JPH0431081Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0431081Y2 JPH0431081Y2 JP12874485U JP12874485U JPH0431081Y2 JP H0431081 Y2 JPH0431081 Y2 JP H0431081Y2 JP 12874485 U JP12874485 U JP 12874485U JP 12874485 U JP12874485 U JP 12874485U JP H0431081 Y2 JPH0431081 Y2 JP H0431081Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- drive motor
- blade
- string
- smoke exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
本考案は、排煙ダクトの部屋側開口部に設けら
れ、火災発生時やメンテナンスのときなどに開放
された排煙口を閉鎖状態に復帰させる排煙口の自
動復帰装置に関し、特に、電動モータにより復帰
操作が容易に行えるとともに、停電時においても
手動操作によつて復帰操作ができ、また、羽根の
閉鎖による衝撃を緩和するようにした排煙口の自
動復帰装置に関する。
れ、火災発生時やメンテナンスのときなどに開放
された排煙口を閉鎖状態に復帰させる排煙口の自
動復帰装置に関し、特に、電動モータにより復帰
操作が容易に行えるとともに、停電時においても
手動操作によつて復帰操作ができ、また、羽根の
閉鎖による衝撃を緩和するようにした排煙口の自
動復帰装置に関する。
近年の火災においては大量に煙が発生すること
が多く、ビルなどの建築物には、特に火災発生の
初期においては、煙による避難障害を取り除き、
人々の避難のための時間稼ぎをする目的で排煙設
備が設けられている。 これは、例えば第5図に示すようにその開放端
側に排気フアン31が設けられた排煙ダクト32
と、この排煙ダクト32の各部屋側の開口部(主
に天井付近)33に設けられた排煙口3からな
り、この排煙口3は羽根1を開閉する駆動装置
(図示略)、煙等を検知して上記駆動装置を起動せ
しめるセンサ等を含んだ排煙口制御装置(図示
略)等から構成されている。 この駆動装置は作動の確実性を期するため、一
般にばねなどの反力を利用した機械的機構のもの
が使われている。
が多く、ビルなどの建築物には、特に火災発生の
初期においては、煙による避難障害を取り除き、
人々の避難のための時間稼ぎをする目的で排煙設
備が設けられている。 これは、例えば第5図に示すようにその開放端
側に排気フアン31が設けられた排煙ダクト32
と、この排煙ダクト32の各部屋側の開口部(主
に天井付近)33に設けられた排煙口3からな
り、この排煙口3は羽根1を開閉する駆動装置
(図示略)、煙等を検知して上記駆動装置を起動せ
しめるセンサ等を含んだ排煙口制御装置(図示
略)等から構成されている。 この駆動装置は作動の確実性を期するため、一
般にばねなどの反力を利用した機械的機構のもの
が使われている。
上記のような排煙口は、実際の作動時のみでな
く、平時のメンテナンスのために開閉される必要
がある。 ところが上記のような従来の排煙口において
は、その取付け位置が高いことなどもあり、その
復帰操作が容易ではなかつた。そしてそのため
に、日常のメンテナンスがおろそかになるなどの
問題点があつた。
く、平時のメンテナンスのために開閉される必要
がある。 ところが上記のような従来の排煙口において
は、その取付け位置が高いことなどもあり、その
復帰操作が容易ではなかつた。そしてそのため
に、日常のメンテナンスがおろそかになるなどの
問題点があつた。
本考案は、上記のような問題点を解決するた
め、ダクト内を開閉する羽根とこの開方向に付勢
する弾性部材とこの弾性部材の作動を規制するロ
ツク機構とを備えた排煙口の上記羽根を閉鎖状態
に復帰させる排煙口の自動復帰装置を、羽根に結
