JPH04317433A - 石英系多孔質ガラス母材の製造方法 - Google Patents
石英系多孔質ガラス母材の製造方法Info
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- JPH04317433A JPH04317433A JP10873591A JP10873591A JPH04317433A JP H04317433 A JPH04317433 A JP H04317433A JP 10873591 A JP10873591 A JP 10873591A JP 10873591 A JP10873591 A JP 10873591A JP H04317433 A JPH04317433 A JP H04317433A
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- molding
- quartz
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/012—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
- C03B37/0128—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from pulverulent glass
- C03B37/01282—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from pulverulent glass by pressing or sintering, e.g. hot-pressing
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- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光ファイバーケ
ーブル、イメージファイバー、ライトガイド、ロッドレ
ンズ等の用途に用いられる棒状または線状の光学部材を
製造するための石英系多孔質ガラス母材の製造方法に関
する。
ーブル、イメージファイバー、ライトガイド、ロッドレ
ンズ等の用途に用いられる棒状または線状の光学部材を
製造するための石英系多孔質ガラス母材の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば光ファイバーケーブル、イメージ
ファイバー、ライトガイド、ロッドレンズ等の棒状また
は線状の光学部品を製造するには、その前段階として、
石英系多孔質ガラス母材を製造する必要がある。この多
孔質ガラス母材を用いて例えば光ファイバーを製造する
には、このガラス母材を脱水すると共に透明ガラス化し
てファイバー用透明ガラス部材を製造し、このガラス部
材を周知の加熱延伸法により線引きし、その線引きした
ファイバー外周に樹脂層を被覆する。
ファイバー、ライトガイド、ロッドレンズ等の棒状また
は線状の光学部品を製造するには、その前段階として、
石英系多孔質ガラス母材を製造する必要がある。この多
孔質ガラス母材を用いて例えば光ファイバーを製造する
には、このガラス母材を脱水すると共に透明ガラス化し
てファイバー用透明ガラス部材を製造し、このガラス部
材を周知の加熱延伸法により線引きし、その線引きした
ファイバー外周に樹脂層を被覆する。
【0003】多孔質ガラス母材を製造する方法としては
、VAD法等の気相法が知られている。気相法で多孔質
ガラス母材を製造する場合には、最終的に得られる製品
の特性は良好であるが、ガラス微粒子の付着効率が低く
、生産効率が低いという問題点を有している。
、VAD法等の気相法が知られている。気相法で多孔質
ガラス母材を製造する場合には、最終的に得られる製品
の特性は良好であるが、ガラス微粒子の付着効率が低く
、生産効率が低いという問題点を有している。
【0004】このような不都合を解消する技術として、
特開昭53−48536号公報に示す技術が知られてい
る。この公報に開示された技術では、石英系のガラス微
粒子を収容した伸縮容器を圧力流体で加圧することによ
り、伸縮容器内のガラス微粒子を圧縮し、多孔質ガラス
母材を製造している。このように流体圧力を利用する多
孔質ガラス部材の製造方法では、VAD法などの気相法
に比較し、生産効率が高い。
特開昭53−48536号公報に示す技術が知られてい
る。この公報に開示された技術では、石英系のガラス微
粒子を収容した伸縮容器を圧力流体で加圧することによ
り、伸縮容器内のガラス微粒子を圧縮し、多孔質ガラス
母材を製造している。このように流体圧力を利用する多
孔質ガラス部材の製造方法では、VAD法などの気相法
に比較し、生産効率が高い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
流体圧利用の加圧成形法で製造された多孔質ガラス母材
は、VAD法等の気相法で製造される多孔質母材に比較
し、嵩密度が高い。例えばVAD法で製造される多孔質
ガラス母材の嵩密度が約0.2g/cm3であるのに対
し、流体圧利用の加圧成形法で製造される多孔質ガラス
母材の嵩密度は、約1.4g/cm3である。したがっ
て、多孔質ガラス母材内に閉気孔が存在し、その閉気孔
内に大気中の空気が残留している。そのため、多孔質ガ
ラス母材の脱水及び透明ガラス化において、多孔質ガラ
ス母材の中心部に存在する閉気孔内の空気が、透明ガラ
ス化工程時に用いる不活性ガスとしてのHeガスと十分
に置換されず、内部に気泡が残存し易いという不都合を
有する。
流体圧利用の加圧成形法で製造された多孔質ガラス母材
は、VAD法等の気相法で製造される多孔質母材に比較
し、嵩密度が高い。例えばVAD法で製造される多孔質
ガラス母材の嵩密度が約0.2g/cm3であるのに対
し、流体圧利用の加圧成形法で製造される多孔質ガラス
母材の嵩密度は、約1.4g/cm3である。したがっ
て、多孔質ガラス母材内に閉気孔が存在し、その閉気孔
内に大気中の空気が残留している。そのため、多孔質ガ
ラス母材の脱水及び透明ガラス化において、多孔質ガラ
ス母材の中心部に存在する閉気孔内の空気が、透明ガラ
ス化工程時に用いる不活性ガスとしてのHeガスと十分
に置換されず、内部に気泡が残存し易いという不都合を
有する。
【0006】本発明は、このような実状に鑑みてなされ
、製造が容易であると共に製造コストが安価であり、し
かも透明ガラス化工程を経て製造される透明ガラス部材
の内部に気泡が形成されない石英系多孔質ガラス母材の
製造方法を提供することを目的とする。
、製造が容易であると共に製造コストが安価であり、し
かも透明ガラス化工程を経て製造される透明ガラス部材
の内部に気泡が形成されない石英系多孔質ガラス母材の
製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の石英系多孔質ガラス母材の製造方法
は、シリカ粉末を少なくとも含む粉末状成形材を単独ま
たはガラス棒と共に成形型内に入れ、流体圧力により加
圧して石英系多孔質ガラス母材を製造する方法において
、前記粉末状成形材を、不活性ガス雰囲気下で成形型内
に充填することを特徴とする。不活性ガスとしては、好
ましくはヘリウムガスが用いられる。ヘリウムガスは、
分子量が小さく、多孔質ガラス母材の閉気孔内に閉じこ
められたとしても、その後の工程である脱水及び透明ガ
ラス化工程で、容易に拡散して脱気されるからである。
るために、本発明の石英系多孔質ガラス母材の製造方法
は、シリカ粉末を少なくとも含む粉末状成形材を単独ま
たはガラス棒と共に成形型内に入れ、流体圧力により加
圧して石英系多孔質ガラス母材を製造する方法において
、前記粉末状成形材を、不活性ガス雰囲気下で成形型内
に充填することを特徴とする。不活性ガスとしては、好
ましくはヘリウムガスが用いられる。ヘリウムガスは、
分子量が小さく、多孔質ガラス母材の閉気孔内に閉じこ
められたとしても、その後の工程である脱水及び透明ガ
ラス化工程で、容易に拡散して脱気されるからである。
【0008】
【作用】本発明の石英系多孔質ガラス母材の製造方法で
は、粉末状成形材を、不活性ガス雰囲気下で成形型内に
充填するので、その成形材を加圧して得られる多孔質ガ
ラス母材内の閉気孔には、不活性ガスが充填される。こ
の閉気孔に閉じこめられた不活性ガスは、脱水工程及び
透明ガラス化工程時において、容易に拡散し、脱気され
る。
は、粉末状成形材を、不活性ガス雰囲気下で成形型内に
充填するので、その成形材を加圧して得られる多孔質ガ
ラス母材内の閉気孔には、不活性ガスが充填される。こ
の閉気孔に閉じこめられた不活性ガスは、脱水工程及び
透明ガラス化工程時において、容易に拡散し、脱気され
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例の石英系多孔質ガラ
ス母材の製造方法について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。図1〜図4は本発明の一実施例に係る石英系多
孔質ガラス母材の製造過程を示す概略断面図である。
ス母材の製造方法について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。図1〜図4は本発明の一実施例に係る石英系多
孔質ガラス母材の製造過程を示す概略断面図である。
【0010】図1〜図4に示す実施例は、光ファイバー
を製造するための石英系多孔質ガラス母材の製造例を示
し、光ファイバーのコアとなるガラス棒2の周囲に、ク
ラッドとなる多孔質ガラス母材を製造する例である。コ
アとなるガラス棒2としては、例えばGeO2がドープ
された石英系ガラスで構成される。このガラス棒は、V
AD法等の気相法により形成された多孔質ガラス母材を
脱水及び透明ガラス化することにより、またはその棒材
を加熱延伸手段で延伸すること等により製造される。な
お、このコアとなるガラス棒を製造するための多孔質ガ
ラス母材を、本発明方法で製造することも可能である。
を製造するための石英系多孔質ガラス母材の製造例を示
し、光ファイバーのコアとなるガラス棒2の周囲に、ク
ラッドとなる多孔質ガラス母材を製造する例である。コ
アとなるガラス棒2としては、例えばGeO2がドープ
された石英系ガラスで構成される。このガラス棒は、V
AD法等の気相法により形成された多孔質ガラス母材を
脱水及び透明ガラス化することにより、またはその棒材
を加熱延伸手段で延伸すること等により製造される。な
お、このコアとなるガラス棒を製造するための多孔質ガ
ラス母材を、本発明方法で製造することも可能である。
【0011】本実施例では、まず、このコアとなるガラ
ス棒2を、図1に示すように、密閉容器4内に配置され
た成形用下型6の上面に形成された凹部8に立設させる
。ガラス棒2の一端または両端には、サポート用として
、適当な長さの付属棒が溶接されることがある。溶接棒
の材質としては、ガラス棒2と同様な石英系ガラス以外
に、セラミックスあるいは純度の低い低級のガラスなど
が装着されることもある。
ス棒2を、図1に示すように、密閉容器4内に配置され
た成形用下型6の上面に形成された凹部8に立設させる
。ガラス棒2の一端または両端には、サポート用として
、適当な長さの付属棒が溶接されることがある。溶接棒
の材質としては、ガラス棒2と同様な石英系ガラス以外
に、セラミックスあるいは純度の低い低級のガラスなど
が装着されることもある。
【0012】下型6には、ガラス棒2と同心状に、成形
用筒型10が連結され、この筒型10と下型6とガラス
棒2とで区画される成形空間12に粉末状成形材14が
充填されるようになっている。粉末状成形材14は、図
示しない原料ホッパーに連結されたノズル16から供給
される。
用筒型10が連結され、この筒型10と下型6とガラス
棒2とで区画される成形空間12に粉末状成形材14が
充填されるようになっている。粉末状成形材14は、図
示しない原料ホッパーに連結されたノズル16から供給
される。
【0013】粉末状成形材料としては、少なくともシリ
カ粉末を含むものが用いられ、場合により屈折率を調節
するための酸化物粉末が混入される。シリカ粉末として
は、望ましくは1次粒径が1μm以下で造粒径が約20
〜100μmのSiO2粒子が用いられる。また、粉末
状成形材料14としては、シリカ粉末と溶媒、あるいは
成形助剤との混合物を用いてもよい。溶媒としては、純
水が用いられ、成形助剤としては、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルブチラート、ポリエチレングリコール、
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、エチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、グリセ
リンのような有機物質などを用いることができる。成形
材料中の溶媒と成形助剤との合計の添加量は、シリカ粉
末などのガラス微粒子に対して、通常は、1〜20重量
%であり、35重量%以下であることが好ましい。
カ粉末を含むものが用いられ、場合により屈折率を調節
するための酸化物粉末が混入される。シリカ粉末として
は、望ましくは1次粒径が1μm以下で造粒径が約20
〜100μmのSiO2粒子が用いられる。また、粉末
状成形材料14としては、シリカ粉末と溶媒、あるいは
成形助剤との混合物を用いてもよい。溶媒としては、純
水が用いられ、成形助剤としては、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルブチラート、ポリエチレングリコール、
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、エチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、グリセ
リンのような有機物質などを用いることができる。成形
材料中の溶媒と成形助剤との合計の添加量は、シリカ粉
末などのガラス微粒子に対して、通常は、1〜20重量
%であり、35重量%以下であることが好ましい。
【0014】粉末状成形材14が成形空間12内に充填
されると、支柱18にアーム20を介して支持された成
形用上型22が、支柱18に沿って下降移動し、成形用
筒型10の上端に連結され、成形空間12内を密閉する
。その際に、ノズル16は、成形用上型22の下降移動
を邪魔しないように、収縮移動する。
されると、支柱18にアーム20を介して支持された成
形用上型22が、支柱18に沿って下降移動し、成形用
筒型10の上端に連結され、成形空間12内を密閉する
。その際に、ノズル16は、成形用上型22の下降移動
を邪魔しないように、収縮移動する。
【0015】本実施例では、このような粉末状成形材1
4の充填は、不活性ガスが充填された密閉容器4内で行
われ、不活性ガス雰囲気下で行われる。不活性ガスとし
ては、He、Ne、Arなどが例示されるが、好ましく
は、分子量が小さいHeが用いられる。不活性ガス雰囲
気での粉末状成形材14の充填を完全ならしめるため、
粉末状成形材14をノズル16を介して供給するための
原料ホッパー内も不活性ガスで置換されている。密閉容
器4内の不活性ガスの圧力は、特に限定されないが、少
なくとも大気圧以上であることが好ましい。
4の充填は、不活性ガスが充填された密閉容器4内で行
われ、不活性ガス雰囲気下で行われる。不活性ガスとし
ては、He、Ne、Arなどが例示されるが、好ましく
は、分子量が小さいHeが用いられる。不活性ガス雰囲
気での粉末状成形材14の充填を完全ならしめるため、
粉末状成形材14をノズル16を介して供給するための
原料ホッパー内も不活性ガスで置換されている。密閉容
器4内の不活性ガスの圧力は、特に限定されないが、少
なくとも大気圧以上であることが好ましい。
【0016】不活性ガス雰囲気下での成形材14の充填
が完了すると、成形材14が充填された金型6,10,
22全体を図3に示すように、密閉容器4から取り出し
、図4に示すように、流体圧加圧装置24内に装着する
。流体圧加圧装置24は、筒状の耐圧容器本体26と、
この容器本体26の両端部に装着されるエンドブラケッ
ト28,30と、成形用筒型10の外周に密着して装着
され、加圧空間32を形成するための加圧部材34とを
有する。加圧空間32には、耐圧容器に形成してある流
体圧出入口36を通じて流体圧が導入されるようになっ
ている。加圧空間に導入される圧力媒体としては、特に
限定されないが、一般の静水圧加圧成形法で用いられる
水、油などが例示される。成形用上型22及び成形用下
型6は、それぞれ図示しない耐圧性の治具により固定さ
れている。
が完了すると、成形材14が充填された金型6,10,
22全体を図3に示すように、密閉容器4から取り出し
、図4に示すように、流体圧加圧装置24内に装着する
。流体圧加圧装置24は、筒状の耐圧容器本体26と、
この容器本体26の両端部に装着されるエンドブラケッ
ト28,30と、成形用筒型10の外周に密着して装着
され、加圧空間32を形成するための加圧部材34とを
有する。加圧空間32には、耐圧容器に形成してある流
体圧出入口36を通じて流体圧が導入されるようになっ
ている。加圧空間に導入される圧力媒体としては、特に
限定されないが、一般の静水圧加圧成形法で用いられる
水、油などが例示される。成形用上型22及び成形用下
型6は、それぞれ図示しない耐圧性の治具により固定さ
れている。
【0017】成形用型を含む流体圧加圧装置24の各構
成部品において、成形用筒型10及び加圧部材34は、
ゴムあるいは合成樹脂などの可撓性部材で構成され、そ
の他の部材は、例えばステンレスなどの金属で構成され
る。また、成形型6,10,22の成形用周面は、コン
タミネーションを防止するために、フッソ樹脂などでコ
ーティングすることが好ましい。
成部品において、成形用筒型10及び加圧部材34は、
ゴムあるいは合成樹脂などの可撓性部材で構成され、そ
の他の部材は、例えばステンレスなどの金属で構成され
る。また、成形型6,10,22の成形用周面は、コン
タミネーションを防止するために、フッソ樹脂などでコ
ーティングすることが好ましい。
【0018】この流体圧加圧装置24を用いて成形材1
4を加圧成形するには、出入口36を通して圧力媒体を
加圧空間32内に導入する。加圧空間32内の圧力は、
加圧部材34及び成形用筒型10を介して成形材14の
外周面に伝達し、成形材14を成形空間12内で加圧成
形する。加圧空間32内の加圧力は、得ようとする製品
の大きさや特性に応じて変化し、特に限定されないが、
500kg/cm2 以上が好ましい。加圧時間も特に
限定されないが、1〜40分が好ましい。
4を加圧成形するには、出入口36を通して圧力媒体を
加圧空間32内に導入する。加圧空間32内の圧力は、
加圧部材34及び成形用筒型10を介して成形材14の
外周面に伝達し、成形材14を成形空間12内で加圧成
形する。加圧空間32内の加圧力は、得ようとする製品
の大きさや特性に応じて変化し、特に限定されないが、
500kg/cm2 以上が好ましい。加圧時間も特に
限定されないが、1〜40分が好ましい。
【0019】なお、成形材を14を流体圧により加圧成
形するための流体圧加圧装置は、図4に示す実施例に限
定されず、特願平2−244817号等に開示された加
圧装置、あるいはその他の流体圧利用による加圧装置を
、本発明では用いることができる。
形するための流体圧加圧装置は、図4に示す実施例に限
定されず、特願平2−244817号等に開示された加
圧装置、あるいはその他の流体圧利用による加圧装置を
、本発明では用いることができる。
【0020】流体圧利用により、成形材14の加圧成形
が終了すれば、本発明に係る石英系多孔質ガラス母材が
得られる。この多孔質母材には、流体圧利用の加圧成形
法で製造される多孔質ガラス母材に特有の閉気孔が存在
するが、閉気孔内には、従来の多孔質母材と異なり、H
eなどの不活性ガスが充填されている。このため、閉気
孔に閉じこめられたHeなどの不活性ガスは、多孔質母
材から光ファイバーなどの光学部材を製造するための脱
水工程及び透明ガラス化工程時において、容易に拡散し
、脱気される。透明ガラス化工程は、例えば1600℃
の不活性ガス及び塩素ガス雰囲気で行われるが、この場
合の不活性ガスとしては、成形材の充填雰囲気と同じ不
活性ガス、好ましくはHeが用いられる。
が終了すれば、本発明に係る石英系多孔質ガラス母材が
得られる。この多孔質母材には、流体圧利用の加圧成形
法で製造される多孔質ガラス母材に特有の閉気孔が存在
するが、閉気孔内には、従来の多孔質母材と異なり、H
eなどの不活性ガスが充填されている。このため、閉気
孔に閉じこめられたHeなどの不活性ガスは、多孔質母
材から光ファイバーなどの光学部材を製造するための脱
水工程及び透明ガラス化工程時において、容易に拡散し
、脱気される。透明ガラス化工程は、例えば1600℃
の不活性ガス及び塩素ガス雰囲気で行われるが、この場
合の不活性ガスとしては、成形材の充填雰囲気と同じ不
活性ガス、好ましくはHeが用いられる。
【0021】次に、本発明を、さらに具体的な実施例に
基づき説明する。 実施例1 光ファイバーのコアとなる石英系のガラス棒2として、
酸化ゲルマニウム(GeO2)をドープした石英系ガラ
スを用い、その外周に被覆されるクラッドとなる粉末状
成形材14として、平均粒径約2μmのSiO2粒子を
用いた。コア用ガラス棒2とクラッド用ガラスの比屈折
率差△が0.3%となるように、ガラス棒2の材質と粉
末状成形材14の材質とを調整した。成形材14の充填
及び流体による加圧は、図1〜4に示す装置を用いた。
基づき説明する。 実施例1 光ファイバーのコアとなる石英系のガラス棒2として、
酸化ゲルマニウム(GeO2)をドープした石英系ガラ
スを用い、その外周に被覆されるクラッドとなる粉末状
成形材14として、平均粒径約2μmのSiO2粒子を
用いた。コア用ガラス棒2とクラッド用ガラスの比屈折
率差△が0.3%となるように、ガラス棒2の材質と粉
末状成形材14の材質とを調整した。成形材14の充填
及び流体による加圧は、図1〜4に示す装置を用いた。
【0022】ガラス棒2の外径は20mm、その長さは
、500mmであった。また、ガラス棒2の外径と、成
形用筒型10の内径との比が、1:3になるような成形
型10を選択した。成形用筒型10及び加圧部材34は
、シリコーンゴムで構成されたものを用いた。ガラス棒
2を、前述したような手順に従い、成形用下型6に装着
すると共に、成形材14をHeガス雰囲気下で成形型6
、10、22内に充填した。成形材14が充填された成
形型を図4に示す流体圧加圧装置24内に装着し、10
00kg/cm2 の圧力を、10分間印加し、多孔質
ガラス母材を得た。
、500mmであった。また、ガラス棒2の外径と、成
形用筒型10の内径との比が、1:3になるような成形
型10を選択した。成形用筒型10及び加圧部材34は
、シリコーンゴムで構成されたものを用いた。ガラス棒
2を、前述したような手順に従い、成形用下型6に装着
すると共に、成形材14をHeガス雰囲気下で成形型6
、10、22内に充填した。成形材14が充填された成
形型を図4に示す流体圧加圧装置24内に装着し、10
00kg/cm2 の圧力を、10分間印加し、多孔質
ガラス母材を得た。
【0023】この多孔質ガラス母材は、外径が約60m
m、長さが約480mmであり、亀裂、割れがみられな
かった。次に、多孔質ガラス母材を、常法により脱水(
1350℃のHe、Cl2 雰囲気)、並びに、透明ガ
ラス化(1600℃のHe雰囲気)して、光ファイバー
用プリフォームを得た。この光ファイバ用プリフォーム
には、空気の残留による気泡は見られなかった。
m、長さが約480mmであり、亀裂、割れがみられな
かった。次に、多孔質ガラス母材を、常法により脱水(
1350℃のHe、Cl2 雰囲気)、並びに、透明ガ
ラス化(1600℃のHe雰囲気)して、光ファイバー
用プリフォームを得た。この光ファイバ用プリフォーム
には、空気の残留による気泡は見られなかった。
【0024】その後、上記プリフォームを周知の加熱延
伸法により線引きして、コアの外径10μm、クラッド
の外径125μmの光ファイバーをつくり、その線引き
直後の光ファイバー外周に、紫外線硬化性樹脂による外
径400μmの被覆層を施した。この被覆光ファイバー
は、その伝送特性が、従来の全合成VAD法を主体にし
て得られる光ファイバーと同様であった。
伸法により線引きして、コアの外径10μm、クラッド
の外径125μmの光ファイバーをつくり、その線引き
直後の光ファイバー外周に、紫外線硬化性樹脂による外
径400μmの被覆層を施した。この被覆光ファイバー
は、その伝送特性が、従来の全合成VAD法を主体にし
て得られる光ファイバーと同様であった。
【0025】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、種々に改変可能である。例えば、上記実
施例では、ガラス棒の周囲にシリカ粉末から成るクラッ
ド部を成形する方法であったが、コア、クラッド共にシ
リカ粉末を用いて多孔質母材を製造する場合においても
、同様にHe等の不活性ガス雰囲気中で粉末状成形材の
充填を行い、流体圧により加圧を行うことにより、多孔
質母材を製造することが可能であり、その場合にも同様
の効果を得ることが可能である。
ものではなく、種々に改変可能である。例えば、上記実
施例では、ガラス棒の周囲にシリカ粉末から成るクラッ
ド部を成形する方法であったが、コア、クラッド共にシ
リカ粉末を用いて多孔質母材を製造する場合においても
、同様にHe等の不活性ガス雰囲気中で粉末状成形材の
充填を行い、流体圧により加圧を行うことにより、多孔
質母材を製造することが可能であり、その場合にも同様
の効果を得ることが可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の石英
系多孔質ガラス母材の製造方法によれば、得られた多孔
質ガラス母材を、脱水し透明ガラス化にする際に、母材
の閉気孔に閉じこめられた不活性ガスは容易に拡散し、
脱気される。したがって、内部に気泡が残存していない
良好な透明ガラス部材を、流体圧利用の加圧法により効
率的かつ経済的に生産できる。このようにして得られた
透明ガラス部材は、光ファイバー、イメージファイバー
、ライトガイド、ロッドレンズ等の光学部品用形成材料
として好適に用いることができる。
系多孔質ガラス母材の製造方法によれば、得られた多孔
質ガラス母材を、脱水し透明ガラス化にする際に、母材
の閉気孔に閉じこめられた不活性ガスは容易に拡散し、
脱気される。したがって、内部に気泡が残存していない
良好な透明ガラス部材を、流体圧利用の加圧法により効
率的かつ経済的に生産できる。このようにして得られた
透明ガラス部材は、光ファイバー、イメージファイバー
、ライトガイド、ロッドレンズ等の光学部品用形成材料
として好適に用いることができる。
【図1】図1は本発明の一実施例の石英系多孔質ガラス
母材の製造過程を示す概略図であり、成形材の充填過程
を示す。
母材の製造過程を示す概略図であり、成形材の充填過程
を示す。
【図2】図2は本発明の一実施例の石英系多孔質ガラス
母材の製造過程を示す概略図であり、成形材の充填終了
を示す。
母材の製造過程を示す概略図であり、成形材の充填終了
を示す。
【図3】図3は本発明の一実施例の石英系多孔質ガラス
母材の製造過程を示す概略図であり、成形材が充填され
た成形型を密閉容器から取り出した状態を示す。
母材の製造過程を示す概略図であり、成形材が充填され
た成形型を密閉容器から取り出した状態を示す。
【図4】図4は本発明の一実施例の石英系多孔質ガラス
母材の製造過程を示す概略図であり、成形材が充填され
た成形型を流体圧で加圧している状態を示す。
母材の製造過程を示す概略図であり、成形材が充填され
た成形型を流体圧で加圧している状態を示す。
2 ガラス棒
4 密閉容器
6 成形用下型
8 凹部
10 成形用筒型
12 成形空間
14 粉末状成形材
22 成形用上型
24 流体圧加圧装置
32 加圧空間
34 加圧部材
Claims (1)
- 【請求項1】 シリカ粉末を少なくとも含む粉末状成
形材を単独またはガラス棒と共に成形型内に入れ、流体
圧力により加圧して石英系多孔質ガラス母材を製造する
方法において、前記粉末状成形材を、不活性ガス雰囲気
下で成形型内に充填することを特徴とする石英系多孔質
ガラス母材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10873591A JPH04317433A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 石英系多孔質ガラス母材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10873591A JPH04317433A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 石英系多孔質ガラス母材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04317433A true JPH04317433A (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=14492198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10873591A Pending JPH04317433A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 石英系多孔質ガラス母材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04317433A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020042088A (ko) * | 2000-11-30 | 2002-06-05 | 정주일 | 수정진동자용 글라스 비드 제조방법 및 그 장치 |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP10873591A patent/JPH04317433A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020042088A (ko) * | 2000-11-30 | 2002-06-05 | 정주일 | 수정진동자용 글라스 비드 제조방법 및 그 장치 |
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