JPH0686376B2 - エストロゲン依存性疾患治療用薬剤 - Google Patents

エストロゲン依存性疾患治療用薬剤

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JPH0686376B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒドロキシオクタデカジ
エン酸、ケト体に酸化されたその酸、またはその誘導体
を、これらの物質を含有する医薬製剤として、エストロ
ゲン依存性疾患、特に乳癌または良性前立腺過形成治療
のために使用する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】細胞成長が性ホルモンによってコントロ
ールされる悪性または良性の腫瘍は例えば前立線腫瘍、
良性前立線過形成、乳癌等である。良性前立線過形成は
ホルモンバランスにおけるエストロゲンの役割の相対的
増大に関係しているアンドロゲンの減少によって引起こ
される。
【0003】しかしながら、アンドロゲンの減少はもと
より、男性においてアロマターゼ活性の亢進によって引
起こされるエストロゲン生産の亢進も、今日では良性前
立線過形成の原因と考えられている。特に前立線の豊富
な結合組織は活性化された成長をもってエストロゲンに
応答する。
【0004】良性前立線過形成はホルモンの誤ったコン
トロールによって引き起こされ成長する。このように組
織の型(a type of tissue)でない
「器官」が成長する。すなわち、良性前立線過形成は不
規則な結節(nodes)(例えば関連した排出管(t
he associated excretory d
uct)のない腺)を形成する結合組織と腺上皮よりな
る。両タイプの細胞はそれらの成長を刺激するのに2つ
の異なったそして正反対のホルモンを必要とする。腺細
胞はアンドロゲン(例えばテストステロン)に応答し、
他方結合組織はエストロゲン(例えばエストラジオー
ル)に反応する。
【0005】生じる症状は特に頻尿感、排尿時の問題、
あとでの残尿感、及び最後に急性尿遮断であり、これら
は尿道の周囲での膨張プロセスにより尿の通過が妨げら
れ置換されることから生ずる。従って、腫瘍により困難
になった患者の排尿を改善する治療のために必要なこと
は、排尿量を増加させ、それによって残尿量を減少させ
または克服することである。
【0006】アロマターゼは女性ホルモンであるエスト
ラジオールの正常な生合成に重要な役割を演ずる。なぜ
なら最初に生じたテストステロンのエストラジオールへ
の変換(芳香族化)がアロマターゼによってなされるか
らである。このように女性の場合この生理的合成ルート
によるテストステロンの一日の排出量は約0.1mgであ
る。アロマターゼはNADPH依存性チトクロームリダ
クターゼを有するチトクロームP−450の酵素系であ
る。非ステロイド系アロマターゼ阻害剤(例えばイミダ
ゾール、アミノグルテチミド)は主として酵素のヘモ基
との可逆的複合体形成によって阻害剤として効力を生じ
るのに対し、ステロイド系阻害剤は長期に亘って酵素系
に固く結合し酸素系を停止させる。
【0007】女性の場合には、そして、より低いレベル
で男性の場合にも、アンドロゲンのエストロゲンへの変
換はアロマターゼ阻害剤によって抑制され、その結果エ
ストロゲンレベルの減少が起こる。かかるアロマターゼ
阻害剤は以前は乳癌の治療に用いられ、また良性前立腺
過形成の場合の第一次テストにおいて用いられた。これ
らは不相応に高価であり、また癌との対比において良性
前立腺過形成は罹患率が比較的低いので、それらは前立
腺製剤のマーケットにおいて主流を占めていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以前に用いられた薬剤
及び物質は非常に高価につく合成方法によってのみ生産
されるという欠点があるので、乳癌や前立腺過形成の治
療に成功裏に用いることができ、しかも天然から得られ
るかまたは比較的経済的に合成される、アロマターゼ阻
害のために有効な物質の出現が望まれている。従って本
発明は、その阻害効果により、女性ホルモンによってコ
ントロールされる腫瘍や他の病気の治療に成功裏に用い
られる物質を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的は、エストロゲ
ン依存性疾患、特に乳癌または良性前立腺過形成治療用
薬剤の製造のためにヒドロキシオクタデカジエン酸、ケ
ト体に酸化されたその酸、またはそのエステル誘導体を
用いる本発明によって達成された。従ってかかる酸によ
って、アロマターゼ阻害形態において抗エストロゲン作
用のみならず抗アンドロゲン作用も有する物質がはじめ
て提供される。2つの二重結合及びヒドロキシ基もしく
はオキソ基が9〜13位の炭素原子上にある、ヒドロキ
シ及び/またはオキソオクタデカジエン酸が好ましい。
本発明によれば、1つのヒドロキシ基もしくは1つのオ
キソ基が存在するだけでなく、1分子中にいくつかのヒ
ドロキシまたはオキソ基が存在することも可能である。
このように1分子あたり例えば3つまでのヒドロキシま
たはオキソ基が存在し得る。これらの化合物の中で、ト
リヒドロキシオクタデカジエン酸が特に適当である。
【0010】本発明によると好ましくは10または11
位にトランス立体配置、12または9位にシス立体配置
を有する、上述のヒドロキシオクタデカジエン酸または
ケト体に酸化されたその酸であるオキソオクタデカジエ
ン酸がエストロゲン依存性疾患治療用薬剤の製造に特に
適していることが見い出された。従って以下の4つの酸
が特に好適である。9−ヒドロキシ−10(トランス)
−12(シス)−オクタデカジエン酸、9−オキソ−1
0(トランス)−12(シス)−オクタデカジエン酸、
13−ヒドロキシ−9(シス)−11(トランス)−オ
クタデカジエン酸、13−オキソ−9(シス)−11
(トランス)−オクタデカジエン酸。
【0011】9−ヒドロキシ酸のケト体はこのヒドロキ
シ化合物に比べエストロゲン依存性疾患の治療において
10倍優れた効果を有することが驚くべきことに見い出
された。
【0012】上述の脂肪酸はすでに知られており、特に
医薬としてすでに使用されている。このように例えば特
開昭63−164620号公報にヒドロキシ体の不飽和
脂肪酸の用途が抗高血圧剤として挙げられており、抗動
脈硬化効果が広く一般に不飽和脂肪酸によって示されて
いる。さらにヨーロッパ特許公開(EP−A)0097
059号公報にこれらのヒドロキシ酸を含有する組成物
が皮膚処理用に提案されている。ケミカルアブストラク
ツ 93巻(1980),No.202348aから、9
−ヒドロキシ−10,12−オクタデカジエン酸がVX
2 −腫瘍組織培養におけるリノレン酸の生体外代謝産物
であることが知られている。この関係においてこの脂肪
酸の代謝が骨のカルシウムレベルにおけるその役割りと
の関連で論じられている。ケミカルアブストラクツ 8
5巻(1976),No.173098Wから、8−ヒド
ロキシ−10(トランス)−12(シス)−オクタデカ
ジエン酸及び13−ヒドロキシ−9(シス)−11(ト
ランス)−オクタデカジエン酸並びにこれら2つの酸の
ケト体に酸化された酸、さらに部分的にそれらのメチル
エステルが知られている。これらの酸はウシ心臓のミト
コンドリアから単離することができる。
【0013】最後に、ケミカルアブストラクツ 106
巻(1987),No.138127kから、9−ヒドロ
キシ−10(トランス)−12(シス)−オクタデカジ
エン酸をイネにおける保護物質として用いることが知ら
れている。しかしながら、最後に挙げた2つの刊行物に
おいては、そこに記載された酸の薬理作用について何の
指摘もされていない。特にオキソオクタデカジエン酸の
薬理活性については何も知られていない。
【0014】酸の代りに対応するエステル誘導体も用い
ることができる。というのは体内に存在する酵素エステ
ラーゼがエステルを遊離酸に変換できるからである。エ
ステル誘導体としては炭素数1〜4の低級アルキルエス
テルが特に好適である。
【0015】ヒドロキシオクタデカジエン酸は植物や動
物組織中に存在し、そこから単離できる。イラクサの根
の植物抽出液中に、上述の酸が遊離体として及びグリセ
リド、セラミド及びリン脂質におけるエステル成分とし
て存在する。しかしながら、上述のこれらのヒドロキシ
オクタデカジエン酸はオレイン酸やリノール酸から半合
成的に生成させることも可能である。
【0016】オレイン酸を30%まで含有する工業用リ
ノール酸からこれらの酸を例えば比較的経済的に良好な
収率で製造することができる。
【0017】9−ヒドロキシ−10(トランス)−12
(シス)−オクタデカジエン酸及びケト体に酸化された
対応する9−オキソ−10(トランス)−12(シス)
−オクタデカジエン酸の製造を以下に記述する。他のヒ
ドロキシ酸または対応するオキソ酸の製造は同様にして
行うかまたは始めに挙げた既知の方法の1つによって行
うことができる。
【0018】(1) 9−ヒドロキシ−10(トラン
ス)−12(シス)−オクタデカジエン酸の製造 工業用リノール酸(Fluka,New−Ulm)の3
0gをツィーン(Tween)20R (乳化剤)と一緒
にしたリン酸緩衝液(pH5.5、1/15MKH2 PO
4 溶液96部及び1/15M Na2 HPO4 溶液4
部)1.8リットル中で強い振盪によって乳化する。繰
り返しの振盪の後にこの基質溶液をリン酸緩衝液(pH
5.5)約7リットル中の均質化したトマト(コンプリ
ート)2.5〜3kgの懸濁液に加える。混合物のpH値を
濃Na2 HPO4 溶液でできるだけ正確に5.3〜5.
5に調整し、混合物を空気との接触下で緩やかに5〜7
時間撹拌する。ついで、30%H2 SO4 で注意深く酸
性化してpH2〜3にし、エーテル約4〜5リットルを加
える。全混合物を約15分激しく撹拌した後、ゲルタイ
プの橙色エーテル相をデカント除去し、遠心分離によっ
て水から分離する。さらにエーテル(約1リットル)及
びNa2 SO4 (水なし)約100gをゲルタイプエー
テル相に加え、振盪する。澄明なエーテル溶液を綿状の
固まりとなった残渣からデカント除去し、該残渣をエー
テルでさらに3回抽出する。
【0019】乾燥させた澄明なエーテル相を30℃で真
空濃縮する。粗製のヒドロキシ過酸化物及び非変換出発
物質が赤色油(約30〜40g)として残る。
【0020】該混合物を精製なしに直ちに、MeOH1
50mlを添加した0.1M硼砂溶液(pH9)150mlに
懸濁し、氷冷した該混合物に水素化ホウ素ナトリウム
(Fluka)5gを少しずつ加える。添加終了後、冷
却を止め、室温で2時間撹拌する。HCl水で注意深く
酸性化してpH2〜3とした後、混合物をCH2 Cl2
2回抽出し、CH2 Cl2 相をNaCl溶液で洗浄す
る。ロータリーエバポレーターでCH2 Cl2 を除去
後、粗生産物(約30g)として目的化合物を得る。こ
れをシクロヘキサン/酢酸エチル/酢酸(150:10
0:2または250:100:2)を用いる約800g
のシリカゲル上での二重カラムクロマトグラフィーによ
って精製する(DCコントロール、シクロヘキサン/E
tOAc/AcOH100:50:2を用いるポリグラ
ム(PolygramR )Sil G/UV254 (Ma
chery & Nagel)上でのRf =0.4
3)。
【0021】最後に約7〜8gの9−ヒドロキシ−10
(トランス)−12(シス)−オクタデカジエン酸(D
エナンチオマー)が粘稠な黄色油(室温)として得られ
るが、このものは−20℃でも限定された程度にしか貯
蔵できない。
【0022】(2) 9−オキソ−10(トランス)−
12(シス)−オクタデカジエン酸の製造 9−ヒドロキシオクタデカジエン酸0.6gを乾燥塩化
メチレン60mlに撹拌下溶解し、MnO2 4g(MnS
4 溶液をアルカリ媒体中でKMnO4 と反応させて活
性化MnO2 を製造する、アテンボロウ(Attenb
orough)法により得られたもの、Fluka−9
0%)を加える。該懸濁液を暗中室温で15時間撹拌
し、セライト(CeliteR )を通して濾過する。溶
媒除去後、残渣をシクロヘキサン/EtOAc/MeO
H(70:30:2)を用いるシリカゲルプレート上で
分離する。
【0023】Rf =0.35〜0.40のバンドの溶出
からの残渣をそれぞれn−ヘキサン及びMeOH/H2
Oでそれぞれ再結晶し、乾燥する。約0.1gの同様に
不安定な9−オキソ−10(トランス)−12(シス)
−オクタデカジエン酸が得られる。
【0024】各活性成分の投与は錠剤、カプセル剤また
はドラジマー(dragees)によって経口的に、ま
たは注射、特に筋肉内注射によって行うことができ、活
性物質の溶液は油状のまたは希釈されたエタノール溶液
を構成することができる。
【0025】錠剤形態における好ましい医薬製剤は9−
ヒドロキシ−10(トランス)−12(シス)−オクタ
デカジエン酸、9−オキソ−10(トランス)−12
(シス)−オクタデカジエン酸、13−ヒドロキシ−9
(シス)−11(トランス)−オクタデカジエン酸また
は13−オキソ−9(シス)−11(トランス)−オク
タデカジエン酸並びに任意的にさらに添加剤を含有す
る。好ましくはラクトースもしくはマルトデキストリン
及びカルボキシメチルセルロースカルシウムを補助剤と
して添加する。
【0026】医薬製剤は1回の投与量として投与形態あ
たり活性物質約50.0〜200mgの量で投与でき、成
人に対する1日の投与量は一般に活性物質として約10
0〜1000mg、好ましくは約200〜500mgであ
る。
【0027】軟ゼラチンカプセルの形態で投与される好
ましい医薬製剤は以下の内容物のみを含有する: 9−ヒドロキシ−10(トランス)−12(シス)− オクタデカジエン酸 150mg 大豆油 150mg 胃液抵抗性被覆層 300mg 筋肉内注射については混合物が等しく1:1である1cm
3 の本注射剤が適当であるが、この目的のために好まし
くは8〜12C原子の平均サイズのトリグリセライドを
用いる。
【0028】 9−ヒドロキシ−10(トランス)−12(シス)− オクタデカジエン酸 500mg トリグリセリド 500mg 本注射剤 1000mg 競合阻害テストにおいてヒト胎盤ミクロソーム(アロマ
ターゼ)の基質アンドロステンジオンとの懸濁液を用い
て阻害剤テストを行った。その条件を表1に要約する。 表 1 酵素阻害についての実験条件 テストバッチの容量 500μl 酵素源 胎盤ミクロソーム、 40μg タンパク質 基質 アンドロステンジオン(10nM) トレーサー 3H 共基質 NADPH再生系(0.5mM) インキュベーション時間 10分 測定産物 H2 O 検出 LSC 本発明の9−ヒドロキシ−10(トランス)−12(シ
ス)−オクタデカジエン酸のアロマターゼ活性を阻害性
添加剤なしのコントロール群と比較した。
【0029】アロマターゼ活性を反応のパーセントによ
って表2に示す。 表 2 9−ヒドロキシ−10(トランス)−12(シス)−オクタ デカジエン酸のアロマターゼ活性 1) 阻害剤なし 100±9.1 100±8.1 100±5.5 阻害剤の濃度 1mg/l 10mg/l 100mg/l 阻害剤あり 94.4±1.2 53.8±3.8 16.3±3.2 1) pMol/10 min/mg プロットによる表示 得られた値は本発明の脂肪酸9−ヒドロキシ−10(ト
ランス)−12(シス)−オクタデカジエン酸の明瞭な
アロマターゼ阻害を示している。
【0030】9−オキソ−10(トランス)−12(シ
ス)−オクタデカジエン酸及びトリヒドロキシ−10
(トランス)−12(シス)−オクタデカジエン酸を用
いてさらに阻害テストを行った。この阻害テストの条件
を表3に示し、アロマターゼ活性を表4に反応のパーセ
ントとして示す。 表 3 アロマターゼ阻害の実験条件 テストバッチの容量 500μl 酵素源 胎盤ミクロソーム、 40μg タンパク質 基質 アンドロステンジオン(10nM) トレーサー 3H 共基質 NADPH再生系(0.5mM) インキュベーション時間 10分 測定産物 H2 O 検出 LSC 表 4 アロマターゼ活性 1) (反応%) 阻害剤の濃度 1mg/l 10mg/l 100 mg/l 阻害剤なし 100±9.1 100±8.1 100±5.5 阻害剤あり 1) 9- オキソ-10(トランス)-12 58.3±3.6 19.3±3.4 6.2±2.9 (シス)-オクタデカジエン酸 2)トリヒドロキシ-10 (トランス) 54.1±7.6 31.3±2.0 27.1±5.4 -12(シス)-オクタデカジエン酸 1/2) 溶 媒 95.9±8.6 89.6±9.4 102.1±7.2 (カウンターコントロール) 平均値±SD(n=3) 1) pMol/10 min/mg プロットによる表示 上記値は本発明の脂肪酸によるアロマターゼの明瞭な阻
害を実証している。脂肪酸に対する溶媒もカウンターコ
ントロールとして検査した。絶対的アロマターゼ活性に
ついて得られた値は各ケースとも3つの測定からの平均
値であり、標準偏差を付加して示す。阻害剤なしのテス
トは9つの測定値からの平均値である。
【0031】表2及び4から該脂肪酸のアロマターゼ活
性を認識し得る。特にオクタデカジエン酸のケト型がよ
り強力なアロマターゼ阻害作用を有することが示されて
いる。この効果はヒドロキシ体の酸より約10倍強く、
このことは阻害剤の濃度の変位によって明らかになる。
トリヒドロキシ−10(トランス)−12(シス)−オ
クタデカジエン酸も阻害作用を示し、その大きさの順序
は上述のオキソ酸の作用に対応する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 69/738 Z 9279−4H

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒドロキシオクタデカジエン酸、ケト体
    に酸化されたその酸または両酸のエステル誘導体であっ
    て炭素数1〜4の低級アルキルエステルであるエステル
    誘導体を含有するエストロゲン依存性疾患治療用薬剤。
  2. 【請求項2】 エストロゲン依存性疾患が、乳癌または
    良性前立線過形成である請求項1記載の薬剤。
  3. 【請求項3】 オクタデカジエン酸の二重結合およびヒ
    ドロキシ基またはオキシ基が9〜13位の炭素原子上に
    存在する請求項1の薬剤。
  4. 【請求項4】 ヒドロキシオクタデカジエン酸が9−ヒ
    ドロキシ−10(トランス)−12(シス)−オクタデ
    カジエン酸または13−ヒドロキシ−9(シス)−11
    (トランス)−オクタデカジエン酸から選ばれる請求項
    1または2の薬剤。
  5. 【請求項5】 ケト体に酸化された酸が9−オキソ−1
    0(トランス)−12(シス)−オクタデカジエン酸ま
    たは13−オキソ−9(シス)−11(トランス)−オ
    クタデカジエン酸から選ばれる請求項1または2の薬
    剤。
  6. 【請求項6】 3つまでのヒドロキシ基またはオキソ基
    が分子中に存在する請求項1の薬剤。
  7. 【請求項7】 ヒドロキシまたはオキソオクタデカジエ
    ン酸をアルコール溶液の形態で非経口投与のために用い
    る請求項1〜6のいずれかの薬剤。
  8. 【請求項8】 ヒドロキシオクタデカジエン酸またはケ
    ト体に酸化されたその酸50〜200mg、またはその
    エステル誘導体の対応量を含有する請求項1〜7のいず
    れかの薬剤。
JP3076487A 1990-08-21 1991-04-09 エストロゲン依存性疾患治療用薬剤 Expired - Fee Related JPH0686376B2 (ja)

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JPH04316516A JPH04316516A (ja) 1992-11-06
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