JPH04308539A - 2−ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタンの製造方法 - Google Patents
2−ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタンの製造方法Info
- Publication number
- JPH04308539A JPH04308539A JP7499791A JP7499791A JPH04308539A JP H04308539 A JPH04308539 A JP H04308539A JP 7499791 A JP7499791 A JP 7499791A JP 7499791 A JP7499791 A JP 7499791A JP H04308539 A JPH04308539 A JP H04308539A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tetrafluoroethane
- dibromo
- reaction
- bromo
- alkali metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2−ブロモ−1,1,
1,2−テトラフルオロエタン(以下、R−124B1
という。)の製造方法に関するものである。R−124
B1は、成層園オゾンを破壊することが少なく、消火剤
として使用されているブロモトリフルオロメタン(R−
13B1)やブロモクロロジフルオロメタン(R−12
B1)などのハロゲン化合物の代替品となり得る。
1,2−テトラフルオロエタン(以下、R−124B1
という。)の製造方法に関するものである。R−124
B1は、成層園オゾンを破壊することが少なく、消火剤
として使用されているブロモトリフルオロメタン(R−
13B1)やブロモクロロジフルオロメタン(R−12
B1)などのハロゲン化合物の代替品となり得る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より知られているR−124B1の製造方法としては、
2−ブロモ−1,1−ジフルオロエチレンと3フッ化コ
バルト等を反応させて得る方法(ジャーナル・オブ・オ
ーガニック・ケミストリー(J.Org.Chem.)
第28巻、494頁、1963年)や、2−ブロモ−
1,1,2−トリフルオロエチレンにフッ化アンチモン
−フッ酸−クロロフルオロスルフォン酸を作用させて得
る方法(ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリ
ー 第37巻、1032頁、1972年)があるが、
これらの方法においては、原料であるオレフィン化合物
を工業的に入手することが困難であり、経済的な製造方
法とはなり得ない。
より知られているR−124B1の製造方法としては、
2−ブロモ−1,1−ジフルオロエチレンと3フッ化コ
バルト等を反応させて得る方法(ジャーナル・オブ・オ
ーガニック・ケミストリー(J.Org.Chem.)
第28巻、494頁、1963年)や、2−ブロモ−
1,1,2−トリフルオロエチレンにフッ化アンチモン
−フッ酸−クロロフルオロスルフォン酸を作用させて得
る方法(ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリ
ー 第37巻、1032頁、1972年)があるが、
これらの方法においては、原料であるオレフィン化合物
を工業的に入手することが困難であり、経済的な製造方
法とはなり得ない。
【0003】また、3フッ化臭素をフッ素化剤として、
2,2−ジブロモ−1,1,1−トリフルオロエタンを
フッ素化して得る方法(ジャーナル・オブ・オーガニッ
ク・ケミストリー 第32巻、3478頁、1967
年)、2,2−ジフルオロ−1,1,2−トリブロモエ
タンをフッ素化して得る方法(フランス特許第1406
034号)があるが、臭素を用いる必要があるため特別
な材質の反応容器が必要となり、経済的な製造法とは言
い難い。
2,2−ジブロモ−1,1,1−トリフルオロエタンを
フッ素化して得る方法(ジャーナル・オブ・オーガニッ
ク・ケミストリー 第32巻、3478頁、1967
年)、2,2−ジフルオロ−1,1,2−トリブロモエ
タンをフッ素化して得る方法(フランス特許第1406
034号)があるが、臭素を用いる必要があるため特別
な材質の反応容器が必要となり、経済的な製造法とは言
い難い。
【0004】フッ化塩化アンチモンをフッ素化剤として
2,2−ジブロモ−1,1,1−トリフルオロエタンを
