JPH04314376A - 原位置におけるエピタキシャル成長の間にホト誘導蒸着のエンハンスメントを介して量子ワイヤ半導体レーザを構成するための方法 - Google Patents

原位置におけるエピタキシャル成長の間にホト誘導蒸着のエンハンスメントを介して量子ワイヤ半導体レーザを構成するための方法

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JPH04314376A JP3347038A JP34703891A JPH04314376A JP H04314376 A JPH04314376 A JP H04314376A JP 3347038 A JP3347038 A JP 3347038A JP 34703891 A JP34703891 A JP 34703891A JP H04314376 A JPH04314376 A JP H04314376A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の背景 この発明は、一般的には半導体の構成体に関するもので
あり、より詳細には、エピタキシャル的な成長の間に半
導体フィルムを複合させるために、原位置(situ)
のホト誘導による修正を用いて構成された量子ワイヤを
有する半導体レーザ構成体に関するものである。
【0002】半導体レーザの活性領域を量子ウエル領域
の2個の区域に限定するために量子ワイヤを用いること
は従来から知られている。半導体における量子ワイヤの
領域においては、電荷キャリアの量子的な限定が、該ワ
イヤの軸に直交する2個の区分においてなされる。Ga
As層における量子効果はその厚みが50nmより小さ
いときに最も強いものである。その区域の一方だけが5
0nmより小さいときでも、量子ワイヤは有用なもので
ある。GaAsに対して、これによって典型的に意味す
ることは、半導体における量子ワイヤに対する領域が1
00nmより約50nm小さいということである。
【0003】量子ワイヤのアレイを原位置において構成
することは、傾斜したスーパーラティスを生成させるた
めに、離間軸を有するサブストレートをもって得られる
ステップ式の表面を用いてなすことが考察され、実証さ
れている。このアプローチに対する一つの難点は、半導
体レーザ構成体のクラッド層について必要とされる比較
的厚い層を介して、この表面形態での伝播をすることで
ある。
【0004】GaAsのような量子ウエル(well)
層は、レーザ構成体を形成するために先にエッチングさ
れたV−形状のグルーブ内を満たすように成長している
【0005】その結果として生じる量子ウエル層は、そ
の頂点部の近傍におけるよりもグルーブの側の上の方が
薄くなるようにされているけれども、薄いサイドウオー
ルの量子層はまだ存在している。その結果として、頂点
部の領域に比べてこれらの領域の方が大きく、そのため
に、該頂点部の領域の場合に比べてゲインが高くなるこ
とから、この構成体におけるキャリアの再結合およびレ
ーザ発光はグルーブ側上の量子ウエル領域において生起
することになる。この発明は、サイドウオールの成長の
排除を目指すものである。
【0006】所望されるプロセスは、特に分子ビーム・
エピタキシ(MBE)またはメタルオーガニック化学蒸
着(MOCVD)において実施されるものであり、ここ
に、ある所定のオフラインまたは非成長の手順またはプ
ロセスにより、原位置における成長の中断をすることな
く、超薄層の極微細なパターン化をすることができる。
【0007】当方に知られている2個の例においては、
疑似的な原位置におけるサーマル・プロセス操作によっ
てパターン化を実施することができるものであり、ここ
では、GaAsを選択的に除去するためにサーマル・エ
ッチングが採用される。その一つの例においては、まず
、p−AlGaAs層上のn−GaAs層がある特定の
領域において選択的に化学的なエッチングがなされ、こ
れに次いで、p−AlGaAs層の再成長に先だって、
化学的なエッチングから外れて残留している薄いGaA
sを除去するためのサーマル・エッチングがなされる。 これで形成されるものは、ダブル・ヘテロ構造体レーザ
において埋め込まれる逆バイアス電流の限定メカニズム
である。
【0008】別の例においては、メタリック・フィルム
によって部分的にマスクされているGaAs/AlGa
Asのヘテロ構造体が、デバイスの構成に対してサブミ
クロン単位の能力が示される異方性の態様において、サ
ーマル・エッチングがなされる。これらの例の双方にお
いては、AlGaAsのマスキング層が、サーマル・エ
ッチングされたGaAsにおける所望の幾何学的な形態
に対して付与されるエッチングの停止部として認識され
るけれども、ここで知られていることは、適切な復元除
去(desorption)のパラメータが与えられる
と、対向するGaAsの異なる随伴の周囲条件をもって
、AlGaAsもより高温でサーマル・エッチングされ
ることである。
【0009】しかしながら、これらの技術のいずれにお
いても、次のような技術は原位置(situ)における
ホト誘導蒸着のための技術としては用いられていない。 即ち、フィルム沈積システムにおいて、フィルムの成長
の間にまたはその後で、成長表面においてパターン化さ
れたまたは選択的な位置におけるフィルムの厚みを微小
なスケールで増分的に減少させて、この発明の重要な目
的である平滑的に侵食された表面の形態を生成する技術
の採用はなされていない。
【0010】この発明の目的は、メタルオーガニック化
学蒸着(MOCVD)のエピタキシにおける誘導蒸着エ
ンハンスメントを用いて、複合された半導体の選択され
た表面領域または層の原位置(situ)における除去
または復元除去(desorption)をもたらすこ
とにあり、また、その原位置(situ)において構成
される量子ワイヤを含む活性層により半導体レーザ構成
体を形成するためにこの方法を適用することにある。
【0011】この発明の別の目的は、半導体レーザ構成
体のある所定のグルーブにおいて量子ワイヤ層を形成す
ることにあり、また、該グルーブにおいて沈積した量子
ウエル(well)層のサイド領域を除去して、量子ワ
イヤを形成するための該量子ウエル(well)層にお
ける横方向の寸法を調整することにある。
【0012】この発明の目的は、半導体レーザ構成体の
水平方向または垂直方向の双方において、または、2次
元的なアレイにおいて、多重の量子ワイヤ層を形成する
ことにある。
【0013】発明の概要 この発明によれば、沈積したフィルムの原位置(sit
u)における除去、または、選択された領域における部
分もしくは全部を薄くすることが、例えばMBEまたは
MOCVDシステムのような沈積システムにおいて、サ
ブストレートまたはサポートの成長表面上の露光スポッ
トまたは領域に指向される放射エネルギ源を用いる技術
によってもたらされる。”誘導蒸着エンハンスメント”
と呼ばれるこの技術は、米国特許第4,962,057
号において教示されている。
【0014】特に、ここでの発明が指向されることは、
半導体レーザ構成体における原位置(situ)での量
子ワイヤを形成する際にこの技術を採用することであり
、ここに、誘導蒸着エンハンスメントによって、マスキ
ングまたは化学的なエッチングのプロセスの必要または
導入なしに、成長表面で選択された領域において、エピ
タキシャル的に沈積される材料の連続的な成長の純粋な
排除または防止がなされる。ここで特に説明されるこの
技術の適用によれば、原位置(situ)での電流逆バ
イアスを限定する形態および不純物で誘導されるウエー
ブガイド(導波管)を生成させる機会が付与され、パタ
ーン化した復元除去(desorption)層の誘導
蒸着エンハンスメントによって、半導体レーザ構成体の
指定の領域に対して電流を効果的に導くようにされる。
【0015】この発明についてのより十分な理解にとも
なう別の目的およびその達成については、添付の図面を
見ながら以下の説明を参照することによって明かになり
、また、妥当な評価がされることになる。
【0016】図1はこの発明の方法によって形成される
ホト誘導式の復元除去(desorption)に先立
つ半導体レーザ構成体における量子ワイヤのサイド・エ
レベーションの概略的な例示図である。図2はこの発明
の方法によって形成されるホト誘導式の復元除去(de
sorption)の間の半導体レーザ構成体における
量子ワイヤのサイド・エレベーションの概略的な例示図
である。図3はこの発明の方法によって形成される半導
体レーザ構成体における量子ワイヤのサイド・エレベー
ションの概略的な例示図である。図4はこの発明の方法
によって形成される外部的な電流限定ストライプを備え
た半導体レーザ構成体における量子ワイヤの代替的な実
施例の概略的な例示図である。図5はこの発明の方法に
よって形成される第1に成長したクラッド層における初
期グルーブを備えた半導体レーザ構成体における量子ワ
イヤの代替的な実施例の概略的な例示図である。図6は
この発明の方法によって形成される逆バイアス接合部を
備えた半導体レーザ構成体における量子ワイヤのサイド
・エレベーションの概略的な例示図である。図7はこの
発明の方法によって形成される逆バイアス接合部を備え
た半導体レーザ構成体における量子ワイヤの代替的な実
施例のサイド・エレベーションの概略的な例示図である
。図8はこの発明の方法によって形成される逆バイアス
接合部を備えた半導体レーザ構成体における量子ワイヤ
の代替的な実施例のサイド・エレベーションの概略的な
例示図である。図9はこの発明の方法によって形成され
る光学的なウエーブガイド(導波管)を備えた半導体レ
ーザ構成体における量子ワイヤのサイド・エレベーショ
ンの概略的な例示図である。図10はこの発明の方法に
よって形成される光学的なウエーブガイドを備えた半導
体レーザ構成体における量子ワイヤの代替的な実施例の
サイド・エレベーションの概略的な例示図である。図1
1はこの発明の方法によって形成される光学的なウエー
ブガイドを備えた半導体レーザ構成体における量子ワイ
ヤの代替的な実施例のサイド・エレベーションの概略的
な例示図である。図12はこの発明の方法によって形成
される半導体レーザにおける線形的なまたは水平的な多
重の量子ワイヤのサイド・エレベーションの概略的な例
示図である。図13は半導体レーザ構成体における線形
的なまたは水平的な多重の量子ワイヤのサイド・エレベ
ーションの概略的な例示図であって、その光出力がこの
発明の方法によって形成される多重の量子ワイヤの軸に
直交しているものである。図14は図13における線形
的なまたは水平的な多重の量子ワイヤのトップ・エレベ
ーションの概略的な例示図である。図15はこの発明の
方法によって形成される半導体レーザにおける垂直的な
多重の量子ワイヤのサイド・エレベーションの概略的な
例示図である。
【0017】その持続時間が変化するクラッド層の表面
でのプロセスについては、ここで取り込まれた米国特許
第4,962,057号において説明されている。
【0018】米国特許第4,962,057号において
は、沈積したフィルムの原位置における除去、または、
選択された領域における部分もしくは全部を薄くするこ
とが、例えばMOCVDシステムのような化学的な蒸着
反応システムにおいて、サブストレートまたはサポート
の成長表面上の露光スポットまたは領域に指向される放
射エネルギ源を用いる技術によってもたらされる。ここ
での方法は原位置における技術であることから、その成
長表面は連続的なフィルム層の形成の間の不所望のまた
は異なる環境に対して露光されることはない。そのエネ
ルギ源としては、例えば、Ar+ レーザ・ビーム、Y
AG  レーザ・ビーム、CO2 レーザ・ビーム、ま
たは、エクシマ(excimer)レーザ・ビーム、ハ
イパワー・ランプもしくは前記のものの組み合せであれ
ばよい。ガウス・プロフィールでのスポット強度の変動
、または、成長表面で選択された領域におけるソース・
スポットの強度の変動により、成長が付与される適切な
ビーム強度とパワーおよびシステムの温度の間に、成長
表面上で選択された位置における沈積した半導体層の成
長または成長率の選択的な減少の後で、成長表面上で選
択された位置における沈積した半導体層の蒸着が選択的
に増強(エンハンス)される。表面のホトン(光子)・
エネルギと結晶の分子ボンド強度および気体環境の存在
に依存して光化学的に最小限の補足をされる可能性はあ
るけれども、エネルギ源からの強い放射のために、主と
してサーマル的な蒸着による表面からの原子または組み
合わされた原子の連続的なモノレイヤー(monola
yers)の蒸着の復元除去(desorb)または蒸
着をするようにされる。この発明の重要な特性は、成長
表面から復元除去(desorb)される原子はクラン
プまたはフラグメントにおいて除去されるものではなく
、比較的一様な状態にある原子層により、システム的な
態様において原子層を除去するようにされるものであり
、侵食的には平滑であって分子的には連続している形態
をもたらす”モノレイヤー  ピーリング”(mono
layer  peeling)として特徴付けること
ができる。
【0019】一般的に、グルーブはできるだけ狭くある
べきである。しかしながら、該グルーブの幅および深さ
はその形成のために用いられるプロセスに依存している
。その幅に比べて深さが大きく、その結果としてサイド
ウオールの角度が45度よりも大きくなるグルーブを形
成することが望ましい。例えば化学的なエッチングまた
はビームの復元除去(desorption)により、
対向するサイドウオールについて70.5度の角度的な
分離をもってV−形状のグルーブを形成することができ
る。反応イオン・エッチングまたはイオン・ミーリング
により、サイドウオールの角度が広範に可変なグルーブ
を形成することが可能であり、また、垂直なサイドウオ
ールを有するグルーブさえも形成することができる。同
様にして、エッチングによって形成されるグルーブはフ
ラット・ベース内で最高になるサイドウオールを備えて
いる。
【0020】グルーブの最適なサイドウオールの角度は
、半導体レーザ構成体の仕様に依存している。より緩や
かに傾斜するサイドウオールのために、その頂点部領域
におけるボイドなしで、結果として生じる高品質のエピ
タキシを達成する助けとなり、また、グルーブから衝突
する復元除去の放射に反映する傾向があり、このために
、グルーブ内での放射の集中が防止される。これに対し
て、サイドウオールが急峻であればある程、量子スケー
ル・ワイヤの形成のための頂点部における寸法が小さく
なり、該頂点部における適当な量の材料を維持するのに
好適な復元除去材料の再沈着が大きくなり、そして、後
述されるようなシャドー効果が大きくなるという利点が
ある。
【0021】この実施例における例示のために、グルー
ブ14はV−形状のものであり、頂点部20において最
高になるように、対向して鋭角をなすサイドウオール1
6および18を備えている。このグルーブは10ナノメ
ータ(nm)から2.5ミクロンまでの深さにすること
ができる。
【0022】サブストレート12およびグルーブ14の
上には、n−AlxGa1−x Asからなる第1の外
部クラッド層22、および、n−Aly Ga1−y 
Asからなる第1の内部限定層24がエピタキシャル的
に沈着されている(ここにx>y)。AlGaAsに対
する成長率は、そのボトムにおけるよりもグルーブのサ
イドウオールにおける方が早いことから、層22および
24の成長のための温度の選択は、各層においてシャー
プな(鋭角的な)頂点部を有するグルーブの形成および
その維持のためになされる。かくして、外部クラッド層
22におけるV−形状のグルーブ26はサイドウオール
28と30および頂点部32を備えており、これはサブ
ストレート12におけるサイドウオール16と18を備
えたグルーブ14と平行にされている。内部限定層24
におけるV−形状のグルーブ34はサイドウオール36
と38および頂点部40を備えており、これは外部クラ
ッド層およびサブストレートにおけるグルーブおよびサ
イドウオールと平行にされている。一様な厚みの後続の
沈積層が先に沈積した層の輪郭に追従することから、こ
れらのグルーブは自己整列型のものである。
【0023】層22および24の成長の後で、GaAs
または  Alz Ga1−z As(ここにz<y)
の活性量子ウエル層42(レーザ発光の条件下で光波の
発生および伝播をさせるもの)は、725℃よりも高い
温度において成長するものであり、V−形状のグルーブ
48のサイドウオール44および46上の成長率は水平
な頂部表面(またはメサ)50および52よりも低くさ
れて、図1に示されるように、グルーブの頂点部におい
て僅かに厚い領域54を形成するようにされる。
【0024】しかしながら、活性量子ウエル層42の成
長が終了すると、エピタキシャル的な成長は一時的に停
止される。そして、特許第4,962,057号で教示
されているように、MOCVDチャンバーに対するトリ
メチル・ガリウム(TMG)源がオフにされて、サブス
トレートの温度が約825℃まで上昇し、そして、レー
ザ・ビームまたは組み合せのレーザ・ビームが、量子ウ
エル層42の表面上に焦点を結ぶようにされる。ここで
のビームは、図2においてライン56で指示されている
ように層42に直交するか、または、そのサイドウオー
ルに対する法線入射角に近い角度をしており、内部クラ
ッド層24のサイドウオール36および38に対して、
1秒当り1オングストロームの比率をもって、サイドウ
オール44および46における量子ウエル層42のため
