JPH0432022B2 - - Google Patents
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- JPH0432022B2 JPH0432022B2 JP26478286A JP26478286A JPH0432022B2 JP H0432022 B2 JPH0432022 B2 JP H0432022B2 JP 26478286 A JP26478286 A JP 26478286A JP 26478286 A JP26478286 A JP 26478286A JP H0432022 B2 JPH0432022 B2 JP H0432022B2
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Landscapes
- Glass Compositions (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は瓦、建築用外装板等のような施釉セメ
ント製品に用いられる施釉セメント製品用釉薬組
成物に関するものである。 (従来の技術) セメント製品は650℃以上の高温に加熱すると
水和により生じたCa(OH)2がCaOとH2Oに分解
して強度が著しく低下するため、セメント製品に
施釉する場合には650℃以下の低温で焼付けが行
える鉛系又はリン酸系のフリツトが用いられてき
た。ところがこのような低温焼成可能なフリツト
は耐候性、耐薬品性が劣るため屋外で使用すると
短期間のうちに光沢が失われる等の問題があつ
た。このような従来の問題点を解決するため、本
発明者等は特公昭56―48464号公報、特公昭57―
55674号公報に示されるように650〜900℃で焼成
しても強度劣化の少ないセメント製品の製造法を
先に発明したのであるが、従来はセメントに適合
するフリツトが開発されていなかつたために陶磁
器用のフリツトが流用されてきており、セメント
表面に施釉した場合には熱膨脹率が合わなかつた
り耐候性や光沢が劣る等の問題が残されており、
好ましい施釉セメント製品が得られなかつた。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明はこのような従来の問題点を解決して、
フリツトの組成に種々の改良を加えることによ
り、耐候性、耐薬品性、光沢が優れるうえにセメ
ントとの適合性に優れた施釉セメント製品用釉薬
組成物を目的として完成されたものである。 (問題点を解決するための手段) 本発明は任意の形状に成形されたセメント成形
物の表面に施釉、焼成するための釉薬組成物であ
つて、その組成がモル%で、SiO250〜65%、
Al2O30〜7%、B2O318〜26%、MO3〜15%(M
はCa、Mg、Zn、Ba、Sr)、R2O6〜12%(Rは
Li、Na、K)、ZrO20〜10%の範囲にあることを
特徴とするものである。前述したとおり、本発明
は特公昭56―48464号公報、特公昭57―55674号公
報に示された発明を基礎とするものである。これ
らの2件の発明によつて、焼成しても機械的強度
に優れたセメント製品が得られることが解明され
た。 本発明においては、この施釉に用いられるフリ
ツト組成がセメントとの適合性を最善のものとす
るために前記のような特殊な範囲に限定される。
このフリツト組成の特徴は、前記のセメント製品
が最も大きい機械的強度を示す650〜900℃で焼付
けができるようにSiO2とAl2O3の量を調節したこ
と、セメントの熱膨脹率とフリツトの熱膨脹率と
を合致させるとともに耐候性、耐薬品性を増すた
めにR2O成分を低目に設定する一方、B2O3とMO
成分を増加させてR2O成分低下による溶融性の低
下を防止したこと、B2O3成分を施釉面の光沢を
高めるに最適な範囲に設定したことのほか、
ZrO2の量によつて透明フリツトと乳白色フリツ
トのいずれをも得られるようにしたことである。
次に各成分の数値限定の理由を説明する。 SiO2はフリツトの骨格をなすもので、50%
(モル%、以下同じ)未満ではセメント製品の釉
薬としては耐候性と耐酸性が不十分となり、逆に
65%を超えると融点が高くなり過ぎてセメント製
品への施釉に不向きとなる。Al2O3はSiO2と同様
に耐候性と耐酸性に寄与する成分であるが、7%
を超えると融点が上昇してセメント製品への施釉
に不向きとなる。B2O3はフリツト作成のための
融剤として作用するもので、18%未満では光沢が
悪く、26%を超えると耐酸性及び耐候性の低下が
著しくなる。またR2O(RはLi、Na、K)もフリ
ツト作成のための融剤として作用するものである
が、6%未満であると焼成に必要な温度が高くな
り過ぎてセメント用のフリツトとして不適当とな
り、12%を超えると耐酸性と耐候性が劣化すると
ともにセメントとの熱膨脹率が合わなくなる。
MO(MはCa、Mg、Zn、Ba、Sr)はB2O3及び
R2O成分の効果を補うものであるが、3%未満で
は焼成温度が高くなり過ぎてセメント用には不向
きとなり、15%を超えるとやはり耐候性及び耐酸
性の劣化を招く。これらのMO成分中、Caは耐候
性及び耐酸性を増加させるうえで重要な成分であ
り、特に後述のZrO2を3%未満とした透明フリ
ツトにおいてはCaは必須成分となる。ZrO2は耐
酸性と耐候性を向上させるための成分であるとと
もに、核形成剤としてフリツトを透明とするか乳
白色とするかを決定する重要な成分である。
ZrO2が0〜3%の場合には透明なフリツトが得
られ、この場合にはCaが必須成分となることは
前述したとおりである。またZrO2が3〜10%の
場合には乳白色フリツトとなるが、ZrO2が10%
を超えると融点が上がり過ぎセメントへの焼付け
が不可能となる。 なお透明フリツトとする場合の各成分の好まし
い範囲は、SiO250〜65%、Al2O30〜5%、
B2O318〜26%、MO3〜12%、R2O6〜12%、
ZrO20〜3%であり、最も好ましい範囲はSiO255
〜63%、Al2O31.4〜3.5%、B2O321〜26%、MO5
〜8%、R2O6〜12%、ZrO20〜2%である。ま
た乳白色フリツトとする場合の各成分の好ましい
範囲はSiO250〜60%、Al2O30〜7%、B2O318〜
26%、MO5〜15%、R2O6〜12%、ZrO23〜10%
である。 このような組成のフリツトは常法によりポツト
ミルで粉砕してスリツプとなし、必要に応じて顔
料、粘土、CMC等が加えられる。このスリツプ
はセメント成形物の表面にスプレイ法、デイツピ
ング法等の任意の方法で施釉され乾燥される。そ
の後、施釉されたセメント成形物は650〜900℃で
5〜60分間焼成される。この焼成は施釉された釉
薬の焼付けと同時に、セメント粒子内の未水和部
分を焼成後の養生により十分に水和硬化させるこ
とを可能とし、製品の機械的強度向上に寄与する
ものである。本発明のフリツトはこのセメント成
形物の機械的強度が最大となる650〜900℃で焼付
けるように組成が決定されているので、焼成温度
がこの範囲を外れると焼付けがうまく行われなく
なるばかりか、セメント製品の機械的強度も低下
することとなる。 このようにして焼成が行われた後に、焼成品は
必要分量の水を十分に供給できる条件下において
養生され、十分な水和硬化を行わせて完成品とな
る。 (実施例) 次に本発明の実施例を、ZrO2を0〜3%とし
た場合と、ZrO2を3〜10%とした場合とに分け
て示す。 実施例 1 セメント100部、8メツシユアンダーの安山岩
砕石200部、水50部の調合物を混練して得られた
セメント混練物を500トン油圧プレスにより50Kg
f/cm2以上、保持時間30秒以上の条件で加圧脱水
成形してセメント成形物を得た。 一方、第1表にNo.1〜No.10として示される実施
例の透明フリツトを作成し、各フリツトをフリツ
ト100部、蛙目粘土5部、顔料2〜10部、水50部
とともにポツトミルに入れ、4〜5g/200メツ
シユオン/50c.c.となるまで粉砕してスリツプとし
た。各スリツプを前記セメント成形物の上にスプ
レイ法により施釉、乾燥後、第1表中に記した焼
成温度で40分間焼成した。焼成品には水中に一日
浸漬した後に40℃、温度100%の条件下で12時間
蒸気養生し、十分に水和硬化させた完成品とし
た。各テストピースの施釉面を目視により観察し
て光沢を評価し、また10%硫酸中に室温で24時間
浸漬し、光沢の変化により耐酸性を評価した。そ
の結果を第1表中に示した。 実施例 2 第2表にNo.1〜No.10として示される組成の乳白
色フリツトを作成し、実施例1と同方法で作成さ
れたセメント成形物上に施釉し、実施例1と同じ
方法で光沢と耐酸性を評価した。その結果を第2
表中に示した。なお実施例1、実施例2ともにフ
リツトの線熱膨脹係数は6〜7×10-6/℃の範囲
にあり、セメント製品の線熱膨脹係数の6.7×
10-6/℃に近似した値を示した。 (発明の効果) 本発明は以上の説明からも明らかなように、耐
候性、耐薬品性、光沢に優れ、また耐膨脹率の点
でもセメントとの適合性に優れた施釉面をセメン
ト成形物の表面に形成することができるものであ
るから、従来にない瓦、建築用外装板等の製造に
広く適用できる施釉セメント製品用釉薬組成物と
して、産業の発展に寄与するところは極めて大き
いものである。
ント製品に用いられる施釉セメント製品用釉薬組
成物に関するものである。 (従来の技術) セメント製品は650℃以上の高温に加熱すると
水和により生じたCa(OH)2がCaOとH2Oに分解
して強度が著しく低下するため、セメント製品に
施釉する場合には650℃以下の低温で焼付けが行
える鉛系又はリン酸系のフリツトが用いられてき
た。ところがこのような低温焼成可能なフリツト
は耐候性、耐薬品性が劣るため屋外で使用すると
短期間のうちに光沢が失われる等の問題があつ
た。このような従来の問題点を解決するため、本
発明者等は特公昭56―48464号公報、特公昭57―
55674号公報に示されるように650〜900℃で焼成
しても強度劣化の少ないセメント製品の製造法を
先に発明したのであるが、従来はセメントに適合
するフリツトが開発されていなかつたために陶磁
器用のフリツトが流用されてきており、セメント
表面に施釉した場合には熱膨脹率が合わなかつた
り耐候性や光沢が劣る等の問題が残されており、
好ましい施釉セメント製品が得られなかつた。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明はこのような従来の問題点を解決して、
フリツトの組成に種々の改良を加えることによ
り、耐候性、耐薬品性、光沢が優れるうえにセメ
ントとの適合性に優れた施釉セメント製品用釉薬
組成物を目的として完成されたものである。 (問題点を解決するための手段) 本発明は任意の形状に成形されたセメント成形
物の表面に施釉、焼成するための釉薬組成物であ
つて、その組成がモル%で、SiO250〜65%、
Al2O30〜7%、B2O318〜26%、MO3〜15%(M
はCa、Mg、Zn、Ba、Sr)、R2O6〜12%(Rは
Li、Na、K)、ZrO20〜10%の範囲にあることを
特徴とするものである。前述したとおり、本発明
は特公昭56―48464号公報、特公昭57―55674号公
報に示された発明を基礎とするものである。これ
らの2件の発明によつて、焼成しても機械的強度
に優れたセメント製品が得られることが解明され
た。 本発明においては、この施釉に用いられるフリ
ツト組成がセメントとの適合性を最善のものとす
るために前記のような特殊な範囲に限定される。
このフリツト組成の特徴は、前記のセメント製品
が最も大きい機械的強度を示す650〜900℃で焼付
けができるようにSiO2とAl2O3の量を調節したこ
と、セメントの熱膨脹率とフリツトの熱膨脹率と
を合致させるとともに耐候性、耐薬品性を増すた
めにR2O成分を低目に設定する一方、B2O3とMO
成分を増加させてR2O成分低下による溶融性の低
下を防止したこと、B2O3成分を施釉面の光沢を
高めるに最適な範囲に設定したことのほか、
ZrO2の量によつて透明フリツトと乳白色フリツ
トのいずれをも得られるようにしたことである。
次に各成分の数値限定の理由を説明する。 SiO2はフリツトの骨格をなすもので、50%
(モル%、以下同じ)未満ではセメント製品の釉
薬としては耐候性と耐酸性が不十分となり、逆に
65%を超えると融点が高くなり過ぎてセメント製
品への施釉に不向きとなる。Al2O3はSiO2と同様
に耐候性と耐酸性に寄与する成分であるが、7%
を超えると融点が上昇してセメント製品への施釉
に不向きとなる。B2O3はフリツト作成のための
融剤として作用するもので、18%未満では光沢が
悪く、26%を超えると耐酸性及び耐候性の低下が
著しくなる。またR2O(RはLi、Na、K)もフリ
ツト作成のための融剤として作用するものである
が、6%未満であると焼成に必要な温度が高くな
り過ぎてセメント用のフリツトとして不適当とな
り、12%を超えると耐酸性と耐候性が劣化すると
ともにセメントとの熱膨脹率が合わなくなる。
MO(MはCa、Mg、Zn、Ba、Sr)はB2O3及び
R2O成分の効果を補うものであるが、3%未満で
は焼成温度が高くなり過ぎてセメント用には不向
きとなり、15%を超えるとやはり耐候性及び耐酸
性の劣化を招く。これらのMO成分中、Caは耐候
性及び耐酸性を増加させるうえで重要な成分であ
り、特に後述のZrO2を3%未満とした透明フリ
ツトにおいてはCaは必須成分となる。ZrO2は耐
酸性と耐候性を向上させるための成分であるとと
もに、核形成剤としてフリツトを透明とするか乳
白色とするかを決定する重要な成分である。
ZrO2が0〜3%の場合には透明なフリツトが得
られ、この場合にはCaが必須成分となることは
前述したとおりである。またZrO2が3〜10%の
場合には乳白色フリツトとなるが、ZrO2が10%
を超えると融点が上がり過ぎセメントへの焼付け
が不可能となる。 なお透明フリツトとする場合の各成分の好まし
い範囲は、SiO250〜65%、Al2O30〜5%、
B2O318〜26%、MO3〜12%、R2O6〜12%、
ZrO20〜3%であり、最も好ましい範囲はSiO255
〜63%、Al2O31.4〜3.5%、B2O321〜26%、MO5
〜8%、R2O6〜12%、ZrO20〜2%である。ま
た乳白色フリツトとする場合の各成分の好ましい
範囲はSiO250〜60%、Al2O30〜7%、B2O318〜
26%、MO5〜15%、R2O6〜12%、ZrO23〜10%
である。 このような組成のフリツトは常法によりポツト
ミルで粉砕してスリツプとなし、必要に応じて顔
料、粘土、CMC等が加えられる。このスリツプ
はセメント成形物の表面にスプレイ法、デイツピ
ング法等の任意の方法で施釉され乾燥される。そ
の後、施釉されたセメント成形物は650〜900℃で
5〜60分間焼成される。この焼成は施釉された釉
薬の焼付けと同時に、セメント粒子内の未水和部
分を焼成後の養生により十分に水和硬化させるこ
とを可能とし、製品の機械的強度向上に寄与する
ものである。本発明のフリツトはこのセメント成
形物の機械的強度が最大となる650〜900℃で焼付
けるように組成が決定されているので、焼成温度
がこの範囲を外れると焼付けがうまく行われなく
なるばかりか、セメント製品の機械的強度も低下
することとなる。 このようにして焼成が行われた後に、焼成品は
必要分量の水を十分に供給できる条件下において
養生され、十分な水和硬化を行わせて完成品とな
る。 (実施例) 次に本発明の実施例を、ZrO2を0〜3%とし
た場合と、ZrO2を3〜10%とした場合とに分け
て示す。 実施例 1 セメント100部、8メツシユアンダーの安山岩
砕石200部、水50部の調合物を混練して得られた
セメント混練物を500トン油圧プレスにより50Kg
f/cm2以上、保持時間30秒以上の条件で加圧脱水
成形してセメント成形物を得た。 一方、第1表にNo.1〜No.10として示される実施
例の透明フリツトを作成し、各フリツトをフリツ
ト100部、蛙目粘土5部、顔料2〜10部、水50部
とともにポツトミルに入れ、4〜5g/200メツ
シユオン/50c.c.となるまで粉砕してスリツプとし
た。各スリツプを前記セメント成形物の上にスプ
レイ法により施釉、乾燥後、第1表中に記した焼
成温度で40分間焼成した。焼成品には水中に一日
浸漬した後に40℃、温度100%の条件下で12時間
蒸気養生し、十分に水和硬化させた完成品とし
た。各テストピースの施釉面を目視により観察し
て光沢を評価し、また10%硫酸中に室温で24時間
浸漬し、光沢の変化により耐酸性を評価した。そ
の結果を第1表中に示した。 実施例 2 第2表にNo.1〜No.10として示される組成の乳白
色フリツトを作成し、実施例1と同方法で作成さ
れたセメント成形物上に施釉し、実施例1と同じ
方法で光沢と耐酸性を評価した。その結果を第2
表中に示した。なお実施例1、実施例2ともにフ
リツトの線熱膨脹係数は6〜7×10-6/℃の範囲
にあり、セメント製品の線熱膨脹係数の6.7×
10-6/℃に近似した値を示した。 (発明の効果) 本発明は以上の説明からも明らかなように、耐
候性、耐薬品性、光沢に優れ、また耐膨脹率の点
でもセメントとの適合性に優れた施釉面をセメン
ト成形物の表面に形成することができるものであ
るから、従来にない瓦、建築用外装板等の製造に
広く適用できる施釉セメント製品用釉薬組成物と
して、産業の発展に寄与するところは極めて大き
いものである。
【表】
【表】
Claims (1)
- 1 任意の形状に成形されたセメント成形物の表
面に施釉、焼成するための釉薬組成物であつて、
その組成がモル%で、SiO250〜65%、Al2O30〜
7%、B2O318〜26%、MO3〜15%(MはCa、
Mg、Zn、Ba、Sr)、R2O6〜12%(RはLi、Na、
K)、ZrO20〜10%の範囲にあることを特徴とす
る施釉セメント製品用釉薬組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26478286A JPS63117926A (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | 施釉セメント製品用釉薬組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26478286A JPS63117926A (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | 施釉セメント製品用釉薬組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63117926A JPS63117926A (ja) | 1988-05-21 |
| JPH0432022B2 true JPH0432022B2 (ja) | 1992-05-28 |
Family
ID=17408116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26478286A Granted JPS63117926A (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | 施釉セメント製品用釉薬組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63117926A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100376502C (zh) * | 2006-06-14 | 2008-03-26 | 山东硅苑新材料科技股份有限公司 | 适用于二次烧成用的无铅熔块釉 |
-
1986
- 1986-11-06 JP JP26478286A patent/JPS63117926A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63117926A (ja) | 1988-05-21 |
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