JPH0236680B2 - Koshuhasenrinyozetsuendensennoseizoho - Google Patents
KoshuhasenrinyozetsuendensennoseizohoInfo
- Publication number
- JPH0236680B2 JPH0236680B2 JP29423085A JP29423085A JPH0236680B2 JP H0236680 B2 JPH0236680 B2 JP H0236680B2 JP 29423085 A JP29423085 A JP 29423085A JP 29423085 A JP29423085 A JP 29423085A JP H0236680 B2 JPH0236680 B2 JP H0236680B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- pure iron
- plating
- plating layer
- nickel plating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高周波特性の要求される回路部品用
絶縁電線の製造法に関するものである。 〔従来の技術〕 銅線の上に純鉄性の強磁性体をメツキし、これ
にエナメル絶縁樹脂を塗布焼付した絶縁電線は、
これを高周波線輪用巻線として使用した場合、高
周波利得Qを向上し得ることは公知である。特
に、純鉄メツキ線の上にニツケルメツキを施した
絶縁電線は、上記高周波特性と共に半田付性をも
具備することから、従来より実用に供されてき
た。(実公昭42−1339号公報) 〔発明が解決しようとする問題点〕 近時高周波回路部品の軽薄短小、高性能化に伴
い、使用される絶縁電線にも小径化や、Q特性の
さらに優れたものが要求されつゝある。従来は、
線径0.12〜0.18mmφの銅線上に純鉄メツキを施
し、その上に0.1〜0.5μ厚のニツケルメツキ層を
形成した絶縁電線が使用され、Q特性及び半田付
性において、一応所期の目的が達成されていた。
しかし、小径化がすゝみ、線径0.03〜0.10mmφの
ものとなつてくると、純鉄メツキ層を介して従来
と同様の厚さのニツケルメツキを施すと、そのメ
ツキ厚が相対的に大きすぎるため、Q特性におい
て従来ほどの改善効果が得られない。そこでこの
ニツケルメツキ層の厚さを、0.1μ未満と薄くする
と、第3図に示す如く、Q特性が大巾に改善され
る。図中A,B,Cは、外径0.06mmφの銅線上に
純鉄メツキを施し、その上にニツケルメツキを所
定の厚さに形成し、さらにポリウレタン絶縁塗料
を2種の皮膜厚さに塗布焼付した高周波線輪用絶
縁電線を、コイル巻きし、そのQ特性を測定した
ものである。Dは同一条件でニツケルメツキを形
成しないもの、Eはポリウレタン絶縁銅線につい
てのQ特性である。ニツケルメツキを0.1μの厚さ
に形成したAは、ポリウレタン銅線Eとくらべ、
Q特性の改善効果がほとんど得られず、本発明の
対象から除外される。ニツケルメツキ層が0.1μよ
り小さいB,C,Dは、Q特性が極めて優れてい
ることが明らかである。このように導体径が小さ
くなるほど、純鉄メツキ層上に形成するニツケル
メツキ層を薄くすれば、コイルのQ特性を損うこ
とは防止できる。しかしながら、ニツケルメツキ
厚を薄くするにしたがつて、別の問題すなわち、
下層の純鉄メツキが酸化しハンダ付性を失うとい
う問題が生じる。特に高温多湿環境下において
は、メツキ後数時間ないし数日間で急激に純鉄メ
ツキの酸化がすゝみ、ハンダ付不良となる。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は上記課題の解決のため、第2図に示す
如く、線径0.03〜0.10mmφの範囲の銅線1を選定
し、この上に純鉄メツキ2を形成した後、0.03μ
以上0.1μ未満の厚さのニツケルメツキ3を施し、
次いで直ちに鑞着性を有するエナメル絶縁樹脂4
を塗布焼付する方法を採用した。ここにいう、ニ
ツケルメツキを施し直ちに、とは、下層の純鉄メ
ツキが酸化する前に、の意味であり、望ましく
は、メツキ処理工程後連続してエナメル絶縁樹脂
焼付工程に導き塗膜を形成せしめることにより、
生産性も向上し得る。 第1図は本発明の製造方法を説明するための装
置の概略図で、ボビン1から繰出される被メツキ
細線1は、純鉄メツキ槽12に導かれ表面に純鉄
メツキが形成された後、ニツケルメツキ槽13に
おいて0.03μ以上0.1μ未満の厚さのニツケルメツ
キが施される。メツキ工程を経た細線は、乾燥炉
で乾燥された後、直ちに鑞着性を有するエナメル
絶縁樹脂塗料の塗布乾燥装置14に導かれ塗膜が
形成され、ボビン15に巻取られる。細線は、メツ
キ工程後直ちに絶縁樹脂塗膜が形成されるので、
純鉄メツキ層2が酸化するおそれはない。 〔実施例〕 外径0.06mmφの銅線上に純鉄メツキを施し、そ
