JPH04320440A - 接着性樹脂組成物 - Google Patents
接着性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH04320440A JPH04320440A JP3088008A JP8800891A JPH04320440A JP H04320440 A JPH04320440 A JP H04320440A JP 3088008 A JP3088008 A JP 3088008A JP 8800891 A JP8800891 A JP 8800891A JP H04320440 A JPH04320440 A JP H04320440A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- ethylene
- copolymer
- resin composition
- olefin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J123/00—Adhesives based on homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Adhesives based on derivatives of such polymers
- C09J123/02—Adhesives based on homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Adhesives based on derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C09J123/04—Homopolymers or copolymers of ethene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J123/00—Adhesives based on homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Adhesives based on derivatives of such polymers
- C09J123/02—Adhesives based on homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Adhesives based on derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C09J123/04—Homopolymers or copolymers of ethene
- C09J123/08—Copolymers of ethene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2666/00—Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
- C08L2666/02—Organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials
- C08L2666/04—Macromolecular compounds according to groups C08L7/00 - C08L49/00, or C08L55/00 - C08L57/00; Derivatives thereof
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31551—Of polyamidoester [polyurethane, polyisocyanate, polycarbamate, etc.]
- Y10T428/31645—Next to addition polymer from unsaturated monomers
- Y10T428/31649—Ester, halide or nitrile of addition polymer
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31725—Of polyamide
- Y10T428/3175—Next to addition polymer from unsaturated monomer[s]
- Y10T428/31757—Polymer of monoethylenically unsaturated hydrocarbon
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31786—Of polyester [e.g., alkyd, etc.]
- Y10T428/31797—Next to addition polymer from unsaturated monomers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31855—Of addition polymer from unsaturated monomers
- Y10T428/31909—Next to second addition polymer from unsaturated monomers
- Y10T428/31913—Monoolefin polymer
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無水マレイン酸を含有す
るエチレン共重合体からなる接着性樹脂組成物に関する
。さらに詳しくは無水マレイン酸を含有するエチレン共
重合体、エチレン単独重合体またはエチレンと炭素数3
以上のα−オレフィンとの共重合体でエチレン含量が9
0重量%以上である結晶性ポリエチレン系樹脂および非
晶性または低結晶性オレフィン系共重合体ゴムを一定割
合で配合してなる接着性樹脂組成物に関するものであり
、有極性高分子材料などの極性材料との接着性に優れた
樹脂組成物を提供することを目的とするものである。 【0002】 【従来の技術】周知のようにポリエチレンやポリプロピ
レンによって代表されるポリオレフィンは種々の優れた
物理的および化学的性質、機械的性質ならびに成形加工
性を有しており、また安価なことと相俟って数多くの産
業分野において広く使用されている。しかし、これらの
ポリオレフィンは無極性であるがために金属、ガラス、
有極性高分子材料などの極性材料との複合化が困難であ
