JPH0430975B2 - - Google Patents
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- JPH0430975B2 JPH0430975B2 JP61084964A JP8496486A JPH0430975B2 JP H0430975 B2 JPH0430975 B2 JP H0430975B2 JP 61084964 A JP61084964 A JP 61084964A JP 8496486 A JP8496486 A JP 8496486A JP H0430975 B2 JPH0430975 B2 JP H0430975B2
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- polyester
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- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は白色ポリエステルフイルムに関し、更
に詳しくはすぐれた白色度を有し、かつ艶光りし
ない光沢を有する二軸配向白色ポリエステルフイ
ルムに関する。 従来技術 一般にポリエステル、特にポリエチレンテレフ
タレートは、その優れた力学特性、化学特性を有
するため、フイルムとして広く用いられている。 最近情報、記録分野の高度上に伴ない、電話カ
ード等の磁気記録カード、電子ホワイトボード等
の書写材料等にポリエステルフイルムが使用され
る様になつた。これらの用途に使用されるポリエ
ステルフイルムは、裏面からの光を通さない遮光
性を求められるのが一般である。 フイルムに遮光性を持たせる方法としては、不
活性無機粒子をポリエステルフイルム中に含有さ
せる方法が挙げられ、例えば特公昭44−26752号、
特開昭57−205824号等で二酸化チタンを比較的多
量にポリエステルフイルムに含有させることが提
案されている。 しかしながら、ポリエステル中に二酸化チタン
を約5重量%以上含有させると、ポリエステル製
造時における二酸化チタンによるポリエステルの
分解、着色もしくは二酸化チタン自体の色相によ
つて、得られたフイルムは黄色味をおびたものと
なる。このようなフイルムをベースとした例えば
電話カードは印刷面の白地が黄ばんで見え、また
電子ホワイトボードにおいても黄ばんで見える。
従つて、これら用途に用いるためには、該フイル
ムを白色塗料で印刷もしくはコーテングする必要
が生じ、生産性、経済性の面より不利益が多い。 また、二酸化チタンはフイルムの遮光性付与面
では優れた物質であるが、粒子の大きさが小さい
ためポリエステル中に二酸化チタンを多量に含有
させても得られたフイルムの表面は比較的平坦で
あり、フイルムは艶光りしたものとなる。この様
なフイルムをそのまま使用した電話カード、電子
ホワイトボード等は、照明等の光を反射しやす
く、品位に欠ける、字が読みにくい等の問題が生
じる。 この欠点を解消するためには、フイルム表面を
アルカリ処理、サンドブラスト加工等の後加工を
施し、表面を粗面化する方法が一般に考えられる
が、性能的に十分と言えず、また経済性の面より
不利益が多い。また、この欠点を解消するため、
粒子径の大きい粒子をポリエステル中に含有させ
てフイルム遮光性付与と共に、フイルム表面を粗
面化する方法も考えられるが、本発明者の研究結
果によれば、フイルムに遮光性を持たせるために
は該粒子を多量に含有させなければならず、また
微細粒子に比較して粒子中に混在する粗大粒子の
量も飛躍的に増大するため、フイルム生産時のフ
イルター詰り、フイルム破れが発生しやすく、ま
た得られたフイルムのフイシユアイも多いもので
あつた。 発明の目的 本発明者らは、前述の実情にかんがみ、すぐれ
た白色度を有し、かつ艶光りをしない光沢を有す
る遮光白色ポリエステルフイルムについて鋭意研
究した結果、本発明に到達した。 従つて、本発明の目的は、すぐれた白色度を有
しかつ艶光りをしない光沢を有する遮光白色ポリ
エステルフイルムを提供することにある。本発明
の他の目的は、特に磁気記録カード、書写材料用
のベースフイルムとして有用な、すぐれた白色度
を有し、艶光りをしない光沢を有し、易印刷性の
遮光白色ポリエステルフイルムを提供することに
ある。 発明の構成・効果 本発明のかかる目的は、本発明によれば、平均
粒径0.5μm以下の二酸化チタンを8〜20重量%、
平均粒径1〜10μmのシリカを0.5〜5重量%及び
波長400〜5000nmに螢光ピークを有する螢光増
白剤を含有し、主たる酸成分がテレフタル酸であ
るポリエステルからなり、所望によりフイルムの
少なくとも片面に易印刷性薄膜層を設けた二軸配
向ポリエステルフイルムによつて達成される。 本発明の特異点は、特定の粒径の二酸化チタン
及びシリカを特定条件でポリエステル中に含有さ
せ、更に該ポリエステル中に螢光増白剤を特定量
含有させたことにある。これによつて二軸配向ポ
リエステルフイルムは優れた白色度、遮光性、艶
消し光沢等の特性を有し、必要ならば接着剤の薄
膜塗布層を該フイルムの表面に形成させて印刷性
もしくは磁性層接着性を向上させることもでき
る。 本発明でいうポリエステルとは、主たる酸成分
がテレフタル酸であるポリエステルであり、フイ
ルムを成形しうるものである。該ポリエステルを
構成するグリコール成分は特に制御されないが、
エチレングリコール、テトラメチレングリコー
ル、1,4−シクロヘキサンジメタノール等が好
ましく例示される。ポリエステルの具体例として
ポリエチレンテレフタレート、ポリテトラメチレ
ンテレフタレート、ポリ−1,4−シクロヘキシ
レンジメチレンテレフタレート等が挙げられる。
これらのポリマーはホモポリマーであつても、コ
ポリマーであつてもよく、共重合成分としてはジ
エチレングリコール、ネオペンチルグリコール、
ポリアルキレングリコール等のジオール成分、ア
ジピン酸、セパシン酸、フタル酸、イソフタル
酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、5−ナト
リウムスルホイソフタル酸等のジカルボン酸成
分;ポリマーが実質的に線状を維持する量範囲で
のトリメリツト酸、ピロメリツト酸等の多官能カ
ルボン酸成分等が挙げられる。共重合酸成分の割
合は15モル%以下、さらには10モル%以下が好ま
しい。 本発明においてかかるポリエステルに含有させ
る二酸化チタンは、結晶形態的にはアナターゼ
形、ルチ型のいずれのものでも良い。また、二酸
化チタンのポリエステルへの分散向上の目的など
で、二酸化チタンの表面にアルミニウム、ケイ
素、亜鉛などの酸化物もしくは各種有機物を表面
処理したものも用いることができる。 二酸化チタンの平均粒径は0.5μm以下であり、
好ましくは0.05〜0.4μmである。ここで、平均粒
径は測定した全粒子の50重量%の点にある粒子の
「等価球形直径」を意味する。また「等価球形直
径」とは粒子と同じ容積を有する想像上の球を意
味し、通常の沈降法による測定等から計算するこ
とができる。二酸化チタンの平均粒径が0.5μmよ
り大きくなると一般に粗大粒子が多く、また遮光
性が劣る様になり、好ましくない。二酸化チタン
のポリエステルの添加含有量は8〜20重量%、好
ましくは12〜17重量%である。二酸化チタンの含
有量が8重量%に満たないとフイルムの遮光性が
充分でなく、一方20重量%を越えると遮光性が飽
和しているため効果の改善が見られず、かえつて
フイルム延伸時のフイルム破断が多くなるという
問題点も生ずる。 本発明において二酸化チタンと併用されるシリ
カは、結晶形態的には結晶シリカ、アモルフアス
シリカのいずれでも良く、またこの製造法も乾式
法、湿式法のいずれでも良い。またシリカは純粋
なシリカ以外に、アルミニウム、マグネシウムな
どの金属を含みケイ素成分が80%以上であるも
の、もしくはシリカ表面に各種金属、有機物化合
物を表面処理したものも用いることができる。 シリカの平均粒径は1〜10μmであり、好まし
くは2〜8μmである。平均粒径は前述した二酸
化チタンと同様に定義したものである。平均粒径
が1μmに満たないと、得られたフイルムの表面
は平坦で艶光りがある。また10μmを越えると、
フイルム表面が粗面化しすぎ、磁気カードに用い
た場合磁気記録変換特性が良くない等の問題が生
じる、フイルム生産時のフイルター濾過性が劣る
という問題点がある。シリカの添加含有量は0.5
〜5重量%、好ましくは2〜4重量%である。シ
リカの添加量が0.5重量%に満たないと、フイル
ム表面は艶光りがあり、また5重量%を越えると
磁気記録変換特性の低下、フイルム延伸時のフイ
ルム破断が多くなるという問題点も生ずる。 更に、本発明においてポリエステル中に含有さ
せる螢光増白剤は波長400〜500nmに螢光ピーク
を有するものであれば種類を問わないが、好適な
ものとしては商品名ユビテツクスOB(チバカイ
ギー社)、OB−1(イーストマン社)で市販され
ているもの等が挙げられる。 螢光増白剤のポリエステルの添加含有量は、好
ましくは10〜1000ppm、さらに好ましくは50〜
600ppmである。 本発明における二酸化チタン及びシリカは、ポ
リエステルへ含有させる前に、精製プロセスを用
いて、粒径調製、粗大粒子除去を行なうことが好
ましい。精製プロセスの工業的手段としては、粉
砕手段として例えばジエツトミル、ボールミル等
が挙げられ、分級手段としては例えば乾式もしく
は湿式遠心分離機等が挙げられる。なおこれらの
手段は2種以上を併用し、段階的に精製しても良
いのは勿論である。 ポリエステルに二酸化チタン、シリカ、螢光増
白剤を含有させるには各種の方法を用いることが
できる。その代表的な方法として、下記のような
方法をあげることができる。 (ア) ポリエステル合成時のエステル交換もしくは
エステル化反応の終了前に添加、もしくは重縮
合反応の以前に添加する方法。 (イ) ポリエステルに添加し、溶融混練する方法。 (ウ) 上記(ア)(イ)の方法において、添加物を多量に添
加してマスターポリマーを製造、もしくは二酸
化チタン、シリカ、螢光増白剤をそれぞれ1種
もしは2種多量添加したマスターポリマーを製
造し、粒子を含有しないポリエステルと混練
し、所定量の添加物を含有する方法。 なお、(ア)のポリエステル合成時に添加物を添
加する方法を用いる場合には、添加物をグリコ
ールに分散したスラリーとして、反応系に添加
することが好ましい。 ポリエステル製膜条件は公知の方法、例えば通
常280〜300℃でシート状に溶融押出し後急冷固化
して無定形シートとし、次いで、縦及び横、ある
いは縦、横、縦に順に逐次2軸延伸する方法、縦
及び横に同時2軸延伸する方法等を採用すること
ができる。 二軸延伸フイルムは所定温度にて熱固定し、寸
法安定性を向上させるのが好ましい。特に印刷も
しくは磁性層のコーテイング等の後加工が付与さ
れる場合には、150℃、30分間の熱処理における
フイルムの収縮率が好ましくは2%以下、さらに
好ましくは1%以下であるものが、後加工性及び
得られた製品の品質が良好であり、好ましい。 本発明の二軸配向ポリエステルフイルムは、そ
の表面粗さRaが0.1〜0.5μmにあることが好まし
い。この表面粗さはRaが0.1μmに満たないと艶
光りが発生し、また0.5μmを越えると表面が粗面
化しすぎ、磁気カード等では電磁変換特性が劣
り、好ましくない。かかる表面粗さは、基本的に
は、二酸化チタン及びシリカの平均粒径、添加量
によつて調整することができ、また延伸条件によ
つて若干の調整をすることもできる。 本発明において、二軸配向ポリエステルフイル
ムはその表面の少なくとも一方の面に易印刷性の
薄膜層を設けることが好ましい。易印刷性薄膜層
の形式は任意の方法で行なうことができる。例え
ば二軸配向フイルム製造時に形成する方法と二軸
配向フイルム製造後に形成する方法とがあり、前
者の具体例としては例えば未延伸フイルムの表面
に薄膜形成液を塗布した後2軸方向に延伸する、
または1軸延伸フイルム表面に薄膜形成液を塗布
した後直角方向にさらに延伸する方法等が挙げら
れ、また後者の具体例としては2軸延伸フイルム
の表面に薄膜形成液を塗布する方法が挙げられ
る。これらのうち前者の塗布をインラインで行う
のが好ましい。塗布方法としては通常の塗布方法
を用いることができる。 易印刷性薄膜形成剤は、水溶性インク、UV硬
化インク等の如き印刷用インク、ウレタン、塩化
ビニール、酢酸ビニール等と酸化鉄等を含有した
磁気記録用組成物等との接着性が向上するもので
あれば特に限定されるものではない。具体的な薄
膜形成剤としては例えば水溶性ポリエステル系組
成物、水分散性ポリエステル系組成物、水分散性
ポリウレタン系組成物、水分散性ポリアクリル酸
系組成物等が好ましく挙げられる。このうちポリ
エステル系特に水分散ポリエステル系組成物は、
フイルム生産時に発生するフイルム端部等のポリ
マー回収品(リクレームポリマー)を使用する際
に薄膜形成剤が分解等で異物発生、着色しにくい
ため、好ましい。 本発明の二軸配向白色ポリエステルフイルム
は、遮光性、不透明性を要求するあらゆる用途に
用いられるが、磁気記録カード、電子ホワイトボ
ード等の書写材料印画紙用ベースフイルムに特に
好ましく用いられる。 実施例 以下、実施例に掲げて本発明を更に説明する。
なお本発明における種々の物性値および特性は以
下の如くして測定した。 (1) フイルム表面粗さ(Ra) JIS B 0601に準じて測定した。東京精密社
(株)の触針式表面粗さ計(SURFCOM 3B)を
用いて、針の半径2μ、荷重0.07gの条件下にチ
ヤート(フイルム表面粗さ曲線)をかかせた。
フイルム表面粗さ曲線からその中心線の方向に
測定長さLの部分を抜き取り、この抜き取り部
分の中心線をX軸とし、縦倍率の方向をY軸と
して、粗さ曲線をY=f(x)で表わしたとき、
次の式で与えられる値(Ra:μm)をフイル
ム表面粗さとして定義する。 Ra=1/L∫L 0|f(x)|dx 本発明では、基準長を0.25mmとして8個測定
し、値の大きい方から3個除いた5個の平均値
としてRaを表わす。 (2) 突起分布より求められた突起の数 小板研究所製三次元粗さ計(SE−3CK)を
用いて、針径3μmR、針圧30mg、測定長1mm、
サンプリングピツチ2μm、カツトオフ0.25mm、
縦方向拡大倍率2万倍、横方向拡大倍率200倍、
走査本数150本の条件にてフイルム表面の突起
のプロフアイルを三次元的(立体的)にイメー
ジさせる。 そのプロフアイルをフイルムの厚さ方向と直
角方向の平面でカツトした場合に、各突起のプ
ロフアイルの新面積の合計が、フイルムの測定
領域の面積の70%となる平面を基準レベル(0
レベル)とし、その基準レベルの平面と平行に
突起ほ高さ方向に距離xだけ離れた平面でカツ
トしたときにカツトされる突起の数をyとす
る。xを順次増加又は減少させ、そのときのy
の数を読みとり、グラフにプロツトすることに
より、突起分布曲線を描くことができる。この
距離xが1μmのときのyの値をもつて「突起
の数」として示す。 (3) 色調 フイルムの表面色をカラーマシンCM−20型
(カラーマシン社製)で測定し、得られたL値、
a値、b値で判定した。すぐれた白色度と判定
したフイルムの色調は下記の値を有するもので
ある。 88≦L値 −2≦a値≦1 −5≦b値≦2 (4) 遮光性 日本精密光学社製SEP−HUP(ポイツク積分
球式)で測定し、得られた全透過率(Tt)で
測定した。 全透過率(Tt)は10%以下が好ましく、特
に5%以下が好ましい。 (5) 印刷姓 <易印刷性薄膜層材料の合成> ジメチルテレフタレート159重量部(0.82モ
ル)、ジメチルイソフタレート29重量部(0.15
モル)、5−ナトリウムイソフタレート9重量
部、(0.03モル)と1,4ブタンジオール135重
量部(1.50モル)2,2−ビス[4−(2ヒド
ロキシエトキシ)フエニル]プロパン202重量
部(0.50モル)及びテトラブトキシチタン0.34
重量部(0.0005モル)を反応釜に仕込み、150
℃から170℃でエステル交換反応を行なつた。
次いで170℃から250℃まで昇温しながら、徐々
に減圧し、さらに高真空下で重縮合反応を行な
つた。得られた共重合ポリエステルのフエノー
ル/テトラクロルエタン(6/4)混合溶液を用
いて測定した還元粘度(ηsp/c)は0.70dl/
gであつた。 この共重合ポリエステル20重量部をジオキサ
ン80重量部に溶解し、得られた溶液に10000回
転/分の高速撹拌下で水180重量部を滴下して
青みがかつた乳白色の分散体を得た。次いでこ
の分散体を20mmHgの減圧下で蒸留し、ジオキ
サンを留去した。かくして固形分濃度10wt%
のポリエステル水分散体を得た。 更に該ポリエステル水分散体180重量部にノ
ニオン系界面活性剤:ポリオキシエチレンノニ
ルフエニルエーテル(HLB=12.8)2重量部
を加え、更に水618重量部を加えて塗布液を調
製した。 <グラビア印刷インキの調製> ニトロセルロースおよびロジン系油脂を主バ
インダーとする市販のセロフアン印刷用グラビ
アインキ:CLS−709白(大日本インキ(株)製)
原液2重量部を、トルエン/酢酸エチル/メチ
ルエチルケトン=1/1/1の混合溶媒1重量
部の割合で希釈し評価用塗料とした。 <印刷性の評価> 上記の易印刷薄膜層形成塗布液を用いて易印
刷性薄膜を形成させたポリエステルフイルム上
に上記の組成であるグラビアインキを塗布した
後、スコツチテープNo.600(スリーM社製)幅
19.4mm、長さ8cmを気泡のはいらないように粘
着し、この上をJIS C2701(1975)記載の手動
式荷重ロールでならし粘着積層部5cm間を東洋
ボールドウイン社製テンシロンUM−を使用し
てヘツド速度300mm/分で、この試料をT字剥
離し、この際の剥離強さを求め、これをテープ
巾で除してg/cmとして求める。なおT字剥離
において積層体はテープ側を下にして引取りチ
ヤツク間を5cmとする。 実施例1〜4及び比較例1〜9 極限粘度0.65のポリエチレンテレフタレートペ
レツト(PET)と添加剤を第一表に記載した割
合にて混合した後2軸タイプエスクトルーダーに
て溶融混合し、冷却ドラム上に押出し、未延伸シ
ートを得た。続いて90℃で縦延伸倍率3.3倍、横
延伸倍率3.5倍で延伸した後、210℃、4秒間熱処
理し、厚さ75μの延伸フイルムを得た。 得られたフイルムの品質を表−1に示した。実
施例1〜4は白度、艶光り防止、遮光性ともいず
れも良好であつた。一方、本発明の要件を満足し
ない比較例1〜9はいずれも、何らかの欠点を持
つたものであつた。
に詳しくはすぐれた白色度を有し、かつ艶光りし
ない光沢を有する二軸配向白色ポリエステルフイ
ルムに関する。 従来技術 一般にポリエステル、特にポリエチレンテレフ
タレートは、その優れた力学特性、化学特性を有
するため、フイルムとして広く用いられている。 最近情報、記録分野の高度上に伴ない、電話カ
ード等の磁気記録カード、電子ホワイトボード等
の書写材料等にポリエステルフイルムが使用され
る様になつた。これらの用途に使用されるポリエ
ステルフイルムは、裏面からの光を通さない遮光
性を求められるのが一般である。 フイルムに遮光性を持たせる方法としては、不
活性無機粒子をポリエステルフイルム中に含有さ
せる方法が挙げられ、例えば特公昭44−26752号、
特開昭57−205824号等で二酸化チタンを比較的多
量にポリエステルフイルムに含有させることが提
案されている。 しかしながら、ポリエステル中に二酸化チタン
を約5重量%以上含有させると、ポリエステル製
造時における二酸化チタンによるポリエステルの
分解、着色もしくは二酸化チタン自体の色相によ
つて、得られたフイルムは黄色味をおびたものと
なる。このようなフイルムをベースとした例えば
電話カードは印刷面の白地が黄ばんで見え、また
電子ホワイトボードにおいても黄ばんで見える。
従つて、これら用途に用いるためには、該フイル
ムを白色塗料で印刷もしくはコーテングする必要
が生じ、生産性、経済性の面より不利益が多い。 また、二酸化チタンはフイルムの遮光性付与面
では優れた物質であるが、粒子の大きさが小さい
ためポリエステル中に二酸化チタンを多量に含有
させても得られたフイルムの表面は比較的平坦で
あり、フイルムは艶光りしたものとなる。この様
なフイルムをそのまま使用した電話カード、電子
ホワイトボード等は、照明等の光を反射しやす
く、品位に欠ける、字が読みにくい等の問題が生
じる。 この欠点を解消するためには、フイルム表面を
アルカリ処理、サンドブラスト加工等の後加工を
施し、表面を粗面化する方法が一般に考えられる
が、性能的に十分と言えず、また経済性の面より
不利益が多い。また、この欠点を解消するため、
粒子径の大きい粒子をポリエステル中に含有させ
てフイルム遮光性付与と共に、フイルム表面を粗
面化する方法も考えられるが、本発明者の研究結
果によれば、フイルムに遮光性を持たせるために
は該粒子を多量に含有させなければならず、また
微細粒子に比較して粒子中に混在する粗大粒子の
量も飛躍的に増大するため、フイルム生産時のフ
イルター詰り、フイルム破れが発生しやすく、ま
た得られたフイルムのフイシユアイも多いもので
あつた。 発明の目的 本発明者らは、前述の実情にかんがみ、すぐれ
た白色度を有し、かつ艶光りをしない光沢を有す
る遮光白色ポリエステルフイルムについて鋭意研
究した結果、本発明に到達した。 従つて、本発明の目的は、すぐれた白色度を有
しかつ艶光りをしない光沢を有する遮光白色ポリ
エステルフイルムを提供することにある。本発明
の他の目的は、特に磁気記録カード、書写材料用
のベースフイルムとして有用な、すぐれた白色度
を有し、艶光りをしない光沢を有し、易印刷性の
遮光白色ポリエステルフイルムを提供することに
ある。 発明の構成・効果 本発明のかかる目的は、本発明によれば、平均
粒径0.5μm以下の二酸化チタンを8〜20重量%、
平均粒径1〜10μmのシリカを0.5〜5重量%及び
波長400〜5000nmに螢光ピークを有する螢光増
白剤を含有し、主たる酸成分がテレフタル酸であ
るポリエステルからなり、所望によりフイルムの
少なくとも片面に易印刷性薄膜層を設けた二軸配
向ポリエステルフイルムによつて達成される。 本発明の特異点は、特定の粒径の二酸化チタン
及びシリカを特定条件でポリエステル中に含有さ
せ、更に該ポリエステル中に螢光増白剤を特定量
含有させたことにある。これによつて二軸配向ポ
リエステルフイルムは優れた白色度、遮光性、艶
消し光沢等の特性を有し、必要ならば接着剤の薄
膜塗布層を該フイルムの表面に形成させて印刷性
もしくは磁性層接着性を向上させることもでき
る。 本発明でいうポリエステルとは、主たる酸成分
がテレフタル酸であるポリエステルであり、フイ
ルムを成形しうるものである。該ポリエステルを
構成するグリコール成分は特に制御されないが、
エチレングリコール、テトラメチレングリコー
ル、1,4−シクロヘキサンジメタノール等が好
ましく例示される。ポリエステルの具体例として
ポリエチレンテレフタレート、ポリテトラメチレ
ンテレフタレート、ポリ−1,4−シクロヘキシ
レンジメチレンテレフタレート等が挙げられる。
これらのポリマーはホモポリマーであつても、コ
ポリマーであつてもよく、共重合成分としてはジ
エチレングリコール、ネオペンチルグリコール、
ポリアルキレングリコール等のジオール成分、ア
ジピン酸、セパシン酸、フタル酸、イソフタル
酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、5−ナト
リウムスルホイソフタル酸等のジカルボン酸成
分;ポリマーが実質的に線状を維持する量範囲で
のトリメリツト酸、ピロメリツト酸等の多官能カ
ルボン酸成分等が挙げられる。共重合酸成分の割
合は15モル%以下、さらには10モル%以下が好ま
しい。 本発明においてかかるポリエステルに含有させ
る二酸化チタンは、結晶形態的にはアナターゼ
形、ルチ型のいずれのものでも良い。また、二酸
化チタンのポリエステルへの分散向上の目的など
で、二酸化チタンの表面にアルミニウム、ケイ
素、亜鉛などの酸化物もしくは各種有機物を表面
処理したものも用いることができる。 二酸化チタンの平均粒径は0.5μm以下であり、
好ましくは0.05〜0.4μmである。ここで、平均粒
径は測定した全粒子の50重量%の点にある粒子の
「等価球形直径」を意味する。また「等価球形直
径」とは粒子と同じ容積を有する想像上の球を意
味し、通常の沈降法による測定等から計算するこ
とができる。二酸化チタンの平均粒径が0.5μmよ
り大きくなると一般に粗大粒子が多く、また遮光
性が劣る様になり、好ましくない。二酸化チタン
のポリエステルの添加含有量は8〜20重量%、好
ましくは12〜17重量%である。二酸化チタンの含
有量が8重量%に満たないとフイルムの遮光性が
充分でなく、一方20重量%を越えると遮光性が飽
和しているため効果の改善が見られず、かえつて
フイルム延伸時のフイルム破断が多くなるという
問題点も生ずる。 本発明において二酸化チタンと併用されるシリ
カは、結晶形態的には結晶シリカ、アモルフアス
シリカのいずれでも良く、またこの製造法も乾式
法、湿式法のいずれでも良い。またシリカは純粋
なシリカ以外に、アルミニウム、マグネシウムな
どの金属を含みケイ素成分が80%以上であるも
の、もしくはシリカ表面に各種金属、有機物化合
物を表面処理したものも用いることができる。 シリカの平均粒径は1〜10μmであり、好まし
くは2〜8μmである。平均粒径は前述した二酸
化チタンと同様に定義したものである。平均粒径
が1μmに満たないと、得られたフイルムの表面
は平坦で艶光りがある。また10μmを越えると、
フイルム表面が粗面化しすぎ、磁気カードに用い
た場合磁気記録変換特性が良くない等の問題が生
じる、フイルム生産時のフイルター濾過性が劣る
という問題点がある。シリカの添加含有量は0.5
〜5重量%、好ましくは2〜4重量%である。シ
リカの添加量が0.5重量%に満たないと、フイル
ム表面は艶光りがあり、また5重量%を越えると
磁気記録変換特性の低下、フイルム延伸時のフイ
ルム破断が多くなるという問題点も生ずる。 更に、本発明においてポリエステル中に含有さ
せる螢光増白剤は波長400〜500nmに螢光ピーク
を有するものであれば種類を問わないが、好適な
ものとしては商品名ユビテツクスOB(チバカイ
ギー社)、OB−1(イーストマン社)で市販され
ているもの等が挙げられる。 螢光増白剤のポリエステルの添加含有量は、好
ましくは10〜1000ppm、さらに好ましくは50〜
600ppmである。 本発明における二酸化チタン及びシリカは、ポ
リエステルへ含有させる前に、精製プロセスを用
いて、粒径調製、粗大粒子除去を行なうことが好
ましい。精製プロセスの工業的手段としては、粉
砕手段として例えばジエツトミル、ボールミル等
が挙げられ、分級手段としては例えば乾式もしく
は湿式遠心分離機等が挙げられる。なおこれらの
手段は2種以上を併用し、段階的に精製しても良
いのは勿論である。 ポリエステルに二酸化チタン、シリカ、螢光増
白剤を含有させるには各種の方法を用いることが
できる。その代表的な方法として、下記のような
方法をあげることができる。 (ア) ポリエステル合成時のエステル交換もしくは
エステル化反応の終了前に添加、もしくは重縮
合反応の以前に添加する方法。 (イ) ポリエステルに添加し、溶融混練する方法。 (ウ) 上記(ア)(イ)の方法において、添加物を多量に添
加してマスターポリマーを製造、もしくは二酸
化チタン、シリカ、螢光増白剤をそれぞれ1種
もしは2種多量添加したマスターポリマーを製
造し、粒子を含有しないポリエステルと混練
し、所定量の添加物を含有する方法。 なお、(ア)のポリエステル合成時に添加物を添
加する方法を用いる場合には、添加物をグリコ
ールに分散したスラリーとして、反応系に添加
することが好ましい。 ポリエステル製膜条件は公知の方法、例えば通
常280〜300℃でシート状に溶融押出し後急冷固化
して無定形シートとし、次いで、縦及び横、ある
いは縦、横、縦に順に逐次2軸延伸する方法、縦
及び横に同時2軸延伸する方法等を採用すること
ができる。 二軸延伸フイルムは所定温度にて熱固定し、寸
法安定性を向上させるのが好ましい。特に印刷も
しくは磁性層のコーテイング等の後加工が付与さ
れる場合には、150℃、30分間の熱処理における
フイルムの収縮率が好ましくは2%以下、さらに
好ましくは1%以下であるものが、後加工性及び
得られた製品の品質が良好であり、好ましい。 本発明の二軸配向ポリエステルフイルムは、そ
の表面粗さRaが0.1〜0.5μmにあることが好まし
い。この表面粗さはRaが0.1μmに満たないと艶
光りが発生し、また0.5μmを越えると表面が粗面
化しすぎ、磁気カード等では電磁変換特性が劣
り、好ましくない。かかる表面粗さは、基本的に
は、二酸化チタン及びシリカの平均粒径、添加量
によつて調整することができ、また延伸条件によ
つて若干の調整をすることもできる。 本発明において、二軸配向ポリエステルフイル
ムはその表面の少なくとも一方の面に易印刷性の
薄膜層を設けることが好ましい。易印刷性薄膜層
の形式は任意の方法で行なうことができる。例え
ば二軸配向フイルム製造時に形成する方法と二軸
配向フイルム製造後に形成する方法とがあり、前
者の具体例としては例えば未延伸フイルムの表面
に薄膜形成液を塗布した後2軸方向に延伸する、
または1軸延伸フイルム表面に薄膜形成液を塗布
した後直角方向にさらに延伸する方法等が挙げら
れ、また後者の具体例としては2軸延伸フイルム
の表面に薄膜形成液を塗布する方法が挙げられ
る。これらのうち前者の塗布をインラインで行う
のが好ましい。塗布方法としては通常の塗布方法
を用いることができる。 易印刷性薄膜形成剤は、水溶性インク、UV硬
化インク等の如き印刷用インク、ウレタン、塩化
ビニール、酢酸ビニール等と酸化鉄等を含有した
磁気記録用組成物等との接着性が向上するもので
あれば特に限定されるものではない。具体的な薄
膜形成剤としては例えば水溶性ポリエステル系組
成物、水分散性ポリエステル系組成物、水分散性
ポリウレタン系組成物、水分散性ポリアクリル酸
系組成物等が好ましく挙げられる。このうちポリ
エステル系特に水分散ポリエステル系組成物は、
フイルム生産時に発生するフイルム端部等のポリ
マー回収品(リクレームポリマー)を使用する際
に薄膜形成剤が分解等で異物発生、着色しにくい
ため、好ましい。 本発明の二軸配向白色ポリエステルフイルム
は、遮光性、不透明性を要求するあらゆる用途に
用いられるが、磁気記録カード、電子ホワイトボ
ード等の書写材料印画紙用ベースフイルムに特に
好ましく用いられる。 実施例 以下、実施例に掲げて本発明を更に説明する。
なお本発明における種々の物性値および特性は以
下の如くして測定した。 (1) フイルム表面粗さ(Ra) JIS B 0601に準じて測定した。東京精密社
(株)の触針式表面粗さ計(SURFCOM 3B)を
用いて、針の半径2μ、荷重0.07gの条件下にチ
ヤート(フイルム表面粗さ曲線)をかかせた。
フイルム表面粗さ曲線からその中心線の方向に
測定長さLの部分を抜き取り、この抜き取り部
分の中心線をX軸とし、縦倍率の方向をY軸と
して、粗さ曲線をY=f(x)で表わしたとき、
次の式で与えられる値(Ra:μm)をフイル
ム表面粗さとして定義する。 Ra=1/L∫L 0|f(x)|dx 本発明では、基準長を0.25mmとして8個測定
し、値の大きい方から3個除いた5個の平均値
としてRaを表わす。 (2) 突起分布より求められた突起の数 小板研究所製三次元粗さ計(SE−3CK)を
用いて、針径3μmR、針圧30mg、測定長1mm、
サンプリングピツチ2μm、カツトオフ0.25mm、
縦方向拡大倍率2万倍、横方向拡大倍率200倍、
走査本数150本の条件にてフイルム表面の突起
のプロフアイルを三次元的(立体的)にイメー
ジさせる。 そのプロフアイルをフイルムの厚さ方向と直
角方向の平面でカツトした場合に、各突起のプ
ロフアイルの新面積の合計が、フイルムの測定
領域の面積の70%となる平面を基準レベル(0
レベル)とし、その基準レベルの平面と平行に
突起ほ高さ方向に距離xだけ離れた平面でカツ
トしたときにカツトされる突起の数をyとす
る。xを順次増加又は減少させ、そのときのy
の数を読みとり、グラフにプロツトすることに
より、突起分布曲線を描くことができる。この
距離xが1μmのときのyの値をもつて「突起
の数」として示す。 (3) 色調 フイルムの表面色をカラーマシンCM−20型
(カラーマシン社製)で測定し、得られたL値、
a値、b値で判定した。すぐれた白色度と判定
したフイルムの色調は下記の値を有するもので
ある。 88≦L値 −2≦a値≦1 −5≦b値≦2 (4) 遮光性 日本精密光学社製SEP−HUP(ポイツク積分
球式)で測定し、得られた全透過率(Tt)で
測定した。 全透過率(Tt)は10%以下が好ましく、特
に5%以下が好ましい。 (5) 印刷姓 <易印刷性薄膜層材料の合成> ジメチルテレフタレート159重量部(0.82モ
ル)、ジメチルイソフタレート29重量部(0.15
モル)、5−ナトリウムイソフタレート9重量
部、(0.03モル)と1,4ブタンジオール135重
量部(1.50モル)2,2−ビス[4−(2ヒド
ロキシエトキシ)フエニル]プロパン202重量
部(0.50モル)及びテトラブトキシチタン0.34
重量部(0.0005モル)を反応釜に仕込み、150
℃から170℃でエステル交換反応を行なつた。
次いで170℃から250℃まで昇温しながら、徐々
に減圧し、さらに高真空下で重縮合反応を行な
つた。得られた共重合ポリエステルのフエノー
ル/テトラクロルエタン(6/4)混合溶液を用
いて測定した還元粘度(ηsp/c)は0.70dl/
gであつた。 この共重合ポリエステル20重量部をジオキサ
ン80重量部に溶解し、得られた溶液に10000回
転/分の高速撹拌下で水180重量部を滴下して
青みがかつた乳白色の分散体を得た。次いでこ
の分散体を20mmHgの減圧下で蒸留し、ジオキ
サンを留去した。かくして固形分濃度10wt%
のポリエステル水分散体を得た。 更に該ポリエステル水分散体180重量部にノ
ニオン系界面活性剤:ポリオキシエチレンノニ
ルフエニルエーテル(HLB=12.8)2重量部
を加え、更に水618重量部を加えて塗布液を調
製した。 <グラビア印刷インキの調製> ニトロセルロースおよびロジン系油脂を主バ
インダーとする市販のセロフアン印刷用グラビ
アインキ:CLS−709白(大日本インキ(株)製)
原液2重量部を、トルエン/酢酸エチル/メチ
ルエチルケトン=1/1/1の混合溶媒1重量
部の割合で希釈し評価用塗料とした。 <印刷性の評価> 上記の易印刷薄膜層形成塗布液を用いて易印
刷性薄膜を形成させたポリエステルフイルム上
に上記の組成であるグラビアインキを塗布した
後、スコツチテープNo.600(スリーM社製)幅
19.4mm、長さ8cmを気泡のはいらないように粘
着し、この上をJIS C2701(1975)記載の手動
式荷重ロールでならし粘着積層部5cm間を東洋
ボールドウイン社製テンシロンUM−を使用し
てヘツド速度300mm/分で、この試料をT字剥
離し、この際の剥離強さを求め、これをテープ
巾で除してg/cmとして求める。なおT字剥離
において積層体はテープ側を下にして引取りチ
ヤツク間を5cmとする。 実施例1〜4及び比較例1〜9 極限粘度0.65のポリエチレンテレフタレートペ
レツト(PET)と添加剤を第一表に記載した割
合にて混合した後2軸タイプエスクトルーダーに
て溶融混合し、冷却ドラム上に押出し、未延伸シ
ートを得た。続いて90℃で縦延伸倍率3.3倍、横
延伸倍率3.5倍で延伸した後、210℃、4秒間熱処
理し、厚さ75μの延伸フイルムを得た。 得られたフイルムの品質を表−1に示した。実
施例1〜4は白度、艶光り防止、遮光性ともいず
れも良好であつた。一方、本発明の要件を満足し
ない比較例1〜9はいずれも、何らかの欠点を持
つたものであつた。
【表】
実施例 5〜8
実施例−1〜4において未延伸シートを90℃で
縦延伸倍率3.3倍に延伸した後、前記した易印刷
性薄膜層材料の塗布液をキスコート法によつて一
軸延伸フイルムの片面に塗布し、その後さらに横
延伸倍率3.5倍で延伸する以外は、実施例1〜4
と同様に行なつて、易印刷性薄膜層が形成された
フイルムを得た。 このフイルムの表面粗さ、突起数、色相、透過
率は実施例1〜4と同じ値を示した。 得られたフイルムの印刷性を前記(5)の方法によ
つて評価した。剥離強さを下記に示す。
縦延伸倍率3.3倍に延伸した後、前記した易印刷
性薄膜層材料の塗布液をキスコート法によつて一
軸延伸フイルムの片面に塗布し、その後さらに横
延伸倍率3.5倍で延伸する以外は、実施例1〜4
と同様に行なつて、易印刷性薄膜層が形成された
フイルムを得た。 このフイルムの表面粗さ、突起数、色相、透過
率は実施例1〜4と同じ値を示した。 得られたフイルムの印刷性を前記(5)の方法によ
つて評価した。剥離強さを下記に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 平均粒径0.5μm以下の二酸化チタンを8〜20
重量%、平均粒径1〜10μmのシリカを0.5〜5重
量%及び波長400〜500nmに螢光ピークを有する
螢光増白剤を含有し、主たる酸成分がテレフタル
酸であるポリエステルからなる、艶光りしない光
沢を有する二軸配向白色ポリエステルフイルム。 2 螢光増白剤の含有量が10〜1000ppmである特
許請求の範囲第1項記載の白色ポリエステルフイ
ルム。 3 ポリエステルフイルムの150℃、30分間熱処
理における収縮率が2%以下である特許請求の範
囲第1項記載の白色ポリエステルフイルム。 4 ポリエステルフイルムの表面粗さ(Ra)が
0.1〜0.5μmである特許請求の範囲第1項記載の
白色ポリエステルフイルム。 5 ポリエステルフイルムの少なくとも片面に易
印刷性薄膜層を設けた特許請求の範囲第1項ない
し第4項記載のいずれかの白色ポリエステルフイ
ルム。 6 易印刷性薄膜層が水分散性ポリエステルから
なる特許請求の範囲第5項記載の白色ポリエステ
ルフイルム。 7 ポリエステルフイルムが磁気記録カードまた
は書写材料用のベースフイルムである特許請求の
範囲第1項ないし第5項記載のいずれかの白色ポ
リエステルフイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8496486A JPS62241928A (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 | 白色ポリエステルフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8496486A JPS62241928A (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 | 白色ポリエステルフイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62241928A JPS62241928A (ja) | 1987-10-22 |
| JPH0430975B2 true JPH0430975B2 (ja) | 1992-05-25 |
Family
ID=13845311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8496486A Granted JPS62241928A (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 | 白色ポリエステルフイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62241928A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10850547B2 (en) | 2016-08-18 | 2020-12-01 | Fujifilm Corporation | Polyester film and method of manufacturing polyester film |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2560763B2 (ja) * | 1987-12-25 | 1996-12-04 | 東レ株式会社 | ポリエステル組成物 |
| KR910018449A (ko) * | 1990-04-09 | 1991-11-30 | 최준식 | 백색 폴리에스테르 필름의 제조방법 |
| KR960016597B1 (ko) * | 1993-06-09 | 1996-12-16 | 주식회사 에스·케이·씨 | 개선된 폴리에스테르 필름 및 그 제조방법 |
| US6521399B1 (en) * | 1998-06-09 | 2003-02-18 | Eastman Kodak Company | Imaging member with biaxially oriented sheets containing optical brighteners |
| DE10003211A1 (de) * | 2000-01-26 | 2001-08-02 | Mitsubishi Polyester Film Gmbh | Amorphe, strukturierte, gedeckt eingefärbte, UV-Licht absorbierende Folie, ein Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung |
| JP4830187B2 (ja) * | 2000-08-07 | 2011-12-07 | 東レ株式会社 | 白色積層ポリエステルフィルム |
| KR100783726B1 (ko) | 2003-10-30 | 2007-12-07 | 도레이새한 주식회사 | 광학용 폴리에스테르 필름 |
| DE102004061389A1 (de) | 2004-12-21 | 2006-06-22 | Mitsubishi Polyester Film Gmbh | Biaxial orientierte Polyesterfolie, die Siliziumdioxid und Titandioxid enthält |
| EP2221336A1 (en) | 2009-02-19 | 2010-08-25 | Mitsubishi Plastics, Inc. | Biaxially oriented polyester film with favorable light shielding properties, having hydrolysis resistance |
| JP6459457B2 (ja) * | 2014-12-10 | 2019-01-30 | 東レ株式会社 | 二軸配向ポリエステルフィルム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0694512B2 (ja) * | 1985-12-06 | 1994-11-24 | ダイアホイルヘキスト株式会社 | ポリエチレン−2,6−ナフタレ−ト白色フイルム |
-
1986
- 1986-04-15 JP JP8496486A patent/JPS62241928A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10850547B2 (en) | 2016-08-18 | 2020-12-01 | Fujifilm Corporation | Polyester film and method of manufacturing polyester film |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62241928A (ja) | 1987-10-22 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |