JPH04316536A - 脂環式ジエステル化合物の製造方法 - Google Patents
脂環式ジエステル化合物の製造方法Info
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- JPH04316536A JPH04316536A JP3108354A JP10835491A JPH04316536A JP H04316536 A JPH04316536 A JP H04316536A JP 3108354 A JP3108354 A JP 3108354A JP 10835491 A JP10835491 A JP 10835491A JP H04316536 A JPH04316536 A JP H04316536A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alicyclic
- acid
- diester compound
- catalyst
- meth
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脂環式ジオレフィンと
アクリル酸またはメタクリル酸とを反応させて、脂環式
ジエステル化合物を製造する方法に関するものである。
アクリル酸またはメタクリル酸とを反応させて、脂環式
ジエステル化合物を製造する方法に関するものである。
【0002】本発明で得られる脂環式化合物のジアクリ
レート又はジメタクリレート(以下ジ(メタ)アクリレ
ートと略す)は、透明性、耐熱性、熱安定性、耐溶剤性
、誘電特性等の物理的、化学的特性に優れた新規なアク
リレート系重合体を製造するのに用いられる極めて有用
な化学物質である。
レート又はジメタクリレート(以下ジ(メタ)アクリレ
ートと略す)は、透明性、耐熱性、熱安定性、耐溶剤性
、誘電特性等の物理的、化学的特性に優れた新規なアク
リレート系重合体を製造するのに用いられる極めて有用
な化学物質である。
【0003】具体的用途としては、光硬化性樹脂、熱硬
化性樹脂、アクリル系塗料、アクリル系接着剤の改質用
途などが挙げられる。
化性樹脂、アクリル系塗料、アクリル系接着剤の改質用
途などが挙げられる。
【0004】
【従来の技術】カルボン酸とオレフィンとから酸触媒の
存在下、酸付加反応によりエステルを製造する方法は、
以前から知られている。例えばケミカル・アブストラク
ト63−9055頁(1966年)に三弗化ほう素のエ
ーテル錯体を触媒としたジシクロペンタジエンのカルボ
ン酸エステルの製造方法が開示されている。また、特開
昭56−59736号公報及び特開昭63−8355号
公報には、オクタヒドロジメタノナフタレンおよびその
誘導体の(メタ)アクリレートの製造方法において、濃
硫酸またはイオン交換樹脂を触媒として用いる方法が開
示されている。しかしながら、これらの方法においては
、装置の腐食の問題やオレフィンに対して過剰量のメタ
クリル酸またはアクリル酸(以下(メタ)アクリル酸と
略す)が必要であり、また多量の触媒を必要とする問題
がある。そのため有効な方法とはいえない。
存在下、酸付加反応によりエステルを製造する方法は、
以前から知られている。例えばケミカル・アブストラク
ト63−9055頁(1966年)に三弗化ほう素のエ
ーテル錯体を触媒としたジシクロペンタジエンのカルボ
ン酸エステルの製造方法が開示されている。また、特開
昭56−59736号公報及び特開昭63−8355号
公報には、オクタヒドロジメタノナフタレンおよびその
誘導体の(メタ)アクリレートの製造方法において、濃
硫酸またはイオン交換樹脂を触媒として用いる方法が開
示されている。しかしながら、これらの方法においては
、装置の腐食の問題やオレフィンに対して過剰量のメタ
クリル酸またはアクリル酸(以下(メタ)アクリル酸と
略す)が必要であり、また多量の触媒を必要とする問題
がある。そのため有効な方法とはいえない。
【0005】これに対して、特開昭56−406445
号公報及び特開昭56−59735号公報にはタングス
テンのヘテロポリ酸を酸触媒として使用するジシクロペ
ンタジエン(メタ)アクリレートの製造方法が開示され
ている。この方法においては、装置の腐食の問題は解決
されるが、(メタ)アクリレートの収率は充分でない。
号公報及び特開昭56−59735号公報にはタングス
テンのヘテロポリ酸を酸触媒として使用するジシクロペ
ンタジエン(メタ)アクリレートの製造方法が開示され
ている。この方法においては、装置の腐食の問題は解決
されるが、(メタ)アクリレートの収率は充分でない。
【0006】特開昭63−280043号公報には、ノ
ルボルナジエンと(メタ)アクリレートからジ(メタ)
アクリレートの製造方法が開示されている。しかし、ノ
ルボルナジエンの二重結合の分子間および分子内の反応
により充分な収率は、達成されていない。
ルボルナジエンと(メタ)アクリレートからジ(メタ)
アクリレートの製造方法が開示されている。しかし、ノ
ルボルナジエンの二重結合の分子間および分子内の反応
により充分な収率は、達成されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らの検討によ
れば、一般にオレフィンがノルボルネン骨格をもつ化合
物である場合や、カルボン酸としてメタクリル酸を使用
する場合、原料の脂環式オレフィンおよび生成するエス
テルの重合により目的物の収率が低くなる傾向がある。
れば、一般にオレフィンがノルボルネン骨格をもつ化合
物である場合や、カルボン酸としてメタクリル酸を使用
する場合、原料の脂環式オレフィンおよび生成するエス
テルの重合により目的物の収率が低くなる傾向がある。
【0008】そこで本発明の目的は、酸触媒としてヘテ
ロポリ酸を用い、オレフィンとして単環式または多環式
脂肪族炭化水素、およびカルボン酸としてアクリル酸ま
たはメタクリル酸を用いても高収率でエステルを製造で
きる方法を提供することにある。
ロポリ酸を用い、オレフィンとして単環式または多環式
脂肪族炭化水素、およびカルボン酸としてアクリル酸ま
たはメタクリル酸を用いても高収率でエステルを製造で
きる方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、脂環式ジオレ
フィンとアクリル酸とを反応させて、一般式(I)
フィンとアクリル酸とを反応させて、一般式(I)
【0
010】
010】
【化2】
(式中、Rは水素またはメチル基を示し、R´は脂環式
ジオレフィン残基である)で表される脂環式ジエステル
化合物の製造方法において、酸触媒として、脱水処理さ
れたヘテロポリ酸またはその酸性塩を用いることを特徴
とする脂環式ジエステル化合物の製造方法に関する。
ジオレフィン残基である)で表される脂環式ジエステル
化合物の製造方法において、酸触媒として、脱水処理さ
れたヘテロポリ酸またはその酸性塩を用いることを特徴
とする脂環式ジエステル化合物の製造方法に関する。
【0011】以下に、本発明について詳説する。
【0012】本発明の方法において、反応原料となるジ
オレフィンは、脂環式ジオレフィンである。具体的には
、下記一般式(II)又は(III)で表わされる構造
を有するものである。
オレフィンは、脂環式ジオレフィンである。具体的には
、下記一般式(II)又は(III)で表わされる構造
を有するものである。
【0013】
【化3】
(式中、R1ーR8は、水素原子、炭化水素基またはハ
ロゲン原子であって、それぞれ同一であっても異なって
いてもよい。n、mは、正の整数であって、R5〜R8
が複数回繰り返される場合には、これらは各々同一であ
っても異なっていてもよい。)
ロゲン原子であって、それぞれ同一であっても異なって
いてもよい。n、mは、正の整数であって、R5〜R8
が複数回繰り返される場合には、これらは各々同一であ
っても異なっていてもよい。)
【0014】
【化4】
(式中、R9〜R22は、水素原子、炭化水素基または
ハロゲン原子であって、それぞれ同一であっても異なっ
ていてもよい。n、m、lは0または正の整数であって
、R9〜R18が複数回繰り返される場合には、これら
は各々同一であっても異なっていてもよい。)前記一般
式(II)及び(III)におけるR1〜R22として
は、例えば水素原子、炭化水素基、ハロゲン原子である
。炭化水素基としては、好ましくは炭素数1〜30の脂
肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基であり、具体的には
、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、
ブチル基、イソブチル基、ヘキシル基、ステアリル基、
シクロヘキシル基、シクロオクチル基等を挙げることが
できる。また、ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、
臭素等を挙げることができる。これらはそれぞれ異なっ
ていてもよく、部分的に異なっていてもよく、全部が同
一であってもよい。
ハロゲン原子であって、それぞれ同一であっても異なっ
ていてもよい。n、m、lは0または正の整数であって
、R9〜R18が複数回繰り返される場合には、これら
は各々同一であっても異なっていてもよい。)前記一般
式(II)及び(III)におけるR1〜R22として
は、例えば水素原子、炭化水素基、ハロゲン原子である
。炭化水素基としては、好ましくは炭素数1〜30の脂
肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基であり、具体的には
、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、
ブチル基、イソブチル基、ヘキシル基、ステアリル基、
シクロヘキシル基、シクロオクチル基等を挙げることが
できる。また、ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、
臭素等を挙げることができる。これらはそれぞれ異なっ
ていてもよく、部分的に異なっていてもよく、全部が同
一であってもよい。
【0015】前記一般式(II)または(III)で表
わされる脂環式オレフィンの具体例を以下に示す。
わされる脂環式オレフィンの具体例を以下に示す。
【0016】
【化5】
なお、前記一般式(III)で表わされる脂環式ジオレ
フィンは、シクロペンタジエン類と相応するオレフィン
類または脂環式オレフィン類とを、デイールス・アルダ
ー反応させることにより、容易に製造することができる
。
フィンは、シクロペンタジエン類と相応するオレフィン
類または脂環式オレフィン類とを、デイールス・アルダ
ー反応させることにより、容易に製造することができる
。
【0017】本発明では、脂環式ジオレフィンにアクリ
ル酸またはメタクリル酸を酸付加させて一般式(I)で
表わされる脂環式ジエステル化合物を製造する。従って
、一般式(I)中のR´は、前記脂環式ジオレフィンの
1対の不飽和結合炭素にアクリル酸またはメタクリル酸
のカルボキシル基とその水素が結合した残基である。 具体例を以下に示す。
ル酸またはメタクリル酸を酸付加させて一般式(I)で
表わされる脂環式ジエステル化合物を製造する。従って
、一般式(I)中のR´は、前記脂環式ジオレフィンの
1対の不飽和結合炭素にアクリル酸またはメタクリル酸
のカルボキシル基とその水素が結合した残基である。 具体例を以下に示す。
【0018】
【化6】
本発明においてヘテロポリ酸は、通常知られたものであ
り、その構造についてはとくに限定はないが、ケギン構
造型またはドーソン型のヘテロポリ酸が高活性であると
いう点から好ましい。ヘテロポリ酸を構成しているポリ
原子についても特に限定はないが、少なくともポリ原子
の一部がタングステン酸であるヘテロポリ酸が、酸強度
が高く、高活性であるという観点から好ましい。
り、その構造についてはとくに限定はないが、ケギン構
造型またはドーソン型のヘテロポリ酸が高活性であると
いう点から好ましい。ヘテロポリ酸を構成しているポリ
原子についても特に限定はないが、少なくともポリ原子
の一部がタングステン酸であるヘテロポリ酸が、酸強度
が高く、高活性であるという観点から好ましい。
【0019】具体的には、H3PW12O40、H4S
iW12O40、H3PW12−pMopO40、H4
SiW12−pMopO40(12>p>1の整数)等
があげられる。
iW12O40、H3PW12−pMopO40、H4
SiW12−pMopO40(12>p>1の整数)等
があげられる。
【0020】また、ヘテロポリ酸は塩であってもよく、
特にメタクリレート類の合成においては、ヘテロポリ酸
塩であることが特に好ましい。ヘテロポリ酸としては金
属塩およびオニウム塩があげられる。特に金属塩が好ま
しく、酸触媒としての活性を有する必要があるため、酸
性塩である必要がある。酸性塩は、例えば組成式
Mx/qH3−x[PW12O40](但し、Mは金
属原子を表し、qは金属原子の原子価を表し、xは0よ
り大きく2以下の数である)で表すことができる。塩を
形成するための金属としては、特に銅、クロム、マンガ
ンおよびナトリウムであることが好ましい。
特にメタクリレート類の合成においては、ヘテロポリ酸
塩であることが特に好ましい。ヘテロポリ酸としては金
属塩およびオニウム塩があげられる。特に金属塩が好ま
しく、酸触媒としての活性を有する必要があるため、酸
性塩である必要がある。酸性塩は、例えば組成式
Mx/qH3−x[PW12O40](但し、Mは金
属原子を表し、qは金属原子の原子価を表し、xは0よ
り大きく2以下の数である)で表すことができる。塩を
形成するための金属としては、特に銅、クロム、マンガ
ンおよびナトリウムであることが好ましい。
【0021】酸性塩の具体例としては、NaH2PW1
2O40、Na2HPW12O40、CuHPW12O
40、CuH2[PW12O40]2、CrH6[PW
12O40]3、Mn4[PW12O40]2等を挙げ
ることができる。
2O40、Na2HPW12O40、CuHPW12O
40、CuH2[PW12O40]2、CrH6[PW
12O40]3、Mn4[PW12O40]2等を挙げ
ることができる。
【0022】リンタングステン酸の金属酸性塩は、水溶
液中で金属のハロゲン塩、炭酸塩、酢酸塩、硫酸塩等と
反応させ、沈澱または蒸発乾固させることにより得るこ
とができる。
液中で金属のハロゲン塩、炭酸塩、酢酸塩、硫酸塩等と
反応させ、沈澱または蒸発乾固させることにより得るこ
とができる。
【0023】本発明において触媒として用いるヘテロポ
リ酸またはその酸性塩は少なくとも物理吸着水を有さな
いものである。ヘテロポリ酸は、潮解性を有し、一般に
多量の物理吸着水を有する。単環式または多環式多環式
の不飽和脂肪族炭化水素と(メタ)アクリル酸とから(
メタ)アクリレート類を製造する際には、この物理吸着
水を除去したヘテロポリ酸またはその酸性塩を用いるこ
とで、高収率で(メタ)アクリレート類を製造すること
ができる。例えば、リンタングステン酸の物理吸着水の
除去は、常圧では80℃以上に加熱することにより行う
ことができる。この温度は、ヘテロポリ酸またはその酸
性塩の種類により異なるが、熱重量分析により容易に求
めることができる。
リ酸またはその酸性塩は少なくとも物理吸着水を有さな
いものである。ヘテロポリ酸は、潮解性を有し、一般に
多量の物理吸着水を有する。単環式または多環式多環式
の不飽和脂肪族炭化水素と(メタ)アクリル酸とから(
メタ)アクリレート類を製造する際には、この物理吸着
水を除去したヘテロポリ酸またはその酸性塩を用いるこ
とで、高収率で(メタ)アクリレート類を製造すること
ができる。例えば、リンタングステン酸の物理吸着水の
除去は、常圧では80℃以上に加熱することにより行う
ことができる。この温度は、ヘテロポリ酸またはその酸
性塩の種類により異なるが、熱重量分析により容易に求
めることができる。
【0024】また、ヘテロポリ酸は、多量の結晶水も有
する。例えばH3PW12O40では、1ユニット当り
29分子の結晶水を有する。そして、加熱処理条件によ
っては、物理吸着水に次いで結晶水も脱離する。オレフ
ィンおよび(メタ)アクリル酸の転化率並びに(メタ)
アクリレートへの選択性を考慮すると結晶水の数が、ヘ
テロポリ酸のユニット当り1〜20分子であり、3〜1
0分子であることが特に好ましい。結晶水の量と加熱処
理条件との関係は、熱重量分析を行うことによりもとめ
ることができる。例えば、H3PW12O40の場合、
常圧で約150〜300℃、好ましくは200〜300
℃で加熱処理することにより所望の量の結晶水を有する
H3PW12O40を得ることができる。
する。例えばH3PW12O40では、1ユニット当り
29分子の結晶水を有する。そして、加熱処理条件によ
っては、物理吸着水に次いで結晶水も脱離する。オレフ
ィンおよび(メタ)アクリル酸の転化率並びに(メタ)
アクリレートへの選択性を考慮すると結晶水の数が、ヘ
テロポリ酸のユニット当り1〜20分子であり、3〜1
0分子であることが特に好ましい。結晶水の量と加熱処
理条件との関係は、熱重量分析を行うことによりもとめ
ることができる。例えば、H3PW12O40の場合、
常圧で約150〜300℃、好ましくは200〜300
℃で加熱処理することにより所望の量の結晶水を有する
H3PW12O40を得ることができる。
【0025】また、上記加熱処理は、減圧下でも行うこ
とができ、ただし、加熱温度は、減圧度に応じて、常圧
の場合よりも低くすることができる。
とができ、ただし、加熱温度は、減圧度に応じて、常圧
の場合よりも低くすることができる。
【0026】触媒の使用量は、脂環式オレフィン類の1
モルに対して、0.1g〜10gが好ましく、1〜5g
が特に好ましい。この使用範囲を越えて多量に使用する
と、脂環式オレフィン類のカチオン重合が促進すること
があり、好ましくない。
モルに対して、0.1g〜10gが好ましく、1〜5g
が特に好ましい。この使用範囲を越えて多量に使用する
と、脂環式オレフィン類のカチオン重合が促進すること
があり、好ましくない。
【0027】反応温度は、40℃〜90℃、好ましくは
60〜80℃の範囲が好ましい。40℃未満では反応を
十分に進行させるのに長時間を要することになる。また
、90℃を越えるとは、オレフィンの重合および生成し
た(メタ)アクリレートの重合が促進されるので好まし
くない場合がある。
60〜80℃の範囲が好ましい。40℃未満では反応を
十分に進行させるのに長時間を要することになる。また
、90℃を越えるとは、オレフィンの重合および生成し
た(メタ)アクリレートの重合が促進されるので好まし
くない場合がある。
【0028】反応時間は、通常2〜10時間の範囲とす
ることが適当である。
ることが適当である。
【0029】本発明の方法において、脂環式ジオレフィ
ンとメタクリル酸からのジメタクリレートの製造におい
ては、ヘテロポリ酸またはその酸性塩を溶解する溶媒が
必要である。例えば、ケトン類、エステル類、エーテル
類を挙げることができる。具体的には、ケトン類として
はメチルエチルケトン、ジエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン等、エステル類としては酢酸エチル、酢酸イ
ソプロピル等、エーテル類としてはジプロピルエーテル
、ジブチルエーテル、ジオキサン等例示することができ
る。
ンとメタクリル酸からのジメタクリレートの製造におい
ては、ヘテロポリ酸またはその酸性塩を溶解する溶媒が
必要である。例えば、ケトン類、エステル類、エーテル
類を挙げることができる。具体的には、ケトン類として
はメチルエチルケトン、ジエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン等、エステル類としては酢酸エチル、酢酸イ
ソプロピル等、エーテル類としてはジプロピルエーテル
、ジブチルエーテル、ジオキサン等例示することができ
る。
【0030】溶媒の使用量は、オレフィン100重量部
に対して溶媒20〜200重量部とすることが、ヘテロ
ポリ酸またはその酸性塩を溶解し、反応を進行させると
いう観点から好ましい。
に対して溶媒20〜200重量部とすることが、ヘテロ
ポリ酸またはその酸性塩を溶解し、反応を進行させると
いう観点から好ましい。
【0031】また、脂環式ジオレフィンとアクリル酸と
からのジアクリレートレートの製造においては、特に溶
媒は必要としないが上記の溶媒を使用してもかまわない
。
からのジアクリレートレートの製造においては、特に溶
媒は必要としないが上記の溶媒を使用してもかまわない
。
【0032】脂環式オレフィンと(メタ)アクリル酸の
使用量は、実質的に等量とすることが好ましい。例えば
、オレフィン1当量に対してアクリル酸またはメタクリ
ル酸2.0〜3.0当量の範囲内にすることが適当であ
る。
使用量は、実質的に等量とすることが好ましい。例えば
、オレフィン1当量に対してアクリル酸またはメタクリ
ル酸2.0〜3.0当量の範囲内にすることが適当であ
る。
【0033】脂環式オレフィンおよび(メタ)アクリル
酸ならびに生成する(メタ)アクリレートは、熱的に不
安定な物質であるため重合禁止剤を添加して反応を行う
のが好ましい。重合禁止剤としては、キノン類、ナフト
ール類、カテコール類、フェノチアジン、ニトロソ化合
物等があげられる。その使用量は、反応基質の合計重量
に対して、50〜500ppmが好ましい。500pp
mを越える添加では、反応液の着色および触媒活性の低
下が著しくなるので好ましくない場合があり、50pp
m未満の添加では効果がでない場合がある。
酸ならびに生成する(メタ)アクリレートは、熱的に不
安定な物質であるため重合禁止剤を添加して反応を行う
のが好ましい。重合禁止剤としては、キノン類、ナフト
ール類、カテコール類、フェノチアジン、ニトロソ化合
物等があげられる。その使用量は、反応基質の合計重量
に対して、50〜500ppmが好ましい。500pp
mを越える添加では、反応液の着色および触媒活性の低
下が著しくなるので好ましくない場合があり、50pp
m未満の添加では効果がでない場合がある。
【0034】また、酸素含有気体を反応液に吹き込んで
もよく、その量には特に限定はない。 その際、上記
重合禁止剤のうち、アルコール系の禁止剤を併用するこ
とが好ましい。
もよく、その量には特に限定はない。 その際、上記
重合禁止剤のうち、アルコール系の禁止剤を併用するこ
とが好ましい。
【0035】反応は、回分式、半回分式および連続式の
いずれの方法でも実施される。ただし、回分式及び半回
分式が好ましい。回分式の場合は、触媒を溶解したアク
リル酸溶液または溶媒とメタクリル酸の混合液に、オレ
フィンを供給する方法が、脂環式オレフィンの重合を抑
制できるという観点から好ましいが、これに限定される
ものではない。
いずれの方法でも実施される。ただし、回分式及び半回
分式が好ましい。回分式の場合は、触媒を溶解したアク
リル酸溶液または溶媒とメタクリル酸の混合液に、オレ
フィンを供給する方法が、脂環式オレフィンの重合を抑
制できるという観点から好ましいが、これに限定される
ものではない。
【0036】反応は、常圧下またはオートクレーブ中で
加圧下で行うことができる。
加圧下で行うことができる。
【0037】反応終了後は、例えば以下のようにして生
成物を回収することができる。反応液容量に対して、5
〜10倍量のノルマルヘキサンに投入し、重合物を沈澱
濾過する。回収されるろ液は、純水で洗浄後、5重量%
炭酸水素ナトリウム水溶液等のアルカリ水溶液で洗浄、
更に純水で洗浄した後、低沸点成分を減圧除去すること
により高純度の粗製物が高収率で回収される。
成物を回収することができる。反応液容量に対して、5
〜10倍量のノルマルヘキサンに投入し、重合物を沈澱
濾過する。回収されるろ液は、純水で洗浄後、5重量%
炭酸水素ナトリウム水溶液等のアルカリ水溶液で洗浄、
更に純水で洗浄した後、低沸点成分を減圧除去すること
により高純度の粗製物が高収率で回収される。
【0038】さらに必要であれば、減圧蒸留することに
より更に高純度の生成物を回収することができる。
より更に高純度の生成物を回収することができる。
【0039】得られるジ(メタ)アクリレートは重合性
が高い為、できるかぎり短時間で蒸留を行うことが好ま
しく、薄膜蒸留等の方法を行うことが好ましい。この際
、重合禁止剤を添加して行うのがよい。
が高い為、できるかぎり短時間で蒸留を行うことが好ま
しく、薄膜蒸留等の方法を行うことが好ましい。この際
、重合禁止剤を添加して行うのがよい。
【0040】重合禁止剤としては、ターシャルブチルカ
テコオール、N−ニトロソフェニルアミン、N−ニトロ
ソヒドロキシルアミン塩、フェノチアジン、ジ−β−ナ
フトール、N,N−β−ナフチル−P−フェニレンジア
ミン等が挙げられ、これらの単独または2種以上の併用
がよい。
テコオール、N−ニトロソフェニルアミン、N−ニトロ
ソヒドロキシルアミン塩、フェノチアジン、ジ−β−ナ
フトール、N,N−β−ナフチル−P−フェニレンジア
ミン等が挙げられ、これらの単独または2種以上の併用
がよい。
【0041】
【発明の効果】)本発明によれば、高い転化率且つ高い
選択率で脂環式ジ(メタ)アクリレートがを製造でき、
その工業的価値は高い。
選択率で脂環式ジ(メタ)アクリレートがを製造でき、
その工業的価値は高い。
【0042】
【実施例】以下に実施例を示し本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0043】参考例
撹はん装置及び温度計を備えた100mlのガラス製フ
ラスコ中で、市販のリンタングステン酸(H3PW12
O40)5.0gを純水25mlに溶解した。この溶液
に、酢酸銅(Cu(CH3COO)2・H2O)72m
gを溶解した水溶液10mlを適下した。適下終了後、
室温で2時間撹はんし、ついで120℃で加熱し、蒸発
乾固して水および酢酸を除去した。
ラスコ中で、市販のリンタングステン酸(H3PW12
O40)5.0gを純水25mlに溶解した。この溶液
に、酢酸銅(Cu(CH3COO)2・H2O)72m
gを溶解した水溶液10mlを適下した。適下終了後、
室温で2時間撹はんし、ついで120℃で加熱し、蒸発
乾固して水および酢酸を除去した。
【0044】更に、空気中、300℃で12時間加熱処
理したのち、室温まで放冷し、定量的に組成式CuH2
[PW12O40]2・nH2Oで表されるヘテロポリ
酸を得た。
理したのち、室温まで放冷し、定量的に組成式CuH2
[PW12O40]2・nH2Oで表されるヘテロポリ
酸を得た。
【0045】実施例1
冷却装置、撹拌器、温度計を付した200mlの四つ口
フラスコに、アクリル酸48g(0.66mol)、ハ
イドロキノン0.06g、触媒としてH3PW12O4
01.5gを空気中で2時間加熱処理したのち加え、6
0℃でジメタノオクタヒドロナフタレン53.3g(0
.33mol)を1時間かけて滴下した。 滴下終了
後、更に70℃で2時間反応させた。
フラスコに、アクリル酸48g(0.66mol)、ハ
イドロキノン0.06g、触媒としてH3PW12O4
01.5gを空気中で2時間加熱処理したのち加え、6
0℃でジメタノオクタヒドロナフタレン53.3g(0
.33mol)を1時間かけて滴下した。 滴下終了
後、更に70℃で2時間反応させた。
【0046】冷却後、反応粗液をノルマルヘキサン中に
投入し、重合物を沈澱ろ過した。ろ液を回収し、5重量
%炭酸ナトリウムN水溶液で1回、純水で2回洗浄後、
ノルマルヘキサンおよび低沸点留分を減圧除去し、粗製
品を回収した。
投入し、重合物を沈澱ろ過した。ろ液を回収し、5重量
%炭酸ナトリウムN水溶液で1回、純水で2回洗浄後、
ノルマルヘキサンおよび低沸点留分を減圧除去し、粗製
品を回収した。
【0047】反応終了後の反応粗液および粗製品のガス
クロマトグラフィによる分析により収率、転化率および
選択率を求めた。その結果を表1に示す。
クロマトグラフィによる分析により収率、転化率および
選択率を求めた。その結果を表1に示す。
【0048】実施例2
冷却装置、攪拌器、温度計を付した200mlの四つ口
フラスコに、メタクリル酸57.6g(0.66mol
)、ジエチルケトン40ml、メトキシフェノール0.
06g、触媒として参考例で調製したリンタングステン
酸の銅の酸性塩2.0gを加え、攪拌して均一溶液とし
た。
フラスコに、メタクリル酸57.6g(0.66mol
)、ジエチルケトン40ml、メトキシフェノール0.
06g、触媒として参考例で調製したリンタングステン
酸の銅の酸性塩2.0gを加え、攪拌して均一溶液とし
た。
【0049】70℃のオイルバス中、滴下ロートを用い
てジメタノオクタヒドロナフタレン53.3g(0.3
3mol)を2時間かけて滴下した。滴下終了後、80
℃でさらに5時間反応させた。
てジメタノオクタヒドロナフタレン53.3g(0.3
3mol)を2時間かけて滴下した。滴下終了後、80
℃でさらに5時間反応させた。
【0050】放冷後、ジエチルケトンおよび未反応物を
減圧除去した。これをn−ヘキサン中に投入し、重合物
を沈澱濾過した。ろ液を回収し、5重量%炭酸ナトリウ
ム水溶液および純水で洗浄したのち、ノルマルヘキサン
および低沸点留分を減圧除去し、粗製品を回収した。そ
の結果を表1に示す。
減圧除去した。これをn−ヘキサン中に投入し、重合物
を沈澱濾過した。ろ液を回収し、5重量%炭酸ナトリウ
ム水溶液および純水で洗浄したのち、ノルマルヘキサン
および低沸点留分を減圧除去し、粗製品を回収した。そ
の結果を表1に示す。
【0051】実施例3
ジメタノヘキサヒドロナフタレンのかわりに、ノルボル
ナジエン31.3g(0.33mol)を用いた以外は
、実施例1と同様の方法を用いた。
ナジエン31.3g(0.33mol)を用いた以外は
、実施例1と同様の方法を用いた。
【0052】その結果を表1に示す。
【0053】実施例4
ジメタノヘキサヒドロナフタレンのかわりにノルボルナ
ジエン31.3g(0.33mol)を用いた以外は、
実施例2と同様の方法を用いた。
ジエン31.3g(0.33mol)を用いた以外は、
実施例2と同様の方法を用いた。
【0054】その結果を表1に示す。
【0055】実施例5
ノルボルナジエンの代わりに、シクロヘキサジエン26
.4g(0.33mol)を用いた以外は、実施例1と
同様の方法を用いた。
.4g(0.33mol)を用いた以外は、実施例1と
同様の方法を用いた。
【0056】その結果を表1に示す。
【0057】実施例6
ノルボルナジエンの代わりに、シクロヘキサジエン26
.4g(0.33mol)を用いた以外は、実施例1と
同様の方法を用いた。
.4g(0.33mol)を用いた以外は、実施例1と
同様の方法を用いた。
【0058】比較例1
触媒として、H3PW12O40・nH2O(n>29
)を使用したこと以外は、実施例1と同様の手法により
おこなった。
)を使用したこと以外は、実施例1と同様の手法により
おこなった。
【0059】その結果を表1に示す。
【0060】比較例2
触媒としてH3PW12O40・nH2O(n>29)
を使用し、溶媒を使用しなかった以外は、実施例2と同
様の手法を用いた。
を使用し、溶媒を使用しなかった以外は、実施例2と同
様の手法を用いた。
【0061】その結果を表1に示す。
【0062】比較例3
触媒として、濃硫酸4.0gを使用した以外は、実施例
1と同様の手法をおこなった。結果を表1に示す。
1と同様の手法をおこなった。結果を表1に示す。
【0063】比較例4
触媒として、濃硫酸4.0gを使用した以外は、実施例
2と同様の手法によりおこなった。結果を表1に示す。
2と同様の手法によりおこなった。結果を表1に示す。
【0064】
【表1】
Claims (1)
- 【請求項1】脂環式ジオレフィンとアクリル酸とを反応
させて一般式(I) 【化1】 (式中、Rは水素またはメチル基を示し、R´は脂環式
オレフィン残基である)で表される脂環式ジエステル化
合物を製造する方法において、酸触媒として脱水処理さ
れたヘテロポリ酸またはその酸性塩を用いることを特徴
とする脂環式ジエステル化合物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3108354A JPH04316536A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 脂環式ジエステル化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3108354A JPH04316536A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 脂環式ジエステル化合物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04316536A true JPH04316536A (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=14482594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3108354A Pending JPH04316536A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 脂環式ジエステル化合物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04316536A (ja) |
-
1991
- 1991-04-15 JP JP3108354A patent/JPH04316536A/ja active Pending
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