JPH04316516A - エストロゲン依存性疾患治療用薬剤 - Google Patents

エストロゲン依存性疾患治療用薬剤

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JPH04316516A
JPH04316516A JP9176487A JP7648791A JPH04316516A JP H04316516 A JPH04316516 A JP H04316516A JP 9176487 A JP9176487 A JP 9176487A JP 7648791 A JP7648791 A JP 7648791A JP H04316516 A JPH04316516 A JP H04316516A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒドロキシオクタデカジ
エン酸、ケト体に酸化されたその酸、またはその誘導体
を、これらの物質を含有する医薬製剤として、エストロ
ゲン依存性疾患、特に乳癌または良性前立腺過形成治療
のために使用する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】細胞成長が性ホルモンによってコントロ
ールされる悪性または良性の腫瘍は例えば前立腺腫瘍、
良性前立腺過形成、乳癌等である。良性前立腺過形成は
アンドロゲン(男性ホルモン)の減少によって引き起こ
され、ホルモンバランスにおけるエストロゲン(発情ホ
ルモン)のシェアの相対的増大に関係している。
【0003】しかしながら、男性中の増加したアロマタ
ーゼ活性によって引き起こされる、アンドロゲンの減少
はもとより増加したエステロゲン生産も今日では良性前
立腺過形成の原因と考えられている。特に前立腺の豊富
な結合組織は活性化された成長をもってエストロゲンに
応答する。
【0004】良性前立腺過形成はホルモンの誤ったコン
トロールによって引き起こされ成長する。このように組
織の型(a  type  of  tissue)で
ない「器官」が成長する。すなわち、良性前立腺過形成
は不規則な結節(nodes)(例えば関連した排出管
(the  associated  excreto
ry  duct)のない腺)を形成する結合組織と腺
上皮よりなる。両タイプの細胞はそれらの成長インパル
スのために2つの異なったそして正反対のホルモンを必
要とする。 腺細胞はアンドロゲン(例えばテストステロン)に応答
し、他方結合組織はエストロゲン(例えばエストラジオ
ール)に反応する。
【0005】生じる症状は特に頻尿感、排尿時の問題、
あとでの残尿感、及び最後に急性尿遮断であり、これら
は尿道の周囲での膨張プロセスにより尿の通過が妨げら
れ置換されることから生ずる。従って、腫瘍により困難
になった患者の排尿を改善する治療のために必要なこと
は、排尿量を増加させ、それによって残尿量を減少させ
または克服することである。
【0006】アロマターゼは女性ホルモンであるエスト
ラジオールの正常な生合成に重要な役割を演ずる。なぜ
なら最初に生じたテストステロンのエストラジオールへ
の変換(芳香族化)がアロマターゼによってなされるか
らである。このように女性の場合この生理的合成ルート
によるテストステロンの一日の排出量は約0.1mgで
ある。アロマターゼはNADPH依存性チトクロームリ
ダクターゼを有するチトクロームP−450の酵素系で
ある。非ステロイド系アロマターゼ阻害剤(例えばイミ
ダゾール、アミノグルテチミド)は主として酵素のヘモ
基との可逆的複合体形成によって阻害剤として効力を生
じるのに対し、ステロイド系阻害剤は長期に亘って酵素
系に固く結合し酸素系を停止させる。
【0007】女性の場合には、そして、より低いレベル
で男性の場合にも、アンドロゲンのエストロゲンへの変
換はアロマターゼ阻害剤によって抑制され、その結果エ
ストロゲンレベルの減少が起こる。かかるアロマターゼ
阻害剤は以前は乳癌の治療に用いられ、また良性前立腺
過形成の場合の第一次テストにおいて用いられた。これ
らは不相応に高価であり、また癌との対比において良性
前立腺過形成は罹患率が比較的低いので、それらは前立
腺製剤のマーケットにおいて主流を占めていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以前に用いられた薬剤
及び物質は非常に高価につく合成方法によってのみ生産
されるという欠点があるので、乳癌や前立腺過形成の治
療に成功裏に用いることができ、しかも天然から得られ
るかまたは比較的経済的に合成される、アロマターゼ阻
害のために有効な物質の出現が望まれている。従って本
発明は、その阻害効果により、女性ホルモンによってコ
ントロールされる腫瘍や他の病気の治療に成功裏に用い
られる物質を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的は、エストロゲ
ン依存性疾患、特に乳癌または良性前立腺過形成治療用
薬剤の製造のためにヒドロキシオクタデカジエン酸、ケ
ト体に酸化されたその酸、またはそのエステル誘導体を
用いる本発明によって達成された。従ってかかる酸によ
って、アロマターゼ阻害形態において抗エストロゲン作
用のみならず抗アンドロゲン作用も有する物質がはじめ
て提供される。2つの二重結合及びヒドロキシ基もしく
はオキソ基が9〜13位の炭素原子上にある、ヒドロキ
シ及び/またはオキソオクタデカジエン酸が好ましい。 本発明によれば、1つのヒドロキシ基もしくは1つのオ
キソ基が存在するだけでなく、1分子中にいくつかのヒ
ドロキシまたはオキソ基が存在することも可能である。 このように1分子あたり例えば3つまでのヒドロキシま
たはオキソ基が存在し得る。これらの化合物の中で、ト
リヒドロキシオクタデカジエン酸が特に適当である。
【0010】本発明によると好ましくは10または11
位にトランス立体配置、12または9位にシス立体配置
を有する、上述のヒドロキシオクタデカジエン酸または
ケト体に酸化されたその酸であるオキソオクタデカジエ
ン酸がエストロゲン依存性疾患治療用薬剤の製造に特に
適していることが見い出された。従って以下の4つの酸
が特に好適である。 9−ヒドロキシ−10(トランス)−12(シス)−オ
クタデカジエン酸、9−オキソ−10(トランス)−1
2(シス)−オクタデカジエン酸、13−ヒドロキシ−
9(シス)−11(トランス)−オクタデカジエン酸、
13−オキソ−9(シス)−11(トランス)−オクタ
デカジエン酸。
【0011】9−ヒドロキシ酸のケト体はこのヒドロキ
シ化合物に比べエストロゲン依存性疾患の治療において
10倍優れた効果を有することが驚くべきことに見い出
された。
【0012】上述の脂肪酸はすでに知られており、特に
医薬としてすでに使用されている。このように例えば特
開昭63−164620号公報にヒドロキシ体の不飽和
脂肪酸の用途が抗高血圧剤として挙げられており、抗動
脈硬化効果が広く一般に不飽和脂肪酸によって示されて
いる。さらにヨーロッパ特許公開(EP−A)0097
059号公報にこれらのヒドロキシ酸を含有する組成物
が皮膚処理用に提案されている。ケミカルアブストラク
ツ  93巻(1980),No.202348aから
、9−ヒドロキシ−10,12−オクタデカジエン酸が
VX2 −腫瘍組織培養におけるリノレン酸の生体外代
謝産物であることが知られている。この関係においてこ
の脂肪酸の代謝が骨のカルシウムレベルにおけるその役
割りとの関連で論じられている。ケミカルアブストラク
ツ  85巻(1976),No.173098Wから
、8−ヒドロキシ−10(トランス)−12(シス)−
オクタデカジエン酸及び13−ヒドロキシ−9(シス)
−11(トランス)−オクタデカジエン酸並びにこれら
2つの酸のケト体に酸化された酸、さらに部分的にそれ
らのメチルエステルが知られている。これらの酸はウシ
心臓のミトコンドリアから単離することができる。
【0013】最後に、ケミカルアブストラクツ  10
6巻(1987),No.138127kから、9−ヒ
ドロキシ−10(トランス)−12(シス)−オクタデ
カジエン酸をイネにおける保護物質として用いることが
知られている。しかしながら、最後に挙げた2つの刊行
物においては、そこに記載された酸の薬理作用について
何の指摘もされていない。特にオキソオクタデカジエン
酸の薬理活性については何も知られていない。
【0014】酸の代りに対応するエステル誘導体も用い
ることができる。というのは体内に存在する酵素エステ
ラーゼがエステルを遊離酸に変換できるからである。エ
ステル誘導体としては炭素数1〜4の低級アルキルエス
テルが特に好適である。
【0015】ヒドロキシオクタデカジエン酸は植物や動
物組織中に存在し、そこから単離できる。イラクサの根
の植物抽出液中に、上述の酸が遊離体として及びグリセ
リド、セラミド及びリン脂質におけるエステル成分とし
て存在する。しかしながら、上述のこれらのヒドロキシ
オクタデカジエン酸はオレイン酸やリノール酸から半合
成的に生成させることも可能である。
【0016】オレイン酸を30%までを含有する工業用
リノール酸からこれらの酸を例えば比較的経済的に良好
な収率で製造することができる。
【0017】9−ヒドロキシ−10(トランス)−12
(シス)−オクタデカジエン酸及びケト体に酸化された
対応する9−オキソ−10(トランス)−12(シス)
−オクタデカジエン酸の製造を以下に記述する。他のヒ
ドロキシ酸または対応するオキソ酸の製造は同様にして
行うかまたは始めに挙げた既知の方法の1つによって行
うことができる。
【0018】(1)  9−ヒドロキシ−10(トラン
ス)−12(シス)−オクタデカジエン酸の製造工業用
リノール酸(Fluka,New−Ulm)の30gを
ツィーン(Tween)20R (乳化剤)と一緒にし
たリン酸緩衝液(pH5.5、1/15MKH2 PO
4 溶液96部及び1/15M  Na2 HPO4 
溶液4部)1.8リットル中で強い振盪によって乳化す
る。繰り返しの振盪の後にこの基質溶液をリン酸緩衝液
(pH5.5)約7リットル中の均質化したトマト(コ
ンプリート)2.5〜3kgの懸濁液に加える。混合物
のpH値を濃Na2 HPO4 溶液でできるだけ正確
に5.3〜5.5に調整し、混合物を空気との接触下で
緩やかに5〜7時間撹拌する。ついで、30%H2 S
O4 で注意深く酸性化してpH2〜3にし、エーテル
約4〜5リットルを加える。全混合物を約15分激しく
撹拌した後、ゲルタイプの橙色エーテル相をデカント除
去し、遠心分離によって水から分離する。さらにエーテ
ル(約1リットル)及びNa2 SO4 (水なし)約
100gをゲルタイプエーテル相に加え、振盪する。澄
明なエーテル溶液を綿状の固まりとなった残渣からデカ
ント除去し、該残渣をエーテルでさらに3回抽出する。
【0019】乾燥させた澄明なエーテル相を30℃で真
空濃縮する。粗製のヒドロキシ過酸化物及び非変換出発
物質が赤色油(約30〜40g)として残る。
【0020】該混合物を精製なしに直ちに、MeOH1
50mlを添加した0.1M硼砂溶液(pH9)150
mlに懸濁し、氷冷した該混合物に水素化ホウ素ナトリ
ウム(Fluka)5gを少しずつ加える。添加終了後
、冷却を止め、室温で2時間撹拌する。HCl水で注意
深く酸性化してpH2〜3とした後、混合物をCH2 
Cl2 で2回抽出し、CH2 Cl2 相をNaCl
溶液で洗浄する。ロータリーエバポレーターでCH2 
Cl2 を除去後、粗生産物(約30g)として目的化
合物を得る。これをシクロヘキサン/酢酸エチル/酢酸
(150:100:2または250:100:2)を用
いる約800gのシリカゲル上での二重カラムクロマト
グラフィーによって精製する(DCコントロール、シク
ロヘキサン/EtOAc/AcOH100:50:2を
用いるポリグラム(PolygramR )Sil  
G/UV254 (Machery  &  Nage
l)上でのRf =0.43)。
【0021】最後に約7〜8gの9−ヒドロキシ−10
(トランス)−12(シス)−オクタデカジエン酸(D
エナンチオマー)が粘稠な黄色油(室温)として得られ
るが、このものは−20℃でも限定された程度にしか貯
蔵できない。
【0022】(2)  9−オキソ−10(トランス)
−12(シス)−オクタデカジエン酸の製造9−ヒドロ
キシオクタデカジエン酸0.6gを乾燥塩化メチレン6
0mlに撹拌下溶解し、MnO2 4g(MnSO4 
溶液をアルカリ媒体中でKMnO4 と反応させて活性
化MnO2 を製造する、アテンボロウ(Attenb
orough)法により得られたもの、Fluka−9
0%)を加える。該懸濁液を暗中室温で15時間撹拌し
、セライト(CeliteR )を通して濾過する。溶
媒除去後、残渣をシクロヘキサン/EtOAc/MeO
H(70:30:2)を用いるシリカゲルプレート上で
分離する。
【0023】Rf =0.35〜0.40のバンドの溶
出からの残渣をそれぞれn−ヘキサン及びMeOH/H
2 Oでそれぞれ再結晶し、乾燥する。約0.1gの同
様に不安定な9−オキソ−10(トランス)−12(シ
ス)−オクタデカジエン酸が得られる。
【0024】各活性成分の投与は錠剤、カプセル剤また
はドラジマー(dragees)によって経口的に、ま
たは注射、特に筋肉内注射によって行うことができ、活
性物質の溶液は油状のまたは希釈されたエタノール溶液
を構成することができる。
【0025】錠剤形態における好ましい医薬製剤は9−
ヒドロキシ−10(トランス)−12(シス)−オクタ
デカジエン酸、9−オキソ−10(トランス)−12(
シス)−オクタデカジエン酸、13−ヒドロキシ−9(
シス)−11(トランス)−オクタデカジエン酸または
13−オキソ−9(シス)−11(トランス)−オクタ
デカジエン酸並びに任意的にさらに添加剤を含有する。 好ましくはラクトースもしくはマルトデキストリン及び
カルボキシメチルセルロースカルシウムを補助剤として
添加する。
【0026】医薬製剤は1回の投与量として投与形態あ
たり活性物質約50.0〜200mgの量で投与でき、
成人に対する1日の投与量は一般に活性物質として約1
00〜1000mg、好ましくは約200〜500mg
である。
【0027】軟ゼラチンカプセルの形態で投与される好
ましい医薬製剤は以下の内容物のみを含有する:  9
−ヒドロキシ−10(トランス)−12(シス)−  
オクタデカジエン酸                
                        1
50mg  大豆油                
                         
           150mg    胃液抵抗性
被覆層                      
                    300mg
筋肉内注射については混合物が等しく1:1である1c
m3 の本注射剤が適当であるが、この目的のために好
ましくは8〜12C原子の平均サイズのトリグリセライ
ドを用いる。
【0028】   9−ヒドロキシ−10(トランス)−12(シス)
−  オクタデカジエン酸             
                         
  500mg  トリグリセリド         
                         
          500mg    本注射剤  
                         
                     1000
mg競合阻害テストにおいてヒト胎盤ミクロソーム(ア
ロマターゼ)の基質アンドロステンジオンとの懸濁液を
用いて阻害剤テストを行った。その条件を表1に要約す
る。                          
         表  1  酵素阻害についての実
験条件     テストバッチの容量            
      500μl     酵素源      
                        胎
盤ミクロソーム、                 
                       40
μg タンパク質    基質           
                     アンドロ
ステンジオン(10nM)    トレーサー    
                       3H
    共基質                  
            NADPH再生系(0.5m
M)    インキュベーション時間        
      10分    測定産物        
                    H2 O 
   検出                    
            LSC本発明の9−ヒドロキ
シ−10(トランス)−12(シス)−オクタデカジエ
ン酸のアロマターゼ活性を阻害性添加剤なしのコントロ
ール群と比較した。
【0029】アロマターゼ活性を反応のパーセントによ
って表2に示す。                          
         表  2            
                         
 9−ヒドロキシ−10(トランス)−12(シス)−
オクタ                デカジエン酸
のアロマターゼ活性 1)             
                    阻害剤なし
    100±9.1    100±8.1   
 100±5.5              阻害剤
の濃度                1mg/l 
         10mg/l        10
0mg/l  阻害剤あり    94.4±1.2 
 53.8±3.8  16.3±3.2      
  1) pMol/10 min/mg  プロット
による表示得られた値は本発明の脂肪酸9−ヒドロキシ
−10(トランス)−12(シス)−オクタデカジエン
酸の明瞭なアロマターゼ阻害を示している。
【0030】9−オキソ−10(トランス)−12(シ
ス)−オクタデカジエン酸及びトリヒドロキシ−10(
トランス)−12(シス)−オクタデカジエン酸を用い
てさらに阻害テストを行った。この阻害テストの条件を
表3に示し、アロマターゼ活性を表4に反応のパーセン
トとして示す。                          
         表  3  アロマターゼ阻害の実
験条件     テストバッチの容量            
      500μl     酵素源      
                        胎
盤ミクロソーム、                 
                       40
μg タンパク質    基質           
                     アンドロ
ステンジオン(10nM)    トレーサー    
                       3H
    共基質                  
            NADPH再生系(0.5m
M)    インキュベーション時間        
      10分    測定産物        
                    H2 O 
   検出                    
            LSC          
                        表
  4                      
アロマターゼ活性 1) (反応%)        
                         