の上にニツケルメツキを0.03μ、0.05μ及び0.08μの
厚さに各々形成した。ニツケルメツキ処理後直ち
にポリウレタン絶縁塗料を塗布焼付した絶縁電線
と、ニツケルメツキ処理して2日経過後及び5日
経過後にポリウレタン絶縁塗料を塗布焼付した絶
縁電線について、半田付性を比較した。次表にそ
の特性結果を示す。
絶縁電線の製造法に関するものである。 〔従来の技術〕 銅線の上に純鉄性の強磁性体をメツキし、これ
にエナメル絶縁樹脂を塗布焼付した絶縁電線は、
これを高周波線輪用巻線として使用した場合、高
周波利得Qを向上し得ることは公知である。特
に、純鉄メツキ線の上にニツケルメツキを施した
絶縁電線は、上記高周波特性と共に半田付性をも
具備することから、従来より実用に供されてき
た。(実公昭42−1339号公報) 〔発明が解決しようとする問題点〕 近時高周波回路部品の軽薄短小、高性能化に伴
い、使用される絶縁電線にも小径化や、Q特性の
さらに優れたものが要求されつゝある。従来は、
線径0.12〜0.18mmφの銅線上に純鉄メツキを施
し、その上に0.1〜0.5μ厚のニツケルメツキ層を
形成した絶縁電線が使用され、Q特性及び半田付
性において、一応所期の目的が達成されていた。
しかし、小径化がすゝみ、線径0.03〜0.10mmφの
ものとなつてくると、純鉄メツキ層を介して従来
と同様の厚さのニツケルメツキを施すと、そのメ
ツキ厚が相対的に大きすぎるため、Q特性におい
て従来ほどの改善効果が得られない。そこでこの
ニツケルメツキ層の厚さを、0.1μ未満と薄くする
と、第3図に示す如く、Q特性が大巾に改善され
る。図中A,B,Cは、外径0.06mmφの銅線上に
純鉄メツキを施し、その上にニツケルメツキを所
定の厚さに形成し、さらにポリウレタン絶縁塗料
を2種の皮膜厚さに塗布焼付した高周波線輪用絶
縁電線を、コイル巻きし、そのQ特性を測定した
ものである。Dは同一条件でニツケルメツキを形
成しないもの、Eはポリウレタン絶縁銅線につい
てのQ特性である。ニツケルメツキを0.1μの厚さ
に形成したAは、ポリウレタン銅線Eとくらべ、
Q特性の改善効果がほとんど得られず、本発明の
対象から除外される。ニツケルメツキ層が0.1μよ
り小さいB,C,Dは、Q特性が極めて優れてい
ることが明らかである。このように導体径が小さ
くなるほど、純鉄メツキ層上に形成するニツケル
メツキ層を薄くすれば、コイルのQ特性を損うこ
とは防止できる。しかしながら、ニツケルメツキ
厚を薄くするにしたがつて、別の問題すなわち、
下層の純鉄メツキが酸化しハンダ付性を失うとい
う問題が生じる。特に高温多湿環境下において
は、メツキ後数時間ないし数日間で急激に純鉄メ
ツキの酸化がすゝみ、ハンダ付不良となる。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は上記課題の解決のため、第2図に示す
如く、線径0.03〜0.10mmφの範囲の銅線1を選定
し、この上に純鉄メツキ2を形成した後、0.03μ
以上0.1μ未満の厚さのニツケルメツキ3を施し、
次いで直ちに鑞着性を有するエナメル絶縁樹脂4
を塗布焼付する方法を採用した。ここにいう、ニ
ツケルメツキを施し直ちに、とは、下層の純鉄メ
ツキが酸化する前に、の意味であり、望ましく
は、メツキ処理工程後連続してエナメル絶縁樹脂
焼付工程に導き塗膜を形成せしめることにより、
生産性も向上し得る。 第1図は本発明の製造方法を説明するための装
置の概略図で、ボビン1から繰出される被メツキ
細線1は、純鉄メツキ槽12に導かれ表面に純鉄
メツキが形成された後、ニツケルメツキ槽13に
おいて0.03μ以上0.1μ未満の厚さのニツケルメツ
キが施される。メツキ工程を経た細線は、乾燥炉
で乾燥された後、直ちに鑞着性を有するエナメル
絶縁樹脂塗料の塗布乾燥装置14に導かれ塗膜が
形成され、ボビン15に巻取られる。細線は、メツ
キ工程後直ちに絶縁樹脂塗膜が形成されるので、
純鉄メツキ層2が酸化するおそれはない。 〔実施例〕 外径0.06mmφの銅線上に純鉄メツキを施し、そ
の上にニツケルメツキを0.03μ、0.05μ及び0.08μの
厚さに各々形成した。ニツケルメツキ処理後直ち
にポリウレタン絶縁塗料を塗布焼付した絶縁電線
と、ニツケルメツキ処理して2日経過後及び5日
経過後にポリウレタン絶縁塗料を塗布焼付した絶
縁電線について、半田付性を比較した。次表にそ
の特性結果を示す。
本発明の製造方法によれば、銅線特に線径0.03
〜0.10mmφの細線に、純鉄メツキ層を形成し、そ
の上に0.03μ以上0.1μ未満の厚さのニツケルメツ
キを施した後、直ちに鑞着性を有するエナメル絶
縁樹脂を塗布焼付するので、下地純鉄メツキ層が
酸化することなく、半田付性に優れ、かつコイル
のQ特性が銅線のそれに比し大きく改善される。