に十分な時間周期にわたってサーマル的な蒸着をするよ
うにされる。蒸着プロセスの間に量子ウエル層42の照
射部位における温度は約1000℃から1030℃まで
である。
【0025】この分野で周知であることは、約725℃
を上回る温度において、メサまたはグルーブのサイドウ
オール上のGaAsの成長がメサの頂部またはグルーブ
の頂部におけるよりは遅いこと、および、温度が上昇す
るにつれてその差が更に大きくなることである。この振
舞いに含まれていることは、GaおよびAsに対するス
ティキング(sticking)係数が該サイドウオー
ルにおいて最小であるということである。このために、
照射光のほぼ法線状の入射に対して、温度が上昇するこ
とで期待されることは、量子ウエル層42のGaAsが
サイドウオール44および46から優先的に除去されて
、該量子ウエル層42のグルーブ48の頂部および頂部
メサ・エリア50,52における領域54に相当するよ
うにされることである。この量子ウエル層が  Alz
 Ga1−z Asであるときには、その除去はより緩
慢に生じるけれども、少なくとも10%Al(即ち、z
=0.1)にまですることは可能である。
【0026】レーザ・ビームの照射強度、露光角度およ
び露光長をコントロールすることにより、サイドウオー
ル44および46に添う量子ウエル層42が、内部限定
層24とのインタフェース部まで下降するように除去さ
れ、その結果として、該内部限定層24のグルーブ34
の頂部40において量子ワイヤ58が形成される。その
入射平面に平行するレーザ・ビームの偏光の向きを定め
ることは、例えば、量子ワイヤに対して垂直にすること
が可能であって、グルーブの表面およびサイドウオール
から不所望の材料の除去の助けになるが、その理由は、
光が材料内で極めて効果的に結合されるためであろう。 限定層24のAly Ga1−y Asは光学的に誘導
される除去に対する除去の停止部として機能するもので
あるが、その理由は、量子ウエル層42のGaAsの除
去と比較したときに、このプロセスによりAly Ga
1−y As(ここで、y≧0.15)を除去すること
の方が遥かに困難であるためである。
【0027】また、GaAsの蒸気圧がAlGaAsの
それよりも高いために、AlGaAs内のAl内容の蒸
着速度がより低くされることから、AlGaAsに対す
る動作温度がGaAsに対するそれよりも高くなる。
【0028】図2に示されているように、該頂部を陰に
して照射をサイドウオール上に集中させるように、レー
ザ・ビーム56の入射角も調節することができる。いず
れの光化学的な除去でも減少または排除され、頂部はそ
の周囲のサイドウオールよりも冷却されていることから
、陰にされている頂部における量子ウエル層の除去の進
行は、照射があるときよりも遅くされることになる。 双方の効果により、該除去の横方向での選択性が増強さ
れる。その露光時間および照射強度が正確にコントロー
ルされるために、該光学的なプロセスは極めて再生可能
性のあるものである。
【0029】米国特許第4,962,057号の方法に
よれば、レーザによる除去に対して層の質を最適にする
温度において実行されるように、量子ウエル層の成長を
させることである。その頂部領域に関してサイドウオー
ルの薄層化を優先させることに連なるベース温度におい
て、その除去を後から達成させることができる。半導体
温度のより迅速なコントロール、より短い除去時間、お
よび、高い不所望の温度における消費時間をより少なく
するように光学的な照射の強度が許容されることから、
その除去に対するレーザによるアプローチは、除去を誘
導するためのサブストレートの温度を簡単に上昇させる
のに好適なものである。これらのファクタの全てにより
、光学的な照射を用いるプロセスの再生可能性が著しく
増強される。
【0030】図3に示されているように、光学的に誘導
される除去の後では、三日月形の量子ワイヤ58が内部
限定層24のグルーブ34の頂部40において形成され
、薄層化した量子ウエル層60,62が該内部限定層2
4のメサ・レベル上に残留し、そして、該グルーブのサ
イドウオール36,38上には該量子ウエル層は存在し
ないようにされる。次いで、半導体レーザ構造体10の
エピタキシャル成長は、p−Aly Ga1−y As
からなる第2内部限定層、p−AlA Ga1−A A
s(ここで、x≧または≦A≧y)からなる第2外部ク
ラッド層、および、p+ −GaAsからなるキャップ
層の成長とともに続行される。これらの層の各々により
、先行する半導体層の頂部に一様な厚みが与えられる。
【0031】電流が量子ワイヤに限定されているために
、メサ・レベル上の薄層化した量子ウエル層60,62
がレーザ発光することはない。代替的に、メサ上の層が
除去レーザ・ビームによって取り除かれることができる
【0032】かくして、この内部限定層64が有するV
形状のグルーブ70に備えられているサイドウオール7
2,74および頂部76は、内部限定層24、外部クラ
ッド層22およびサブストレート12におけるグルーブ
およびサイドウオールと平行にされている。外部クラッ
ド層66が有するV形状のグルーブ78に備えられてい
るサイドウオール80,82および頂部84は、内部限
定層64と24、外部クラッド層22およびサブストレ
ート12におけるグルーブおよびサイドウオールと平行
にされている。キャップ層68が有するV形状のグルー
ブ86に備えられているサイドウオール88,90およ
び頂部92は、外部クラッド層66、内部限定層64と
24、外部クラッド層22、および、サブストレート1
2におけるグルーブおよびサイドウオールと平行にされ
ている。
【0033】後から沈積される一様な厚みの層は先行し
て沈積された層の輪郭に従うことから、これらのグルー
ブは再三自己整列される。クラッド層のAlGaAsは
グルーブのサイドウオール上においてより迅速に成長す
るけれども、量子ウエル層のGaAsはグルーブの底部
にある頂部においてより迅速に成長するものであり、こ
のために、各々の三日月状のGaAs量子ワイヤの後で
、AlGaAsクラッド層においてグルーブの再形成が
されることになる。
【0034】しかしながら、内部限定層64、外部クラ
ッド層66およびキャップ層68は、下位層のグルーブ
およびサイドウオールに追従することを要求されるもの
ではない。
【0035】ハイ・バンドギャップ半導体材料からなる
内部限定層24,64に隣接する量子ウエル層42およ
び結果として生じる量子ワイヤ58は、ロー・バンドギ
ャップ半導体材料からなることが可能であって、キャリ
アおよび放射ロスを減少させ、また、後述される多重量
子ワイヤ半導体レーザ構造体内で隣接する量子ワイヤに
対してキャリアが局在するようにされる。
【0036】従来から知られている標準的な化学的エッ
チング手段または他のメタライゼーション技術は、キャ
ップ層12上のp−コンタクト(図示されない)および
サブストレート68上のn−コンタクト(図示されない
)を形成するために採用される。p−クラッド層66お
よびn−クラッド層22により、それらの間で、量子ワ
イヤ58に対するp−n接合部を形成するようにされる
。p−クラッド層66およびn−クラッド層22のp−
n接合部の順バイアスのために、p−コンタクトn−コ
ンタクトとの間に電流が注入されて、活性量子ワイヤ5
8においてコヒーレント光を発するようにされる。
【0037】米国特許第4,962,057号のプロセ
ス処理技術によれば、MOCVD反応装置(react
or)から該当の構造体を取り除くことなく、または、
該反応装置内の構造体のマスキングを移動させることな
く、量子ワイヤ半導体レーザ構造体10の全位置におけ
るプロセス処理をすることが許容される。
【0038】従来から知られているように、p−GaA
sからなるキャップ層100を通してp−AlGaAs
からなる第2外部クラッド層98に対して、電流限定ス
トライプがプロトン衝撃またはイオン打ち込み領域96
によって形成されることを除いて、図4における量子ワ
イヤ半導体レーザ構造体94は、図3における量子ワイ
ヤ半導体レーザ構造体10と同等のものである。そして
、これも従来から知られているように、キャップ層10
0の外部表面102およびサブストレート106の外部
表面104に対して、適切なコンタクト材が加えられる
【0039】n−GaAsからなるサブストレート11
0が平板状のものであり、n−Alx Ga1−x A
sからなる第1クラッド層114内にグルーブ112が
構成されることを除いて、図5における量子ワイヤ半導
体レーザ構造体108は、図3における量子ワイヤ半導
体レーザ構造体10と同等のものである。変化する持続
時間をもって外部クラッド層の表面を横切ってスキャン
される、緊密に焦点付けられているビームによって、該
グルーブを構成することができる。この実施例における
