JPH04307121A - 油圧式摩擦締結装置 - Google Patents
油圧式摩擦締結装置Info
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- JPH04307121A JPH04307121A JP9350191A JP9350191A JPH04307121A JP H04307121 A JPH04307121 A JP H04307121A JP 9350191 A JP9350191 A JP 9350191A JP 9350191 A JP9350191 A JP 9350191A JP H04307121 A JPH04307121 A JP H04307121A
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- clutch
- pressure
- hydraulic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧式摩擦締結装置に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】油圧式摩擦締結装置の適用例として車両
の自動変速機がある。すなわち、車両に搭載される自動
変速機にあっては、特開昭62−246652号公報に
見られるように、複数の油圧式摩擦締結要素の作動態様
を変更することによって、その変速を行なうようになっ
ている。すなわち、複数の摩擦締結要素の作動態様を変
更して、動力伝達経路に介在する歯車の使用態様を変更
するようにしてある。従って、これら摩擦締結要素の間
でその作動変更のタイミングに『ずれ』が生じたときに
は、変速ショックあるいはエンジンの空吹きという問題
が発生する。
の自動変速機がある。すなわち、車両に搭載される自動
変速機にあっては、特開昭62−246652号公報に
見られるように、複数の油圧式摩擦締結要素の作動態様
を変更することによって、その変速を行なうようになっ
ている。すなわち、複数の摩擦締結要素の作動態様を変
更して、動力伝達経路に介在する歯車の使用態様を変更
するようにしてある。従って、これら摩擦締結要素の間
でその作動変更のタイミングに『ずれ』が生じたときに
は、変速ショックあるいはエンジンの空吹きという問題
が発生する。
【0003】このような問題に対処すべく、自動変速機
の油圧回路には、タイミングバルブが設けられ、このタ
イミングバルブに対して一の摩擦締結要素の作動圧をパ
イロット圧として取り入れることにより、他の摩擦締結
要素への油圧供給のタイミングを調整するようになって
いる。
の油圧回路には、タイミングバルブが設けられ、このタ
イミングバルブに対して一の摩擦締結要素の作動圧をパ
イロット圧として取り入れることにより、他の摩擦締結
要素への油圧供給のタイミングを調整するようになって
いる。
【0004】しかしながら、上記一の摩擦締結要素の作
動圧が初期段階で急激に立ち上がるような状況が発生し
た場合、この立ち上りの影響を他の摩擦締結要素が受け
ることになるため、当該他の摩擦締結要素の作動が早目
に開始してしまうという問題を生じる。勿論、当該他の
摩擦締結要素の作動が早目に開始してしまったときには
、一の摩擦締結要素と他の摩擦締結要素との間で、その
作動変更にタイミングの不一致が発生することになり、
このため上述した変速ショック等の問題が発生すること
になる。
動圧が初期段階で急激に立ち上がるような状況が発生し
た場合、この立ち上りの影響を他の摩擦締結要素が受け
ることになるため、当該他の摩擦締結要素の作動が早目
に開始してしまうという問題を生じる。勿論、当該他の
摩擦締結要素の作動が早目に開始してしまったときには
、一の摩擦締結要素と他の摩擦締結要素との間で、その
作動変更にタイミングの不一致が発生することになり、
このため上述した変速ショック等の問題が発生すること
になる。
【0005】前述した作動圧の急激な立ち上りに関し、
特開昭60−89449号公報に開示されているように
、上記一の摩擦締結要素のアクチュエ−タが、シリンダ
と該シリンダに嵌挿されたピストンとで構成されている
ものに多く見られる。すなわち、このようなアクチュエ
−タは、シリンダとピストンといずれか一方にシ−ル部
材が配設されて、このシ−ル部材によって作動室内の油
圧の漏れを防止するようにされているが、シリンダとピ
ストンとの間の間隙に誤差(製造上の誤差)があるとき
には、ピストンの初期ストロ−クが円滑に行なわれない
という現象が発生することになる。
特開昭60−89449号公報に開示されているように
、上記一の摩擦締結要素のアクチュエ−タが、シリンダ
と該シリンダに嵌挿されたピストンとで構成されている
ものに多く見られる。すなわち、このようなアクチュエ
−タは、シリンダとピストンといずれか一方にシ−ル部
材が配設されて、このシ−ル部材によって作動室内の油
圧の漏れを防止するようにされているが、シリンダとピ
ストンとの間の間隙に誤差(製造上の誤差)があるとき
には、ピストンの初期ストロ−クが円滑に行なわれない
という現象が発生することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記問題点について、
詳しく説明すると、ピストンとシリンダとの間の間隙が
小さすぎたときには、シ−ル部材と摺接面とのシ−ル圧
が設定値よりも大きくなるため、ピストンの初期ストロ
−クにおける抵抗が大きく、このため上記の問題が生じ
易いものとなっている。勿論、ピストンがその初期スト
ロ−クを円滑に行なうことができないときには、当該摩
擦締結要素の締結動作そのものが滑らかに行なわれない
ことになる。
詳しく説明すると、ピストンとシリンダとの間の間隙が
小さすぎたときには、シ−ル部材と摺接面とのシ−ル圧
が設定値よりも大きくなるため、ピストンの初期ストロ
−クにおける抵抗が大きく、このため上記の問題が生じ
易いものとなっている。勿論、ピストンがその初期スト
ロ−クを円滑に行なうことができないときには、当該摩
擦締結要素の締結動作そのものが滑らかに行なわれない
ことになる。
【0007】そこで、本発明の第1の目的は、摩擦締結
要素のアクチュエ−タが、シリンダと該シリンダに嵌挿
されたピストンとで構成され、前記シリンダまたは前記
ピストンのいずれか一方にシ−ル部材が配設されて、該
