.5mmとし、
フィンピッチPf を1.8mm〜2.8mmとするこ
とで、溶液の加熱による沸点の上昇,粘性の上昇と、溶
液の流動抵抗とに起因する伝熱阻害現象を抑制すること
ができる。また、このようなフィン高さH,フィンピッ
チPf で螺旋フィン付管1を形成するため、同一フィ
ン外径の従来管bに比べてフィン根元半径R(本実施例
では0.3mm)を小さくすることができる。このため
、フィン根元部が気泡発生の核となり、一層活発に気泡
を発生させることができる。これらの結果、沸騰伝熱性
能を大幅に向上させることができる。
よれば、フィン高さHを1.8mm〜3.5mmとし、
フィンピッチPf を1.8mm〜2.8mmとするこ
とで、溶液の加熱による沸点の上昇,粘性の上昇と、溶
液の流動抵抗とに起因する伝熱阻害現象を抑制すること
ができる。また、このようなフィン高さH,フィンピッ
チPf で螺旋フィン付管1を形成するため、同一フィ
ン外径の従来管bに比べてフィン根元半径R(本実施例
では0.3mm)を小さくすることができる。このため
、フィン根元部が気泡発生の核となり、一層活発に気泡
を発生させることができる。これらの結果、沸騰伝熱性
能を大幅に向上させることができる。
【0025】ここで、本実施例の螺旋フィン付管1と従
来管b,平滑管aとの沸騰伝熱性能試験を行なった測定
結果について説明する。測定対象としては、表3に示す
寸法諸元の、平滑管aと、2種類の従来管b1,b2と
、本実施例の螺旋フィン付管である3種類の螺旋フィン
付管11,12,13とした。尚、これらの伝熱管は、
フィン部外径Df を19.05mm(平滑管aについ
ては原管外径である)とした。
来管b,平滑管aとの沸騰伝熱性能試験を行なった測定
結果について説明する。測定対象としては、表3に示す
寸法諸元の、平滑管aと、2種類の従来管b1,b2と
、本実施例の螺旋フィン付管である3種類の螺旋フィン
付管11,12,13とした。尚、これらの伝熱管は、
フィン部外径Df を19.05mm(平滑管aについ
ては原管外径である)とした。
【0026】また、性能試験条件は、実機の二重効用吸
収冷凍機に用いられる低温再生器の運転条件を参考にし
て設定したもので、表4に示す。
収冷凍機に用いられる低温再生器の運転条件を参考にし
て設定したもので、表4に示す。
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】これらの伝熱管の沸騰伝熱性能測定の結果
を図4に示す。図示するように、螺旋フィン付管11,
12,13は、従来管b1,b2,平滑管aに比べて、
はるかに沸騰熱伝達率が高いことが分かる。特に、フィ
ン高さHが高いほど高い沸騰熱伝達率が得られ、フィン
高さH3.2mmの螺旋フィン付管11においては、従
来管b1,b2に比べて約1.5倍、平滑管aに比べて
約2倍となっている。
を図4に示す。図示するように、螺旋フィン付管11,
12,13は、従来管b1,b2,平滑管aに比べて、
はるかに沸騰熱伝達率が高いことが分かる。特に、フィ
ン高さHが高いほど高い沸騰熱伝達率が得られ、フィン
高さH3.2mmの螺旋フィン付管11においては、従
来管b1,b2に比べて約1.5倍、平滑管aに比べて
約2倍となっている。
【0030】このように、実験によっても螺旋フィン付
管1の優れた沸騰伝熱性能が実証される。以上本発明の
実施例について説明したが、本発明はこうした実施例に
何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論
である。
管1の優れた沸騰伝熱性能が実証される。以上本発明の
実施例について説明したが、本発明はこうした実施例に
何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論
である。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の吸収冷凍
機再生器用伝熱管は、螺旋状のフィンの突出長、即ち、
フィンの高さが1.8mm〜3.5mm、フィンピッチ
が1.8mm〜2.8mmに形成されているため、沸騰
に要する壁面過熱度が低くなり、しかも気泡発生に伴う
十分な攪拌作用が得られる。この結果、沸騰伝熱性能を
大幅に向上することができるという優れた効果を奏する
。
機再生器用伝熱管は、螺旋状のフィンの突出長、即ち、
フィンの高さが1.8mm〜3.5mm、フィンピッチ
が1.8mm〜2.8mmに形成されているため、沸騰
に要する壁面過熱度が低くなり、しかも気泡発生に伴う
十分な攪拌作用が得られる。この結果、沸騰伝熱性能を
大幅に向上することができるという優れた効果を奏する
。
【図1】一実施例としての螺旋フィン付管の断面図であ
る。
る。
【図2】伝熱管の周囲に形成される高濃度溶液薄膜の形
成状態を表す説明図である。
成状態を表す説明図である。
【図3】気泡発生に伴う溶液の流れを表す説明図である
。
。
【図4】伝熱管の沸騰伝熱性能測定結果を表すグラフで
ある。
ある。
【図5】臭化リチウム水溶液の特性を表すグラフである
。
。
1…螺旋フィン付管、3…フィン、H…フィン高さ、P
f …フィンピッチ
f …フィンピッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 冷媒/吸収剤として水/臭化リチウム
水溶液を作動媒体とする吸収式冷凍サイクルの再生器に
設けられ、円筒管の外周面に螺旋状のフィンを形成した
吸収冷凍機再生器用伝熱管において、上記螺旋状のフィ
ンは、上記円筒管の外周面からの突出長を1.8mm〜
3.5mmとし、フィンピッチを1.8mm〜2.8m
mとして形成されていることを特徴とする吸収冷凍機再
生器用伝熱管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7114591A JP2505069B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 吸収冷凍機再生器用伝熱管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7114591A JP2505069B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 吸収冷凍機再生器用伝熱管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04306468A true JPH04306468A (ja) | 1992-10-29 |
| JP2505069B2 JP2505069B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=13452139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7114591A Expired - Fee Related JP2505069B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 吸収冷凍機再生器用伝熱管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2505069B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP7114591A patent/JP2505069B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2505069B2 (ja) | 1996-06-05 |
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