JPH04320418A - 熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents
熱硬化性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH04320418A JPH04320418A JP11531691A JP11531691A JPH04320418A JP H04320418 A JPH04320418 A JP H04320418A JP 11531691 A JP11531691 A JP 11531691A JP 11531691 A JP11531691 A JP 11531691A JP H04320418 A JPH04320418 A JP H04320418A
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- Japan
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- epoxy
- resin
- triflate
- meth
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】本発明の背景
エポキシ樹脂は耐熱性、接着性、耐薬品性、電気的性質
、機械的強度などの諸特性においてすぐれ、各種産業分
野において塗料、接着剤、封止剤、絶縁材料、注形また
は成形材料として広く使用されている。
、機械的強度などの諸特性においてすぐれ、各種産業分
野において塗料、接着剤、封止剤、絶縁材料、注形また
は成形材料として広く使用されている。
【0002】一般にエポキシ樹脂の硬化メカニズムとし
ては二種類が知られており、一つは多価アミンや多価カ
ルボン酸無水物を硬化剤として使用する系であり、他は
ルイス酸に代表されるカチオン重合触媒を使用する自己
重合系である。
ては二種類が知られており、一つは多価アミンや多価カ
ルボン酸無水物を硬化剤として使用する系であり、他は
ルイス酸に代表されるカチオン重合触媒を使用する自己
重合系である。
【0003】最近脂環式エポキシ化合物と高分子量また
は低分子量ポリオールとの重合に、窒素、リンまたはヒ
素のオニウム塩等を重合触媒として使用した熱硬化性樹
脂組成物も知られている。特開昭63−152672お
よび同平1−118575参照。また、エポキシ樹脂の
自己重合にベンジルスルホニウム塩型、ベンジルピリジ
ニウム塩型等の熱潜在性カチオン開始剤を使用する系も
知られている。例えば特開昭58−37003,同昭5
8−37004,同平1−96169,同平1−299
270等参照。
は低分子量ポリオールとの重合に、窒素、リンまたはヒ
素のオニウム塩等を重合触媒として使用した熱硬化性樹
脂組成物も知られている。特開昭63−152672お
よび同平1−118575参照。また、エポキシ樹脂の
自己重合にベンジルスルホニウム塩型、ベンジルピリジ
ニウム塩型等の熱潜在性カチオン開始剤を使用する系も
知られている。例えば特開昭58−37003,同昭5
8−37004,同平1−96169,同平1−299
270等参照。
【0004】しかしながらこれらの系にあっては、同時
に塗り重ねた他の塗膜に含まれる揮発性成分、例えば3
級アミンによって触媒がその機能を充分に発揮しない場
合がしばしば見られる。
に塗り重ねた他の塗膜に含まれる揮発性成分、例えば3
級アミンによって触媒がその機能を充分に発揮しない場
合がしばしば見られる。
【0005】そこで本発明者らは、有機合成においてエ
ポキシ化合物と求核種との反応によるβ−ヒドロキシエ
ーテルの化学選択的かつ位置選択的合成反応の触媒とし
て知られる(松田ら、Tetrahedron Let
ters, Vol. 30, No.6, 739−
742, 1989 )スチボニウム塩に着目し、エポ
キシ化合物またはエポキシ樹脂の自己重合の触媒として
使用し、満足すべき成果を得た。
ポキシ化合物と求核種との反応によるβ−ヒドロキシエ
ーテルの化学選択的かつ位置選択的合成反応の触媒とし
て知られる(松田ら、Tetrahedron Let
ters, Vol. 30, No.6, 739−
742, 1989 )スチボニウム塩に着目し、エポ
キシ化合物またはエポキシ樹脂の自己重合の触媒として
使用し、満足すべき成果を得た。
【0006】本発明の開示
本発明は、分子内に複数個のエポキシ基を有する化合物
または樹脂と、触媒量の式R1 R2 R3 R4 S
bX(式中、R1 〜R4 は未置換または置換のアル
キル基もしくはアリール基であり、Xはトリフレート、
パークロレートまたはナイトレート陰イオンを意味する
。)のスチボニウム塩を含むことを特徴とする熱硬化性
樹脂組成物に関する。
または樹脂と、触媒量の式R1 R2 R3 R4 S
bX(式中、R1 〜R4 は未置換または置換のアル
キル基もしくはアリール基であり、Xはトリフレート、
パークロレートまたはナイトレート陰イオンを意味する
。)のスチボニウム塩を含むことを特徴とする熱硬化性
樹脂組成物に関する。
【0007】組成物は、エポキシ基に対し1.2当量ま
で、好ましくは0.7当量までのポリオールを含むこと
ができる。好ましいスチボニウム塩は、テトラフェニル
スチボニウムトリフレートである。
で、好ましくは0.7当量までのポリオールを含むこと
ができる。好ましいスチボニウム塩は、テトラフェニル
スチボニウムトリフレートである。
【0008】好ましい実施態様
本発明に用いられるエポキシ化合物または樹脂は分子内
に少なくとも2個のエポキシ基を含まなければならない
。
に少なくとも2個のエポキシ基を含まなければならない
。
【0009】多官能エポキシ化合物の例としては、3,
4−エポキシシクロヘキシルオキシラン、3’,4’−
エポキシヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキ
サンカルボキシレート、1,2,5,6−ジエポキシペ
ルヒドロインデン、2−(3,4−エポキシシクロヘキ
シル)−3’,4’−エポキシ−1,3−ジオキサン−
5−スピロシクロヘキサン、1,2−エチレンジオキシ
−ビス(3,4−エポキシシクロヘキシルメタン)、1
,3−ジメチル−2,3−エポキシシクロヘキシルオキ
シラン、ジ−(2,3−エポキシシクロペンチル)エー
テル、4’,5’−エポキシ−2’−メチルシクロヘキ
シルメチル−4,5−エポキシ−2−メチルシクロヘキ
サンカルボキシレート,3’,4’−エポキシ−2’−
メチルシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシ−2−
メチルシクロヘキサンカルボキシレート、ビス−(3,
4−エポキシシクロヘキシルメチル)アジペート、ビス
(4,5−エポキシ−2−メチルシクロヘキシルメチル
)アジペート、エチレングリコール−ビス(3,4−エ
ポキシシクロヘキサンカルボキシレート)などがある。
4−エポキシシクロヘキシルオキシラン、3’,4’−
エポキシヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキ
サンカルボキシレート、1,2,5,6−ジエポキシペ
ルヒドロインデン、2−(3,4−エポキシシクロヘキ
シル)−3’,4’−エポキシ−1,3−ジオキサン−
5−スピロシクロヘキサン、1,2−エチレンジオキシ
−ビス(3,4−エポキシシクロヘキシルメタン)、1
,3−ジメチル−2,3−エポキシシクロヘキシルオキ
シラン、ジ−(2,3−エポキシシクロペンチル)エー
テル、4’,5’−エポキシ−2’−メチルシクロヘキ
シルメチル−4,5−エポキシ−2−メチルシクロヘキ
サンカルボキシレート,3’,4’−エポキシ−2’−
メチルシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシ−2−
メチルシクロヘキサンカルボキシレート、ビス−(3,
4−エポキシシクロヘキシルメチル)アジペート、ビス
(4,5−エポキシ−2−メチルシクロヘキシルメチル
)アジペート、エチレングリコール−ビス(3,4−エ
ポキシシクロヘキサンカルボキシレート)などがある。
【0010】多官能エポキシ樹脂の例としては、ビスフ
ェノールA、テトラブロムビスフェノールA、ビスフェ
ノールS、フェノールノボラック、クレゾールノボラッ
ク等の多価フェノールの多価グリシジルエーテル類、ブ
タンジオール、ヘキサンジオール、水添ビスフェノール
A、ジメチロールベンゼンのような多価アルコールの多
価グリシジルエーテル類、テレフタル酸、イソフタル酸
、フタル酸、アジピン酸等の多価カルボン酸の多価グリ
シジルエステル類、パラオキシ安息香酸等のオキシカル
ボン酸のグリシジルエーテルエステル類などがある。 ポリブタジエンポリエポキシド、エポキシ化油のスケル
タルポリエポキシド類も含まれる。
ェノールA、テトラブロムビスフェノールA、ビスフェ
ノールS、フェノールノボラック、クレゾールノボラッ
ク等の多価フェノールの多価グリシジルエーテル類、ブ
タンジオール、ヘキサンジオール、水添ビスフェノール
A、ジメチロールベンゼンのような多価アルコールの多
価グリシジルエーテル類、テレフタル酸、イソフタル酸
、フタル酸、アジピン酸等の多価カルボン酸の多価グリ
シジルエステル類、パラオキシ安息香酸等のオキシカル
ボン酸のグリシジルエーテルエステル類などがある。 ポリブタジエンポリエポキシド、エポキシ化油のスケル
タルポリエポキシド類も含まれる。
【0011】他の樹脂の例として、エポキシ基を含む単
官能アクリルモノマーを単独重合、または他の共重合可
能なモノマーと共重合して得られるアクリル系樹脂があ
る。エポキシ基を有する単官能アクリルモノマーの典型
例はグリシジル(メタ)アクリレートであるが、3,4
−エポキシシクロヘキシルメチル(メタ)アクリレート
、ポリ−ε−カプロラクトンを3,4−エポキシシクロ
ヘキシルメタノールで開環したアルコールの(メタ)ア
クリル酸エステル、先に挙げた多官能エポキシ化合物の
