JPH04309510A - 導電性バッキング組成物及び導電性バッキング処理布 - Google Patents
導電性バッキング組成物及び導電性バッキング処理布Info
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- JPH04309510A JPH04309510A JP7283991A JP7283991A JPH04309510A JP H04309510 A JPH04309510 A JP H04309510A JP 7283991 A JP7283991 A JP 7283991A JP 7283991 A JP7283991 A JP 7283991A JP H04309510 A JPH04309510 A JP H04309510A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導電性バッキング組成
物及び該導電性バッキング組成物によりバッキング処理
をした布に関するものである。更に詳しくは、本発明は
、透明性と導電性の両特性に優れ、しかもほつれ防止性
、抜糸強度、風合の柔軟性、ブロッキング性及び樹脂付
着性にも優れるバッキング組成物及び該組成物によりバ
ッキング処理をした布に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、羊毛、レイヨン、ポリアクリ
ルニトリル、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレ
ン等の天然繊維又は合成繊維からなる織布、編布又は不
織布には、ほつれ防止性、抜糸強度、風合の柔軟性、ブ
ロッキング性及び樹脂付着性等の諸特性を改良する目的
で、バッキング処理が施されている。ところで、近年、
バッキング処理を施された各種の布は、住宅、車両、航
空機、船舶等に広く使用されるに至り、かかる用途にお
いては、上記の諸特性の改良効果の他に、特に静電気に
よる事故を防止するために、導電性を高めることが強く
要望されるようになった。このような要望に対し、ゴム
ラテックス又は樹脂エマルジョンにカーボンブラック又
はグラファイトを添加したバッキング組成物を用いる方
法が提案されている(特開平2−229267号公報)
。しかしながら、かかる従来の技術は、バッキング処理
面が必然的に黒色となるために美観を損ねるという大き
な問題を伴うと共に、ほつれ防止性、寸法安定性、抜糸
強度、風合の柔軟性、ブロッキング性及び樹脂付着性の
全てに優れるという観点からは、不満足なものであった
。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】かかる現状に鑑み、本
発明の主たる目的は、従来の技術の問題を解消し、透明
性と導電性の両特性に優れ、しかもほつれ防止性、抜糸
強度、風合の柔軟性、ブロッキング性及び樹脂付着性に
も優れるバッキング組成物及び該組成物によりバッキン
グ処理をした布を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成すべく鋭意検討の結果、本発明に到達したもの
である。すなわち、本発明のうち、第一の発明は、下記
一般式(1) (式中、R1 はH又はCH3 を、XはO又はNHを
、R2 及びR3 は各々独立に炭素数1〜4のアルキ
ル基を、R4 はH又は炭素数1〜2のアルキル基を、
nは2〜5の整数を、Y− は塩を形成する陰イオンを
表す。)で表される少なくとも一種のモノマー単位(A
)10〜50重量%、及び該モノマー単位(A)以外の
モノマー単位であって、モノマー単位(A)と共重合可
能な少なくとも一種のビニルモノマー単位(B)90〜
50重量部からなり、かつそのガラス転移温度が−15
℃以下である共重合体を含むエマルジョンよりなる導電
性バッキング組成物に係るものである。また、第二の発
明は、該導電性バッキング組成物によりバッキング処理
をした布に係るものである。 【0005】以下、詳細に説明する。本発明のモノマー
単位(A)は、前記一般式(1)で表されるものである
。なお、式中のR4 はH又は炭素数1〜2のアルキル
基を表すが、工業的入手の観点からH又はメチル基が好
ましい。また、Y− は塩を形成する陰イオンを表すが
、具体的には、ハロゲンイオン(Cl− 、Br− 、
I− 等)、CH3 OSO3 − 、C2 H5 S
O3 − 、HSO4 − 、H2 PO4 − 、C
H3 CO2 − 、HCO2 − 、NO3 − 等
が例示される。これらのうち、ハロゲンイオン、CH3
OSO3 − 及びHSO4 − が好ましい。モノ
マー単位(A)の具体例としては、ジアルキルアミノア
ルキル(メタ)アクリレート類又はジアルキルアミノア
ルキル(メタ)アクリルアミド類の無機酸塩(塩酸塩、
硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩等)、有機酸塩(酢酸塩、蟻
酸塩等)又は四級化剤(塩化メチル、ジメチル硫酸、塩
化ベンジル等)による第四級アンモニウム塩があげられ
る。上記のジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレ
ート類としては、ジメチルアミノエチルアクリレート、
ジメチルアミノプロピルアクリレート、ジメチルアミノ
ブチルアクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレー
ト、ジエチルアミノプロピルアクリレート、ジエチルア
ミノブチルアクリレート、ジ−n−プロピルアミノエチ
ルアクリレート、ジ−n−プロピルアミノプロピルアク
リレート、ジ−n−プロピルアミノブチルアクリレート
、ジ−n−ブチルアミノエチルアクリレート、ジ−n−
ブチルアミノプロピルアクリレート、ジ−n−ブチルア
ミノブチルアクリレート、N−(1,1−ジメチル−3
−ジメチルアミノプロピル)アクリレート、N−(2−
メチル−3−ジメチルアミノプロピル)アクリレート等
、及びこれらに対応するメタクリレート誘導体を例示す
ることができる。また、前記のジアルキルアミノアルキ
ル(メタ)アクリルアミド類としては、ジメチルアミノ
エチルアクリルアミド、ジメチルアミノプロピルアクリ
ルアミド、ジメチルアミノブチルアクリルアミド、ジエ
チルアミノエチルアクリルアミド、ジエチルアミノプロ
ピルアクリルアミド、ジエチルアミノブチルアクリルア
ミド、ジ−n−プロピルアミノエチルアクリルアミド、
ジ−n−プロピルアミノプロピルアクリルアミド、ジ−
n−プロピルアミノブチルアクリルアミド、ジ−n−ブ
チルアミノエチルアクリルアミド、ジ−n−ブチルアミ
ノプロピルアクリルアミド、ジ−n−ブチルアミノブチ
ルアミド、N−(1,1−ジメチル−3−ジメチルアミ
ノプロピル)アクリルアミド、N−(2−メチル−3−
ジメチルアミノプロピル)アクリルアミド等、及びこれ
らに対応するメタクリルアミド誘導体を例示することが
できる。なお、上記のジアルキルアミノアルキル(メタ
)アクリレート類及びジアルキルアミノアルキル(メタ
)アクリルアミド類のうち、特に好ましいものとしては
、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミ
ノエチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルアクリ
レート、ジエチルアミノエチルアクリレート、ジメチル
アミノプロピルメタクリレート、ジメチルアミノプロピ
ルアクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリルアミ
ド、ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、ジエチ
ルアミノプロピルアクリルアミド及びジエチルアミノプ
ロピルメタクリルアミドをあげることができる。 【0006】本発明のビニルモノマー単位(B)は、上
記モノマー単位(A)以外のモノマー単位であって、モ
ノマー単位(A)と共重合可能な少なくとも一種のビニ
ルモノマー単位である。かかるビニルモノマー単位(B
)としては、たとえばスチレン;ビニルトルエン;α−
メチルスチレン;ブタジエン;イソプレン;エチレン;
塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニル;酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、ピバリン
酸ビニル、ラウリル酸ビニル、バーサチック酸ビニル等
のビニルエステル;(メタ)アクリル酸メチル、(メタ
)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メ
タ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル
酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリル等の(メタ
)アクリル酸と炭素数1〜18のアルキルアルコールと
のエステル化合物;(メタ)アクリロニトリル;グリシ
ジル基、N−メチロール基、アルコキシメチル基、アミ
ド基、カルボキシル基、ヒドロキシル基、メトキシ基、
スルホン酸基等の官能基を含有するビニルモノマー;二
個以上の重合性のα、β−不法飽和結合を有するビニル
モノマー等を例示することができる。上記の官能基を含
有するビニルモノマーの具体例としては、N−メチロー
ル(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ
)アクリルアミド、N−エトキシメチル(メタ)アクリ
ルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド
、イソ−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、アク
リル酸、イタコン酸、マレイン酸、(メタ)アクリルア
ミド、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド、
2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ビニルス
ルホン酸(又はその塩)等をあげることができる。なお
、ビニルモノマー単位(B)の少なくとも一成分として
、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−メトキ
シメチル(メタ)アクリルアミド、N−エトキシメチル