るという欠点がある。この欠点を改良するためにオレフ
ィン系重合体に極性基を含有するモノマーを共重合させ
ることなどが広く知られている。しかし、これら共重合
体でも接着力は十分であるとはいいがたく、また耐熱性
も不十分である。そのため特表昭63−500179号
公報ではこれら共重合体とポリオレフィンのブレンドに
関する提案がなされている。また特開昭60−6324
0号公報ではエラストマーとのブレンドに関する提案が
なされている。しかしこれら組成物の接着強度は必ずし
も充分ではなく、またエラストマーを多くブレンドする
と接着強度はやや向上するものの、機械的強度が低下し
、さらにフィルム化した場合のブロッキング性、及び耐
溶媒性も低下する。また、特開昭62−263241号
公報では、極性基を含有するエチレン共重合体、ポリプ
ロピレンおよびオレフィン系共重合体ゴムからなる組成
物が提案されている。しかしながら、該組成物において
も、有極性高分子材料などの極性材料との接着性は未だ
不充分であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の課題
を解決し、極性材料との接着強度に優れた樹脂組成物を
提供するものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、無水マレ
イン酸を含有するエチレン共重合体と結晶性ポリエチレ
ン系樹脂を溶融混練した樹脂について、ブレンド樹脂の
種類や割合など、種々検討した結果、接着強度発現のた
めには高剛性成分と低剛性成分の存在が必須であり、さ
らに接着性組成物としての剛性にも最適値が存在するこ
とを見い出した。接着強度は剥離時に吸収されるエネル
ギーが大きいほど強いことが知られているが、このエネ
ルギーは剥離点に作用する応力と変形の積として表すこ
とができる。ここで接着性樹脂組成物の剛性が低すぎる
と作用する応力が小さくなり、逆に高すぎると変形がほ
とんど起こらないため最適な剛性が存在することが、種
々の検討より明らかとなった。また高剛性成分と低剛性
成分の役割については、これらの成分の存在によって変
形の様式が弾性変形から塑性変形と変化し、これによっ
て剥離エネルギーの消費をさらに促し、剥離し難くなっ
ていることも明らかとなった。以上のようにして、無水
マレイン酸を含有するエチレン共重合体に、高剛性成分
として結晶性ポリエチレン系樹脂、低剛性成分として非
結晶性または低結晶性オレフィン系共重合体ゴムを一定
割合加え溶融混練することにより接着性のすぐれた接着
性樹脂組成物が得られることを見い出し本発明に到達し
た。 【0005】すなわち本発明は、エチレン、α,β−不
飽和カルボン酸アルキルエステルおよび無水マレイン酸
とからなるエチレン共重合体(A)2〜98重量%、エ
チレン単独重合体またはエチレンと炭素数3以上のα−
オレフィンとの共重合体でエチレン含量が90重量%以
上である結晶性ポリエチレン系樹脂(B)2〜98重量
%、およびエチレンと炭素数3以上のα−オレフィンと
の非晶性または低結晶性オレフィン系共重合体ゴム(C
)2〜50重量%からなることを特徴とする接着性樹脂
組成物に関するものである。 【0006】本発明に使用されるエチレン共重合体(A
)としては、その単量体成分が、エチレン、α,β−不
飽和カルボン酸アルキルエステル、および無水マレイン
酸から成り、エチレンが50から90重量%、好ましく
は60から85重量%、α,β−不飽和カルボン酸アル
キルエステルが0から49重量%、好ましくは0から3
0重量%、さらに好ましくは3から25重量%、無水マ
レイン酸が0.5から10重量%、好ましくは1から5
重量%である。α,β−不飽和カルボン酸アルキルエス
テルは炭素数が3から8個の不飽和カルボン酸、例えば
、アクリル酸、メタクリル酸などのアルキルエステルで
あって、具体例としては、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸イソプ
ロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸t−ブチル
、アクリル酸イソブチル、メタクリル酸メチル、メタク
リル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル
酸イソプロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル
酸t−ブチル、およびメタクリル酸イソブチルなどがあ
り、これらのうちでも特に、アクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、メタクリル酸メチ
ルが好ましい。 【0007】またエチレン共重合体(A)のメルトフロ
ーレートは特に制限されるものではないが、好ましくは
0.5〜200g/10分、さらに好ましくは1〜50
g/10分である。 【0008】本発明に使用される結晶性ポリエチレン系
樹脂(B)とは、エチレン単独重合体またはエチレンと
炭素数3以上のα−オレフィンの共重合体で、かつエチ
レン含量が90重量%以上である重合体である。α−オ
レフィンとしては、プロピレン、ブテン−1、ペンテン
−1、ヘキセン−1、4−メチル−ペンテン−1、オク
テンク−1等が例示され、これらを混合して用いてもよ
い。具体的には、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、エチレン−ブテン−1共重合体、エチレン−ヘキ
セン−1共重合体、エチレン−4−メチル−ペンテン−
1共重合体、エチレン−オクテン−1共重合体等の直鎖
状低密度ポリエチレンなど各種エチレン単独重合体、お
よび共重合体が使用できる。またこれらのポリエチレン
系樹脂は2種類以上のものを混合して使用することもで
きる。 【0009】また、本発明において結晶性ポリエチレン
系樹脂(B)のDSCの融解熱量は好ましくは20ca
l/g以上、さらに好ましくは30cal/g以上であ
り、曲げ剛性率は、好ましくは1500kg/cm2
以上、さらに好ましくは2000kg/cm2 以上で
ある。 【0010】本発明に使用されるエチレンと炭素数3以
上のα−オレフィンとの非晶性または低結晶性オレフィ
ン系共重合体ゴム(C)のα−オレフィンとしては、前
述したものが挙げられるが、これらのなかでもプロピレ
ン、ブテン1−、4−メチル−ペンテン−1、ヘキセン
1−などが好ましく、これらを混合して用いることも可
能である。また、少量(3重量%以下)の非共役ジエン
を含有してもよい。また、本発明において非晶性または
低結晶性オレフィン系共重合体ゴム(C)のDSCの融
解熱量は、好ましくは20cal/g未満、さらに好ま
しくは15cal/g以下である。また曲げ剛性率は、
好ましくは1500kg/cm2 未満、さらに好まし
くは1000kg/cm2 以下である。このうちエチ
レン−プロピレン共重合体ゴムを用いるのが最も好まし
い。 【0011】本発明の接着性樹脂組成物において、各成
分の配合量としては、エチレン共重合体(A)は、2〜
98重量%、好ましくは5〜95重量%、さらに好まし
くは5〜90重量%であり、結晶性ポリエチレン系樹脂
(B)は、2〜98重量%、好ましくは5〜95重量%
、さらに好ましくは5〜90重量%であり、非晶性また
は低結晶性オレフィン系共重合体ゴム(C)は、2〜5
0重量%、好ましくは5〜40重量%、さらに好ましく
は5〜30重量%である。 【0012】こうして得られた接着性樹脂組成物の曲げ
剛性率は、好ましくは500から2500kg/cm2
、さらに好ましくは500から2000kg/cm2
の範囲である。 【0013】ここで(B)成分の添加量が2重量%未満
もしくは、98重量%を超えると接着性が十分発揮され
ない。 【0014】また(C)成分の添加量が2重量%未満で
は接着性が低下し、50重量%を超えると接着性が発揮
されないばかりか機械的性質も悪化する。さらにフィル
ム化した場合のブロッキング性、及び耐溶媒性も低下す
る。 【0015】本発明による接着性樹脂組成物の製造方法
としては、例えば、エチレン共重合体(A)、結晶性ポ
リエチレン系樹脂(B)、および非晶性または低結晶性
オレフィン系共重合体ゴム(C)の共存下で、150〜
300℃、好ましくは190〜280℃の温度、0.3
〜10分好ましくは、0.5〜5分の滞留時間で押出機
、バンバリーミキサー、ニーダーなどを用いる溶融混練
法がある。工業的には一軸または二軸押出機によって、
連続的に製造する方法が有利である。また場合によって
はペレット状態でブレンドしておき、成形加工時に溶融
混合して使用することもできる。 【0016】また本発明の接着性樹脂組成物に対し、必
要に応じて酸化防止剤、熱安定剤、光安定剤、造核剤、
滑剤、帯電防止剤、無機または有機系充填剤、無機また
は有機系着色剤、防錆剤、架橋剤、発泡剤、可塑剤、蛍
光剤、表面平滑剤、表面光沢改良剤などの各種添加剤を
製造工程中あるいはその後の加工工程において添加する
ことができる。 【0017】こうして得られた本発明による接着性樹脂
組成物は、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリ
アミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレートなどの有極性高分子材料、またガラスなど
各種の極性材料と強固に接着することができる。 【0018】本発明の接着性樹脂組成物を用い、公知の
加工技術を適用することにより、優れた接着性を有する
被覆体、積層体、強化樹脂など、各種の複合材料を製造
することができる。例えば積層体においては、流動浸漬
法、静電塗装法、溶射法などの粉体塗装法、溶液塗装法
、押出コーティング法、共押出法、ドライラミネート法
、加熱圧着法、インサート成形法、さらにはこれらの組
合せなどがその目的に応じて適用される。また、押出成
形法や、射出成形法などにより、充填剤強化樹脂や繊維
強化樹脂などを製造することができる。 【0019】 【実施例】以下に本発明を実施例を持って説明するが、
本発明はこれらによって限定されるものではない。次に
実施例における物性値の測定方法を以下に示す。 (1)メルトフローレート(MFR)JIS K67
60に規定された方法による。(190℃)(2)曲げ
剛性率(単位:kg/cm2 )ASTM−D747に
規定された方法により測定した。 (3)エチレン共重合体(A)の無水マレイン酸の共重
合量(重量%)試料の少量を加熱キシレンに溶解させ無
水アセトンで沈澱させることにより精製させた後、再度
キシレン溶液とし、フェノールフタレインを指示薬に用
いて加温下(110から120℃)に、NaOHメタノ
ール溶液により滴定して求めた。 (4)エチレン共重合体(A)のα,β−不飽和カルボ
ン酸アルキルエステルの共重合量(重量%)試料からプ
レスシートを作製し、赤外吸収スペクトル測定により1
750cm−1付近に現れるエステルのC=Oの特性吸
収の吸光度を厚みで補正して、検量線法により求めた。 (5)示差走査熱量計(DSC)での融解熱量パーキン
エルマー社製DSC−4を用いた。熱プレスにより作成
した厚さ約0.5mmのシートから切り出した約10m
mgの試片をDSC測定用サンプルパンにいれ、DSC
中で150℃で5分間プレメルトし、5℃/分で50℃
まで降温し、5分間保持した後5℃/分の速度で200
℃まで昇温しサーモグラムを得る。これより、試料1g
当りの融解熱量(cal/g)を求めた。 (6)接着強度(単位:g/15mm)接着後のフィル
ムをMD方向に15mm巾に切断し、試験片の接着部分
の一端をあらかじめ剥離させ、両端を引張試験機のつか
みに取り付ける。この試験片を引張試験機で200mm
/分の速度で引張り、T剥離をおこなったときの強度を
求めた。 【0020】実施例1 エチレン共重合体(A)としてエチレン−アクリル酸エ
チル−無水マレイン酸共重合体(重量比85/12/3
重量%、MFR=3g/10分−BD−1)20重量%
、結晶性ポリエチレン系樹脂(B)として、メルトフロ
ーレートが13g/10分、密度0.965g/cm3
、DSCでの融解熱量47.3cal/gの高密度ポ
リエチレン(HDPE)40重量%、および非晶性また
は低結晶性オレフィン系共重合体ゴム(B)としてメル
トフローレートが8g/10分、ムーニー粘度(ML1
+4 100℃)が12、密度0.87g/cm3 、
DSCでの融解熱量が0であるエチレンープロピレン共
重合体ゴム(EPR−1)40重量%をヘンシェルミキ
サーで均一に混合した後、30mmφ二軸押出機(TE
X30;日本製鋼所製)にて溶融混練をおこなった。温
度200℃、平均滞留時間1.0分で溶融混練し、接着
性樹脂組成物を得た。この接着性樹脂組成物を共押出加
工法によりエチレン−ビニルアルコール共重合体〔クラ
レ社製;エバール EP−F(EVOH−F)〕との
2種2層フィルムを作製した。加工温度230℃、加工
速度15m/min、ダイ巾250mm、各層の厚みは
0.025mmである。両樹脂間の接着強度をT剥離法
により測定したところ235g/15mm巾であった。 結果を表1に示す。 【0021】比較例1〜4、実施例2〜3実施例1にお
いて各成分の重量比を表1に示した割合にした以外は実
施例1と同様の方法を繰り返した。結果は表1に示す通
りであった。 【0022】実施例4 実施例1において、エチレン共重合体(A)として、B
D−1に代えてエチレン−アクリル酸エチル−無水マレ
イン酸共重合体(重量比95/3/2重量%、MFR=
2g/10分−BD−2)を用いた以外は実施例1と同
様の方法を繰り返した。結果は表2に示す通りであった
。 【0023】比較例5〜7、実施例5〜6実施例4にお
いて各成分の重量比を表2に示した割合にした以外は実
施例4と同様の方法を繰り返した。結果は表2に示す通
りであった。 【0024】実施例7 実施例3において、結晶性ポリエチレン系樹脂(B)と
して、HDPEに代えてメルトフローレートが8g/1
0分、密度0.925g/cm3 、融解熱量31ca
l/gの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)を用
いた以外は実施例3と同様の方法を繰り返した。結果は
表3に示す通りであった。 【0025】実施例8〜10 実施例3において、被着体を、EVOH−Fに代えてそ
れぞれEVOH−E(クラレ社製;エバール EP−
E、加工温度230℃)、ポリアミド(PA)(東レ社
製;CM1021、加工温度240℃)および共重合ポ
リアミド(共重合PA)(宇部興産製;5033B、加
工温度210℃)とした以外は実施例3の方法を繰り返
した。この結果は表3に示す通りであった。 【0026】比較例8 実施例3において、HDPEに代えてメルトフローレー
トが230℃で9g/10分、密度0.90g/cm3
のポリプロピレン(PPr)(住友化学社製;住友ノ
ーブレン AW564)を用いた以外は実施例3と同
様の方法を繰り返した。結果は表3に示す通りであった
。 【0027】比較例9 比較例8においてEPR−1に代えてメルトフローレー
トが0.4g/10分、ムーニー粘度(ML1+4 1
00℃)が65、密度0.87g/cm3 、融解熱量
0cal/gのエチレンープロピレン共重合体(EPR
−2)を用い、各成分の重量比を表3に示した割合にし
た以外は比較例8と同様の方法を繰り返した。結果は表
3に示す通りであった。 【0028】 【0029】 【0030】 【0031】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によるエチレ
ン−α,β−不飽和カルボン酸アルキルエステル−無水
マレイン酸共重合体に対して高剛性成分および低剛性成
分を特定の割合でブレンドして得られる接着性樹脂組成
物は、極性材料との接着性を大幅に向上するものであり
、工業的に極めて有用である。
るエチレン共重合体からなる接着性樹脂組成物に関する
。さらに詳しくは無水マレイン酸を含有するエチレン共
重合体、エチレン単独重合体またはエチレンと炭素数3
以上のα−オレフィンとの共重合体でエチレン含量が9
0重量%以上である結晶性ポリエチレン系樹脂および非
晶性または低結晶性オレフィン系共重合体ゴムを一定割
合で配合してなる接着性樹脂組成物に関するものであり
、有極性高分子材料などの極性材料との接着性に優れた
樹脂組成物を提供することを目的とするものである。 【0002】 【従来の技術】周知のようにポリエチレンやポリプロピ
レンによって代表されるポリオレフィンは種々の優れた
物理的および化学的性質、機械的性質ならびに成形加工
性を有しており、また安価なことと相俟って数多くの産
業分野において広く使用されている。しかし、これらの
ポリオレフィンは無極性であるがために金属、ガラス、
有極性高分子材料などの極性材料との複合化が困難であ
るという欠点がある。この欠点を改良するためにオレフ
ィン系重合体に極性基を含有するモノマーを共重合させ
ることなどが広く知られている。しかし、これら共重合
体でも接着力は十分であるとはいいがたく、また耐熱性
も不十分である。そのため特表昭63−500179号
公報ではこれら共重合体とポリオレフィンのブレンドに
関する提案がなされている。また特開昭60−6324
0号公報ではエラストマーとのブレンドに関する提案が
なされている。しかしこれら組成物の接着強度は必ずし
も充分ではなく、またエラストマーを多くブレンドする
と接着強度はやや向上するものの、機械的強度が低下し
、さらにフィルム化した場合のブロッキング性、及び耐
溶媒性も低下する。また、特開昭62−263241号
公報では、極性基を含有するエチレン共重合体、ポリプ
ロピレンおよびオレフィン系共重合体ゴムからなる組成
物が提案されている。しかしながら、該組成物において
も、有極性高分子材料などの極性材料との接着性は未だ
不充分であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の課題
を解決し、極性材料との接着強度に優れた樹脂組成物を
提供するものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、無水マレ
イン酸を含有するエチレン共重合体と結晶性ポリエチレ
ン系樹脂を溶融混練した樹脂について、ブレンド樹脂の
種類や割合など、種々検討した結果、接着強度発現のた
めには高剛性成分と低剛性成分の存在が必須であり、さ
らに接着性組成物としての剛性にも最適値が存在するこ
とを見い出した。接着強度は剥離時に吸収されるエネル
ギーが大きいほど強いことが知られているが、このエネ
ルギーは剥離点に作用する応力と変形の積として表すこ
とができる。ここで接着性樹脂組成物の剛性が低すぎる
と作用する応力が小さくなり、逆に高すぎると変形がほ
とんど起こらないため最適な剛性が存在することが、種
々の検討より明らかとなった。また高剛性成分と低剛性
成分の役割については、これらの成分の存在によって変
形の様式が弾性変形から塑性変形と変化し、これによっ
て剥離エネルギーの消費をさらに促し、剥離し難くなっ
ていることも明らかとなった。以上のようにして、無水
マレイン酸を含有するエチレン共重合体に、高剛性成分
として結晶性ポリエチレン系樹脂、低剛性成分として非
結晶性または低結晶性オレフィン系共重合体ゴムを一定
割合加え溶融混練することにより接着性のすぐれた接着
性樹脂組成物が得られることを見い出し本発明に到達し
た。 【0005】すなわち本発明は、エチレン、α,β−不
飽和カルボン酸アルキルエステルおよび無水マレイン酸
とからなるエチレン共重合体(A)2〜98重量%、エ
チレン単独重合体またはエチレンと炭素数3以上のα−
オレフィンとの共重合体でエチレン含量が90重量%以
上である結晶性ポリエチレン系樹脂(B)2〜98重量
%、およびエチレンと炭素数3以上のα−オレフィンと
の非晶性または低結晶性オレフィン系共重合体ゴム(C
)2〜50重量%からなることを特徴とする接着性樹脂
組成物に関するものである。 【0006】本発明に使用されるエチレン共重合体(A
)としては、その単量体成分が、エチレン、α,β−不
飽和カルボン酸アルキルエステル、および無水マレイン
酸から成り、エチレンが50から90重量%、好ましく
は60から85重量%、α,β−不飽和カルボン酸アル
キルエステルが0から49重量%、好ましくは0から3
0重量%、さらに好ましくは3から25重量%、無水マ
レイン酸が0.5から10重量%、好ましくは1から5
重量%である。α,β−不飽和カルボン酸アルキルエス
テルは炭素数が3から8個の不飽和カルボン酸、例えば
、アクリル酸、メタクリル酸などのアルキルエステルで
あって、具体例としては、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸イソプ
ロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸t−ブチル
、アクリル酸イソブチル、メタクリル酸メチル、メタク
リル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル
酸イソプロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル
酸t−ブチル、およびメタクリル酸イソブチルなどがあ
り、これらのうちでも特に、アクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、メタクリル酸メチ
ルが好ましい。 【0007】またエチレン共重合体(A)のメルトフロ
ーレートは特に制限されるものではないが、好ましくは
0.5〜200g/10分、さらに好ましくは1〜50
g/10分である。 【0008】本発明に使用される結晶性ポリエチレン系
樹脂(B)とは、エチレン単独重合体またはエチレンと
炭素数3以上のα−オレフィンの共重合体で、かつエチ
レン含量が90重量%以上である重合体である。α−オ
レフィンとしては、プロピレン、ブテン−1、ペンテン
−1、ヘキセン−1、4−メチル−ペンテン−1、オク
テンク−1等が例示され、これらを混合して用いてもよ
い。具体的には、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、エチレン−ブテン−1共重合体、エチレン−ヘキ
セン−1共重合体、エチレン−4−メチル−ペンテン−
1共重合体、エチレン−オクテン−1共重合体等の直鎖
状低密度ポリエチレンなど各種エチレン単独重合体、お
よび共重合体が使用できる。またこれらのポリエチレン
系樹脂は2種類以上のものを混合して使用することもで
きる。 【0009】また、本発明において結晶性ポリエチレン
系樹脂(B)のDSCの融解熱量は好ましくは20ca
l/g以上、さらに好ましくは30cal/g以上であ
り、曲げ剛性率は、好ましくは1500kg/cm2
以上、さらに好ましくは2000kg/cm2 以上で
ある。 【0010】本発明に使用されるエチレンと炭素数3以
上のα−オレフィンとの非晶性または低結晶性オレフィ
ン系共重合体ゴム(C)のα−オレフィンとしては、前
述したものが挙げられるが、これらのなかでもプロピレ
ン、ブテン1−、4−メチル−ペンテン−1、ヘキセン
1−などが好ましく、これらを混合して用いることも可
能である。また、少量(3重量%以下)の非共役ジエン
を含有してもよい。また、本発明において非晶性または
低結晶性オレフィン系共重合体ゴム(C)のDSCの融
解熱量は、好ましくは20cal/g未満、さらに好ま
しくは15cal/g以下である。また曲げ剛性率は、
好ましくは1500kg/cm2 未満、さらに好まし
くは1000kg/cm2 以下である。このうちエチ
レン−プロピレン共重合体ゴムを用いるのが最も好まし
い。 【0011】本発明の接着性樹脂組成物において、各成
分の配合量としては、エチレン共重合体(A)は、2〜
98重量%、好ましくは5〜95重量%、さらに好まし
くは5〜90重量%であり、結晶性ポリエチレン系樹脂
(B)は、2〜98重量%、好ましくは5〜95重量%
、さらに好ましくは5〜90重量%であり、非晶性また
は低結晶性オレフィン系共重合体ゴム(C)は、2〜5
0重量%、好ましくは5〜40重量%、さらに好ましく
は5〜30重量%である。 【0012】こうして得られた接着性樹脂組成物の曲げ
剛性率は、好ましくは500から2500kg/cm2
、さらに好ましくは500から2000kg/cm2
の範囲である。 【0013】ここで(B)成分の添加量が2重量%未満
もしくは、98重量%を超えると接着性が十分発揮され
ない。 【0014】また(C)成分の添加量が2重量%未満で
は接着性が低下し、50重量%を超えると接着性が発揮
されないばかりか機械的性質も悪化する。さらにフィル
ム化した場合のブロッキング性、及び耐溶媒性も低下す
る。 【0015】本発明による接着性樹脂組成物の製造方法
としては、例えば、エチレン共重合体(A)、結晶性ポ
リエチレン系樹脂(B)、および非晶性または低結晶性
オレフィン系共重合体ゴム(C)の共存下で、150〜
300℃、好ましくは190〜280℃の温度、0.3
〜10分好ましくは、0.5〜5分の滞留時間で押出機
、バンバリーミキサー、ニーダーなどを用いる溶融混練
法がある。工業的には一軸または二軸押出機によって、
連続的に製造する方法が有利である。また場合によって
はペレット状態でブレンドしておき、成形加工時に溶融
混合して使用することもできる。 【0016】また本発明の接着性樹脂組成物に対し、必
要に応じて酸化防止剤、熱安定剤、光安定剤、造核剤、
滑剤、帯電防止剤、無機または有機系充填剤、無機また
は有機系着色剤、防錆剤、架橋剤、発泡剤、可塑剤、蛍
光剤、表面平滑剤、表面光沢改良剤などの各種添加剤を
製造工程中あるいはその後の加工工程において添加する
ことができる。 【0017】こうして得られた本発明による接着性樹脂
組成物は、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリ
アミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレートなどの有極性高分子材料、またガラスなど
各種の極性材料と強固に接着することができる。 【0018】本発明の接着性樹脂組成物を用い、公知の
加工技術を適用することにより、優れた接着性を有する
被覆体、積層体、強化樹脂など、各種の複合材料を製造
することができる。例えば積層体においては、流動浸漬
法、静電塗装法、溶射法などの粉体塗装法、溶液塗装法
、押出コーティング法、共押出法、ドライラミネート法
、加熱圧着法、インサート成形法、さらにはこれらの組
合せなどがその目的に応じて適用される。また、押出成
形法や、射出成形法などにより、充填剤強化樹脂や繊維
強化樹脂などを製造することができる。 【0019】 【実施例】以下に本発明を実施例を持って説明するが、
本発明はこれらによって限定されるものではない。次に
実施例における物性値の測定方法を以下に示す。 (1)メルトフローレート(MFR)JIS K67
60に規定された方法による。(190℃)(2)曲げ
剛性率(単位:kg/cm2 )ASTM−D747に
規定された方法により測定した。 (3)エチレン共重合体(A)の無水マレイン酸の共重
合量(重量%)試料の少量を加熱キシレンに溶解させ無
水アセトンで沈澱させることにより精製させた後、再度
キシレン溶液とし、フェノールフタレインを指示薬に用
いて加温下(110から120℃)に、NaOHメタノ
ール溶液により滴定して求めた。 (4)エチレン共重合体(A)のα,β−不飽和カルボ
ン酸アルキルエステルの共重合量(重量%)試料からプ
レスシートを作製し、赤外吸収スペクトル測定により1
750cm−1付近に現れるエステルのC=Oの特性吸
収の吸光度を厚みで補正して、検量線法により求めた。 (5)示差走査熱量計(DSC)での融解熱量パーキン
エルマー社製DSC−4を用いた。熱プレスにより作成
した厚さ約0.5mmのシートから切り出した約10m
mgの試片をDSC測定用サンプルパンにいれ、DSC
中で150℃で5分間プレメルトし、5℃/分で50℃
まで降温し、5分間保持した後5℃/分の速度で200
℃まで昇温しサーモグラムを得る。これより、試料1g
当りの融解熱量(cal/g)を求めた。 (6)接着強度(単位:g/15mm)接着後のフィル
ムをMD方向に15mm巾に切断し、試験片の接着部分
の一端をあらかじめ剥離させ、両端を引張試験機のつか
みに取り付ける。この試験片を引張試験機で200mm
/分の速度で引張り、T剥離をおこなったときの強度を
求めた。 【0020】実施例1 エチレン共重合体(A)としてエチレン−アクリル酸エ
チル−無水マレイン酸共重合体(重量比85/12/3
重量%、MFR=3g/10分−BD−1)20重量%
、結晶性ポリエチレン系樹脂(B)として、メルトフロ
ーレートが13g/10分、密度0.965g/cm3
、DSCでの融解熱量47.3cal/gの高密度ポ
リエチレン(HDPE)40重量%、および非晶性また
は低結晶性オレフィン系共重合体ゴム(B)としてメル
トフローレートが8g/10分、ムーニー粘度(ML1
+4 100℃)が12、密度0.87g/cm3 、
DSCでの融解熱量が0であるエチレンープロピレン共
重合体ゴム(EPR−1)40重量%をヘンシェルミキ
サーで均一に混合した後、30mmφ二軸押出機(TE
X30;日本製鋼所製)にて溶融混練をおこなった。温
度200℃、平均滞留時間1.0分で溶融混練し、接着
性樹脂組成物を得た。この接着性樹脂組成物を共押出加
工法によりエチレン−ビニルアルコール共重合体〔クラ
レ社製;エバール EP−F(EVOH−F)〕との
2種2層フィルムを作製した。加工温度230℃、加工
速度15m/min、ダイ巾250mm、各層の厚みは
0.025mmである。両樹脂間の接着強度をT剥離法
により測定したところ235g/15mm巾であった。 結果を表1に示す。 【0021】比較例1〜4、実施例2〜3実施例1にお
いて各成分の重量比を表1に示した割合にした以外は実
施例1と同様の方法を繰り返した。結果は表1に示す通
りであった。 【0022】実施例4 実施例1において、エチレン共重合体(A)として、B
D−1に代えてエチレン−アクリル酸エチル−無水マレ
イン酸共重合体(重量比95/3/2重量%、MFR=
2g/10分−BD−2)を用いた以外は実施例1と同
様の方法を繰り返した。結果は表2に示す通りであった
。 【0023】比較例5〜7、実施例5〜6実施例4にお
いて各成分の重量比を表2に示した割合にした以外は実
施例4と同様の方法を繰り返した。結果は表2に示す通
りであった。 【0024】実施例7 実施例3において、結晶性ポリエチレン系樹脂(B)と
して、HDPEに代えてメルトフローレートが8g/1
0分、密度0.925g/cm3 、融解熱量31ca
l/gの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)を用
いた以外は実施例3と同様の方法を繰り返した。結果は
表3に示す通りであった。 【0025】実施例8〜10 実施例3において、被着体を、EVOH−Fに代えてそ
れぞれEVOH−E(クラレ社製;エバール EP−
E、加工温度230℃)、ポリアミド(PA)(東レ社
製;CM1021、加工温度240℃)および共重合ポ
リアミド(共重合PA)(宇部興産製;5033B、加
工温度210℃)とした以外は実施例3の方法を繰り返
した。この結果は表3に示す通りであった。 【0026】比較例8 実施例3において、HDPEに代えてメルトフローレー
トが230℃で9g/10分、密度0.90g/cm3
のポリプロピレン(PPr)(住友化学社製;住友ノ
ーブレン AW564)を用いた以外は実施例3と同
様の方法を繰り返した。結果は表3に示す通りであった
。 【0027】比較例9 比較例8においてEPR−1に代えてメルトフローレー
トが0.4g/10分、ムーニー粘度(ML1+4 1
00℃)が65、密度0.87g/cm3 、融解熱量
0cal/gのエチレンープロピレン共重合体(EPR
−2)を用い、各成分の重量比を表3に示した割合にし
た以外は比較例8と同様の方法を繰り返した。結果は表
3に示す通りであった。 【0028】 【0029】 【0030】 【0031】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によるエチレ
ン−α,β−不飽和カルボン酸アルキルエステル−無水
マレイン酸共重合体に対して高剛性成分および低剛性成