エポキシ環の一つを(メタ)アクリル酸で開環して得ら
れるアクリルモノマーなどがある。エポキシ含有アクリ
ルモノマーと共重合可能なモノマーの例としては、(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸n−ブチル
、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸
2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキ
シエチル、ポリカプロラクトングリコールのモノ(メタ
)アクリル酸エステル等の(メタ)アクリル酸エステル
類のほか、スチレン、(メタ)アクリロニトリル、酢酸
ビニル等がある。
官能アクリルモノマーを単独重合、または他の共重合可
能なモノマーと共重合して得られるアクリル系樹脂があ
る。エポキシ基を有する単官能アクリルモノマーの典型
例はグリシジル(メタ)アクリレートであるが、3,4
−エポキシシクロヘキシルメチル(メタ)アクリレート
、ポリ−ε−カプロラクトンを3,4−エポキシシクロ
ヘキシルメタノールで開環したアルコールの(メタ)ア
クリル酸エステル、先に挙げた多官能エポキシ化合物の
エポキシ環の一つを(メタ)アクリル酸で開環して得ら
れるアクリルモノマーなどがある。エポキシ含有アクリ
ルモノマーと共重合可能なモノマーの例としては、(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸n−ブチル
、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸
2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキ
シエチル、ポリカプロラクトングリコールのモノ(メタ
)アクリル酸エステル等の(メタ)アクリル酸エステル
類のほか、スチレン、(メタ)アクリロニトリル、酢酸
ビニル等がある。
【0012】多官能エポキシ化合物および多官能エポキ
シ基含有樹脂は単独または混合物として使用することが
できる。脂環式エポキシ基を含む化合物または樹脂が高
いカチオン重合性のため特に好ましい。
シ基含有樹脂は単独または混合物として使用することが
できる。脂環式エポキシ基を含む化合物または樹脂が高
いカチオン重合性のため特に好ましい。
【0013】本発明の組成物は、硬化物の物性を制御す
るため、架橋に関与する成分として多価アルコールを含
むことができる。
るため、架橋に関与する成分として多価アルコールを含
むことができる。
【0014】多価アルコールの例としては、エチレング
リコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオ
ール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジオー
ル、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
トリエチレングリコール、1,5−ペンタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、
2,2,4−トリメチルペンタン−1,3−ジオール、
グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチレング
リコール、ポリエチレングリコール、ポリカプロラクト
ングリコール、ペンタエリスリオール、ジペンタエリス
リトールなどがあり、また(メタ)アクリル酸2−エチ
ルヘキシルのようなヒドロキシル基含有アクリルモノマ
ーの重合によって得られるアクリルポリオールおよびポ
リエステルポリオール、ポリウレタンポリオール、ポリ
エーテルポリオールも含まれる。
リコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオ
ール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジオー
ル、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
トリエチレングリコール、1,5−ペンタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、
2,2,4−トリメチルペンタン−1,3−ジオール、
グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチレング
リコール、ポリエチレングリコール、ポリカプロラクト
ングリコール、ペンタエリスリオール、ジペンタエリス
リトールなどがあり、また(メタ)アクリル酸2−エチ
ルヘキシルのようなヒドロキシル基含有アクリルモノマ
ーの重合によって得られるアクリルポリオールおよびポ
リエステルポリオール、ポリウレタンポリオール、ポリ
エーテルポリオールも含まれる。
【0015】式R1 R2 R3 R4SbXの化合物
は、有機スチボニウム陽イオン部と、陰イオン部とが結