合された紐体の他端が巻き掛けられ、かつ紐体が
巻き取られる方向に回転することにより羽根を閉
方向に回動させるプーリと、プーリを回動させる
駆動モータと、この駆動モータとプーリの間に設
けられて駆動モータの正転に伴いプーリと噛合し
て駆動モータの回転を伝えるとともに逆転に伴い
プーリとの噛合を解くクラツチと、プーリの回転
軸とケーシングとの間に張設されてプーリを紐体
が巻き取られる回転方向に付勢する渦巻き状スプ
リングと、一方性継手を介して回転軸に連結され
たプーリが紐体を引き出す方向に回転する時にそ
の回転速度を緩める緩衝装置とから構成したもの
である。
め、ダクト内を開閉する羽根とこの開方向に付勢
する弾性部材とこの弾性部材の作動を規制するロ
ツク機構とを備えた排煙口の上記羽根を閉鎖状態
に復帰させる排煙口の自動復帰装置を、羽根に結
合された紐体の他端が巻き掛けられ、かつ紐体が
巻き取られる方向に回転することにより羽根を閉
方向に回動させるプーリと、プーリを回動させる
駆動モータと、この駆動モータとプーリの間に設
けられて駆動モータの正転に伴いプーリと噛合し
て駆動モータの回転を伝えるとともに逆転に伴い
プーリとの噛合を解くクラツチと、プーリの回転
軸とケーシングとの間に張設されてプーリを紐体
が巻き取られる回転方向に付勢する渦巻き状スプ
リングと、一方性継手を介して回転軸に連結され
たプーリが紐体を引き出す方向に回転する時にそ
の回転速度を緩める緩衝装置とから構成したもの
である。
このような自動復帰装置によれば、駆動軸の正
逆方向により掛脱されるクラツチを介して、駆動
モータのトルクを紐体巻き上げ用のプーリに伝え
るようになつているので、駆動モータを作動させ
るだけで排煙口を閉めることができ、遠隔操作が
可能となるとともに、通常は駆動モータとプーリ
が切り離されているので排煙口が開く際に駆動モ
ータが排煙口の作動の障害になることがない。 そして、一端を羽根に結合させた紐体がプーリ
に巻き取られる方向にプーリを付勢している渦巻
き状スプリングが取付けられているので、駆動モ
ータによらずに手動復帰することも支障なく行え
る。 また、一方性継手を介して設けられた緩衝装置
が排煙口の開くときのみに回転速度を下げるよう
に作動するので、復帰の際に駆動モータや人力に
余計な負荷がかかることがない。
逆方向により掛脱されるクラツチを介して、駆動
モータのトルクを紐体巻き上げ用のプーリに伝え
るようになつているので、駆動モータを作動させ
るだけで排煙口を閉めることができ、遠隔操作が
可能となるとともに、通常は駆動モータとプーリ
が切り離されているので排煙口が開く際に駆動モ
ータが排煙口の作動の障害になることがない。 そして、一端を羽根に結合させた紐体がプーリ
に巻き取られる方向にプーリを付勢している渦巻
き状スプリングが取付けられているので、駆動モ
ータによらずに手動復帰することも支障なく行え
る。 また、一方性継手を介して設けられた緩衝装置
が排煙口の開くときのみに回転速度を下げるよう
に作動するので、復帰の際に駆動モータや人力に
余計な負荷がかかることがない。
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。 まず、第4図により本考案の自動復帰装置Aが
取付けられる排煙口3について説明すると、この
図において符号1はダクト2の排煙口3を開閉す
る羽根である。この羽根1はダクトケーシング2
aに架設された回転軸4により回転自在に支持さ
れ、この回転軸4には、この回転軸4を開く方向
に付勢する弾性部材Sが設けられている。この弾
性部材Sは、棒状のスプリング部材の中央部をコ
イル状に巻いたものが使用され、付勢された状態
で、一端側がケーシング2a間に回転軸4を補強
しかつ羽根1の開位置を規制する梁部材5の側部
に係合され、他端側が羽根1の上面と係合され、
さらにコイル状の中央部が回転軸4の周囲に巻か
れた状態で配設されている。また、上記羽根1の
閉鎖位置において上記弾性部材Sの付勢に抗して
羽根1をロツクするロツク機構B、及びこのロツ
ク機構Bを解除して羽根1を開かせる排煙口制御