例示のために、グルーブ112はV形状のものであって
、対向する鋭角のサイドウオール116および118は
頂部120において終るようにされている。
【0040】グルーブ112の構成の後では、この出願
において先に教示されているように、また、図1ないし
図3において示されているように、量子ワイヤ半導体レ
ーザ10と同様な態様をもって、該量子ワイヤ半導体レ
ーザ108の構成がなされる。n−Aly Ga1−y
 As(ここで、x>y)からなる第1の内部限定層1
22は、グルーブの輪郭に追従する外部クラッド層11
2上にエピタキシャル的に沈積される。レーザ発光の状
態の下で光波の発生または伝播をさせる、GaAsまた
はAlZ Ga1−Z As(ここで、z<y)からな
る活性量子ウエル層124は、内部限定層122の上部
で生成され、また、光学的に誘導される除去により三日
月形の量子ワイヤ126が形成される。これに次いで、
p−Aly Ga1−y Asからなる第2の内部限定
層128、p−AlA Ga1−A As(ここで、x
≧または≦A≧y)からなる第2の外部クラッド層12
8、および、p+ −GaAsからなるキャップ層13
2の成長についてのエピタキシャル成長が続行される。
【0041】図6、図7および図8に開示された量子ワ
イヤ半導体レーザ構造体に含まれているものは、電流限
定の目的のためのクラッド領域における逆バイアス接合
部および埋め込まれた量子ワイヤであり、これらの双方
は、誘導蒸着エンハンスメントを用いるエピタキシャル
成長の間に原位置において形成される。
【0042】図6において、逆バイアス接合部式の量子
ワイヤ半導体レーザ134には、n−GaAsからなる
サブストレート136が含まれており、その上にはV形
状のグルーブ138がある。このサブストレートおよび
グルーブの上にエピタキシャル的に沈積されているもの
は、この出願において先に教示されているように、グル
ーブ142を形成するn−AlX Ga1−X Asか
らなる第1の外部クラッド層140、グルーブ146を
形成するn−Aly Ga1−y As(ここで、x>
y)からなる第1の内部限定層144、および、GaA
sからなる活性量子ウエル層である。
【0043】ただし、活性量子ウエル層の成長が完了す
ると、エピタキシャル成長が一時的に中断される。そし
て、この出願において先に教示されているように、グル
ーブの頂部における量子ワイヤ148、および、半導体
層のメサ上の薄層化された量子層150,152が、エ
ピタキシャル的に成長した量子ウエル層を局部的に除去
するように焦点が結ばれたレーザ・ビームによって構成
される。これに次いで、グルーブ156を形成する  
p−Aly Ga1−y Asからなる第2の内部限定
層154、および、V形状のグルーブ160を形成する
p−AlA Ga1−A As(ここで、x≧または≦
A≧y)からなる第2の外部クラッド層158の成長に
ついてのエピタキシャル成長が続行される。ここでのV
形状のグルーブ160において、対向する鋭角のサイド
ウオール162および164は頂部166で合体してお
り、また、先行する層のグルーブの上部にあり、これと
整列している。
【0044】n−タイプのドーピングされたn−GaA
sからなる量子ウエル層には、例えば、SiまたはSe
がヘビー・ドーピングされており、次に外部クラッド層
158上で成長される。
【0045】ドーピングされた量子ウエル層の成長の後
で、半導体層の成長が一時的に中断される。そして、ド
ーピングされた量子ウエル層の中央領域上で、V形状の
グルーブ160,156,146,142,138,お
よび、量子ワイヤ148の上部にレーザ・ビームの焦点
が結ばれて、ドーピングされた量子ウエル層内のストリ
ップの除去を、該量子ウエル層内の電流チャンネル16
8を形成するサイドウオール162および164におけ
る外部クラッド層158とのインタフェースに流下させ
るように誘導するのに十分な温度傾斜を生じるようにさ
れる。n−ドーピング式のGaAs量子ウエル層に比べ
て、AlGaAsの除去の方が遥かに困難であることか
ら、外部クラッド層158のAlA Ga1−A As
は、インタフェースにおいて光学的にパターン化された
除去部に対する除去停止部として機能することになる。
【0046】一例として、300秒間にわたり、グルー
ブ156の幅よりも僅かに大きい直径に対して焦点が結
ばれているスポットから、約1030℃の温度において
、1秒当り約0.03ナノメータ(nm)の速度をもっ
て、GaAsの除去がチャンネル168においてなされ
る。平板状のメサの頂部からよりも、そのサイドウオー
ルから遥かに迅速にn−GaAsの除去がなされて、チ
ャンネル168が完全に開放される。
【0047】ドーピングされた量子ウエル層の領域にお
ける誘導蒸着エンハンスメントによる電流チャンネル1
68の形成の後で、外部限定層のメサ上に残留している
ドーピングされた量子ウエル層により、逆バイアス接合
部構成またはブロッキング層170が形成される。Mg
がドーピングされたp+ −GaAsからなるキャップ
層174の成長によって追従される、p−AlB Ga
1−B As(ここで、x≧A≧または≦B>y)から
なる外部クラッド層172の成長についてのエピタキシ
ャル成長が続行される。
【0048】従来から知られている標準的な化学的エッ
チング手段または他のメタライゼーション技術は、キャ
ップ層174上のp−コンタクト(図示されない)およ
びサブストレート136上のn−コンタクト(図示され
ない)を形成するために採用される。p−クラッド層1
58およびn−クラッド層140により、それらの間で
、量子ワイヤ148に対するp−n接合部を形成するよ
うにされる。p−クラッド層158およびn−クラッド
層140のp−n接合部の順バイアスのために、p−コ
ンタクトn−コンタクトとの間に電流が注入されて、活
性量子ワイヤ148においてコヒーレント光を発するよ
うにされる。
【0049】隣接するクラッド層158および172に
関連する逆バイアス接合部170は光学的な導波管とし
て機能するものであって、電流チャンネル168および
量子ワイヤの活性領域148に対して自己整列されてい
る。
【0050】一例として、層158および172は双方
とも  Al0.8 Ga0.2 Asで構成されてい
る。逆バイアス接合部170を有するこの光学的な導波
管構造体により、側面での導波特性についてエンファシ
ス(強調)されたインデックス・ガイドが付与される。 これに対して、B<Aであるときには、逆バイアス接合
部構成170に関して反導波作用をする光学的な導波管
構造体を生成させることができる。ここで、例えば、層
158はAl0.8 Ga0.2 Asにすることがで
き、また、層172はAl0.1 Ga0.9 Asに
することができる。この反導波作用をする構成によれば
、レーザ構成体の出力面において、大側面を横切って光
学力を広げることにより、安定なモードにおいて強力な
動作をすることが可能になる。
【0051】図7における逆バイアス接合部式の量子ワ
イヤ半導体レーザ176は、電流チャンネルおよび逆バ
イアス接合部が量子ワイヤのn−側にあることを除いて
、図6のレーザ134に対する構成と同様のものである
【0052】かくして、逆バイアス接合部式の量子ワイ
ヤ半導体レーザ176にはn−GaAsからなるサブス
トレート178が含まれており、また、その上にはV形
状のグルーブ180が設けられている。これらのサブス
トレートおよびグルーブの上には、グルーブ184を形
成するn−AlX Ga1−X Asからなる外部クラ
ッド層182がエピタキシャル的に沈積されており、こ
れに次いで、例えばMgまたはCによってヘビー・ドー
ピングされている、p−タイプにドーピングされた量子
ウエル層が設けられている。
【0053】ドーピングされた量子ウエル層の成長の後
で、半導体層の成長が一時的に中断されて、該ドーピン
グされた量子ウエル層の中央領域の上で、V形状のグル
ーブ184および180の上部にレーザ・ビームの焦点
が結ばれて、ドーピングされた量子ウエル層におけるス
トリップの除去を、該量子ウエル層内で電流チャンネル
186を形成するクラッド層182とのインタフェース
まで下方に誘導するのに十分なだけの、温度的な傾斜を
生じるようにされる。
【0054】ドーピングされた量子ウエル層の領域の誘
導蒸着エンハンスメントによる電流チャンネル186の
形成の後で、外部クラッド層のメサ部上に残留している
ドーピングされた量子ウエル層により、逆バイアス接合
構成部またはブロッキング層188が形成される。この
明細書において先に教示されているように、エピタキシ
ャル成長が続行される。即ち、n−AlW Ga1−W
 As(ここで、w≦x)からなる第1の外部クラッド
層190、n−AlZ Ga1−Z As(ここで、x