フッ素化して得る方法(英国特許第861822号、同
第972423号、アメリカ特許第3201483号)
も知られているが、この場合もフッ化塩素化アンチモン
の腐食性のために特別な材質の反応器が必要とされる。 さらに、1,1,1,2−テトラフルオロエタンを気相
において500℃で臭素と反応させて72%の収率でR
−124B1を得ている例(アメリカ特許第29719
90号)があるが、この場合にも500℃もの高温で臭
素を反応させなければならず、使用できる材質に限りが
ある点、また収率も低い等の問題点がある。
2,2−ジブロモ−1,1,1−トリフルオロエタンを
フッ素化して得る方法(英国特許第861822号、同
第972423号、アメリカ特許第3201483号)
も知られているが、この場合もフッ化塩素化アンチモン
の腐食性のために特別な材質の反応器が必要とされる。 さらに、1,1,1,2−テトラフルオロエタンを気相
において500℃で臭素と反応させて72%の収率でR
−124B1を得ている例(アメリカ特許第29719
90号)があるが、この場合にも500℃もの高温で臭
素を反応させなければならず、使用できる材質に限りが
ある点、また収率も低い等の問題点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、2,2−ジブロ
モ−1,1,1,2−テトラフルオロエタンを還元する
ことにより、R−124B1が得られることを見い出し
、本発明を完成するに至った。
を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、2,2−ジブロ
モ−1,1,1,2−テトラフルオロエタンを還元する
ことにより、R−124B1が得られることを見い出し
、本発明を完成するに至った。
【0006】2,2−ジブロモ−1,1,1,2−テト
ラフルオロエタンの還元は、これに例えばアルカリ金属
の水酸化物とアルコール類もしくはアルコール類の水溶
液を作用させるとR−124B1が得られる (第1の
好ましい態様)。同様の還元の方法は、2,2−ジブロ
モ−2−クロロ−1,1,1−トリフルオロエタンから
の2−ブロモ−2−クロロ−1,1,1−トリフルオロ
エタン(ハロタン)の製造法[アッティ・イスト・ベネ
ト・サイエンス・レター・アルティ、クラス・サイエン
ス・マテリアル・ネイチャー (Atti Ist.
Veneto.Sci.,Lett.Arti,Cl.
Sci.Mat.Nature.)1968 126
,327頁]に見られるが、2,2−ジブロモ−1,1
,1,2−テトラフルオロエタンに対して用いられた例
はない。
ラフルオロエタンの還元は、これに例えばアルカリ金属
の水酸化物とアルコール類もしくはアルコール類の水溶
液を作用させるとR−124B1が得られる (第1の
好ましい態様)。同様の還元の方法は、2,2−ジブロ
モ−2−クロロ−1,1,1−トリフルオロエタンから
の2−ブロモ−2−クロロ−1,1,1−トリフルオロ
エタン(ハロタン)の製造法[アッティ・イスト・ベネ
ト・サイエンス・レター・アルティ、クラス・サイエン
ス・マテリアル・ネイチャー (Atti Ist.
Veneto.Sci.,Lett.Arti,Cl.
Sci.Mat.Nature.)1968 126
,327頁]に見られるが、2,2−ジブロモ−1,1
,1,2−テトラフルオロエタンに対して用いられた例
はない。
【0007】また、2,2−ジブロモ−1,1,1,2
−テトラフルオロエタンを、アルカリ金属の水酸化物存
在下、アルカリ金属の亜硫酸塩と水溶液中で反応させる
と高収率で還元された生成物のR−124B1が得られ
る (第2の好ましい態様)。同様の還元の方法は、2
,2−ジブロモ−2−クロロ−1,1,1−トリフルオ
ロエタンからの2−ブロモ−2−クロロ−1,1,1−
トリフルオロエタン(ハロタン)の製造法[ジャーナル
・フュヤー・プラクティシェ・キミー(Journal
fuer Praktishe Chemie
) 第19巻、83頁、1963年]に見られるが、2
,2−ジブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタ
ンに対して用いられた例はない。
−テトラフルオロエタンを、アルカリ金属の水酸化物存
在下、アルカリ金属の亜硫酸塩と水溶液中で反応させる
と高収率で還元された生成物のR−124B1が得られ
る (第2の好ましい態様)。同様の還元の方法は、2
,2−ジブロモ−2−クロロ−1,1,1−トリフルオ
ロエタンからの2−ブロモ−2−クロロ−1,1,1−
トリフルオロエタン(ハロタン)の製造法[ジャーナル
・フュヤー・プラクティシェ・キミー(Journal