                         
    阻害剤の濃度               
                   1mg/l 
   10mg/l    100 mg/l    
阻害剤なし                    
   100±9.1    100±8.1    
100±5.5   阻害剤あり          
            1) 9− オキソ−10(
トランス)−12    58.3±3.6   19
.3±3.4    6.2±2.9     (シス
)−オクタデカジエン酸    2)トリヒドロキシ−
10 (トランス) 54.1±7.6   31.3
±2.0   27.1±5.4     −12(シ
ス)−オクタデカジエン酸  1/2)  溶  媒 
                   95.9±8
.6   89.6±9.4  102.1±7.2 
      (カウンターコントロール)      
                         
                 平均値±SD(n
=3)      1) pMol/10 min/m
g  プロットによる表示上記値は本発明の脂肪酸によ
るアロマターゼの明瞭な阻害を実証している。脂肪酸に
対する溶媒もカウンターコントロールとして検査した。 絶対的アロマターゼ活性について得られた値は各ケース
とも3つの測定からの平均値であり、標準偏差を付加し
て示す。阻害剤なしのテストは9つの測定値からの平均
値である。
【0031】表2及び4から該脂肪酸のアロマターゼ活
性を認識し得る。特にオクタデカジエン酸のケト型がよ
り強力なアロマターゼ阻害作用を有することが示されて
いる。この効果はヒドロキシ体の酸より約10倍強く、
このことは阻害剤の濃度の変位によって明らかになる。 トリヒドロキシ−10(トランス)−12(シス)−オ
クタデカジエン酸も阻害作用を示し、その大きさの順序
は上述のオキソ酸の作用に対応する。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ヒドロキシオクタデカジエン酸、ケト
    体に酸化されたその酸または両酸のエステル誘導体であ
    って炭素数1〜4の低級アルキルエステルであるエステ
    ル誘導体を含有するエストロゲン依存性疾患、特に乳癌
    または良性前立腺過形成の治療のための薬剤。
  2. 【請求項2】  オクタデカジエン酸の二重結合及びヒ
    ドロキシ基またはオキシ基が9−13位の炭素原子上に
    依存する請求項1の薬剤。
  3. 【請求項3】  ヒドロキシオクタデカジエン酸が9−
    ヒドロキシ−10(トランス)−12(シス)−オクタ
    デカジエン酸または13−ヒドロキシ−9(シス)−1
    1(トランス)−オクタデカジエン酸から選ばれる請求
    項1または2の薬剤。
  4. 【請求項4】  ケト体に酸化された酸が9−オキソ−
    10(トランス)−12(シス)−オクタデカジエン酸
    または13−オキソ−9(シス)−11(トランス)−
    オクタデカジエン酸から選ばれる請求項1または2の薬
    剤。
  5. 【請求項5】  3つまでのヒドロキシまたはオキソ基
    が分子中に存在する請求項1の薬剤。
  6. 【請求項6】  ヒドロキシまたはオキソオクタデカジ
    エン酸をアルコール溶液中で非経口投与のために用いる
    請求項1〜5のいずれかの薬剤。
  7. 【請求項7】  ヒドロキシオクタデカジエン酸または
    ケト体に酸化されたその酸50〜200mg、またはそ
    のエステル誘導体の対応量を含有する請求項1〜6のい
    ずれかの薬剤。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4972745B2 (ja) * 2005-06-22 2012-07-11 国立大学法人群馬大学 Gタンパク質共役型受容体g2aの作動薬、及びg2a活性調節薬のスクリーニング方法

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