≧w>z)からなる第1の内部限定層192、GaAs
からなる量子ワイヤ194、および、GaAsからなる
薄膜化した量子ウエル層196の成長が続行され、これ
に続けて、p−AlY Ga1−Y Asからなる第2
の内部限定層198、および、p−AlA Ga1−A
 As(ここで、x≧または≦A>y)からなる第2の
外部クラッド層200、および、p+ −GaAsから
なるキャップ層202が逐次成長される。
【0055】図6における逆バイアス接合部についての
ように、図7における逆バイアス接合部に隣接するクラ
ッド層の組成により、インデックス・ガイドまたは反導
波構成のいずれかの光学的な導波管が得られる。
【0056】図8における逆バイアス接合式の量子ワイ
ヤ半導体レーザ204は、電流チャンネルおよび逆バイ
アス接合部の双方が量子ワイヤのn−側およびp−側に
あることを除いて、図6におけるレーザ134および図
7におけるレーザ176と構成的には同等のものである
【0057】かくして、逆バイアス接合式の量子ワイヤ
半導体レーザ204に設けられているものは、n−側に
ある逆バイアス接合部206と対応の電流チャンネル2
08、量子ワイヤ210、および、p−側にある逆バイ
アス接合部212と対応の電流チャンネル214である
【0058】逆バイアス接合式の量子ワイヤ半導体レー
ザ内のブロッキング層および電流チャンネルは、従来か
ら知られているように、他の層の間に配置することがで
きる。図6、図7および図8は単なる例示のためのもの
である。
【0059】図9に開示された量子ワイヤ半導体レーザ
構造体に含まれている光学的な導波管および埋め込みの
量子ワイヤは、双方ともに、誘導蒸着エンハンスメント
を採用したエピタキシャル的な成長の間に原位置におい
て形成される。
【0060】半導体レーザ構造体216にはV形状のグ
ルーブ220を有するn−GaAsからなるサブストレ
ート218が含まれており、その上にエピタキシャル的
に沈積されているものは、この明細書において先に教示
されているように構成される、グルーブ224を形成す
るn−AlX Ga1−X Asからなる第1の外部ク
ラッド層222;グルーブ228を形成するn−AlY
 Ga1−Y As(ここに、x>y)からなる第1の
内部限定層226;グルーブ228内のGaAsからな
る活性量子ワイヤ、グルーブ234を形成する  p−
AlY Ga1−Y Asからなる第2の内部限定層2
32、および、例えばSiまたはSeをもってヘビー・
ドーピングされたn−GaAsからなる不純物源層23
6であって、1019/cm3 を超えて集中し、また
は、GaAsにおけるSiまたはSeの要素的な構成物
の集中の飽和点に至るまでのものである。不純物源層2
36は、図9において、そのより高いドーパントの特性
を強調するために太い点線で示されている。この不純物
源層236は極めて薄く、即ち、7.5nmのような量
子ウエルのサイズのものであり、また、代替的には単独
のものでもよく、代替的なものの組み合せでもよいもの
であって、SiまたはSeのスパイクは1個または複数
個の原子のモノレイヤー(monolayers)の厚
みからなるものである。
【0061】不純物源層236の成長の後で、エピタキ
シャル的な成長が一時的に中断され、必要であればサブ
ストレートの温度が上昇される。そして、メタルオーガ
ニック・ソースが漏出され、1%のアルセン(arsi
ne)/水素の混合物がMOCVDチャンバーに導入さ
れ、レーザ・ビームの焦点が不純物源層236の中央領
域に対して結ばれて、該不純物源層236における直線
状ストリップの除去を不純物源層236内でチャンネル
を形成する第2の内部限定層232とのインタフェース
まで下方に誘導するのに十分なだけ、温度的な傾斜を生
じるようにされる。
【0062】Aly Ga1−y Asからなる限定層
232は、チャンネルにおける光学的にパターン化した
除去部に対する除去停止部として機能するものであるが
、その理由は、誘導蒸着エンハンスメントの技術を用い
るときのGaAsと比較して、AlGaAsを除去する
方が遥かに困難だからである。その除去のために必要と
されるレーザ力を減少させるために、除去操作の間のサ
ブストレートの温度を800℃から825℃または85
0℃まで上昇させることができる。チャンネルの領域に
おいて除去されるGaAsからなる不純物源層236の
部分が、5ないし10ナノメータ(nm)のように極め
て薄いことから、例えば数百秒のように比較的短い時間
内に除去することができる。経験的に示されていること
として、7.5ナノメータ(nm)の厚みの量子ウエル
層は約300秒で除去することができる。
【0063】その除去プロセスの間に温度が変化すると
きには、その成長領域における温度は800℃まで戻り
、グルーブ240を形成する  p−AlA Ga1−
A As(ここに、x≧A>y)からなる第2の外部ク
ラッド層238、および、グルーブ244を形成するp
−GaAsからなるキャップ層242のエピタキシャル
的な成長について、その成長が続行される。
【0064】不整列源層236の起動は、最後の2個の
半導体層238および242の成長の間に生じる焼きな
まし操作のある種の組み合せによってなされる。Siま
たはSeのような不純物材の不純物源層236からの拡
散のためにGaおよびAlの相互拡散がなされ、また、
図9に例示されているように、外部クラッド層238か
ら他の半導体層を介して第1の外部クラッド層222に
対する不整列の領域246の形成がなされる。かくして
、不整列の領域246間の半導体レーザ構造体216に
おいて、半導体層の不整列ではない領域内で量子ワイヤ
230と整列するように、光学的な導波管236が形成
されることになる、
【0065】従来から知られている標準的な化学的エッ
チング手段または他のメタライゼーション技術は、キャ
ップ層242上のp−コンタクト(図示されない)およ
びサブストレート218上のn−コンタクト(図示され
ない)を形成するために採用される。p−クラッド層2
38およびn−クラッド層222により、それらの間で
、量子ワイヤ230に対するp−n接合部を形成するよ
うにされる。p−クラッド層238およびn−クラッド
層222のp−n接合部の順バイアスのために、p−コ
ンタクトとn−コンタクトとの間に電流が注入されて、
活性量子ワイヤ230においてコヒーレント光を発する
ようにされる。
【0066】図10における不整列の不純物源層256
がp+ −GaAsからなるキャップ層258上に、ま
たは、第2のクラッド層の直上にエピタキシャル的に沈
積されていることを除いて、この図10における光学的
な導波管252および埋め込み量子ワイヤ254を含ん
でいる量子ワイヤ半導体レーザ構造体250は、図9に
おける量子ワイヤ半導体レーザ構造体216と構成的に
は同等のものである。
【0067】不整列の源層から不整列にされた領域26
0を形成するための焼きなましステップは、反応装置(
図示されない)内で半導体構造体のエピタキシャル的な
成長の後で実行されるか、または、該半導体構造体25
0が反応装置(図示されない)から取り除かれた後で、
焼きなまし炉(これも図示されない)内で実行すること
ができる。該不整列の不純物源層内のチャンネルは、こ
の明細書において先に検討された除去方法によって形成
されるか、または、エッチングその他の当業者には知ら
れているやり方で形成することができる。
【0068】図11における不整列の不純物源層268
がn−Alx Ga1−x Asからなる第1の外部ク
ラッド層270とn−AlY Ga1−Y Asからな
る第1の内部限定層272(ここで、x>y)との間で
エピタキシャル的に沈積されていることを除いて、この
図11における光学的な導波管264および埋め込み量
子ワイヤ266を含んでいる量子ワイヤ半導体レーザ構
造体262は、図9における量子ワイヤ半導体レーザ構
造体216と構成的には同等のものである。ここでの不
純物源層268は、例えば、GaAsにおけるZnの要
素的な構成体の集中の飽和点までZnをヘビー・ドーピ
ングさせたn−GaAsで構成することができる。Zn
はSiよりも早く移動することから、それらの残りの層
の成長の間に、後からエピタキシャル的に沈積される半
導体層に不整列が生じやすくなる。
【0069】不純物誘導式の不整列化による付加的な利
点は、除去の後でメサの頂部上に残留している量子ウエ
ル層について、その全てではないにせよ、その大部分を
除去するようにされることである。層の不整列領域を付
加することも、電流限定の手段にされる。
【0070】図12に開示された半導体レーザ構造体に
は、一連の直線的または水平の多重量子ワイヤが設けら
れている。この水平の多重量子ワイヤ式の半導体レーザ
構造体274には、n−GaAsからなる単一サブスト
レート276が含まれており、その上には多重のV形状