fuer Praktishe Chemie
) 第19巻、83頁、1963年]に見られるが、2
,2−ジブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタ
ンに対して用いられた例はない。
【0008】上記2つの還元方法は、選択性、反応後の
還元剤の処理、還元剤の取り扱い性、コストの点で好ま
しい方法であるが、還元剤として、水素、水素化ホウ素
ナトリウム、水素化アルミニウムリチウムなどの公知の
還元剤も使用できる。
還元剤の処理、還元剤の取り扱い性、コストの点で好ま
しい方法であるが、還元剤として、水素、水素化ホウ素
ナトリウム、水素化アルミニウムリチウムなどの公知の
還元剤も使用できる。
【0009】第1の好ましい態様における金属水酸化物
とアルコール類による還元反応は、一般にガラスまたは
ステンレス製の反応容器に、還元される原料である2,
2−ジブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタン
とアルコール類もしくはアルコール類の水溶液を加えて
加熱攪拌し、ここにアルカリ金属水酸化物のアルコール
溶液または水溶液を滴下して行くことにより達成される
。 生成したR−124B1は、原料より沸点が低いため、
生成させながら系外へ抜き出すこともできるし、反応終
了後に抜き出すことも可能である。
とアルコール類による還元反応は、一般にガラスまたは
ステンレス製の反応容器に、還元される原料である2,
2−ジブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタン
とアルコール類もしくはアルコール類の水溶液を加えて
加熱攪拌し、ここにアルカリ金属水酸化物のアルコール
溶液または水溶液を滴下して行くことにより達成される
。 生成したR−124B1は、原料より沸点が低いため、
生成させながら系外へ抜き出すこともできるし、反応終
了後に抜き出すことも可能である。
【0010】上記の方法で得られた反応混合物からのR
−124B1の分離精製は、通常公知の方法、例えば精
留などにより容易に行える。
−124B1の分離精製は、通常公知の方法、例えば精
留などにより容易に行える。
【0011】本発明で使用するアルカリ金属水酸化物と
しては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リ
チウムなどが用いられる。用いる量は、原料の2,2−
ジブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタンに対
して1〜3倍モルが好ましく、さらに好ましくは、1.
2〜2倍モルである。
しては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リ
チウムなどが用いられる。用いる量は、原料の2,2−
ジブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタンに対
して1〜3倍モルが好ましく、さらに好ましくは、1.
2〜2倍モルである。
【0012】本発明の第2の好ましい態様で使用するア
ルコール類としては、メタノール、エタノール、n−プ
ロパノール、n−ブタノール等の一級アルコール、イソ
プロパノール、sec−ブタノール、シクロヘキサノー
ル等の二級アルコール、−ブタノール、−アミルアルコ
ールなどの三級アルコール、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ヘキシレングリコール等の多価アル
コールが好適に用いられる。これらアルコール類は反応
剤としてだけでなく反応の溶媒としても用いることも可
能であるので、量はとくに限定されないが、必要な最少
量としては、原料の2,2−ジブロモ−1,1,1,2
−テトラフルオロエタンに対して1倍モルである。
ルコール類としては、メタノール、エタノール、n−プ
ロパノール、n−ブタノール等の一級アルコール、イソ
プロパノール、sec−ブタノール、シクロヘキサノー
ル等の二級アルコール、−ブタノール、−アミルアルコ
ールなどの三級アルコール、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ヘキシレングリコール等の多価アル
コールが好適に用いられる。これらアルコール類は反応
剤としてだけでなく反応の溶媒としても用いることも可
能であるので、量はとくに限定されないが、必要な最少
量としては、原料の2,2−ジブロモ−1,1,1,2
−テトラフルオロエタンに対して1倍モルである。
【0013】本発明の第1の好ましい態様での還元反応
においては、反応に水を添加しても何等影響なく、アル
カリ金属水酸化物の反応溶液への溶解をおぎなうために
むしろ好ましく、さらに、還元の進行しすぎた副生成物
である1,1,1,2−テトラフルオロエタンの生成を
抑える効果もある。用いる量は、反応の溶媒として用い
てもよいので特に限定はされない。
においては、反応に水を添加しても何等影響なく、アル
カリ金属水酸化物の反応溶液への溶解をおぎなうために
むしろ好ましく、さらに、還元の進行しすぎた副生成物
である1,1,1,2−テトラフルオロエタンの生成を
抑える効果もある。用いる量は、反応の溶媒として用い
てもよいので特に限定はされない。
【0014】本発明の第1の好ましい態様における反応
温度は、通常40〜100℃、好ましくは40〜80℃
の範囲が好ましい。また、反応は通常常圧下で行うが、
必要に応じて加圧条件下で反応を行っても良い。
温度は、通常40〜100℃、好ましくは40〜80℃
の範囲が好ましい。また、反応は通常常圧下で行うが、
必要に応じて加圧条件下で反応を行っても良い。
【0015】本発明の第2の好ましい態様におけるアル
カリ金属水酸化物存在下でのアルカリ金属亜硫酸塩によ
る還元反応は、一般に、ステンレス製のオートクレーブ
に所定量の、2,2−ジブロモ−1,1,1,2−テト
ラフルオロエタン、アルカリ金属水酸化物水溶液および
アルカリ金属亜硫酸塩を加えて、攪拌しながら所定の温
度まで加熱し、一定の反応温度において反応圧力の上昇
が認められなくなった時点で反応を終了し、生成物を系
外へ抜き出し、コールドトラップ等を用いて捕集する。
カリ金属水酸化物存在下でのアルカリ金属亜硫酸塩によ
る還元反応は、一般に、ステンレス製のオートクレーブ
に所定量の、2,2−ジブロモ−1,1,1,2−テト
ラフルオロエタン、アルカリ金属水酸化物水溶液および
アルカリ金属亜硫酸塩を加えて、攪拌しながら所定の温
度まで加熱し、一定の反応温度において反応圧力の上昇
が認められなくなった時点で反応を終了し、生成物を系
外へ抜き出し、コールドトラップ等を用いて捕集する。
【0016】上記の方法で得られた反応混合物からのR
−124B1の分離精製は、通常公知の方法、例えば精
留などにより容易に達成できる。アルカリ金属水酸化物
の種類及び用量は先の方法と同様である。本発明の第2
の好ましい態様で使用するアルカリ金属亜硫酸塩は、無
水のもの、結晶水を含んだものいずれを用いてもよく、
亜硫酸カリウム、亜硫酸ナトリウムが用いられ、原料の
2,2−ジブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエ
タンにたいして1〜3倍モルが好ましく、さらに好まし
くは、1.2〜1.5倍モルである。
−124B1の分離精製は、通常公知の方法、例えば精
留などにより容易に達成できる。アルカリ金属水酸化物
の種類及び用量は先の方法と同様である。本発明の第2
の好ましい態様で使用するアルカリ金属亜硫酸塩は、無
水のもの、結晶水を含んだものいずれを用いてもよく、
亜硫酸カリウム、亜硫酸ナトリウムが用いられ、原料の
2,2−ジブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエ
タンにたいして1〜3倍モルが好ましく、さらに好まし
くは、1.2〜1.5倍モルである。
【0017】本発明の第2の好ましい態様での還元反応
においては、反応に溶媒としては通常水が好適に用いら
れ、その量はアルカリ金属亜硫酸塩が反応温度で溶解す
る以上が必要であるが、あまり多すぎる必要はない。
においては、反応に溶媒としては通常水が好適に用いら
れ、その量はアルカリ金属亜硫酸塩が反応温度で溶解す
る以上が必要であるが、あまり多すぎる必要はない。
【0018】本発明の第2の好ましい態様での反応温度
は、通常60〜150℃、好ましくは80〜120℃の
範囲がよい。反応温度が低すぎると反応の進行が遅すぎ
実際的でないし、逆に高すぎると、副生成物が増加し好
ましくない。
は、通常60〜150℃、好ましくは80〜120℃の
範囲がよい。反応温度が低すぎると反応の進行が遅すぎ
実際的でないし、逆に高すぎると、副生成物が増加し好
ましくない。
【0019】反応の圧力は限定されず、反応の進行に伴
ない反応圧が上昇していく。通常は、3〜18kg/c
m2Gの範囲である。
ない反応圧が上昇していく。通常は、3〜18kg/c
m2Gの範囲である。
【0020】本発明で使用する原料の2,2−ジブロモ
−1,1,1,2−テトラフルオロエタンは、工業的に
製造されている1,2−ジブロモ−1,1,2,2−テ
トラフルオロエタンの塩化アルミニウム触媒による転位
反応により容易に得ることが可能である。(ジャーナル