(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)
アクリルアミド、イソ−ブトキシメチル(メタ)アクリ
ルアミドからなる群から選ばれる少くとも一種を用いた
場合には、抜糸強度の改良効果が特に著しいという利点
が得られる。また、前記の二個以上の重合性のα、β−
不法飽和結合を有するビニルモノマーの具体例としては
、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ブチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリ
コールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパ
ン(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール(メタ
)アクリレート等のポリ(メタ)アクリレート;ジビニ
ルベンゼン、ジアリルアタレート、ジアリルマレエート
、ジアリルアジペート、アリルメタアクリレート、トリ
アリルイソシアヌレート、トリアリルシアヌレート、メ
チレンビスアクリルアミド等をあげることができる。 【0007】本発明の共重合体は、モノマー単位(A)
10〜50重量%、好ましくは20〜40重量%、及び
ビニルモノマー単位(B)90〜50重量%、好ましく
は80〜60重量%からなり、かつそのガラス転移温度
が−15℃以下、好ましくは−20℃以下のものである
。モノマー単位(A)の含有量が過少であると、導電性
及びブロッキング性の改良効果の点において劣る。一方
、ビニルモノマー単位(B)が過少であると、ほつれ防
止性及び抜糸強度の改良効果の点において劣る。更に、
ガラス転移温度が−15℃を超えると、風合の柔軟性及
び樹脂付着性の改良効果の点において劣る。 【0008】本発明の導電性バッキング組成物は、上記
の共重合体を含むエマルジョンよりなるものである。該
エマルジョンを得る方法としては、たとえば次の方法を
あげることができる。重合において使用する重合開始剤
としては、フリーラジカルを発生する化合物であればい
ずれも使用することが可能であり、たとえば2,2’−
アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩、アゾビスイ
ソブチロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、キユメ
ンハイドロパーオキサイド若しくはt−ブチルハイドロ
パーオキサイド、又はこれらと還元剤との組み合わせが
好ましく用いられる。また、過硫酸アンモニウム等のア
ニオン性の重合開始剤も使用可能である。重合開始剤の
使用量は特に制限はないが、残存するモノマーをできる
だけ少量にすることが好ましく、重合開始剤の使用量は
モノマーに対して0.05〜5重量%が適当である。重
合を行なう際の界面活性剤としては、通常用いられてい
る水溶性高分子、カチオン性又はノニオン性界面活性剤
が用いられるが、界面活性剤を用いない、いわゆるソー
プフリー重合でも安定なカチオン性ポリマーの水分散体
が得られる。重合温度は特に制限はないが、適当な重合
温度は30〜100℃、好ましくは40〜80℃である
。30℃より低い温度では、モノマーの重合率が低下す
る傾向にあり好ましくない。モノマーの添加方法につい
ても特に制限はなく、その全量を最初に添加して重合し
てもよいし、分割添加又は連続添加して重合してもよい
。かくして得られる本発明のエマルジョンは、要求され
る性能の程度、塗布方法等に応じ、ノニオン性、カチオ
ン性又は両性の分散剤、顔料、増粘剤、難燃剤、消泡剤
、架橋剤、耐防腐剤、PH調整剤等を加えることができ
る。 【0009】本発明の導電性バッキング組成物を用いて
布にバッキング処理を施す方法は、特に制限はなく、通
常の方法を用いることができる。また、バキング処理を
施す基布としても、特に制限はなく、種々の天然繊維又
は合成繊維からなる織布、編布又は不織布を用いること
ができるが、特にポリエステル、ポリアミド、ポリプロ
ピレン等からなる織布、編布及び不織布が有用である。 【0010】 【実施例】次に実施例及び比較例をもって、本発明を説
明する。 実施例1 還流冷却器、温度計、攪拌機を備えた2lのセパラブル
フラスコに、水660g、スチレン10g、アクリル酸
ブチル70g、80重量%メタクリロイロキシエチルト
リメチルアンモニウムクロライド水溶液25gを仕込み
、80℃に昇温した後、反応系内を窒素ガスで置換した
。次にスチレン40g、アクリル酸ブチル280g、8
0重量%メタクリロイロキシエチルトリメチルアンモニ
ウムクロライド水溶液100g、10重量%N−メチロ
ールアクリルアミド水溶液100gを4時間、同時に5
重量%2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩
酸塩水溶液50gを5時間、それぞれ一定速度で反応系
に供給して反応させ、重合を終了した。冷却後、100
メッシュのステンレス鋼にて重合液を瀘過した。得られ
たエマルジョンは乳白色の均一な水分散液であり、固形
分38重量%、粘度150cps(BL型回転粘度計、
回転数6回転/minにて測定)であった。このエマル
ジョン100重量部に2−ヒドロオキシエチルセルロー