装置(図示略)などが設けられている。 前記ロツク機構Bは、例えばドア等を開閉する
際に用いられる周知の係止機構B1が採用されて
おり、さらには、このロツク機構Bを手動で解除
するためのワイヤ等が設けられている。 第1図ないし第3図は上記自動復帰装置Aを示
しており、これらの図において符号6は一端を上
記羽根1の自由端に結ばれた紐体、符号7はこの
紐体6の他端が固定されかつ巻きかけられてこの
紐体6を巻き上げるプーリ、符号8は駆動モータ
9に減速機10を介して連結されている駆動軸、
符号11はこの駆動軸8の正転に伴いプーリ7と
噛合してその回転を伝えるとともに逆転に伴いプ
ーリ7との噛合を解くクラツチ、符号12は上記
プーリ7の回転軸7aとケーシング13との間に
張設されて上記プーリ7を紐体6が巻き取られる
回転方向に付勢する渦巻き状スプリング、符号1
4は一方向性継手15を介して上記回転軸7aに
連結されてプーリ7が紐体6を引き出す方向に回
転する時にその回転速度を緩める緩衝装置であ
る。 なお、以下、正回転方向とは、プーリ7が紐体
6が巻き取られる方向に回転して羽根1を閉鎖せ
しめる方向を示しし、逆回転とはプーリ7が紐体
6が巻き戻される方向に回転して羽根1を開口せ
しめる方向を示している。 上記クラツチ11は、一端を駆動軸8に連結さ
れ他端をプーリ7の軸孔7bに挿通されたシヤフ
ト16と、このシヤフト16に外装された第1ク
ラツチ部17と、この第1クラツチ部17の外側
に設けられた摺動摩擦板18と、上記プーリ7に
一体に形成された第2クラツチ部19、及び第1
クラツチ部17と第2クラツチ部19の間の空間
にシヤフト16に挿通されて設けられ、シヤフト
16に対して第1クラツチ部17を駆動軸8側に
付勢するスプリング20とからなつている。 上記第1クラツチ部17には、第2図に示すよ
うに、その駆動軸8側部分に螺旋溝21が形成さ
れ、シヤフト16が正回転方向に回転したときに
このシヤフト16に突出して形成されたピン22
がこの螺旋溝21を摺動することにより第1クラ
ツチ部17を第2クラツチ部19側に押し出すと
ともに、第1クラツチ部17と第2クラツチ部1
9が噛合した後にはピン22が螺旋溝21に当た
つて第1クラツチ部17及び第2クラツチ部19
を回転させるようになつている。上記摺動摩擦板
18はピン22の螺旋溝21内移動時に第1クラ
ツチ部17の回転を阻止して第1クラツチ部17
の前進を助けるものであり、両クラツチ部17,
19が噛合した後にその回転を抑えるほど強く摩
擦しないように第3図に示されるねじピン23で
調節される。この第1クラツチ部17の第2クラ
ツチ部19との突き合わせ端面には、第2クラツ
チ部19側の端面に形成された第2噛合歯部24
と噛合する第1噛合歯部25が形成されている。
ここで、ねじピン23が螺合する固定部40は、
自動復帰装置A全体を覆うケーシング41の内壁
に固定されている。 上記プーリ7の上記第2クラツチ部19と反対
側の面に固設された回転軸7aは、ケーシング1
3の軸受部26に軸支されており、この回転軸7
aとケーシング13との間には回転軸7aを正回
転方向(プーリ7が紐体6を巻き取る回転方向)
に付勢する渦巻き状スプリング12が張設されて
いる。なお、この渦巻き状スプリング12の付勢
力は排煙口の弾性部材Sの付勢力よりもずつと弱
く設定されている。また、回転軸7aの他端部に
は一方向性継手15を介して緩衝装置14が設け
られている。この緩衝装置14は軸27に円板2
8が取付けられ、この円板28の周囲に粘性流体
室29が設けられているもので、一方向性継手1
5により回転軸7aの逆回転軸にのみ抵抗作用を
なし、正方向回転時には回転軸7aは空転するよ
うになつている。 さらに、駆動モータ9の起動や停止及び回転方
向をコントロールするための制御装置が設けられ
ている。この制御装置の機能の一例としては、排
煙口の羽根1が閉鎖された状態になると、その閉
鎖状態を自明のリミツトスイツチ機構が感知し、
そのリミツトスイツチ機構から制御装置に信号が