シ−ル部材により、前記シリンダと前記ピストンとで画
成される作動室内の油圧の漏れを防止するようにした油
圧式摩擦締結装置を前提として、上記ピストンの初期ス
トロ−クを円滑なものとするようにしたものを提供する
ことにある。
要素のアクチュエ−タが、シリンダと該シリンダに嵌挿
されたピストンとで構成され、前記シリンダまたは前記
ピストンのいずれか一方にシ−ル部材が配設されて、該
シ−ル部材により、前記シリンダと前記ピストンとで画
成される作動室内の油圧の漏れを防止するようにした油
圧式摩擦締結装置を前提として、上記ピストンの初期ス
トロ−クを円滑なものとするようにしたものを提供する
ことにある。
【0008】本発明の他の目的は、上記ピストンの初期
ストロ−クを円滑なものとして、前述した一の摩擦締結
要素と他の摩擦締結要素との間での作動タイミングの不
一致を防止するようにした油圧式摩擦締結装置を提供す
ることにある。
ストロ−クを円滑なものとして、前述した一の摩擦締結
要素と他の摩擦締結要素との間での作動タイミングの不
一致を防止するようにした油圧式摩擦締結装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の技術的課題を
達成すべく、第1の発明にあっては、前記シリンダまた
は前記ピストンのうち、前記シ−ル部材が配設されてい
ない側の部材における前記シ−ル部材との摺接面が、前
記作動室内への油圧の供給に伴って前記ピストンがスト
ロ−クするときに、該摺接面と前記シ−ル部材との間の
シ−ル圧が徐々に増大する方向に傾斜する傾斜面とされ
ている、ような構成としてある。
達成すべく、第1の発明にあっては、前記シリンダまた
は前記ピストンのうち、前記シ−ル部材が配設されてい
ない側の部材における前記シ−ル部材との摺接面が、前
記作動室内への油圧の供給に伴って前記ピストンがスト
ロ−クするときに、該摺接面と前記シ−ル部材との間の
シ−ル圧が徐々に増大する方向に傾斜する傾斜面とされ
ている、ような構成としてある。
【0010】また、上記第2の技術的課題を達成すべく
、第2の発明にあっては、一の摩擦締結要素と他の摩擦
締結要素との2つの油圧式摩擦締結要素と、これら油圧
式摩擦締結要素の締結を制御する油圧回路とを備えて、
該油圧回路に、前記一の摩擦締結要素の作動圧に応動し
て前記他の摩擦締結要素の作動タイミングを制御するタ
イミングバルブが設けられ、前記一の摩擦締結要素は、
そのアクチュエ−タが、シリンダと該シリンダに嵌挿さ
れたピストンとで構成され、前記シリンダまたは前記ピ
ストンのいずれか一方にシ−ル部材が配設されて、該シ
−ル部材により、前記シリンダと前記ピストンとで画成
される作動室内の油圧の漏れを防止するようにされた油
圧式摩擦締結装置を前提として、
、第2の発明にあっては、一の摩擦締結要素と他の摩擦
締結要素との2つの油圧式摩擦締結要素と、これら油圧
式摩擦締結要素の締結を制御する油圧回路とを備えて、
該油圧回路に、前記一の摩擦締結要素の作動圧に応動し
て前記他の摩擦締結要素の作動タイミングを制御するタ
イミングバルブが設けられ、前記一の摩擦締結要素は、
そのアクチュエ−タが、シリンダと該シリンダに嵌挿さ
れたピストンとで構成され、前記シリンダまたは前記ピ
ストンのいずれか一方にシ−ル部材が配設されて、該シ
−ル部材により、前記シリンダと前記ピストンとで画成
される作動室内の油圧の漏れを防止するようにされた油
圧式摩擦締結装置を前提として、
【0011】前記シリンダまたは前記ピストンのうち、
前記シ−ル部材が配設されていない側の部材における前
記シ−ル部材との摺接面が、前記作動室内への油圧の供
給に伴って前記ピストンがストロ−クするときに、該摺
接面と前記シ−ル部材との間のシ−ル圧が徐々に増大す
る方向に傾斜する傾斜面とされている、ような構成とし
てある。
前記シ−ル部材が配設されていない側の部材における前
記シ−ル部材との摺接面が、前記作動室内への油圧の供
給に伴って前記ピストンがストロ−クするときに、該摺
接面と前記シ−ル部材との間のシ−ル圧が徐々に増大す
る方向に傾斜する傾斜面とされている、ような構成とし
てある。
【0012】
【作用】上記第1の発明あるいは第2の発明によれば、
作動室内の油圧が最も大きくなるとき、つまりピストン
のストロ−ク終端で、この作動室内の油圧の漏れを防止
できる程度に、シ−ル部材との間のシ−ル圧が設定する
とすれば、ピストンのストロ−ク始端において、シ−ル
部材と当接する部位と、シ−ル部材との間の間隙を大き
めに設定することが可能となる。すなわち、当該部位で
のシ−ル圧を小さめに設定することが可能となる。
作動室内の油圧が最も大きくなるとき、つまりピストン
のストロ−ク終端で、この作動室内の油圧の漏れを防止
できる程度に、シ−ル部材との間のシ−ル圧が設定する
とすれば、ピストンのストロ−ク始端において、シ−ル
部材と当接する部位と、シ−ル部材との間の間隙を大き
めに設定することが可能となる。すなわち、当該部位で
のシ−ル圧を小さめに設定することが可能となる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付した図面に基
いて説明する。図2は自動変速機10の概要を示すもの
で、この自動変速機10は、主なる構成要素としてトル
クコンバ−タ20と、該トルクコンバ−タ20の出力に
より駆動される変速歯車機構30と、該機構30の動力
伝達経路に介在する歯車の使用態様を変更させるクラッ
チあるいはブレ−キ等の複数の摩擦締結要素41〜46
及びワンウエ−クラッチ51、52と、を有し、これら
により走行レンジとしてD、2、1の各レンジ位置にお
いて、例えばDレンジでは1〜4速の各変速段が得られ
るようになっている。
いて説明する。図2は自動変速機10の概要を示すもの
で、この自動変速機10は、主なる構成要素としてトル
クコンバ−タ20と、該トルクコンバ−タ20の出力に
より駆動される変速歯車機構30と、該機構30の動力
伝達経路に介在する歯車の使用態様を変更させるクラッ
チあるいはブレ−キ等の複数の摩擦締結要素41〜46
及びワンウエ−クラッチ51、52と、を有し、これら
により走行レンジとしてD、2、1の各レンジ位置にお
いて、例えばDレンジでは1〜4速の各変速段が得られ
るようになっている。