分を特定の割合でブレンドして得られる接着性樹脂組成
物は、極性材料との接着性を大幅に向上するものであり
、工業的に極めて有用である。
Claims (1)
- 【請求項1】エチレン50〜90重量%、α,β−不飽
和カルボン酸アルキルエステル0〜49重量%および無
水マレイン酸0.5〜10重量%とからなるエチレン共
重合体(A)2〜98重量%、エチレン単独重合体また
はエチレンと炭素数3以上のα−オレフィンとの共重合
体でエチレン含量が90重量%以上である結晶性ポリエ
チレン系樹脂(B)2〜98重量%、およびエチレンと
炭素数3以上のα−オレフィンとの非晶性または低結晶
性オレフィン系共重合体ゴム(C)2〜50重量%から
なることを特徴とする接着性樹脂組成物。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3088008A JPH04320440A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 接着性樹脂組成物 |
| DE69203275T DE69203275T2 (de) | 1991-04-19 | 1992-04-14 | Klebstoffzusammensetzung auf der Basis von Ethylenpolymeren. |
| EP92303328A EP0509750B1 (en) | 1991-04-19 | 1992-04-14 | Adhesive compositions comprising ethylenic polymers |
| CA002066302A CA2066302A1 (en) | 1991-04-19 | 1992-04-16 | Adhesive resin composition |
| US07/869,179 US5180784A (en) | 1991-04-19 | 1992-04-16 | Adhesive resin composition |
| KR1019920006485A KR920019897A (ko) | 1991-04-19 | 1992-04-17 | 접착성 수지 조성물 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3088008A JPH04320440A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 接着性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04320440A true JPH04320440A (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=13930791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3088008A Pending JPH04320440A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 接着性樹脂組成物 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5180784A (ja) |
| EP (1) | EP0509750B1 (ja) |
| JP (1) | JPH04320440A (ja) |
| KR (1) | KR920019897A (ja) |
| CA (1) | CA2066302A1 (ja) |
| DE (1) | DE69203275T2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100222141B1 (ko) * | 1996-01-11 | 1999-10-01 | 사또 아끼오 | 접착성 폴리에틸렌 조성물 및 이를 사용한 다층 적층필름 |
| US6627131B2 (en) * | 2001-02-09 | 2003-09-30 | Georgia-Pacific Resins, Inc. | Method for introducing an additive to a composite panel |
| JP3757844B2 (ja) * | 2001-10-19 | 2006-03-22 | ソニー株式会社 | 半導体製造方法 |
| US6846876B1 (en) * | 2003-07-16 | 2005-01-25 | Adherent Laboratories, Inc. | Low odor, light color, disposable article construction adhesive |
| US7871709B2 (en) * | 2005-09-07 | 2011-01-18 | Equistar Chemicals, Lp | Modified tie-layer compositions and improved clarity multi-layer barrier films produced therewith |
| US7910794B2 (en) | 2007-03-05 | 2011-03-22 | Adherent Laboratories, Inc. | Disposable diaper construction and adhesive |
| JP6068236B2 (ja) * | 2013-04-02 | 2017-01-25 | 富士フイルム株式会社 | 積層フィルム、太陽電池モジュール用バックシート及び太陽電池モジュール |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55121058A (en) * | 1979-03-14 | 1980-09-17 | Mitsui Petrochemical Ind | Multilayer laminated structure |
| JPS6063240A (ja) * | 1983-09-19 | 1985-04-11 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 積層物 |
| JPH06875B2 (ja) * | 1984-11-05 | 1994-01-05 | 住友化学工業株式会社 | ポリオレフイン組成物 |