のグルーブ278が連続して構成されている。
【0071】該サブストレートおよびV形状のグルーブ
の上にエピタキシャル的に沈積されているものは、この
明細書において先に教示されているように構成される、
グルーブ276と整列された多重グルーブ282を形成
するn−Alx Ga1−x Asからなる第1の外部
クラッド層280;グルーブ282および276と整列
された多重グルーブ286を形成するn−Aly Ga
1−y As(ここに、x>y)からなる第1の内部限
定層284;および、V形状のグルーブ286内でそれ
ぞれに三日月状に形成されているGaAsからなる活性
量子ワイヤ288である。ここでの除去用レーザ・ビー
ムは、単一のレーザ・ビームまたは直列に動作する組み
合わせビーム、または、より適切には、多重のレーザ・
ビームまたは並列に動作する組み合わせのレーザ・ビー
ムであれば良い。
【0072】内部限定層284のメサ上には薄層化した
量子ウエル層290が残留しており、これに次いで逐次
成長するものは、グルーブ286,282および278
と整列された多重グルーブ294を形成するp−Aly
 Ga1−y Asからなる第2の内部限定層292;
グルーブ294,286,282および278と整列さ
れた多重グルーブ298を形成するp−AlA Ga1
−A As(ここに、x≧または≦A>y)からなる第
2の外部クラッド層296;および、グルーブ298,
294,286,282および278と整列された多重
グルーブ302を形成するp+ −GaAsからなるキ
ャップ層300である。多重の活性量子ワイヤによれば
、単一量子ワイヤの活性領域に比べて、レーザ空洞部に
対するモデルゲイン(modal gain)がより大
きいものにされる。
【0073】従来から知られている標準的な化学的エッ
チング手段または他のメタライゼーション技術は、キャ
ップ層300上のp−コンタクト(図示されない)およ
びサブストレート276上のn−コンタクト(図示され
ない)を形成するために採用される。p−クラッド層2
96およびn−クラッド層280により、それらの間で
、量子ワイヤ288に対するp−n接合部を形成するよ
うにされる。p−クラッド層296およびn−クラッド
層280のp−n接合部の順バイアスのために、p−コ
ンタクトとn−コンタクトとの間に電流が注入されて、
活性量子ワイヤ288においてコヒーレント光を発する
ようにされる。
【0074】図13に開示された代替的な実施例の半導
体レーザ構造体には、一連の直線的または水平の多重量
子ワイヤが設けられており、ここで、その光出力は多重
量子ワイヤに対して垂直にされている。この水平の多重
量子ワイヤ式の半導体レーザ構造体304には、グルー
ブ(図示されない)を備えたn−GaAsからなる単一
サブストレート306が含まれている。ここでの層およ
び後続の層におけるグルーブは、この図の透視図では示
されていないけれども、図12の多重量子ワイヤ半導体
レーザに関して説明されたように整列されている。
【0075】該サブストレートおよびグルーブ(図示さ
れない)の上にエピタキシャル的に沈積されているもの
は、この明細書において先に教示されているように構成
される、多重グルーブ(図示されない)を形成する  
n−Alx Ga1−x Asからなる第1の外部クラ
ッド層308;多重グルーブ(図示されない)を形成す
るn−Aly Ga1−y As(ここに、x>y)か
らなる第1の内部限定層310;および、該第1の内部
限定層のグルーブ(図示されない)内で左から右へと直
線的に方位が向けられている、GaAsからなる活性量
子ワイヤ312である。ここでの除去用レーザ・ビーム
は、単一のレーザ・ビームまたは直列に動作する組み合
わせビーム、または、より適切には、多重のレーザ・ビ
ームまたは並列に動作する組み合わせのレーザ・ビーム
であれば良い。
【0076】該第1の内部限定層310のメサ(図示さ
れない)上には薄層化した量子ウエル層(これも図示さ
れない)が残留しており、これに次いで逐次成長するも
のは、多重グルーブ(図示されない)を形成するp−A
ly Ga1−y Asからなる第2の内部限定層31
4、および、この明細書において先に教示されたように
ヘビー・ドーピングされたn−GaAsからなる不純物
源層316である。この不純物源層316は、そのより
高いドーパント特性を強調するために、図13において
は太い点線で示されている。
【0077】この明細書において先に教示されているよ
うに、量子ワイヤ・レーザのアレイを形成するために、
不純物源の源層自由部における直線状のストライプ・セ
クションを残して、量子ワイヤに垂直な直線状のストラ
イプ内で第2の内部限定層314上に、該不純物源が沈
積されているか、または、量子ワイヤに垂直な単一のレ
ーザを形成するために、該不純物源が第2の内部限定層
の全面を覆って沈積されており、そして、該源層におけ
る直線状のストライプは量子ワイヤのセクションにわた
って除去されている。
【0078】多重グルーブ(図示されない)を形成する
p−AlA Ga1−A As(ここに、x≧A>y)
からなる第2の外部クラッド層318、および、多重グ
ルーブ(これも図示されない)を形成するp+ −Ga
Asからなるキャップ層320について、エピタキシャ
ル的な成長が続行する。図9における除去操作に関して
検討されたように、最後の2個の半導体層318および
320のエピタキシャル的な成長の間の不純物の不整列
層316の焼きなまし操作のために、GaとAlとの相
互拡散による源層316からの不純物材についての不純
物誘導による拡散がなされ、また、図13において例示
されているように、第2の外部クラッド層318から他
の半導体層を介して第1の外部クラッド層308へと、
不整列にされた領域322の形成がなされる。代替的に
は、図10および図11に示されているように、不整列
にされた領域を形成するために、キャップ層上に、第2
の外部クラッド層上に、または、第1のクラッド層と第
1の限定層との間において、不純物の不整列源層を沈積
することができる。
【0079】図14の平面図で最も良く認められるよう
に、多重量子ワイヤ半導体レーザ構造体304に含まれ
ている直線的または水平の一連の量子ワイヤ312は、
不純物で不整列にされた領域322間で限定されるレー
ザ発光状態の下で光波の発生および伝播をするためのも
のである。矢印324で指示されているような光波の発
生および伝播は、不整列にされた領域で限定される量子
ワイヤに対して垂直にされている。量子ワイヤの長さを
通る先行の実施例における一様な活性層は、量子ワイヤ
の間の内部限定層310および314をもって、該量子
ワイヤ312の幅だけをカバーする活性層によって置換
される。その光学的な利得は量子ワイヤに対して局部化
されている。レーザの光学的な空洞部326は、フロン
ト・レーザ・ミラー328からリア・レーザ・ミラー3
30までの、波状の活性層を有している。その放射変移
率が量子ワイヤに沿って偏光された光学的フィールドに
対して最大であることから、多重量子ワイヤ半導体レー
ザ構造体に対して最高の利得がこの方位によって与えら
れる。
【0080】従来から知られている標準的な化学的エッ
チング手段または他のメタライゼーション技術は、キャ
ップ層320上のp−コンタクト(図示されない)およ
びサブストレート310上のn−コンタクト(図示され
ない)を形成するために採用される。p−クラッド層3
18およびn−クラッド層308により、それらの間で
、量子ワイヤ312に対するp−n接合部を形成するよ
うにされる。p−クラッド層318およびn−クラッド
層308のp−n接合部の順バイアスのために、p−コ
ンタクトとn−コンタクトとの間に電流が注入されて、
光学的な空洞部326においてコヒーレント光を発する
ようにされる。
【0081】また、この量子ワイヤは分散フィード・バ
ック(DFB)構造体を形成するためにn/2で間隔を
おかせることが可能であり、これにより切り裂かれたレ
ーザ・エンド・ミラーに対する必要性が除かれる。
【0082】図15に開示された半導体レーザ332に
は、サブストレート内の単一のグルーブの上に、逐次成
長した一連の垂直の量子ウエルが設けられている。この
垂直の多重量子ワイヤ半導体レーザ構造体332にはn
−GaAsからなる単一のサブストレート334が含ま
れており、その上には単一のグルーブ336が構成され
ている。サブストレートおよびグルーブの上にエピタキ
シャル的に沈積されているものは、この明細書において
先に教示されているように構成される、グルーブ336
と整列されたグルーブ340を形成するn−Alx G
a1−x Asからなる第1の外部クラッド層338;
先行するグルーブと整列されたグルーブ344を形成す
るn−Aly Ga1−y As(ここに、x>y)か