【0014】上記トルクコンバ−タ20は、エンジン出
力軸1に連結されたポンプケ−ス21に固設されたポン
プ22と、該ポンプ22に対向して配置されて該ポンプ
22により作動油を介して駆動されるタ−ビン23と、
これらポンプ22とタ−ビン23との間に介設され且つ
変速機ケ−ス11にワンウエ−クラッチ24を介して支
持されてトルク増大作用を行なうステ−タ25と、上記
ケ−ス21とタ−ビン23との間に設けられ、上記ポン
プケ−ス21を介してエンジン出力軸1とタ−ビン23
とを直結するロックアップクラッチ26と、で構成され
て、上記タ−ビン23の回転がタ−ビンシャフト27を
介して上記変速機構30側に出力されるようになってい
る。
力軸1に連結されたポンプケ−ス21に固設されたポン
プ22と、該ポンプ22に対向して配置されて該ポンプ
22により作動油を介して駆動されるタ−ビン23と、
これらポンプ22とタ−ビン23との間に介設され且つ
変速機ケ−ス11にワンウエ−クラッチ24を介して支
持されてトルク増大作用を行なうステ−タ25と、上記
ケ−ス21とタ−ビン23との間に設けられ、上記ポン
プケ−ス21を介してエンジン出力軸1とタ−ビン23
とを直結するロックアップクラッチ26と、で構成され
て、上記タ−ビン23の回転がタ−ビンシャフト27を
介して上記変速機構30側に出力されるようになってい
る。
【0015】ここで、上記エンジン出力軸1には、タ−
ビンシャフト27内を貫通して延びるポンプシャフト1
2の前端が連結され、該シャフト12によって、変速機
10の後端部に備えられたオイルポンプ13の駆動が行
なわれるようになっている。
ビンシャフト27内を貫通して延びるポンプシャフト1
2の前端が連結され、該シャフト12によって、変速機
10の後端部に備えられたオイルポンプ13の駆動が行
なわれるようになっている。
【0016】上記変速歯車機構30は、ラビニョン型プ
ラネタリギヤ装置で構成され、上記タ−ビンシャフト2
7上に遊嵌合された小径のスモ−ルサンギヤ31と、該
サンギヤ31の後方において、同じくタ−ビンシャフト
27上に遊嵌合された大径のラ−ジサンギヤ32と、前
半部がショ−トピニオン33に噛合され、且つ後半部が
上記ラ−ジサンギヤ32に噛合されたロングピニオンギ
ヤ34と、該ロングピニオンギヤ34及び上記ショ−ト
ピニオン33を回転自在に支持するキャリヤ35と、ロ
ングピニオンギヤ34の前半部に噛合わされたリングギ
ヤ36と、で構成されている。
ラネタリギヤ装置で構成され、上記タ−ビンシャフト2
7上に遊嵌合された小径のスモ−ルサンギヤ31と、該
サンギヤ31の後方において、同じくタ−ビンシャフト
27上に遊嵌合された大径のラ−ジサンギヤ32と、前
半部がショ−トピニオン33に噛合され、且つ後半部が
上記ラ−ジサンギヤ32に噛合されたロングピニオンギ
ヤ34と、該ロングピニオンギヤ34及び上記ショ−ト
ピニオン33を回転自在に支持するキャリヤ35と、ロ
ングピニオンギヤ34の前半部に噛合わされたリングギ
ヤ36と、で構成されている。
【0017】そして、上記タ−ビンシャフト27とスモ
−ルサンギヤ31との間に、フォワ−ドクラッチ41と
、第1ワンウエ−クラッチ51とが直列に介設され、ま
たこれらクラッチ41、51に対して並列にコ−ストク
ラッチ42が介設されている。また、タ−ビンシャフト
27とキャリア35との間には3−4クラッチ43が介
装されている。また、タ−ビンシャフト27とラ−ジサ
ンギヤ32との間にリバ−スクラッチ44が介装されて
いる。
−ルサンギヤ31との間に、フォワ−ドクラッチ41と
、第1ワンウエ−クラッチ51とが直列に介設され、ま
たこれらクラッチ41、51に対して並列にコ−ストク
ラッチ42が介設されている。また、タ−ビンシャフト
27とキャリア35との間には3−4クラッチ43が介
装されている。また、タ−ビンシャフト27とラ−ジサ
ンギヤ32との間にリバ−スクラッチ44が介装されて
いる。
【0018】また、上記ラ−ジサンギヤ32とリバ−ス
クラッチ44との間にはラ−ジサンギヤ32を固定する
バンドブレ−キからなる2−4ブレ−キ45が設けられ
ている。また、上記キャリヤ35と変速機ケ−ス11と
の間には、該キャリヤ35の反力を受け止める第2ワン
ウエ−クラッチ52と、キャリア35を固定するロ−リ
バ−スブレ−キ46とが並列に設けられている。そして
、上記リングギヤ36が出力ギヤ14に連結され、該出
力ギヤ14から差動装置を介して左右の車輪(図示せず
)に回転力が伝達されるようになっている。
クラッチ44との間にはラ−ジサンギヤ32を固定する
バンドブレ−キからなる2−4ブレ−キ45が設けられ
ている。また、上記キャリヤ35と変速機ケ−ス11と
の間には、該キャリヤ35の反力を受け止める第2ワン
ウエ−クラッチ52と、キャリア35を固定するロ−リ
バ−スブレ−キ46とが並列に設けられている。そして
、上記リングギヤ36が出力ギヤ14に連結され、該出
力ギヤ14から差動装置を介して左右の車輪(図示せず
)に回転力が伝達されるようになっている。
【0019】次に、上記摩擦締結要素41〜46及びワ
ンウエ−クラッチ51、52の作動状態と変速段との関
係を説明する。
ンウエ−クラッチ51、52の作動状態と変速段との関
係を説明する。
【0020】1速
フォワ−ドクラッチ41が締結されて、第1、第2のワ
ンウエ−クラッチ51、52はロック状態となる。この
ため、トルクコンバ−タ20の出力回転は、タ−ビンシ
ャフト27から上記フォワ−ドクラッチ41及び第1ワ
ンウエ−クラッチ51を介して上記スモ−ルサンギヤ3
1に入力される。この場合、第2ワンウエ−クラッチ5
2の作用でキャリヤ35が固定されるため、プラネタリ
ギヤ装置30は、上記スモ−ルサンギヤ31からショ−
トピニオンギヤ33及びロングピニオンギヤ34を介し
てリングギヤ36に回転を伝達する。すなわち、作動動
作を行なわない固定的なギヤ列として作動するため、上
記スモ−ルサンギヤ31とリングギヤ36との比に対応
する大きな減速比の1速状態が得られる。
ンウエ−クラッチ51、52はロック状態となる。この
ため、トルクコンバ−タ20の出力回転は、タ−ビンシ
ャフト27から上記フォワ−ドクラッチ41及び第1ワ
ンウエ−クラッチ51を介して上記スモ−ルサンギヤ3
1に入力される。この場合、第2ワンウエ−クラッチ5