ス1.5重量部を加えて増粘し、約20000cpsの
バッキング組成物を得た。次にポリエステル100%、
単位面積当り重量340g/m2 の基布に、上記のバ
ッキング組成物を60g/m2 (固形分)にて塗布し
、120℃のオーブンにて10分間乾燥させることにバ
ッキング処理を行なった。得られたバッキング処理布に
ついて、下記の評価結果を行なった。 (1)導電性:バッキング面の表面抵抗値を抵抗計(H
iresta三菱油化社製)を用い、印加電圧10V、
温度20℃、湿度30及び60%RHにて測定した。 (2)透明性:バッキング面の透明性を目視で観察し、
〇(優)及び×(劣)で評価した。 (3)ほつれ防止性:スコット揉摩耗試験機(東洋精機
社製)を用いた。試験片は幅25mm、長さ120mm
とし、つかみ具の間隔30mm、荷重1kg、もみ操作
1000回、もみサイクル120回/分、もみストロー
ク50mmとした。評価はバッキング面のほつれ・損傷
度合を目視で観察し、〇(優)及び×(劣)で行なった
。 (4)抜糸強度:JIS−L1201に基づいて行なっ
た。 (5)風合:触感により柔軟性を評価した。結果は〇(
優)及び×(劣)で表した。 (6)ブロッキング性:触感により評価した。結果は〇
(優)及び×(劣)で表した。 (7)樹脂付着性:目視で観察し、結果を〇(異常なし
)及び×(樹脂の浸透性又は成膜性が悪く、粉落ちする
)で表した。 評価結果を表1に示した。 【0011】実施例2〜6及び比較例1〜3表1〜2の
条件としたこと以外は、実施例1と同様に行なった。な
お、実施例2及び比較例1においては、重合時に、界面
活性剤ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド2重
量%(対モノマー重量)(実施例2)及びラウリル硫酸
ナトリウム3重量%(比較例1)を添加した。評価結果
を表1〜2に示した。 【0012】本発明による実施例1〜6においては、す
べての評価項目において満足すべき結果を示している。 一方、モノマー単位(A)を用いなかった比較例1にお
いては、導電性及びブロッキング性に劣る。また、ビニ
ルモノマー単位(B)の割合が過少である比較例2にお
いては、ほつれ防止性及び抜糸強度に劣る。また、ガラ
ス転移温度が高い比較例3においては、風合の柔軟性及
び樹脂付着性に劣る。 【0013】 表1
実 施
例
1 2 3
4 5 共重合体の構造
(重量%)
モノマー単位(A)
DMC *
20 20
30 20
− DMA *
− − −
− 20 ビニル
モノマー単位(B)
ST *
10 10 5
− 10
MMA * −
− − 10
− BA *
68 68
63 68
68 N−MAM *
2 2
2 2 2
ガラス転移温度 ℃ −34
−35 −33 −35
−30 評価結果
導電性Ω 30%RH 4.1×
107 5.0×107 1.2×107 3.
8×107 8.2×107
60%RH 3.2×106 3.4
×106 8.5×105 3.0×106 4
.0×106 透明性
○ ○ ○
○ ○ ほつれ防
止性 ○ ○
○ ○
○ 抜糸強度 kg/パイル 3.5
3.4 3.2
3.4 3.3 風合
○ ○
○ ○
○ ブロッキング性 ○
○ ○
○ ○ 樹脂付着性
○ ○
○ ○ ○ *
印は後記参照 【0014】 表2
実施例 比
較 例
6
1 2 3 共重合
体の構造(重量%)
モノマー単位(A)
DMC *
20
− 68
20 DMA *
−
− − −
ビニルモノマー単位(B)
ST *
10
20 5 48
MMA *
− −
− − BA
* 70
78 25
30 N−MAM *
0
2 2
2 ガラス転移温度 ℃
−35 −35
−30 +20 評価結果
導電性Ω 30%RH
4.0×107 2.8×10
12 6.8×106 7.2×107
60%RH 3
.1×106 1.4×1011 2.4×
105 3.9×106 透明性
○
○ ○ ○
ほつれ防止性
○ ○ ×
○ 抜糸強度 kg/パイル
2.6 3
.3 1.4 2.8
風合
○ ○
○ × ブロッキング性
○
× ○ ○ 樹
脂付着性 ○
○ ○
× *印は後記参照 【0015】* DMC :一般式(1)において、
R1 =CH3 、X=O、n=2、R2 〜R4 =
CH3、Y− =Cl− の化合物 * DMA :一般式(1)において、R1 =H、
X=NH、n=3、R2 〜R4 =CH3 、Y−
=Cl− の化合物 * ST :スチレン * MMA :メタクリル酸メチル * BA :アクリル酸ブチル * N−MAM :N−メチロールアクリルアミド【
0016】 【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、透
明性と導電性の両特性に優れ、しかもほつれ防止性、抜
糸強度、風合の柔軟性、ブロッキング性及び樹脂付着性
にも優れるバッキング組成物及び該組成物によりバッキ
ング処理をした布を提供することができた。
物及び該導電性バッキング組成物によりバッキング処理
をした布に関するものである。更に詳しくは、本発明は
、透明性と導電性の両特性に優れ、しかもほつれ防止性
、抜糸強度、風合の柔軟性、ブロッキング性及び樹脂付
着性にも優れるバッキング組成物及び該組成物によりバ