送られ、駆動モータ9の停止や逆転作動が行なわ
れるようになつている。これにより駆動モータ9
の過負荷作動が防止され、さらにはプーリ7に紐
体7を巻き取られた紐体6の伸びや切断等が防止
されるようになつている。 次に上記のように構成された排煙口の自動復帰
装置Aにつきその作用を述べる。 第4図に仮想線で示すように、排煙口が作動し
て開かれた状態では、羽根1の自由端に係合され
た紐体6はプーリ7から引き出された状態になつ
ている。ここで駆動モータ9を正方向回転させる
と駆動軸8が回転し、ピン22が第1クラツチ部
17の螺旋溝21を摺動する。このとき摩擦摺動
板18の作用によりクラツチ部17の回動が抑え
られているので第1クラツチ部17はその第1噛
合歯部25が第2クラツチ部19の第2噛合歯部
24と噛合するまで前進させられる。そして、両
噛合歯部24,25が噛合すると駆動軸8の回転
がプーリ7に伝わり、紐体6が巻き上げられ、排
煙口の羽根1が閉鎖される。このとき、排煙口を
作動させる弾性部材Sが付勢されながら、羽根1
はロツク機構Bによりロツクされる。 羽根1がロツクされると、その閉鎖状態をリミ
ツトスイツチ機構が感知し、リミツトスイツチ機
構から制御装置に信号が送られ、さらに制御装置
から信号が出されて駆動モータ9が逆転され、ピ
ン22及びスプリング20に押されて第1駆クラ
ツチ部17が後退し、第2クラツチ部19と切り
離され、排煙口が始動準備完了状態になる。 なお、上記の自動復帰途中において、排煙口制
御装置から排煙口を作動させる信号が発せられる
と、駆動モータ9が正転を止めて逆転され、クラ
ツチ11の噛合が解除されて始動状態に至り、排
煙口が作動するようになつている。また、復帰途
中において停電等で復帰電源が遮断された場合に
は別電源によりただちに駆動モータ9が逆転され
てクラツチ11が切り離されて、弾性部材Sの反
力により羽根1が自動開放される。 また、排煙口のメンテナンス途中、あるいは停
電の場合などにおいては排煙口を手動で復帰させ
る必要がある。この場合には、羽根1を弾性部材
Sの反力に抗してロツク機構Bがロツク作動する
まて閉鎖方向に回転すれば、渦巻き状スプリング
12の反力で紐体6が巻き上げられて初期状態に
なる。 このような開閉作動において、一方向性継手1
5を介してプーリ7に連結されている緩衝装置1
4の作用により、排煙口作動時(羽根1の開くと
き)には羽根1の回転速度が緩められてダクトケ
ーシング2aに当たるときの衝撃が緩和され、復
帰させるときには空転して自動復帰あるいは手動
復帰を妨げないようになつている。 以上詳述したように、この自動復帰装置によれ
ば、駆動モータ9を作動させるだけで排煙口を閉
めることができ、遠隔操作が可能になるととも
に、排煙口が開く際に駆動モータ9が排煙口の作
動の障害になることがなく、駆動モータ9によら
ずに手動復帰することも支障なく行える。 また、一端を羽根1に結合させた紐体6がプー
リ7に巻き取られる方向にプーリ7を付勢してい
る渦巻き状スプリング12が取付けられ、また一
方向性継手15の作用により、緩衝装置が排煙口
の開くときのみに回転速度が下がるように作動す
るので、復帰の際に駆動モータ9や人力に余計な
負荷物がかかることがない。また、自動復帰途中
で作動信号が発せられた場合などにおいても排煙
口が開かれるように構成されて安全が保たれてい
る。
する。 まず、第4図により本考案の自動復帰装置Aが
取付けられる排煙口3について説明すると、この
図において符号1はダクト2の排煙口3を開閉す
る羽根である。この羽根1はダクトケーシング2
aに架設された回転軸4により回転自在に支持さ
れ、この回転軸4には、この回転軸4を開く方向
に付勢する弾性部材Sが設けられている。この弾
性部材Sは、棒状のスプリング部材の中央部をコ
イル状に巻いたものが使用され、付勢された状態
で、一端側がケーシング2a間に回転軸4を補強
しかつ羽根1の開位置を規制する梁部材5の側部
に係合され、他端側が羽根1の上面と係合され、
さらにコイル状の中央部が回転軸4の周囲に巻か