らなる第1の内部限定層342;および、グルーブ34
4の頂部におけるGaAsからなる活性量子ワイヤ34
6である。
【0083】薄層化した量子ウエル層348は内部限定
層342の頂部上に残留している。そして、この量子ウ
エル層348の露出表面、内部限定層342のグルーブ
344、および、先行のグルーブと整列されるグルーブ
352を形成する量子ワイヤ346の上には、Alc 
Ga1−c As(ここに、C≦y)からなるバリヤ層
350がエピタキシャル的に沈積される。
【0084】別の量子ウエル層はバリヤ層350の頂部
上に成長され、この明細書において先に教示されている
ように、グルーブ352の頂部上における量子ワイヤ3
54およびバリヤ層308の頂部上における薄層化した
量子ウエル層356を残して、光学誘導式の除去がなさ
れる。
【0085】沈積されている量子ウエル層に追従して、
別のバリヤ層358が沈積されて先行のグルーブに整列
したグルーブ360の形成がなされるが、これは、グル
ーブ360の頂部上における量子ワイヤ362およびバ
リヤ層358の頂部上における薄層化した量子ウエル層
364を残すような除去がなされる。
【0086】沈積されている量子ウエル層に追従して、
別のバリヤ層366が沈積されて先行のグルーブに整列
したグルーブ368の形成がなされるが、これは、グル
ーブ368の頂部上における量子ワイヤ370およびバ
リヤ層366の頂部上における薄層化した量子ウエル層
372を残すような除去がなされる。
【0087】先行のグルーブと整列したグルーブ376
を形成するp−Aly Ga1−y Asからなる第2
の内部限定層374、先行のグルーブと整列したグルー
ブ380を形成するp−AlA Ga1−A As(こ
こに、x≧または≦A≧y)からなる第2の外部クラッ
ド層378、および、先行のグルーブと整列したグルー
ブ384を形成するp+ −GaAsからなるキャップ
層382について、エピタキシャル的な成長が続行する
【0088】従来から知られている標準的な化学的エッ
チング手段または他のメタライゼーション技術は、キャ
ップ層382上のp−コンタクト(図示されない)およ
びサブストレート334上のn−コンタクト(図示され
ない)を形成するために採用される。p−クラッド層3
78およびn−クラッド層338により、それらの間で
、量子ワイヤ370,362,354および346に対
するp−n接合部を形成するようにされる。p−クラッ
ド層378およびn−クラッド層338のp−n接合部
の順バイアスのために、p−コンタクトとn−コンタク
トとの間に電流が注入されて、活性量子ワイヤ370,
362,354および346においてコヒーレント光を
発するようにされる。ここでのバリヤ層は、量子ワイヤ
の順バイアスおよび発光に対するp−n接合部の能力に
影響するものではない。
【0089】先行して教示されているように、量子ワイ
ヤのp−側またはn−側もしくは双方の側における逆バ
イアス層によって電流の限定をすることができる。これ
も先行して教示されているように、この実施例のために
光学的な導波管を設けることができる。
【0090】この図面においては、バリヤ層は先行のク
ラッド層またはバリヤ層の輪郭に追従している。このた
めに、クラッド層内にはグルーブがあることから、バリ
ヤ層がクラッド層の頂部上にエピタキシャル的に成長し
ているときには、整列したグルーブがバリヤ層内で形成
されることになる。
【0091】図15において逐次成長された量子ワイヤ
は、いずれもグルーブの形成によって自己整列されてい
る。バリヤ層のグルーブの頂部における量子ワイヤ内に
おいて除去されるべき、交番的なバリヤ層および量子ウ
エル層のこの成長シーケンスは、所望の数の量子ワイヤ
を形成するために繰り返される。多重の活性量子ワイヤ
によれば、単一の量子ワイヤの活性領域に比べて、より
大きいモデルゲインがもたらされる。
【0092】図16に示されているような、2次元アレ
イの多重量子ワイヤ半導体レーザ構造体386は、サブ
ストレート内で構成された多重グルーブの連がりの各々
の上で、複数の量子ワイヤを逐次成長させることによっ
て形成される。多重量子ワイヤ半導体レーザ構造体38
6に含まれたn−GaAsからなるサブストレート38
8の上には、一連のグルーブ390が構成されている。 この明細書において先に教示されており、また、図12
ないし図15において示されている手段によりサブスト
レートおよびグルーブの上にエピタキシャル的に沈積さ
れているものは、グルーブ394を形成するn−Alx
 Ga1−x Asからなる第1の外部クラッド層39
2;グルーブ398を形成するn−Aly Ga1−y
 As(ここに、x>y)からなる第1の内部限定層3
96;および、GaAsからなる活性量子ワイヤ400
であり、それぞれに三日月形状のものであって、この明
細書において先に教示された手段で構成されたグルーブ
398内にあるようにされている。薄層化した量子ウエ
ル層402は、内部限定層396のメサ上に残留してい
る。
【0093】この量子ウエル層402の露出表面、内部
限定層396のグルーブ398のサイドウオール、およ
び、グルーブ406を形成する量子ワイヤ400の上に
は、この明細書において先に教示されており、また、図
15において示されている手段により、Alc Ga1
−c As(ここに、C≦y)からなるバリヤ層404
がエピタキシャル的に沈積される。
【0094】別の量子ウエル層はバリヤ層404の頂部
上に成長され、この明細書において先に教示されている
ように、グルーブ398の頂部上における量子ワイヤ4
08およびバリヤ層404のメサ上の薄層化した量子ウ
エル層410を残して、光学誘導式の除去がなされる。
【0095】バリヤ層および一連の水平的な量子ワイヤ
は、垂直の層において必要な回数だけ繰り返すことがで
きる。最終的な薄層の量子ウエル層412、グルーブ4
16内の一連の量子ワイヤ414、および、バリヤ層4
18の上でエピタキシャル的に沈積されるものは、グル
ーブ422を形成するp−Aly Ga1−y Asか
らなる第2の内部限定層420、グルーブ426を形成
するp−AlA Ga1−A As(ここに、x≧また
は≦A≧y)からなる第2の外部クラッド層424、お
よび、グルーブ3430を形成するp+ −GaAsか
らなるキャップ層428である。2次元アレイの活性量
子ワイヤによれば、水平または垂直のいずれにせよ、単
一量子ワイヤまたは1次元アレイの量子ワイヤを含んで
いる活性領域に比べて、そのレーザ空洞部に対して増大
したモデルゲインがもたらされる。
【0096】米国特許第4,962,057号における
プロセス処理技術によれば、MOCVD反応装置から半
導体構造体を除去することなく、または、該反応装置内
の構造体の移動もしくはマスキング処理をすることなく
、量子ワイヤについて十分な原位置におけるプロセス処
理をすることが許容される。
【0097】この出願において先に教示されており、ま
た、図5において示されているように、水平および2次
元アレイの多重量子ワイヤ半導体レーザ構造体に対する
一連の多重グルーブは、サブストレートよりも、むしろ
外部クラッド層内で構成することができる。同様にして
、この出願において先に教示されており、また、図13
および図14において示されているように、垂直および
2次元アレイの多重量子ワイヤ半導体レーザ構造体を構
成することが可能であり、ここに、その光出力は該多重
量子ワイヤの軸と直角にされている。逆バイアス接合部
および光学的な導波管については、量子ワイヤ半導体レ
ーザ構造体の種々の実施例において構成することができ
る。
【0098】先行の検討においては、GaAsおよびG
aAlAsからなる半導体に関して説明されてきたけれ
ども、この発明を実施するときには別のIII−V族合
金を採用することができる。即ち、InGaP,InG
aAsP,InGaAlP,InGaAlAsP,In
P  GaAlSb  のような  III−V  族
合金を採用することができる。または、例えばZnSe
,ZnSSeおよびCdSのようなII−VI族の材料
を採用することができる。また、半導体層として、また
は、GaAsもしくはAlZ Ga1−Z Asからな
るウエル層、および、AlAsもしくはAlz’Ga1
−z’As(ここで、x>y>z’>z)からなる対応
のバリヤ層の交番的なものの多重量子ウエル構造体とし
ては、IV族の材料(最も重要なものとしては、Siお
よびGe)を用いることもできる。多重量子ワイヤ半導
体構造体においては、その状況およびニーズに依存して
、異なる量子ウエル半導体材料による異なる量子ワイヤ
にすることができる。
【0099】代替的な活性層としては次のものを挙げる
ことができる。即ち、GaAs,Aly Ga1−y 
Asまたは(Alx Ga1−x )0.5 In0.