・オブ・オーガニック・ケミストリー第43巻、274
5頁、1978年および特開平2−61926号公報参
照)
−1,1,1,2−テトラフルオロエタンは、工業的に
製造されている1,2−ジブロモ−1,1,2,2−テ
トラフルオロエタンの塩化アルミニウム触媒による転位
反応により容易に得ることが可能である。(ジャーナル
・オブ・オーガニック・ケミストリー第43巻、274
5頁、1978年および特開平2−61926号公報参
照)
【0021】
【発明の効果】本発明によればR−124B1を工業的
に高収率で得ることができる。
に高収率で得ることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。
実施例1
ドライアイス/アセトンで冷却したコールドトラップに
接続されたジムロート冷却器、および滴下ロートを備え
た200ccの二口フラスコに、2,2−ジブロモ−1
,1,1,2−テトラフルオロエタン26.0g(0.
1mol)イソプロパノール18g(0.3mol)を
仕込んだ。内容物をマグネチックターラーで攪拌しなが
ら55℃に加熱し、滴下ロートから、水酸化カリウム8
.4g(0.15mol)を蒸留水45mlに溶解させ
た水溶液を2時間かけて滴下した。このとき、反応温度
が55℃に保たれるように外部からの加熱を調節した。 滴下した。滴下終了後、1時間内温を55℃に保ったの
ち、コールドトラップ内の有機物をガスクロマトグラフ
ィーにより分析したところ、2,2−ジブロモ−1,1
,1,2−テトラフルオロエタン2.5%、2−ブロモ
−1,1,1,2−テトラフルオロエタン95.4%、
1,1,1,2−テトラフルオロエタン2.1%であり
、その全重量は17.0gであった。
接続されたジムロート冷却器、および滴下ロートを備え
た200ccの二口フラスコに、2,2−ジブロモ−1
,1,1,2−テトラフルオロエタン26.0g(0.
1mol)イソプロパノール18g(0.3mol)を
仕込んだ。内容物をマグネチックターラーで攪拌しなが
ら55℃に加熱し、滴下ロートから、水酸化カリウム8
.4g(0.15mol)を蒸留水45mlに溶解させ
た水溶液を2時間かけて滴下した。このとき、反応温度
が55℃に保たれるように外部からの加熱を調節した。 滴下した。滴下終了後、1時間内温を55℃に保ったの
ち、コールドトラップ内の有機物をガスクロマトグラフ
ィーにより分析したところ、2,2−ジブロモ−1,1
,1,2−テトラフルオロエタン2.5%、2−ブロモ
−1,1,1,2−テトラフルオロエタン95.4%、
1,1,1,2−テトラフルオロエタン2.1%であり
、その全重量は17.0gであった。
【0023】実施例2
実施例1と同様の装置に、2,2−ジブロモ−1,1,
1,2−テトラフルオロエタン26.0g(0.1ml
)、メタノール20mlを仕込んだ後、攪拌加熱し、内
温を55℃に保った。反応温度を55℃に保ちながら、
水酸化カリウム11.2g(0.2mol)をメタノー
ル40mlに溶解させた溶液を滴下ロートから2時間か
けて仕込んだ。この後、内温を66〜67℃まで上昇さ
せ、1時間後、コールドトラップ内の有機物を分析した
。2,2−ジブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロ
エタン3.1%、2−ブロモ−1,1,1,2−テトラ
フルオロエタン92.2%、1,1,1,2−テトラフ
ルオロエタン4.1%であり、その全重量は17.4g
であった。
1,2−テトラフルオロエタン26.0g(0.1ml
)、メタノール20mlを仕込んだ後、攪拌加熱し、内
温を55℃に保った。反応温度を55℃に保ちながら、
水酸化カリウム11.2g(0.2mol)をメタノー
ル40mlに溶解させた溶液を滴下ロートから2時間か
けて仕込んだ。この後、内温を66〜67℃まで上昇さ
せ、1時間後、コールドトラップ内の有機物を分析した
。2,2−ジブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロ
エタン3.1%、2−ブロモ−1,1,1,2−テトラ
フルオロエタン92.2%、1,1,1,2−テトラフ
ルオロエタン4.1%であり、その全重量は17.4g
であった。
【0024】実施例3
実施例1において、イソプロパノールをシクロヘキサノ
ール30g(0.3mol)にかえ、水酸化カリウムの
量を11.2g(0.2mol)とした他は、同様に行
った。トラップ内の有機物を分析したところ、2,2−
ジブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタン3.
5%、2−ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエ
タン95.0%、1,1,1,2−テトラフルオロエタ
ン1.5%であり、その全重量は17.3gであった。
ール30g(0.3mol)にかえ、水酸化カリウムの
量を11.2g(0.2mol)とした他は、同様に行
った。トラップ内の有機物を分析したところ、2,2−
ジブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタン3.
5%、2−ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエ
タン95.0%、1,1,1,2−テトラフルオロエタ
ン1.5%であり、その全重量は17.3gであった。
【0025】実施例4
実施例1において、イソプロパノールを2−ブタノール
22.2g(0.3mol)にかえた他は、同様に行っ
た。トラップ内の有機物を分析したところ、2,2−ジ
ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタン2.7
%、2−ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタ
ン86.0%、1,1,1,2−テトラフルオロエタン
1.3%であり、その全重量は16.9gであった。
22.2g(0.3mol)にかえた他は、同様に行っ
た。トラップ内の有機物を分析したところ、2,2−ジ
ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタン2.7
%、2−ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタ
ン86.0%、1,1,1,2−テトラフルオロエタン
1.3%であり、その全重量は16.9gであった。
【0026】実施例5
実施例1においてイソプロパノールをプロピレングリコ
ール22.8g(0.3mol)にかえた他は、同様に
行った。トラップ内の有機物を分析したところ、2,2
−ジブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタン1
.3%、2−ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロ
エタン96.4%、1,1,1,2−テトラフルオロエ
タン2.5%であり、その重量は17.0gであった。
ール22.8g(0.3mol)にかえた他は、同様に
行った。トラップ内の有機物を分析したところ、2,2
−ジブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタン1
.3%、2−ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロ
エタン96.4%、1,1,1,2−テトラフルオロエ
タン2.5%であり、その重量は17.0gであった。
【0027】実施例6
内容積300ccのSUS製オートクレーブに、2,2
−ジブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタン2
6.0g(0.1mol)、亜硫酸ナトリウム18.9
g(0.15mol)、水酸化ナトリウム6.0g(0
.15mol)、蒸留水150ccを仕込んだ。攪拌を
開始し、内温が100℃になるように加熱した。反応温
度を100℃に保った場合、反応の圧力は、反応の進行
に伴い上昇し、4時間後、12kg/cm2Gとなり一
定となった。50℃まで冷却後、生成物をドライアイス
/アセトンで冷却したコールドトラップ内へ捕集した。 トラップ内の有機物の量は17.6gであり、ガスクロ
マトグラフィーによる分析では、2,2−ジブロモ−1
,1,1,2−テトラフルオロエタンの転化率99.5
%、2−ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタ
ンの選択率98.7%であった。
−ジブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタン2
6.0g(0.1mol)、亜硫酸ナトリウム18.9
g(0.15mol)、水酸化ナトリウム6.0g(0
.15mol)、蒸留水150ccを仕込んだ。攪拌を
開始し、内温が100℃になるように加熱した。反応温
度を100℃に保った場合、反応の圧力は、反応の進行
に伴い上昇し、4時間後、12kg/cm2Gとなり一
定となった。50℃まで冷却後、生成物をドライアイス
/アセトンで冷却したコールドトラップ内へ捕集した。 トラップ内の有機物の量は17.6gであり、ガスクロ
マトグラフィーによる分析では、2,2−ジブロモ−1
,1,1,2−テトラフルオロエタンの転化率99.5
%、2−ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタ
ンの選択率98.7%であった。
【0028】実施例7
実施例1における亜硫酸ナトリウムを亜硫酸カリウム2
3.7g(0.15mol)に、水酸化ナトリウムを水
酸化カリウム8.4g(0.15mol)にかえた他は
、同様に行ったところ、2,2−ジブロモ−1,1,1
,2−テトラフルオロエタンの転化率99.8%、2−
ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタンの選択
率98.5%であった。
3.7g(0.15mol)に、水酸化ナトリウムを水
酸化カリウム8.4g(0.15mol)にかえた他は
、同様に行ったところ、2,2−ジブロモ−1,1,1
,2−テトラフルオロエタンの転化率99.8%、2−
ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタンの選択
率98.5%であった。
Claims (3)
- 【請求項1】 2,2−ジブロモ−1,1,1,2−
テトラフルオロエタンを還元することを特徴とする2−
ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタンの製造
方法。 - 【請求項2】 2,2−ジブロモ−1,1,1,2−
テトラフルオロエタンを、アルカリ金属水酸化物とアル
コール類もしくはアルコール類の水溶液により還元する
請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】 2,2−ジブロモ−1,1,1,2−
テトラフルオロエタンを、アルカリ金属水酸化物の存在
下、アルカリ金属亜硫酸塩により還元する請求項1記載
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7499791A JPH04308539A (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 2−ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7499791A JPH04308539A (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 2−ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタンの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04308539A true JPH04308539A (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=13563423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7499791A Pending JPH04308539A (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 2−ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04308539A (ja) |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP7499791A patent/JPH04308539A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0753470A (ja) | ジアルキルカーボネートの製造方法 | |
| JPH0859559A (ja) | ジアルキルカーボネートの製造方法 | |
| JPH01301636A (ja) | 1,2,2,2−テトラフルオロエチルジフルオロメチルエーテルの製造法 | |
| CA2562054C (en) | Method of preparing 1-acetyl-1chlorocyclopropane | |
| JPH0967365A (ja) | アルキレンカーボネートの製造方法 | |
| EP0372635A2 (en) | Method of preparing dialkyl and diallyl dicarbonates | |
| JPH04308539A (ja) | 2−ブロモ−1,1,1,2−テトラフルオロエタンの製造方法 | |
| JPH03184933A (ja) | ヘミアセタール化合物の製造方法 | |
| JP3270596B2 (ja) | アリルブロミド類の製造方法 | |
| JP3192975B2 (ja) | ハロゲン化ベンゼンの製造方法 | |
| JP2793090B2 (ja) | ブロモペンタフルオロベンゼンの製造方法 | |
| JP3270571B2 (ja) | アリルブロミド類の製造方法 | |
| CN113045380A (zh) | 一种由含氟环烯烃制备含氟二元醇的方法 | |
| JPS5944305B2 (ja) | N−t−ブチルホルムアミドの製造法 | |
| JP2523936B2 (ja) | ジカルボニルフロライドの製造方法 | |
| JPH0873411A (ja) | ジアルキルカーボネートの製造方法 | |
| JP3412246B2 (ja) | 2−ハロゲノ−1−アルケン誘導体の製法 | |
| JP3334206B2 (ja) | 2,3,5,6−テトラフルオロアニリンの製造方法 | |
| JPH0859560A (ja) | ジアルキルカーボネートの製造方法 | |
| JPH01100137A (ja) | 1,1,1−トリフルオロ−2,2−ジクロロエタンの製造法 | |
| JP3164284B2 (ja) | 2−クロロ−4−トリフルオロメチルベンザルクロライドの製造方法 | |
| JP3149537B2 (ja) | 1h−ペルフルオロアルカンの製造法 | |
| JP2816618B2 (ja) | ピバリン酸クロロメチルエステルに含有するビスクロロメチルエ−テルの除去方法 | |
| JPS63290851A (ja) | アルキルアミノアセタ−ル類の製造法 | |
| US4510341A (en) | Process for producing chloroprene |