2の作用でキャリヤ35が固定されるため、プラネタリ
ギヤ装置30は、上記スモ−ルサンギヤ31からショ−
トピニオンギヤ33及びロングピニオンギヤ34を介し
てリングギヤ36に回転を伝達する。すなわち、作動動
作を行なわない固定的なギヤ列として作動するため、上
記スモ−ルサンギヤ31とリングギヤ36との比に対応
する大きな減速比の1速状態が得られる。
【0021】2速
上記1速状態に加えて、2−4ブレ−キ45が作動し、
プラネタリギヤ装置30におけるラ−ジサンギヤ32が
固定されると共に、第2ワンウエ−クラッチ52が空転
状態となる。このため、上記タ−ビンシャフト27から
スモ−ルサンギヤ31に伝達された回転がショ−トピニ
オンギヤ33を介してロングピニオンギヤ34に伝達さ
れる。ここに、ロングピニオンギヤ34は、これに噛合
するラ−ジサンギヤ32が固定されているため、ラ−ジ
サンギヤ32上を公転し、これに伴ってキャリア35が
回転する。従って、1速状態に比較してキャリア35の
回転分(ロングピニオンギヤ34の公転分)だけリング
ギヤ36の回転が増速され、1速のときよりも減速比が
小さい2速状態が得られる。
プラネタリギヤ装置30におけるラ−ジサンギヤ32が
固定されると共に、第2ワンウエ−クラッチ52が空転
状態となる。このため、上記タ−ビンシャフト27から
スモ−ルサンギヤ31に伝達された回転がショ−トピニ
オンギヤ33を介してロングピニオンギヤ34に伝達さ
れる。ここに、ロングピニオンギヤ34は、これに噛合
するラ−ジサンギヤ32が固定されているため、ラ−ジ
サンギヤ32上を公転し、これに伴ってキャリア35が
回転する。従って、1速状態に比較してキャリア35の
回転分(ロングピニオンギヤ34の公転分)だけリング
ギヤ36の回転が増速され、1速のときよりも減速比が
小さい2速状態が得られる。
【0022】3速
3速においては、上記2速の状態から2−4ブレ−キ4
5が開放されると共に、3−4クラッチ43が締結され
る。このため、タ−ビンシャフト27の回転は、上記フ
ォワ−ドクラッチ41及び第1ワンウエ−クラッチ51
を介してスモ−ルサンギヤ31に入力されると同時に、
3−4クラッチ43を介してキャリヤ35にも入力され
ることになる。従って、プラネタリギヤ装置30の全体
が一体回転し、リングギヤ36がタ−ビンシャフト27
と同じ速度で回転する3速状態が得られる。
5が開放されると共に、3−4クラッチ43が締結され
る。このため、タ−ビンシャフト27の回転は、上記フ
ォワ−ドクラッチ41及び第1ワンウエ−クラッチ51
を介してスモ−ルサンギヤ31に入力されると同時に、
3−4クラッチ43を介してキャリヤ35にも入力され
ることになる。従って、プラネタリギヤ装置30の全体
が一体回転し、リングギヤ36がタ−ビンシャフト27
と同じ速度で回転する3速状態が得られる。
【0023】4速
4速においては、上記3速で一旦解放状態とされた2−
4ブレ−キ45が再度締結される。このため、タ−ビン
シャフト27の回転は、3−4クラッチ43かたプラネ
タリギヤ装置30のキャリヤ35に入力され、ロングピ
ニオンギヤ34が公転されることになる。このとき、該
ロングピニオンギヤ34が噛合ったラ−ジサンギヤ32
が上記2−4ブレ−キ45によって固定されているため
、ロングピニオンギヤ34はキャリヤ35と共に公転し
ながら自転することになる。
4ブレ−キ45が再度締結される。このため、タ−ビン
シャフト27の回転は、3−4クラッチ43かたプラネ
タリギヤ装置30のキャリヤ35に入力され、ロングピ
ニオンギヤ34が公転されることになる。このとき、該
ロングピニオンギヤ34が噛合ったラ−ジサンギヤ32
が上記2−4ブレ−キ45によって固定されているため
、ロングピニオンギヤ34はキャリヤ35と共に公転し
ながら自転することになる。
【0024】従って、ロングピニオンギヤ34に噛合す
るリングギヤ36は、キャリヤ35の回転(タ−ビンシ
ャフト27の回転)にロングピニオンギヤ34の自転分
だけ増速されて回転することになり、これによりオ−バ
ドライブ状態の4速が得られる。尚、この場合では、フ
ォワ−ドクラッチ41は締結状態にあるが、これに直列
の第1ワンウエ−クラッチ51が空転するので、タ−ビ
ンシャフト27の回転がスモ−ルサンギヤ31に入力さ
れることはない。
るリングギヤ36は、キャリヤ35の回転(タ−ビンシ
ャフト27の回転)にロングピニオンギヤ34の自転分
だけ増速されて回転することになり、これによりオ−バ
ドライブ状態の4速が得られる。尚、この場合では、フ
ォワ−ドクラッチ41は締結状態にあるが、これに直列
の第1ワンウエ−クラッチ51が空転するので、タ−ビ
ンシャフト27の回転がスモ−ルサンギヤ31に入力さ
れることはない。
【0025】後退
リバ−スクラッチ44とロ−リバ−スブレ−キ46とが
締結されて、タ−ビンシャフト27の回転は、上記ラ−
ジサンギヤ32に入力され、このラ−ジサンギヤ32か
らロングピニオンギヤ34、リングギヤ36に至る固定
的なギヤ列を介して、その回転が伝達される。
締結されて、タ−ビンシャフト27の回転は、上記ラ−
ジサンギヤ32に入力され、このラ−ジサンギヤ32か
らロングピニオンギヤ34、リングギヤ36に至る固定
的なギヤ列を介して、その回転が伝達される。
【0026】上記各上記摩擦締結要素41〜46は、既
知のように、油圧回路(その一部を図1に示す)によっ
てその締結あるいは解放の制御がなされる。図1は、自
動変速機10に付設される油圧回路のうち、3−4クラ
ッチ43の締結と2−4ブレ−キ45の解放とに関与す
る回路部分を抽出して示したものである。すなわち3速
状態を得るのに関与する回路部分を図1に示してある。
知のように、油圧回路(その一部を図1に示す)によっ
てその締結あるいは解放の制御がなされる。図1は、自
動変速機10に付設される油圧回路のうち、3−4クラ
ッチ43の締結と2−4ブレ−キ45の解放とに関与す
る回路部分を抽出して示したものである。すなわち3速
状態を得るのに関与する回路部分を図1に示してある。
【0027】ここに、3−4クラッチ43は、図3、図
4に示すように、3−4クラッチドラム431を有し、
このクラッチドラム431にピストン432が嵌挿され
て、このピストン432とクラッチドラム431とで作
動室433が画成されている。そして、上記ピストン4