れた状態で配設されている。また、上記羽根1の
閉鎖位置において上記弾性部材Sの付勢に抗して
羽根1をロツクするロツク機構B、及びこのロツ
ク機構Bを解除して羽根1を開かせる排煙口制御
装置(図示略)などが設けられている。 前記ロツク機構Bは、例えばドア等を開閉する
際に用いられる周知の係止機構B1が採用されて
おり、さらには、このロツク機構Bを手動で解除
するためのワイヤ等が設けられている。 第1図ないし第3図は上記自動復帰装置Aを示
しており、これらの図において符号6は一端を上
記羽根1の自由端に結ばれた紐体、符号7はこの
紐体6の他端が固定されかつ巻きかけられてこの
紐体6を巻き上げるプーリ、符号8は駆動モータ
9に減速機10を介して連結されている駆動軸、
符号11はこの駆動軸8の正転に伴いプーリ7と
噛合してその回転を伝えるとともに逆転に伴いプ
ーリ7との噛合を解くクラツチ、符号12は上記
プーリ7の回転軸7aとケーシング13との間に
張設されて上記プーリ7を紐体6が巻き取られる
回転方向に付勢する渦巻き状スプリング、符号1
4は一方向性継手15を介して上記回転軸7aに
連結されてプーリ7が紐体6を引き出す方向に回
転する時にその回転速度を緩める緩衝装置であ
る。 なお、以下、正回転方向とは、プーリ7が紐体
6が巻き取られる方向に回転して羽根1を閉鎖せ
しめる方向を示しし、逆回転とはプーリ7が紐体
6が巻き戻される方向に回転して羽根1を開口せ
しめる方向を示している。 上記クラツチ11は、一端を駆動軸8に連結さ
れ他端をプーリ7の軸孔7bに挿通されたシヤフ
ト16と、このシヤフト16に外装された第1ク
ラツチ部17と、この第1クラツチ部17の外側
に設けられた摺動摩擦板18と、上記プーリ7に
一体に形成された第2クラツチ部19、及び第1
クラツチ部17と第2クラツチ部19の間の空間
にシヤフト16に挿通されて設けられ、シヤフト
16に対して第1クラツチ部17を駆動軸8側に
付勢するスプリング20とからなつている。 上記第1クラツチ部17には、第2図に示すよ
うに、その駆動軸8側部分に螺旋溝21が形成さ
れ、シヤフト16が正回転方向に回転したときに
このシヤフト16に突出して形成されたピン22
がこの螺旋溝21を摺動することにより第1クラ
ツチ部17を第2クラツチ部19側に押し出すと
ともに、第1クラツチ部17と第2クラツチ部1
9が噛合した後にはピン22が螺旋溝21に当た
つて第1クラツチ部17及び第2クラツチ部19
を回転させるようになつている。上記摺動摩擦板
18はピン22の螺旋溝21内移動時に第1クラ
ツチ部17の回転を阻止して第1クラツチ部17
の前進を助けるものであり、両クラツチ部17,
19が噛合した後にその回転を抑えるほど強く摩
擦しないように第3図に示されるねじピン23で
調節される。この第1クラツチ部17の第2クラ
ツチ部19との突き合わせ端面には、第2クラツ
チ部19側の端面に形成された第2噛合歯部24
と噛合する第1噛合歯部25が形成されている。
ここで、ねじピン23が螺合する固定部40は、
自動復帰装置A全体を覆うケーシング41の内壁
に固定されている。 上記プーリ7の上記第2クラツチ部19と反対
側の面に固設された回転軸7aは、ケーシング1
3の軸受部26に軸支されており、この回転軸7
aとケーシング13との間には回転軸7aを正回
転方向(プーリ7が紐体6を巻き取る回転方向)
に付勢する渦巻き状スプリング12が張設されて
いる。なお、この渦巻き状スプリング12の付勢
力は排煙口の弾性部材Sの付勢力よりもずつと弱
く設定されている。また、回転軸7aの他端部に
は一方向性継手15を介して緩衝装置14が設け
られている。この緩衝装置14は軸27に円板2
8が取付けられ、この円板28の周囲に粘性流体
室29が設けられているもので、一方向性継手1
5により回転軸7aの逆回転軸にのみ抵抗作用を
なし、正方向回転時には回転軸7aは空転するよ
うになつている。 さらに、駆動モータ9の起動や停止及び回転方
向をコントロールするための制御装置が設けられ
ている。この制御装置の機能の一例としては、排