| FR2587350B1 (fr) * | 1985-04-24 | 1987-10-30 | Charbonnages Ste Chimique | Compositions ternaires rigides a resistance au choc amelioree, un procede pour leur preparation et articles obtenus |
| JPH0730217B2 (ja) * | 1986-05-08 | 1995-04-05 | 住友化学工業株式会社 | 熱可塑性エラストマ−組成物 |
| EP0312664A1 (en) * | 1987-10-22 | 1989-04-26 | Elf Atochem S.A. | Impact-resistant thermoplastic composition having improved surface properties |
| US4957968A (en) * | 1988-08-09 | 1990-09-18 | Monsanto Company | Adhesive thermoplastic elastomer blends |
| FR2664283B1 (fr) * | 1990-07-05 | 1994-04-15 | Norsolor | Composition thermoplastique comprenant un copolymere a base d'ethylene et d'anhydride maleique, et articles industriels obtenus a partir d'une telle composition. |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP3088008A patent/JPH04320440A/ja active Pending
-
1992
- 1992-04-14 DE DE69203275T patent/DE69203275T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-04-14 EP EP92303328A patent/EP0509750B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-16 CA CA002066302A patent/CA2066302A1/en not_active Abandoned
- 1992-04-16 US US07/869,179 patent/US5180784A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-04-17 KR KR1019920006485A patent/KR920019897A/ko not_active Abandoned
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0509750B1 (en) | 1995-07-05 |
| KR920019897A (ko) | 1992-11-20 |
| DE69203275T2 (de) | 1995-11-02 |
| DE69203275D1 (de) | 1995-08-10 |
| EP0509750A1 (en) | 1992-10-21 |
| CA2066302A1 (en) | 1992-10-20 |
| US5180784A (en) | 1993-01-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2917546B2 (ja) | 接着性樹脂組成物 | |
| US7687575B2 (en) | Propylene elastomer-containing adhesive blends | |
| US6177516B1 (en) | Adhesives and composite structures formed therewith | |
| US4426498A (en) | Polyethylene composition comprising lldpe and rubber | |
| US4376845A (en) | Three-component polymer blends and adhesive films prepared therefrom | |
| CA1188025A (en) | Adhesive resin composition including unsaturated carboxylic acid reacted mixture of lldpe and synthetic rubber | |
| CN101821351A (zh) | 粘合膜或片材 | |
| JPH04320440A (ja) | 接着性樹脂組成物 | |
| JPH056578B2 (ja) | ||
| US7198852B1 (en) | Graft copolymer mixture with improved properties and the use thereof as an adhesion promoter | |
| JP2846451B2 (ja) | 接着性樹脂組成物 | |
| JPS6148526B2 (ja) | ||
| JP7708115B2 (ja) | 接着剤組成物、フィルム状接着剤及び多層フィルム | |
| JP2505022B2 (ja) | 重合体組成物およびこの重合体組成物を用いた積層体 | |
| JPH0297542A (ja) | 接着性熱可塑性エラストマー組成物 | |
| JP2518564B2 (ja) | 多層積層構造材 | |
| JPH0157673B2 (ja) | ||
| JP2021070261A (ja) | 積層フィルム、その製造方法、およびその用途 | |
| JPH06182922A (ja) | 積層体 | |
| JPS5914058B2 (ja) | ナイロンとの接着性良好なポリオレフィン組成物 | |
| JP3192753B2 (ja) | グラフト変性体組成物およびそれを用いた接着剤 | |
| JP2003027043A (ja) | 高周波融着性に優れたシール材料 | |
| WO2013070502A1 (en) | Multilayer polymer structure | |
| JPS598299B2 (ja) | ポリオレフイン系可剥性保護フイルム | |
| JPS6131445A (ja) | 樹脂組成物 |