32はリタ−ンスプリング434によって作動室433
側に付勢されている。
4に示すように、3−4クラッチドラム431を有し、
このクラッチドラム431にピストン432が嵌挿され
て、このピストン432とクラッチドラム431とで作
動室433が画成されている。そして、上記ピストン4
32はリタ−ンスプリング434によって作動室433
側に付勢されている。
【0028】上記ピストン432は、上記作動室433
に油圧が供給され、この供給油圧と遠心力に伴う油圧が
上記リタ−ンスプリング434の付勢力に打ち勝ったと
きに、左方動し、このピストン432の左方動によって
3−4クラッチ43が締結を開始する。そして、この3
−4クラッチ43の締結によって、上記タ−ビンシャフ
ト27とキャリヤ35(キャリヤハブ35a)とが結合
される。
に油圧が供給され、この供給油圧と遠心力に伴う油圧が
上記リタ−ンスプリング434の付勢力に打ち勝ったと
きに、左方動し、このピストン432の左方動によって
3−4クラッチ43が締結を開始する。そして、この3
−4クラッチ43の締結によって、上記タ−ビンシャフ
ト27とキャリヤ35(キャリヤハブ35a)とが結合
される。
【0029】逆に、上記作動室433の油圧がドレンさ
れ始めると、排油弁(ドリブンボ−ル)435が遠心力
で開き始めて、作動室433内の油圧が更に低下し、上
記ピストン432は、リタ−ンスプリング434の付勢
力によって、右方動する。このピストン432の右方動
により、3−4クラッチ43は解放状態となる。
れ始めると、排油弁(ドリブンボ−ル)435が遠心力
で開き始めて、作動室433内の油圧が更に低下し、上
記ピストン432は、リタ−ンスプリング434の付勢
力によって、右方動する。このピストン432の右方動
により、3−4クラッチ43は解放状態となる。
【0030】前記2−4ブレ−キ45は、図1に示すよ
うに、そのアクチュエ−タ67の本体内にピストン68
が設けられて、このピストン68によって該本体内が解
放側油室67Aと締結側油室67Bとの2室に画成され
ている。そしてピストン68には作動ロッド69が一体
的に設けられ、この作動ロッド69が伸長動(図中、上
方動)したときに、2−4ブレ−キ45が締結状態とな
る。尚、図中、号70は、上記ピストン68を解放側に
付勢するスプリングを示す。このような2−4ブレ−キ
45用のアクチュエ−タ67は、従来から既知であるの
で、これ以上の詳細な説明は省略する。
うに、そのアクチュエ−タ67の本体内にピストン68
が設けられて、このピストン68によって該本体内が解
放側油室67Aと締結側油室67Bとの2室に画成され
ている。そしてピストン68には作動ロッド69が一体
的に設けられ、この作動ロッド69が伸長動(図中、上
方動)したときに、2−4ブレ−キ45が締結状態とな
る。尚、図中、号70は、上記ピストン68を解放側に
付勢するスプリングを示す。このような2−4ブレ−キ
45用のアクチュエ−タ67は、従来から既知であるの
で、これ以上の詳細な説明は省略する。
【0031】図1において、100は、上記3−4クラ
ッチ43の作動室433に通じる3−4クラッチライン
で、この3−4クラッチライン100の他端は、2−3
シフトバルブ101のポ−トaに接続され、このポ−ト
aの近傍に逆止弁102が介装されている。この逆止弁
102は、2−3シフトバルブ101側から上記3−4
クラッチ43への油圧の供給を許容する一方で、その逆
方向の流れを禁止するように配置されている。
ッチ43の作動室433に通じる3−4クラッチライン
で、この3−4クラッチライン100の他端は、2−3
シフトバルブ101のポ−トaに接続され、このポ−ト
aの近傍に逆止弁102が介装されている。この逆止弁
102は、2−3シフトバルブ101側から上記3−4
クラッチ43への油圧の供給を許容する一方で、その逆
方向の流れを禁止するように配置されている。
【0032】そして、上記3−4クラッチライン100
には、ワンウエ−オリフィス103と並列にバイパスラ
イン104が設けられ、このバイパスライン104にバ
イパスバルブ105が介装されている。
には、ワンウエ−オリフィス103と並列にバイパスラ
イン104が設けられ、このバイパスライン104にバ
イパスバルブ105が介装されている。
【0033】上記2−3シフトバルブ101は、そのポ
−トbに、マニュアルバルブ106に連なる出力ライン
107が接続され、この出力ライン107は、マニュア
ルバルブ106がDレンジ位置あるいは2レンジ位置を
とったときに、図外のポンプに連なるメインライン(図
示せず)と連通するようになっている。そして、上記2
−3シフトバルブ101のポ−トaとポ−トbとは、第
1ソレノイドバルブ108がOFFされたときに連通さ
れて、上記メインラインのライン圧は、出力ライン10
7、2−3シフトバルブ101、3−4クラッチライン
100を通って3−4クラッチ43の作動室433へ供
給される(3−4クラッチ43の締結)。
−トbに、マニュアルバルブ106に連なる出力ライン
107が接続され、この出力ライン107は、マニュア
ルバルブ106がDレンジ位置あるいは2レンジ位置を
とったときに、図外のポンプに連なるメインライン(図
示せず)と連通するようになっている。そして、上記2
−3シフトバルブ101のポ−トaとポ−トbとは、第
1ソレノイドバルブ108がOFFされたときに連通さ
れて、上記メインラインのライン圧は、出力ライン10
7、2−3シフトバルブ101、3−4クラッチライン
100を通って3−4クラッチ43の作動室433へ供
給される(3−4クラッチ43の締結)。
【0034】上記3−4クラッチライン100には、上
記逆止弁102と上記バイパスライン104の接続部と
の間に、元圧供給ライン108の一端が接続され、他方
、元圧供給ライン108の他端は、3−4シフトバルブ
109のポ−トaに接続されている。3−4シフトバル
ブ109は、ポ−トbにレリ−ズ圧供給ライン111が
接続され、このレリ−ズ圧供給ライン111の他端が前
記2−4ブレ−キ45の解放側油室67Aに連通されて
いる。
記逆止弁102と上記バイパスライン104の接続部と
の間に、元圧供給ライン108の一端が接続され、他方
、元圧供給ライン108の他端は、3−4シフトバルブ
109のポ−トaに接続されている。3−4シフトバル
ブ109は、ポ−トbにレリ−ズ圧供給ライン111が
接続され、このレリ−ズ圧供給ライン111の他端が前
記2−4ブレ−キ45の解放側油室67Aに連通されて
いる。
【0035】上記3−4シフトバルブ109のポ−トa
とポ−トbとは、第2ソレノイドバルブ110がOFF
されたときに連通されて、前記3−4クラッチライン1
00から上記元圧供給ライン108を通ってレリ−ズ圧
供給ライン111にライン圧が供給され、このライン圧
は、レリ−ズ圧供給ライン111を通って、前記2−4
ブレ−キ45の解放側油室67Aに供給される(2−4
ブレ−キ45の解放)。
とポ−トbとは、第2ソレノイドバルブ110がOFF
されたときに連通されて、前記3−4クラッチライン1
00から上記元圧供給ライン108を通ってレリ−ズ圧
供給ライン111にライン圧が供給され、このライン圧
は、レリ−ズ圧供給ライン111を通って、前記2−4
ブレ−キ45の解放側油室67Aに供給される(2−4
ブレ−キ45の解放)。
【0036】そして、上記レリ−ズ圧供給ライン111
は、その途中に配設された2−3タイミングバルブ11
2によって開閉されるようになっている。すなわち、レ
リ−ズ圧供給ライン111は、2−3タイミングバルブ
112のポ−トaとポ−トbとに接続され、これらポ−
トaとポ−トbとは、スプ−ル112aが右方動したと
きに連通され、逆にスプ−ル112aが左方動したとき
には、ポ−トaとポ−トbとの連通が遮断される。
は、その途中に配設された2−3タイミングバルブ11
2によって開閉されるようになっている。すなわち、レ
リ−ズ圧供給ライン111は、2−3タイミングバルブ
112のポ−トaとポ−トbとに接続され、これらポ−
トaとポ−トbとは、スプ−ル112aが右方動したと
きに連通され、逆にスプ−ル112aが左方動したとき
には、ポ−トaとポ−トbとの連通が遮断される。
【0037】上記2−3タイミングバルブ112は、上
記スプ−ル112aを挟んで、左端室112Aと右端室
112Bとを有し、左端室112Aに開口するポ−トc
には、上記3−4クラッチライン100に連なる第1パ
イロットライン113が接続されている。他方、上記右
端室112Bに開口するポ−トdには、上記レリ−ズ圧
供給ライン111(当該2−3タイミングバルブ112
よりも前記2−4ブレ−キ45側)に連なる第2パイロ
ットライン114が接続されて、これら第1、第2のパ
イロットライン113、114には、夫々、オリフィス
115、116が介装されている。
記スプ−ル112aを挟んで、左端室112Aと右端室
112Bとを有し、左端室112Aに開口するポ−トc
には、上記3−4クラッチライン100に連なる第1パ
イロットライン113が接続されている。他方、上記右
端室112Bに開口するポ−トdには、上記レリ−ズ圧
供給ライン111(当該2−3タイミングバルブ112
よりも前記2−4ブレ−キ45側)に連なる第2パイロ
ットライン114が接続されて、これら第1、第2のパ
イロットライン113、114には、夫々、オリフィス
115、116が介装されている。
【0038】このような2−3タイミングバルブ112
の作用により、前記2−4ブレ−キ45の解放側油室6
7A内の油圧と、上記3−4クラッチ43の作動室43
3内の油圧とのバランスの下で、上記解放側油室67A
に対する油圧の供給が行なわれ、この結果、3−4クラ
ッチ43の締結度合に合せて2−4ブレ−キ45の解放
タイミングが調整されることになる。
の作用により、前記2−4ブレ−キ45の解放側油室6
7A内の油圧と、上記3−4クラッチ43の作動室43
3内の油圧とのバランスの下で、上記解放側油室67A
に対する油圧の供給が行なわれ、この結果、3−4クラ
ッチ43の締結度合に合せて2−4ブレ−キ45の解放
タイミングが調整されることになる。
【0039】尚、図1において、符号117は、3−4
クラッチ43の締結時の緩衝用の2−3アキュ−ムレ−
タで、この2−3アキュ−ムレ−タ117は、ワンウエ
−オリフィス118を介して上記3−4クラッチライン
100に連通されている。また、上記レリ−ズ圧供給ラ
イン111において、上記2−3タイミングバルブ11
2よりも前記2−4ブレ−キ45側のラインにワンウエ
−オリフィス119が介装されている。
クラッチ43の締結時の緩衝用の2−3アキュ−ムレ−
タで、この2−3アキュ−ムレ−タ117は、ワンウエ
−オリフィス118を介して上記3−4クラッチライン
100に連通されている。また、上記レリ−ズ圧供給ラ
イン111において、上記2−3タイミングバルブ11
2よりも前記2−4ブレ−キ45側のラインにワンウエ
−オリフィス119が介装されている。
【0040】図1中、符号120は、例えばマイクロコ
ンピュ−タで構成されたコントロ−ルユニットで、この
コントロ−ルユニット120は、既知のように、CPU
、POM、RAM等を具備している。このコントロ−ル
ユニット120には、センサ121、122からの信号
が入力される。上記センサ121は車速を検出するもの
である。上記センサ122はスロットル開度(エンジン
負荷)を検出するものである。
ンピュ−タで構成されたコントロ−ルユニットで、この
コントロ−ルユニット120は、既知のように、CPU
、POM、RAM等を具備している。このコントロ−ル
ユニット120には、センサ121、122からの信号
が入力される。上記センサ121は車速を検出するもの
である。上記センサ122はスロットル開度(エンジン
負荷)を検出するものである。
【0041】上記コントロ−ルユニット120は、車速
とスロットル開度とに基いて変速制御信号を生成し、こ
の変速制御信号は、上記第1、第2ソレノイドバルブ1
08、110等の油圧回路内の各種ソレノイドバルブに
送出される。既知のように、上記変速制御信号は、上記
検出車速及び検出スロットル開度を変速マップ(図示省
略)のアップシフト変速線あるいはダウンシフト変速線
と照合することによって生成される。ここに、2速から
3速へのアップシフトについて、その制御内容を以下に
説明する。
とスロットル開度とに基いて変速制御信号を生成し、こ
の変速制御信号は、上記第1、第2ソレノイドバルブ1
08、110等の油圧回路内の各種ソレノイドバルブに
送出される。既知のように、上記変速制御信号は、上記