5 Pのような、ドーピングされないもの、n−タイプ
のドーピングをされたもの、または、p−タイプのドー
ピングをされたもの;比較的薄い通常のダブル・ヘテロ
構造(DH)の活性層;GaAsまたはAly Ga1
−y As(ここに、y<x)のような単一量子ウエル
;GaAsとAly Ga1−y As(ここに、y<
x)との交番層、または、p−Alz Ga1−z A
s(ここに、B<w<z)からなる第2のクラッド層を
有するAlw Ga1−w AsとAlB Ga1−B
 As(ここに、B<w<x)との交番層のような多重
量子ウエルのスーパーラティス;または、分離した限定
用空洞部内の分離した単一のもしくは多重の量子ウエル
構造体である。
【0100】所望の不整列操作を実行したり、または、
要素的な注入/焼きなまし技術を実行したりするために
、代替可能な従来の技術および拡散/注入材が存在する
。ここでの検討は不純物誘導式の不整列操作に限定され
ていた。しかしながら、ここで注意されるべきことは、
これらの他の技術および要素的な拡散または注入を等し
く適用できることである。
【0101】この発明の説明は特定の実施例についてな
されたけれども、当業者にとって明かなように、これま
での説明に照らして、多くの代替、修正および変更がで
きることは明白である。従って、この発明で意図される
ことは、このような代替、修正および変更の全てが、特
許請求の範囲に記載された事項の精神および範囲に入る
ように包含されるということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法によって形成されるホト誘導式
の復元除去(desorption)に先立つ半導体レ
ーザ構成体における量子ワイヤのサイド・エレベーショ
ンの概略的な例示図である。
【図2】この発明の方法によって形成されるホト誘導式
の復元除去(desorption)の間の半導体レー
ザ構成体における量子ワイヤのサイド・エレベーション
の概略的な例示図である。
【図3】この発明の方法によって形成される半導体レー
ザ構成体における量子ワイヤのサイド・エレベーション
の概略的な例示図である。
【図4】この発明の方法によって形成される外部的な電
流限定ストライプを備えた半導体レーザ構成体における
量子ワイヤの代替的な実施例の概略的な例示図である。
【図5】この発明の方法によって形成される第1に成長
したクラッド層における初期グルーブを備えた半導体レ
ーザ構成体における量子ワイヤの代替的な実施例の概略
的な例示図である。
【図6】この発明の方法によって形成される逆バイアス
接合部を備えた半導体レーザ構成体における量子ワイヤ
のサイド・エレベーションの概略的な例示図である。
【図7】この発明の方法によって形成される逆バイアス
接合部を備えた半導体レーザ構成体における量子ワイヤ
の代替的な実施例のサイド・エレベーションの概略的な
例示図である。
【図8】この発明の方法によって形成される逆バイアス
接合部を備えた半導体レーザ構成体における量子ワイヤ
の代替的な実施例のサイド・エレベーションの概略的な
例示図である。
【図9】この発明の方法によって形成される光学的なウ
エーブガイド(導波管)を備えた半導体レーザ構成体に
おける量子ワイヤのサイド・エレベーションの概略的な
例示図である。
【図10】この発明の方法によって形成される光学的な
ウエーブガイドを備えた半導体レーザ構成体における量
子ワイヤの代替的な実施例のサイド・エレベーションの
概略的な例示図である。
【図11】この発明の方法によって形成される光学的な
ウエーブガイドを備えた半導体レーザ構成体における量
子ワイヤの代替的な実施例のサイド・エレベーションの
概略的な例示図である。
【図12】この発明の方法によって形成される半導体レ
ーザにおける線形的なまたは水平的な多重の量子ワイヤ
のサイド・エレベーションの概略的な例示図である。
【図13】半導体レーザ構成体における線形的なまたは
水平的な多重の量子ワイヤのサイド・エレベーションの
概略的な例示図であって、その光出力がこの発明の方法
によって形成される多重の量子ワイヤの軸に直交してい
るものである。
【図14】図13における線形的なまたは水平的な多重
の量子ワイヤのトップ・エレベーションの概略的な例示
図である。
【図15】この発明の方法によって形成される半導体レ
ーザにおける垂直的な多重の量子ワイヤのサイド・エレ
ベーションの概略的な例示図である。
【図16】この発明の方法によって形成される半導体レ
ーザにおける垂直的な多重の量子ワイヤのサイド・エレ
ベーションの概略的な例示図である。
【符号の説明】
10:半導体レーザ構造体 12:サブストレート 14:グルーブ 16:サイドウオール 28:サイドウオール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】    量子ワイヤ半導体レーザ構成体を
    形成するための方法であって:サブストレート上に所定
    数の半導体層をエピタキシャル的に沈積させるステップ
    であって、前記半導体層の少なくとも1個または前記サ
    ブストレートは少なくとも1個のグルーブを備えるよう
    にされるステップ、少なくとも1個のグルーブを備えた
    前記半導体層の1個に隣接している前記半導体層の少な
    くとも1個は活性量子ウエル層であって、レーザ発光の
    状態の下でこれにより光波の発生および伝播がなされる
    ステップ、前記量子ウエル層の沈積の後で前記半導体層
    のエピタキシャル成長を中断するステップ、ホト誘導蒸
    着を用いて原位置における選択的な復元除去をするステ
    ップであって、前記少なくとも1個のグルーブにおける
    前記量子ウエル層の部分がその下部の半導体層とインタ
    フェースして、前記少なくとも1個のグルーブの中の少
    なくとも1個の頂点部に少なくとも1個の量子ワイヤを
    形成する前記のステップ、および残りの半導体層につい
    てエピタキシャル的な沈積を続行するステップ、が含ま
    れている前記の方法。
JP3347038A 1991-01-08 1991-12-27 原位置におけるエピタキシャル成長の間にホト誘導蒸着のエンハンスメントを介して量子ワイヤ半導体レーザを構成するための方法 Expired - Fee Related JP3048273B2 (ja)

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