煙口の羽根1が閉鎖された状態になると、その閉
鎖状態を自明のリミツトスイツチ機構が感知し、
そのリミツトスイツチ機構から制御装置に信号が
送られ、駆動モータ9の停止や逆転作動が行なわ
れるようになつている。これにより駆動モータ9
の過負荷作動が防止され、さらにはプーリ7に紐
体7を巻き取られた紐体6の伸びや切断等が防止
されるようになつている。 次に上記のように構成された排煙口の自動復帰
装置Aにつきその作用を述べる。 第4図に仮想線で示すように、排煙口が作動し
て開かれた状態では、羽根1の自由端に係合され
た紐体6はプーリ7から引き出された状態になつ
ている。ここで駆動モータ9を正方向回転させる
と駆動軸8が回転し、ピン22が第1クラツチ部
17の螺旋溝21を摺動する。このとき摩擦摺動
板18の作用によりクラツチ部17の回動が抑え
られているので第1クラツチ部17はその第1噛
合歯部25が第2クラツチ部19の第2噛合歯部
24と噛合するまで前進させられる。そして、両
噛合歯部24,25が噛合すると駆動軸8の回転
がプーリ7に伝わり、紐体6が巻き上げられ、排
煙口の羽根1が閉鎖される。このとき、排煙口を
作動させる弾性部材Sが付勢されながら、羽根1
はロツク機構Bによりロツクされる。 羽根1がロツクされると、その閉鎖状態をリミ
ツトスイツチ機構が感知し、リミツトスイツチ機
構から制御装置に信号が送られ、さらに制御装置
から信号が出されて駆動モータ9が逆転され、ピ
ン22及びスプリング20に押されて第1駆クラ
ツチ部17が後退し、第2クラツチ部19と切り
離され、排煙口が始動準備完了状態になる。 なお、上記の自動復帰途中において、排煙口制
御装置から排煙口を作動させる信号が発せられる
と、駆動モータ9が正転を止めて逆転され、クラ
ツチ11の噛合が解除されて始動状態に至り、排
煙口が作動するようになつている。また、復帰途
中において停電等で復帰電源が遮断された場合に
は別電源によりただちに駆動モータ9が逆転され
てクラツチ11が切り離されて、弾性部材Sの反
力により羽根1が自動開放される。 また、排煙口のメンテナンス途中、あるいは停
電の場合などにおいては排煙口を手動で復帰させ
る必要がある。この場合には、羽根1を弾性部材
Sの反力に抗してロツク機構Bがロツク作動する
まて閉鎖方向に回転すれば、渦巻き状スプリング
12の反力で紐体6が巻き上げられて初期状態に
なる。 このような開閉作動において、一方向性継手1
5を介してプーリ7に連結されている緩衝装置1
4の作用により、排煙口作動時(羽根1の開くと
き)には羽根1の回転速度が緩められてダクトケ
ーシング2aに当たるときの衝撃が緩和され、復
帰させるときには空転して自動復帰あるいは手動
復帰を妨げないようになつている。 以上詳述したように、この自動復帰装置によれ
ば、駆動モータ9を作動させるだけで排煙口を閉
めることができ、遠隔操作が可能になるととも
に、排煙口が開く際に駆動モータ9が排煙口の作
動の障害になることがなく、駆動モータ9によら
ずに手動復帰することも支障なく行える。 また、一端を羽根1に結合させた紐体6がプー
リ7に巻き取られる方向にプーリ7を付勢してい
る渦巻き状スプリング12が取付けられ、また一
方向性継手15の作用により、緩衝装置が排煙口
の開くときのみに回転速度が下がるように作動す
るので、復帰の際に駆動モータ9や人力に余計な
負荷物がかかることがない。また、自動復帰途中
で作動信号が発せられた場合などにおいても排煙
口が開かれるように構成されて安全が保たれてい
る。
本考案は、排煙口の羽根に結合された紐体と、
この紐体の他端が巻き掛けられ、かつ紐体が巻き
取られる方向に回転することにより羽根を閉方向
に回動させるプーリと、上記プーリと駆動する駆
動モータと、この駆動モータと上記プーリの間に
設けられて上記駆動モータの正転に伴いプーリと
噛合して駆動モータの回転を伝えるとともに逆転
に伴いプーリとの噛合を解くクラツチと、上記プ
ーリの回転軸とケーシングとの間に張設されて上
記プーリを紐体が巻き取られる回転方向に付勢す