検出車速及び検出スロットル開度を変速マップ(図示省
略)のアップシフト変速線あるいはダウンシフト変速線
と照合することによって生成される。ここに、2速から
3速へのアップシフトについて、その制御内容を以下に
説明する。
【0042】先ず、2速は、第1ソレノイドバルブ10
8及び第2ソレノイドバルブ110が共にON状態とさ
れることによって得られる。他方、3速は、上述したよ
うに、第1ソレノイドバルブ108及び第2ソレノイド
バルブ110が共にOFF態とされることによって得ら
れる。
8及び第2ソレノイドバルブ110が共にON状態とさ
れることによって得られる。他方、3速は、上述したよ
うに、第1ソレノイドバルブ108及び第2ソレノイド
バルブ110が共にOFF態とされることによって得ら
れる。
【0043】いま、運転状態が2−3アップシフト変速
線を横断したときに、この横断と同時にコントロ−ルユ
ニット120が第1、第2ソレノイドバルブ108、1
10に対して変速指令(共に、OFF信号)を送出する
。この場合において、変速が理想的に行なわれたときの
状態を図5に示す。
線を横断したときに、この横断と同時にコントロ−ルユ
ニット120が第1、第2ソレノイドバルブ108、1
10に対して変速指令(共に、OFF信号)を送出する
。この場合において、変速が理想的に行なわれたときの
状態を図5に示す。
【0044】図5で示す理想的変速状態を説明すると、
先ず3−4クラッチ43の作動室433に油圧の供給が
行なわれ、また3−4シフトバルブ108に対して2−
4ブレ−キ45用のレリ−ズ元圧が供給される。そして
、3−4クラッチ43の作動室433の内圧が、図5で
破線で示す、2−3タイミングバルブ112の作動圧と
なったときから、2−3タイミングバルブ112のポ−
トaとポ−トbとの連通が開始され、2−4ブレ−キ4
5の解放側油室67Aにレリ−ズ圧が供給され始める。 その後、3−4クラッチ43のクラッチ圧が徐々に増圧
する、いわゆる『たな圧』となった後(3−4クラッチ
43の締結開始後)に、2−4ブレ−キ45のブレ−キ
バンド(図示せず)の解放が開始されて、これにより3
速への変速が実際に始まる。
先ず3−4クラッチ43の作動室433に油圧の供給が
行なわれ、また3−4シフトバルブ108に対して2−
4ブレ−キ45用のレリ−ズ元圧が供給される。そして
、3−4クラッチ43の作動室433の内圧が、図5で
破線で示す、2−3タイミングバルブ112の作動圧と
なったときから、2−3タイミングバルブ112のポ−
トaとポ−トbとの連通が開始され、2−4ブレ−キ4
5の解放側油室67Aにレリ−ズ圧が供給され始める。 その後、3−4クラッチ43のクラッチ圧が徐々に増圧
する、いわゆる『たな圧』となった後(3−4クラッチ
43の締結開始後)に、2−4ブレ−キ45のブレ−キ
バンド(図示せず)の解放が開始されて、これにより3
速への変速が実際に始まる。
【0045】図6は、3−4クラッチ43の作動室43
3に対して油圧の供給が開始された直後に急激なる油圧
の上昇(同図にピ−クAで示す油圧上昇)があった場合
の例を示す。このような異常状態は、例えば図4に示す
ピストン432が正常に左方動しなかった場合に生じる
現象である。
3に対して油圧の供給が開始された直後に急激なる油圧
の上昇(同図にピ−クAで示す油圧上昇)があった場合
の例を示す。このような異常状態は、例えば図4に示す
ピストン432が正常に左方動しなかった場合に生じる
現象である。
【0046】上記のようなピ−クAが変速指令の直後に
表われたときには、このピ−クAの発生に伴って(2−
3タイミングバルブ112の作動圧となった時)、図6
に示すように、2−3タイミングバルブ112のポ−ト
aとポ−トbとの連通が開始されて2−4ブレ−キ45
にレリ−ズ圧が供給され始め、3−4クラッチ43の締
結が開始されるよりも前に2−4ブレ−キ45の解放が
行なわれて、いわゆるエンジン回転数の空吹き現象が発
生する。
表われたときには、このピ−クAの発生に伴って(2−
3タイミングバルブ112の作動圧となった時)、図6
に示すように、2−3タイミングバルブ112のポ−ト
aとポ−トbとの連通が開始されて2−4ブレ−キ45
にレリ−ズ圧が供給され始め、3−4クラッチ43の締
結が開始されるよりも前に2−4ブレ−キ45の解放が
行なわれて、いわゆるエンジン回転数の空吹き現象が発
生する。
【0047】このような問題に対し、本実施例にあって
は、上記3−4クラッチ43に対し、そのピストン43
2に対策を施してある。すなわち、図3に示すように、
ピストン432と3−4クラッチドラム431とは、O
リング436とDリング437とによって、そのシ−ル
が図られている。ここに、Oリング436がクラッチド
ラム431に取り付けられ、Dリング437がピストン
432に取り付けられている。このようなピストン43
2において、つまり図3で示す部位Xにおいて、ピスト
ン423にテ−パ面が形成されている。
は、上記3−4クラッチ43に対し、そのピストン43
2に対策を施してある。すなわち、図3に示すように、
ピストン432と3−4クラッチドラム431とは、O
リング436とDリング437とによって、そのシ−ル
が図られている。ここに、Oリング436がクラッチド
ラム431に取り付けられ、Dリング437がピストン
432に取り付けられている。このようなピストン43
2において、つまり図3で示す部位Xにおいて、ピスト
ン423にテ−パ面が形成されている。
【0048】このピストン423に形成されたテ−パ面
は図4に符号432aで示してある。すなわち、当該テ
−パ面432aは上記Oリング436との摺接面を構成
するものであり、この摺接面たるテ−パ面432aを、
左方向(作動室433の油圧を受けてピストン432が
ストロ−クする方向)に向うに従って、徐々にクラッチ
ドラム431から離れる方向に傾斜した構成としてある
。より具体的には、ピストン432の初期ストロ−クの
際に、このピストン432とOリング436との間のシ
−ル圧が小さめとなるように、またストロ−ク終端では
ピストン432とOリング436との間のシ−ル圧が、
作動室433の油圧の漏れを防止するのに十分であるよ
うに、上記テ−パ面432aが形成されている。
は図4に符号432aで示してある。すなわち、当該テ
−パ面432aは上記Oリング436との摺接面を構成