また工程中メツキ層表面にできやすい傷を未然に
防止し得るとの付帯的効果もある。
〜0.10mmφの細線に、純鉄メツキ層を形成し、そ
の上に0.03μ以上0.1μ未満の厚さのニツケルメツ
キを施した後、直ちに鑞着性を有するエナメル絶
縁樹脂を塗布焼付するので、下地純鉄メツキ層が
酸化することなく、半田付性に優れ、かつコイル
のQ特性が銅線のそれに比し大きく改善される。
また工程中メツキ層表面にできやすい傷を未然に
防止し得るとの付帯的効果もある。
第1図は本発明の製造方法を説明するための装
置の概略構成図、第2図は本発明により得られた
絶縁電線の断面図、第3図は絶縁電線をコイル巻
きしたときの周波数fとQ値との関係を示すグラ
フである。 1……線径0.03〜0.10mmφの銅線、2……純鉄
メツキ層、3……0.03μ以上0.1μ未満の厚さのニ
ツケルメツキ層、4……鑞着性を有する絶縁樹脂
層。
置の概略構成図、第2図は本発明により得られた
絶縁電線の断面図、第3図は絶縁電線をコイル巻
きしたときの周波数fとQ値との関係を示すグラ
フである。 1……線径0.03〜0.10mmφの銅線、2……純鉄
メツキ層、3……0.03μ以上0.1μ未満の厚さのニ
ツケルメツキ層、4……鑞着性を有する絶縁樹脂
層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 銅線1の上に純鉄メツキ層2を形成し、その
上に0.03μ以上0.1μ未満の厚さのニツケルメツキ
3を施した後、上記純鉄メツキ層2が酸化する前
に、鑞着性を有するエナメル絶縁樹脂層4を塗布
焼付することを特徴とする高周波線輪用絶縁電線
の製造法。 2 銅線1の線径を0.03〜0.10mmφの範囲とした
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の高
周波線輪用絶縁電線の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29423085A JPH0236680B2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | Koshuhasenrinyozetsuendensennoseizoho |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29423085A JPH0236680B2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | Koshuhasenrinyozetsuendensennoseizoho |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62151594A JPS62151594A (ja) | 1987-07-06 |
| JPH0236680B2 true JPH0236680B2 (ja) | 1990-08-20 |
Family
ID=17805023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29423085A Expired - Lifetime JPH0236680B2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | Koshuhasenrinyozetsuendensennoseizoho |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0236680B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6417892A (en) * | 1987-07-14 | 1989-01-20 | Totoku Electric | Iron coated composite material and production thereof |
| JP2516102B2 (ja) * | 1990-02-27 | 1996-07-10 | 東京特殊電線株式会社 | 細径複合金属被覆材 |
| WO2006046358A1 (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-04 | Shinshu University | 高周波コイルを備えた機器 |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP29423085A patent/JPH0236680B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62151594A (ja) | 1987-07-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |