JPH04319614A - 薄板の厚さ測定装置 - Google Patents
薄板の厚さ測定装置Info
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- JPH04319614A JPH04319614A JP8828991A JP8828991A JPH04319614A JP H04319614 A JPH04319614 A JP H04319614A JP 8828991 A JP8828991 A JP 8828991A JP 8828991 A JP8828991 A JP 8828991A JP H04319614 A JPH04319614 A JP H04319614A
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄い板状の物体の厚さ
を精密に計測する技術に係わり、特にシリコンウエハー
のような平板をサブミクロンの精度で計測するのに適し
た薄板の厚さ測定装置に関する。
を精密に計測する技術に係わり、特にシリコンウエハー
のような平板をサブミクロンの精度で計測するのに適し
た薄板の厚さ測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリコンウエハーのような平板の
厚さを精密に計測するために多くの方法が用いられてい
る。第1の方法は、光の干渉を利用する方法であり、フ
ィゾー干渉計やマイケルソン干渉計が用いられている。 第2の方法は、一般的な距離計により測定する方法であ
る。
厚さを精密に計測するために多くの方法が用いられてい
る。第1の方法は、光の干渉を利用する方法であり、フ
ィゾー干渉計やマイケルソン干渉計が用いられている。 第2の方法は、一般的な距離計により測定する方法であ
る。
【0003】第2の方法の一つに、静電容量の変化を利
用する方法がある。これは、非接触の容量センサーの2
つの電極間に交流をかけて、シリコンウエハーの表面に
接近させて静電容量を計測することにより容量センサー
からシリコンウエハー表面までの距離を測定するもので
ある。これによりシリコンウエハーの表面の凹凸を測定
することができる。また、非接で距離を測定する方法と
しては、レーザー変位計を用いるものもある。
用する方法がある。これは、非接触の容量センサーの2
つの電極間に交流をかけて、シリコンウエハーの表面に
接近させて静電容量を計測することにより容量センサー
からシリコンウエハー表面までの距離を測定するもので
ある。これによりシリコンウエハーの表面の凹凸を測定
することができる。また、非接で距離を測定する方法と
しては、レーザー変位計を用いるものもある。
【0004】ここで、第1の方法によれば、測定点の走
査の必要もなくシリコンウエハーの全平面を同時に計測
することができ、測定精度が高くかつ計測時間も短くて
すむ。特にマイケルソン干渉計の光源としてレーザー光
を用いると、安定で、かつ極めて正確な計測が可能であ
り、0.01ミクロン以上の精度を有するなど、精度上
は理想的な方法である。しかしながら、このような装置
は高価で容積も大きく、自動検査などの機械に組み込む
には適していない。
査の必要もなくシリコンウエハーの全平面を同時に計測
することができ、測定精度が高くかつ計測時間も短くて
すむ。特にマイケルソン干渉計の光源としてレーザー光
を用いると、安定で、かつ極めて正確な計測が可能であ
り、0.01ミクロン以上の精度を有するなど、精度上
は理想的な方法である。しかしながら、このような装置
は高価で容積も大きく、自動検査などの機械に組み込む
には適していない。
【0005】第2の方法は、シリコンウエハーの表面上
の一点毎にしか測定できないので、平面全体を計測する
には表面上を走査しなければならないが、極めて簡便か
つ安価であり、機械に組み込むのにも適している。なお
、レーザー変位計などの検出器自体の精度は、例えばシ
リコンウエハーのように1ミクロン程度の誤差を計測す
るには充分であり、現在0.03ミクロン程度のものが
市販されている。
の一点毎にしか測定できないので、平面全体を計測する
には表面上を走査しなければならないが、極めて簡便か
つ安価であり、機械に組み込むのにも適している。なお
、レーザー変位計などの検出器自体の精度は、例えばシ
リコンウエハーのように1ミクロン程度の誤差を計測す
るには充分であり、現在0.03ミクロン程度のものが
市販されている。
【0006】しかしながら、平面全体を走査するための
機械部品、すなわち、検出器または被測定物を一定の平
面に沿って移動させるような機械部品を、検出器の精度
に匹敵する精度で加工することは極めて困難である。ま
た、一定の平面を維持するためには機械要素を大きくし
て剛性を保たなければならず、装置全体が大掛かりにな
る。すなわち、検出器は小型かつ安価であっても、装置
全体としては大型、かつ高価のものになってしまう。
機械部品、すなわち、検出器または被測定物を一定の平
面に沿って移動させるような機械部品を、検出器の精度
に匹敵する精度で加工することは極めて困難である。ま
た、一定の平面を維持するためには機械要素を大きくし
て剛性を保たなければならず、装置全体が大掛かりにな
る。すなわち、検出器は小型かつ安価であっても、装置
全体としては大型、かつ高価のものになってしまう。
【0007】ここで、平面全体を走査する機械部品の精
度に係わる要素には二種類あり、第一は走査する平面と
理想的平面の誤差、第二はその繰り返し精度である。こ
の両者を0.1ミクロン程度の度さに維持しようとすれ
ば、大型かつ高価なものになってしまう。
度に係わる要素には二種類あり、第一は走査する平面と
理想的平面の誤差、第二はその繰り返し精度である。こ
の両者を0.1ミクロン程度の度さに維持しようとすれ
ば、大型かつ高価なものになってしまう。
【0008】このため、従来よりいろいろな工夫がなさ
れている。通常行われている方法は、図5のように検出
器101および検出器102をC字型をした保持具10
4に取り付け、検出器101および検出器102から被
測定板103までの距離を測定し、この測定値を一定の
値からの差し引いて被測定板103の厚さを求める方法
である。なお、この計測値は一点の厚さであり保持具1
04をXYテーブルのような走査手段105の上に取り
付けて平面全体を走査するような方法である。
れている。通常行われている方法は、図5のように検出
器101および検出器102をC字型をした保持具10
4に取り付け、検出器101および検出器102から被
測定板103までの距離を測定し、この測定値を一定の
値からの差し引いて被測定板103の厚さを求める方法
である。なお、この計測値は一点の厚さであり保持具1
04をXYテーブルのような走査手段105の上に取り
付けて平面全体を走査するような方法である。
【0009】この方法によれば、その繰り返し誤差、す
なわち走査手段のガタに由来する検出器101,102
と被測定物体との距離の変動による計測誤差は相殺され
、検出器101,102の精度において被測定板103
の厚さ計測が可能で、走査手段105の誤差の影響を全
く受けない良い方法である。
なわち走査手段のガタに由来する検出器101,102
と被測定物体との距離の変動による計測誤差は相殺され
、検出器101,102の精度において被測定板103
の厚さ計測が可能で、走査手段105の誤差の影響を全
く受けない良い方法である。
【0010】しかしながら、平面を走査して平面全体の
平面精度を計測をする場合には、走査手段105の運動
と理想的平面との誤差をそのまま計測値の誤差とする欠
点がある。
平面精度を計測をする場合には、走査手段105の運動
と理想的平面との誤差をそのまま計測値の誤差とする欠
点がある。
【0011】なお、市販されているXYテーブルのよう
な簡便な装置を使用しようとすれば、最近の精密なXY
テーブルでも両者の誤差は1ミクロン程度の精度であり
、通常の機械部品としては充分な精度であるが、例えば
シリコンウエハーの厚さを計測する場合のように0.1
ミクロン以上の測定精度を要求される場合には、そのま
までは使用できない。
な簡便な装置を使用しようとすれば、最近の精密なXY
テーブルでも両者の誤差は1ミクロン程度の精度であり
、通常の機械部品としては充分な精度であるが、例えば
シリコンウエハーの厚さを計測する場合のように0.1
ミクロン以上の測定精度を要求される場合には、そのま
までは使用できない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、レーザー変
位計などの検出器を走査する走査手段のガタに由来する
繰り返し精度のみならず、その運動の理想的平面からの
誤差が計測値に影響を与えないようにし、安価で低い精
度の走査手段を用いても測定値がそれにより影響を受け
ないような、簡便、安価、かつ高い測定精度を持った薄
板の厚さ測定装置を提供することにある。
位計などの検出器を走査する走査手段のガタに由来する
繰り返し精度のみならず、その運動の理想的平面からの
誤差が計測値に影響を与えないようにし、安価で低い精
度の走査手段を用いても測定値がそれにより影響を受け
ないような、簡便、安価、かつ高い測定精度を持った薄
板の厚さ測定装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになした本発明の薄板の厚さ測定装置は、被測定物で
ある薄板を保持する第1平面と該第1平面にほぼ平行に
対向する第2平面とによって構成される1対の平面対と
、上記第1平面および薄板までの距離をそれぞれ計測す
る第1検出器と上記第2平面までの距離を計測する第2
検出器とを一体にして構成された検出器対と、上記平面
対と上記検出器対との相対位置を該平面対の平面と略平
行な方向に変化させるための移動手段と、上記第1検出
器および第2検出器の計測距離に基づいて前記薄板の厚
さを演算する演算手段とを備え、上記演算手段により、
上記第1検出器による第1面までの計測距離と薄板まで
の計測距離との差を、該第1平面の計測時と該薄板の計
測時とにおける前記第2検出器による第2平面までの各
計測距離の差によって補正することにより、上記薄板の
厚さを演算するようにしたことを特徴とする。
めになした本発明の薄板の厚さ測定装置は、被測定物で
ある薄板を保持する第1平面と該第1平面にほぼ平行に
対向する第2平面とによって構成される1対の平面対と
、上記第1平面および薄板までの距離をそれぞれ計測す
る第1検出器と上記第2平面までの距離を計測する第2
検出器とを一体にして構成された検出器対と、上記平面
対と上記検出器対との相対位置を該平面対の平面と略平
行な方向に変化させるための移動手段と、上記第1検出
器および第2検出器の計測距離に基づいて前記薄板の厚
さを演算する演算手段とを備え、上記演算手段により、
上記第1検出器による第1面までの計測距離と薄板まで
の計測距離との差を、該第1平面の計測時と該薄板の計
測時とにおける前記第2検出器による第2平面までの各
計測距離の差によって補正することにより、上記薄板の
厚さを演算するようにしたことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明の薄板の厚さ測定装置において、被測定
物である薄板の厚さは、平面対の第1平面に薄板を保持
しないときの第1検出器と第2検出による各計測距離、
および第1平面に薄板を保持したときの第1検出器と第
2検出による各計測距離によって演算される。ここで、
平面対と検出器対との相対位置が移動手段によって変化
され、上記のように薄板を保持しないときと保持したと
きとで平面対と検出器対とに位置ずれが生じていても、
この位置ずれの量は、第1検出器側の計測距離と第2検
出器側の計測距離とで互いに相殺するようになる。した
がって、第1検出器による第1面までの計測距離と薄板
までの計測距離との差を、第1平面の計測時と薄板の計
測時とにおける第2検出器による第2平面までの各計測
距離の差によって補正して、薄板の厚さを演算すると、
移動手段による誤差が厚さの演算値に影響しない。
物である薄板の厚さは、平面対の第1平面に薄板を保持
しないときの第1検出器と第2検出による各計測距離、
および第1平面に薄板を保持したときの第1検出器と第
2検出による各計測距離によって演算される。ここで、
平面対と検出器対との相対位置が移動手段によって変化
され、上記のように薄板を保持しないときと保持したと
きとで平面対と検出器対とに位置ずれが生じていても、
この位置ずれの量は、第1検出器側の計測距離と第2検
出器側の計測距離とで互いに相殺するようになる。した
がって、第1検出器による第1面までの計測距離と薄板
までの計測距離との差を、第1平面の計測時と薄板の計
測時とにおける第2検出器による第2平面までの各計測
距離の差によって補正して、薄板の厚さを演算すると、
移動手段による誤差が厚さの演算値に影響しない。
【0015】
【実施例】図1は本発明実施例の薄板の厚さ測定装置の
正面図であり、1は第1平面としての計測台面1Aが平
面に仕上げられた計測台、2は第2平面としての参照面
2Aが平面に仕上げられた参照板、3は検出部を計測台
面1A側に向けた第1検出器、4は検出部を参照面2A
側に向けた第2検出器である。
正面図であり、1は第1平面としての計測台面1Aが平
面に仕上げられた計測台、2は第2平面としての参照面
2Aが平面に仕上げられた参照板、3は検出部を計測台
面1A側に向けた第1検出器、4は検出部を参照面2A
側に向けた第2検出器である。
【0016】計測台1の計測台平面1Aには多数の細孔
が開けられており、図示しない吸引装置によってこの細
孔に発生する負圧により、被測定物である薄板10が保
持される。第1検出器3および第2検出器4としてはレ
ーザー式距離計が用いられており、第1検出器3はこの
第1検出器3の所定の位置から計測台面1Aおよび薄板
10までの距離を計測する。また、第2検出器4はこの
第2検出器4の所定の位置から参照面2Aまでの距離を
計測する。なお、この種のレーザー式距離計は最近進歩
が著しく、概ね0.05ミクロン程度の精度を有し、シ
リコンウエハーの面精度検査などにも適用でき、かつ簡
便で安価のものとなっている。
が開けられており、図示しない吸引装置によってこの細
孔に発生する負圧により、被測定物である薄板10が保
持される。第1検出器3および第2検出器4としてはレ
ーザー式距離計が用いられており、第1検出器3はこの
第1検出器3の所定の位置から計測台面1Aおよび薄板
10までの距離を計測する。また、第2検出器4はこの
第2検出器4の所定の位置から参照面2Aまでの距離を
計測する。なお、この種のレーザー式距離計は最近進歩
が著しく、概ね0.05ミクロン程度の精度を有し、シ
リコンウエハーの面精度検査などにも適用でき、かつ簡
便で安価のものとなっている。
【0017】計測台1と参照板2は計測台面1Aと参照
面2Aとが互いに略平行に対面するように「コ」の字型
の保持金具7で保持され、これによって計測台面1Aと
参照面2Aとの相対位置が一定に保たれている。また、
保持金具7はXYテーブルの如き移動装置8の上に配設
されており、保持金具7は図の矢印Pの方向と図面に垂
直な方向にそれぞれ独立に移動でき、土台9に対して保
持金具7の相対位置を変更できるようになっている。一
方、第1検出器3と第2検出器4は垂直板5の下端と上
端にそれぞれ固定され、垂直板5はアーム6によって土
台9に固定されている。
面2Aとが互いに略平行に対面するように「コ」の字型
の保持金具7で保持され、これによって計測台面1Aと
参照面2Aとの相対位置が一定に保たれている。また、
保持金具7はXYテーブルの如き移動装置8の上に配設
されており、保持金具7は図の矢印Pの方向と図面に垂
直な方向にそれぞれ独立に移動でき、土台9に対して保
持金具7の相対位置を変更できるようになっている。一
方、第1検出器3と第2検出器4は垂直板5の下端と上
端にそれぞれ固定され、垂直板5はアーム6によって土
台9に固定されている。
【0018】そして、移動装置8により保持金具7が移
動されると、計測台1に薄板10が配設されていないと
きは、第1検出器3は計測台平面1Aとの距離の変化を
出力し、第2検出器4は参照面2Aとの距離の変化を出
力する。また、計測台1に薄板10が配設されていると
きには、第1検出器3は薄板10との距離の変化を出力
する。
動されると、計測台1に薄板10が配設されていないと
きは、第1検出器3は計測台平面1Aとの距離の変化を
出力し、第2検出器4は参照面2Aとの距離の変化を出
力する。また、計測台1に薄板10が配設されていると
きには、第1検出器3は薄板10との距離の変化を出力
する。
【0019】図2は実施例の厚さ測定装置の演算処理部
のブロック図である。切替器11と切替器12は同期信
号発生器15により同時に開閉し、切替器13と切替器
14は同様に同期信号発生器15により同時に開閉する
。
のブロック図である。切替器11と切替器12は同期信
号発生器15により同時に開閉し、切替器13と切替器
14は同様に同期信号発生器15により同時に開閉する
。
【0020】先ず、計測台1の計測台面1Aに薄板10
を置かないとき、切替器11,12を閉状態にして切替
器13,14を開状態にする。これにより、第1検出器
3の出力は切替器11を経由して第1の加算器16に導
かれ、また、第2検出器4の出力は切替器12を経由し
て同じく第1の加算器16に導かれる。
を置かないとき、切替器11,12を閉状態にして切替
器13,14を開状態にする。これにより、第1検出器
3の出力は切替器11を経由して第1の加算器16に導
かれ、また、第2検出器4の出力は切替器12を経由し
て同じく第1の加算器16に導かれる。
【0021】そして、第1の加算器16は入力される二
の信号を加算してその加算出力を第1の記憶器18に送
る。したがって、第1の記憶器18は、図3に示したよ
うに計測台平面1Aと第1検出器3との距離aと、参照
平面2Aと第2検出器4との距離bの和(a+b)を保
持する。
の信号を加算してその加算出力を第1の記憶器18に送
る。したがって、第1の記憶器18は、図3に示したよ
うに計測台平面1Aと第1検出器3との距離aと、参照
平面2Aと第2検出器4との距離bの和(a+b)を保
持する。
【0022】次に、計測台平面1Aに被測定物である薄
板10を置き、切替器11,12を開状態にして切替器
13,14を閉状態にすると、第1検出器3の出力と第
2検出器4の出力が第2の加算器17に導かれ、第2の
加算器17は入力される二の信号を加算してその加算出
力を第2の記憶器19に送る。したがって、第2の記憶
器19は、図4に示したように、薄板10と第1検出器
3との距離cと、参照平面2Aと第2検出器4との距離
b’ の和(c+b’ )を保持する。
板10を置き、切替器11,12を開状態にして切替器
13,14を閉状態にすると、第1検出器3の出力と第
2検出器4の出力が第2の加算器17に導かれ、第2の
加算器17は入力される二の信号を加算してその加算出
力を第2の記憶器19に送る。したがって、第2の記憶
器19は、図4に示したように、薄板10と第1検出器
3との距離cと、参照平面2Aと第2検出器4との距離
b’ の和(c+b’ )を保持する。
【0023】次に、第1の記憶器18の出力(a+b)
と第2の記憶器19の出力(c+b’ )を減算器20
に導き、この減算器20によって第1の記憶器18の値
から第2の記憶器19の値を減算し、次式(1)で表さ
れる減算出力xを薄板10の厚さの計測値として得る。 x=(a+b)−(c+b’ ) ……(1)
と第2の記憶器19の出力(c+b’ )を減算器20
に導き、この減算器20によって第1の記憶器18の値
から第2の記憶器19の値を減算し、次式(1)で表さ
れる減算出力xを薄板10の厚さの計測値として得る。 x=(a+b)−(c+b’ ) ……(1)
【
0024】すなわち、第1の記憶器18に記憶されてい
る値は計測台平面1Aと参照平面2A間の距離Aから第
1検出器3と第2検出器4との間の距離Dを差し引いた
ものであり、また、第2の記憶器19に記憶されている
値は薄板10と参照平面2A間の距離Bから第1検出器
3と第2検出器4との間の距離Dを差し引いたものであ
るので、減算器20の減算出力xは薄板10の厚さを示
す。
0024】すなわち、第1の記憶器18に記憶されてい
る値は計測台平面1Aと参照平面2A間の距離Aから第
1検出器3と第2検出器4との間の距離Dを差し引いた
ものであり、また、第2の記憶器19に記憶されている
値は薄板10と参照平面2A間の距離Bから第1検出器
3と第2検出器4との間の距離Dを差し引いたものであ
るので、減算器20の減算出力xは薄板10の厚さを示
す。
【0025】上記の構成によれば、図1において移動装
置8の機械的誤差のために保持金具7が理想的平面から
離れて運動し、計測台平面1Aおよび参照平面2Aと、
各検出器3,4とが、上下方向に誤差をもって移動され
ても、減算器20の出力はこの誤差に全く影響を受ける
ことがなく、薄板10の正確な厚さを計測することがで
きる。
置8の機械的誤差のために保持金具7が理想的平面から
離れて運動し、計測台平面1Aおよび参照平面2Aと、
各検出器3,4とが、上下方向に誤差をもって移動され
ても、減算器20の出力はこの誤差に全く影響を受ける
ことがなく、薄板10の正確な厚さを計測することがで
きる。
【0026】例えば、計測台面1Aに薄板10を置かな
いとき(図3)と薄板10を置いたとき(図4)とで計
測台平面1Aと第1検出器3との距離a,a’がそれぞ
れ等しければ、薄板10の厚さはa−cで得られるが、
図3の状態と図4の状態とでは計測時点が異なり、例え
ば、図3の計測時から図4の計測時に至るまでに移動装
置8の駆動によって計測台平面1Aと参照平面2Aが各
検出器3,4の位置から外されたとすると、上記の異な
る時点での第1検出器3と計測台平面1Aとの各距離a
,a’ は等しくなるとは限らない。
いとき(図3)と薄板10を置いたとき(図4)とで計
測台平面1Aと第1検出器3との距離a,a’がそれぞ
れ等しければ、薄板10の厚さはa−cで得られるが、
図3の状態と図4の状態とでは計測時点が異なり、例え
ば、図3の計測時から図4の計測時に至るまでに移動装
置8の駆動によって計測台平面1Aと参照平面2Aが各
検出器3,4の位置から外されたとすると、上記の異な
る時点での第1検出器3と計測台平面1Aとの各距離a
,a’ は等しくなるとは限らない。
【0027】しかし、計測台平面1Aと参照平面2Aと
の間隔Aおよび第1検出器3と第2検出器4との間隔D
はともに一定値であるので、例えばa’ >aとすると
、この距離の差(a’ −a)は第2検出器4と参照平
面2Aとの各距離b,b’ の距離の差となって現れ、
距離b’ が距離bより(a’ −a)だけ小さくなる
。すなわち、 a’ −a=b−b’ =δ ……(2)となる。ま
た、この状態で薄板10の実際の厚さXは次式(3)で
表される。 X=a−(c−δ) ……(3)
の間隔Aおよび第1検出器3と第2検出器4との間隔D
はともに一定値であるので、例えばa’ >aとすると
、この距離の差(a’ −a)は第2検出器4と参照平
面2Aとの各距離b,b’ の距離の差となって現れ、
距離b’ が距離bより(a’ −a)だけ小さくなる
。すなわち、 a’ −a=b−b’ =δ ……(2)となる。ま
た、この状態で薄板10の実際の厚さXは次式(3)で
表される。 X=a−(c−δ) ……(3)
【0028】これに対し、減算器20の減算出力xは前
傾の式(1)で表されるので、 となり、この減算出力xは実際の厚さXと等しくなる。
傾の式(1)で表されるので、 となり、この減算出力xは実際の厚さXと等しくなる。
【0029】すなわち、計測台平面1Aまでの距離aの
計測時と薄板10までの距離cの計測時とにおける位置
ずれが、第2検出器4による参照平面2Aまでの計測距
離b,b’ に基づいて補正される。
計測時と薄板10までの距離cの計測時とにおける位置
ずれが、第2検出器4による参照平面2Aまでの計測距
離b,b’ に基づいて補正される。
【0030】なお、現在のシリコンウエハーの精度は1
ミクロン以内であって、それを計測する装置には0.1
ミクロン以内の望ましくは0.05ミクロン程度の精度
が望まれる。最近のレーザー式の検出器の精度向上はめ
ざましく、具体的にはキーエンス社が製造販売するLD
2510の如き検出器では0.05ミクロン、アンリツ
社が製造販売するKL130Aの如き検出器では0.0
1ミクロンの精度を有しており、充分に実用に耐える。
ミクロン以内であって、それを計測する装置には0.1
ミクロン以内の望ましくは0.05ミクロン程度の精度
が望まれる。最近のレーザー式の検出器の精度向上はめ
ざましく、具体的にはキーエンス社が製造販売するLD
2510の如き検出器では0.05ミクロン、アンリツ
社が製造販売するKL130Aの如き検出器では0.0
1ミクロンの精度を有しており、充分に実用に耐える。
【0031】これに対し、現在の機械加工の技術では、
最も精度の高いXYテーブルにおいても、ガタに由来す
る繰り返し精度はおよそ1ミクロンであり、また、運動
の理想的平面からの誤差も1ミクロン程の誤差は避けら
れない。
最も精度の高いXYテーブルにおいても、ガタに由来す
る繰り返し精度はおよそ1ミクロンであり、また、運動
の理想的平面からの誤差も1ミクロン程の誤差は避けら
れない。
【0032】しかしながら、上記のように本発明を適用
することにより、上記のような検出器とXYテーブルを
組み合わせて精度の高い厚さ測定を行うことができる。
することにより、上記のような検出器とXYテーブルを
組み合わせて精度の高い厚さ測定を行うことができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明の薄板の厚さ
測定装置によれば、ほぼ平行に対向する第1平面と第2
平面とによって平面対を構成するとともに、この第1平
面および第1平面に保持される薄板までの距離をそれぞ
れ計測する第1検出器と第2平面までの距離を計測する
第2検出器とを一体にして検出器対を構成し、第1検出
器による第1面までの計測距離と薄板までの計測距離と
の差を、第1平面の計測時と薄板の計測時とにおける第
2平面までの各計測距離の差によって補正することによ
り薄板の厚さを演算するようにしたので、XYテーブル
などの移動手段で平面対と検出器対の相対位置を変化さ
せるとき機械的なガタや運動の理想的平面からの誤差が
あっても、この誤差の影響を無くして薄板の厚さを計測
することができる。したがって、安価で低い精度の走査
手段を用いても測定値がそれにより影響を受けないよう
な、簡便、安価、かつ高い測定精度を持った薄板の厚さ
測定装置を得ることができる。
測定装置によれば、ほぼ平行に対向する第1平面と第2
平面とによって平面対を構成するとともに、この第1平
面および第1平面に保持される薄板までの距離をそれぞ
れ計測する第1検出器と第2平面までの距離を計測する
第2検出器とを一体にして検出器対を構成し、第1検出
器による第1面までの計測距離と薄板までの計測距離と
の差を、第1平面の計測時と薄板の計測時とにおける第
2平面までの各計測距離の差によって補正することによ
り薄板の厚さを演算するようにしたので、XYテーブル
などの移動手段で平面対と検出器対の相対位置を変化さ
せるとき機械的なガタや運動の理想的平面からの誤差が
あっても、この誤差の影響を無くして薄板の厚さを計測
することができる。したがって、安価で低い精度の走査
手段を用いても測定値がそれにより影響を受けないよう
な、簡便、安価、かつ高い測定精度を持った薄板の厚さ
測定装置を得ることができる。
【図1】本発明実施例の薄板の厚さ測定装置を示す図で
ある。
ある。
【図2】本発明実施例における演算処理部のブロック図
である。
である。
【図3】本発明実施例における計測台平面と参照平面と
の計測状態を示す図である。
の計測状態を示す図である。
【図4】本発明実施例における薄板と参照平面との計測
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図5】従来の厚さ測定方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
1A 計測台平面(第1平面)
2A 参照平面(第2平面)
3 第1検出器
4 第2検出器
8 移動装置
Claims (2)
- 【請求項1】 被測定物である薄板を保持する第1平
面と該第1平面にほぼ平行に対向する第2平面とによっ
て構成される1対の平面対と、上記第1平面および薄板
までの距離をそれぞれ計測する第1検出器と上記第2平
面までの距離を計測する第2検出器とを一体にして構成
された検出器対と、上記平面対と上記検出器対との相対
位置を該平面対の平面と略平行な方向に変化させるため
の移動手段と、上記第1検出器および第2検出器の計測
距離に基づいて前記薄板の厚さを演算する演算手段と、
を備え、上記演算手段により、上記第1検出器による第
1面までの計測距離と薄板までの計測距離との差を、該
第1平面の計測時と該薄板の計測時とにおける前記第2
検出器による第2平面までの各計測距離の差によって補
正することにより、上記薄板の厚さを演算するようにし
たことを特徴とする薄板の厚さ測定装置。 - 【請求項2】 前記薄板を保持していないときの前記
第1検出器による第1平面までの距離と前記第2検出器
による第2平面までの距離の和を記憶する第1記憶手段
と、前記薄板を保持しているときの上記第1検出器によ
る薄板までの距離と上記第2検出器による第2平面まで
の距離の和を記憶する第2記憶手段と、を備え、上記第
1記憶手段の演算結果と上記第2記憶手段の演算結果と
の差に基づいて上記薄板の厚さを演算するようにしたこ
とを特徴とする請求項1記載の薄板の厚さ測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8828991A JPH04319614A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 薄板の厚さ測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8828991A JPH04319614A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 薄板の厚さ測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04319614A true JPH04319614A (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=13938753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8828991A Withdrawn JPH04319614A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 薄板の厚さ測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04319614A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004321932A (ja) * | 2003-04-24 | 2004-11-18 | Shibaura Mechatronics Corp | 接着剤の塗布装置及び接着剤の塗布方法 |
| WO2014185008A1 (ja) * | 2013-05-16 | 2014-11-20 | 信越半導体株式会社 | ウェーハの両面研磨方法及び両面研磨システム |
| JP2017194373A (ja) * | 2016-04-21 | 2017-10-26 | ファナック株式会社 | 厚さ測定装置および厚さ測定方法 |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP8828991A patent/JPH04319614A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004321932A (ja) * | 2003-04-24 | 2004-11-18 | Shibaura Mechatronics Corp | 接着剤の塗布装置及び接着剤の塗布方法 |
| WO2014185008A1 (ja) * | 2013-05-16 | 2014-11-20 | 信越半導体株式会社 | ウェーハの両面研磨方法及び両面研磨システム |
| JP2014223704A (ja) * | 2013-05-16 | 2014-12-04 | 信越半導体株式会社 | ウェーハの両面研磨方法及び両面研磨システム |
| JP2017194373A (ja) * | 2016-04-21 | 2017-10-26 | ファナック株式会社 | 厚さ測定装置および厚さ測定方法 |
| CN107305118A (zh) * | 2016-04-21 | 2017-10-31 | 发那科株式会社 | 厚度测量装置和厚度测量方法 |
| US10151578B2 (en) | 2016-04-21 | 2018-12-11 | Fanuc Corporation | Thickness measurement device and thickness measurement method |
| DE102017107925B4 (de) | 2016-04-21 | 2020-06-25 | Fanuc Corporation | Dickenmessvorrichtung und Dickenmessverfahren |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980711 |