JPH04310546A - 高密度光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物 - Google Patents

高密度光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物

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JPH04310546A
JPH04310546A JP3071007A JP7100791A JPH04310546A JP H04310546 A JPH04310546 A JP H04310546A JP 3071007 A JP3071007 A JP 3071007A JP 7100791 A JP7100791 A JP 7100791A JP H04310546 A JPH04310546 A JP H04310546A
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JP
Japan
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resin composition
curable resin
ultraviolet curable
optical fiber
coating
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Pending
Application number
JP3071007A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ito
伊藤 廣行
Kazuo Murakami
和夫 村上
Hitomi Mori
ひとみ 森
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高密度光ケーブルの光フ
ァイバに被覆される第二次被覆材及びテープ材に用いら
れる紫外線硬化型樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】通信用光ファイバケーブルに用いられて
いるガラスファイバは、脆く損傷し易いので、保護、補
強等のために紫外線硬化型樹脂が被覆されている。すな
わち、母材(プリフォーム)の熱溶融紡糸直後に、軟ら
かい紫外線硬化型樹脂を被覆(一次被覆)することによ
って、光ファイバ表面を保護し、次に硬い紫外線硬化型
樹脂を被覆(二次被覆)することによって、外圧から光
ファイバを保護している。又、一次被覆及び二次被覆を
施した光ファイバを四、五本束ねて紫外線硬化型樹脂で
固めた構造(テープ構造)にし、外圧から光ファイバを
保護し、また取扱を容易にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来使用されている光
ファイバは、径が250μmφ以上であり、光ケーブル
の高密度化に伴って、径が180μmφ以下の光ファイ
バが要求されている。ガラスファイバの径は一定である
から、被覆材の厚さを薄くする必要がある。ところが、
従来光ファイバに被覆されている紫外線硬化型樹脂を薄
く被覆すると、被膜の引張弾性率が小さいため、外圧か
ら光ファイバを保護することができず、伝送損失が増加
するという問題がある。また、従来の紫外線硬化型樹脂
の組成比を変更して、被膜の引張弾性率を大きくした樹
脂は、被膜の引張破壊伸びが小さく、この樹脂を被覆し
た光ファイバは大きく曲げると、樹脂が破壊し、光ファ
イバが折れるという問題がある。また、被覆が薄いため
、二次被覆材の硬化のときの過剰の紫外線が既に硬化し
た一次被覆材に達し、一次被覆材を光劣化させるという
問題がある。同様にテープ材の硬化のとき、既に硬化し
た下部層の二次被覆材及び一次被覆材を光劣化させると
いう問題がある。
【0004】本発明が解決しようとする課題は、光ファ
イバに加わる外圧による伝送損失を防ぎ、折り曲げても
光ファイバが破壊しない硬化物を形成できる紫外線硬化
型樹脂組成物を提供することにあり、更に本発明が解決
しようとする課題は、過剰に紫外線が照射されても、被
覆済みの下部硬化層の光劣化を防止することができる紫
外線硬化型樹脂組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、(1)(a)水酸基を有するビニルモノマ
ー及び(b)ポリイソシアネートを反応させて得られる
重合性不飽和ポリウレタン、(2)1分子中に1個の重
合性ビニル基を有する化合物、及び、(3)光重合開始
剤を含有し、その硬化物の引張弾性率が100kgf/
mm2以上であり、かつ300kgf/mm2以下であ
ることを特徴とする高密度光ファイバ被覆用紫外線硬化
型樹脂組成物を提供する。
【0006】以下において、本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明で使用する水酸基を有するビニルモ
ノマーとしては、例えば、ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロ
キシブチルアクリレート、フェノキシヒドロキシプロピ
ルアクリレート、ブトキシヒドロキシプロピルアクリレ
ート、ペンタエリスリトールアクリレート、ジペンタエ
リスリトールモノヒドロキシペンタアクリレート、トリ
メチロールプロパンジアクリレート、ジプロピレングリ
コールモノアクリレート、1,6−ヘキサンジオールモ
ノアクリレート、グリセリンジアクリレート、カプロラ
クトン変性2−ヒドロキシエチルアクリレート、ステア
リン酸変性ペンタエリスリトールジアクリレート、ポリ
エチレングリコールモノアクリレート、ポリプロピレン
グリコールモノアクリルート、ポリテトラメチレングリ
コールモノアクリレート、プロピレンオキサイドとエチ
レンオキサイドの共重合体のモノアクリルート、テトラ
ヒドロフランとプロピレンオキサイドの共重合体のモノ
アクリレート、テトラヒドロフランとエチレンオキサイ
ドの共重合体のモノアクリレート、ビスフェノールAの
エチレンオキサイド付加体のモノアクリレート及びビス
フェノールAのプロピレンオキサイド付加体のモノアク
リレート等を挙げることができる。
【0008】これらの水酸基を有するビニルモノマーは
、単独で用いても良いし、二種類以上を組み合わせても
良い。
【0009】本発明で使用するポリイソシアネート化合
物としては、例えば、トリレンジイソシアネート、ジフ
ェニルメタンジイソシアネート、水添ジフェニルメタン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネ
ート、水添キシリレンジイソシアネート、テトラメチル
キシリレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレ
ンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネ
ート、トリジンジイソシアネート、p−フェニレンジイ
ソシアネート及びリジンジイソシアネート等を挙げるこ
とができる。
【0010】これらのポリイソシアネート化合物は、単
独で用いても良いし、二種類以上を組み合わせて用いて
もよい。
【0011】上記の重合性不飽和ポリウレタンの使用割
合は、本発明の紫外線硬化型樹脂組成物の10〜90重
量%の範囲が好ましい。
【0012】本発明で使用する1分子中に1個の重合性
ビニル基を有する化合物は、硬化物に引張破壊伸び及び
引張破壊強さを与えるものである。
【0013】1分子中に1個の重合性ビニル基を有する
化合物としては、例えば、N−ビニルカプロラクタム、
N−ビニル−2−ピロリドン、アクリロイルモルホリン
、N−ビニルイミダゾール、ビニル−p−t−ブチルベ
ンゾエート、シクロヘキシルアクリレート、イソボルニ
ルアクリレート、ジシクロペンタニルアクリレート及び
ジシクロペンテニルアクリレート等が挙げられる。特に
、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニル−2−ピロリ
ドン、アクリロイルモルホリン及びN−ビニルイミダゾ
ールは、硬化物に充分な引張破壊伸び及び引張破壊強さ
を与え、更に硬化を速くするため、使用することが特に
好ましい。
【0014】これらの1分子中に1個の重合性ビニル基
を有する化合物は、単独で用いても良いし、二種類以上
を組み合わせて用いてもよい。
【0015】1分子中に1個の重合性ビニル基を有する
化合物の使用割合は、本発明の紫外線硬化型樹脂組成物
の3〜40重量%の範囲が好ましい。
【0016】1分子中に2個以上の重合性ビニル基を有
する化合物は、硬化物の引張弾性率を大きくするために
、本発明の紫外線硬化型樹脂組成物に任意に使用するこ
とができるが、反面、硬化物の引張破壊伸びを小さくす
るため、その使用量は限定される。
【0017】1分子中に2個以上の重合性ビニル基を有
する化合物としては、例えば、トリメチロールプロパン
トリアクリレート、エチレングリコールジアクリレート
、テトラエチレングリコールジアクリレート、ポリエチ
レングリコールジアクリレート、1,4−ブタンジオー
ルジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリ
レート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、トリ
メチロールプロパントリオキシエチルアクリレート、ト
リシクロデカンジメタノールジアクリレート、ジシクロ
ペンタジエンジアクリレート、トリシクロデカニルジア
クリレート、トリメチロールプロパントリオキシプロピ
ルアクリレート、トリス−2−ヒドロキシエチルイソシ
アヌレートトリアクリレート及びトリス−2−ヒドロキ
シエチルイソシアヌレートジアクリレート等を挙げるこ
とができる。
【0018】これらの1分子中に2個以上の重合性ビニ
ル基を有する化合物を用いる場合、単独で用いても良い
し、二種類以上を組み合わせて用いてもよい。
【0019】1分子中に2個以上の重合性ビニル基を有
する化合物を使用する場合の使用割合は、本発明の紫外
線硬化型樹脂組成物の40重量%以下の範囲が好ましい
【0020】本発明の紫外線硬化型樹脂組成物には、(
a)ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール
及びポリカーボネートポリオールから成る群から選ばれ
るポリオール、(b)水酸基を有するビニルモノマー及
び(c)ポリイソシアネートを反応させて得られる重合
性不飽和ポリウレタンを、本発明の目的を失わない範囲
で含有させることができる。即ち、該重合性不飽和ポリ
ウレタンは柔軟であるため、本発明の紫外線硬化型樹脂
組成物の引張弾性率を100kgf/mm2以下にする
ことがある。従って、該重合性不飽和ポリウレタンの使
用割合は、本発明の紫外線硬化型樹脂組成物の30重量
%以下の範囲が好ましい。
【0021】ポリエーテルポリオールとしては、例えば
、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール
、ポリテトラメチレングリコール、ポリブチレングリコ
ール、プロピレンオキサイドとエチレンオキサイドの共
重合体;テトラヒドロフランとプロピレンオキサイドの
共重合体;テトラヒドロフランとエチレンオキサイドの
共重合体;ブチレンオキサイドとエチレンオキサイドの
共重合体;ブチレンオキサイドとプロピレンオキサイド
の共重合体;ブチレンオキサイドとテトラヒドロフラン
の共重合体;ビスフェノールAのエチレンオキサイド付
加体;ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加体
等を挙げることができる。
【0022】ポリエステルポリオールとしては、例えば
、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチ
レングリコール、ジプロピレングリコール、1,5−ペ
ンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコー
ルの如きジオール化合物とε−カプロラクトン又はβ−
メチル−δ−バレロラクトンの付加反応物;上記ジオー
ル化合物とコハク酸、アジピン酸、フタル酸、ヘキサヒ
ドロフタル酸、テトラヒドロフタル酸の如き二塩基酸と
の反応性成物;上記ジオール化合物と、上記二塩基酸と
、ε−カプロラクトン又はβ−メチル−δ−バレロラク
トンの三成分の反応物等を挙げることができる。
【0023】ポリカーボネートポリオールとしては、例
えば、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5
−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4
−ブタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,4
−ビス−(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、2−メ
チルプロパンジオール、ジプロピレングリコール、ジブ
チレングリコール、ビスフェノールAの如きジオール化
合物のエチレンオキサイド2〜6モル付加反応物;上記
ジオール化合物とシュウ酸、マロン酸、コハク酸、アジ
ピン酸、アゼライン酸、ヘキサヒドロフタル酸の如きジ
カルボン酸との反応生成物;上記ジオール化合物とε−
カプロラクトン又はβ−メチル−δ−バレロラクトン付
加反応物であるポリエステルジオール等をジオール成分
とするポリカーボネートポリオール;上記ポリカーボネ
ートポリオールのエチレンオキサイド、プロピレンオキ
サイド、ε−カプロラクトン又はβ−メチル−δ−バレ
ロラクトン付加反応物であるポリエステルジオール等が
挙げられる。
【0024】これらのポリエーテルポリオール、ポリエ
ステルポリオール、ポリカーボネートポリオールは単独
で用いても良いし、二種類以上を組み合わせても良い。
【0025】以下に、該重合性不飽和ポリウレタンの製
法を例示する。
【0026】(製法1)ポリエーテルポリオール、ポリ
エステルポリオール及びポリカーボネートポリオールか
ら成る群から選ばれるポリオールとポリイソシアネート
とを反応させて得られる重合体の官能基に、水酸基を有
するビニルモノマーを反応させる方法。
【0027】(製法2)ポリイソシアネートと水酸基を
有するビニルモノマーを反応させることにより得られる
付加体の官能基に、ポリエーテルポリオール、ポリエス
テルポリオール及びポリカーボネートポリオールから成
る群から選ばれるポリオールを反応させる方法。
【0028】(製法3)ポリエーテルポリオール、ポリ
エステルポリオール及びポリカーボネートポリオールか
ら成る群から選ばれるポリオールとポリイソシアネート
と水酸基を有するビニルモノマーとを同時に反応させる
方法。
【0029】光重合開始剤としては、分子が開裂してラ
ジカルを発生するものや芳香族ケトンと水素供与体の組
合せのように複合して用いられるものがある。前者に属
する例としては、例えば、ベンゾイルエチルエーテル、
ベンゾインイソブチルエーテル、ベンジルジメチルケタ
ール、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、
2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン
−1−オン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェ
ニルホスフィンオキシド、1−(4−イソプロピルフェ
ニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オ
ン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]
−2−モルホリノプロパノン−1、2−ベンジル−2−
ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブ
タノン−1等を挙げることができる。後者の例の芳香族
ケトンの例としては、例えば、ベンゾフェノン、4−フ
ェニルベンゾフェノン、イソフタロフェノン、4−ベン
ゾイル−4′−メチル−ジフェニルスルフイド、2,4
−ジエチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサ
ントン及び2−クロロチオキサントン等が挙げられ、こ
れと組合せる水素供与体としては、例えば、メルカプト
化合物及びアミン化合物等が挙げられるが、一般にアミ
ン系化合物が好ましい。
【0030】アミン系化合物としては、例えば、トリエ
チルアミン、メチルジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート
、p−ジメチルアミノアセトフェノン、p−ジメチルア
ミノ安息香酸エチル、p−ジメチルアミノ安息香酸イソ
アミル、N,N−ジメチルベンジルアミン及び4,4’
−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン等が挙げられ
る。
【0031】上記の光重合開始剤のなかで、紫外線領域
での最大分子吸光係数(波長200〜400nmの電磁
波の吸光係数の最大値)が500以上であると、照射さ
れた紫外線の大部分は本発明の紫外線硬化型樹脂に吸収
され、下部層の光ファイバ被覆用紫外線硬化型に到達し
ないため、過剰に紫外線が照射されても、既に硬化した
下部層の樹脂を光劣化させることはない。光重合開始剤
の使用割合を大きくすることによっても、同様の効果が
得られる。但し、余りに多くの光重合開始剤を使用する
と、硬化物の未硬化部分の割合が多くなるため、被覆材
としての信頼性が低下する。紫外線領域での最大分子吸
光係数が500以上である光重合開始剤としては、例え
ば、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホス
フィンオキシド(最大分子吸光係数606、製品名「ル
シリン  TPO」BASF社製)、2−メチル−1−
[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノプロ
パノン−1(最大分子吸光係数18600、製品名「イ
ルガキュア  907」チバ−ガイギー社製)、2−ベ
ンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフ
ェニル)−ブタノン−1(最大分子吸光係数8340、
製品名「イルガキュア  369」チバ−ガイギー社製
)等が挙げられる。
【0032】これらの光重合開始剤は単独で用いても良
いし、二種類以上組合せて用いても良い。
【0033】光重合開始剤の使用割合は、本発明の紫外
線硬化型樹脂組成物の0.1〜10重量%の範囲が好ま
しい。
【0034】また、その他の添加剤として、熱重合禁止
剤、酸化防止剤、可塑剤及びシランカップリング剤等を
各種特性を改良する目的で配合することもできる。
【0035】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない
【0036】まず、本発明の重合性不飽和ポリウレタン
の合成例を示す。
【0037】(合成例1)2−ヒドロキシプロピルアク
リレート2モルを窒素ガス導入管、撹拌機及び冷却管の
ついた反応容器に仕込み、重合禁止剤として微量のt−
ブチルハイドロキノン及び触媒として微量のジブチル錫
ジラウレートを加えた。この混合物にトリレンジイソシ
アネート1モルを、反応温度を70℃以下に保ちながら
、1時間かけて滴下した。滴下終了後、更に70℃で1
5時間反応させて、重合性不飽和ポリウレタン(A)を
得た。
【0038】(合成例2)2−ヒドロキシプロピルアク
リレート2モルを窒素ガス導入管、撹拌機及び冷却管の
ついた反応容器に仕込み、重合禁止剤として微量のt−
ブチルハイドロキノン及び触媒として微量のジブチル錫
ジラウレートを加えた。この混合物にトリメチルヘキサ
メチレンジイソシアネート1モルを、反応温度を70℃
以下に保ちながら、1時間かけて滴下した。滴下終了後
、更に70℃で15時間反応させて、重合性不飽和ポリ
ウレタン(B)を得た。
【0039】(合成例3)ポリテトラメチレングリコー
ル(数平均分子量:850)1モルと2,4−トリレン
ジイソシアネート2モルを窒素ガス導入管、撹拌機及び
冷却管のついた反応容器に仕込み、60℃で2時間反応
させた。 次に、2−ヒドロキシプロピルアクリレート2モル、重
合禁止剤として微量のt−ブチルハイドロキノン及び触
媒として微量のジブチル錫ジラウレートを徐々に加え、
さらに70℃で5時間反応させて、重合性不飽和ポリウ
レタン(C)を得た。
【0040】以下に、本発明の高密度光ファイバ被覆用
紫外線硬化型樹脂組成物の実施例及び比較例を示す。
【0041】(実施例1)合成例1で得た重合性不飽和
ポリウレタン(A)75重量部、N−ビニル−2−ピロ
リドン20重量部及び「イルガキュア  369」(チ
バ−ガイギー社製2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−
1−(4−モルホリノフェニル)−ブタノン−1)1重
量部を60℃で1時間混合溶解して、粘度82ポイズ(
25℃)の液状紫外線硬化型樹脂組成物を得た。
【0042】(実施例2)合成例2で得た重合性不飽和
ポリウレタン(B)75重量部、N−ビニル−2−ピロ
リドン20重量部及び「イルガキュア  369」1重
量部を60℃で1時間混合溶解して、粘度5.8ポイズ
(25℃)の液状紫外線硬化型樹脂組成物を得た。
【0043】(実施例3)合成例1で得た重合性不飽和
ポリウレタン(A)20重量部、合成例3で得た重合性
不飽和ポリウレタン(C)20重量部、「ファンクリル
FA−731A」(日立化成社製トリス−2−ヒドロキ
シエチルイソシアヌレートトリアクリレート)40重量
部、N−ビニル−2−ピロリドン15重量部及び「イル
ガキュア  369」1重量部を60℃で1時間混合溶
解して、粘度35ポイズ(25℃)の液状紫外線硬化型
樹脂組成物を得た。
【0044】(実施例4)合成例1で得た重合性不飽和
ポリウレタン(A)75重量部、N−ビニル−2−ピロ
リドン20重量部及び「イルガキュア651」(製品名
チバ−ガイギー社製ベンジルジメチルケタール、最大吸
光係数261)1重量部を60℃で1時間混合溶解して
、粘度79ポイズ(25℃)の液状紫外線硬化型樹脂組
成物を得た。
【0045】(比較例1)合成例3で得た重合性不飽和
ポリウレタン(C)60重量部、「ファンクリルFA−
731」20重量部、N−ビニル−2−ピロリドン15
重量部及び「イルガキュア  369」1重量部を60
℃で1時間混合溶解して、粘度59ポイズ(25℃)の
液状紫外線硬化型樹脂組成物を得た。
【0046】(比較例2)合成例2で得た重合性不飽和
ポリウレタン(B)30重量部、「ファンクリルFA−
731」50重量部、N−ビニル−2−ピロリドン15
重量部及び「イルガキュア  369」1重量部を60
℃で1時間混合溶解して、粘度8.3ポイズ(25℃)
の液状紫外線硬化型樹脂組成物を得た。
【0047】実施例1〜4及び比較例1〜2で得た高密
度光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物の物性を第
1表に示した。組成欄に示した数字は配合量であり、配
合量は重量部で示した。
【0048】実施例1〜4及び比較例1〜2で得た高密
度光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物を用いて以
下の測定を行ない、その結果を第1表の物性欄に記載し
た。
【0049】(引張割線弾性率の測定方法)各組成物を
ガラス板上に膜厚50±10μmで塗布し、メタルハラ
イドランプ(ランプ出力2kW)を用いて、窒素雰囲気
下で紫外線を200mJ/cm2照射し、フイルム状の
試料を作製した。このフイルム状の試料より、2号形試
験片を打ち抜き、JIS  K7113に従って引張割
線弾性率を測定した。ただし、引張速度は4%歪/分で
あり、引張割線弾性率は2.5%歪での引張応力より算
出した。
【0050】(引張破壊伸びの測定方法)「引張割線弾
性率の測定方法」に記載した方法で得た2号形試験片を
用いて、JIS  K7113に従って引張破壊伸びを
測定した。ただし、引張速度は50mm/分であり、つ
かみ具間隔は80mmであり、標線間隔は25mmであ
る。
【0051】
【表1】
【0052】
【作用】第1表に示した結果から、実施例1〜4の紫外
線硬化型樹脂組成物は、その硬化物の引張弾性率が適度
であり、引張破壊伸びも充分であるので、高密度光ファ
イバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物として極めて優れて
いる。本発明の重合性不飽和ポリウレタンを含まない比
較例1の紫外線硬化型樹脂組成物は、その硬化物の引張
弾性率が小さいため、高密度光ファイバ被覆用紫外線硬
化型樹脂組成物として適当ではない。1分子中に2個以
上の重合性ビニル基を有する化合物を過剰に含む比較例
2の紫外線硬化型樹脂組成物は、その硬化物の引張弾性
率が適当であるが、引張破壊伸びが小さいため、高密度
光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物として適当で
はない。
【0053】紫外線領域に於ける最大分子吸光係数が5
00以下である光重合開始剤のみを含む実施例4の紫外
線硬化型樹脂組成物は、被覆が薄いため、硬化のとき、
過剰の紫外線が照射されると、紫外線が既に硬化した該
被覆材の下部層被覆材にまで達し、下部層被覆材を光劣
化させる傾向にあるので実施例1〜3の各紫外線硬化型
樹脂組成物に比べて、やや好ましくない。
【0054】
【発明の効果】本発明の紫外線硬化型樹脂組成物は、そ
の硬化物が充分大きい引張弾性率及び充分大きな引張破
壊伸びを有するため、高密度光ファイバ被覆用紫外線硬
化型樹脂組成物として極めて優れている。本発明の請求
項2に記載の紫外線硬化型樹脂組成物は、過剰の紫外線
が照射されても、既に硬化した下部層の被覆材の光劣化
を防ぐため、高密度光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂
組成物として極めて優れている。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (1)(a)水酸基を有するビニルモ
    ノマー及び(b)ポリイソシアネートを反応させて得ら
    れる重合性不飽和ポリウレタン、(2)1分子中に1個
    の重合性ビニル基を有する化合物及び(3)光重合開始
    剤を含有し、その硬化物の引張弾性率が100kgf/
    mm2以上であり、かつ300kgf/mm2以下であ
    ることを特徴とする高密度光ファイバ被覆用紫外線硬化
    型樹脂組成物。
  2. 【請求項2】  紫外線領域に於ける最大分子吸光係数
    が500以上である光重合開始剤を含有することを特徴
    とする請求項1記載の高密度光ファイバ被覆用紫外線硬
    化型樹脂組成物。
  3. 【請求項3】  光重合開始剤が2−メチル−1−{4
    −(メチルチオ)フェニル}−2−モルホリノプロパノ
    ン−1、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4
    −モルフホリノフェニル)−ブタノン−1及び2,4,
    6−トリメチル−ベンゾイルジフェニルホスフィンオキ
    サイドから成る群より選ばれる化合物であることを特徴
    とする請求項2記載の高密度光ファイバ被覆用紫外線硬
    化型樹脂組成物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059242A (ja) * 1991-06-28 1993-01-19 Fujikura Ltd 紫外線硬化型樹脂組成物およびこれからなる光フアイバ用被覆材料
WO1997016469A1 (en) * 1995-11-03 1997-05-09 Dsm N.V. A solvent-free, radiation-curable, optical glass fiber coating composition and solvent-free method for making a solvent-free, radiation-curable, optical glass fiber coating composition
JP2005023194A (ja) * 2003-07-02 2005-01-27 Mitsubishi Rayon Co Ltd 活性エネルギー線硬化性組成物、及びその硬化物層を有する物品
JP2005068331A (ja) * 2003-08-26 2005-03-17 Mitsubishi Rayon Co Ltd 活性エネルギー線硬化性組成物及びその硬化物層を有する物品

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