ッキング処理をした布に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、羊毛、レイヨン、ポリアクリ
ルニトリル、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレ
ン等の天然繊維又は合成繊維からなる織布、編布又は不
織布には、ほつれ防止性、抜糸強度、風合の柔軟性、ブ
ロッキング性及び樹脂付着性等の諸特性を改良する目的
で、バッキング処理が施されている。ところで、近年、
バッキング処理を施された各種の布は、住宅、車両、航
空機、船舶等に広く使用されるに至り、かかる用途にお
いては、上記の諸特性の改良効果の他に、特に静電気に
よる事故を防止するために、導電性を高めることが強く
要望されるようになった。このような要望に対し、ゴム
ラテックス又は樹脂エマルジョンにカーボンブラック又
はグラファイトを添加したバッキング組成物を用いる方
法が提案されている(特開平2−229267号公報)
。しかしながら、かかる従来の技術は、バッキング処理
面が必然的に黒色となるために美観を損ねるという大き
な問題を伴うと共に、ほつれ防止性、寸法安定性、抜糸
強度、風合の柔軟性、ブロッキング性及び樹脂付着性の
全てに優れるという観点からは、不満足なものであった
。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】かかる現状に鑑み、本
発明の主たる目的は、従来の技術の問題を解消し、透明
性と導電性の両特性に優れ、しかもほつれ防止性、抜糸
強度、風合の柔軟性、ブロッキング性及び樹脂付着性に
も優れるバッキング組成物及び該組成物によりバッキン
グ処理をした布を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成すべく鋭意検討の結果、本発明に到達したもの
である。すなわち、本発明のうち、第一の発明は、下記
一般式(1) (式中、R1 はH又はCH3 を、XはO又はNHを
、R2 及びR3 は各々独立に炭素数1〜4のアルキ
ル基を、R4 はH又は炭素数1〜2のアルキル基を、
nは2〜5の整数を、Y− は塩を形成する陰イオンを
表す。)で表される少なくとも一種のモノマー単位(A
)10〜50重量%、及び該モノマー単位(A)以外の
モノマー単位であって、モノマー単位(A)と共重合可
能な少なくとも一種のビニルモノマー単位(B)90〜
50重量部からなり、かつそのガラス転移温度が−15
℃以下である共重合体を含むエマルジョンよりなる導電
性バッキング組成物に係るものである。また、第二の発
明は、該導電性バッキング組成物によりバッキング処理
をした布に係るものである。 【0005】以下、詳細に説明する。本発明のモノマー
単位(A)は、前記一般式(1)で表されるものである
。なお、式中のR4 はH又は炭素数1〜2のアルキル
基を表すが、工業的入手の観点からH又はメチル基が好
ましい。また、Y− は塩を形成する陰イオンを表すが
、具体的には、ハロゲンイオン(Cl− 、Br− 、
I− 等)、CH3 OSO3 − 、C2 H5 S
O3 − 、HSO4 − 、H2 PO4 − 、C
H3 CO2 − 、HCO2 − 、NO3 − 等
が例示される。これらのうち、ハロゲンイオン、CH3
OSO3 − 及びHSO4 − が好ましい。モノ
マー単位(A)の具体例としては、ジアルキルアミノア
ルキル(メタ)アクリレート類又はジアルキルアミノア
ルキル(メタ)アクリルアミド類の無機酸塩(塩酸塩、
硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩等)、有機酸塩(酢酸塩、蟻
酸塩等)又は四級化剤(塩化メチル、ジメチル硫酸、塩
化ベンジル等)による第四級アンモニウム塩があげられ
る。上記のジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレ
ート類としては、ジメチルアミノエチルアクリレート、
ジメチルアミノプロピルアクリレート、ジメチルアミノ
ブチルアクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレー
ト、ジエチルアミノプロピルアクリレート、ジエチルア
ミノブチルアクリレート、ジ−n−プロピルアミノエチ
ルアクリレート、ジ−n−プロピルアミノプロピルアク
リレート、ジ−n−プロピルアミノブチルアクリレート
、ジ−n−ブチルアミノエチルアクリレート、ジ−n−
ブチルアミノプロピルアクリレート、ジ−n−ブチルア
ミノブチルアクリレート、N−(1,1−ジメチル−3
−ジメチルアミノプロピル)アクリレート、N−(2−
メチル−3−ジメチルアミノプロピル)アクリレート等
、及びこれらに対応するメタクリレート誘導体を例示す
ることができる。また、前記のジアルキルアミノアルキ
ル(メタ)アクリルアミド類としては、ジメチルアミノ
エチルアクリルアミド、ジメチルアミノプロピルアクリ
ルアミド、ジメチルアミノブチルアクリルアミド、ジエ
チルアミノエチルアクリルアミド、ジエチルアミノプロ
ピルアクリルアミド、ジエチルアミノブチルアクリルア
ミド、ジ−n−プロピルアミノエチルアクリルアミド、
ジ−n−プロピルアミノプロピルアクリルアミド、ジ−
n−プロピルアミノブチルアクリルアミド、ジ−n−ブ
チルアミノエチルアクリルアミド、ジ−n−ブチルアミ
ノプロピルアクリルアミド、ジ−n−ブチルアミノブチ
ルアミド、N−(1,1−ジメチル−3−ジメチルアミ
ノプロピル)アクリルアミド、N−(2−メチル−3−
ジメチルアミノプロピル)アクリルアミド等、及びこれ
らに対応するメタクリルアミド誘導体を例示することが
できる。なお、上記のジアルキルアミノアルキル(メタ
)アクリレート類及びジアルキルアミノアルキル(メタ
)アクリルアミド類のうち、特に好ましいものとしては
、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミ
ノエチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルアクリ
レート、ジエチルアミノエチルアクリレート、ジメチル
アミノプロピルメタクリレート、ジメチルアミノプロピ
ルアクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリルアミ
ド、ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、ジエチ
ルアミノプロピルアクリルアミド及びジエチルアミノプ
ロピルメタクリルアミドをあげることができる。 【0006】本発明のビニルモノマー単位(B)は、上
記モノマー単位(A)以外のモノマー単位であって、モ
ノマー単位(A)と共重合可能な少なくとも一種のビニ
ルモノマー単位である。かかるビニルモノマー単位(B
)としては、たとえばスチレン;ビニルトルエン;α−
メチルスチレン;ブタジエン;イソプレン;エチレン;
塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニル;酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、ピバリン
酸ビニル、ラウリル酸ビニル、バーサチック酸ビニル等
のビニルエステル;(メタ)アクリル酸メチル、(メタ
)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メ
タ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル
酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリル等の(メタ
)アクリル酸と炭素数1〜18のアルキルアルコールと
のエステル化合物;(メタ)アクリロニトリル;グリシ
ジル基、N−メチロール基、アルコキシメチル基、アミ
ド基、カルボキシル基、ヒドロキシル基、メトキシ基、
スルホン酸基等の官能基を含有するビニルモノマー;二
個以上の重合性のα、β−不法飽和結合を有するビニル
モノマー等を例示することができる。上記の官能基を含
有するビニルモノマーの具体例としては、N−メチロー
ル(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ
)アクリルアミド、N−エトキシメチル(メタ)アクリ
ルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド
、イソ−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、アク
リル酸、イタコン酸、マレイン酸、(メタ)アクリルア
ミド、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド、
2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ビニルス
ルホン酸(又はその塩)等をあげることができる。なお
、ビニルモノマー単位(B)の少なくとも一成分として
、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−メトキ
シメチル(メタ)アクリルアミド、N−エトキシメチル
(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)
アクリルアミド、イソ−ブトキシメチル(メタ)アクリ
ルアミドからなる群から選ばれる少くとも一種を用いた
場合には、抜糸強度の改良効果が特に著しいという利点
が得られる。また、前記の二個以上の重合性のα、β−
不法飽和結合を有するビニルモノマーの具体例としては
、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ブチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリ
コールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパ
ン(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール(メタ
)アクリレート等のポリ(メタ)アクリレート;ジビニ
ルベンゼン、ジアリルアタレート、ジアリルマレエート
、ジアリルアジペート、アリルメタアクリレート、トリ
アリルイソシアヌレート、トリアリルシアヌレート、メ
チレンビスアクリルアミド等をあげることができる。 【0007】本発明の共重合体は、モノマー単位(A)
10〜50重量%、好ましくは20〜40重量%、及び
ビニルモノマー単位(B)90〜50重量%、好ましく
は80〜60重量%からなり、かつそのガラス転移温度
が−15℃以下、好ましくは−20℃以下のものである
。モノマー単位(A)の含有量が過少であると、導電性
及びブロッキング性の改良効果の点において劣る。一方
、ビニルモノマー単位(B)が過少であると、ほつれ防
止性及び抜糸強度の改良効果の点において劣る。更に、
ガラス転移温度が−15℃を超えると、風合の柔軟性及
び樹脂付着性の改良効果の点において劣る。 【0008】本発明の導電性バッキング組成物は、上記
の共重合体を含むエマルジョンよりなるものである。該
エマルジョンを得る方法としては、たとえば次の方法を
あげることができる。重合において使用する重合開始剤
としては、フリーラジカルを発生する化合物であればい
ずれも使用することが可能であり、たとえば2,2’−
アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩、アゾビスイ
ソブチロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、キユメ
ンハイドロパーオキサイド若しくはt−ブチルハイドロ
パーオキサイド、又はこれらと還元剤との組み合わせが
好ましく用いられる。また、過硫酸アンモニウム等のア
ニオン性の重合開始剤も使用可能である。重合開始剤の
使用量は特に制限はないが、残存するモノマーをできる
だけ少量にすることが好ましく、重合開始剤の使用量は
モノマーに対して0.05〜5重量%が適当である。重
合を行なう際の界面活性剤としては、通常用いられてい
る水溶性高分子、カチオン性又はノニオン性界面活性剤
が用いられるが、界面活性剤を用いない、いわゆるソー
プフリー重合でも安定なカチオン性ポリマーの水分散体
が得られる。重合温度は特に制限はないが、適当な重合
温度は30〜100℃、好ましくは40〜80℃である
。30℃より低い温度では、モノマーの重合率が低下す
る傾向にあり好ましくない。モノマーの添加方法につい
ても特に制限はなく、その全量を最初に添加して重合し
てもよいし、分割添加又は連続添加して重合してもよい
。かくして得られる本発明のエマルジョンは、要求され
る性能の程度、塗布方法等に応じ、ノニオン性、カチオ
ン性又は両性の分散剤、顔料、増粘剤、難燃剤、消泡剤
、架橋剤、耐防腐剤、PH調整剤等を加えることができ
る。 【0009】本発明の導電性バッキング組成物を用いて
布にバッキング処理を施す方法は、特に制限はなく、通
常の方法を用いることができる。また、バキング処理を
施す基布としても、特に制限はなく、種々の天然繊維又
は合成繊維からなる織布、編布又は不織布を用いること
ができるが、特にポリエステル、ポリアミド、ポリプロ
ピレン等からなる織布、編布及び不織布が有用である。 【0010】 【実施例】次に実施例及び比較例をもって、本発明を説
明する。 実施例1 還流冷却器、温度計、攪拌機を備えた2lのセパラブル
フラスコに、水660g、スチレン10g、アクリル酸
ブチル70g、80重量%メタクリロイロキシエチルト
リメチルアンモニウムクロライド水溶液25gを仕込み
、80℃に昇温した後、反応系内を窒素ガスで置換した
。次にスチレン40g、アクリル酸ブチル280g、8
0重量%メタクリロイロキシエチルトリメチルアンモニ
ウムクロライド水溶液100g、10重量%N−メチロ
ールアクリルアミド水溶液100gを4時間、同時に5
重量%2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩
酸塩水溶液50gを5時間、それぞれ一定速度で反応系
に供給して反応させ、重合を終了した。冷却後、100
メッシュのステンレス鋼にて重合液を瀘過した。得られ
たエマルジョンは乳白色の均一な水分散液であり、固形
分38重量%、粘度150cps(BL型回転粘度計、
回転数6回転/minにて測定)であった。このエマル
ジョン100重量部に2−ヒドロオキシエチルセルロー
ス1.5重量部を加えて増粘し、約20000cpsの
バッキング組成物を得た。次にポリエステル100%、
単位面積当り重量340g/m2 の基布に、上記のバ
ッキング組成物を60g/m2 (固形分)にて塗布し
、120℃のオーブンにて10分間乾燥させることにバ
ッキング処理を行なった。得られたバッキング処理布に
ついて、下記の評価結果を行なった。 (1)導電性:バッキング面の表面抵抗値を抵抗計(H
iresta三菱油化社製)を用い、印加電圧10V、
温度20℃、湿度30及び60%RHにて測定した。 (2)透明性:バッキング面の透明性を目視で観察し、
〇(優)及び×(劣)で評価した。 (3)ほつれ防止性:スコット揉摩耗試験機(東洋精機
社製)を用いた。試験片は幅25mm、長さ120mm
とし、つかみ具の間隔30mm、荷重1kg、もみ操作
1000回、もみサイクル120回/分、もみストロー
ク50mmとした。評価はバッキング面のほつれ・損傷
度合を目視で観察し、〇(優)及び×(劣)で行なった
。 (4)抜糸強度:JIS−L1201に基づいて行なっ
た。 (5)風合:触感により柔軟性を評価した。結果は〇(
優)及び×(劣)で表した。 (6)ブロッキング性:触感により評価した。結果は〇
(優)及び×(劣)で表した。 (7)樹脂付着性:目視で観察し、結果を〇(異常なし
)及び×(樹脂の浸透性又は成膜性が悪く、粉落ちする
)で表した。 評価結果を表1に示した。 【0011】実施例2〜6及び比較例1〜3表1〜2の
条件としたこと以外は、実施例1と同様に行なった。な
お、実施例2及び比較例1においては、重合時に、界面
活性剤ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド2重
量%(対モノマー重量)(実施例2)及びラウリル硫酸
ナトリウム3重量%(比較例1)を添加した。評価結果
を表1〜2に示した。 【0012】本発明による実施例1〜6においては、す
べての評価項目において満足すべき結果を示している。 一方、モノマー単位(A)を用いなかった比較例1にお
いては、導電性及びブロッキング性に劣る。また、ビニ
ルモノマー単位(B)の割合が過少である比較例2にお
いては、ほつれ防止性及び抜糸強度に劣る。また、ガラ
ス転移温度が高い比較例3においては、風合の柔軟性及
び樹脂付着性に劣る。 【0013】 表1
実 施
例
1 2 3
4 5 共重合体の構造
(重量%)
モノマー単位(A)
DMC *
20 20
30 20
− DMA *
− − −
− 20 ビニル
モノマー単位(B)
ST *
10 10 5
− 10
MMA * −
− − 10
− BA *
68 68
63 68
68 N−MAM *
2 2
2 2 2
ガラス転移温度 ℃ −34
−35 −33 −35
−30 評価結果
導電性Ω 30%RH 4.1×
107 5.0×107 1.2×107 3.
8×107 8.2×107
60%RH 3.2×106 3.4
×106 8.5×105 3.0×106 4
.0×106 透明性
○ ○ ○
○ ○ ほつれ防
止性 ○ ○
○ ○
○ 抜糸強度 kg/パイル 3.5
3.4 3.2
3.4 3.3 風合
○ ○
○ ○
○ ブロッキング性 ○
○ ○
○ ○ 樹脂付着性
○ ○
○ ○ ○ *
印は後記参照 【0014】 表2
実施例 比
較 例
6
1 2 3 共重合
体の構造(重量%)
モノマー単位(A)
DMC *
20
− 68
20 DMA *
−
− − −
ビニルモノマー単位(B)
ST *
10
20 5 48
MMA *
− −
− − BA
* 70
78 25
30 N−MAM *
0
2 2
2 ガラス転移温度 ℃
−35 −35
−30 +20 評価結果
導電性Ω 30%RH
4.0×107 2.8×10
12 6.8×106 7.2×107
60%RH 3
.1×106 1.4×1011 2.4×
105 3.9×106 透明性
○
○ ○ ○
ほつれ防止性
○ ○ ×
○ 抜糸強度 kg/パイル
2.6 3
.3 1.4 2.8
風合
○ ○
○ × ブロッキング性
○
× ○ ○ 樹
脂付着性 ○
○ ○
× *印は後記参照 【0015】* DMC :一般式(1)において、
R1 =CH3 、X=O、n=2、R2 〜R4 =
CH3、Y− =Cl− の化合物 * DMA :一般式(1)において、R1 =H、
X=NH、n=3、R2 〜R4 =CH3 、Y−
=Cl− の化合物 * ST :スチレン * MMA :メタクリル酸メチル * BA :アクリル酸ブチル * N−MAM :N−メチロールアクリルアミド【
0016】 【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、透
明性と導電性の両特性に優れ、しかもほつれ防止性、抜
糸強度、風合の柔軟性、ブロッキング性及び樹脂付着性
にも優れるバッキング組成物及び該組成物によりバッキ
ング処理をした布を提供することができた。
Claims (3)
- 【請求項1】下記一般式(1) (式中、R1 はH又はCH3 を、XはO又はNHを
、R2 及びR3 は各々独立に炭素数1〜4のアルキ
ル基を、R4 はH又は炭素数1〜2のアルキル基を、
nは2〜5の整数を、Y− は塩を形成する陰イオンを
表す。)で表される少なくとも一種のモノマー単位(A
)10〜50重量%、及び該モノマー単位(A)以外の
モノマー単位であって、モノマー単位(A)と共重合可
能な少なくとも一種のビニルモノマー単位(B)90〜
50重量部からなり、かつそのガラス転移温度が−15
℃以下である共重合体を含むエマルジョンよりなる導電
性バッキング組成物。 - 【請求項2】ビニルモノマー単位(B)の少なくとも一
成分が、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−
メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−エトキシ
メチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(
メタ)アクリルアミド及びイソ−ブトキシメチル(メタ
)アクリルアミドからなる群から選ばれる少くとも一種
である請求項1記載の導電性バッキング組成物。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の導電性バッキ
ング組成物によりバッキング処理をした布。
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