するものであり、この摺接面たるテ−パ面432aを、
左方向(作動室433の油圧を受けてピストン432が
ストロ−クする方向)に向うに従って、徐々にクラッチ
ドラム431から離れる方向に傾斜した構成としてある
。より具体的には、ピストン432の初期ストロ−クの
際に、このピストン432とOリング436との間のシ
−ル圧が小さめとなるように、またストロ−ク終端では
ピストン432とOリング436との間のシ−ル圧が、
作動室433の油圧の漏れを防止するのに十分であるよ
うに、上記テ−パ面432aが形成されている。
【0049】以上の構成により、ピストン432の初期
ストロ−クの際には、このピストン432が受ける抵抗
が小さいため、作動室433へ供給され始めた油圧によ
ってピストン432は円滑に左方動を開始することにな
る。
ストロ−クの際には、このピストン432が受ける抵抗
が小さいため、作動室433へ供給され始めた油圧によ
ってピストン432は円滑に左方動を開始することにな
る。
【0050】以上、本発明の実施例を説明したが、上記
テ−パ面432aは、Oリング436をピストン432
に配設したときには、3−4クラッチドラム431側に
形成するものであってもよい。
テ−パ面432aは、Oリング436をピストン432
に配設したときには、3−4クラッチドラム431側に
形成するものであってもよい。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ピストンの初期ストロ−クを円滑なものとす
ることができる。このため、摩擦締結要素の締結を滑ら
かものとすることができる。また、他の摩擦締結要素と
の間の作動タイミングの不一致を防止することができる
。
によれば、ピストンの初期ストロ−クを円滑なものとす
ることができる。このため、摩擦締結要素の締結を滑ら
かものとすることができる。また、他の摩擦締結要素と
の間の作動タイミングの不一致を防止することができる
。
【図1】自動変速機の油圧回路のうち、2−3アップシ
フトに関係する回路部分を抽出して示す回路図。
フトに関係する回路部分を抽出して示す回路図。
【図2】自動変速機の全体構成図。
【図3】自動変速機の機械的構成の一部を示す断面図。
【図4】3−4クラッチの詳細を示す断面図。
【図5】2−3変速が正常に行なわれたときのタイミン
グチャ−ト。
グチャ−ト。
【図6】2−3変速が正常に行なわれなかったときのタ
イミングチャ−ト。
イミングチャ−ト。
10 自動変速機
30 遊星歯車機構
43 3−4クラッチ(一の摩擦締結要素)45
2−4ブレ−キ(他の摩擦締結要素)431
3−4クラッチのクラッチドラム432
3−4クラッチのピストン432a ピストンに形成
されたテ−パ面433 3−4クラッチの作動室
436 Oリング
2−4ブレ−キ(他の摩擦締結要素)431
3−4クラッチのクラッチドラム432
3−4クラッチのピストン432a ピストンに形成
されたテ−パ面433 3−4クラッチの作動室
436 Oリング
Claims (2)
- 【請求項1】 摩擦締結要素のアクチュエ−タが、シ
リンダと該シリンダに嵌挿されたピストンとで構成され
、前記シリンダまたは前記ピストンのいずれか一方にシ
−ル部材が配設されて、該シ−ル部材により、前記シリ
ンダと前記ピストンとで画成される作動室内の油圧の漏
れを防止するようにされた油圧式摩擦締結装置において
、前記シリンダまたは前記ピストンのうち、前記シ−ル
部材が配設されていない側の部材における前記シ−ル部
材との摺接面が、前記作動室内への油圧の供給に伴って
前記ピストンがストロ−クするときに、該摺接面と前記
シ−ル部材との間のシ−ル圧が徐々に増大する方向に傾
斜する傾斜面とされている、ことを特徴とする油圧式摩
擦締結装置。 - 【請求項2】 一の摩擦締結要素と他の摩擦締結要素
との2つの油圧式摩擦締結要素と、これら油圧式摩擦締
結要素の締結を制御する油圧回路とを備えて、該油圧回
路に、前記一の摩擦締結要素の作動圧に応動して前記他
の摩擦締結要素の作動タイミングを制御するタイミング
バルブが設けられ、前記一の摩擦締結要素は、そのアク
チュエ−タが、シリンダと該、シリンに嵌挿されたピス
トンとで構成され、前記シリンダまたは前記ピストンの
いずれか一方にシ−ル部材が配設されて、該シ−ル部材
により、前記シリンダと前記ピストンとで画成される作
動室内の油圧の漏れを防止するようにされた油圧式摩擦
締結装置において、前記シリンダまたは前記ピストンの
うち、前記シ−ル部材が配設されていない側の部材にお
ける前記シ−ル部材との摺接面が、前記作動室内への油
圧の供給に伴って前記ピストンがストロ−クするときに
、該摺接面と前記シ−ル部材との間のシ−ル圧が徐々に
増大する方向に傾斜する傾斜面とされている、ことを特
徴とする油圧式摩擦締結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9350191A JPH04307121A (ja) | 1991-03-31 | 1991-03-31 | 油圧式摩擦締結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9350191A JPH04307121A (ja) | 1991-03-31 | 1991-03-31 | 油圧式摩擦締結装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04307121A true JPH04307121A (ja) | 1992-10-29 |
Family
ID=14084098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9350191A Pending JPH04307121A (ja) | 1991-03-31 | 1991-03-31 | 油圧式摩擦締結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04307121A (ja) |
-
1991
- 1991-03-31 JP JP9350191A patent/JPH04307121A/ja active Pending
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