合した塩である。陽イオン部はアンチモン原子に4個の
アルキル基またはアリール基が結合した陽イオンであり
、アルキル基およびアリール基は官能基によって置換さ
れていてもよい。陰イオン部は陽イオン部との結合性の
高いものが好ましく、トリフレート、パークロレートお
よびナイトレートから選ばれる。具体例としては、陽イ
オン部がテトラメチルスチボニウム、テトラエチルスチ
ボニウム、テトラプロピルスチボニウム、テトラブチル
スチボニウム、テトラフェニルスチボニウム、テトラ(
4−メチルフェニル)スチボニウムなどであり、陰イオ
ン部が前記トリフレート、パークロレートまたはナイト
レートである化合物が挙げられる。テトラフェニルスチ
ボニウムトリフレート(トリフルオロメタンスルホン酸
塩)が特に好ましい。
は、有機スチボニウム陽イオン部と、陰イオン部とが結
合した塩である。陽イオン部はアンチモン原子に4個の
アルキル基またはアリール基が結合した陽イオンであり
、アルキル基およびアリール基は官能基によって置換さ
れていてもよい。陰イオン部は陽イオン部との結合性の
高いものが好ましく、トリフレート、パークロレートお
よびナイトレートから選ばれる。具体例としては、陽イ
オン部がテトラメチルスチボニウム、テトラエチルスチ
ボニウム、テトラプロピルスチボニウム、テトラブチル
スチボニウム、テトラフェニルスチボニウム、テトラ(
4−メチルフェニル)スチボニウムなどであり、陰イオ
ン部が前記トリフレート、パークロレートまたはナイト
レートである化合物が挙げられる。テトラフェニルスチ
ボニウムトリフレート(トリフルオロメタンスルホン酸
塩)が特に好ましい。
【0016】本発明の組成物は、重合成分として前記の
多官能エポキシ化合物または樹脂を必須成分として含む
。さらに架橋成分として前記の多価アルコールを任意に
含むことができる。架橋成分を含む場合、その量は重合
成分のエポキシ基に対し、1.2当量以下、好ましくは
0.7当量以下とすべきである。
多官能エポキシ化合物または樹脂を必須成分として含む
。さらに架橋成分として前記の多価アルコールを任意に
含むことができる。架橋成分を含む場合、その量は重合
成分のエポキシ基に対し、1.2当量以下、好ましくは
0.7当量以下とすべきである。
【0017】触媒であるスチボニウム塩は、重合成分お
よび架橋成分の固形分に対し0.05〜10重量%,好
ましくは0.5〜5重量%の割合で使用される。
よび架橋成分の固形分に対し0.05〜10重量%,好
ましくは0.5〜5重量%の割合で使用される。
【0018】組成物は系の粘度を調節および/または均
一にするため慣用の有機溶剤を含むことができる。特に
スチボニウム塩を溶解させるためアルコール類またはケ
トン類が好ましい。
一にするため慣用の有機溶剤を含むことができる。特に
スチボニウム塩を溶解させるためアルコール類またはケ
トン類が好ましい。
【0019】組成物は塗料、接着剤、印刷インキ、注形
用樹脂等の樹脂成分として有用であり、用途に応じ顔料
等の慣用の成分を含むことができる。
用樹脂等の樹脂成分として有用であり、用途に応じ顔料
等の慣用の成分を含むことができる。
【0020】組成物の硬化には加熱が必要であり、10
0〜200℃,好ましくは110〜180℃において1
0分〜2時間、好ましくは15分〜1時間の加熱によっ
て硬化する。以下の製造例および実施例において、%は
重量基準による。
0〜200℃,好ましくは110〜180℃において1
0分〜2時間、好ましくは15分〜1時間の加熱によっ
て硬化する。以下の製造例および実施例において、%は
重量基準による。
【0021】製造例1
コンデンサー、攪拌棒、滴下ロートを備えた100ml
コルベンにキシレン252gを入れ、130℃に加熱し
た。これにサイクロマーM−100(ダイセル化学工業
(株)製3,4−エポキシシクロヘキシルメチルメタク
リレート)350gおよびカヤエステルO(日本化薬(
株)製重合開始剤)31.5gを3時間を要して滴下し
た。滴下後同温度で0.5時間攪拌した後、カヤエステ
ルO 3.5gおよびキシレン28gの溶液を0.5
時間かけて滴下し、1.5時間加熱攪拌し、室温まで冷
却した。得られたポリマーワニスは無色透明であり、不
揮発分56%,Mn=2018,Mw=3298,α=
1.63であった。これをポリマーAとする。
コルベンにキシレン252gを入れ、130℃に加熱し
た。これにサイクロマーM−100(ダイセル化学工業
(株)製3,4−エポキシシクロヘキシルメチルメタク
リレート)350gおよびカヤエステルO(日本化薬(
株)製重合開始剤)31.5gを3時間を要して滴下し
た。滴下後同温度で0.5時間攪拌した後、カヤエステ
ルO 3.5gおよびキシレン28gの溶液を0.5
時間かけて滴下し、1.5時間加熱攪拌し、室温まで冷
却した。得られたポリマーワニスは無色透明であり、不
揮発分56%,Mn=2018,Mw=3298,α=
1.63であった。これをポリマーAとする。
【0022】製造例2〜10
種々のモノマーを用いて、製造例1と同様な方法でポリ
マーBないしJを合成した。それらのモノマー配合およ
び特性値を表1、表2に示す。
マーBないしJを合成した。それらのモノマー配合およ
び特性値を表1、表2に示す。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】(注1)ダイセル化学工業(株)製、ポリ
カプロラクトングリコールモノメタクリレート(注2)
2−エチルヘキシルメタクリレート(注3)スチレン (注4)ダイセル化学工業(株)製、ポリカプロラクト
ンを3,4−エポキシシクロヘキシルメタノールで開環
したアルコールのメタクリレート (注5)ダイセル化学工業(株)製、3,4−エポキシ
シクロヘキシルメチルアクリレート (注6)n−ブチルアクリレート
カプロラクトングリコールモノメタクリレート(注2)
2−エチルヘキシルメタクリレート(注3)スチレン (注4)ダイセル化学工業(株)製、ポリカプロラクト
ンを3,4−エポキシシクロヘキシルメタノールで開環
したアルコールのメタクリレート (注5)ダイセル化学工業(株)製、3,4−エポキシ
シクロヘキシルメチルアクリレート (注6)n−ブチルアクリレート
【0026】実施例1
製造例1〜10で合成したポリマーA〜J20gに対し
てテトラフェニルスチボニウムトリフレートを樹脂固形
分の1%量を加え、16ミルのドクターブレードを用い
てガラス板上に塗布した。これを所定温度で20分間焼
付けし、硬化膜を得た。この膜をキシレンを浸した布で
10回ラビングした結果を表3に示した。
てテトラフェニルスチボニウムトリフレートを樹脂固形
分の1%量を加え、16ミルのドクターブレードを用い
てガラス板上に塗布した。これを所定温度で20分間焼
付けし、硬化膜を得た。この膜をキシレンを浸した布で
10回ラビングした結果を表3に示した。
【0027】
【表3】
【0028】実施例2
実施例1のテトラフェニルスチボニウムトリフレートを
加えたポリマーA〜Eをポリプロピレン板上に16ミル
のドクターブレードを用いて塗布し、130℃で20分
間加熱して得た硬化膜を剥ぎ取り、アセトン還流下で3
時間ソックスレー抽出を行い、膜の重量減少率を測定し
た。その結果を表4に示した。
加えたポリマーA〜Eをポリプロピレン板上に16ミル
のドクターブレードを用いて塗布し、130℃で20分
間加熱して得た硬化膜を剥ぎ取り、アセトン還流下で3
時間ソックスレー抽出を行い、膜の重量減少率を測定し
た。その結果を表4に示した。
【0029】
【表4】
【0030】実施例3
ポリマーBに、ERL−4221(UCC社製3’,4
’−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシ
シクロヘキシルメチルカルボキシレート)をポリマーB
の固形分に対し0%,30%および50%加え、さらに
テトラフェニルスチボニウムトリフレートを全樹脂固形
分に対し1%加え、16ミルのドクターブレードを用い
てガラス板上に塗布した。これを140℃で20分間焼
付けし、硬化膜を得た。この膜を実施例1と同様にキシ
レンラビングテストした。その結果および硬化前の組成
物の不揮発分(110℃×1時間)を表5に示した。
’−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシ
シクロヘキシルメチルカルボキシレート)をポリマーB
の固形分に対し0%,30%および50%加え、さらに
テトラフェニルスチボニウムトリフレートを全樹脂固形
分に対し1%加え、16ミルのドクターブレードを用い
てガラス板上に塗布した。これを140℃で20分間焼
付けし、硬化膜を得た。この膜を実施例1と同様にキシ
レンラビングテストした。その結果および硬化前の組成
物の不揮発分(110℃×1時間)を表5に示した。
【0031】
【表5】
【0032】実施例4
ポリマーAに、樹脂固形分の1%のテトラフェニルスチ
ボニウムトリフレートを加え、さらにトリブチルアミン
を触媒に対して0倍、1倍および2倍当量加え、16ミ
ルのドクターブレードを用いてガラス板上に塗布した。 これを所定温度で20分間焼付けし、硬化膜を得た。こ
の膜を実施例1と同様にキシレンラビングテストした。 その結果を表6に示した。
ボニウムトリフレートを加え、さらにトリブチルアミン
を触媒に対して0倍、1倍および2倍当量加え、16ミ
ルのドクターブレードを用いてガラス板上に塗布した。 これを所定温度で20分間焼付けし、硬化膜を得た。こ
の膜を実施例1と同様にキシレンラビングテストした。 その結果を表6に示した。
【0033】
【表6】
【0034】製造例11
コンデンサー、攪拌棒、滴下ロートを備えた100ml
コルベンにキシレン210gを入れ、130℃に加熱し
た。これにサイクロマーM−100(前出)350g,
パーブチルO(日本油脂(株)製重合開始剤)9.5g
,パーブチルZ(同社製重合開始剤)9.5gを3時間
を要して滴下した。滴下後0.5時間同温度で攪拌した
後、パーブチルO 1.0g,パーブチルZ 1.
0g,キシレン23gよりなる溶液を0.5時間かけて
滴下し、滴下終了後1.5時間加熱攪拌し、室温まで冷
却した。得られたポリマーワニスは無色透明であった。 ワニスの不揮発分60%(110℃×3時間),Mn=
3309,Mw=8725,α=2.64であった。こ
れをポリマーKとする。
コルベンにキシレン210gを入れ、130℃に加熱し
た。これにサイクロマーM−100(前出)350g,
パーブチルO(日本油脂(株)製重合開始剤)9.5g
,パーブチルZ(同社製重合開始剤)9.5gを3時間
を要して滴下した。滴下後0.5時間同温度で攪拌した
後、パーブチルO 1.0g,パーブチルZ 1.
0g,キシレン23gよりなる溶液を0.5時間かけて
滴下し、滴下終了後1.5時間加熱攪拌し、室温まで冷
却した。得られたポリマーワニスは無色透明であった。 ワニスの不揮発分60%(110℃×3時間),Mn=
3309,Mw=8725,α=2.64であった。こ
れをポリマーKとする。
【0035】実施例5
製造例11のポリマーKと、プラクセル305(ダイセ
ル化学工業(株)製、ポリカプロラクトンポリオール、
分子量550、OH価305)を所定割合で混合し、こ
れに樹脂固形分の1%のテトラフェニルスチボニウムト
リフレートを加え、16ミルのドクターブレードを用い
てガラス板上に塗布した。これを所定温度で20分間焼
付けし、硬化膜を得た。これを実施例1と同様にキシレ
ンラビングテストした。結果を表7に示した。
ル化学工業(株)製、ポリカプロラクトンポリオール、
分子量550、OH価305)を所定割合で混合し、こ
れに樹脂固形分の1%のテトラフェニルスチボニウムト
リフレートを加え、16ミルのドクターブレードを用い
てガラス板上に塗布した。これを所定温度で20分間焼
付けし、硬化膜を得た。これを実施例1と同様にキシレ
ンラビングテストした。結果を表7に示した。
【0036】
【表7】
Claims (3)
- 【請求項1】分子内に複数個のエポキシ基を有する化合
物または樹脂と、触媒量の式R1 R2 R3 R4
SbX(式中、R1 〜R4 は未置換または置換のア
ルキル基もしくはアリール基であり、Xはトリフレート
、パークロレートまたはナイトレート陰イオンを意味す
る。)のスチボニウム塩を含むことを特徴とする熱硬化
性樹脂組成物。 - 【請求項2】前記スチボニウム塩がテトラフェニルスチ
ボニウムトリフレートである請求項1の組成物。 - 【請求項3】エポキシ基含有化合物または樹脂のエポキ
シ基に対して1.2当量まで、好ましくは0.7当量ま
でのポリオールを含んでいる請求項1または2の組成物
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11531691A JPH04320418A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11531691A JPH04320418A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04320418A true JPH04320418A (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=14659596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11531691A Pending JPH04320418A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04320418A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022082507A (ja) * | 2020-11-23 | 2022-06-02 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 光酸発生剤化合物カチオン、光酸発生剤、フォトレジスト組成物、及び方法 |
-
1991
- 1991-04-18 JP JP11531691A patent/JPH04320418A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022082507A (ja) * | 2020-11-23 | 2022-06-02 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 光酸発生剤化合物カチオン、光酸発生剤、フォトレジスト組成物、及び方法 |
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