る渦巻き状スプリングと、一方向性継手を介して
上記回転軸に連結されてプーリが紐体を引き出す
方向に回転する時にその回転速度を緩める緩衝装
置とを設けた構成としたので、駆動モータを作動
させるだけで排煙口を閉めることができ、遠隔操
作が可能になるとともに、通常はモータとプーリ
が切り離されているので排煙口が開く際に駆動モ
ータが排煙口の作動の障害になることがない。そ
して、一端を羽根に結合させた紐がプーリに巻き
取られる方向にプーリを付勢している渦巻き状ス
プリングに取付けられているので、駆動モータに
よらず手動復帰することも支障なく行える。ま
た、一方向性継手を介して設けられた緩衝装置が
排煙口の開くときのみに回転速度が下げるように
作動するので、復帰のみに際に駆動モータや人力
に余計な負荷がかかることがないなどの優れた効
果を奏する。
この紐体の他端が巻き掛けられ、かつ紐体が巻き
取られる方向に回転することにより羽根を閉方向
に回動させるプーリと、上記プーリと駆動する駆
動モータと、この駆動モータと上記プーリの間に
設けられて上記駆動モータの正転に伴いプーリと
噛合して駆動モータの回転を伝えるとともに逆転
に伴いプーリとの噛合を解くクラツチと、上記プ
ーリの回転軸とケーシングとの間に張設されて上
記プーリを紐体が巻き取られる回転方向に付勢す
る渦巻き状スプリングと、一方向性継手を介して
上記回転軸に連結されてプーリが紐体を引き出す
方向に回転する時にその回転速度を緩める緩衝装
置とを設けた構成としたので、駆動モータを作動
させるだけで排煙口を閉めることができ、遠隔操
作が可能になるとともに、通常はモータとプーリ
が切り離されているので排煙口が開く際に駆動モ
ータが排煙口の作動の障害になることがない。そ
して、一端を羽根に結合させた紐がプーリに巻き
取られる方向にプーリを付勢している渦巻き状ス
プリングに取付けられているので、駆動モータに
よらず手動復帰することも支障なく行える。ま
た、一方向性継手を介して設けられた緩衝装置が
排煙口の開くときのみに回転速度が下げるように
作動するので、復帰のみに際に駆動モータや人力
に余計な負荷がかかることがないなどの優れた効
果を奏する。
第1図は、本考案の一実施例の正面断面図、第
2図は、クラツチの正面図、第3図は第2図の
III−III矢視図、第4図は排煙口の断面図、第5
図は排煙口ダクトの略図である。 1……羽根、2……ダクト、6……紐体、7…
…プーリ、7a……回転軸、9……駆動モータ、
11……クラツチ、12……渦巻き状スプリン
グ、13……ケーシング、14……緩衝装置、1
5……一方向性継手、A……自動復帰装置、B…
…ロツク機構、S……弾性部材。
2図は、クラツチの正面図、第3図は第2図の
III−III矢視図、第4図は排煙口の断面図、第5
図は排煙口ダクトの略図である。 1……羽根、2……ダクト、6……紐体、7…
…プーリ、7a……回転軸、9……駆動モータ、
11……クラツチ、12……渦巻き状スプリン
グ、13……ケーシング、14……緩衝装置、1
5……一方向性継手、A……自動復帰装置、B…
…ロツク機構、S……弾性部材。
Claims (1)
- ダクト内を開閉する羽根と、この羽根を開方向
に付勢する弾性部材と、この弾性部材の作動を規
制するロツク機構とを備えた排煙口の、上記羽根
を閉鎖状態に復帰させる排煙口の自動復帰装置で
あつて、上記羽根に結合された紐体の他端が巻き
掛けられ、かつ該紐体が巻き取られる方向に回転
することにより上記羽根を閉方向に回動させるプ
ーリと、上記プーリを回動させる駆動モータと、
この駆動モータと上記プーリの間に設けられて上
記駆動モータの正転に伴いプーリと噛合して駆動
モータの回転を伝えるとともに逆転に伴いプーリ
との噛合を解くクラツチと、上記プーリの回転軸
とケーシングとの間に張設されて上記プーリを上
記紐体が巻き取られる回転方向に付勢する渦巻き
状スプリングと、一方性継手を介して上記回転軸
に連結されたプーリが上記紐体を引き出す方向に
回転する時にその回転速度を緩める緩衝装置とを
備えていることを特徴とする排煙口の自動復帰装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12874485U JPH0431081Y2 (ja) | 1985-08-23 | 1985-08-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12874485U JPH0431081Y2 (ja) | 1985-08-23 | 1985-08-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6236747U JPS6236747U (ja) | 1987-03-04 |
| JPH0431081Y2 true JPH0431081Y2 (ja) | 1992-07-27 |
Family
ID=31024684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12874485U Expired JPH0431081Y2 (ja) | 1985-08-23 | 1985-08-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0431081Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5574372B2 (ja) * | 2010-06-15 | 2014-08-20 | 株式会社豊和 | 自然換気装置 |
-
1985
- 1985-08-23 JP JP12874485U patent/JPH0431081Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6236747U (ja) | 1987-03-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0431081Y2 (ja) | ||
| US4334570A (en) | Fire and smoke damper | |
| CN111485785B (zh) | 一种多功能消防排烟窗 | |
| CN211475037U (zh) | 防火风阀电动执行器 | |
| KR101082957B1 (ko) | 미닫이문의 닫힘 지연 장치 | |
| JP2005508467A (ja) | パワーデッキリッドの引下げ用アクチュエータ及び制御装置 | |
| JPS5942576Y2 (ja) | 換気扇 | |
| JP2883311B2 (ja) | 自動閉鎖扉の制動方法および自動閉鎖扉 | |
| CN111156345B (zh) | 防火风阀电动执行器 | |
| JPH0524783Y2 (ja) | ||
| JPS5819008B2 (ja) | モ−タダンパの羽根板開閉装置 | |
| JPS6034995Y2 (ja) | 換気扇 | |
| JPS5816035Y2 (ja) | 扉駆動装置 | |
| JPH0245440Y2 (ja) | ||
| CN211173777U (zh) | 一种基于逃生平台的外墙防护门结构 | |
| KR20210061136A (ko) | 수동 개폐기능을 갖는 배연창 개폐장치 | |
| CN2471353Y (zh) | 防火门自动闭门释放器 | |
| JPH0121310B2 (ja) | ||
| KR102089175B1 (ko) | 창문용 개폐장치의 수동개폐구조 | |
| JPH10132117A (ja) | バルブの緊急閉鎖装置 | |
| JPS63251587A (ja) | 窓の開閉装置 | |
| JPS5931637B2 (ja) | 排煙用施錠装置及び該排煙用施錠装置を取付けた排煙装置 | |
| JPS5835960Y2 (ja) | 換気扇等のシャッタ−錠止装置 | |
| KR101981009B1 (ko) | 창문용 개폐장치의 수동개폐구조 | |
| JPS5848513Y2 (ja) | ダクトダンパ−開閉装置 |